山本弘トンデモ資料展
2007年度版1-D


前のページへ このコンテンツの
年度別一覧ページへ
次のページへ

[トンデモ・疑似・エセ科学(w)] トピック
2007年05月16日
00:36
 超魔術VS超能力
  あかし
フジTVで今夜放送されたフジTVで今夜放送された『超魔術VS超能力!!これは奇跡か!』で,中国最強の超能力者「王強」が透視実験に挑戦していました.テロップに沿って再現しましょう.

● スタジオ内には隠しカメラ・鏡などトリックに用いる要素は一切ない.
● 指定された紙に漢字1文字を2枚,5人で合計10枚のサンプルを作る.
● 出来上がった紙は中が見えない様に,全く同じ形・大きさに折りテープで止める.
● サンプルを透明なケースに入れて混ぜ,誰が書いたサンプルかわからなくする.
● サンプルに触れる人間・宮川大輔は上半身裸になりサンプルを2個選ぶ.(すり替えができないように)
● 透明なボードを挟む事で王強の側からサンプルに触れることはできない.(そのボードにサンプルを貼る)
● 透視するまで番組収録は続けられる.

一回目の実験では,
 空(サンプル)→北(透視結果)
 冬(サンプル)→心(透視結果)
と外してしまい,再チャレンジ.

3つめも,「星→天」と外してしまうが,4つめで見事「振」を的中!実験は大成功!

----------------------------------------------
さてさて,この実験にはいくつかの問題点があります.

● サクラが一人でもいれば私にもできます.あらかじめ打ち合わせておいたいくつかの文字を紙に書いてもらい,それを透視結果として書けば,
 「透視するまで番組収録は続けられる」
とあるので,いつか必ず実験は成功します.今回のように4回も透視すればほとんど当たりますね.

● 残ったサンプルはそのままにしていますが,これも全て開けるべきです.もしサクラを使っていたならば,外した透視結果の文字が残りのサンプルに書かれているので,不正がすぐに発覚します.

● そもそもサクラが介在する可能性のある人間に何故わざわざ書かせるのでしょうか?PCでランダムにプリント出力したものを使えばそれですむはずです.

● サンプルをボードに貼るときには裸なのに,そのサンプルをはがす堺正章は服を着ているので,やろうと思えばすり替えが可能です.

そしてなんと言っても最大の問題点は,あのやらせ問題のあるあるのフジの番組で,あるあるの堺正章が司会をやっているということでしょうか. (^^

マリックも「このようなことは通常実験室でやるのですが」言っていたように,第三者が検証できずいくらでも不正できるような環境でやったことを全国放送するのは問題ありすぎですね.「あるある」の体質はかわらないのですね.

ところでマリックは何のために出てきたの?

書き込み
全てを表示  [ 1 2 3 4 ]  最新の10件を表示
2007年05月16日
00:49
    1:  ながぴい
くっそ~、見逃した!
ってか、普段テレビ見ないし…
今後は見るべきか?

なんだか非常に腹立たしい番組のようだが。
2007年05月16日
00:57
    2:  がーこ と かぱちゅー
>ところでマリックは何のために出てきたの?
超魔術見せに来たのでしょう。
超能力 V.S. 超魔術なんだし。
2007年05月16日
01:08
    3:  あかし
http://www.ontvjapan.com/genre/detail.php3?tikicd=2208&hsid=200705150006015
「マリック自身が認める超能力者を検証する。」
って書いてあるんだけど,ぜんぜん検証してないな.
2007年05月16日
10:13
    4:  たさか(@どらみ)
 ずっと昔、プリンセステンコーさんが似たような手品を「いいとも!」で披露したときに、「手品師がこれをやれば手品、超能力者(を自称する人)がやれば超能力ってことです」とはっきり言ってました。
 超能力者の手法もつまりは手品のトリックってことなんだと思います。
2007年05月16日
10:22
    5:  にゅー
 私は番組を見ていないのですが、「kikulog」でのTAKESANさんの投稿(報告)を見る限りだと、相当酷い内容のようですね。マリックもマジシャンとして「罪を犯した」と言えると思います。
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1174664565#CID1179223734
2007年05月16日
10:58
    6:  竜@コンプネット
某イリュージョンのように撮影スタッフ全員がサクラの可能性
2007年05月16日
12:24
    7:  ながぴい
う~ん、
こういう番組もきちんと批判できるように、
わしも今後は録画して見たほうがいいかなぁ…
2007年05月16日
12:51
    8:  ROCKY
> 超能力者の手法もつまりは手品のトリックってことなんだと思います。
ところが「あれは手品師の手品だけども、こっちは超能力者の超能力」
とか本気で言い張る人がいるんですよね、困ったことに。
超能力である証拠にはときどき上手く行かないことがある、とか言って。
下手糞な手品師は超能力者なんかい!(いや実際ユリ・ゲラーなんかがそうだけど)
2007年05月16日
13:17
    9:  たさか(@どらみ)
>下手糞な手品師は超能力者なんかい!

 わはは。でも、たとえへぼでも、手品師が「これはタネも仕掛けもある手品です」と称しているだけずっとましですよね。

 ユリ・ゲラーってわかりやすかったですよね、ほんと。
2007年05月16日
14:51
   10:  QР亭主人
ユリ・ゲラーが本国で訴えられましたが、こういう番組の検証(のためのyoutubeアップなど)はフェアユースとして著作権の例外とすべきと思いますね。

法案通らないだろうけど。
2007年05月16日
16:34
   11:  ンチャ
マリックも以前、「これはマジックではありません。大魔術です。」と言って手品をやり、後で弟子の人から暴露本を書かれ落ち目になった経緯がありますね。

ただ、マリックの伝記を読むと、幼い頃かなり感が鋭かったようですね。
私も現実に、大人を驚かすくらい勘の鋭い子や、前世のことを語る子と会ったときは、とても驚きましたがね。前世のことを語ったのは、私の知り合いの子だったので、なお驚きました。
あれは、いったいどういうトリック(悪い意味ではなく、本当の理由といった意味で)なんだろう、、、。
2007年05月16日
19:04
   12:  はるすみれ
たぶん、本当に自分の前世を語ったり、超能力のある人はいると思います。いてほしい。
でも、たぶん、テレビにでた段階で、その人は偽者ですね。
私はそう思います。
だから、トリック、マジック、超能力物はだいきらい!(私が嫌いでも、べつに、どうという事はないのですが....。(*^^)v)
2007年05月16日
23:09
   13:  品地
ビデオで見ました。

検証の仕方については、やはりとても科学的とは言えないものでしたが・・・

僕としてはむしろ、全盲の少年のエコーロケーション能力に注目しました。あれがヤラセでないのならば、素直にたいした能力だと思います。

メカニズムも信憑性すらも怪しい透視実験なぞやるよりは、あの少年の脳波でも測って、新たな脳の能力の開発やら、盲人用エコーロケーション装置の開発にでも役立ててほしいものです。
2007年05月17日
03:08
   14:  黒影
王強のイカサマネタって山本弘さんの「超能力を10倍楽しむ本」でも暴かれてましたよね。
いまさらこんなイカサマ師を使うとは厚顔無恥な…
2007年05月17日
12:45
   15:  Tad
この番組、あいにく見ていないのですが、同様の番組でいつも感じる疑問。
「振」みたいな結構ややこしい漢字が「透視」できるのならば、なんで「冬→心」などという類字でもない間違いを犯すんですかね?
類字の間違いを含めてほぼ100%の的中率か、分からないときは「見えません」というのならばまだ分かるのですが。
2007年05月17日
14:34
   16:  あやっちょ
全盲の人がエコーロケーション的な能力を獲得する事があるというのはけっこういろんなところで見聞きする話ですが、ちゃんとしたソースとかあるんですかね?
2007年05月18日
16:22
   17:  たさか(@どらみ)
 ウィキがソースで申し訳ないんですが、反響定位の項目に、アメリカでは全盲の人に訓練して成果をあげている「らしい」と言う文章がありました。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E9%9F%BF%E5%AE%9A%E4%BD%8D
2007年05月18日
16:26
   18:  島袋
>17

反響定位を使った盲人の訓練

以前、どこかで全盲の黒人少年の記事を見たことがあります。小さい頃から専門家のプログラムによる訓練を受け、今では杖を使わずに歩けるどころか、テレビゲームを楽しめるほどの能力を獲得したとか。そんな話でした。やはりアメリカでの話題だったと思います。



2007年05月18日
16:33
   19:  くるむほるん
おお、デアデビルではありませんかw
2007年05月18日
19:59
   20:  ゆーるまる
アメリカの白人少年が日本の格闘ゲーマー達に挑んで素晴らしい戦績をあげたって番組を見ました

その少年は全盲です

本人はインタビューで「音で判断する」と言ってましたね~
その少年は特別なプログラムなどせずに「ゲームが好きでこうなった」との事です
2007年05月18日
20:07
   21:  れー。
いつだったか朝のワイドショーで、日本人で、全盲の同じく格闘ゲームの達人が紹介されていたのを見た記憶があります。

やはり、音で判断している、とコメントしていました。
2007年05月18日
20:44
   22:  あやっちょ
その場合の「音」はゲーム中の効果音ですよね?
エコーロケーションとは関係ない?
2007年05月18日
20:49
   23:  れー。
僕の挙げた話は、確かにエコーロケーションとは別の話です。
エコーロケーションの方がまだしも感覚的に理解しやすいな、と思いながら当時見ていました。

全盲の方が格ゲーをやるって、音ゲーでアクションをやるような感覚なんでしょうか。
や、音ゲー自体をやったことがないんですけど。
2007年05月18日
21:20
   24:  Michael
>ゆーるまるさん

 その番組は、去年の二月に放映された「記憶のチカラIII」ですね。僕も見ました。
 しかし映像を見る限り、ブライス・メレン君はとくに強いわけではないです。もちろん盲目であれだけプレイできるのは大したものなんですが、彼が「素晴らしい戦績」を上げることができたのは、日本人ゲーマーたちが全然慣れていないと思われるMortal Kombat Deceptionでの対戦だった上に、明らかに日本人の側が手を抜いていたからです(単に下手だった可能性もありますが)。
 番組の都合上、「アメリカの座頭市が日本最強のゲーマーたちに圧勝!」という展開にしたかったんでしょう。ちなみにこの番組、森昭雄教授も出演していました。要するに、アホが企画したアホな番組です。

 ちなみにストII全盛の頃、僕も画面を見ないで対戦したことがあります。僕がリュウで相手が春麗だったんですが、ひたすら昇龍拳を連発したり適当にジャンプ攻撃したりするだけでそこそこ戦えました。もちろん、相手が全くの初心者だったからこそできたことです。

 れー。さんの言われる番組は見たことがありませんが、「達人」というのはまず間違いなく誇張かと。
2007年05月18日
21:34
   25:  れー。
やっぱり誇張ですかね… だとしたらちょっと残念です。

記憶にある限りでは、そこまで単調なプレイスタイルではありませんでしたが、僕自身は格ゲーは全くできないので、なんとも。
対戦相手の情報を思い出せないのが悔しい。
2007年05月18日
21:45
   26:  Michael
 ゲームによってある程度事情は違ってきますが、音だけじゃ相手の現在位置さえ把握できませんからね。それで達人なみに戦えたら、それこそ超能力者ですよ。
2007年05月19日
00:25
   27:  ゆーるまる
でもまあ、いくら日本に出回って無いモーコンとはいえ、あそこまで出来れば凄いもんだと思います

実際戦った人達はモーコン初心者とはいえ格闘ゲーマーとしては一流な訳ですから…本当の意味での「初心者」とは違うと私は判断しました

…ここまでくると完全にトピ違いですね(汗

失礼しましたm(_ _)m
2007年05月19日
01:37
   28:  George@(=ω=.)
格闘ゲームを作っていた側のものですが、対コンピュータ戦はともかく、
対人戦で音だけを情報源としてプレイして上級者とまともに渡り合うのは
無理です。


モータルコンバットは操作にかなりクセのあるゲームで、
日本の格闘ゲームに慣れていると、逆にやり難い側面もあります。
2007年05月19日
11:40
   29:  Michael
 YouTubeに件の番組の一部がアップされていたので見直してみましたが、やはりブライス・メレンのプレイはお世辞にもうまいとは言えないです。目が見えないのだから当然ですが。
 なんであんな茶番をやりたがるのかね。普通に彼に密着取材したほうがずっと面白くなったと思うんだけど。
2007年05月21日
11:44
   30:  George@(=ω=.)
なぜ音だけを情報源としてまともに対戦できないか、ざっと書きます。
ゲームタイトルによって多少異なる場合もありますが、だいたい
どのゲームでも共通すると思います。


1)距離感が掴めない

音だけでは相手と自分の距離が正確にわかりません。
パンチ、キック、その他攻撃は届く距離の限界があるので、それを
把握した上で相手に当てることができるかどうかの判断が必要だからです。


2)有利か不利かの状況判断ができない

相手の攻撃を防御できたとします。

ここで視覚情報があれば、相手がどのような攻撃を仕掛けてきたのか
判別して、その後の自分の行動に反映させることができます。

盲目の場合 「何かの技をガードした」 ということは 「防御の効果音」 から
知ることはできても、具体的にどの技をガードしたのかわかりません。

必殺技名を叫ぶタイプの技や、独特の効果音、発生からヒットまでの微妙な間が
ある技の場合は絞り込むこともできますが、完全な特定はできません。

技の種類によって、同じ防御音でも
・ガードしたあと反撃すべきケース
・ガードしても反撃すべきでないケース
と分かれてくるので、音だけで 「駆け引きレベル」 のプレイをすることは無理です。



以下のような場合は、「盲目でも強い」といいはることはできると思います。

・相手の行動に関係なく特定の技さえ出し続けていればそこそこ戦えてしまう
「バランスの悪いキャラ」を使った場合。

・相手がプレイするゲームの知識を持っておらず、初見での対処が難しい
技を出し続けた場合。

入力さえ間違えずに繰り返せばいいだけなので、盲目でも戦えているように
見えるでしょう。



…で、YouTubeで該当の動画を探して見ましたが…。
こりゃひどいですわ。

使われているゲームはMortal Kombat: Deceptionだと思いますが、
そもそもこれ日本で業務用も家庭用も発売されていないです。
出ている日本のプレイヤーは「ゲームセンターの有名人」で
使わされているのは「家庭用のコントローラ」
盲目の人が使っているのはいわゆる「強キャラ」のスコーピオンです。

茶番ですね。
2007年05月21日
13:31
   31:  George@(=ω=.)
まだまだ茶番要素がありました。

「記憶のチカラIII」 の放映内容によると

複数の日本人プレイヤーと次々に戦って勝ち抜いたことになっていますが、
ゲーム画面の「連勝記録」 を見ることで意図的な編集が入り放題だと
わかります。

・1戦目 盲目側に WINS:1
・2戦目 盲目側に WINS:1

その他の対戦画面
・日本人側に WINS:3
・盲目側に WINS:1
・表示なし

・トリの対戦 盲目側に WINS:1


放映された内容からわかることは
・日本人側は盲目側に3連勝している
・盲目側が連勝した映像はない


さらに、格闘ゲームの対戦は、「2ラウンド先取」ないし「3ラウンド先取」で
勝ちとするのが一般的ですが、放映されたのは「1ラウンド目ばかり」です。
番組後付の字幕でラウンド表記の部分が隠されていますが、
Mortal Kombatは通常ラウンドと決着ラウンドで終わり方が違うので
見分けがつきます。

つまり、「盲目側が日本人に勝ったラウンドだけ編集して、
連勝しているかのようにデッチ上げただけ」 という可能性が高いです。
2007年05月21日
14:37
   32:  あやっちょ
「テレビ番組は信用できない」って結論でいいですか?

エコーロケーション的能力の科学的な検証とかやってくれたら面白いと思うんですけど、でっちあげでも何でもとにかく視聴率を稼げればそれでいいってスタンスなんですかねえ?
日本大丈夫か。
2007年05月21日
15:41
   33:  にゅー
> でっちあげでも何でもとにかく視聴率を稼げればそれでいいってスタンスなんですかねえ?

 例えば「オーラの泉」の放送番組審査会のやり取りを見ると…。
http://company.tv-asahi.co.jp/banshin/banshin470.html

> あくまでも「トーク・インタビュー番組」という柱を失わないように制作している。

> 信じてしまう視聴者もいるということを念頭に置きながら、悪い影響が出ないよう配慮して制作している。今後も常識の範囲を考えながら慎重な番組作りを続けていきたい。

 微妙な表現ですが「霊能はあくまで演出」という意思が見てとれると思います。

 2番目の文なんか、どんなでっちあげをしてても使える文章だと思います。これはテレ朝ですけれども、どこのテレビ局も似たようなものではないでしょうか。
2007年05月21日
17:59
   34:  山本弘
 えー、ようやくビデオを見ることができました。
 みなさんがまだ気がついていない重大なツッコミどころをひとつ。

 王強、お前、なんで通訳介して話してるねん!?(笑)
 お前、日本語ペラペラのはずやろ! 『これマジ!?』で出演した時、ずうっと日本語で流暢に(ちょっと中国なまりはあったけど)話してたやんか!
 ひょっとして、日本語ができんふりしてるの?
 何のため?
 やっぱり通訳の人にいろいろ教えてもらうため? 
2007年05月22日
08:56
   35:  松阪剛志
テレビがやらせが多いか・・・という点ですが、実際は多いと思います。
番組はズレてしまうかもしれませんが、たまに「セロ」という外人がストリートマジックをよくやっていますが、いくつかヤラセっぽいことが耳に入ってきます。
一度、水族館の水槽に手を突っ込むというマジックやっていましたが、あの水族館にあんな水槽は無く、スタッフが穴が開いてる水槽と空いてない水槽をわざわざ持ち込んで、編集しまくってあの映像を作ったとかの内部暴露っぽいのも聞いたことはあります。
水槽の件はなんともいえませんが、道を歩いてる手ぶらの女性に「空のペットボトルもってないですか」とか、ありえない発言をして、スタッフがどこからともなくピカピカの空のペットボトルを差し出したのには笑いました。

実際にセロのマジックも可能なものも多いらしいのですが、ありえないようなものは、ヤラセの可能性が高いですね。
実際、ストリートマジックを撮るのに、全てを運に任せてカメラを回すというのも怖い気もします。

本当にやってるマジックとして見るか、単にショーとしてみるかなので、なんともいえませんが、日本人のマジシャンのカードとかコインマジックはサクラとかなしで本当にやってると思いますね。

ネタずれ、情報間違いとかあるかもなので、話半分で^^
2007年05月22日
09:40
   36:  たさか(@どらみ)
 マジック(手品)と言うのは種があって当然なんだから、それをいかにスピーディかつスマートにやるか、でしょう。
 実際はマジックなのに超能力を自称するからおかしいのです。
 種もしかけもあって当然のものを「ありえないようなものは、ヤラセの可能性が高いですね。」と言うほうがおかしい。

 スマートなマジックほど、見た目ではトリックがわからないものです。
2007年05月22日
09:47
   37:  空港軍団山田
松坂剛志 さん
マジックにおけるタネとやらせの違いってなんですか?
2007年05月22日
10:14
   38:  UFO教授
 ここに書き込んでいる方の中には、何人も、テレビ出演された経験のある方もいると思いますが。
 テレビ番組の多くが、「演出」を超えて、「やらせ」になっているのは事実です。
 私の場合なんかも、純粋に、写真へのコメントを求める取材で来る、という話しだったのに、既に、放送作家によって、台本が出来ていて、ここに書いてあるように発言してくださいと言われたことが何度もあります。
 もちろん、出来るだけ、その通りにならないように自分の意見を発言したつもりなのですが、長い時間しゃべっていると、都合の良いところだけ、編集で、結ばれて、放送局の意図の通りに再構成されたりします。
 生番組でも、それに近い経験はあります。
 大学教員の中には、こうしたテレビ局が、自分の意見をねじ曲げて放送したことが元で、ノイローゼになった人も居ます。
 ましてや、芸能人や、エキストラだけで固めている番組は、ほとんど、「やらせ」と思って間違いありません。

 芸能人が出ている番組は、それだけで、「バラエティなんだから、まともに信じる視聴者のほうがおかしい」というのが、テレビ局の解釈です。
 マジックや超魔術のネタあばきをまともにする、我々も、テレビに載せられているのかも知れませんが、多くの視聴者が、誤解していることを考えると、ちゃんとやっていかないといけないでしょう。
 本来なら、番組の始めに、
「この番組は、バラエティで、録画後編集されているものなので、内容を信じるも信じないも、視聴者の皆さんの判断で御願いします。」というような、字幕を流してほしい物です。
 アニメの最初で「部屋を明るくして、テレビから離れて見ましょう」というテロップが出るように、いや、それ以上の注意喚起を出すべきだと思います。
2007年05月22日
10:29
   39:  たさか(@どらみ)
 わたしはそこまで言う必要はないと思うなー。

 たとえば競馬で「確定するまで馬券をお捨てにならないようお願いします」って放送を聴くたびに、自己責任だろ、と思う。
 放送がなくて馬券を捨ててしまい、馬券を捨てたのは放送がないせいだなんていう人は、そもそも馬券を買う素養……ギャンブルを遊びでやっていると言う意識がないのだとわたしは思っているので。

 こういった超能力関係の番組を見て信じてしまうのは、そういう方面の素養がないのだから、上記の馬券を捨てる人と同じで、かなり個人の意識の問題だと思うんですよね。
 もちろんテレビが社会に大きな影響を与えるのは知っていますが。それでも、「この番組の中にはフィクションの部分もあります」なんて注意喚起は必要ないと存じます。
2007年05月22日
10:47
   40:  エルビス
でも子供も観るからねえ・・・。

昔、ゆうむはじめはそういう論法(子供が信じてしまった、どうしてくれる!)でMrマリックを叩いてましたね。
2007年05月22日
11:18
   41:  UFO教授
>39: たさか(@どらみ) さん

 私は、注意喚起は必要であると思います。
 テレビの番組は、これが、バラエティであるか、ドキュメントであるか、科学番組であるか、などということを、冠に付けて放送していません。事前の宣伝を見ても「嘘か本当か」というスタンスではなく、「こんなすごい不思議なことがあるぞ」というような宣伝をしています。

 実際に出演した経験のある私が、自分の意見と違う編集をされたり、海外の取材の英訳が、反対の意味に訳されている、という事実を知っている私としては、こういう事態は放置出来ないと考えます。

 こういう状況では、その番組の内容が、どの程度信じられる物かを判断することは、視聴者には困難です。

 「手品」と銘打って出せば、皆、何か、仕掛けがあるとおもうでしょう。でも「超能力」と銘打って出せば、もしかすると、科学で証明できない不思議な事が目の前で起きていると誤解しても仕方ありません。
 ですから、私は、その辺は、テレビ局の倫理規定で、きちんと視聴者に訴える必要があるとするべきだと思います。
 正しい科学的な知識の普及を阻害しているのが、こうしたテレビ番組の影響が大きいことは、確かです。
 マスコミが、日本を「非科学的な信奉者の多い国」にしようとしているなら、それは、阻止しなければなりません。

 前に書いたことの繰り返しになりますが。
 どうせ、やらせだろう、どうせ、冗談だろう、と、判断できる視聴者は多くありません。時には、「ドキュメンタリー」のような、真面目に作った番組であっても、その構成の仕方、見方によって、一つの思想性に導くことは出来ます。
 テレビ番組とは、そのような物である、と、認識している人が、どのくらい居るのか、実態調査をしたことがないので、分かりませんが、作り方次第でどうにでもなるテレビ番組の内容を信じている人が多いのは確かです。
 ですから、注意喚起は、必要だと思います。

 もっとも、テレビ局にとっては、
 「この番組の内容は、本当かどうか、分かりません」なんて書いたら、視聴率下がってしまいますから、あり得ない話しのように思いますが、だからこそ、テレビの倫理協会のようなところで、そういうことを検討し、義務化してほしいと思います。
 インチキ訪問販売に引っかかるのと同じレベルの問題ではないかと考えています。


 ゆうむさん、最近、「どこが超能力やねん」のリメークを出したようですが、元気で何よりです。ここしばらく、連絡取ってないので、どうしているのか、心配だったのですが。マリックの出始めの頃は、インチキあばきで協力したりしていたのですが。最近は、マリックも、もはや、馬鹿馬鹿しくなってしまったな。手品ショップで買えるような物ばかりだし。
2007年05月22日
11:22
   42:  メルヘンひじきごはん
UFO教授さんのプロフは…おもはづルククキル。でも殺しちゃぃゃん☆ミミキャッキャッ☆ミミ
2007年05月22日
11:31
   43:  UFO教授
>42: メルヘンひじきごはん
 ここまで、出てこないで、静かにお休みください。ご要望なら、適切な医師を紹介します。
2007年05月22日
11:33
   44:  メルヘンひじきごはん
僭越ながら、適切な法曹のご厄介になられずに間隙をかいくぐられて何かに至れることを切望しますが、


無理でしょうな。乙である。
2007年05月22日
11:42
   45:  山本弘
 だめですよ、みなさん。ちゃんとビデオで繰り返しみなくちゃ!
 リアルタイムで1回だけ見たって、トリックなんか分かりませんよ。

 たとえば手にものを吸いつけられるというロシアの超能力者の映像。スタッフの持っていた日本の免許証を手にくっつけるのですが、

>ナレーション「ほぼ垂直の状態でも免許証は落ちない。静電気を使っているのだろうか? しかし、この日の湿度は高く、静電気が起きるような乾燥した環境ではない」
>スタッフ(ディレクター)「磁力が働いてる」
>ナレーション「確かに我々の常識を超えた現象である」

 その場面の映像が上の写真。スタッフが手を放すと、確かに免許証が超能力者の手に吸いつくような動きをします。
 でも、背景の壁に注目してください。

 カメラ、傾いてるじゃん!(笑)

 吸いつくように見えるのは、カメラが傾いているせいで生じた錯覚。単に手に向かって落ちてただけなんですねー。
 あーもう、せこい! せこすぎるよ、このトリック!
2007年05月22日
11:58
   46:  山本弘
 じゃあ、「振」の字を的中させた王強の実験はどうなのか。これもビデオで見直すと疑惑が浮上します。

 サンプルとなった「振」の字を書いたのは阿部力です。彼は、誰にも書いた文字のことは話していないし、不正はなかったと断言しています。(画面左)

 これが阿部力が書き上げたサンプルを畳んでいる場面。3人並んでるうちの右端が阿部なんですが。(画面中)
 おーい、すぐ横に王強がいるよー(笑)。
 ついたてがあるのに、こんなに立ち上がってしまったら意味がない。この位置関係だと、阿部の手元が見えてるんじゃない?

 さらに決定的なのが、このカットの終わりの方。王強は明らかに阿部の方を見ています。(画面右)
 動画だともっとはっきり、彼女の視線が阿部の方に向いているのが分かります。

 つまり王強は、阿部が紙を畳むところを見ていて、文字が「振」であることや、畳み方の微妙な特徴なんかを記憶していたんじゃないかと思われます。

 だいたい、何でこんなに超能力者のすぐそばでサンプル作らなきゃならないんですか? これじゃトリック防止になってない。ずさんにもほどがある。
2007年05月22日
12:17
   47:  あつし
競馬場のは注意喚起というよりは、
間違って捨てちゃったけど確かに買ったのだから換金してくれ
という馬鹿に対する予防線なのでは? (^^;;
2007年05月22日
12:50
   48:  ながぴい
>ですから、注意喚起は、必要だと思います。

わしもUFO教授さんに同意。

>45: 山本弘 さん、
>だめですよ、みなさん。ちゃんとビデオで繰り返しみなくちゃ!

わしは例のエコーロケーションの子が出てきたところからしか見てない…
今度からこの手の番組も気がついたら録画しとこう!
(誰か録画CD焼いてくれないかな…)
2007年05月22日
13:01
   49:  山本弘
 ちょっと訂正。

>スタッフ(ディレクター)「磁力が働いてる」



>スタッフ(ディレクター?)「磁力が働いてる」

 ?を入れるの忘れてました。
2007年05月22日
13:18
   50:  あやっちょ
>49 山本弘さん

そもそも磁力って日本の免許証をくっつけない気がするのですが。
それともエセ科学専門用語としての「磁力」ってのがあるんでしょうか?
2007年05月22日
13:23
   51:  ROCKY
このての「磁力」とか「波動」とか、
物理学上の用語(概念)とはまったくの別物ですよね。
2007年05月22日
13:52
   52:  たさか(@どらみ)
 UFO教授さんのおっしゃることももっともなんですが、そのために、見ている側の「(素養がなかったばかりに)乗せられてしまった」という罪を見逃しては何にもならないわけです。
 とくに現在はいろいろ調べる手段があるわけなんですから。「あるある~」にしても、実はだいぶ前から番組を糾弾しているサイトがあったそうで。
 だまされるほうが悪いと言う、制作側の倫理観の低さも問題ですが、見抜けない視聴者側だって共犯だと思います。

 こればかりは「気になったら自分で調べる(情報のリテラシー)」ということを身につけていかなければならないと思いますが。
 ニュースを見るにしても、同じようなことですよね。
2007年05月22日
14:33
   53:  あやっちょ
「自分で調べる」が可能な状況にあっても、そもそもの「気になる」ができない人はどうなるのか。どうすればいいのか。
2007年05月22日
14:42
   54:  たさか(@どらみ)
>そもそもの「気になる」ができない人はどうなるのか。どうすればいいのか。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
 と言ったのは、プロイセンの鉄血宰相オットー・フォン・ビスマルクでしたかな。
2007年05月22日
14:45
   55:  たさか(@どらみ)
 あ、正しくは、
「政治家の仕事は、歴史を歩む神の足音に耳を傾け、神が通り過ぎるときに、その裳裾をつかもうとすることだ」
 です。

 ひたむきにこれをやっていくしかないと思いますよ。
2007年05月22日
16:58
   56:  メルヘンひじきごはん
「そしてどっちつかずの者は物語に学ぶ」
詠み人?誰でしょうねぇ。
2007年05月22日
17:02
   57:  メルヘンひじきごはん
くっ

55を読まなかったために微妙オーラ波動念映

んーとにーと

それ幸運の神が後ろドタマつるっぱげの翻案に過ぎないよーな。

熱血最強ゴウザウラーの節で鉄血宰相ビスマルクと歌うとちょっと晴れ晴れします。さいしょうと歌わずざいしょうと歌うのがお勧め。
2007年05月22日
17:04
   58:  ながぴい
>見抜けない視聴者側だって共犯だと思います。

「共犯」というのは言いすぎでしょう。
結局、正しい情報がどれだけ伝わっているかが大事だと思います。
色々な意見があってその中から一番正しそうなものを選ぶ、
という能力を身に着けるのは大事だと思いますが、
デタラメな情報の量が一番多いというのであれば、それは問題でしょう。
必要以上に問題を複雑化する必要はないわけです。
2007年05月22日
17:06
   59:  メルヘンひじきごはん
ちなみに俺は歌ったことないですのである。ぃゃぃゃすまんこすまんこである。
2007年05月22日
17:08
   60:  メルヘンひじきごはん
複雑系とかはハッタリですよ。と、俺も思うのである。それって科学姿勢の放棄だもんねである。世界が複雑なことはみんな知ってるから手出ししないのであって、それがある概念数式で単純に語れるから科学は素晴らしい、かつ男性的なのである。
2007年05月22日
17:14
   61:  メルヘンひじきごはん
ちなみに鋭いのは感ではなく勘である。
2007年05月22日
20:31
   62:  Kanju
だます方の「悪い」と、だまされる方の「悪い」は、同じ言葉でも意味というか質が違うような。
2007年05月22日
21:06
   63:  あやっちょ
性質が悪いと頭が悪いですか?
2007年05月23日
09:59
   64:  たさか(@どらみ)
>「共犯」というのは言いすぎでしょう。

 言い過ぎということはないと思います。
 ダイアナ元妃がなぜ死んだかを考えたらわかるでしょう。
 彼女はパパラッチに追いかけられて死んだ。なぜパパラッチが彼女を追ったのか。それは彼女の情報をほしがる「読者」がいたからです。

 超能力バラエティだって同じです。見たい人がいるからテレビがやる。結局この無意識の「共犯者」がいる限り、この悪循環はなくならないわけです。

 わたしが言いたいのは、「どっちもどっち」と言う意味で、それ以上のことはありません。自戒をこめて……。
2007年05月23日
10:16
   65:  UFO教授
>64: たさか(@どらみ) さん
 お言葉を返すようで申し訳ありませんが、こういう場合、騙す方と、ダマされる方を同等に置くことは出来ないと思います。 
 騙す方は、騙すプロです。一方、ダマされる方は、一般市民です。
 となれば、知識も、テクニックも、騙す方が、はるかに上手な分けですから、比べれば、騙す方が、悪い、ということになると思います。
 私は、善良で無知な人々(一般に裁判用語では、「事情を知らなかった人」を「善良な第3者」というのであると思いますが。)がダマされるのは、当然です。
 ですから、ダマした方が悪い。それに荷担した、テレビ局が悪い、という理論になると、私は思います。

 マジックの場合には、あらかじめ「種があって、ダマされることを承知の上で見る」という、合意が成り立つと考えられますが超能力番組の場合には、「嘘か本当か分からない」という前提で見せられますので、状況が全然違います。
 視聴者は、マジックでは、ダマされたくて見ているのですが、
 超能力の場合には、「本当かも知れない」と思って見ている分けです。
 この違いは大きいでしょう。

 ですから、私は、テレビ局の責任を問いたいと考えているのです。
2007年05月23日
10:58
   66:  たさか(@どらみ)
 UFO教授さま、せっかくレスをいただきもうしわけありませんが、これはもう鶏卵論争だと思うので、これで打ち切りにしたいと思います。
 わたしの言いたいことはことさら複雑なことではなく、>>64にもあるとおり「どっちもどっちである」と言うことだけです。
2007年05月23日
11:00
   67:  ながぴい
> 64: たさか(@どらみ) さん、
>この悪循環はなくならないわけです。

悪循環だというのであれば、それを止めようとする努力も必要ですよね?
「注意喚起する必要はない」という結論にはなりません。

たさか(@どらみ) さん流に考えると、
ニヒルに「どっちもどっち」等と言って、
傍観者を気取っているのも「共犯者」になりませんか?
2007年05月23日
11:05
   68:  たさか(@どらみ)
 わたしは傍観者を「気取っ」たつもりはありませんが。
 >>64で「自戒をこめて」と書いたのは、わたし自身も被害者かつ加害者になりうるからです。
 地道に学ぶしかありませんし、知人友人にもそれを勧めるだけです。
2007年05月23日
11:08
   69:  ながぴい
>地道に学ぶしかありませんし、知人友人にもそれを勧めるだけです。

御理解いただけたというのであれば、ありがたいです。
是非、御友人方にも注意喚起してください。
全てを表示  [ 1 2 3 4 ]  最新の10件を表示

前のページへ このコンテンツの
年度別一覧ページへ
次のページへ

殿堂入り作品一覧へ 奇説珍説博物館
トップページへ
部門別トンデモ特別賞へ