かゎもと |
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武田氏の捏造やトンデモ発言まで盲信している人の多いことは驚きでした。
山本氏が武田氏の嘘の部分を本にしたことは意義があると思います。
出来れば武田氏の環境問題のウソ本を読む前に読むことをすすめます。
星5つにしたい心情はありますが、詰めの甘さと相手の正当な部分への評価が無いので星4つとしました。
今、あえて言います「万人必読の書である!」と。
典型的な例ですが下は竹下教授の捏造に困ったペット協会の告知です。
http://www.petbottle-rec.gr.jp/syoseki/index.html
株式会社洋泉社発行の書籍「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(武田邦彦著)の 13ページ図表1-1下部に「出所:PETボトルリサイクル推進協議会」と記されていますが、その図表1-1中「」にて示される「再利用量」データに関しては、一切弊協議会のデータではなく、弊協議会の名前を騙った捏造データであります。
なお、PETボトルのリサイクルに関しては、(財)日本容器包装リサイクル協会のホームページおよび弊協議会の「PETボトルリサイクル年次報告書」をご参照下さい。 (財)日本容器包装リサイクル協会 |
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夜帆。@××マスター |
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【 こういう問題でのデータ捏造は、殺人以上の重罪 】
ですわなあ。
一つ星をつけている人は、立ち読みじゃなくてちゃんと読みましょう (^^)/。 |
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ジャック |
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武田邦彦のベストセラー『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』への批判を中心に、環境問題について考える本。
環境問題というのは、色んな人が色んなことを主張していてよくわからない。と学会の山本弘の本ということで、参考になるだろうと思い、読んだ。
『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』の著者、武田邦彦氏の主張は、主張の元となる理論の使い方から細かい記述まで、おかしいところだらけらしい。少し挙げるだけでも以下のような点がある。
・引用元に書いていないことを捏造している
・数値を自分の説に都合のいいようにいじっている
・エネルギーとコストを混同している
・リサイクルと関係無い分野の概念を計算に使っている
・本が出るたびにデータや計算が変わっている
そのようなおかしな部分を、引用元にあたる、武田邦彦氏の本を熟読する、本人と対談する、メールする(笑)などの地道な調査で検証していく。
そのうち、武田邦彦という人は、自分の正しいと信じる目的の為に、ウソをつきまくる人だということがわかってくる。かなり変な人なので、対談とメールの章は笑える。
本の批判だけではなく、地球温暖化問題の論点も紹介している。リサイクルだけで温暖化に大きな影響があるかはわからないけど、やった方がよさそう、ということは確認できた。一番いいのは、ペットボトル飲料を買う頻度を減らして、家から飲み物を持っていくこと、というのも、忘れがちだけどその通りだ。
そして、この本の主張は、環境問題やリサイクルの良し悪しだけでは終わらない。何でも鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考えることを説きかけている。
著者の言うように、もっと自分の頭で考えなくてはいけない、というのは分かる。だけど恐らく、世の中の誰もが自分の頭で考えているつもりだとも思う。自分だって、自分の頭で考えているつもりだけど、無自覚にどれだけのトンデモ説を信じちゃっているか分かったもんじゃない。そういう考えに至るから、頭がいい人ほどたくさんの本を読むようになったりするのかもしれない。だけど、あらゆることについて調べて自分の頭で考えるっていうのは相当難しいこと。結局、この本のように、導いてくれる存在の登場に頼るしかないのだろうか?
などと考えていくと、わけがわからなくなってくる。
だけど、そういうことを自覚するのが大切なのかもしれない。 |
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なぜこの本を書く必要があったのか疑う。
山本氏の数々のトンデモ発言を象徴するようでもある。
何が一番間違っているかと言えば「と学会」特有の本質をはずした揚げ足取りに終始してしまっていることだ。
実は、この本の書評をアマゾンで見て低い評価に安心した。
幸い、この本を真に受けて武田氏の本の価値を疑う人は居ないようだった。
武田氏の本にも根拠の虚弱性があるのは事実だが、そこに攻撃を絞ってもうんざりするだけだからだ。
山本氏に今後期待するなら本を書く姿勢と動機にもっと真摯なものを期待する。
元々妄想やロリコンを本業と言い張るなら手をつける分野では無かったかもしれない。
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レックス |
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すーさん |
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山本弘のこの手の反論本はおもしろくて勉強になるんで好きだったし、地球温暖化についてもわかりにくいところが多いと感じてたんで早速購入。
読後に気になったんでネットで検索してみたけれど発売直後のせいかいいレビューがなかなか見つからないのが残念。amazon.comだったかのの書評も意外なことに批判するものが多かったが読むとどうやら本書を飛ばし読みしたのかまとはずれなものばかりだった。
しかしまあこんなに的外れな批判が多いのもベストセラーになったネタ本に比べると読み易さで劣るせいだとも思うので、筆者にはもっとがんばってほしいから星4つに。
とはいえいつもどおりおもしろく勉強になりました。環境問題に興味がある人にはお勧め。ぜひ飛ばし読みではなく熟読を。 |
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うるとららっきー |
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いや~、あんまり暇なもんで、めったに行かね~本屋で、なんかおもしれ~本はね~かな~とかって、ぶらついとったんだべ~。
したら、びっくり、
武田教授とやらの、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」に対する反論本が出されとったべ~。
ざ~っと立ち読み。なんせ、もとの「環境問題はなぜウソ・・・」のほうすら、買うほどの価値はね~と思っとるもんで、地球温暖化の部分だけさっと読んだべ~。
端的に言うと、こいつも人をうそつき呼ばわりできるほどのことは書いとらんべ~。
例えば、
『1984年正月の朝日新聞に載った架空記事から、地球温暖化のマスコミによる煽動が始まったと言う武田教授の発言に根拠がない』
だからど~したって?どこが発端だって別にかまわんべ~。マスコミが温暖か煽ってるのは事実だし。そんただくだらね~反論で、本が書けるっつ~ほ~が不思議。
槌田先生のページに関しても反論しとったべ~。
おら~、槌田先生の意見は正しい研究調査にもとづいとるって思っとったから、ほ~と思って読んだべ~。
槌田先生のページ↓
http://env01.cool.ne.jp/ss02/ss023/ss0231.htm
簡単に言うとよ~、槌田先生の意見は「CO2増加が気温を上昇させたのではなく、気温上昇がCO2濃度を増加させてる」っつ~やつなんだども、
この山本 弘っつ~人は、
『気温上昇でCO2が[これ]だけ増えるというのなら、CO2が[これの数倍]増えているからには気温は[これの数倍]上昇しているはず。しかし、それほど上昇していない』
(ま~正確な文章は覚えてないども、こんただ論法だったべ~。)
っつ~反論をしとるんだべ~。
すり替えが上手だの~~。
『』内の文章のよ~前のほ~の、「気温上昇」っつ~言葉と「CO2増加」っつ~言葉をとっ代えてみれ~。↓
『CO2増加で気温が[これ]だけ上昇するというのなら、CO2が[これの数倍]増えているからには気温は[これの数倍]上昇しているはず。しかし、それほど上昇していない』
これってよ~、IPCCなんかの地球温暖化CO2原因説に対する疑問の最たるものだべ~。
平たく言うと、反論しているよ~でいて、ぜんぜんしてね~っつ~ことだべ~。
マイクル・クライトンの「恐怖の存在」に対する反論もしとったべ~。
『ニューヨークから220kmはなれた都市が、ニューヨークと同様に気温上昇していないことを理由に、温室効果ガスの影響が否定されているが、220kmもはなれた両都市で気候が違うのは当たり前だから、このことから温室効果ガスの影響を否定できない。』
とか書いとったども、
は~、書くのちょこっとばがくせ~。
こん人が当たり前っつってることが、当たり前じゃないっつってるのが、IPCCを初めとした地球温暖化CO2原因説の根本なわけだよな~。
つまり、こん人の言い分っつ~のは、地球温暖化CO2原因説の否定そのものなんだども、否定の矛先だけマイクル・クライトンに向かってるんだべ~。
ま~、他にもいろいろあったども、こんだけ書けば十分だべ~?
こんただ本買うな~。自分ちの本棚で見つけられたら恥ずかし~ど~。
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サイサリス |
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と学会会員としては、
つい買ってしまいますね。
マイナーだからこそ真実が見える、
と思いたいです(笑) |
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ならやん |
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イッキに読んでしまいました。
あいかわらず、筆者の考察は徹底したもので、武田説は完膚なきまでに論破されていました。
単に批判本ではなく、「正しい情報によってエコをそれぞれで考えて実践しよう」と言う結論とも言うべき言葉には、個々のデータを苦労してチェックした筆者でなければいえない迫力がありました。
個人的には第5章のペットボトル再生工場見学のところに感動しました。 |
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ワカシム |
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『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』という、中部大学教授による25万部ベストセラーがある。
この『環ウソ』によると、分別回収したペットボトルは、リサイクル業者が金を貰って引き取り、しかも燃やしているそうだ。また、回収した51万トンに対し3万トンしかリサイクルされていないだの、ペットボトルリサイクルは有害、温暖化は良いことだ、といった、衝撃的な主張を展開して話題になった。
しかしこれ、実は財団法人ペットボトルリサイクル推進協議会から「弊協議会データ捏造」と明言されていたり、なんだかきな臭いのである。
山本は、当初「環ウソ」を読んで驚愕した口らしい。しかし、なんかおかしいぞと思い『環ウソ』の主張の裏をとるべく調べていったら、捏造問題どころか、引用の不正なども発見し、徹底調査していったそうだ。
その結果、大量の虚偽を発見したため、まとめたのが本書である。
『環ウソ』の武田教授は、行政側の主張は信用してはいけない、といっているが、この本は、独立した第三者による公平な調査であるから、この意味でも意義があるだろう。
特筆すべきは、やはり調査の徹底ぶりである。山本の調査能力がいかんなく発揮されており、武田教授の虚偽を、実証的に論じている。なかには確信犯と判明する個所まである。
なお、私が特に評価したいのは「大学教授の捏造を暴く!」といったゴシップ的な論調ではなく、もっと真摯な姿勢でかかれている点である。
『環ウソ』は悪質な本であるが、虚偽の大部分が、悪意なき知的不誠実さによるもので、喫煙無害論や温暖化懐疑論の一部のように、利権がからむ卑しい研究ではない。山本は、そのことを前提にし、むしろ、虚偽を暴くことと同時に、より確かしい知識を提供することも織り込んだ説明をしている。これは立派なことだと思う。
また、温暖化懐疑論の批判的な解説もあり、これも混乱を整理する姿勢で書かれており、あまり詳しくなかった私には、有益な内容であった。
そのため、疑似科学的な環境問題論批判の入門書としても優れていると思う。
ただし、何よりも『環ウソ』を読んだ人や、武田教授の主張を把握している人にこそ、めちゃくちゃ強く推奨したい。貴重な話が出ているし、その方が、本書を面白く読めるはずだ。
なお、私は武田教授に、あまり寛容にはなれない。
『環ウソ』を読む層は、環境問題に無関心な人よりも、環境問題の意識が「本を買って読む」くらいに高い人が多い。そんな真っ当な市民が、たとえば、ペットボトルの高騰によって業者が苦労している現状を知らずに、「ペットボトルリサイクル業者は、お金を貰ってペットボトルを引き取り、それを燃やしている」といった内容を真に受け、義憤にかられて市役所やリサイクル業者に対して苦情の電話を入れるなど、あまりにも理不尽なことがおきているのだ。
とくに『環ウソ』を読み、「リサイクルの真実」に怒った人は、ペットボトルの分別回収を面倒くさくてもやっている人が多いはずで、それを考えるとたちが悪い。
しかも武田教授は、かつて業者がお金をもらっていたが、年々、高騰しつづけ、2005年にはペットボトル業者がお金を出して買っている、という現実を知っていて、そう書いたのである。ひどい。 |
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