*1:それぞれ,
CCSR=東京大学機構システム研究センター:http://www.ccsr.u-tokyo.ac.jp/
NIES=独立行政法人国立環境研究所:http://www.nies.go.jp/
FRCGC=海洋開発研究機構(JAMSTEC) 地球環境フロンティア研究センター:http://www.jamstec.go.jp/frcgc/jp/index.html
の略.気象庁気象研究所(MRI)と並ぶ,日本の全球気象モデリングをリードする集団.
*2: Model for Interdisciplinary Research On Climate の略.シンボルキャラクターはもちろん弥勒菩薩だ!
☆科学による[温室効果]の否定!
論文Gerhard Gerlich, Ralf D. Tscheuschner(2007)で、「温室効果」について、“100年前に、『温室効果』は、フーリエ(1824)、ティンダル(1861)、アレニウス(1896)によって提唱されたが“虚構”(fictional mechanism)”と断言してます!。
http://arxiv.org/abs/0707.1161v3
論文名: Falsification Of The Atmospheric CO2 Greenhouse
Effects Within The Frame Of Physics
Authors: Gerhard Gerlich, Ralf D. Tscheuschner
(Submitted on 8 Jul 2007 (v1), last revised 11 Sep 2007 (this version, v3))
二酸化炭素と地球温暖化は無関係という科学者の異論は、Wood(1907)以来ある。その後1980年代に入って、1988年「ハンセン証言」からまた噴出したのだが、「ハイデルブルグ控訴」、全米科学アカデミーや、アメリカをして京都議定書から脱退させたと「オレゴン申請」などが否定している。また、2007年7月には上記決定的論文Gerhard Gerlich, Ralf D. Tscheuschner(2007)が出た。いわゆる地球温暖化問題会議論ヘのコメントとかいう動きは、この論文が出る直前(2007年6月)までのものです。(V.2.31)
>>128のGerhard and Tscheuschner...うーん,arXiv.org投稿を引かれてもちとコメントしづらいところがあるんですけどね(読者の方へ:「論文」といってもピンキリなので,少なくとも「どこに公開されたものか」は抑えておく必要があります. arXiv.orgは査読制度をもたないので,あまりにひどいもの以外は内容精査が行われず載ります(*))
100ページの英文をすぐに読めるほどの英語力はあがたしにはないのですが,とりあえず要旨にある
>the frequently mentioned difference of 33 degrees Celsius is a meaningless number calculated wrongly
(試訳:しばしば言及される33度の温度差は,誤って算出された意味のない数値である)
あと面白いのは
>there are no common physical laws between the warming phenomenon in glass houses and the fictitious atmospheric greenhouse effects
(試訳:温室における温度上昇と,大気における(虚構に満ちた)温室効果の間にはなんら共通した物理的法則は存在しない)
のところ.いやそれは当たり前,というか「同じ法則で昇温している(という理論がある)」というのはFAQクラスの「よくある誤解」なので,それをわざわざ専門家が論文で書かなくても・・・