ニコニコ大百科の某編集者が自分のユーザー記事にてこれを取り上げて「これはひどい」「こんなこと(注:月がどんなところか)すら知らないのは常識知らずもいいところだろう」などと言っていたら、そのユーザー記事掲示板で「アメリカ人の物の知らなさをナメてはいけない。町山智浩の日記や書籍を読むことをオススメする」と突っ込まれてました。
自分が言いたいのは、もう、何かがおかしいですよ…ということです。
私は別のサイトでこの問題を提起してきます。そこでどんな反応が返ってくるのか。様子を見てみたいと思います。
私の母(66歳)も、つい最近同様な体験をしたそうです。
二人の友人(仮にA、Bとします)と紅葉狩りに出かけた時のことです。
母「空気が澄んでいるから月もきれいよね」
A「そうね~、でも不思議よね?、どうして太陽と月は衝突しないのかしら?」
母、B「「…は?」」
A「だって、お日様も月もいっしょに地球の周りを回っているんでしょ? ぶつかってもおかしくないわよね~」
母「地球が太陽の周りを回っているのよ!!」
B「太陽と月とじゃ、距離も全然ちがうわよ!!」
身近な人間が、天動説の世界に生きていたことにすごいショックを受けたとのことでした。
こんばんは。ちょっと考えさせられる事だったのでコメントさせてもらいます。
私の事で恐縮ですが、私はまず自分を信用しません。
ああ、今まで自分の感情の思うまま行動してどんなにハズかしい思いをしてきたことか。いや、今でも直ってないですね。……はい、ちょっとずつ直している最中です。
私は、自分がいかにアホでダメでどうしようもない人間であることを知っているが故に、この記事がズッシリ来ます、イタタタタ。
でも、だからこそ、どうすれば自分が理想とする人間になるための道が見えてきているような気がするわけで。
ほら、どんな優れたカーナビでも現在地が分からなきゃ道順は示せないわけで。
と言うことで全国にいる「私」に私も言いたいです。自分をもっと見て!自分が知らないと言うことに、まず気づこう!とか。「他から笑われたから気づく」では悲しいし苦しいし、その悲しみや苦しみから逃れるために他を攻撃しては社会が上手く機能して行かなくなりそうだし。
書いてる内に自己反省機能が動き出したので、同じ言葉を自分に言い聞かせながら寝るとします。
追伸:アイの物語を買いました。次の作品も楽しみにしています。
はじめまして。はてなブックマーク経由で参りました。『トンデモ本の世界』シ
リーズは愛読させていただいておりました。
このネタは数年前に知りました。ひとしきり笑った後で考えたのですが、なぜ
「月をなめるな」と発言した学生さんは落とされたのでしょうか?
思うに、この企業が採用したかった人は、正確な科学知識を持つ人ではなく、当
人に知識はなくとも、自分以外の人のさまざまな意見の当否を判断し、そして皆
の合意をなるべく正しい方向に持って行ける人だったのではないでしょうか?
現代社会に必要な知識というのは高度に専門化していて、ジャンルが違えば何も
分からないことが普通になってきました。私自身、自然科学系ならある程度分か
りますが、民法とか会計とか、ぜんぜん分かりません。そういう人間同士が協業
しなければならない時代なのだと思います。
あと、このように科学知識の無い人を見ると、科学屋さんは、何か大切なものを
貶められたような怒りを感じることがあります。私もよくあります。しかし、法
律屋さんや経理屋さんなども、一般人に対して似た感情を持つ場合があるらしい
のです。「現代の日本社会で働いていて、なんでその仕組みを知らないの?」と
いう。
きっと小説屋さんやマンガ屋さん、音楽屋さんなど、あらゆる専門家に同じこと
があるのではないでしょうか?(よく聞くのは、PCや自動車を知らない人に困ら
される、という話ですね)
おそらく同じような意見がたくさんすでに投稿されていると思いますが、あつか
ましくも書かせていただきました。では失礼いたします。
失礼ながら、吹き出してしまった。
本題とはずれますが、むちゃくちゃ面白かったです。
地球以外を舞台とした物理の話は、日常感覚と全く違ってしまうので、説明されないと直感的理解は難しいと思います。
その、雑誌の編集者さんのように。
私も先日、彗星の写真を見せられて「ところで、太陽はどっち?」ときかれて、反射的に尾の伸びていない方を指さして思いっきり馬鹿にされるという体験をしましたし。
知識として学んだことがあっても、それが適切な時にロードされてくれるかは、別問題なのだと思います。
サイト運営し始めた者なんですが、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://hikaku-lin.com/link/register.html
こちらより、相互リンクしていただけると嬉しいです。
まだまだ、未熟なサイトですが、少しずつコンテンツを充実させていきたいと思ってます。
突然、失礼しました。
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上の「月をなめるな」のエピソードを読んでいて、
堀晃氏の『マッド・サイエンス入門』の
第12章「月は地獄か極楽か」の冒頭(新潮文庫版の198ページ)に、
ほぼ同内容のエピソードの紹介があったのを思い出しました。
ちなみに堀氏のエッセイは昭和52~53年のSFマガジンに連載されたものです。
(ただし、新潮文庫版は大幅な加筆修正がされているので、
上のエピソード自体の初出は昭和61年の可能性もあります)
最近、たまたま(mixi Radioで)ユンナの「ほうき星」(ブリーチのED)を聞いたのですが、出だしが「ほうき星を見たが、一瞬ではじけて消えた」と言う内容でした。
もちろん、歌詞のレトリックが科学的である必要は無いんですが、これは完全に勘違いでしょうねぇ。
素直に「流れ星」にしときゃいいのに。
初めまして。
もしかして「砂漠で遭難」が元ネタではないか、と思います。元ネタはまっとうなものでした。脳内変換者が介在?と思います。
別件で、ニ三年前、柳田氏が光合成シートを開発し、琵琶湖程度の面積に広げれば、日本の二酸化炭素削減義務分くらい吸収できると、言ってました。
できた大量の有機物は?焼却処分?より、計算間違いが笑えました。一桁間違えた可能性もありますが、一年365日、24時間晴れた夏の真昼が続くとして計算したようにも思えます。