mixiでも山本先生の全体公開日記は読ませて頂いているので、そちらにも少し書いた者です。
私にも5歳の息子がいます。
今は男の子と言っても性犯罪の被害者から無縁ではいられない世の中の様で、家内などは性表現や暴力表現の多いメディアにはかなり神経質です。
勿論私も無制限に子供達が目にして良いとは全く思いません。
ただ山本先生のおっしゃる様にゾーイング以前に存在さえ許さない様な表現規制は賛成できません。
私の子供時代のマンガ、アニメにも性的な物も暴力的な物も沢山ありましたが、フィクションとして認識していましたし、その中から面白いと思った物をチョイスして楽しみ、影響を受けてきていますが、ちゃんとまともに成人できたと自負しています。
ここからは半分冗談ですが、「マンガもアニメもちゃんと楽しめない奴がまともな大人になんかなれないよ」と言いたいです。
はじめまして山本先生。
はじめてコメントします。
先生のブログを読んで、確信しました。
この問題は結局のところ「アポロ陰謀説」とか「911陰謀説」と同じように、「反対派は悪意で反対しているだろう」「漫画家は社会を堕落させるために漫画を描いているだろう」といった、「たろ論」なんですね。
規制に賛成する人々が、反対派が言ってもいないことを仮定して、躍起になって反論してくるのは何でだろうとと不思議で仕方なかったんですが、「フリーメーソンは陰謀組織だろう」という理屈と同じで、
「反対している人間は性的に堕落しているべきで、子供の成長を阻害することを目的に活動しているべきである」
という思い込みがまず先に存在して、そこに勝手に怒り、相手がそういう発言をしたと「思いたい」ということなのでしょうか。
そして、ゲーム脳の森教授のように、自分は反対派より冷静で社会を正確に見ていて、思想的には偏りがない完全な中立派なんだ、という根拠のない自尊心はしっかり存在して、その自尊心を傷つける批判者は自分にとって敵であるという考え方をしているということだけは非常によく分かります。
こうした状況を見るに、先生が以前おっしゃっていた「トンデモさんは説得不可能」という言葉の意味が本当の意味でようやく理解できました。
今までは理論的に説明すれば理解してもらえるかもしれない、という薄い期待を持っていたのですが、副知事ですらあの状態だとすると望みは0ですね・・・
>簡単に言えば、彼らの動機は「善意」だと思います。
この言葉で思い出したのが、伊集院光さんが、ラジオでこの問題について語っていた中に出てきた部分です。
以下に書き起こしました。(判りやすく一部改変しました)
「危険だなと思うのは、政治家みたいな人が『禁止します』って、言ったモン勝ちだもん。
俺みたいなタレントでも、テレビで『賛成か反対か』って議論になった時に、その手のエロ・・・増して『漫画の青少年が性行為をしてるような漫画を、規制するべきかすべきじゃないか』みたいなことを、タレント業やってる人間が、『いや規制はしない方がいいです』なんて言った日には、仕事が増えることなんか絶対無いですから。(政治家も)票が増えるなんてこと絶対無いですから。
そうすると、言ったモン勝ちと言うか、賛成すればするほど、ちょっと健全なイメージがどんどん着いていくじゃないですか。
だから、こういう条例案とか法案が動き出すと、凄く止まりづらい。
ラジオ聴いた方が『伊集院さん、反対側の論客でテレビ出てください』と言われても、うちの事務所は受けないと思う。」
以上です。
子供、人権、平和、差別、環境…、どうも最近、こういった『誰もが理想とするモノ』があるのは分かるんだけど、ちょっと「それは違うんじゃないの?」という意見を言おうものなら、「何てこと言うんだ!それでも人間か!お前は悪だ!」という、ヒステリックに反応する人が増えたなぁと思います。
そりゃ、みんながみんな、同じ考えしか持たなくなれば、戦争も競争も差別もない世界が来るでしょうけど、それって本当に幸せな世界なの?
山本先生こんばんは。
この都条例修正案については、山本先生の言う「善意に基づいて行動している人たち」と、「それに寄り添って利益を欲している人たち」に別けられるように思うのですが、どうでしょう?
つまり、警察官僚などが新たな天下り先を求め、それが現状では規制団体のないマンガ、アニメに矛先を向けている可能性もあるのではないかと。
根拠は乏しいですが、児ポ法改正の審議の時の元警察官僚、葉梨議員のような人物が熱心だったのは、18禁ゲームに対するソフ倫、アダルトビデオに対するビデ倫のような組織を新たな収益先として、また或いは新たな天下り先として求めている面があるのではないだろうか、と思えるのです。
根拠に乏しいですが最近の児ポ法関連の検挙率が上昇していることや先に例に出した葉梨議員の衆議院での発言「自白は王様」など見てると警察が規制に賛成しているのが透けて見えるように思います。
読み返して仮定の上に仮定を重ねた論であることに我ながら失笑物だとは承知していますが。
長文乱文失礼しました。
条令(条例?)を読んでみたんですが、今回の改正では万が一通ったとしても、規制であって、罰則規定はありませんよね?
なのに賛成派が、「これで子どもが守れる」とやっきになって通過を急いている理由がわかりません(提案者の裏事情などは考慮したくもないですし)。賛成擁護派の母親たちもだまされてるんでしょうか?
だからといって通過させる気もありませんが、残念ながら、都内勤めでも、都の有権者じゃないんですよねぇ…
山本さん、私のコメントに答えていただき、ありがとうございます。
私は、山本さんをはじめとしたこの問題に関心がある作家や漫画家などが力を結集して国民的運動組織を結成し、大規模なデモや集会を開く、あるいは意見広告を作成して全国紙に掲載する運動を行なっていくべきだと私は提案しますが、山本さんはどうお考えでしょうか!?
在日韓国・朝鮮人に差別的な言動をとる集団は、有名人や社会的地位が高い人がいないにも関わらず、1000人前後の動員力を誇っているのが現状です。なぜなら、「在日特権」なるものに怒っている人、(特にネットユーザー)が多いからです。(もちろん、ほとんどはデタラメですが…)
「在日特権」なんかよりも事実に沿っていて、なおかつ表現規制問題に怒っている人も多く、有名人や学者、弁護士などが反対しているのですから、1万人ぐらい動員しようと思えば、すぐに動員できるでしょう!!
「ロリコンアニメを所持していただけで禁固20年」この件は憲法違反で争えば勝てる可能性は十分あったんだけど本人が司法取引に応じて上告しなかったって話ですね。
ちなみアメリカでは現実と見分けがつかないレベルの極めてリアルなヴァーチャル児童ポルノを禁止する法律に対して違憲判決を出しているんですよね。
多分ご存知でしょうけど。