キルヒアイス亡命レスを見て思いついた。
リップシュタット戦役のラストで、ラインハルトがアンズバッハの凶弾に倒れて死亡したら帝国はどうなったのだろうか?
もし、正史と同じように続いたら、
「ジーク・カイザー・ジークフリート」とでも叫ぶのだろうか?
キルヒアイス王朝でも出現するのだろうか? それともグリューネワルト?
ロイエンタールやミッターマイヤー、オーベルシュタインの対応は?
それとも本気で同盟と和平結んだりして。
明らかに、ラインハルトが台頭するよりも銀河は平和になるような気がする。
気のせいではあるまい
> キルヒアイス亡命レスを見て思いついた。
> リップシュタット戦役のラストで、ラインハルトがアンズバッハの凶弾に倒れて死亡したら帝国はどうなったのだろうか?
とりあえずはオーベルシュタインがアンネローゼを説得して、「お願い、ジーク。ラインハルトの遺志を継いであげて」とでも言わせて、キルヒアイスにラインハルトの後継者となるようせまるでしょう。そして、キルヒアイスはラインハルト殺害犯の犯人としてリヒテンラーデ候を逮捕し、追放。(キルヒアイスの性格から一族抹殺のようなことは出来ないだろう)自ら帝国宰相に就任する。しかし、幼帝をつかった謀略のような類には賛同せず、皇帝と貴族の権限を次第に縮小させて、立憲君主制のような政体に移行するでしょう。キルヒアイスは改革派を重用して、国政改革に専念し、フェザーン・同盟の征服は考えないのではないでしょうか。しかし、このことがオーベルシュタイン以下の将軍たちの不満を招き、「ラインハルト閣下の遺訓を実行せよ」などとせまる者が現われるかもしれません。
一方、国力が疲弊した同盟には帝国に侵攻する余力はなく、現状維持の状態が続くのではないでしょうか。平和な状態が続けばスキャンダルなどが発覚するなどして、トリューニヒト政権の化けの顔もはがれて、国民の支持も低下し、レベロのようなハト派が勢力を増すかもしれません。
フェザーン(というよりルビンスキー)はキルヒアイスを排除して、新たな指導者をたて、帝国主導による宇宙統一の計画をすすめるか、あるいはトリューニヒトを排除してレベロ政権を同盟に樹立し、同盟の国力を回復させて、帝国・同盟のバランスをはかるかのどちらかの選択をせまられるでしょう。
とりあえず、暫定的にキルヒアイスがリーダーになるのは妥当でしょうね。ただ、帝国にはロイエンタールと言う爆弾がいますから、ラインハルトよりは与しやすいであろうキルヒアイスに対してロイエンタールが反乱を起こす可能性は高いと思います。
その場合はミッターマイヤーがどうするかが鍵ですね。ラインハルトがいなければ、案外結構簡単にロイエンタール側につくんじゃないでしょうか。すると双璧VSキルヒアイス陣営に分かれて帝国は二度目の内戦へ突入。
この間同盟がどうするか…はもうちょっと考えてみたいと思います。
> とりあえず、暫定的にキルヒアイスがリーダーになるのは妥当でしょうね。ただ、帝国にはロイエンタールと言う爆弾がいますから、ラインハルトよりは与しやすいであろうキルヒアイスに対してロイエンタールが反乱を起こす可能性は高いと思います。
キルヒアイスの性格からして、「要塞対要塞」のような正々堂々とした戦争はおこなうでしょうが、謀略の類は嫌うでしょうから、幼帝誘拐に与することはなく、よって同盟侵攻もおこなわれないでしょう。要塞対要塞作戦には失敗、同盟侵攻がいつまで待ってもおこなわれないとなると、将軍たちの間には不満が高まるでしょう。しかし、キルヒアイスは宰相としては善政を敷くでしょうから、民衆の支持は高く、兵士のなかにもキルヒアイスを支持する者が出てくるでしょうから、ロイエンタールらが反旗をひるがえすために必要な大義名分がありません。
ここで私が興味を持つのが、オーベルシュタインがどう思うかです。オーベルシュタインの目的は、ゴールデンバウム王朝を倒し、より平等な政治体制を築くことと常にNO2を排除することです。キルヒアイス体制はゴールデンバウム王朝を実質無力化し、NO2も存在しないわけですから、オーベルシュタインにしてみればそれほど悪い体制ではないはずです。難はキルヒアイスの潔癖症でしょうか。ただ、将軍たちの不満をおさえるために、オーベルシュタインは次のようなことを考えると思います。
キルヒアイスの政治的功績をアピールし、「キルヒアイスを皇帝に!」という雰囲気を高める(地方長官や連隊などから中央政府に陳情させたりする)→キルヒアイスとアンネローゼを結婚させ、キルヒアイスをグリューネヴァルト家に婿入りさせ、キルヒアイスの権威を高める(将軍たちにキルヒアイスをラインハルトの後継者と認識させる)→幼帝エルウィン・ヨーゼフは皇帝の任に堪えられず、帝位を返上し、キルヒアイスに帝位を譲るという文書を出させる→キルヒアイスが皇帝に就任(グリューネヴァルト王朝の開始)→キルヒアイス皇帝は象徴的存在として、主に国務に精励して、軍務は帝国宰相オーベルシュタイン、軍務尚書ロイエンタール、宇宙艦隊司令長官ミッターマイヤーがつかさどる分業体制をつくる→一貴族に転落し、警備の薄くなったエルウィン・ヨーゼフをわざと同盟に亡命させ、「帝位を簒奪された」として同盟で銀河帝国正統政府を樹立させる→同盟は廃帝を利用して、新体制の転覆をはかったとして、帝国は同盟に宣戦→神々の黄昏作戦開始
オーベルシュタインは対同盟戦争を開始することで将軍たちの不満をそらせましたが、この先は・・・?
キルヒアイスでは駄目だと考えた、アンネローゼが宇宙を手に入れる理由もないキルヒアイスを説得する事はないと思います。
戦う理由をすべて失った、キルヒアイスは軍を退役。後はロイエンタール、オーベルシュタイン体制を押します。
あの二人は間にラインハルトが居なければ、きっと良いコンビだと思う。
> キルヒアイスでは駄目だと考えた、アンネローゼが宇宙を手に入れる理由もないキルヒアイスを説得する事はないと思います。
>
> 戦う理由をすべて失った、キルヒアイスは軍を退役。後はロイエンタール、オーベルシュタイン体制を押します。
>
> あの二人は間にラインハルトが居なければ、きっと良いコンビだと思う。
>
キルヒアイスは基本的に欲のない人間ですしね。当面はトップに立って、混乱を静めるかもしれませんが、その後は隠遁生活に入る可能性は高いと思います。ただし、世間が彼を放って置かないでしょうね。危険要因として暗殺されるか、ロイエンタール体制に不満を持つ連中に、担ぎ出されるか。いずれにしても平穏無事とは行かないのでは。
> キルヒアイスは基本的に欲のない人間ですしね。当面はトップに立って、混乱を静めるかもしれませんが、その後は隠遁生活に入る可能性は高いと思います。ただし、世間が彼を放って置かないでしょうね。危険要因として暗殺されるか、ロイエンタール体制に不満を持つ連中に、担ぎ出されるか。いずれにしても平穏無事とは行かないのでは。
同格の君主が並立するロイエンタール・ミッターマイヤー体制をオーベルシュタインはどう思うでしょうか?彼のNO2不要論からすれば、キルヒアイスをラインハルトの後継者に押し立てて他の提督をキルヒアイスの下に置いたほうが望ましいのではないでしょうか?それにラインハルト元帥府の提督たちは自分たちと同僚だったロイエンタール・ミッターマイヤーの支配を受け入れるでしょうか?
> 同格の君主が並立するロイエンタール・ミッターマイヤー体制をオーベルシュタインはどう思うでしょうか?彼のNO2不要論からすれば、キルヒアイスをラインハルトの後継者に押し立てて他の提督をキルヒアイスの下に置いたほうが望ましいのではないでしょうか?それにラインハルト元帥府の提督たちは自分たちと同僚だったロイエンタール・ミッターマイヤーの支配を受け入れるでしょうか?
ロイエンタールとミッターマイヤーの間にハッキリ差を付ける必要があります。
あくまで支配者はロイエンタール。
オーベルシュタインは補佐、ミッターマイヤーは中間管理職。
ミッターマイヤーなら受け入れると思います
ラインハルトが居ないのなら、宰相閣下に殺されるか、ロイエンタールに賭けるかどちらかでしょう。
あと、幼帝保護はロイエンタールが行う、まずミッターマイヤーをオーディーンに派遣して制空権を確保させた上で、ロイエンタールが保護をする。
これでロイエンタールとの序列差がハッキリするでしょう。
銀英伝の中で将の将たる人物は、ラインハルト、ロイエンタール、メルカッツ、ルビンスキー(ルビンスカヤでもOK)このくらいでしょう。
ヤンとトリューニヒト、ブラウンシュバイクは資格なし。
キルヒアイスとミッターマイヤーはやる気なし。
と、思います。
あと、ユリアンは10年早いって事で。
私はキルヒアイスもまたラインハルトが死んだら腑抜けになってしまうと思います。
あの二人は「二人で一つ」という存在でした。
だからこそラインハルトはあそこまで逝っちゃったわけですが、同様に程度の差こそあれ、キルヒアイスもラインハルトが死ねばすべてのやる気を失うと思います。
さらに正史のようにアンネローゼが活を入れることもないでしょう。
馬(ラインハルト)は御者(キルヒアイス)が居なくても走れますが、御者は馬無しでは走れません。
そのことが分かっているからこそ、アンネローゼはラインハルトに活を入れましたが、キルヒアイスには入れないでしょう。
正史の逆になった場合、キルヒアイスはすぐに隠居、アンネローゼもそれを止めない。
ひょっとしたら二人一緒にどこぞの辺境に隠棲するかも。
指導者亡き帝国は大規模な内乱へ・・・というところでしょうか。
ちょっと思ったのですが、ラインハルトが即死せず、死ぬまでに遺言を残す程度の時間はあったとすればどうでしょう。
「キルヒアイス…おれはもう駄目だ。代わりにお前が宇宙を手に入れてくれ」
「何をおっしゃいます、ラインハルトさま。わたしにはそんな器量はありません」
「キルヒアイス。おれは死ぬのだ。死んで行く友の頼みを断るなど無粋極まりないぞ」
…と言うようなやり取りが二人の間にあれば(マヴァール爆)、無欲なキルヒアイスも自主的にラインハルトの後継者たらんとするかもしれません。
って、カルマーンとリドワーンの最後の会話ってこれで合ってましたっけ?
ここのHPにきて、色々、考えさせられました。
私は、基本的には田中作品は、銀河英雄伝説と七都市物語と西風の戦記しか読んでいません。
創竜伝は、超能力ものと聞いたので、興味なしだったのですが、アルスラーン戦記は、面白そうなので、今度読もうかなと思います。
それで、一番、このHPにためになっているのが、反銀英伝です。
帝国や同盟の経済分析や戦力分析、あるいは、軍の昇進問題など、あとは、選挙制度についても書いてありました。
個人的にキャラの議論については、ヤンやラインハルトが主流なんですが、オーベルシュタインが大人気なのは、意外でした。
ところで、話は変りますが、反銀英伝の思考実験編・リップシュタット戦役のIFで思ったのですが、このとき、暗殺されたのがラインハルトであって、キルヒアイスが生き残ったという展開はどうでしょうか?
死の間際、ラインハルトがキルヒアイスに「姉上を守ってくれ・・・・そして、宇宙を俺にかわって・・・・・手に入れろ。」
という感じですね。
まあ、事実上の後継者をキルヒアイスに指名するわけです。
「ゴールデンバウム王朝が滅びても次は、ローエングラム王朝とは限らない」というアイゼナッハの言葉が実現するわけです。
果たして、キルヒアイスはラインハルトの言葉どおり、銀河帝国を支配できるのか、あるいは、他のオーベルシュタインや双璧が黙っていないのか。まさしく、ナンバー1が亡き後、キルヒアイスが勝ち残れるかが今後の展開のポイントになります。
これだと、自由惑星同盟も存続していますね。キルヒアイスなら、ゴールデンバウム王朝を倒した後、自由惑星同盟を侵攻しないでしょう。
問題は、、キルヒアイスが帝位につきたがるかどうかでしょう。
真にゴールデンバウム王朝を倒すのがラインハルトの目的だとすると、誰かが帝位につかなければなりません。
不本意ながら帝位につくキルヒアイスは、まさに、ある意味、ヤンと同様に自分の意にそぐわない境遇になるのです。
キルヒアイス王朝のはじまりです。その際に、前の皇帝は、殺すことはしないでそしょう。
一方、自由惑星同盟では、ヤンは、彼が帝位につけば、侵攻はほとんどないだろうと考え、辞表を出すが、軍上層部との妥協の結果、予備役扱いになる。フレデリカと結婚。
そして・・・・・・数年後、国力を回復した自由惑星同盟は再び、銀河帝国侵攻作戦を立案するのだった。
そして、その総司令官は、魔術師ヤンが再び、予備役から出頭を命じられる。
まぁ、あくまでもご都合主義の話ですけどね。
一般市民さま、初めまして。以後、よろしくお願いいたします。
> ところで、話は変りますが、反銀英伝の思考実験編・リップシュタット戦役のIFで思ったのですが、このとき、暗殺されたのがラインハルトであって、キルヒアイスが生き残ったという展開はどうでしょうか?
>
> 死の間際、ラインハルトがキルヒアイスに「姉上を守ってくれ・・・・そして、宇宙を俺にかわって・・・・・手に入れろ。」
> という感じですね。
>
> まあ、事実上の後継者をキルヒアイスに指名するわけです。
キルヒアイスではなく、ラインハルトが暗殺されるという設定は、「反銀英伝・思考実験編」7-Aラインハルト暗殺(1)で考察されています。このときの結論は、キルヒアイスではラインハルトの後継者は無理で、隠棲し、ロイエンタールが後継者となるというものでした。ただ、ラインハルトが遺言を残した場合は、キルヒアイスが後継者にならざるを得ず、キルヒアイスを中心にリヒテンラーデ公を討つわけですが、キルヒアイスならば、リヒテンラーデ公は自殺、その他は追放くらいの穏便な処置ですませるでしょう。
そして、キルヒアイスが帝国宰相に就任するわけですが、キルヒアイスの性格からして帝位簒奪は考えず、皇帝の権限を無力化して象徴化するぐらいにとどめるのではないでしょうか。さらに、同盟征服よりも内政改革に熱中し、ロイエンタールを中心とする外征派と次第に対立という流れになるのではないでしょうか。
> ゴールデンバウム王朝が滅びても次は、ローエングラム王朝とは限らない」というアイゼナッハの言葉が実現するわけです。
正確には、アンスバッハのセリフで「ゴールデンバウムはこれで事実上たおれた。後にくるのが、グリューネワルトということに、さて、なるかな」です。
> 一方、自由惑星同盟では、ヤンは、彼が帝位につけば、侵攻はほとんどないだろうと考え、辞表を出すが、軍上層部との妥協の結果、予備役扱いになる。フレデリカと結婚。
ヤンがそう考えても、同盟首脳部はそうは考えないでしょうから、現状維持のままでしょう。ヤンはイゼルローン要塞の司令官を続けることになります。同盟政府はキルヒアイスが内政改革に熱中してくれる間に、国力の回復につとめるでしょうが、平和な状態が続けば、トリューニヒトのいい加減さも次第に明らかとなり、彼の政権維持も危うくなります。そこで、ヤンに接近して、人気の回復につとめる一方、ネグロポンティあたりに政権を禅譲して、院政を敷こうとするかもしれません。しかし、これだと、あまり面白くないので、同じ派閥のホワン・ルイに政権を禅譲するというのはどうでしょう。ホワン・ルイは議長に就任するや、トリューニヒトの統制を離れて、反戦派を重用しはじめ、ヤンも政権に近づいていく。ドーソン統合作戦本部長は退任し、ヤンが統合作戦本部長に招かれる。しかし、彼を迎えたのは、トリューニヒト派で固められた部下達の冷たい視線だった・・・。
フェザーンでは、ルビンスキーがキルヒアイスをけしかけて、同盟侵攻を促すが、キルヒアイスはいっこうに動かず、ついにルビンスキーはロイエンタール擁立の陰謀をめぐらすのであった・・・。
帝国以外はこんな感じになるのでは?
> > ゴールデンバウム王朝が滅びても次は、ローエングラム王朝とは限らない」というアイゼナッハの言葉が実現するわけです。
>
> 正確には、アンスバッハのセリフで「ゴールデンバウムはこれで事実上たおれた。後にくるのが、グリューネワルトということに、さて、なるかな」です。
これはイッチーさんも知っているでしょうから、突っ込むのも何ですが。
アンスバッハの「次に来るのがローエングラム王朝~(略)」って、アニメ版の方の台詞ですよね。確か。
一般市民さんはアニメの方は見ましたか?
もしくは、キルヒアイスにアンネローゼのことを託す以外は無視。
だって、政治力って点でローエングラム陣営は誰もいないし。
初めまして、佐々木です。
ローエングラム伯の重要な側近4人中、オーベルシュタイン、ロイエンタールが騎士、キルヒアイス、ミッターマイヤーは平民。
相手は、帝国宰相にして、公爵。
彼らだけでは、どうしようもありません。
領地があれば、最悪帝国に喧嘩を売ることもできます。
(貴族連合や、キルヒアイスに倒された貴族みたいに)
平民や騎士ではどうしようもありません。
(革命でも起こすなら話は別だけど)
> ローエングラム伯の重要な側近4人中、オーベルシュタイン、ロイエンタールが騎士、キルヒアイス、ミッターマイヤーは平民。
> 相手は、帝国宰相にして、公爵。
考えてみたら、帝国で覇権を握るには、身分が必要なんですよね・・・。キルヒアイスにしても、ロイエンタールにしても、身分が低すぎて、帝国宰相になるのは難しいですね。そうなると、暫定的にマリーンドルフ伯を帝国宰相にして、その下で身分をもらって、自分達の政権へ・・・というルートになりそうですね。ただ、キルヒアイスはアンネローゼと結婚出来る身分をもらったら、そのまま退役しそう・・・。そうなると、貴族に列せられたロイエンタールがラインハルトの後継者となる可能性が高いですね。
ただ、問題はラインハルトがキルヒアイスに後継者になるよう遺言した場合です。この場合は、変にキルヒアイスが気合を入れて、後継者に名乗りをあげそう。ただ、すんなり、キルヒアイス後継ではおさまらず、マリーンドルフ宰相の下に、キルヒアイス・オーベルシュタイン・ロイエンタール・ミッターマイヤーによる四頭政治がおこなわれるでしょう。あるいは、内政はマリーンドルフに、軍事は四巨頭という住み分けがおこなわれるかもしれません。
ただし、マリーンドルフ政権では急激な内政の改革は無理。国内整備に足をとられて、同盟侵攻は延期せざるを得ないでしょう。
> これはイッチーさんも知っているでしょうから、突っ込むのも何ですが。
>
> アンスバッハの「次に来るのがローエングラム王朝~(略)」って、アニメ版の方の台詞ですよね。確か。
>
> 一般市民さんはアニメの方は見ましたか?
はい、アニメ版のほうですね。だから、ごっちゃになりました。しかも、アンスバッハとアイゼナッハの名前間違えてしまいました。
恥ずかしいです。
キルヒアイスって、やっぱり、皇帝にはならないのでしょうか?
ラインハルトよりは、良い皇帝になると思うのですけどね。
少なくても、銀河帝国にとっては、そういう感じなりそう。ただ、思ったのが、地球教徒やフェザーンが陰謀を働かして、前の皇帝を誘拐ではなく、アンネローゼを誘拐して、同盟領地で暗殺事件を起こすと、あのキルヒアイスがダークモードになって、復讐の鬼となり、同盟領侵攻作戦とかもあるかもしれません。
どっちにしても、何か陰謀が働かないと大規模な会戦は起きそうもないということですね。
ちなみに、もし、ローエングラム元帥府の提督が外征派と内政派に分かれたら、どういうメンバーでしょうか?
とりあえず、考えてみました。
外征派、ロイエンタール、ミッタマイヤー、ビッテンフェルト、ケンプ、ファーレンファイト
内政派、ケスラー、ルッツ、ワーレン、メックリンガー、シュタインメッツ
中立派 ミュラー、アイゼナッハ、レンネンカンプ、オーベルシュタイン
うーん、やっぱり、外征派のメンバーの艦隊は強そうです。内政派はどちらかというと、キルヒアイス派というので固めました。
ルッツ、ワーレンは、リップシュタット戦役で一緒に戦った中ですし、ケスラーはその任務上の立場かな。
シュタインメッツは、旗艦ブリュンヒルトの艦長だったし、キルヒアイス派だと思う。
メックリンガーは、芸術家としては、戦争が何度無い方がいいというあくまでも、個人的意見です。
中立派は、オーベルシュタイン以外は、調整派なイメージで選びました。
> キルヒアイスって、やっぱり、皇帝にはならないのでしょうか?
> ラインハルトよりは、良い皇帝になると思うのですけどね。
>
> 少なくても、銀河帝国にとっては、そういう感じなりそう。ただ、思ったのが、地球教徒やフェザーンが陰謀を働かして、前の皇帝を誘拐ではなく、アンネローゼを誘拐して、同盟領地で暗殺事件を起こすと、あのキルヒアイスがダークモードになって、復讐の鬼となり、同盟領侵攻作戦とかもあるかもしれません。
>
> どっちにしても、何か陰謀が働かないと大規模な会戦は起きそうもないということですね。
ラインハルトが死ぬと、ローエングラム陣営で問題になるのが、リヒテンラーデ公に対抗する爵位を持つものがいないということと、陣営をまとめるカリスマ性を持った指導者がいないということです。最初の問題は、ローエングラム陣営の支援者の一人であるマリーンドルフ伯爵を口説いて、リヒテンラーデ公亡き後の暫定政権首班に就くよう、口説くことで解決できます。第二の問題は、暫定的にキルヒアイスにリーダーになってもらうしか方法がありません。主導権争いをしていれば、リヒテンラーデ公にやられるだけですから、とりあえず、ロイエンタールほか野心家たちもキルヒアイスに従うでしょう。ラインハルトの遺言がとりあえず、キルヒアイスがリーダーの座につくことを正当化してくれます。リヒテンラーデ公打倒後、おそらくオーベルシュタインはキルヒアイスにアンネローゼとの結婚を勧めるのではないでしょうか。キルヒアイスがラインハルトの義理の兄となることで、ローエングラム家を継がせ、なおかつ、ラインハルトの後継者の地位を確かなものにするためです。しかし、その後はキルヒアイスがロイエンタールらを御していけるか、お手並み拝見ということで、オーベルシュタインはキルヒアイスから距離を置くでしょう。
帝国宰相 フランツ・フォン・マリーンドルフ公爵
軍務尚書 ジークフリード・フォン・ローエングラム侯爵(キルヒアイス)
軍務次官 パウル・フォン・オーベルシュタイン
宇宙艦隊司令長官 ウォルフガング・ミッターマイヤー
統帥本部総長 オスカー・フォン・ロイエンタール
政治は上記の5巨頭会議ですすめられます。しかし、国政改革の優先を主張するマリーンドルフ・キルヒアイスと同盟侵攻を主張するロイエンタール・ミッターマイヤー、どちらが勝つか、お手並み拝見のオーベルシュタインの3勢力にわかれるでしょう。
> ちなみに、もし、ローエングラム元帥府の提督が外征派と内政派に分かれたら、どういうメンバーでしょうか?
> とりあえず、考えてみました。
>
> 外征派、ロイエンタール、ミッタマイヤー、ビッテンフェルト、ケンプ、ファーレンファイト
>
> 内政派、ケスラー、ルッツ、ワーレン、メックリンガー、シュタインメッツ
>
> 中立派 ミュラー、アイゼナッハ、レンネンカンプ、オーベルシュタイン
>
>
> うーん、やっぱり、外征派のメンバーの艦隊は強そうです。内政派はどちらかというと、キルヒアイス派というので固めました。
> ルッツ、ワーレンは、リップシュタット戦役で一緒に戦った中ですし、ケスラーはその任務上の立場かな。
> シュタインメッツは、旗艦ブリュンヒルトの艦長だったし、キルヒアイス派だと思う。
>
> メックリンガーは、芸術家としては、戦争が何度無い方がいいというあくまでも、個人的意見です。
>
> 中立派は、オーベルシュタイン以外は、調整派なイメージで選びました。
軍内部は上記のような分類になるのではないでしょうか。オーベルシュタインとレンネンカンプは様子見(勝ったほうにつく)、ミュラーは若さゆえに血気盛んな部分と冷静沈着な部分が葛藤して、どっちつかず。アイゼナッハは意見聴取不可能ということで(笑)。
軍内部では、ビッテンフェルトらがキルヒアイスの指導力に疑義を呈し、キルヒアイスは自らの指導力を示して、反対派を押さえ込むためにも、同盟との大規模な会戦(侵攻は目的としない)を決意。場所は、イゼルローン。
一方、フェザーンでは、ラインハルト死去をうけて、同盟・帝国均衡派が勢力を回復。フェザーンは同盟に働きかけ、ヤン査問を実施させる。ヤン不在のまま、キルヒアイスの攻撃を受けたイゼルローンは陥落寸前までいくが、ヤンが合流してかろうじて、イゼルローンを死守。しかし、同盟軍と要塞は大打撃をうける。
フェザーン系マスメディアはここぞとばかり、トリューニヒトの責任を追及し、トリューニヒト政権崩壊。後任は、ホワン・ルイ。ルイはヤンを統合作戦本部長に抜擢し、軍改革を目指す。
帝国では、キルヒアイスがヤンと互角の戦いをおこなったことで、キルヒアイスの声望が高まり、外征派は一時的に沈黙。キルヒアイスはマリーンドルフとともに内政改革に着手し、しばらく、同盟・帝国間には小康状態が訪れる。
だが、帝国内では再び外征派が台頭。さらに、成長した皇帝が大政奉還を要求してくる。一方、同盟内でも国力の回復にともなって、強硬派が勢いを盛り返し、キルヒアイスとヤンは苦悩するのだった・・・というところでしょうか。
> > キルヒアイスって、やっぱり、皇帝にはならないのでしょうか?
> > ラインハルトよりは、良い皇帝になると思うのですけどね。
キルヒアイスは、ラインハルトと比べると、甘いし、その優しさがようは、覇道の道を歩むラインハルトと違う魅力なんですけど、実際、彼がそういう甘さを捨てたとき、それなりの才能を発揮するのではと思うのは、私の思い過ごしなんでしょうか。
戦術レベルでは、リップシュタット戦役などで、ある程度の手腕を見せたけど、政略や戦略については、未知数のまま、死んだので、わかりません。
だが、あえて、この面でも非情に徹すれば、ラインハルトと同様の能力を持っているとします。その非情な面を出すという理由をとりあえず、考えてみました。
理由は、アンネローゼがキルヒアイスに通信を受ける場面です。ようは、原作では、ラインハルトがキルヒアイスが殺されて、アンネローゼにオーベルシュタインから通信をつなげられて、話す場面です。
「・・・・・アンネローゼ様、私は・・・・・」
「ジーク、約束を守れなかったのね。」
「すいません、アンネローゼ様、すいません。」
「ジーク・・・・、あなたは、弟の遺言を守りなさい。私の約束が守れなかったのならせめて・・・・」
その言葉を聞いたとき、キルヒアイスは、悟った。アンネローゼに対して、もはや、自分が愛する資格はないということを、そして、その気持ちを心に封印することを誓った。
この時を機にキルヒアイスは優しい赤毛の青年から覇道の道へ進む恒星の一つになった。ただ、その輝きはひどく悲しみを感じさせるものであった。
以上、終わりです。
もう一つ、設定が思いつきました、リヒテンラーデ公を倒したあと、マリーンドルフ伯爵に帝国宰相を頼むとき、彼が条件を出すのです。
キルヒアイスをとても気に入って、娘ヒルダの婿になることです。
キルヒアイスは、最初、断ります。ですが、それを飲まないと帝国宰相になることを拒否するということで妥協の結果、婚約することになります。
もちろん、ヒルダは、最初、怒りますが、キルヒアイスのアンネローゼの想いをしり、そして、死んだラインハルトのために必至に苦悩する姿に惹かれ・・・・・。
その流れで行くと、ヒルダが活躍する場面が増えそうです。どっちも、前半と後半のラインハルトの補佐役としての役割でしたが、キルヒアイス&ヒルダ夫妻の銀河帝国統一も見てみたい気がしました。
でも、この二人が結婚したら、ビッテンフェルトあたりが、女の尻にしかれている奴の下になんかつけるかと、個人的感情から深刻な対立が起き、ロイエンタールも女性蔑視の傾向があるから、不満を表す。
しかし、ミッタマイヤーは、逆に優秀な妻を持つことはいいことだと、いい。外征派の中に亀裂が・・・・・。
実は、これは、外征派を分裂させるキルヒアイスの巧妙な心理的罠であった。なんていう、展開は、絶対無いでしょうね。