銀英伝世界ではどんな教科書が出回っているんだろうか?
同盟はきっと民主主義が如何に素晴らしいのかとルドルフへの悪口に終始しているのだろう。帝国は同盟の事など辺境のけしからん反乱軍とでも記述しているのだろうが。
となると、バーラトや新帝国の教科書にはなんと書いてあるのだろう?
ラインハルトは両教科書で何ページも割くような扱いであることは疑いありません。
逆にヤンは数行で終わるでしょうね。
ちなみにラインハルトの次にページを割かれるのはフロイラインこと「マリーンドルフ皇后」に、一票!
なら、トリュメニヒトやオーベルシュタインはどうなるんだろう?
実務者レベルでは、かなり重要な立場の人たちですから
オーベルシュタインはともかく、トリューニヒトは悪意に溢れた記述が書かれまくるでしょうね。現にトリューニヒトを高く評価したキャラは一人としていませんし。
あと、ローエングラム朝発足時の各尚書も表か何かで名前が出ているでしょうね。
そうそう、誰か銀英伝の歴史教科書のまがいものでも書く気ありませんか?
以前あった、銀英伝の時代を書いた教科書はどのようなものになるか
を少し考えて見ました。
もしその時代を書くと、作品中で活躍した人物より作品中では
余り書かれなかった人物が多く書かれるような気がします。
作品中での存在感は大きいが書かれなくても支障無い人物は
やはりキルヒアイスでしょうか。
ラインハルトの時代は、リップシュタッと戦役のあとなので
その段階で死んでいなくなっていた、キルヒアイスはかかなくても
問題無いと思われます。
初めまして、ここのサイトは少し前にはまりました。今は時々ROMしてます。面白そうだったので教科書風に書いてみました。モデルは中学歴史の織田信長です。時代はローエングラム王朝の滅亡後ということで。
ラインハルトの台頭
銀河帝国の下級貴族出身であったラインハルト・フォン・ミューゼルであったが、皇帝の寵妃の弟という立場と天才的軍事才能によって急速に帝国内での自己の地位を高めていった。
第4次ティアマト会戦の功績によりローエングラム伯爵の門地を受け継いだのち、アスターテ会戦で2倍の敵軍を撃破。元帥号を授与し宇宙艦隊の半数を旗下に収める。このときの部下たちが後のラインハルトの覇業に多大な貢献をすることになる。
ヤン・ウェンリーの登場と門閥貴族の失墜
同じ頃、自由同盟共和国にラインハルトのライバルとなるヤン・ウェンリーが頭角をあらわしてくる。
ヤンは奇抜な発想で銀河帝国のイゼルローン要塞の無血占領を果たす。これにより帝国軍の首脳幹部たちは責任をとって辞職し、結果的にますますラインハルトの地位を高めることとなった。
イゼルローン要塞を手中にした同盟軍はトリューニヒト国防委員長らの反対を押し切り、帝国領に侵攻する。しかしこれはラインハルトの活躍により失敗し、同盟軍に壊滅的なダメージを与えることになる。(アムリッツァ会戦)
この会戦の最中に帝国皇帝フリードリヒ4世が死去する。後ろ盾を失ったラインハルトは、その力を恐れた門閥貴族たちに排除されかけるが、実力でこれを退けて銀河帝国の宰相となる。
ローエングラム王朝の誕生
銀河帝国の宰相となり帝国の実権を握ったラインハルト・フォン・ローエングラムは、アムリッツァ会戦によって弱体化した自由惑星同盟に侵攻する。このときラインハルトはヤン・ウェンリーの立て篭もるイゼルローン要塞を避けて中立的立場にあったフェザーンを占領し、そこを橋頭堡として同盟を目指した。(ラグナロック作戦)
不意をつかれたヤンであったがイゼルローン要塞を放棄して、戦力を分散したラインハルトに決戦を挑む。一時はラインハルト軍を壊滅寸前にまで追い込んだヤンだったが、帝国の双璧と謳われたミッターマイヤー、ロイエンタールらの活躍によって、それは叶わなかった。(バーミリオン会戦)
自由惑星同盟にバーラト和約を結ばせたラインハルトは、銀河帝国を簒奪して自ら皇位につきローエングラム王朝を開いた。
自由惑星同盟の滅亡
バーラト和約を結び、一応の存続を認められた自由惑星同盟であったが、一部過激派が同盟に派遣された銀河帝国の高等弁務官レンネンカンプを拉致し殺害する。
その報復として皇帝ラインハルトは再び同盟に侵攻し、これを滅ぼした。(第2次ラグナロック作戦)
同盟が滅んだあともラインハルトに抵抗を続けたヤン・ウェンリーであったが、ラインハルトとの和戦会談の途上で暗殺され、その戦力は大幅に弱体化することになった。
フェザーンへの遷都とロイエンタールの反乱
新たに自由惑星同盟を版図に加えた皇帝ラインハルトは、フェザーンに遷都して新帝国体制を固めていった。その最中に新領土(旧自由惑星同盟領)査察中のラインハルトに対して新領土総督のロイエンタールが反旗を翻す。からくも虎口を逃れたラインハルトはその討伐にミッターマイヤーを派遣し、これを打ち破った。(双璧の争破戦)
その後、ヤン・ウェンリーの残党との間に停戦を申し込んだラインハルトは、バーラト星系の自治を彼らに認め、この世を去った。
新帝国の隆盛
ラインハルトのあとを継いだアレクサンデル・ジークフリードはまだ幼かったため、その後の帝国の実権はラインハルトの皇妃であるヒルデガルドが握ることになる。
以下不明
本当は年代を入れるべきなんでしょうが、原作が手元に無いのでわかりませんでした。やっぱりかなりの人物を省くことができそうです。
実際、教科書には軍人ってあまり出てきませんものね。一般人に教えるレベルでは、重要なのは誰が戦争を指導したかであって、誰が戦争を指揮したかはどうでもいいんでしょう。ですから、ビッテンフェルトやシェーンコップなんかは絶対に教科書には載れませんね(笑)。
ただ、キルヒアイスぐらいに皇帝に重用されていた人物だと、本文には載れなくてもコラムにはなるかもしれませんね。あと、ポプランは、銀英伝本編とは無関係なところで歴史に名が残るような事をするかもしれないような気がします(爆笑)。
ただし最初の組閣は歴史教科書にも載ることが多いので軍務尚書オーベルシュタインはかなりの確率で載っているでしょうね。
教科書にのる可能性の高い人物を何人かあげてみます。
カール=ブラッケ、オイゲン=リヒター
この二人は、初代の閣僚としてより
ラインハルト以前の改革勢力として出てきそうです。
ミッターマイヤー
重臣筆頭として出てきそうです
さらにいえば、ヒルダ時代の方が教科書になる可能性は高そうです。
国務尚書になっていればですが。
キルヒアイスとオーベルシュタインの二名は
教科書より、教科書から消された人物として出てきそうです(笑)
はじめまして、書き込みます。
> 教科書にのる可能性の高い人物を何人か
新帝国に議会が開かれたという箇所において、
王党派(?)と対する民主派(?)の説明があり、
ビッテンフェルトとアッテンボローには触れられるのではないかな?
と思いました。(用語の使用が適当ですみませんが)
キルヒアイスは、ラインハルトをどう語って見せたいか?によって、
扱いがだいぶ違うように思われます。
(チェーザレ・ボルジアと共にミケーレが語られるかどうか、のように)
では、今後ともお見知りおきを。
教科書の記述なんて概ね平板なものですから、
中野上級大将さんが書かれたあたりが妥当でしょうね。
高校用でもうちょっと詳しくなっても、
やっぱりキルヒアイスもオーベルシュタインも抜きで書けると思います。
英雄譚と歴史教育は別物ですからねぇ。
戦国時代なんかその典型ですね。
柴田勝家だって秀吉と敵対したから名前が出てきますけど、
そうでなかったら「秀吉その他の優秀な家臣」で括られていたでしょうから。
だいたい戦場の将は、よほど国にとって重要な戦いの勝利者でない限り出ない傾向がありますし。
日本海海戦の東郷元帥やトラファルガー海戦のネルソン提督とか。
逆に文官は出やすいですね。
国造りに直接関わるわけですから。
のちに帝国が立憲君主制に移行したとしたら、ユリアンの名前は確実に出るでしょう。
> 教科書の記述なんて概ね平板なものですから、
> 中野上級大将さんが書かれたあたりが妥当でしょうね。
> 高校用でもうちょっと詳しくなっても、
> やっぱりキルヒアイスもオーベルシュタインも抜きで書けると思います。
> 英雄譚と歴史教育は別物ですからねぇ。
> 戦国時代なんかその典型ですね。
> 柴田勝家だって秀吉と敵対したから名前が出てきますけど、
> そうでなかったら「秀吉その他の優秀な家臣」で括られていたでしょうから。
>
> だいたい戦場の将は、よほど国にとって重要な戦いの勝利者でない限り出ない傾向がありますし。
> 日本海海戦の東郷元帥やトラファルガー海戦のネルソン提督とか。
>
> 逆に文官は出やすいですね。
> 国造りに直接関わるわけですから。
> のちに帝国が立憲君主制に移行したとしたら、ユリアンの名前は確実に出るでしょう。
>
全面的に同感ですね。ただ、ローエングラム邑生町も結局は帝国ですからねえ。5世代ぐらい経ったら、教科書の替わりにラインハルトの伝記を使うような状況になってたりして(笑)。
ところで、同盟の皆さんは誰が出れると思いますか?イゼルローン共和国代表のヤンは当然として、他には同盟最後の評議長(名前忘れた)ぐらいではないかと思います。表面的には何の功績も上げていないトリューニヒトさんは、残念ながら出ることはできないでしょうね。
> ところで、同盟の皆さんは誰が出れると思いますか?イゼルローン共和国代表のヤンは当然として、他には同盟最後の評議長(名前忘れた)ぐらいではないかと思います。表面的には何の功績も上げていないトリューニヒトさんは、残念ながら出ることはできないでしょうね。
同盟からは、ユリアン、フレデリカの二人は確実でしょう
いちおう停戦時の政府首班と、軍の代表ですから。
同盟側の教科書だと、グリーンヒル大将が出ることになるでしょう。
クーデターの首謀者ということで外す事は出来ないと思われます。
恐らくこのクーデターの黒幕はラインハルトだということは
両陣営ともに言いたく無いでしょうから。
もっともバーラト自治区の教科書は
某首領さまを戴く国のものを参考にすればよいのでは(笑)
> 同盟からは、ユリアン、フレデリカの二人は確実でしょう
エルファシル独立政権でしたっけ?
Government of Augasta?
(すいません本は既に手元にないので)
は出るのではないでしょうか?
首領はお医者様だったような。
> 以前あった、銀英伝の時代を書いた教科書はどのようなものになるか
> を少し考えて見ました。
>
> もしその時代を書くと、作品中で活躍した人物より作品中では
> 余り書かれなかった人物が多く書かれるような気がします。
>
> もっとも銀河が激動していた時代、地勢的条件をフルに活用し、シタタカなまでに生きたルビンスキーはどうでしょう
位置的には、戦国時代の今井宋久や嶋田宋室なみの書かれ方はされるとは思うのだが