田中芳樹氏はなぜ天皇のことについて書かないのだろうか。あんなに偏向評論をやっていてこれがでないのは何でかなと思います。
> 田中芳樹氏はなぜ天皇のことについて書かないのだろうか。あんなに偏向評論をやっていてこれがでないのは何でかなと思います。
単に右翼に喧嘩を売る勇気がないから、と言うのは冗談で(笑)
ホントに如何してでしょうか?
確かに田中さんって天皇のことを意識的に無視してるところがありますね。
創竜伝でも長崎市長の件でかすっている程度ですし。
12巻の座談会でも「神の国発言」を語っているのに天皇の文字は一字も出こない。
本当にどうしてでしょうかね~?
> > 田中芳樹氏はなぜ天皇のことについて書かないのだろうか。あんなに偏向評論をやっていてこれがでないのは何でかなと思います。
>
> 単に右翼に喧嘩を売る勇気がないから、と言うのは冗談で(笑)
> ホントに如何してでしょうか?
>
いや、冗談じゃないかも知れませんよ。
政治家とかの場合はモデルはいるけど架空の人物ですといえるけど、
天皇だとそういうわけにはいかないからじゃないでしょうか。
お久しぶりです、オズマです。
さて、
> > > 田中芳樹氏はなぜ天皇のことについて書かないのだろうか。あんなに偏向評論をやっていてこれがでないのは何でかなと思います。
> >
> > 単に右翼に喧嘩を売る勇気がないから、と言うのは冗談で(笑)
> > ホントに如何してでしょうか?
ということですが、次の倉本さんの意見、
> いや、冗談じゃないかも知れませんよ。
> 政治家とかの場合はモデルはいるけど架空の人物ですといえるけど、
> 天皇だとそういうわけにはいかないからじゃないでしょうか。
これは私も同感です。
どうしても天皇について批判するのは日本人にとって禁忌という感は否めないのではないでしょうか。あくまでも感情的に、ね。
もちろん学問として、「論理的」に、例えば天皇の戦争責任なんかについては良く語られていますが、田中芳樹は学者ではないし、ましてや彼の作品は社会論評という体裁すら取っていません(内実はどうあれ、あくまでもあれは小説)。まあ天皇についての論評をしないのは彼なりの節度ではないんでしょうか。最も禁忌でないという点で、実在の人物をモチーフにして、非難するというのもいただけないのは当然ですが。
ちなみに蛇足ではありますが、彼の作品で「民主主義は偉いさんの悪口を堂々と言える」だとか、「イギリスでは王室の悪口を言ってもかまわない」とかいうように述べられていたように思いますが(違っていたらすみません)、それを自分自身でできないところに彼の限界があるように思います。以前、小林よしのりと田中芳樹の比較でもありましたが、覚悟の問題ですね。天皇について下手に批判的なことをかこうものなら、それこそ洒落じゃなく本当に右翼に喧嘩を売ることになりますから(笑)。
> 田中芳樹氏はなぜ天皇のことについて書かないのだろうか。あんなに偏向評論をやっていてこれがでないのは何でかなと思います。
天皇は大分前から実権を持っていないので、批判してもしょうがないんじゃないでしょうか。
> 田中芳樹氏はなぜ天皇のことについて書かないのだろうか。あんなに偏向評論をやっていてこれがでないのは何でかなと思います。
単純に神道の信者の方もいらっしゃる事を考えると、その最高位にある(と思ったけど、違うのかな?)天皇を批判するとそれは信仰の自由に抵触しませんかね?
ただ単に「天皇制を批判しても作者のストレス解消にならないから」ってのはどうでしょう??
> 単純に神道の信者の方もいらっしゃる事を考えると、その最高位にある(と思ったけど、違うのかな?)天皇を批判するとそれは信仰の自由に抵触しませんかね?
ん?
相手がどう思うかは別として、少なくとも「信仰の自由」には抵触しませんでしょ?
もしそれが「信仰の自由」に抵触するのであれば、田中芳樹氏を批判する人々も「信仰の自由」に抵触することになるんじゃないですか(笑)
> 相手がどう思うかは別として、少なくとも「信仰の自由」には抵触しませんでしょ?
確かにそうですねぇ。
信仰対象に対して非があれば、非難されても仕方がありませんね。
> もしそれが「信仰の自由」に抵触するのであれば、田中芳樹氏を批判する人々も「信仰の自由」に抵触することになるんじゃないですか(笑)
(苦笑)
んじゃ、こう言い換えるのはどうでしょう。
田中芳樹は戦前の天皇(制)と、現在の天皇(制)を比べた際に、現在の方が良い状態だと思っており、それほど非難に値しないと思っている。
戦前の天皇(制)は批判されるべきだと思っているが、批判によって現在の天皇(制)の在り方を覆されることをおそれているのではないか?
現在の天皇(制)も支持はしないが、存在しても良い理由として、神道の最高司祭としての在り方があるのではないか。その在り方をも否定してしまえば、一宗教団体としての神道を否定することになるのではないか。
この辺でどうですかね。
書いてて「なんで政教分離を徹底しないんだ」とか、その辺のツッコミに関して疑念が沸いてきましたが…
葉藪さん、レスありがとうございます。
でも……自分はこの件に関しては特にこれといった考えがないので碌なレスが返せそうにないです(笑)
すいません。
ただそれではあまりに申し訳ないので、ちょっとぼんやりと考えたことなどを述べさせていただこうかと思います。
ただし、裏付けもとっていないような代物ですんで、もしかしたらなお申し訳ないことかもしれません。
では本題。
> > 相手がどう思うかは別として、少なくとも「信仰の自由」には抵触しませんでしょ?
>
> 確かにそうですねぇ。
> 信仰対象に対して非があれば、非難されても仕方がありませんね。
ちょっと些細なことかもしれませんが、
例え「信仰の対象」に非がないのに非難したとしても、それは「信仰の自由」に抵触はしないのではないでしょうか?
「信仰の自由」とは個人の信仰する宗教によって法的な差別をされないということであるとか、その宗教活動を妨害されないという事なのではないでしょうか?(もちろんその宗教活動も法に触れない範囲内であると思いますが)
まあ、この辺私もそれほど法律(憲法の範疇になるのかな?)に詳しくはないのでトンチンカンなことを言ってるかもしれません。正確なところは後日調べてみます。
> 田中芳樹は戦前の天皇(制)と、現在の天皇(制)を比べた際に、現在の方が良い状態だと思っており、それほど非難に値しないと思っている。
> 戦前の天皇(制)は批判されるべきだと思っているが、批判によって現在の天皇(制)の在り方を覆されることをおそれているのではないか?
> 現在の天皇(制)も支持はしないが、存在しても良い理由として、神道の最高司祭としての在り方があるのではないか。その在り方をも否定してしまえば、一宗教団体としての神道を否定することになるのではないか。
> この辺でどうですかね。
というよりは、田中芳樹氏はもしかしたら天皇制そのものには反対ではないと言うことなのかもしれません(むしろ「天皇陛下万歳!!」??)
前の戦争はあくまで軍部と日本人の悪行であって、天皇はむしろ被害者みたいな考えだったりするとか?
つまり中国と天皇に迷惑をかけたから、「日本軍」と「日本人」が嫌いということなのかもしれません(笑)
まじめな話「創竜伝」あたりではその辺全く言及されていないのでしょうか?
(もう手元にないんでわからんもんで)
以上なんですけど、葉藪さんのレスの部分部分にレスを返しているだけで、「自分の考えはこうだ」というのが出せてないというのもなんか情けないなあ……