どうも、いつも楽しく読ませて頂いています。はじめまして。
なんか、ガイエスブルグ要塞ワープ大作戦で盛り上がっているようなので、僕が銀英伝を読んでいつも感じていたことを書きます。
よく、古代の戦いをモチーフにした艦隊戦がありますが、高速で動いている一万を超す部隊が陣形を保持して艦隊戦をするなんてできるのでしょうか。昔とは速度が違う。すれ違っておわりじゃないかなと。昔の馬上試合みたいに、何度もすれ違うんじゃないかと思うんですよ。側面、後背攻撃は体制を変えられないから効果があるので、高速で動きあうもの同士では意味がないのではないかと思うのですが。
つっこまない約束なのかもしれませんが。皆さんは、どうお考えになりますか。
> よく、古代の戦いをモチーフにした艦隊戦がありますが、高速で動いている一万を超す部隊が陣形を保持して艦隊戦をするなんてできるのでしょうか。昔とは速度が違う。すれ違っておわりじゃないかなと。昔の馬上試合みたいに、何度もすれ違うんじゃないかと思うんですよ。側面、後背攻撃は体制を変えられないから効果があるので、高速で動きあうもの同士では意味がないのではないかと思うのですが。
たとえば速度が10倍になったとして、このときに射程や感覚などの距離が10倍になれば感覚的な速度というのは変わらないはずです(時速4kmの戦いで相手との距離が400mなら3分後に遭遇します。同様に時速40kmの戦いで相手との距離が4kmなら同じく3分後に遭遇するわけです)。
この感覚で考えれば、単純に速度の倍率分だけ戦場が広い、とか、速度の倍率分だけ敵との距離が広いとか、速度の倍率分だけ船も大きい、速度の倍率分だけ車(船)間距離が取られているのであれば、それは通常の戦いと同じ感覚で戦えます。ただし、銀英伝の世界がきちんと倍率どおりになっているかどうかまでは保証の限りではありません(笑)
> > よく、古代の戦いをモチーフにした艦隊戦がありますが、高速で動いている一万を超す部隊が陣形を保持して艦隊戦をするなんてできるのでしょうか。昔とは速度が違う。すれ違っておわりじゃないかなと。昔の馬上試合みたいに、何度もすれ違うんじゃないかと思うんですよ。側面、後背攻撃は体制を変えられないから効果があるので、高速で動きあうもの同士では意味がないのではないかと思うのですが。
>
> たとえば速度が10倍になったとして、このときに射程や感覚などの距離が10倍になれば感覚的な速度というのは変わらないはずです(時速4kmの戦いで相手との距離が400mなら3分後に遭遇します。同様に時速40kmの戦いで相手との距離が4kmなら同じく3分後に遭遇するわけです)。
> この感覚で考えれば、単純に速度の倍率分だけ戦場が広い、とか、速度の倍率分だけ敵との距離が広いとか、速度の倍率分だけ船も大きい、速度の倍率分だけ車(船)間距離が取られているのであれば、それは通常の戦いと同じ感覚で戦えます。ただし、銀英伝の世界がきちんと倍率どおりになっているかどうかまでは保証の限りではありません(笑)
レスありがとうございます。戦場は宇宙です。例え、艦隊が10万も20万もあれども、戦場となる宇宙空間に占める割合は、多分ゴミみたいなものでしよう。戦闘速度がいかにはやくなろうと、空間に占める割合が小さい限り激突が継続することはありえないわけです。
しかし、全ての武器は射程があります。真空で空気抵抗による減速を考慮しなかったら、ひとたび加速を与えられると、どこまででもいくことになるわけですが。これは、首飾りへの質量物攻撃と同じに、射程無視の無敵兵器になってしますので、これは帝国と同盟の間の秘密協定で使用できないようになっているという理解が最近頭に浮かびました。これは、ガイエスブルグ特攻作戦や、ワープ兵器(質量のあるところにワープさせて核爆発)と同様の理解ができるのではないかと思うわけです。
はいね戦の首飾りは、内戦だったからいいのですよ。もしくは、ヤンは、源義経みたいに当時の戦いのルールを破って大戦果をあげるタイプの武将だったのです。イゼルローンの人質作戦や空調機ガス流しも同様なのかもしれませんしかし、これでは、ヤンは英雄になれない。汚れた英雄になってしまう。こまった、こまった。
> しかし、全ての武器は射程があります。真空で空気抵抗による減速を考慮しなかったら、ひとたび加速を与えられると、どこまででもいくことになるわけですが。これは、首飾りへの質量物攻撃と同じに、射程無視の無敵兵器になってしますので、これは帝国と同盟の間の秘密協定で使用できないようになっているという理解が最近頭に浮かびました。これは、ガイエスブルグ特攻作戦や、ワープ兵器(質量のあるところにワープさせて核爆発)と同様の理解ができるのではないかと思うわけです。
秘密協定ってのは、前に書いたとおり、本来ありえないんですよ。自分の国が滅ぼうとしているその瞬間に核のボタンを押すのを躊躇うことはありません。核が全面戦争の抑止力になっているのはその意味もあると思います。どちらかが一方的に勝てば負けそうなほうが押すでしょ?
でも銀英伝の世界では全面戦争があり、しかも相手を滅ぼそうとしている。つまり秘密協定とか抑止力とかが働かない世界なんです。
ちなみに協定というのは守らなかったときの罰則が適用できるだけの軍事力を保有していないと不可です。国際連盟の失敗を考えてみてください。
> はいね戦の首飾りは、内戦だったからいいのですよ。もしくは、ヤンは、源義経みたいに当時の戦いのルールを破って大戦果をあげるタイプの武将だったのです。イゼルローンの人質作戦や空調機ガス流しも同様なのかもしれませんしかし、これでは、ヤンは英雄になれない。汚れた英雄になってしまう。こまった、こまった。
もし、秘密条約があったとするならアスターテ会戦で帝国の戦法である「一点集中で突破を狙う」のが異常だったのは、実は戦闘エリアに入ったら宇宙速度制限というのがあるのかも(笑)。その速度を越えた速度で戦ったり移動したりしちゃいけない、みたいな。それを無視した速度で移動したから同盟側は驚いたんだ、きっと。
で、ヤンは相手が条約を破ることを前提で戦術を考えていたわけで、つまり本人もはなっから条約なんか守る気がなかったということになるんでしょうか(笑)。
てんてん dance with penguin
自爆レス。
> > しかし、全ての武器は射程があります。真空で空気抵抗による減速を考慮しなかったら、ひとたび加速を与えられると、どこまででもいくことになるわけですが。これは、首飾りへの質量物攻撃と同じに、射程無視の無敵兵器になってしますので、これは帝国と同盟の間の秘密協定で使用できないようになっているという理解が最近頭に浮かびました。これは、ガイエスブルグ特攻作戦や、ワープ兵器(質量のあるところにワープさせて核爆発)と同様の理解ができるのではないかと思うわけです。
この、宇宙では無限射程というのにはちょっと反論があります。
無限射程だと、いつか味方に当たったりしてえらい損害が発生するでしょう。ですから、協定ではなく射程があるというのは有り得ると思います。特にレーザー兵器は射程というかピンポイントでしかダメージが入らない兵器なのではないかと思います。じゃないと発射した側がダメージを食らいます。
これはあくまで私の空想ですが、レーザー兵器として有り得る形状はエポキシパテ式(笑)です。これは複数の弱レーザーを目標点でクロスさせてダメージを与えるというもので、単純に虫眼鏡で光を集めるのを想像してもらえばいいかと思います。これだと、ある一定点以下ではダメージが入りません。拡散してしまいます。宇宙に優しい。
てんてん dance with penguin
ども、銀英伝の話題になるとでてくるKURです。
> これはあくまで私の空想ですが、レーザー兵器として有り得る形状はエポキシパテ式(笑)です。これは複数の弱レーザーを目標点でクロスさせてダメージを与えるというもので、単純に虫眼鏡で光を集めるのを想像してもらえばいいかと思います。これだと、ある一定点以下ではダメージが入りません。拡散してしまいます。宇宙に優しい。
これにちょっと反論。
この方法でレーザーの焦点距離を制御できるなら、ヤンの一点集中攻撃が
全然すごい技では無くなってしまいます。
が、劇中ではヤン以外に一点集中攻撃をマスターしていた提督は少ないので、
#たしか、フィッシャーくらいだったはず。
やはり非常に難しい技術なのでしょう。
となると、やはり射程距離というものは別のところから生まれてくるはずです。
まあ、レーザーは減衰はしませんが、レンズの光学設計が完璧でない限り
拡散はしますし、粒子砲などのビームはふつうに減衰するはずです。
難しいことを考えなくとも射程距離は存在しそうな気がしますよ(^^;
…問題は質量兵器ですね。
宇宙空間で砲弾を撃てば、無限に初速を維持して飛んでいきそうです。
ただ、超光速通信のある世界ですから、あんまり遠くから撃っても
よけられてしまうのかもしれませんが(笑)
> この方法でレーザーの焦点距離を制御できるなら、ヤンの一点集中攻撃が
> 全然すごい技では無くなってしまいます。
> が、劇中ではヤン以外に一点集中攻撃をマスターしていた提督は少ないので、
> #たしか、フィッシャーくらいだったはず。
> やはり非常に難しい技術なのでしょう。
なるほど(笑)。考えが甘かったですねぇ。でも、レーザ発射装置の加熱問題
ってのは必ず発生すると思うんですよ。まずどうやって自分自身を焼け焦げ
させずにレーザを撃つか。まあ、透明度100の物質くらいあってもおかしく
ない世界ですからなんとかしてるんだとは思いますが。
> まあ、レーザーは減衰はしませんが、レンズの光学設計が完璧でない限り
> 拡散はしますし、粒子砲などのビームはふつうに減衰するはずです。
拡散の件は私も考えました。でも、宇宙戦における射程を考えると、レーザ
を避ける(笑)ことができる距離って、少なくとも30光秒程度は必要な気が
します。その間収束しつづけられるだけの精度なら拡散率はほぼ無視できる
のかな、と。
> …問題は質量兵器ですね。
> 宇宙空間で砲弾を撃てば、無限に初速を維持して飛んでいきそうです。
> ただ、超光速通信のある世界ですから、あんまり遠くから撃っても
> よけられてしまうのかもしれませんが(笑)
レールガンはそういう意味で「やばい」兵器ですよね。たぶん打ちっぱなし
だし。速度遅いし。いつかワープアウトした自分に当たったりして(笑)。
レーザ水爆なんぞだと、当然いわゆるVT信管(笑)積んでるでしょうし(直
撃しなくても近くで破裂すりゃ充分だからね。宇宙空間では)。とは言え、
核兵器は寿命持たせるのは簡単なので、戦闘範囲を越えたら自爆なり不発化
なりすればいいので、実は寿命は考えなくていいのかも。
てんてん dance with penguin
> …問題は質量兵器ですね。
> 宇宙空間で砲弾を撃てば、無限に初速を維持して飛んでいきそうです。
> ただ、超光速通信のある世界ですから、あんまり遠くから撃っても
> よけられてしまうのかもしれませんが(笑)
デブリ化するのを防ぐために時限信管組み込んどいて一定時間が経過したら爆発するようにすればいいのでは。
ていうか、そうしないと長年宇宙で戦争してると外れた弾がそこらを漂って戦争以前の状態になるし。
宇宙戦争物でエネルギー兵器が使われるのはこの問題があるからなんですね。
> デブリ化するのを防ぐために時限信管組み込んどいて一定時間が経過したら爆発するようにすればいいのでは。
それも手なんですが、自爆的な発言になりますがここで相対性理論が関係してきます。
光速に近い速度で運動する物体がその物体にとって1秒後に自爆するとして、実際にはどのくらいの時間で自爆するのでしょう、みたいな(笑)。
> ていうか、そうしないと長年宇宙で戦争してると外れた弾がそこらを漂って戦争以前の状態になるし。
> 宇宙戦争物でエネルギー兵器が使われるのはこの問題があるからなんですね。
例え自爆しても破片は高速で移動しますからねぇ。むしろ自爆せずに不発のままにしておいたほうが安全かも知れません。
宇宙で不発弾に当たる確率なんてほとんどない!みたいな。
てんてん dance with penguin
> > デブリ化するのを防ぐために時限信管組み込んどいて一定時間が経過したら爆発するようにすればいいのでは。
> それも手なんですが、自爆的な発言になりますがここで相対性理論が関係してきます。
> 光速に近い速度で運動する物体がその物体にとって1秒後に自爆するとして、実際にはどのくらいの時間で自爆するのでしょう、みたいな(笑)。
>
これに関しては相対性理論に詳しくないのでわかりません。
> > ていうか、そうしないと長年宇宙で戦争してると外れた弾がそこらを漂って戦争以前の状態になるし。
> > 宇宙戦争物でエネルギー兵器が使われるのはこの問題があるからなんですね。
> 例え自爆しても破片は高速で移動しますからねぇ。むしろ自爆せずに不発のままにしておいたほうが安全かも知れません。
> 宇宙で不発弾に当たる確率なんてほとんどない!みたいな。
>
こっちに関しては破片の方が砲弾より安全であると言えます。
質量が関係しますから小さい破片複数の方が大きい砲弾一つより安全なのは間違いありません。
不発弾が惑星の重力に捕らえられて衛星化すると厄介なんですよ。
衛星軌道上を永遠に砲弾が飛びつづける、そうなったら戦争以前に惑星から出られなくなってしまいます。
利用する場所に集まっちゃうんでほとんど無いんじゃなくてしょっちゅうあるになっちゃうんです。
> これに関しては相対性理論に詳しくないのでわかりません。
例えば、ある粒子は寿命が1秒にも満たないのですが、その粒子の崩壊までの時間が異様に長い、というのがあります。これは相対性理論により、光速に近い速度で移動している粒子の(粒子にとっての)時間がゆっくり流れているというウラシマ効果で説明されています。つまり光速に近い速度で飛んでいる物質に寿命を設けるのは難しいということです。
> > 例え自爆しても破片は高速で移動しますからねぇ。むしろ自爆せずに不発のままにしておいたほうが安全かも知れません。
> > 宇宙で不発弾に当たる確率なんてほとんどない!みたいな。
> こっちに関しては破片の方が砲弾より安全であると言えます。
> 質量が関係しますから小さい破片複数の方が大きい砲弾一つより安全なのは間違いありません。
> 不発弾が惑星の重力に捕らえられて衛星化すると厄介なんですよ。
> 衛星軌道上を永遠に砲弾が飛びつづける、そうなったら戦争以前に惑星から出られなくなってしまいます。
> 利用する場所に集まっちゃうんでほとんど無いんじゃなくてしょっちゅうあるになっちゃうんです。
うーん、その小さな破片が重力に捕らわれて衛星化する確率は砲弾のままよりも高いです。何故なら爆発した時点で速度とベクトルが変わった破片が多数残りますから。
それに宇宙空間においては、小さな破片でも当たれば命取りになります。特にその速度が速ければ。破片となって拡散しているほうが(当たったときのダメージは小さいかも知れませんが)当たる確率が上がるんです。
・・・あ、原子レベルで消滅させて熱エネルギーにしてしまえば破片残らないや(笑)。その手があった!(自爆)
てんてん dance with penguin
> なるほど(笑)。考えが甘かったですねぇ。でも、レーザ発射装置の加熱問題
> ってのは必ず発生すると思うんですよ。まずどうやって自分自身を焼け焦げ
> させずにレーザを撃つか。まあ、透明度100の物質くらいあってもおかしく
> ない世界ですからなんとかしてるんだとは思いますが。
あの世界は当たり前のように人工重力が存在するんで、空間をゆがませて
重力レンズを作っているのかも知れませんね。
真空をゆがませれば、ばっちり透明度100です(笑)
任意に歪みを変化させられるなら、焦点距離も意のまま。
方向も多少なら微調整できる。
ひょっとして、ヤン艦隊はこの辺の制御技術がずば抜けていたのかも。
> 拡散の件は私も考えました。でも、宇宙戦における射程を考えると、レーザ
> を避ける(笑)ことができる距離って、少なくとも30光秒程度は必要な気が
> します。その間収束しつづけられるだけの精度なら拡散率はほぼ無視できる
> のかな、と。
…奴ら、だいたい60万キロくらいの距離で撃ち合っていますぜ。
発射から2秒で着弾。
これは、いくらなんでも避けられないかなあ…
> レールガンはそういう意味で「やばい」兵器ですよね。たぶん打ちっぱなし
> だし。速度遅いし。いつかワープアウトした自分に当たったりして(笑)。
> レーザ水爆なんぞだと、当然いわゆるVT信管(笑)積んでるでしょうし(直
> 撃しなくても近くで破裂すりゃ充分だからね。宇宙空間では)。とは言え、
> 核兵器は寿命持たせるのは簡単なので、戦闘範囲を越えたら自爆なり不発化
> なりすればいいので、実は寿命は考えなくていいのかも。
核兵器でもかなり近接していないと効果がないかもしれません。
50メガトンの核爆弾に対し、大気圏内でも20キロも離れれば
安全圏(一時的な爆発に対して)になるわけで、
まして真空の宇宙空間ですから…
しかも、全長1000メートル級の戦艦なら装甲厚が数メートルとか平気で
ありそうですし、その上にエネルギー中和磁場とかいう
怪しげなバリヤーまで張っていますからねえ…
ほとんど直撃くらいでないと撃沈は難しいかも知れません。
#本文中に「艦体の一部分に半ダースのレーザー水爆ミサイルを撃ち込まれたとき、いかなる防御手段があるというのか(うろ覚え)」
#という一文があったので、逆に言うと核ミサイルの一発や二発なら耐えきるのかも…。
あと、弾頭の寿命を考える必要がないという点については、同感です。
まあ、恒星系外であれば、何の処置もしなくてもさほど危険はなさそうな
気もしますが。
以上、ごみレスでした。
どうも始めまして 流れにまかせてここの掲示板にたどりつき
ちょっと面白そうなんで投稿します。
ビームレーザーの件は将来的にどういう風に発展するか
よくわからないんで話のとおりとして・・戦いにおいて相手
より高い位置を取れば有利に戦えるという教訓があるのですが
宇宙戦においては惑星(恒星)より離れた場所ということに
なると思うのです。(重力圏より離れる)
それだけ重力による干渉が少ないので加速、減速しやすいので
有利に戦を展開できると思うのですが・・・
確か5巻でヤンがブラックホールを背に戦っていますが、これは
シュタインメッツの方が位置エネルギーの観点からかなり有利な
位置に在ると思うのです。しかもそれを迅速に中央突破なんて
できるのか?????不思議ですなぁ・・
あと1巻のアムリッツァでも同盟軍は恒星付近で陣を張ってい
ますが恒星の重力圏の中で自由に動けるかといえば・・圏外の
帝国軍のほうが有利だと思うのです。このときの帝国軍の戦法は
位置エネルギー的に考えれば重力ターンによって同盟軍の戦力
を殺いでいくというのが妥当だと思われます・・・。
でもまぁSFだし・そこまで気にすることはないかもしれません・・
話自体は結構好きですし・・では
> ビームレーザーの件は将来的にどういう風に発展するか
> よくわからないんで話のとおりとして・・戦いにおいて相手
> より高い位置を取れば有利に戦えるという教訓があるのですが
> 宇宙戦においては惑星(恒星)より離れた場所ということに
> なると思うのです。(重力圏より離れる)
> それだけ重力による干渉が少ないので加速、減速しやすいので
> 有利に戦を展開できると思うのですが・・・
> 確か5巻でヤンがブラックホールを背に戦っていますが、これは
> シュタインメッツの方が位置エネルギーの観点からかなり有利な
> 位置に在ると思うのです。しかもそれを迅速に中央突破なんて
> できるのか?????不思議ですなぁ・・
> あと1巻のアムリッツァでも同盟軍は恒星付近で陣を張ってい
> ますが恒星の重力圏の中で自由に動けるかといえば・・圏外の
> 帝国軍のほうが有利だと思うのです。このときの帝国軍の戦法は
> 位置エネルギー的に考えれば重力ターンによって同盟軍の戦力
> を殺いでいくというのが妥当だと思われます・・・。
これは、非常に面白い観点ですね。言われてみればなるほど、と思います。
でも、それでうんうん、と納得してしまえば返事も書けませんから(笑)、
敢えて反論を試みてみます。簡単に論破できるへ理屈ですが(^^;
行動力の面では一見有利に見えますが、攻撃面ではどうでしょう。
レーザーが偏向するするほど強力な重力下にいたら艦隊なんぞあっという
間に吸い込まれてジエンドでしょうが、質量兵器の場合、重力の影響は無
視できません。例えば目標に向かってミサイルを撃ったとしても、重力に
よって進路を曲げられてしまう可能性があります。つまり重力圏内にいる
側に対して攻撃する場合、命中率が下がる可能性があります。特に加速度
兵器の場合、敵に当たる直前がもっとも速いわけですからこのときの少し
のずれは修正が効かなくなります。
一方、重力圏内から重力圏外に対して攻撃を行う場合も同じように重力の
影響は受けますが、撃つときはともかく、相手に当たる直前では重力の影
響は微少なため、容易にコントロールが効き、命中率の低下を招きません。
速度面は・・・禁断の反重力推進システムがあれば逆に重力の影響の高い
ほうが加速度が速い、というのでは駄目ですか?(^^;;
> あの世界は当たり前のように人工重力が存在するんで、空間をゆがませて
> 重力レンズを作っているのかも知れませんね。
> 真空をゆがませれば、ばっちり透明度100です(笑)
たしかにそのとおりです。しかし重力レンズは思いつかなかったなぁ。
本格的な科学考証になってきてますねぇ。にわかに実現可能になったような気がしてきます。
> …奴ら、だいたい60万キロくらいの距離で撃ち合っていますぜ。
> 発射から2秒で着弾。
> これは、いくらなんでも避けられないかなあ…
1000Mを2秒でずらす・・・必要はないのか、相手がど真ん中を狙ったとして半分ずれればいいので500M。
秒250Mで加減速すれば避けられそうですね。1Gが9.8M/s2なので、25Gに耐えられる人なら・・・(笑)。
> 核兵器でもかなり近接していないと効果がないかもしれません。
> 50メガトンの核爆弾に対し、大気圏内でも20キロも離れれば
> 安全圏(一時的な爆発に対して)になるわけで、
> まして真空の宇宙空間ですから…
やばいのは放射能でしょう。効力を疑う中性子レーザまであるくらいですから、放射能は有効かと。おまけにレーザ水爆ですからねぇ。核分裂じゃなくて核融合っすよ、核融合。あ、核融合だと放射能の危険ないか(^^;;
#カミオカンデ見ればわかりますが中性子の透過力って高すぎるし、トリスタン見ればわかるように容易には加速できない
> あと、弾頭の寿命を考える必要がないという点については、同感です。
> まあ、恒星系外であれば、何の処置もしなくてもさほど危険はなさそうな
> 気もしますが。
結局、当たるのは運が悪い、ということで。
ゴミです。ごめんなさい。
> これは、非常に面白い観点ですね。言われてみればなるほど、と思います。・・・・・・
> ・・・・・・逆に重力の影響の高い
> ほうが加速度が速い、というのでは駄目ですか?(^^;;
風上から銃を撃つのと風下から銃を撃つのではどちらが有利か
単純に考えてみてください。
地上から人工衛星を打ち落とすのと外軌道上から落とすのとどちら
が楽かと考えてもいいかもしれません。
重力圏の外側の方が位置を有利に動けるとして常に敵に対して
重力の風上に位置するように陣を張れば、目をつぶっていても
あたる・・。逆に重力圏側の敵はどちらに弾道がどう曲がるか予測
不可能なため、あたりにくいと思います。
敵側が反重力推進であれば、惑星の重力圏から離れると
極めて機動力がなくなるためにあえて無視することによって
敵を惑星から引き離し反転迎撃をすると簡単に撃破できると思います。
あと重力圏があるということは障害物(空気)も多いということで
射撃をする側もされる側も同じ条件ですが、爆発の影響といえば
障害物の多いほうが不利だとおもうのですがいかがでしょうか?
あとレーザーはご存知の通り宇宙空間では見えなかったり、
スパルタニアンがドックファイトのような機動する必要はなかったり
レーザーエネルギーは高温なので真空中とはいえ希薄な水素原子
がある宇宙空間では一瞬で減殺されてしまったり(粒子加速砲もしかり)
色々SFの矛盾てのはあるのですが、いちいちあげつらっても
面白くない。(笑)レールガンも射出する瞬間は亜光速になって
いるわけでその瞬間逆方向に同じくらいのベクトルが
相対的に発生するので船は撃った瞬間亜光速で後ろに吹っ飛んだり
するはずですがどんな機械で制御しているのでしょ???
重力を操作できるのであれば、簡易的なブラックホールの機雷原
を作って撃破するほうが楽だと思うのですが、そんなことを
忠実に再現してもなんも面白しろくない。(笑)
まぁ矛盾点をあげても解消はできないと思います・・。
でも宇宙空間で昔の会戦を再現するという発想はなかなか楽しいと
思うので大好きな作品なんですよ・(笑)
皆さんの話を聞いていると、宇宙でドンパチ撃ち合うのは、
現実世界では不可能なのではと思えてきました。
ところで、「アウトロースター」というアニメでは、
宇宙船(グラップラーシップという)には腕(!)が生えていて、
それで殴り合いをします。
ひょっとしたら、未来の宇宙戦争ってこのような殴り合いに逆戻りするのかも・・・!?
初めまして、h_takaと申すモノです。
> ひょっとしたら、未来の宇宙戦争ってこのような殴り合いに逆戻りするのかも・・・!?
と言うより、その「殴り合い」状態に持っていくのが難しいような気がします。
つまり外宇宙(恒星系より光年単位で離れた場所)での艦隊決戦というのは双方がお互いに場所と時間を決めてやらない限り無理のような気がします。
『銀英伝』に限らず、恒星間宇宙を扱ったSFには大抵「ワープ」が出てきますが数光年(数十?数百?)を一瞬にして「跳躍」するワープ航法の前には外宇宙での遭遇戦や迎撃戦というのはよっぼどの幸運(もしくは不運)に見舞われない限り起こり得ないと思います。
何しろ、移動が「線」ではなく「点」なので敵が来そうなルート上に張っていたとしても相手に自艦隊の5光年手前から5光年後ろにワープされてしまえば簡単にすり抜けられてしまいます。(1ワープの距離が10光年だとして)
しかもこのような「すり抜け(すれ違い)」は意図してやらなくても普通に起きてしまうでしょう。偶然ワープアウトの「点」同士が重なる確率はかなり低いでしょうから。
結局は敵が攻めてきそうな拠点(惑星や恒星)の付近で敵を待ちかまえるタイプの戦闘しか起きそうにないような気がします。
> 初めまして、h_takaと申すモノです。
>
> > ひょっとしたら、未来の宇宙戦争ってこのような殴り合いに逆戻りするのかも・・・!?
>
> と言うより、その「殴り合い」状態に持っていくのが難しいような気がします。
はじめまして H_Takaさん 別の考え方を申し上げます。
FTL 超光速通信があること自体SFというのは矛盾なんですが・・
まぁこれがあるとすれば、ワープする前の艦隊を発見できるセンサー
(電波を用いるレーダーではないでしょうが・・)が可能かもしれません。
恐らく、ワープ空間(亜空間)にパイプを作って何らかの方法で探索すると思うのですが、私の頭ではあんまり想像できませんなぁ・・すみません。
トップをねらえの縮体レーダーがそれにあたるのかな??
後 長距離砲戦・・なのですが、レーザーやビーム(粒子加速砲)を
ワープさせて相手に当てるという設定はないですよね・これなら減衰率も
考えなくていいので都合がいい。
銀英伝はそこまで発展しそこねているのかな・・?でもFTLがあって
ほぼ数十光年をリアルタイムで会話しているのなら数十光年先の敵艦隊
を発見することも可能だと考えられます。でもそうなればFTLの回線を用いて
レーザーなど高出力エネルギーを送り込むのも理論上可能なはずですが・・
偵察衛星や哨戒艦隊を派遣しているので、そこまで発展してないのかな・・なんちって・
あと星域間の航路(ワープはできる空間とか)というのは大体決まっていると思いますのでそ航路上で遭遇戦というのも十分ありえるという考えもできます。