アルスラーン戦記ですが、第2部に入ってからの迷走には作者以外に物語にも問題が有る気がします。
問題点1 有能すぎる主人公側キャラクター
ダリューンやナルサスがその筆頭です。
彼らは、パルス軍主力が殲滅され首都を占領された上に周辺諸国までちょっかいをかけてくるという絶望的状況下で、アルスラーンを勝たせるために存在していました。(あるいは逆で、キャラクターのために状況が設定された?)
ところが第2部ではアルスラーンはパルス国王ですし、パルス軍も一応再建されています。
問題点2 「勇者」たりえない主人公
アルスラーンには国王としての得がたい資質がありますが、蛇王と直接対決する資格(物語的に)はないと思います。
蛇王と直接対決すべきは最強の戦士たるダリューンがふさわしいと思われます。
この辺はうまくいえませんが、ファイアーエンブレムをプレイしての感想です。
主力として活躍したオグマやナバールではなくなんでマルス王子がおいしいとこを持っていくのかと憤慨しました。
> アルスラーン戦記ですが、第2部に入ってからの迷走には作者以外に物語にも問題が有る気がします。
>
> 問題点1 有能すぎる主人公側キャラクター
>
> ダリューンやナルサスがその筆頭です。
> 彼らは、パルス軍主力が殲滅され首都を占領された上に周辺諸国までちょっかいをかけてくるという絶望的状況下で、アルスラーンを勝たせるために存在していました。(あるいは逆で、キャラクターのために状況が設定された?)
> ところが第2部ではアルスラーンはパルス国王ですし、パルス軍も一応再建されています。
これは私も同感です。
アルスラーンの十六翼将は優秀すぎますよね。
唯一の欠点は戦場向きの人材ばかりだということくらいですかね。
他のことができそうなのはナルサスとエラムに土木の出来るザラーヴァントと商人のグラーゼくらいしかいませんものね。
あれ今ふと気づいたんですが宰相のルーシャンって十六翼将じゃないんですね。
エラムがよくてルーシャンがだめなのは何でだろう。
戦場では役に立っていないということは同じはずなのに。
人材としてはルーシャンの方が役に立ってるはずだし。
エラムはこれから戦場で役に立つように成長していくのか。
それともルーシャンが裏切りでも起こすのか。
どっちかでないと納得できないんですが。
> 問題点2 「勇者」たりえない主人公
>
> アルスラーンには国王としての得がたい資質がありますが、蛇王と直接対決する資格(物語的に)はないと思います。
> 蛇王と直接対決すべきは最強の戦士たるダリューンがふさわしいと思われます。
> この辺はうまくいえませんが、ファイアーエンブレムをプレイしての感想です。
> 主力として活躍したオグマやナバールではなくなんでマルス王子がおいしいとこを持っていくのかと憤慨しました。
一応はファイアーエムブレムでは一定以上の攻撃力があればマルスじゃなくてもラスボスにダメージを与えられます。
それはそれとして私は別に気になりませんけど。
主人公がおいしいところを持っていくのはお約束ですもの。
そうじゃなきゃ主人公の意味がないですもの。
ようは理屈がついて説明できればいいんですよ。
どうして主人公じゃなきゃいけないのかが。
この場合はファイアーエムブレムと同じ理屈を使えばいいと思います。
暗黒竜(蛇王)を倒すにはファルシオン(ルクナバード)の力が必要。
ファルシオン(ルクナバード)はマルス(アルスラーン)にしか使えない。
こういう理屈がつけば主人公がおいしいところを持っていっても納得できます。
むしろ私はそういうお約束にどうして憤慨するのかがわかりません。
私にとってそれは当たり前のことなのです。
もしもダリューンが蛇王を倒したら間違いなくアルスラーンとの戦いになります。
アルスラーンはダリュ-ンが蛇王打倒の功績を利用して国王を目指すんじゃないかと疑うでしょうし。
ダリューンは自分の高すぎる功績をアルスラーンがねたむのではないかと思うでしょう。
両者にその気がなくても周りが煽るでしょうし。
二人の世代は上手くいっても次世代がどうなるかはわかりません。
そういった面も考慮するとやはり蛇王はアルスラーンが倒すべきだと思いますよ。
> アルスラーン戦記ですが、第2部に入ってからの迷走には作者以外に物語にも問題が有る気がします。
>
> 問題点1 有能すぎる主人公側キャラクター
>
> ダリューンやナルサスがその筆頭です。
> 彼らは、パルス軍主力が殲滅され首都を占領された上に周辺諸国までちょっかいをかけてくるという絶望的状況下で、アルスラーンを勝たせるために存在していました。(あるいは逆で、キャラクターのために状況が設定された?)
万能軍師ナルサスの策で、名将ダリューン、キシュワード、クバードらが巧みに軍を動かし、
一騎当千の勇者であるギーヴ、エラム、ファランギース、アルフリード、メルレイン、イスファーン、
ザラーヴァント、トゥース、ジャスワント、ジムサらが単騎駆けや小部隊を率いて武勲をあげ、
パルス軍実戦部隊は向かうところ敵無しです。
後方部門を見渡すと、実務のできそうな人材がルーシャンとナルサスぐらいしかおらず、
しかも二人とも軍の後方支援に専念できる立場ではありません。
後方部門の責任者に名のある人物がいないのが気になりますが、
パルス軍は敵中深く攻め入っても強さを失わない軍隊なのですから、
作中に名前が出てきていないだけで、天才的な実務家が後方からパルス軍を支えていると推測されます。
それに引き換え、周辺諸国の国王は名君だの梟雄だの言われながら、ナルサスに手玉に取られる小策士ばかり。
その配下の将軍は歴戦の名将だの勇将だのと形容される割には、一方的にパルス軍に武勲をプレゼントする役回り。
あまりに弱すぎて、引き立て役にすらなっていません。
「アルスラーン戦記は名将が率い、名軍師が采配を振るう無敵軍団が、哀れな敵軍を蹂躙する物語なのではないか」
と疑いたくなるほどです。
マヴァール年代記ではそれなりに魅力的かつ強力な敵がいて、
味方の無敵ぶりも抑えられていたので、かなり楽しめたのですが、
アルスラーンは敵と味方の力の差が大きすぎて、全然楽しめません。
文庫本のあとがきでは光武帝をモデルにアルスラーンを書いたと言っていますが、
光武帝の覇業のほうが山あり谷あり強敵あり敗北あり裏切りありケアレスミスありで、アルスラーンの百倍は面白いです。
いいかげん、田中芳樹には「清く正しい主人公サイドが、弱くて俗物の敵を圧倒的な力でなぎ倒す話」を書くのはやめて、
銀英伝やマヴァールのような、強くて個性的なキャラクターが敵味方に分かれてせめぎ合う話を書いてもらいたいものです。
> ところが第2部ではアルスラーンはパルス国王ですし、パルス軍も一応再建されています。
アトロパテネで主力軍22万が壊滅し、その後の解放戦争や混乱の中で、多くの将兵の生命が失われたはずなのに、
新国王アルスラーンは何事も無かったかのように外征に明け暮れていますね。
パルス軍の反則的な強さより、こちらの方が不思議です。
戦乱で荒廃した国土の復興事業、壊滅した軍の再建などを進めるだけでも一大事業なのに、
アルスラーンは同時に大改革を断行し、外征までさかんに行っています。
いかにパルスが巨大な生産力を有する土地とは言え、富も人命も有限です。
相次ぐ戦乱で大陸公路の安全は失われて、大陸交易はしばらくの間は縮小するでしょうし、
戦火で破壊された市街が復興し、荒廃した田畑が再び実りを取り戻し、
新しい世代が育って殺された人々の穴を埋めるようになるまでには、長い時間がかかります。
実在の国家ならば、一世代はかかるぐらいの大事業です。
しかし、作中では凄まじい早さで復興が進み、
外征や改革を行うほどに国力が充実しています。
肥沃な大地と交易がもたらす莫大な富に加え、
22万の軍が壊滅し、国土を他国の軍に蹂躙されても、
数年間の善政で他国に遠征軍を送り込めるほどの絶大な回復力まであれば、
周辺諸国はパルスに対抗しようがありません。
無限の回復力を持つ相手に苦労したヤンが見たら、さぞうらやましがることでしょう。
問題点に「飛び抜けて富強で、無限の富と回復力を有するパルスの大地」も加えたいです。
> 問題点2 「勇者」たりえない主人公
>
> アルスラーンには国王としての得がたい資質がありますが、蛇王と直接対決する資格(物語的に)はないと思います。
> 蛇王と直接対決すべきは最強の戦士たるダリューンがふさわしいと思われます。
> この辺はうまくいえませんが、ファイアーエンブレムをプレイしての感想です。
> 主力として活躍したオグマやナバールではなくなんでマルス王子がおいしいとこを持っていくのかと憤慨しました。
アルスラーンは蛇王を打ち倒したルクナバードを唯一手にすることが出来る人物ですよね?
ルクナバードの霊力は作中で幾度も描写されています。
あれを持ってる限り、蛇王を倒す勇者になれるのはアルスラーンだけでしょう。
実務の出来そうな人材にグラーゼの名をあげるのを忘れていました。
しかし、彼の役割はギランの抑えなので、
国政を総括しなければならないルーシャンや、
策を立てなければならないナルサスのように、
軍の後方支援に専念するのは難しいでしょうね。
そもそも、アルスラーンは王者ですから、勇者である必要性も
ないのでは?
剣で蛇王を倒すというのであれば、ダリューンにでも任せれば
良いでしょうけど、そうではないように思います。
もし、そうであるならルクナバードはヒルメスに継承されていた
はずですし。
かの御仁は、苛烈ではありますが王になれる器の人です。
ただやはり覇道の人で、それは蛇王との戦いに幕を降ろすにはふさわしくなかったのでしょう。
ファイアーエンブレムではなくて、宮城谷昌光先生の古代中国ものとか
読むと意見も変わると思いますよ。
それと、再建にこそ有能な人材が必要なのでは?
創業よりも守成の方が、遥かに難しいのですから。
> 万能軍師ナルサスの策で、名将ダリューン、キシュワード、クバードらが巧みに軍を動かし、
> 一騎当千の勇者であるギーヴ、エラム、ファランギース、アルフリード、メルレイン、イスファーン、
> ザラーヴァント、トゥース、ジャスワント、ジムサらが単騎駆けや小部隊を率いて武勲をあげ、
> パルス軍実戦部隊は向かうところ敵無しです。
> 後方部門を見渡すと、実務のできそうな人材がルーシャンとナルサスぐらいしかおらず、
> しかも二人とも軍の後方支援に専念できる立場ではありません。
> 後方部門の責任者に名のある人物がいないのが気になりますが、
> パルス軍は敵中深く攻め入っても強さを失わない軍隊なのですから、
> 作中に名前が出てきていないだけで、天才的な実務家が後方からパルス軍を支えていると推測されます。
私はエラムが一騎当千の勇者というのに違和感があるんですが。
エラムは戦いには殆ど参加していないでしょう。
それで一騎当千の勇者というのは問題があるのでは。
後方支援の担当はルーシャンでしょう。
漢の宰相だった蕭何は国政と軍の後方支援の両方をきちんとやり遂げました。
ルーシャンに同じことが出来ないとは思いません。
専念しなくてもやり遂げた歴史上の前例があるのですから不可能ではないでしょう。
軍の後方支援は専念しなくてはやり遂げることは出来ないなんて誰が決めたんですか。
> それに引き換え、周辺諸国の国王は名君だの梟雄だの言われながら、ナルサスに手玉に取られる小策士ばかり。
> その配下の将軍は歴戦の名将だの勇将だのと形容される割には、一方的にパルス軍に武勲をプレゼントする役回り。
> あまりに弱すぎて、引き立て役にすらなっていません。
> 「アルスラーン戦記は名将が率い、名軍師が采配を振るう無敵軍団が、哀れな敵軍を蹂躙する物語なのではないか」
> と疑いたくなるほどです。
>
> マヴァール年代記ではそれなりに魅力的かつ強力な敵がいて、
> 味方の無敵ぶりも抑えられていたので、かなり楽しめたのですが、
> アルスラーンは敵と味方の力の差が大きすぎて、全然楽しめません。
> 文庫本のあとがきでは光武帝をモデルにアルスラーンを書いたと言っていますが、
> 光武帝の覇業のほうが山あり谷あり強敵あり敗北あり裏切りありケアレスミスありで、アルスラーンの百倍は面白いです。
>
> いいかげん、田中芳樹には「清く正しい主人公サイドが、弱くて俗物の敵を圧倒的な力でなぎ倒す話」を書くのはやめて、
> 銀英伝やマヴァールのような、強くて個性的なキャラクターが敵味方に分かれてせめぎ合う話を書いてもらいたいものです。
これは私も同感です。
あえて弁護するならアルスラーンが敗北を許されない状況にあるというのも考慮する必要があると思います。
アルスラーンの戦いは基本的に負けることが出来ない戦いばかりです。
それに加えて今では不敗の王者という名声が反乱の抑止力になってることも事実です。
ですから負けさせないのではなく負けさせられないという事ではないかと思います。
> アトロパテネで主力軍22万が壊滅し、その後の解放戦争や混乱の中で、多くの将兵の生命が失われたはずなのに、
> 新国王アルスラーンは何事も無かったかのように外征に明け暮れていますね。
> パルス軍の反則的な強さより、こちらの方が不思議です。
> 戦乱で荒廃した国土の復興事業、壊滅した軍の再建などを進めるだけでも一大事業なのに、
> アルスラーンは同時に大改革を断行し、外征までさかんに行っています。
>
> いかにパルスが巨大な生産力を有する土地とは言え、富も人命も有限です。
> 相次ぐ戦乱で大陸公路の安全は失われて、大陸交易はしばらくの間は縮小するでしょうし、
> 戦火で破壊された市街が復興し、荒廃した田畑が再び実りを取り戻し、
> 新しい世代が育って殺された人々の穴を埋めるようになるまでには、長い時間がかかります。
> 実在の国家ならば、一世代はかかるぐらいの大事業です。
> しかし、作中では凄まじい早さで復興が進み、
> 外征や改革を行うほどに国力が充実しています。
> 肥沃な大地と交易がもたらす莫大な富に加え、
> 22万の軍が壊滅し、国土を他国の軍に蹂躙されても、
> 数年間の善政で他国に遠征軍を送り込めるほどの絶大な回復力まであれば、
> 周辺諸国はパルスに対抗しようがありません。
> 無限の回復力を持つ相手に苦労したヤンが見たら、さぞうらやましがることでしょう。
>
> 問題点に「飛び抜けて富強で、無限の富と回復力を有するパルスの大地」も加えたいです。
ひょっとすると逆かもしれませんよ。
戦争が出来るだけの財政が回復してるのではなく財政面の問題を解決するために戦争してるのかもしれませんよ。
つまり戦利品や賠償金による収入を得るための戦争なのかもしれません。
戦争が必ずしも経済に悪影響を及ぼすというわけではなく好影響を与える場合もありますから。
それを期待しての戦争である可能性もあります。
> そもそも、アルスラーンは王者ですから、勇者である必要性も
> ないのでは?
>
> 剣で蛇王を倒すというのであれば、ダリューンにでも任せれば
> 良いでしょうけど、そうではないように思います。
> もし、そうであるならルクナバードはヒルメスに継承されていた
> はずですし。
> かの御仁は、苛烈ではありますが王になれる器の人です。
> ただやはり覇道の人で、それは蛇王との戦いに幕を降ろすにはふさわしくなかったのでしょう。
ルクナバードは蛇王を倒すためにアルスラーンの物になったのですかね。
あくまでもアルスラーンがパルスの王位を継ぐものとしての資格をカイ・ホスローの霊にと問うてカイ・ホスローの霊がそれを認めた結果としてルクナバードが渡されたのではないでしょうか。
だとすればルクナバードの継承権と蛇王打倒の資格とは無関係ということになります。
結果としてアルスラーンがルクナバードを受け継いだ時代に蛇王が復活してアルスラーンがルクナバードで蛇王を倒すということになるかもしれませんがそれはあくまでも結果論だと思います。
ルクナバードはアルスラーンのパルスの王位継承権の証としての存在が第一であると思います。
> ファイアーエンブレムではなくて、宮城谷昌光先生の古代中国ものとか
> 読むと意見も変わると思いますよ。
よく勘違いされていますがファイアーエンブレムではなくファイアーエムブレムです。
> それと、再建にこそ有能な人材が必要なのでは?
> 創業よりも守成の方が、遥かに難しいのですから。
問題は肝心のアルスラーン陣営に守成向きの人材が殆どいないという点にあるのだと思います。
> 私はエラムが一騎当千の勇者というのに違和感があるんですが。
> エラムは戦いには殆ど参加していないでしょう。
> それで一騎当千の勇者というのは問題があるのでは。
エラムは戦場での武勲はあまりありませんが、非戦場で敵を難なく打ち倒す場面が多く、
作品世界の一般的(やられ役)な騎士・兵士よりは、圧倒的に武勇に優れているようなので、
戦場に立てば一騎当千の勇者になるであろうと推測して書きました。
> 後方支援の担当はルーシャンでしょう。
> 漢の宰相だった蕭何は国政と軍の後方支援の両方をきちんとやり遂げました。
> ルーシャンに同じことが出来ないとは思いません。
> 専念しなくてもやり遂げた歴史上の前例があるのですから不可能ではないでしょう。
蕭何は特別に卓越した手腕を有した人物であると、史書に明記されています。
しかも能吏と言うだけに留まらず、極めて広い視野と高い識見を持った一代の傑物でした。
だからこそ、君主不在の中で国政が滞りなく行われるように総括しつつ、新しい制度を定め、
なおかつ大軍の後方支援をしっかり行うという、
「一つでも成し遂げれば十分に優秀な実務家と呼ばれるにふさわしい大仕事」を
一人でいくつも成し遂げられたのです。
しかし、ルーシャンは人望こそ厚いものの、卓越した手腕のある人物としては扱われていません。
ですから、ルーシャン≠蕭何と判断しました。
個人的には、ルーシャンはローエングラム朝発足時のマリーンドルフ伯と同じポジションであるように思っています。
> 軍の後方支援は専念しなくてはやり遂げることは出来ないなんて誰が決めたんですか。
パルス国には、内政問題が山積しています。国土の復興だけでなく、改革も進めていかなければなりません。
しかし、国王たるアルスラーンは征戦に明け暮れ、内政の責任者たるルーシャンは人望以外に際立った能力の無い人物です。
しかし、国土はめざましい復興を遂げ、パルス軍は敵中奥深く攻め入っても、補給に難渋することがありません。
数万規模の軍勢が長い距離を遠征しても補給に困らないというのは、
相当に後方部門がしっかりしている証拠です。
能吏と言うわけではないルーシャン一人の手腕では難しいだろうと考え、
後方部門に傑出した手腕を有する無名の軍政家が存在するのであろうと想像しました。
補足したら、内政面でもアルスラーンの構想を実現に移す実務家がいなければ、
パルスの目覚しい復興や、大改革の進行も困難であったろうと推測されます。
おそらくは作中に登場しないシルヴァーベルヒの如き能吏がいたのでしょう。
> これは私も同感です。
> あえて弁護するならアルスラーンが敗北を許されない状況にあるというのも考慮する必要があると思います。
> アルスラーンの戦いは基本的に負けることが出来ない戦いばかりです。
> それに加えて今では不敗の王者という名声が反乱の抑止力になってることも事実です。
> ですから負けさせないのではなく負けさせられないという事ではないかと思います。
ルシタニアもトゥラーンも負けることが許されない戦争に敗北し、国を傾ける結果になりました。
この二国に限らず、中世レベルの文明世界において、国家が数万単位の軍を動員するのは一大事業です。
多くの人員と富を費やさねばならず、負けてしまったら、国庫は傾き、国威も大きく損なわれます。
下手をすれば、国が傾くことにもなりかねません。
基本的に負けることが出来ない戦いをしているのは、どこの国の君主も同じです。
アルスラーンの敗北が、軍事色の強い新生パルス王国にとって致命傷になりかねないのは事実なので、
対外戦争で惨敗させると物語が成立しないのは確かですが、
敵側もまた負けられない戦いをしているのですから、少しは意地を見せて、
アルスラーンとナルサスを苦しめて欲しいと思うのです。
常勝であるのは一向に構わないのですが、いつも「軍を出して戦場に立てば勝ち決定」ではつまらなくて、見ていられないのです。
> ひょっとすると逆かもしれませんよ。
> 戦争が出来るだけの財政が回復してるのではなく財政面の問題を解決するために戦争してるのかもしれませんよ。
> つまり戦利品や賠償金による収入を得るための戦争なのかもしれません。
> 戦争が必ずしも経済に悪影響を及ぼすというわけではなく好影響を与える場合もありますから。
> それを期待しての戦争である可能性もあります。
この世界での戦争が、常に経済に悪影響を及ぼすものであるとは思いません。
現にルシタニアは宗教戦争に名を借りて、戦利品目当ての戦争を起こし、
マルヤムやパルスの富を奪って一時的に豊かになりました。
敗北することなく本国に帰還できていたら、ルシタニア経済は大いに潤ったことでしょう。
また、トゥラーンは国土の生産力が極めて低いため、戦利品目当ての外征で食っていました。
しかし、新生パルス王国の場合は基本的に、攻めてきた敵を撃退→ついでに敵主力を潰すために本土に攻め入るというパターンであり、
あくまで防衛戦争の延長と言う形で遠征を敢行しています。
戦利品&賠償金強奪戦争という性格は薄く、パルスの財政が戦争で潤った形跡も見られません。
ルシタニア占領時代からアルスラーン時代を通じて、パルスの豊かさは嫌と言うほど描写されており、
周辺諸国はその富を狙って戦争を仕掛けています。
パルスの財政が戦利品や賠償金目当てに戦争を仕掛けないといけないほど困窮している様子もないし、
あれだけの富を持っていたら、その必要も無いように思われます。
> 一応はファイアーエムブレムでは一定以上の攻撃力があればマルスじゃなくてもラスボスにダメージを与えられます。
> それはそれとして私は別に気になりませんけど。
> 主人公がおいしいところを持っていくのはお約束ですもの。
> そうじゃなきゃ主人公の意味がないですもの。
ぶっちゃけうちのマルス王子は人間のクズだったんでめちゃくちゃ気になりました。
2回攻撃できる相手にしか攻撃せず、しかも1撃で殺せるようあらかじめHPを削らせておくというハイエナ王子でした。
私の責任?最高司令官を危険な前線に出すだけでもあれなのに、死ぬかもしれない戦闘をさせるだなんて正気の沙汰とは思えません。
そういったことを抜かしても剣士としては特筆すべき点のないアルスラーンと蛇王の戦いがクライマックスでは私はいまいち燃えません。
蛇王VSアルスラーンなら王者としての器を競った方が燃えますし、剣対剣の対決ならダリューンの方が適任です。
>もしもダリューンが蛇王を倒したら間違いなくアルスラーンとの戦いになります。
アルスラーンはダリュ-ンが蛇王打倒の功績を利用して国王を目指すんじゃないかと疑うでしょうし。
ダリューンは自分の高すぎる功績をアルスラーンがねたむのではないかと思うでしょう。
両者にその気がなくても周りが煽るでしょうし。
ダリューンには「蛇王打倒の功績」何ぞ有りません。
毛利新助に今川義元打倒の功績がありましたか?
織田信長が彼のことを警戒しましたか?
「蛇王打倒の功績」は蛇王の軍勢を破った人物が得るものであって蛇王を殺した人物が得るものではありません。
> ぶっちゃけうちのマルス王子は人間のクズだったんでめちゃくちゃ気になりました。
> 2回攻撃できる相手にしか攻撃せず、しかも1撃で殺せるようあらかじめHPを削らせておくというハイエナ王子でした。
> 私の責任?最高司令官を危険な前線に出すだけでもあれなのに、死ぬかもしれない戦闘をさせるだなんて正気の沙汰とは思えません。
あなたのとこのマルス王子が人間のクズなのはあなたの責任でして一般論にするには弱いでしょう。
最高司令官が前線に出ないといけないくらいファイアーエムブレムの軍隊は弱体化してると考えるのが正しいのではないでしょうか。
アリティア軍は亡国の軍隊ですから。
数的には圧倒的に不利なマルス軍が状況を逆転していく。
それがファイアーエムブレムだと思います。
> そういったことを抜かしても剣士としては特筆すべき点のないアルスラーンと蛇王の戦いがクライマックスでは私はいまいち燃えません。
> 蛇王VSアルスラーンなら王者としての器を競った方が燃えますし、剣対剣の対決ならダリューンの方が適任です。
>
> アルスラーンはダリュ-ンが蛇王打倒の功績を利用して国王を目指すんじゃないかと疑うでしょうし。
> ダリューンは自分の高すぎる功績をアルスラーンがねたむのではないかと思うでしょう。
> 両者にその気がなくても周りが煽るでしょうし。
>
> ダリューンには「蛇王打倒の功績」何ぞ有りません。
> 毛利新助に今川義元打倒の功績がありましたか?
> 織田信長が彼のことを警戒しましたか?
>
> 「蛇王打倒の功績」は蛇王の軍勢を破った人物が得るものであって蛇王を殺した人物が得るものではありません。
私も確かに蛇王軍とアルスラーン軍の一大決戦というクライマックスのほうが燃えます。
でも私は蛇王との戦いはそうならないと思います。
蛇王というのはパルス人にとって恐怖の代名詞的存在です。
あのダリューンですら恐怖を感じたほどの存在なのです。
そんな存在との戦いに一般兵を連れて行っても恐慌を起こすだけで足手まといだと思います。
ですから蛇王との戦いは選ばれた恐怖に耐えられる少数精鋭で蛇王の本拠に侵入するという形になると思います。
そういう状況では蛇王を倒した人間が第一の功績を得ると思うのです。
そもそも毛利新助とダリューンでは状況が違うと思います。
毛利新助は黒母衣衆という信長の親衛隊の人間で信長に引き立てられた存在です。
こういう人間の手柄は引き立てた人間のものになります。
それに毛利新助は武将ではないので自前の軍勢がありません。
反乱を起こしてもついてくる人間はいません。
しかしダリューンは先の大将軍の息子で本人も黒衣の騎士と言われる武将です。
蛇王打倒の功績を掲げて反乱を起こせば充分に成功する可能性があります。
これが二人の状況の違いです。
ですからダリューンの反乱というのは充分にありえると私は思います。
> エラムは戦場での武勲はあまりありませんが、非戦場で敵を難なく打ち倒す場面が多く、
> 作品世界の一般的(やられ役)な騎士・兵士よりは、圧倒的に武勇に優れているようなので、
> 戦場に立てば一騎当千の勇者になるであろうと推測して書きました。
そうでしたっけ。
すいません。
そういう場面が出てこないんですが。
いつもナルサスかアルスラーンのおまけをしているか。
そうでなければアルフリードと漫才やってる場面しか思い出せないんですが。
> 蕭何は特別に卓越した手腕を有した人物であると、史書に明記されています。
> しかも能吏と言うだけに留まらず、極めて広い視野と高い識見を持った一代の傑物でした。
> だからこそ、君主不在の中で国政が滞りなく行われるように総括しつつ、新しい制度を定め、
> なおかつ大軍の後方支援をしっかり行うという、
> 「一つでも成し遂げれば十分に優秀な実務家と呼ばれるにふさわしい大仕事」を
> 一人でいくつも成し遂げられたのです。
>
> しかし、ルーシャンは人望こそ厚いものの、卓越した手腕のある人物としては扱われていません。
> ですから、ルーシャン≠蕭何と判断しました。
> 個人的には、ルーシャンはローエングラム朝発足時のマリーンドルフ伯と同じポジションであるように思っています。
蕭何はほんの一例にすぎません。
たいていの場合は軍の後方支援というのは内政官が仕事の一つとして行うもので特にそれに専念するものではないという印象が私にはあるんですが。
出来れば歴史上で軍の後方支援に専念して成功した人間を教えてください。
私はルーシャンはそれなりの人材だと思います。
円滑にパルスの内政が動いていることがそれを証明してると思います。
それがもしも他の人間を使った結果だとしてもです。
人材を使いこなす能力というのはそれはそれで立派な能力だと思うからです。
人望という目に見えない能力を軽視する人がいますが私はそれも一つの立派な能力だと思います。
> パルス国には、内政問題が山積しています。国土の復興だけでなく、改革も進めていかなければなりません。
> しかし、国王たるアルスラーンは征戦に明け暮れ、内政の責任者たるルーシャンは人望以外に際立った能力の無い人物です。
> しかし、国土はめざましい復興を遂げ、パルス軍は敵中奥深く攻め入っても、補給に難渋することがありません。
> 数万規模の軍勢が長い距離を遠征しても補給に困らないというのは、
> 相当に後方部門がしっかりしている証拠です。
> 能吏と言うわけではないルーシャン一人の手腕では難しいだろうと考え、
> 後方部門に傑出した手腕を有する無名の軍政家が存在するのであろうと想像しました。
>
> 補足したら、内政面でもアルスラーンの構想を実現に移す実務家がいなければ、
> パルスの目覚しい復興や、大改革の進行も困難であったろうと推測されます。
> おそらくは作中に登場しないシルヴァーベルヒの如き能吏がいたのでしょう。
私はたとえそういう人間がいたとしてもそういう人間を使いこなすのも一つの能力だと思います。
ですからそれもルーシャンの立派な能力だと思います。
> ルシタニアもトゥラーンも負けることが許されない戦争に敗北し、国を傾ける結果になりました。
> この二国に限らず、中世レベルの文明世界において、国家が数万単位の軍を動員するのは一大事業です。
> 多くの人員と富を費やさねばならず、負けてしまったら、国庫は傾き、国威も大きく損なわれます。
> 下手をすれば、国が傾くことにもなりかねません。
> 基本的に負けることが出来ない戦いをしているのは、どこの国の君主も同じです。
>
> アルスラーンの敗北が、軍事色の強い新生パルス王国にとって致命傷になりかねないのは事実なので、
> 対外戦争で惨敗させると物語が成立しないのは確かですが、
> 敵側もまた負けられない戦いをしているのですから、少しは意地を見せて、
> アルスラーンとナルサスを苦しめて欲しいと思うのです。
> 常勝であるのは一向に構わないのですが、いつも「軍を出して戦場に立てば勝ち決定」ではつまらなくて、見ていられないのです。
それは私も同感です。
ただ勝ち戦を面白く書けないのは田中芳樹の能力不足ですから。
こればかりはどうにもならないでしょう。
たぶん田中芳樹には先に手を出したほうが悪い。
悪い奴は負けて当たり前という考えがあると思います。
アルスラーンの戦闘ってそういうものばかりですもの。
> この世界での戦争が、常に経済に悪影響を及ぼすものであるとは思いません。
> 現にルシタニアは宗教戦争に名を借りて、戦利品目当ての戦争を起こし、
> マルヤムやパルスの富を奪って一時的に豊かになりました。
> 敗北することなく本国に帰還できていたら、ルシタニア経済は大いに潤ったことでしょう。
> また、トゥラーンは国土の生産力が極めて低いため、戦利品目当ての外征で食っていました。
>
> しかし、新生パルス王国の場合は基本的に、攻めてきた敵を撃退→ついでに敵主力を潰すために本土に攻め入るというパターンであり、
> あくまで防衛戦争の延長と言う形で遠征を敢行しています。
> 戦利品&賠償金強奪戦争という性格は薄く、パルスの財政が戦争で潤った形跡も見られません。
> ルシタニア占領時代からアルスラーン時代を通じて、パルスの豊かさは嫌と言うほど描写されており、
> 周辺諸国はその富を狙って戦争を仕掛けています。
> パルスの財政が戦利品や賠償金目当てに戦争を仕掛けないといけないほど困窮している様子もないし、
> あれだけの富を持っていたら、その必要も無いように思われます。
私もかなりこじつけくさいと思いました。
ただそういう解釈も出来るというだけです。
小説内ではそういうことを書くとアルスラーンに瑕がつくから書いていないだけという可能性もあります。
> あなたのとこのマルス王子が人間のクズなのはあなたの責任でして一般論にするには弱いでしょう。
> 最高司令官が前線に出ないといけないくらいファイアーエムブレムの軍隊は弱体化してると考えるのが正しいのではないでしょうか。
> アリティア軍は亡国の軍隊ですから。
> 数的には圧倒的に不利なマルス軍が状況を逆転していく。
> それがファイアーエムブレムだと思います。
私の例は極端としても基本的にマルス王子は「クズ」になってると思いますよ?死ねば即ゲームオーバー性能的に突出しているわけでもないとくればそれが自然な成り行きかと。
めちゃくちゃうまい人とか、リセットしまくりの人は別として。
それに私はマルス王子に最高司令官としての正しい行動をさせただけです。
最高司令官は斬り合いなどすべきではありません。
そんなことをして、死んだらどうするんですか?
(もしどうしてもやらなければならないのなら絶対に勝つ状況を作ってからやるべきです。)
それに斬り合いをしてたら全軍の指揮なんてできませんし。
ましてや私の2ndプレイ時みたいに、前線で大活躍なんて、
ゲームだからこそ可能な狂気の沙汰です。
何度も死にましたよ?
> 私も確かに蛇王軍とアルスラーン軍の一大決戦というクライマックスのほうが燃えます。
> でも私は蛇王との戦いはそうならないと思います。
> 蛇王というのはパルス人にとって恐怖の代名詞的存在です。
> あのダリューンですら恐怖を感じたほどの存在なのです。
> そんな存在との戦いに一般兵を連れて行っても恐慌を起こすだけで足手まといだと思います。
> ですから蛇王との戦いは選ばれた恐怖に耐えられる少数精鋭で蛇王の本拠に侵入するという形になると思います。
> そういう状況では蛇王を倒した人間が第一の功績を得ると思うのです。
> そもそも毛利新助とダリューンでは状況が違うと思います。
> 毛利新助は黒母衣衆という信長の親衛隊の人間で信長に引き立てられた存在です。
> こういう人間の手柄は引き立てた人間のものになります。
> それに毛利新助は武将ではないので自前の軍勢がありません。
> 反乱を起こしてもついてくる人間はいません。
> しかしダリューンは先の大将軍の息子で本人も黒衣の騎士と言われる武将です。
> 蛇王打倒の功績を掲げて反乱を起こせば充分に成功する可能性があります。
> これが二人の状況の違いです。
> ですからダリューンの反乱というのは充分にありえると私は思います。
あなたの話だと蛇王を倒さなくても叛乱は充分にありえるんじゃないですか?
万能軍師の存在と、ダリューンの人間性を無視すれば。
> 私の例は極端としても基本的にマルス王子は「クズ」になってると思いますよ?死ねば即ゲームオーバー性能的に突出しているわけでもないとくればそれが自然な成り行きかと。
> めちゃくちゃうまい人とか、リセットしまくりの人は別として。
> それに私はマルス王子に最高司令官としての正しい行動をさせただけです。
> 最高司令官は斬り合いなどすべきではありません。
> そんなことをして、死んだらどうするんですか?
> (もしどうしてもやらなければならないのなら絶対に勝つ状況を作ってからやるべきです。)
> それに斬り合いをしてたら全軍の指揮なんてできませんし。
> ましてや私の2ndプレイ時みたいに、前線で大活躍なんて、
> ゲームだからこそ可能な狂気の沙汰です。
> 何度も死にましたよ?
私は敵に囲まれないように護衛をつけて回復用のユニットもそばには置きますけど基本的に前線で戦わせてます。
それで危なくなったことなんて殆どないですよ。
基本的に私は主人公を優先して育てるタイプですので。
でもこの話は脱線して来てるのでもうやめませんか。
アルスラーンとは関係なくなってきてるでしょう。
私も最高司令官が前線に出るべきではないという事には同意ですので。
ただ状況がそれを許さない場合もあるということです。
ファイアーエムブレムはその一例だと思います。
> あなたの話だと蛇王を倒さなくても叛乱は充分にありえるんじゃないですか?
> 万能軍師の存在と、ダリューンの人間性を無視すれば。
私がそう考えるのは蛇王という存在が持つ重さです。
ダリューンが蛇王を倒せばダリューンの功績はパルス開国の祖であるカイ・ホスローに匹敵することになります。
当然そうなれば周りの人間がダリューンがカイ・ホスローと同じく自分の王朝を開くのではないかと見るでしょう。
カイ・ホスローの前例があるのですからパルス人にとってはおかしいことではありません。
そういう状況になったら両雄並び立たず。
反乱か粛清か。
いずれにしろアルスラーンとダリューンの戦いは避けられないものになるでしょう。
ダリューンが蛇王を倒すとその名声がアルスラーンに匹敵するものになってしまうのが問題なのです。
国王に匹敵する評価を得た人間には二つの道しかありません。
反乱を起こして政権を乗っ取るか。
それとも座して粛清されるか。
歴史上の前例はそう示しています。
> 私がそう考えるのは蛇王という存在が持つ重さです。
> ダリューンが蛇王を倒せばダリューンの功績はパルス開国の祖であるカイ・ホスローに匹敵することになります。
> 当然そうなれば周りの人間がダリューンがカイ・ホスローと同じく自分の王朝を開くのではないかと見るでしょう。
> カイ・ホスローの前例があるのですからパルス人にとってはおかしいことではありません。
> そういう状況になったら両雄並び立たず。
> 反乱か粛清か。
> いずれにしろアルスラーンとダリューンの戦いは避けられないものになるでしょう。
> ダリューンが蛇王を倒すとその名声がアルスラーンに匹敵するものになってしまうのが問題なのです。
> 国王に匹敵する評価を得た人間には二つの道しかありません。
> 反乱を起こして政権を乗っ取るか。
> それとも座して粛清されるか。
> 歴史上の前例はそう示しています。
カイ・ホスローが国王になったのは解放軍の盟主だったからだと思うんですが?
仮に別の人間が蛇王を殺していたとしても、カイ・ホスローが国王になっていたでしょうね。
「だれそれを殺した」というのはたいした功績にならないんですよ。
蛇王は人間ではないんで、多少は高く評価されるでしょうが、多寡が知れています。
ダリュ-ンが蛇王を殺す前にアルスラーンが蛇王の軍勢を打ち破っているはずなので、ダリューンの評価がアルスラーンに匹敵するようになるとはとても思えません。
もっとも私は現時点ですでにダリューン、ナルサスの評価はアルスラーンに匹敵、あるいは凌駕していると思っています。
倉本さんは明らかにアルスラーンのほうが上と考えているんでしょうが。
ダリューンが叛乱に追い込まれるとしたら、相当悲惨な状況下じゃないかと思います。
国土は荒れ果て、アルスラーンは人間不信に陥ってるとか。
あるいは、ナルサスがNo2有害論に転向した場合とか。
> カイ・ホスローが国王になったのは解放軍の盟主だったからだと思うんですが?
> 仮に別の人間が蛇王を殺していたとしても、カイ・ホスローが国王になっていたでしょうね。
> 「だれそれを殺した」というのはたいした功績にならないんですよ。
私はカイ・ホスローが実際どうだったのかは関係ないと思っています。
彼が解放軍の盟主だから国王になったのだとしても蛇王を倒したのが別の人間だとしてもです。
パルス人の伝説ではカイ・ホスローは蛇王を倒して国王になったと伝えられていてパルス人がそれを信じてることに意味があるのです。
パルス人が蛇王を倒したダリューンにカイ・ホスローの前例を見出すであろう事が重要なのであって実際のカイ・ホスローがどうだったかは関係ないのです。
重要なのはパルス人がどう見るかということなのです。
> 蛇王は人間ではないんで、多少は高く評価されるでしょうが、多寡が知れています。
私は蛇王を倒した功績は蛇王が人間ではないからこそ多少どころか非常に高く評価されると思っています。
その最大の理由は人間にはかわりがいるが人間でない蛇王にはかわりがいないということです。
そういう意味で蛇王を倒した功績というのは非常に高く評価されると思います。
> ダリュ-ンが蛇王を殺す前にアルスラーンが蛇王の軍勢を打ち破っているはずなので、ダリューンの評価がアルスラーンに匹敵するようになるとはとても思えません。
> もっとも私は現時点ですでにダリューン、ナルサスの評価はアルスラーンに匹敵、あるいは凌駕していると思っています。
> 倉本さんは明らかにアルスラーンのほうが上と考えているんでしょうが。
私はダリューンとアルスラーンではアルスラーンの方が上だと思っています。
なぜならダリューンにはかわりがいてもアルスラーンにはいないからです。
これがナルサスだと微妙なんですがナルサスはあくまでも行動方針の決定をアルスラーンに任せてますのでアルスラーンの方が上だと思います。
ちなみにダリューンにかわりがいるというのはダリューンがいなくてもアルスラーンは勝てるということです。
ナルサスが微妙なのはナルサスがいなくてもアルスラーンは勝てるとは言い切れないところにあります。
しかしナルサスはアルスラーンに対して異を唱えたこともアルスラーンの行動方針を変えさせたこともありません。
つまりナルサスはアルスラーンの道具となってると思います。
ナルサスはアルスラーンが使って意味を持つ人間なのです。
ですからナルサスの功績もナルサスを使いこなすアルスラーンの功績には及ばないと思います。
> ダリューンが叛乱に追い込まれるとしたら、相当悲惨な状況下じゃないかと思います。
> 国土は荒れ果て、アルスラーンは人間不信に陥ってるとか。
> あるいは、ナルサスがNo2有害論に転向した場合とか。
ダリューンの反乱が悲惨な状況なのは私も同意です。
だからこそ私はそういう状況を招く可能性があるから蛇王はアルスラーンが倒すべきだと思うのです。
蛇王をアルスラーンが倒せばダリューンもアルスラーンも幸せなのです。
何故それを否定するのですか。
ダリューンの名声はパルス最強の騎士というだけで充分じゃないですか。
この上に蛇王打倒の勇士なんて重過ぎる名声を持たせる必要はないと思います。
> 私は蛇王を倒した功績は蛇王が人間ではないからこそ多少どころか非常に高く評価されると思っています。
> その最大の理由は人間にはかわりがいるが人間でない蛇王にはかわりがいないということです。
> そういう意味で蛇王を倒した功績というのは非常に高く評価されると思います。
人間にだって代わりはいません。少なくとも代わりのいない人間はいます。例えば(かつての)ギスカール、ナルサス、アルスラーンなどです。彼等の穴を余人をもって埋めることはできないでしょう
こういった人間を殺してもその功績は多寡が知れています。
「代わりがいない」というのが最大の理由だというなら蛇王殺しの功績は多寡が知れています。
> つまりナルサスはアルスラーンの道具となってると思います。
> ナルサスはアルスラーンが使って意味を持つ人間なのです。
> ですからナルサスの功績もナルサスを使いこなすアルスラーンの功績には及ばないと思います。
それは蛇王を殺した功績についてもいえることでは?
なんで、これだけが例外なんでしょう?
どのような状況であろうと、アルスラーンの命令によるものですからアルスラーンの方が功績が大きいということになりませんか?
> ダリューンの反乱が悲惨な状況なのは私も同意です。
> だからこそ私はそういう状況を招く可能性があるから蛇王はアルスラーンが倒すべきだと思うのです。
> 蛇王をアルスラーンが倒せばダリューンもアルスラーンも幸せなのです。
> 何故それを否定するのですか。
> ダリューンの名声はパルス最強の騎士というだけで充分じゃないですか。
> この上に蛇王打倒の勇士なんて重過ぎる名声を持たせる必要はないと思います。
相当にひどい状況でなければ蛇王打倒の勇士の名声も重過ぎはしないからです。
ダリューンが蛇王を倒したくらいで叛乱に追い込まれる状況というのは、ダリューンもアルスラーンもそのほかのキャラも相当に不幸です。
ナルサスにいたっては確実に死亡しています。
そうでなければ未然にそのような状況を防げますから。
> 人間にだって代わりはいません。少なくとも代わりのいない人間はいます。例えば(かつての)ギスカール、ナルサス、アルスラーンなどです。彼等の穴を余人をもって埋めることはできないでしょう
> こういった人間を殺してもその功績は多寡が知れています。
> 「代わりがいない」というのが最大の理由だというなら蛇王殺しの功績は多寡が知れています。
いいえ人間にはかわりがいます。
必要な人間なら死んだとしても必ず後継者が現われます。
かつて大久保利通が暗殺された後で伊藤博文が後を継いだように。
正確に言うなら人間にかわりがいるというわけじゃないんですね。
その人間の役割を務める人間にかわりがいるというのが正確な表現です。
> それは蛇王を殺した功績についてもいえることでは?
> なんで、これだけが例外なんでしょう?
> どのような状況であろうと、アルスラーンの命令によるものですからアルスラーンの方が功績が大きいということになりませんか?
>
蛇王を倒すのはナルサスではなくダリューンのはずでは。
いつからナルサスの役割になったんでしょう。
勝手に話を変えないでください。
> 相当にひどい状況でなければ蛇王打倒の勇士の名声も重過ぎはしないからです。
> ダリューンが蛇王を倒したくらいで叛乱に追い込まれる状況というのは、ダリューンもアルスラーンもそのほかのキャラも相当に不幸です。
> ナルサスにいたっては確実に死亡しています。
> そうでなければ未然にそのような状況を防げますから。
何度も同じ事を言うようですが蛇王打倒の勇士という名声はアルスラーンに取って代わることが可能になるのですよ。
この名声を得ることでダリューンは一武将という存在ではなくなるのです。
あくまでも一武将でありたいダリューンにとって重すぎる名声なのです。
ナルサスは前にも言いましたがアルスラーンの行動にしたがって行動を起こす人間ですので反乱を事前に潰すようなことはしないと思います。
反乱が起きてから解決のための行動をとるでしょう。
基本的にナルサスは受身の人間ですから。
> いいえ人間にはかわりがいます。
> 必要な人間なら死んだとしても必ず後継者が現われます。
> かつて大久保利通が暗殺された後で伊藤博文が後を継いだように。
> 正確に言うなら人間にかわりがいるというわけじゃないんですね。
> その人間の役割を務める人間にかわりがいるというのが正確な表現です。
ナルサスの代わりっているんでしょうか?
ギスカール抜きでルシタニアはパルスを侵略できたでしょうか?
それにアルスラーンには代わりがいないと言ったのはあなたですよ?
どんなに優れたエースや4番打者でも彼の代わりのエースや4番はいます。
でも、代役が穴を埋められるとは限りません。
バースの穴を誰が埋めました?
中田が抜けたあとのベルマーレは?
イチローが抜けたあとのオリックスは?
> > それは蛇王を殺した功績についてもいえることでは?
> > なんで、これだけが例外なんでしょう?
> > どのような状況であろうと、アルスラーンの命令によるものですからアルスラーンの方が功績が大きいということになりませんか?
> >
> 蛇王を倒すのはナルサスではなくダリューンのはずでは。
> いつからナルサスの役割になったんでしょう。
> 勝手に話を変えないでください。
実行した臣下よりも命令した主君の功績の方が大きいんでしょ?
何でダリューンによる蛇王殺しだけが例外なんですか?
> 何度も同じ事を言うようですが蛇王打倒の勇士という名声はアルスラーンに取って代わることが可能になるのですよ。
> この名声を得ることでダリューンは一武将という存在ではなくなるのです。
> あくまでも一武将でありたいダリューンにとって重すぎる名声なのです。
> ナルサスは前にも言いましたがアルスラーンの行動にしたがって行動を起こす人間ですので反乱を事前に潰すようなことはしないと思います。
> 反乱が起きてから解決のための行動をとるでしょう。
> 基本的にナルサスは受身の人間ですから。
何度も同じ事を言うようですが蛇王打倒の勇士という名声はアルスラーンに取って代わることが可能になるようなものではありません。
叛乱をナルサスが事前につぶさない?
ダリューンに叛意があると分かればすぐさまアルスラーンに進言し、その許可を得たあとで事前につぶすのが軍師の仕事ですし、ナルサスにはそれが可能です。
それに、ダリューンが叛乱に追い込まれそうになったら、煽ってる連中を処罰したり、主君と友人双方に対して助言するのがそんなに不自然でしょうか?
最悪、ダリューンが兵権を返して隠居すれば済む話ですし。
もっとも、そこまでしないとすまないってのはアルスラーンの人格が相当変わったということですから事実上ありえませんが。
> ナルサスの代わりっているんでしょうか?
> ギスカール抜きでルシタニアはパルスを侵略できたでしょうか?
> それにアルスラーンには代わりがいないと言ったのはあなたですよ?
> どんなに優れたエースや4番打者でも彼の代わりのエースや4番はいます。
> でも、代役が穴を埋められるとは限りません。
> バースの穴を誰が埋めました?
> 中田が抜けたあとのベルマーレは?
> イチローが抜けたあとのオリックスは?
存在します。
その人間がいつ出てくるかは別の問題なんですけどね。
何年後かはわかりませんが必要な人間なら必ずかわりが現われます。
アルスラーンにはかわりがいないという表現が誤解を招いたようですので改めて説明します。
アルスラーンにかわりがいないというのはアルスラーン陣営の中にかわりがいないという意味です。
でもう一つのかわりがいるというのはアルスラーンと同じ役割を担う人間がいつかは出てくるという意味です。
わかりにくくてすいませんでした。
> 実行した臣下よりも命令した主君の功績の方が大きいんでしょ?
> 何でダリューンによる蛇王殺しだけが例外なんですか?
ナルサスとダリューンでは違います。
ナルサスはアルスラーンの道具的な人間なのでアルスラーンより下なのです。
ダリューンはアルスラーン陣営の複数いる武将たちの中の一人という存在に過ぎないからアルスラーンより下なのです。
ナルサスとダリューンがアルスラーンより下なのは変わりませんが下である理由が違うのです。
> 何度も同じ事を言うようですが蛇王打倒の勇士という名声はアルスラーンに取って代わることが可能になるようなものではありません。
何度も同じ事を言いますが私は取って代わることが可能になると思います。
カイ・ホスローという前例が存在する限りパルス人はそう考えるでしょう。
実際にできるかどうかは関係ありません。
歴史を動かすのは人間の考えです。
そしてパルス人はカイ・ホスローの前例があるので取って代わることが可能だと考えるでしょう。
それが歴史を動かす可能性は大きいと考えます。
しかし水掛け論化してますね。
このままでは決着はつかないと思います。
この話はやめませんか。
> 叛乱をナルサスが事前につぶさない?
> ダリューンに叛意があると分かればすぐさまアルスラーンに進言し、その許可を得たあとで事前につぶすのが軍師の仕事ですし、ナルサスにはそれが可能です。
> それに、ダリューンが叛乱に追い込まれそうになったら、煽ってる連中を処罰したり、主君と友人双方に対して助言するのがそんなに不自然でしょうか?
> 最悪、ダリューンが兵権を返して隠居すれば済む話ですし。
> もっとも、そこまでしないとすまないってのはアルスラーンの人格が相当変わったということですから事実上ありえませんが。
私は前にも言いましたがナルサスは受身の人なので反乱を事前に潰すようなことはしないと思います。
ナルサスなら反乱が起きても確実に鎮圧できる準備は前もって整えておくでしょうけどアルスラーンの命令があるまでは反乱に手をつけるようなことはしないでしょう。
ナルサスには確かに反乱を事前に潰す能力があるでしょう。
そして能力があるのだから反乱を事前に潰すべきだというのは確かに正論です。
ただし可能であるかと実際に行動を起こすかは別の問題です。
私はナルサスの性格から考えて事前に反乱を潰すような行動はとらないと思います。
これまでの小説内のナルサスの行動を見てください。
ナルサスは事前の準備は完璧に整えておきますが自分から何か行動を起こすということはしていないのがわかるはずです。
アルスラーンの行動が遂行できるように準備は整えておくというのがナルサスのやり方です。
ナルサスから何かをしたりアルスラーンにナルサスが行動を進言したりということはナルサスのやり方ではないのです。
横レス失礼します。
倉本様>
確かに蛇王打倒の功績は重いものがあると思いますが、その功績と伝説を結び付け
ダリューンの叛乱を招く事態になるというのはちょっと無理なように思えます。
まずアルスラーンの気質は、物語中確かナルサスとダリューンの会話中に
「部下の功績に嫉妬しない」といっています。
なんでアルスラーンが蛇王打倒の功績に警戒するとは思えませんしダリューンが
警戒するとも思えません。
それから周囲が煽るとのことですが、煽られて乗ってしまうようなアルスラーン
とダリューンではないはずです。
大体アルスラーンと始めから行動を共にし、ジムサが言葉のあやでアルスラーンを
「あほう」と言えば抜刀しかけてしまうような人物が蛇王打倒の功績を利用し叛旗
を掲げるとは到底思えません。
例え大多数の国民や兵士が「カイ・ホスローの前例」云々と囁いていたとしても
物語中のアルスラーンとその仲間達は前例を払拭し今のパルスを取り戻しているので
そんな前例や伝説に右往左往したりはしないはずです。
蛇王打倒の勇士という名声が一武将に重過ぎるというのであれば、王族の血を引か
ないで国王と言う重責を担うアルスラーンの方がはるかに重荷を背負っているはずでは。
蜃気楼さんの仰るように、ダリューンは叛旗を掲げる前にとっとと隠居してしまうと
思います。それこそ物語中のダリューンの人物像ではないでしょうか。
前例や名声、伝説などあまりにもヒルメス的な話の展開になっていたので、
思わず横レスしました。
> 蛇王打倒の勇士という名声が一武将に重過ぎるというのであれば、王族の血を引か
> ないで国王と言う重責を担うアルスラーンの方がはるかに重荷を背負っているはずでは。
国民がダリューンの王位を望む状況というのはかなり不安定な状況です。
その状況を何とかするためには行動しなくてはなりません。
本人の望みや考えとは関係なしに動かざるを得ない状況になると思います。
今思いつきましたがアルスラーンの血筋問題がこのときまた噴出してくる可能性もあります。
アルスラーンよりもダリューンの方が血筋がいいのは事実ですし。
平和になるとダリューンは出番はなくなります。
その時に反乱を起こす能力と大義名分を持ったダリューンが何もしないと思いますか。
普通の人間は反乱を起こすだろうと考えるでしょう。
そういう噂が立つだけで民心を不安定にするには充分です。
そうなったらアルスラーンもダリューンに手をつけないわけにはいきません。
> 蜃気楼さんの仰るように、ダリューンは叛旗を掲げる前にとっとと隠居してしまうと
> 思います。それこそ物語中のダリューンの人物像ではないでしょうか。
これは私の言うアルスラーンによるダリューンの粛清の一種であるということに気づかれていないようですね。
つまり結局はダリューンかアルスラーンかどっちかが引かないことにはこの問題は解決しないということです。
私の持論の通りですね。
何の反論にもなっていませんが。
初めまして、氷室というものです。
ちょいと横レス失礼します。
このスレを見てみて、名声というものについてどうも軽く考えているきらいがあるなと感じました。
そもそも名声を部下に上回れたら、その王は滅びるしかないんですよ。
元までの中国王朝では名声をしのがれたことによって次の王朝にとって変わられましたし、オーベルシュタインがナンバー2が出ることを警戒したのもそれですし、ロイエンタールの反乱が失敗に終わったのも名声がラインハルトに及ばなかったからです。
そして、中国王朝で功臣が相次いで粛清されたのも、その功臣の名声が皇帝の権威を脅かすのではないのかと警戒されたからです。上回れたら死ぬしかないのですから、皇帝としては必死になります。生存競争ですから
それともう一つは「ダリューンは皇帝になることは望まないし、アルスラーンだって部下の功績を嫉妬することはない」とはいいますけれど歴史っていうのは個人の思惑を超えて流れていってしまうものなのですよ。いくらアルスラーンが殺したくないとはいっても、周囲の状況からダリューンを粛清せざるおえなくなる事だってありえます。
仮にダリューンが蛇王を殺して、それでアルスラーンとの仲がなんともなく安穏にこの世を終えたとしても、何世代か後にはダリューンの子孫がアルスラーン朝を簒奪している可能性が大だと思います。
ただ、ダリューンが蛇王を殺すというのは仮定の問題に過ぎないのであって、ダリューンが戦死する可能性であるのですよ。
話においてはアルスラーンが主役でダリューンは脇役です。
アルスラーンが濃すぎる脇役に圧倒されて目立たないだろうが、読者がダリューンを主役として読もうが作者はアルスラーンを主役として書いているのだろうと思います。
だから、仮にダリューンが途中で戦死したところで話は続きますが、アルスラーンが死んでしまえばアルスラーン戦記はそこで終わってしまいます(^_^;)
あまり、こういった書き込みをしたことがないのでどう書き始めたらよいのかちょっと戸惑い気味なのですが...
ルシタニアの占領下にあったパルス王国を解放したアルスラーンの名声は物語中、現時点では絶大なものです。
でも、これはアルスラーン1人の功績ではなく部下達の数々の功績によって得た名声です。
まあ、これはアルスラーンを王にするためのものであって王になってからではないのですが...
にしも、王となった現在、アルスラーンは国民に支持を得ている「良き王」であります。
よほどのことがない限り「解放王」の名声は覆せないはずです。
ダリューンが復活した蛇王を倒したからといってアルスラーンの名声を上回るとは思えません。
但し、条件付ではありますが...
復活した蛇王が魔軍を引き連れパルス王国を占拠し、悪逆の限りを尽くしその上で蛇王とパルス軍との決戦になりダリューン
がルクナバードで蛇王を倒した、こんな状況であれば否が応でもダリューンの名声はアルスラーンを凌駕すると思います。
しかし、復活した蛇王率いる魔軍とパルス王国の未来をかけて決戦、その際にダリューンが蛇王を倒したのでは蛇王打倒の功績は
ダリューンなのですが、蛇王率いる魔軍からパルスを守った名声はアルスラーンのものになるでしょう。
この時にダリューンがルクナバードを使って倒した場合はちょっと事情が違ってくる気もしますが...
でもルクナバードはかなり霊験あらたかな剣なのできっと現段階ではアルスラーンしか扱えないような代物のような気が...
いやきっとそうに違いない、そう思いたい...し。
にしても、以前蜃気楼さんが仰られていたことと似ているのですが、
今川義元を討ち取った毛利新助に功績とそれなりの名声はありましたが、今川軍撃退の名声は信長にありました。
部下の名声が王の名声を上回るなんてことは、余程のことがない限り起こり得ないのではと思います。
まあでも、「アルスラーン戦記」なわけでアルスラーンが落ちぶれていくことはないでしょうが...(^_^;)
...おっとこれを言ってしまったら元も子もないですね。
横レス失礼します。
6093 Re:アルスラーンの問題点 より抜粋
> 蛇王というのはパルス人にとって恐怖の代名詞的存在です。
> あのダリューンですら恐怖を感じたほどの存在なのです。
> そんな存在との戦いに一般兵を連れて行っても恐慌を起こすだけで足手まといだと思います。
> ですから蛇王との戦いは選ばれた恐怖に耐えられる少数精鋭で蛇王の本拠に侵入するという形になると思います。
私もそんな感じになるのではないかと思います。
「6108 Re:アルスラーンの問題点」でWB様が仰るように、ダリューンが蛇王ザッハーク(でしたっけ?)を倒したとしても功績云々で王位に就くような人物像ではないような気がします。
ダリューンが単身蛇王の居城に乗り込んで倒してくる話なら未だしもアルスラーンが率いた13翼将(でしたっけ?)などで蛇王を倒したのであれば、その戦闘に於ける功労者がダリューンであろうともアルスラーンの功績になるのではないかと思います。
また、ダリューンの剣のみで蛇王を倒せたとしても、ダリューン、ナルサスによってアルスラーンが討伐したことにされるのではとも思っております。当然アルスラーンの人物像ではダリューンが功労者であればそれを公表するように指示するでしょうが・・。
そもそも、13翼将で倒しに行ったのに誰が倒したかで揉めるような主従関係なのでしょうか。もしそうであれば功績云々の前に争いが起こりそうな気がします・・。まあ、仮定として13翼将で倒すという仮定ですが・・。
単身ダリューンが倒しに行くのであれば、ダリューンの名声がアルスラーンの名声を越え、王位云々話があるでしょうが、宝剣がなければ蛇王を倒せないかもしれないという時点でアルスラーンから宝剣を奪い取る(借り受ける)必要があり、宝剣を奪った(借り受けた)時点で問題が発生するような気もします。
まあ、ダリューンが蛇王を倒し、アルスラーンと争うことになるシナリオも展開としては面白そうです。ダリューン、ナルサスの現在最強コンビ対アルスラーン、ナルサス次期後継者エラムの弟子コンビの戦いも・・。
ただ、アルスラーンが宝剣を持っただけでろくな剣技も持ち合わせていないのに圧倒的強さを誇って蛇王を倒すシナリオだけは見たくないです。以前、ほぼ剣技など持ち合わせていなかったアルスラーンが宝剣でヒルメスと対峙して圧倒してしまった時のように・・。
1.王朝は安泰か?
> ルシタニアの占領下にあったパルス王国を解放したアルスラーンの名声は物語中、現時点では絶大なものです。
> でも、これはアルスラーン1人の功績ではなく部下達の数々の功績によって得た名声です。
> まあ、これはアルスラーンを王にするためのものであって王になってからではないのですが...
>
> にしも、王となった現在、アルスラーンは国民に支持を得ている「良き王」であります。
> よほどのことがない限り「解放王」の名声は覆せないはずです。
アルスラーン朝が磐石かどうかは疑問なような気がします。
このスレッドで、文官が少ないことが議論されているのと関連してくるのですが、王朝は始まったばかりで下手な失敗をすれば崩れる可能性があるからです。奴隷解放に反対する諸侯が根強く生き残っているはずですから。
国政運営を特定の個人ではなく行政機構によって運営することができて、アルスラーンが無事二代目に交代できた時に始めて王朝は磐石になるのではないのでしょうか?
いくら名声を稼いでいるからといっても、民の願い適え続けることができなかったらいとも簡単に失墜してしまうものなのです。
2.功績は誰のもの?
>にしても、以前蜃気楼さんが仰られていたことと似ているのですが、今川義元を討ち取った毛利新助に功績とそれなりの名声はありましたが、今川軍撃退の名声は信長にありました。
では、赤壁で勝った周喩には功績とそれなりの名声がありましたが、曹操軍撃退の名声は孫権にあったのでしょうか?
背水の陣で趙を制圧した韓信には功績とそれなりの名声がありましたが、趙制圧の名声は劉邦にあったのでしょうか?
倉本さんも仰られたように毛利新助とダリューンとでは立場が違っていて比較するのが間違ってます。毛利新助はただの一兵卒ですがダリューンは周喩や関羽、張飛のようなパルス軍を代表する将帥で兵ではありません。いや、軍の全権を委任してもいいぐらいの大将軍なのです。
・・・・・・・ただ、その割には前線に突っ込みすぎてやっていることが一兵卒に見えないのが問題なんですけどね(^_^;) その点、キシュワードは一軍の将に見える風格があるのに(^_^;) あんた万騎長なんだから細かい戦闘はバルハイとかに任せて悠然と構えてればいいのに。
まあ、個人の武勇が勝敗に直結してしまう時代の武将ですし、戦国物のゲームをやっていて上杉謙信とか島津義弘といった武将を最前線に出すのと同じことなんでしょう(^_^;)
「部下の功績はオレのもの、オレの功績はオレのもの」であればアルスラーンが指揮を取っていれば丸ごとアルスラーンのものになってしまうのでしょうが、それでは済まされない問題があります。
> 6093 Re:アルスラーンの問題点 より抜粋
> > 蛇王というのはパルス人にとって恐怖の代名詞的存在です。
> > あのダリューンですら恐怖を感じたほどの存在なのです。
> > そんな存在との戦いに一般兵を連れて行っても恐慌を起こすだけで足手まといだと思います。
> > ですから蛇王との戦いは選ばれた恐怖に耐えられる少数精鋭で蛇王の本拠に侵入するという形になると思います。
なんか、RPGでパーティ組んでボスと戦う情景に似てませんか?
つまり、蛇王というのは人間の枠、人間の勢力では納まらない。つまりRPGにおける悪の大魔王という存在なわけでそうなってしまうとアルスラーン戦記は戦術RPGからドラクエになってしまうのですよ(^_^;)
そうなると悪の大魔王を倒した奴はそれこそ「でんせつのゆうしゃ」になってしまうわけで、アルスラーンが倒したら王朝の権威が確固たるものになるのですが、ダリューンが倒してしまったら「王朝の大将軍にして国を救った勇者様」になってしまい、勇者のように旅立ってしまうのならともかく、そのまま政権に留まるのであれば国を二分しかねない禍根になりかねません。
当人たちの意思とは無関係に
ただ
> ただ、アルスラーンが宝剣を持っただけでろくな剣技も持ち合わせていないのに圧倒的強さを誇って蛇王を倒すシナリオだけは見たくないです。以前、ほぼ剣技など持ち合わせていなかったアルスラーンが宝剣でヒルメスと対峙して圧倒してしまった時のように・・。>
これについては納得できるかもしんないです(^_^;)
> 1.王朝は安泰か?
>
> アルスラーン朝が磐石かどうかは疑問なような気がします。
> このスレッドで、文官が少ないことが議論されているのと関連してくるのですが、王朝は始まったばかりで下手な失敗をすれば崩れる可能性があるからです。奴隷解放に反対する諸侯が根強く生き残っているはずですから。
確かに磐石ではないとは思います。
ただ文官が少ないと言うのは、アルスラーン「戦記」ということで文官の出番が少ないだけで、結構いるのでは?と思ってたりします。ナルサス程の人物が手を回していないのも不自然ですし。ただ物語中に出てくるわけでもないので「こうだ!」と強くは主張できないのですが...
奴隷解放反対勢力は、あまり問題ないような気がします。
まず国内にはそれを束ねるような人物は今のところ居そうにないですし、多くはミスルに逃げていっているようですし、ヒルメスがミスル国内の勢力を束ねても、実質パルスに攻め入るにはまだ時間がかかりそう。
銀英伝でいう「賊軍」ですよね。
> 国政運営を特定の個人ではなく行政機構によって運営することができて、アルスラーンが無事二代目に交代できた時に始めて王朝は磐石になるのではないのでしょうか?
>
>
> いくら名声を稼いでいるからといっても、民の願い適え続けることができなかったらいとも簡単に失墜してしまうものなのです。
これは確かにそう思います。
しかし、ナルサスは「奴隷解放」は考えにあっても「王制」を廃止とは思い巡らなかったのでしょうか?
私はこの手のことに疎いのでよくわからないので...
> 2.功績は誰のもの?
> では、赤壁で勝った周喩には功績とそれなりの名声がありましたが、曹操軍撃退の名声は孫権にあったのでしょうか?
> 背水の陣で趙を制圧した韓信には功績とそれなりの名声がありましたが、趙制圧の名声は劉邦にあったのでしょうか?
>
> 倉本さんも仰られたように毛利新助とダリューンとでは立場が違っていて比較するのが間違ってます。毛利新助はただの一兵卒ですがダリューンは周喩や関羽、張飛のようなパルス軍を代表する将帥で兵ではありません。いや、軍の全権を委任してもいいぐらいの大将軍なのです。
すみません、確かにその通りです。
で、中国モノ苦手なので日本モン(戦国)で他の引き合いをとも思ったのですが上手く浮かばない...
確かに韓信の功績と名声は...でも韓信のように天下が定まった後、叛旗を掲げては意味がないですよね。
> ・・・・・・・ただ、その割には前線に突っ込みすぎてやっていることが一兵卒に見えないのが問題なんですけどね(^_^;) その点、キシュワードは一軍の将に見える風格があるのに(^_^;) あんた万騎長なんだから細かい戦闘はバルハイとかに任せて悠然と構えてればいいのに。
> まあ、個人の武勇が勝敗に直結してしまう時代の武将ですし、戦国物のゲームをやっていて上杉謙信とか島津義弘といった武将を最前線に出すのと同じことなんでしょう(^_^;)
>
> 「部下の功績はオレのもの、オレの功績はオレのもの」であればアルスラーンが指揮を取っていれば丸ごとアルスラーンのものになってしまうのでしょうが、それでは済まされない問題があります。
>
>
> なんか、RPGでパーティ組んでボスと戦う情景に似てませんか?
>
> つまり、蛇王というのは人間の枠、人間の勢力では納まらない。つまりRPGにおける悪の大魔王という存在なわけでそうなってしまうとアルスラーン戦記は戦術RPGからドラクエになってしまうのですよ(^_^;)
> そうなると悪の大魔王を倒した奴はそれこそ「でんせつのゆうしゃ」になってしまうわけで、アルスラーンが倒したら王朝の権威が確固たるものになるのですが、ダリューンが倒してしまったら「王朝の大将軍にして国を救った勇者様」になってしまい、勇者のように旅立ってしまうのならともかく、そのまま政権に留まるのであれば国を二分しかねない禍根になりかねません。
> 当人たちの意思とは無関係に
私は、ダリューンやクバートなんか特にそうなんですが、痛快戦国絵巻「花の慶次」(漫画です)や「北斗の拳」を思い出しますね。
きっとダリューンやクバートは、「ラオウ」なみのガタイで愛馬「シャブランク」は「黒王号」や「松風」なみなんでしょう。
> ただ
>
> > ただ、アルスラーンが宝剣を持っただけでろくな剣技も持ち合わせていないのに圧倒的強さを誇って蛇王を倒すシナリオだけは見たくないです。以前、ほぼ剣技など持ち合わせていなかったアルスラーンが宝剣でヒルメスと対峙して圧倒してしまった時のように・・。
>
> これについては納得できるかもしんないです(^_^;)
私も同意です。(^_^;)
> なんか、RPGでパーティ組んでボスと戦う情景に似てませんか?
なんか蛇王と言われて恐れられて且つ封印されていたうえに、両肩に蛇がいて毎日一人ずつの人間の脳を食わせているような親玉が、人間と同じように剣と剣などで切り合いをしたり、一撃で首を刎ねて倒せるように想像できないんですよ・・^^;
イメージでは本当にRPGでパーティー組んでボスと戦う情景に似ています・・^^;
また、悪の軍団(サルにこうもりの異形の生物)を率いた蛇王とアルスラーン率いる大軍団が決戦する姿もちょっと想像できなかったりします・・。相手空飛びますし・・。陣形も何も適用されなさそうで・・。
蛇王があっさり一人の武勇で倒せるなら興醒めかもしれませんし、それでしたら、まさしくダリューンが適任ではないかとも思いますが、RPGでドラクエなどのように4人パーティーを組んで大ボスを倒したときに4人パーティーで倒したときに誰が倒したか判断するかのようなことだと思います。パーティーで倒したならパーティーの功績で、単身倒したなら倒した人の功績になるのではないかと・・。
16翼将(数字増やしました)で倒したのであればとどめを誰が刺そうともアルスラーンではないかと・・。
というか本当は何が言いたいかと言うと、ダリューンが倒してダリューン対アルスラーン(当人たちの意思とは無関係に)も楽しそうだということです。
昨日こちらに書いてて思ったのですが、どういう状況で誰が倒すのかもまだまだまだまだ不透明な時に、私がパーティーで倒すのならという仮定を出していた時点で妄想でしかないんで、いち早く本を出せと声を大にして(略
名声うんぬんについては一段落ついたようなので、別のネタに振ってみたいと思います。
まず、アルスラーン戦記の問題点はなんといっても主人公のアルスラーン自身が受けないというか萌えないことに尽きると思うんですよね(^_^;)
個人的に言わせるといい子過ぎて欠点がないがゆえに孫悟空に助けてもらっている三蔵法師よろしく影が薄くなっているのが物足りないかと(^_^;)
それゆえに好感が持てなくて、その好感が持てないキャラが功績をうまい具合に掻っ攫っていってしまうことに反感を抱くのがこのスレの真相ではないかと推測してしまいます(^_^;)
せめて、アルスラーンが女の子だったら萌えたんでしょうけれど(ぉい
読んでいる人には説明する必要がないのですが「戦記」はアルスラーン少年の成長物語だといえます。
頼りなかった少年、アルスラーンが運命の荒波にもまれる中で仲間たちの助けを借りながら優しい王様を目指して成長していくという話ではないのでしょうか?
それで成長物語のファクターとして欠かせないのが父親を超えることと自立ではないのでしょうか?
アンドラゴラス王との戦いが都合良すぎる展開でうやむやに終わってしまったがために、蛇王との戦いがアルスラーンにとって父親を乗り越える戦いになるのだと、まずは憶測(^_^;)
アルスラーンが孫策のような自分で突っ込んでいく君主ではなくて、孫権のように部下を縦横無尽に使いこなしていくタイプの君主だとはいえ、いつかはダリューンとナルサスの二人は引退するだろうし、二人の助けを借りずに政を行わなくてはならなくなるだろうと思います。そうなるための蛇王との戦いなのだと・・・・・・それがオレの推測なのですが(^_^;)
WBさんへ
パルスの政治というのは官僚機構がきちんと整備されていて、行政が隅々まで及んでいる中央集権ではなくて、諸侯が力を持っている部分があると思うんですよ。
その辺りは6082のスレッドで論議されているので参照というところなんですが(^_^;)
>しかし、ナルサスは「奴隷解放」は考えにあっても「王制」を廃止とは思い巡らなかったのでしょうか?
民主主義に走るには民衆の経済力が圧倒的に足りません(^_^;)
民主主義が起きるには産業革命が起きて民衆が豊かになって発言力を持つ必要があります。今の段階で「王政廃止」なんてやったら、いきなりの解放で奴隷たちが混乱したようなことがあちこちでおきて、今のイラクのような惨状を招くことでしょう。
民間が豊かになれば自然と民主なり立憲君主制に移項すると思いますから。
>で、中国モノ苦手なので日本モン(戦国)で他の引き合いをとも思ったのですが上手く浮かばない...
耳川の戦いで勝った島津義弘には名声と功績はあったが、大友軍撃退の名声は島津義久にあったのでしょうか?
とか
移動要塞の攻撃を防いだヤン・ウェンリーには名声と功績があったが、帝国軍撃退の名声はネグロポンティにあったのか?
とか、そりゃもういろいろです(笑)
要は「部下の功績は指揮者の功績」なんでしょうね。
(その部下が指揮すれば、その部下の功績になる)
逆に負け戦の場合(関が原の島津義弘とか、長阪での張飛・趙雲)は当事者の武功がクローズアップされますが。
>確かに韓信の功績と名声は...でも韓信のように天下が定まった後、叛旗を掲げては意味がないですよね。
残念っ!! 韓信の場合は無実ですからぁっっっ!!
「あの時、独立してればよかった・・・・・・」斬りぃっっっ!!!
・・・・・って、ちょっとマテ、オレ(^_^;)
▽ぱーすぃさんへ
ダリューンが倒してダリューン対アルスラーン(当人たちの意思とは無関係に)も楽しそうだということです。
・・・・・どうでしょうねえ
ただでさえ続けるつもりがなさそうなのに(ぉ 更に話を引き伸ばそうとすることはしないような気がします(^_^;)
むしろ、ダリューンがアルスラーンを庇って死にそうな気がしそうな気がするんですが。そーすれば蛇王問題なんて一発ですから・・・・って身も蓋もないんですねー(^_^;)
> むしろ、ダリューンがアルスラーンを庇って死にそうな気がしそうな気がするんですが。そーすれば蛇王問題なんて一発ですから・・・・って身も蓋もないんですねー(^_^;)
ただ単純にダリューンが死ねばって展開にもならないかなって思ったんですが。
例えばダリューンが単身で蛇王を倒せば英雄になる可能性もあるわけで、そこでアルスラーンがダリューンを処刑、または追放すれば英雄に処刑or追放処分出すことになるわけで・・。それこそ民衆が黙らないでしょう・・。
かといって、ダリューンが放浪の旅に出るとしてもやっぱり英雄が放浪の旅に出れば民衆も解放王アルスラーンではなくて英雄のダリューンが治めたほうがよかったのではという疑念もうまれてしまうだろうし・・。
(ちゃんとアルスラーンが治めていればうまれないだろうけど・・
民衆もなっとくさせなければいけないわけで・・。そんな展開と駆け引きが楽しそうだと・・。
アルスラーンからしてみれば泣いて馬殖を切るわけで・・。