田中芳樹氏と小林よしのり氏
今更ですが、この二人、似てると思いません?
列挙すると、
1,現実と仮想の曖昧な世界で自分の思想を絶対化して展開。
2,思想の構造が同じ。
3、ダブルスタンダード。
4、オウムを批判しながら、同じ洗脳テクを活用している。
5、取り巻きがいる。
6、狂信的で批判を受け入れないファンがいる。(信者のひとりあるき)
7、似たような年齢で、九州人。
というのが思いつきます。
2については、前にどなたかが仰られたように、非常に酷似しております。
T思想「日本=絶対悪、中国=絶対善、アメリカ=陰謀にたけた悪魔の帝国」
K思想「日本=絶対善、中国=絶対悪、アメリカ=陰謀にたけた悪魔の帝国」
というような。
6についても、どなたかが仰るには、狂信的T信者が存在するようだし、K思想も、某自由主義史観系サイトで、批判を聞き入れない、ヒステリックな狂信者がはびこっていますし。
まあ、自ら率先して思想の流布に尽力しておられる小林氏と、「創竜伝」なる便所の落書きを出版して、てめえのケツも拭かず、ここの管理人様等の他人に火消しやらす、文害垂れ流す、どっかの「中国歴史小説家」先生様とでは、(思想の優劣)はともかく、人格に、大きな差異がみられますけど。
カエルサルさん
>T思想「日本=絶対悪、中国=絶対善、アメリカ=陰謀にたけた悪魔の帝国」
>K思想「日本=絶対善、中国=絶対悪、アメリカ=陰謀にたけた悪魔の帝国」
うーん、どっちに転んでもアメリカは悪魔の帝国なんですね(笑)
その割には両者とももっと米国を見習うべきだ、とも主張されています。なんなんでしょうかねぇ~。お二人ともやはり日本人というこ
とに何らかのコンプレックスがあると見るべきなのでしょうか?
>カエルサルさん
だいぶ違うと思いますけど。
1,「ゴーマニズム宣言」は評論マンガ(どういうジャンルだろ?)であって、創竜伝は現実に対する評論を実質的にやっているのに、小説の絵空事を装っていますよね。ゴー宣は、「現実と仮想の曖昧な世界」っていうことはないと思います。でもなきゃオウムに暗殺されかかったりしないと思いますけど。「自分の思想を絶対化」ってところはその通りですね。でも、小林よしのりの方は、まだ「ワシを疑え」と言うし、説得力のある論からは簡単に影響を受けて宗旨替えすることもあるし、と柔軟性がかなりありますよ。田中芳樹のように、他者に対する批判はやり放題だけど、自分に対する批判は受け付けない、硬直化した思考とはかなり違うと思います。実際、田中芳樹批判を正面切ってやっているのはこのサイトくらいですし。
2,どこがでしょうか?私には同じに思えません。小林よしのりが、「絶対善」と「絶対悪」のような宗教的概念で論じていましたかね?米中の悪を殊更喚きたてる(これは確かにそう)のは、いわゆる「左翼」に対する反発からでしょう。彼が言っているのは、「日本は徹底的に悪魔化されていていいのか。実際は違ったんじゃないか」って程度の話ですよ。事実の把握で間違っているし、宣伝されていることに嘘が多い、と言うのは変でしょうか。田中芳樹の「先ず思想ありき。その正当性を主張する為には、どんなに事実を捻じ曲げても良い」とはだいぶ違いませんか。
3,うーん、田中芳樹のダブルスタンダードは解りますけど、小林よしのりのダブルスタンダードとは?具体的にあげて頂けるとありがたいのですが。
4,矢面に立ってオウムに裁判を起こされ、殺されかかった小林よしのりと、こそこそ小説の形式で「批判」しているつもりになっている田中芳樹じゃこれもだいぶ違いませんか。便所の落書き(これじゃ、小林よしのりが評した「噂の真相」ですね)レベルと一緒にしていいのですかね。また、洗脳テク、とは言っても、平然と自分を茶化したり「疑え」と言ったりは田中芳樹にはないところです。これだけでも、田中芳樹(今の)よりはまともだと思います。
5,取り巻きねー。ま、そう言ってもいい存在が、どっちにもいますね。
6,狂信的で批判を受け入れないファンですか。「某自由史観系サイト」って「日本ちゃちゃちゃクラブ」のことですか?私も常連ですけど。ヒステリックな狂信者?あまり記憶にないですよ。どっちかと言うと、戦いを挑んでくる左翼系に、変なのが多いと思います。私もそうですが、彼を完全に肯定してばかりいる訳でもないし。また、カエルサルさんは誤解しているかも知れませんが、ちゃちゃちゃクラブに来て書きこみをするような人は、「『ゴー宣』ばかりを読んで被れただけの右翼純粋真っ直ぐ君」はほとんどいませんよ。色んな本を読んでいる人が多いですし。あそこでは「小林よしのり」「ゴー宣」は触媒でしかないと思います。無けりゃ無いで、別の場所でも意見を発表することでしょう。ヒステリックな狂信者呼ばわりはちょっと事実認識が間違っていますね。「ちゃちゃちゃクラブ」の事でないのなら、話は別ですが。
また、田中芳樹のファンサイトって、そんなに異常なんでしょうか?ほとんど見たことがないので、何とも言えません。批判無しってのは怖いですね。
7,これは、その通りですね。
「戦争論」一本で延々と大新聞と左翼文化人から集中攻撃を受ける小林よしのり。矢面には絶対に立たないように、安全地帯に篭り切りの田中芳樹。同列に並べて欲しくはないですね。自分の物言いに対する「覚悟」が全く違います。「天と地」ほどの差があるのは言うまでもありません。
うーん、何だか前に私が「銀英伝」に難癖をつけた時の、浅識さんみたいな反応になっちゃったかな?
田中芳樹=T、小林よしのり=Kと略しています。
不沈戦艦さん
>「ゴーマニズム宣言」は評論マンガ(どういうジャンルだろ?)であって、創竜伝は現実に対する評論を実質的にやっているのに、小説の絵空事を装っていますよね。ゴー宣は、「現実と仮想の曖昧な世界」っていうことはないと思います。でもなきゃオウムに暗殺されかかったりしないと思いますけど。
その通りでありまして、「小説」という形で姑息な批判のT氏と「マンガ」という形で堂々と批判しているK氏では、読む方も現実感が違います。ただ、私がいいたかった「曖昧な世界」とは、思想的批判対象をキャラ化しているところにあります。創竜伝は「小説」、ゴー宣は「マンガ」、どちらも作り手が「神」ですから、すでに公平な批判方法では無いからです。
K氏について言えば、文字より曖昧な画で情報を表し、躍動的な展開やコマわりが可能で、敵は(ビジュアル的にも)醜くできます。
>田中芳樹のように、他者に対する批判はやり放題だけど、自分に対する批判は受け付けない、硬直化した思考とはかなり違うと思います。
これも仰るとおりです。まあ、T氏の場合、誰を批判してるか解らないこともありますけど。K氏と違い実名伏せてますから。
>小林よしのりが、「絶対善」と「絶対悪」のような宗教的概念で論じていましたかね?
>「日本は徹底的に悪魔化されていていいのか。実際は違ったんじゃないか」って程度の話ですよ。事実の把握で間違っているし、宣伝されていることに嘘が多い、と言うのは変でしょうか。
言い方が悪かったです。K氏は宗教的概念で論じてはいませんが、明らかに中国不信、敵意の様な物を感じます。T氏は逆です。両氏は客観的判断をしていません。K氏は中国を評価しませんし、T死に至っては中国評価のため日本を陥れています。もちろん今の中共に幻想を抱くのは、客観的把握ができない愚かな行為で、日本を絶対的悪魔化しすぎるのは明らかな過ちです。K氏もT氏もベクトルの方向が逆なだけで、「客観性が大事」をお題目にするわりに客観性がかけているところが共通していると思うのです。
>小林よしのりのダブルスタンダードとは?
>洗脳テク、とは言っても、平然と自分を茶化したり「疑え」と言ったりは田中芳樹にはないところです。これだけでも、田中芳樹(今の)よりはまともだと思います。
私は戦争論でK氏に賛成し、SAPIOをゴー宣だけのため読んでいます。ところが最近さめました。理由は横とかのの読者からのたよりで、読者の意見を大切にするのですが、極端な支持ばかりかかれて、反対者は、理性のない意見ばかり掲載されているからです。
T氏よりまともでも、ゴー宣で、「自分を批判する情報を得て、批判するのは、脱会したオウム信者が戻るようなものだ」とか情報封鎖を促しておいて、「ワシを疑え!」って言われてもねえ・・・。
>「某自由史観系サイト」って「日本ちゃちゃちゃクラブ」のことですか?私も常連ですけど。ヒステリックな狂信者?あまり記憶にないですよ。どっちかと言うと、戦いを挑んでくる左翼系に、変なのが多いと思います。
そうです。不沈戦艦さんが常連なのも知ってます。喧嘩売ってるわけではありませんけど(^_^;)。ただ、あそこは「自由主義史観支持者専用」ですから、もうすでに、批判を封殺してます。変な奴も「自分は変わり種の右翼」とか思ってるのでは無いでしょうか?それにK氏はまだ、差別的にコリアン、中国人を批判していませんけど、K氏批判ページにリンクはってやり玉に挙げてる連中が「支那人人肉食い、韓国人犬食い」とか言ってるのをみると、両氏ともファンが本人の知らないところで暴走してると思ったのです。K氏はネット上の議論を批判しているのが、T氏と違いますが。
>「戦争論」一本で延々と大新聞と左翼文化人から集中攻撃を受ける小林よしのり。矢面には絶対に立たないように、安全地帯に篭り切りの田中芳樹。同列に並べて欲しくはないですね。自分の物言いに対する「覚悟」が全く違います。「天と地」ほどの差があるのは言うまでもありません。
私もそう思います。しかし、思想などの構造が似てると思ったんです。レベルは別として。
>ゲオルグさん
>お二人ともやはり日本人というこ
とに何らかのコンプレックスがあると見るべきなのでしょうか?
ここら辺が「日本人」であるT死の限界であると思います。
田中さんも小林さんも、ファンにとっては「君主」だと思う。
問題は、どちらがより「啓蒙的」であるかということかな。(笑)
小林よしのり、確かに絵一枚で敵を悪魔化するのが上手いですよね。薬害エイズの「薬害大魔王 安部英」なんかは、あの絵一枚で、日本中に知られるようになっていましました。ゴー宣さえなければ、タダの学者(訴追されることがあったとしても)でいられたのに。
「作り手」が「神」の曖昧な「絵」でイメージを植え付けられる世界。これ、一応正面切って実名を出してやっていますから、かなり「諸刃の剣」である要素がありませんか。仮に大間違いをやったら(例えば無実の人を殺人犯呼ばわりとか、欧米で敏感なユダヤ人問題など)、あっという間に小林よしのりは潰れますよ。それこそ、作品と心中するくらいの覚悟が無ければできませんよ。そういう意味で、「責任」はいつでも負うつもりでしょう。カエルサルさんは、「小林よしのりのやり方が気に入らない」のかも知れませんけど、「覚悟」を持ってやっていることですから、私は田中芳樹と似ている、と言う気にはなれません。ここは見解の相違ですから、カエルサルさんの意見も私の意見も、それぞれということでしょう。
>中国不信
と言うよりはですね、あの国はそういうものだからどうしようもありませんよ。「国際信義」には欠けていますし。未だに19世紀的な領土的野心を隠そうとしませんし。私だって信じちゃいませんね。ゴー宣「戦争論」で取り上げている話は、デマじゃありませんよ。「作り話をしてでも日本を貶めたい」という田中芳樹と同列ではありません。客観性は充分ありますよ、小林よしのりには。「作り話をしてまで、中国を貶めている」点がありましたっけ?
>ダブルスタンダード
ゴー宣の欄外の「読者からのたより」についてですね。確かにちょっと極端な気はします。「極端な支持」については確かにそうです。でも、「反対者は理性のない意見」はどうでしょう。日本ちゃちゃちゃクラブに出入りしていても、いわゆる「左」の意見で、理性的なものってほとんど見たことがないんですよ。感情的なのばっかりで。たまにはいいことを「左」の人も言わないかな、と思っていない訳じゃないんですが、どうもいませんね~。結局「左」の人のレベルが、理性的なものがほとんど無く、感情的なものばかりだから、それは致し方ないでしょう。小林よしのりの責任ではないと思います。
>日本ちゃちゃちゃクラブ
まあ、そうでしょうね。「某自由史観系サイト」って他に思い当たらないですから。
実は「おいおい、私も『ヒステリックな狂信者』なの?」と一瞬思いましたよ。喧嘩を売っているのかと。
「『自由主義史観支持者専用』ですから、もうすでに、批判を封殺しています」
これは間違いです。「自由主義史観支持者専用」なのは、「日本茶掲示板」だけです。それも、論争の場ではないですし。論争用には、歴史ボードと未来思考ボードの2つが用意されており、「我こそは」と思う「左」の人も来ますよ。スレッドツリー方式ですので、関連投稿の関係が解りやすいようになっていますし。「どんどん削除されるじゃないか」と誤解される方がいますけど、あれは「沈んだ」だけで、消えていません。初期設定では、50投稿までしか表示できませんが、設定を変えれば、古い投稿もちゃんと残っています。「左」の人の書きこみでも削除されませんよ。名前を偽った罵倒投稿などは別ですが。「右」の人でも、これをやってすぐ誰の投稿だったかがバレ、削除された人はいます。この間の話ですけど。本人は恥じ入ってちゃちゃちゃクラブに来るのを自粛したようですが。そういう意味で「批判を封殺」していることはありません。それに、本来「自由主義史観支持者専用」である筈の「日本茶掲示板」にも、けっこう「左」の人も書いたりしますしね。「駄目ですよ」と注意されますが、罵詈雑言を浴びせでもしない限り、大概そのままですね。どうせ流れて消えてしまうし。一部で「ファン」が多い(私も)「もず」君などの投稿も、削除はされません。却ってみんな楽しみにしていますね。管理者に反対的な意見をどんどん削除する、「HAN BOARD」などとはえらい違いです。
>差別的にコリアン、中国人を批判している
どのあたりがそう思われたのでしょうか?ほとんど事実ばかりですよ。「支那人人肉食い」は「文革」の時にもあった話ですし。「人間を食料として見ることが出来る感性を持っている」のは事実を指摘しただけの話です。カエルサルさんが、そんなこと信じたくない、ってだけの話ではありませんか?それに、「今でも日常的に支那人は人肉を食っている」と言っていましたか?それだったらデマもいいところで、差別以外の何でもありませんが、そんな主張はしていませんよね。それと、差別的にコリアンを扱っているって、どの辺の話でしょう?どうも思い当たりません。
また、「小林よしのり批判ページにリンク貼って、『支那人人肉食い、韓国人犬食い』とか言っている」っての、どこの誰でしょうね?私も知りません。もちろん、誉められた話ではありませんし。でもそれって、小林よしのりの責任ですか?それにそんなアホな連中、すぐに本性がバレて、誰も相手にしやしなくなると思いますが。
>思想の構造
うーん、似てますかね~。そうも言えなくもないですか。でも、カエルサルさんもご承知の通り、天と地の違いです。自分の言論に責任を取る気構えが、あると無いのでは大違いですから。
一応、私も「小林よしのり信者(笑)」らしいもので。
>小林よしのり、確かに絵一枚で敵を悪魔化
「相手を卑小化して批判」という点においては、両者共通していると思います。ただ、確かに不沈戦艦さんの述べられているように、実名を出して相手を叩いている点だけで、小林よしのりのほうが誠実だと思いますけどね。というか、前から指摘している通り、小林よしのりは田中芳樹と違って「この作品はフィクションであり、実在の人物・団体とは関係ありません」というアノ断り文を入れていない点で、マンガであってマンガではないものを書いていると思います(横紙破りだと私が評価する点)。
>ダブルスタンダード
というかですね、自分の読者を甘やかすのはやめて欲しいですね。個人的に。
半年くらい前のゴー宣に「戦争論を読んで感動した感想送ってくる読者は偏差値が高い優秀な学生だ。戦争論を貶しているのは馬鹿な奴らだから、将来日本は変わる」みたいな事を書いていたでしょう。小林流の「ギャグ」だったのかもしれませんが、そうとは取れないような雰囲気でしたね(絶対「信者」は勘違いする)。
あと、「地球のために自分は隕石に特攻できるか?」みたいな問いで、小学生が「できる」と答えていたのに対し、「小学生でもこれだけの覚悟があるのに、今の腑抜け左翼は…」みたいな論調をたてていたのには、正直こりゃヤバいと思いました。
>日本ちゃちゃちゃクラブ
「もず」さんと一緒になってふざけている(と気づくまでには私も少々時間を要した)方々などは、一見さんからみると「うわっ、コイツ、ヤバイ右翼」という感じかも知れませんね。
ただ、やはり一部の人が汚い言葉で罵ったり自己中心的な発言をしているのは問題だと思います。
>田中さんも小林さんも、ファンにとっては「君主」だと思う。
>問題は、どちらがより「啓蒙的」であるかということかな。(笑)
確かに両者ともファンにとっては「君主」。しかし、「カリスマ」を自認する小林よしのりと、「民主」を自認する田中芳樹。どちらが矛盾を起こしているかは、火を見るより明らかですよね。
よく解っていない小学生を褒めあげたり、「偏差値の高い優秀な学生だ」は、おだてられた子たちを勘違いさせてしまいそうです。私も、それに関してはいいとは思いません。「小林よしのり流ギャグ」だったとしても、ゴー宣一本槍の「純粋真っ直ぐ右翼君」はそのまま受け取ってしまう可能性は高そうですわ。隕石に対する特攻の設問も「無茶苦茶あり得ない設定だな」と思いました。回答を出そうとも思いませんでしたし。あそこまで行くと、さすがにやりすぎですよ。
>日本ちゃちゃちゃクラブ
まあ、行儀の悪い人は、左右問わずにいますよ。そればっかりはしょうがないですね。「訳の解らない『左』に怒り狂う心情は解らないでもないですけど、罵詈雑言を浴びせるばかりはあまり良くないと思いますよ。実際、あそこの管理者も「サヨクに対する怒りは同感だけど、戦術が拙すぎる人が多い。もっと、知らない他人が見ても、説得力のあるようにしなければ」と言っていました。「もず」君相手にふざけているのは、今は別の場所に移してやっていますから、ちゃちゃちゃではあまりお目にかかる事はないでしょう。
考えてみるまでもなく、小林よしのり氏を何かと引き合いに出す張本人は私ですね。
不沈戦艦さんも言われるとおり、小林氏の中国批判は妥当なところも多いのですが、日本の神格化とペアになるのが問題かと。日本だって褒められた事ばかりしているわけではないし、日本良い国、中国悪い国、と短絡する読者も多いのではないかと危惧します。
同様に田中芳樹氏の著作に触れると、中国偉大な伝統、日本卑小な存在、となりかねないのも困りますね。
「健全なナショナリズム」というものが有り得るとすれば、互いの事を尊敬し批判し合えるような物じゃないかと思うのです。
まあ、私も北朝鮮やナチス・ドイツは尊敬できないですけどね。当然か。しかし、小林信者にとっての中国、田中信者にとっての日本、あるいは両者の信者にとってのアメリカ、あたりも、ひょっとすると同じレヴェルにあるのかもしれません。
>これ、一応正面切って実名を出してやっていますから、かなり「諸刃の剣」である要素がありませんか。仮に大間違いをやったら(例えば無実の人を殺人犯呼ばわりとか、欧米で敏感なユダヤ人問題など)、あっという間に小林よしのりは潰れますよ。
そういえばそうですね。気付きませんでした。事実かなり叩かれてますし。この点「フィクションと特にお断りいたします」とかいてある創竜伝とはえらい違いだし、K氏は思想を流布している自覚があるようなので、暴走したファンの手綱を引くこともできますが、T氏は野放しにしています。これは、T氏が批判している闇の権力者や侵略者の無責任と同列だと思います。
>私は田中芳樹と似ている、と言う気にはなれません。ここは見解の相違ですから、カエルサルさんの意見も私の意見も、それぞれということでしょう。
>実は「おいおい、私も『ヒステリックな狂信者』なの?」と一瞬思いましたよ。喧嘩を売っているのかと。
滅相もございません。下のかいてるとき、「不沈戦艦さんにつっこまれるかも」と脳裏にうかびはしたんですけど(^_^;。俺ごとき儒子がそんな大それたことしませんでさあ。
不沈戦艦さんのここや日本茶での書き込みは理知的で、参考にさせていただいてることもよくあります。ゴマすってるわけでなく。
私は、不沈戦艦さんの意見とは違いますが、尊重しています。
>未だに19世紀的な領土的野心を隠そうとしませんし。私だって信じちゃいませんね。ゴー宣「戦争論」で取り上げている話は、デマじゃありませんよ。
確かに空母持とうとしたり、核とICBM保有したり、Su27大量生産したりと物騒な国です。しかし、K氏が「戦争論」でかいている「N大虐殺はなかった、支那人がやった」という話はいまいち信憑性に欠けると思います。N事件があったという説よりもさらに。
>カエルサルさんが、そんなこと信じたくない、ってだけの話ではありませんか?
>それに、「今でも日常的に支那人は人肉を食っている」と言っていましたか?それだったらデマもいいところで、差別以外の何でもありませんが、そんな主張はしていませんよね。それと、差別的にコリアンを扱っているって、どの辺の話でしょう?どうも思い当たりません。
>また、「小林よしのり批判ページにリンク貼って、『支那人人肉食い、韓国人犬食い』とか言っている」っての、どこの誰でしょうね?私も知りません。もちろん、誉められた話ではありませんし。でもそれって、小林よしのりの責任ですか?
いえ、自分では感情的になっていないつもりです。「中国人は古来より籠城戦のとき人肉市場を開く」というのはK氏「戦争論」の記述しか知りませんが、「中国人は食い物の恨みが強い」「中国人は肉なら焼けば何でも食えると思っている」というのは聞いたことがありますし、封神演義(安能版)で姐己が伯邑候をハンバーグスープにして姫晶に食わしているところか、十分あり得ると思っています。文革のときもあったんですか。勉強になります。
ただ、「今でも食ってる」とは言ってませんけど、K氏「戦争論」で「支那人は伝統的に人肉を食う=その感覚で日本軍の残虐行為をでっち上げ、通州事件で残虐性を発揮した」という旨のことをかいていますが、信者の方が「人肉食い」の事実だけで中国人を民族的に「野蛮」扱いした書き込みをしておられたのを、差別的と思ったのです。ちょうど「日本人は朝鮮通信使が記述しているように伝統的に性が乱れてる=その感覚で従軍慰安婦をした」という韓国人文化人とそれに追従して「日本人は倭色文化のセックス狂い」といってる韓国人の様な感じがしたのです。韓国人を「犬食い」とかかいてるのも同様。犬食いの事実から「野蛮」的なみかたをするのは「japは鯨を食う。野蛮だ。捕鯨禁止せよ。」とかいってる欧米人と同列なきめつけでしょう。
どこの誰かは知りませんがよく日本茶に出没しています。
ってなんだかハンボードの米津氏の様なことかいてますが(^_^;
K氏に責任があるとおもいます。つまり「影響力」という権力により、狂信者がでてきたのですから。そして「自分は朝日の権力に対抗している非権力」と思ってるあたりファシズムです。最も私はまだ少しK氏を信じていますので、K氏はいざというとき責任を取ると思います。T氏と違って。
>これは間違いです。
そうでしたか。これは完全に私の勘違いで決めつけてしまいました。すいません。ちゃちゃの方にこの場をお借りしてお詫びします。申し訳ありませんでした。
今度、入会してみようかと思います。
>暴走するファン
困ったもんです。もう少し利口になってもらいたいですね。小林よしのりも、少しはたしなめるようにした方がいいでしょう。
>人肉食
近代まで、この伝統が中国にあったのは事実ですね。遥か昔でも、孔子の弟子で食われた人がいた筈です(名前まで覚えてない)。この伝統があるから、文革の狂乱(あれで中国は20年は遅れた、と当の中国人も言っている)の中で、人食いが行われたりしたのでしょう。もちろん、いかに中国共産党とでも、そんな野蛮な事を奨励している筈もありませんから、今もそんな事をやっている訳はありません。「人肉食」だけを取り上げて、「野蛮」と決め付けるのはいいことではないと思います。でも、「日本人の感性」には、受け入れられやすいプロパガンダですね。「人肉食」って習慣がないから、「うわー、中国人て野蛮だなー」と思い込まされてしまいますわ。「ジャップは鯨を食う。野蛮だ」と言う欧米人と変わらない(欧州でもアイスランドやノルウェーは除く)し、しかも対象が鯨ではなく人間。中国人に対し、えらい偏見を植え付けようとしている、と充分言えそうです。
言われてみれば、「戦争論」で殊更人肉食を取り上げているのはやりすぎですね。正直言って、私もあの作品については、全面肯定している訳ではありません。読んでみて、「ちょっとやり過ぎじゃないの」とは思いましたから。まあ、マスコミ、教育界、法曹界に蔓延っている「サヨク」に対する挑発であり挑戦であるから、ここまでやるんだろうな、とは思いましたが。現に、去年「戦争論」が出た当時はどのマスコミも無視していましたが、どんどん部数が伸びると無視できなくなり、一斉にサヨク側の攻撃が始まりました。そういう意味での功績はあったとは思います。
ただ、昔の中国では、軍人(特に軍閥の)は忌み嫌われていました。はっきり言って、軍人とはほとんど「賊」としか言いようの無い存在で、占領した土地では略奪暴行虐殺やりたい放題。無力な一般人は命が助かればめっけもの、ってのが普通でした。殺伐としていたのは事実ですよ。色々な民族がひしめき合っている大陸では、どうしてもそうなってしまうのでしょう。彼らにしてみれば、軍隊が都市を攻略して入城(大陸の都市には城壁があるのが当たり前。却って、日本の都市みたいに城壁がないのが当たり前の国は少ない)したら、略奪暴行虐殺に走るのが当然だと思っていますから、「大虐殺があった。日本軍は悪魔だった」と共産党が宣伝すれば、一般的中国人は信じますよ。そしてここに、日本を悪く言いたくてしょうがない日本人、田中芳樹のような人たちが絡んでくるからややこしくなるんですけど。
えー、ここで「南京問題」について詳細にやるのは好ましくありません。「ちゃちゃちゃクラブ」じゃないんだから。また、私は全然詳しくありませんしね。一つだけ言うと、大量の死者が出た(一応1万以上だったかな)のは事実です。戦争なんだから。民間人も巻き込まれたでしょうし。それが「虐殺」かどうかで意見が分かれるということのようです。「30万人」説から「ほとんどない」説まで。でも、誰も「南京戦による死者はゼロ」とは言っていなかったと思いました。
「昔の中国の軍隊ってのはあんなもんだった」とでも言っていればまだ良かったと思いますが、それと人肉食を結びつけるのはかなり強引でしたね。これに関してはカエルサルさんの言う通りかも。「殺伐とした大陸社会」について言うにしても、もっと適当な表現があったとは思います。
ただ、小林よしのりはパソコンはやらないそうですから(この前日本茶掲示板に大月隆寛氏が出てきて言っていました。メカオンチだそうです)、ネット上で暴走する訳の解っていない小林ファンをどうこうするのは無理でしょう。仮にゴー宣で取り上げても、言うこと聞きますかね?本当に困ったもんです。
基本的にカエルサルさんも「小林よしのりと田中芳樹じゃ覚悟が違う」ってのはお解りいただけているようなので、喧嘩をしているつもりは私にもありませんでした。「今の田中芳樹と同列にされるのは嫌だな」と思っただけですので、あまり気になさらないで下さいね。
>確かに両者ともファンにとっては「君主」。しかし、「カリスマ」を自認する
>小林よしのりと、「民主」を自認する田中芳樹。どちらが矛盾を起こしている
>かは、火を見るより明らかですよね。
小林氏は、漫画はファナティックにみえるけど、論壇人との対談とかを読んでいると、かなり冷静です。カリスマがファンを率いるという構造に自覚的ですね。田中氏はあまりそういう事が気にならないんでしょう。読者なんてどうせ他人だし。
参考 http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/mazime/No1.html
>自分の読者はバカばっかりと認めるみたいでいやだろうな。
小林氏は自分のファンをあまり高く評価してないのかも。読者を甘やかす発言が異常に多い…てのは、石井さんの指摘したとおり。おだてられてヘラヘラしてるヒトって昆虫よりバカ。
ただ、そういうバカの方が作家にとっては都合が良いのではないかと。「小林よしのりを疑え!!」と言われて、一応、考えてみるようなヒトたち(ちゃちゃちゃ常連とか)は、たちの悪いファンです。作家が油断したらいつ敵にまわるかわかんねえから。(^_^;