- 親記事No.272スレッドの返信投稿
- board3 - No.318
それにしても・・・
- 投稿者:画聖マニの再来(自称)
- 2001年01月17日(水) 02時37分
歴史に干渉したとき、「あれは助けないとかえって歴史の流れが狂ってしまう」などとわけわかんない言い訳しないで、
「ううむ、あまり人界に干渉したくなかったのだが。太真王夫人に知れたら
えらいことだぞ。大事の至らねばよいが・・・。」
とかいって頭でもかいていたら、別に破綻しなかったんですがねぇ・・・。
これならまっとうなアクシデントで歴史円環説にもごく自然に当てはまったのに。
- 親記事No.272スレッドの返信投稿
- board3 - No.319
Re: あああっ、それを言っちゃあ・・・!(笑)
- 投稿者:恵
- 2001年01月17日(水) 04時38分
> > 3:そもそも、父ちゃんが自分で書いたプロットと設定を忘れてしまっている(笑)
>
> ぐはあっ、いきなり核心をっっっ!!!(爆)
>
> いやあ、それを言い出したらそこで終わっちゃいますから。そういった疑惑はあえて頭の片隅に追いやりましょう。(笑)
> 小説の登場人物にとっては、小説で描かれている世界こそが絶対であり、全てですから。たとえどれほど支離滅裂に見えても、田中先生の世界観はちゃんと固まっておられるのでしょう。そうです、そうに違いありません!(断定!)
>
> で、小説に描かれていることを前提にして、青竜王の行動を分析してみると・・・
> やはり合理的な説明は前記の2つしか思いつきませんね。ホントにこれの後腐れのない解釈ってあるんでしょうか?(笑)
>
> > ↑なぜなら、10巻~12巻のストーリー展開はやや不自然な流れですから。確か10巻の終わりで青龍王が行方不明になり、11巻では唐突に現代物の外伝に突入、そして12巻から何事もなかったかのように白竜王が兄探しの旅をはじめています。
>
> 青竜王が行方不明になったのは9巻の終わりあたりですね。でもって、
> 10巻では何事も無かったかのように現代が舞台となった本筋、11巻で何故か唐突な外伝もの、そして12巻は思い出したかのように9巻のラストの続きから、という流れです。もう連続性なんてどこ吹く風ですね~。
ごめんさーい、手元に12巻しかなかったので、やはり9~11巻の流れを間違って記述しちゃいました。白竜王の兄探しは9巻の終わりだったのですかぁ…手元に資料がなかったということで、お許し下さいませ~m(--)m
…でも、画聖マニの再来(自称)さんの補足通りだと、ますますプロットが破壊されているということなんですよねー。(しみじみ)
> やはり合理的な説明は前記の2つしか思いつきませんね。ホントにこれの後腐れのない解釈ってあるんでしょうか?(笑)
冒険風ライダーさんのご意見も伺いたいものですケド(笑)、合理的(合法的)な説明や解釈は難しいと思います。そもそも、歴史不介入が天界の掟ですから、青龍王がそれを破る行為はどう理由づけても規律違反以外の何物でもないでしょうね。青龍王が頭かいてぼやいても、それだけで許される問題じゃないよね~?と思います。(ストーリー上での最低限のフォロー、という意味でならわかりますケド)
しかし、3:はやっぱり極論だったでしょうか?結局、父ちゃん本人のいたらなさだよね、という結論で青龍王(始)を助けたつもりだったのですけど(笑)(^^;)
- 親記事No.272スレッドの返信投稿
- board3 - No.320
Re319:創竜伝12巻における、歴史干渉の恐るべき実態
- 投稿者:冒険風ライダー
- 2001年01月17日(水) 08時33分
>冒険風ライダーさんのご意見も伺いたいものですケド(笑)、合理的(合法的)な説明や解釈は難しいと思います。そもそも、歴史不介入が天界の掟ですから、青龍王がそれを破る行為はどう理由づけても規律違反以外の何物でもないでしょうね。青龍王が頭かいてぼやいても、それだけで許される問題じゃないよね~?と思います。(ストーリー上での最低限のフォロー、という意味でならわかりますケド)
あの仙界や竜種による歴史干渉行為を合理的・合法的に説明するなど不可能です。そもそも私自身がこの歴史干渉関連の記述を「私の創竜伝考察26」および「私の創竜伝考察34」で「仙界と天界の自分勝手かつ支離滅裂な行動原理の象徴」として批判対象に取り上げているほどなのですから(笑)。
しかもさらに調べていくと、そもそも創竜伝12巻における竜王と太真王夫人の行動全てが「人界に対する歴史干渉行為」に抵触するのではないかという疑惑すら出てくるのです。仙界・天界を律する「人界干渉・歴史干渉はタブー」という掟は想像以上に凄まじい法律なんですよね。
創竜伝12巻における彼らの行動経緯を少し追ってみることにしましょうか。
1. 白竜王、「熟麺舗」(うどん屋)の大食いカウントダウンで、
うどん十杯を無料で食べ尽くす(創竜伝12巻 P19~P23)
この「大食いカウントダウン」なるシロモノ、どうも白竜王が成功するまでは誰ひとりとして成功者がいなかったらしいのですが、この「熟麺舗」という名のうどん屋は、本来ならば人界にも同時代にも存在しないはずの白竜王によって、うどん十杯と銀1両(賞金)と2文(参加料)の損害を受け、さらには店の信用を失墜させる羽目になってしまいました。本来の歴史の流れから言えば、これらの被害をこの店が受けることはなかったはずなのですが、白竜王の存在によって「店の歴史」が勝手に変えられてしまったわけです(笑)。
白竜王の愚かしい行動のために、この店は「本来の歴史」とは全く違う道を歩まなければならなくなってしまいました。
2. 竜王と太真王夫人、妖怪「摩馳」の手先の賊から、酒楼の店員と若主人夫婦を
救出する(創竜伝12巻 P123~P129)
ここでの連中のやり取りはあまりにも凄まじいものがありましたね(笑)。これを読んだ時は、さすがの私も思わず唖然としてしまいましたよ↓
創竜伝12巻 P123下段~P124上段
<「殺される前に助けてやらなきゃ。でも、いいのかな、ここで助けても」
白竜王が気にしたのは、歴史に干渉してもいいものか、という点である。
「心配ご無用よ。あたしたちが助けて、それで助かるなら、それこそが彼らの天命だから。天命で今夜の死がさだまっているなら、あたしたちが全力をつくしても彼らは助からない。だからあたしたちが全力をつくしても、さしつかえないのよ」
「そのとおりだ、だから、叔卿、思う存分やってかまわんぞ」
「待っていた、その一言!」
白竜王は、はりきった。これは趙普によって代表される天下国家の問題とは関係ない。弱きを助け強気をくじく。単純明快な善行である。>
何とスバラシイ会話ではありませんか。もう奴らは仙界と天界の掟を守ることなど全く眼中にないらしい(笑)。そもそもこいつらは、いつから自分達で「天命」を云々する事ができるほどに偉くなったというのでしょうか。第一、一応アンタらの主であるはずの玉皇大帝の意思確認はしなくても良いのですかね?
まあこの仙界と天界を代表する白痴連中には何を言っても無駄かもしれませんが、それでも一応言及しておくと、「本来の歴史」から言えば、賊に襲われた酒楼の店員と若主人夫婦は、100%ここで賊に皆殺しにされるのが「当然の道筋」なのです。それを助けようというのですから、連中の行動は仙界と天界で定められている「人界・歴史干渉行為の禁止」に完全に抵触することになります。
で、それを連中がどういう論理で回避するかと思ったら、何と「天命」云々ときたものでしたからね。連中の愚かでバカバカしい主張は私も相当免疫を持っていたはずなのですが、さすがにこれには思わず爆笑してしまいましたよ。「天命」も何も「本来の歴史」の流れに従えば、彼らは確実にここで賊に殺される事になっているのですから、彼らの「天命」はすでに「本来の歴史」によって「ここで賊に殺される」と決められてしまっているわけです。つまり、ここで竜王と太真王夫人が酒楼の店員と若主人夫婦を救うために動くことは明白に「天命」に逆らう行為であり、ひいては自らの掟である「人界・歴史干渉行為の禁止」にも抵触してしまうことなのです。「弱きを助け強気をくじく。単純明快な善行」どころか「本来の歴史の流れを狂わせ、定められた『天命』に逆らう、明々白々な悪行」なんですよ、これは。
ここでの「天命」と「本来の歴史の流れ」というのは、後者が前者を支配している関係なのです。あの低能連中はこの程度のことも分からなかったというのでしょうか。もし全てを知っていた上でこんな詭弁にもならない詭弁を弄して「犯罪行為」を正当化していたというのであれば、連中は四人姉妹や牛種よりもはるかにタチの悪い悪党集団であると断じざるをえないのですけど。
3. 創竜伝12巻の「稜騰」「摩馳」妖怪退治全般
創竜伝12巻の主要部分を占めているはずの上記の妖怪退治もまた、仙界と天界を律する掟である「人界・歴史干渉行為の禁止」の前には、明々白々な犯罪行為にまで転落してしまいます。
何しろ「本来の歴史」に従えば、この「稜騰」「摩馳」2人の妖怪が人界(この場合は中国でしょうけど)を散々暴れまわり、人間を文字通り「食い物」にしていくのが「当然の道筋」なのですからね。いくら2人の妖怪が虐殺の限りを尽くしたとしても、竜王と太真王夫人が手を出すことはおろか、人間に何らかの助言を行うことすらも、法の観点から言えば決して許されることではありません。本来ならば妖怪が何をしようが、そんなものと関係なしに連中はとっとと天界に帰還しなければならないはずなのですよ。たかが人間が妖怪に数百万~数千万殺されることなど、法と歴史の流れを守るという最高至上の目的から言えば大した問題ではありません(笑)。法というものは「手続き」こそが大事なのですから。
でもあの連中、そんなことはおかまいなしに妖怪退治に精を出しているありさまですからね~。2人の妖怪に殺されるはずだった人達が妖怪退治の結果生き残ってしまうことによって、「本来の歴史」の流れに多大な悪影響を与えてしまう可能性を、あのバカ連中はほんの少しでも考えたことがあるのでしょうか。
とまあこんな調子で、創竜伝12巻における連中の行動にはことごとく「連中自身の法律」に抵触することになりますから、連中の愚かな行動を合理的・合法的に説明するなど、よほどにアクロバット的な法律解釈か、既存の法律に優先する特別法でも持ってこない限り、まず不可能でしょうね。
この大矛盾が見事に説明できるという人がいるのであれば、是非私もお目にかかりたいものなのですが。
- 親記事No.272スレッドの返信投稿
- board3 - No.321
あ、そういえば・・・
- 投稿者:画聖マニの再来(自称)
- 2001年01月17日(水) 13時32分
今日、1月17日は竜堂兄弟の誕生日でした。一応祝っときますか。
~♪はっぴばーすでーでぃあ竜堂兄弟ぃ~♪
~♪はっぴばーすでーつーゆ~♪
* ゴミカキコでした。失礼。m(__)m *
- 親記事No.272スレッドの返信投稿
- board3 - No.322
違法でも奴らならやる!!(笑)
- 投稿者:画聖マニの再来(自称)
- 2001年01月17日(水) 15時33分
> 冒険風ライダーさんのご意見も伺いたいものですケド(笑)、合理的(合法的)な説明や解釈は難しいと思います。そもそも、歴史不介入が天界の掟ですから、青龍王がそれを破る行為はどう理由づけても規律違反以外の何物でもないでしょうね。青龍王が頭かいてぼやいても、それだけで許される問題じゃないよね~?と思います。(ストーリー上での最低限のフォロー、という意味でならわかりますケド)
頭をかいてぼやいていたなら、『規律違反を犯したことには違いないけれど、すくなくともストーリー的にはつじつまが合った』という意味です。
彼らが歴史不介入の掟に違反していることについては異論はありません。
というより、弁護の余地がまるでありません。(泣)
しかし、連中が『違反行為にも関わらず、歴史への干渉を行っている』ことは事実として認めなくてはならないんですね、これが。(-_-;) 彼らの行動はもうやることなすこと全て『歴史不介入の原則』に抵触しまくってますからね~。そもそも連中に法を守らせようってのが無理な相談という気がしてきました。もっとも今にはじまったことじゃあありませんが。(笑)
たとえ許されていなくても『奴らはやる!』これは前提です。(マイッタネ、ド~モ)その上で、何故あえてそのような無法をやるか、という彼らの行動の『意味』を推定してみようと思います。ええ、無理やりにでも・・・
(できれば『奴らがアホだったから』以外の結論を・・・)
とりあえず次は12巻の感想の続きやります。
- 親記事No.272スレッドの返信投稿
- board3 - No.323
Re: あ、そういえば・・・
- 投稿者:日傘
- 2001年01月17日(水) 15時50分
> 今日、1月17日は竜堂兄弟の誕生日でした。一応祝っときますか。
>
> ~♪はっぴばーすでーでぃあ竜堂兄弟ぃ~♪
>
> ~♪はっぴばーすでーつーゆ~♪
>
>
> * ゴミカキコでした。失礼。m(__)m *
関西人である私としては、震災ネタにカチンときた思い出がありますね。
誕生日ついでに作品内に時事ネタを入れるのはもう止めにしてほしいものです。どうせ彼らは年齢不詳のサザエさんだし。
- 親記事No.272スレッドの返信投稿
- board3 - No.324
創竜伝12巻の感想あれこれ3
- 投稿者:画聖マニの再来(自称)
- 2001年01月17日(水) 16時36分
>「伯卿さま、どうかなさった?」
「思慮に欠けることをしてみたくなった」
「やっぱりね。だからわざわざ教えてさしあげたのよ」(P116)
また人界に干渉してきました。宋の太子太保・趙普の家に押しかけます。
前回はまだ『玉帝の御意』とやらで正当性を主張できなくもなかったのですが、
今回は完全に青竜王の独断で人界に干渉します。もはや彼に遵法精神を期待しても
無駄ということでしょう。こういう不埒者を諌めるべき立場にある、
仙界サイドの太真王夫人は・・・
>「ここに昏神香もあるわ」
「何があっても全て忘れる薬か。やれやれ、でもありがたい」
むしろ煽ってます。(爆)太真王夫人の嗜好が多分に竜種よりであることを
加味しても、天界のお目付け役たる仙界の一員として、あまりに不見識な行為であると言わざるをえません。
竜種と仙界が癒着している証拠といえるでしょう。
(続く)
- 親記事No.272スレッドの返信投稿
- board3 - No.325
その意味は…(笑)
- 投稿者:恵
- 2001年01月17日(水) 16時42分
> 何故あえてそのような無法をやるか、という彼らの行動の『意味』を推定してみようと思います。ええ、無理やりにでも・・・
> (できれば『奴らがアホだったから』以外の結論を・・・)
画聖マニの再来(自称)さん、早速彼らの行動の意味を「推定」(邪推?)してみました♪ (^o^)
②おそらく、創竜伝(というより、竜堂兄弟)の中では「天界の法」と「日本国憲法」(人界の法)の重みに大差がない。
↓
③だから、(今までと同じように)竜堂兄弟にとっては自分たちの都合(感情)で簡単に両方の「法」を破ることができる。
上記の仮定は、12巻の妙に軽いノリが現代版に通じることから推定してみました。うろ覚えですが、確か以前に、始(だったと思います)は法律より自分たち兄弟の安全の方が大事だ、というようなことを放言していたと思います。その是非はともかく、とにかくストーリー上で竜堂兄弟が日本の法律に違反したことはもぅ、数え切れないほどの多さです(笑)
おそらく、12巻で天界の「歴史不介入」の法をあれ程無頓着かつ無自覚に破る行為は、彼らにとっては「自分たちの安全のために」日本の法律を違反することと同じくらい、恐ろしく「簡単な」ことではないでしょうか?
以上、竜堂兄弟の行動の「意味」を勝手に推定(邪推)してみました♪
でも、上記の「推定」は間違っても竜堂兄弟を弁護できるような要素ではありませんので、ご了解くださいね。
P.S.冒険風ライダー様、いつもお手を煩わせて申し訳ありません~。創竜伝の知識で困ったときには、真っ先にあなたのお名前が浮かぶものですから(笑)、今後ともよろしくお願いいたしますね~(^o^)/
- 親記事No.272スレッドの返信投稿
- board3 - No.326
創竜伝12巻の感想あれこれ4
- 投稿者:画聖マニの再来(自称)
- 2001年01月17日(水) 17時48分
恐ろしいことに、この時『人界不干渉』の原則を破った理由は、単なる
青竜王の『趣味』だったという事実です。歴史に冠絶する大宰相と
『お話してみた~い!』などというゴミのような動機によって、
天界の定めた原則をいともあっさりと無視する青竜王。
『伯卿さま、喜ぶかしら?』程度のカミクズの如きオトモダチ感覚ゆえに、
仙界の一員としての役割を忘れて歴史の干渉を容認し、隠蔽工作にまで
手を貸す太真王夫人。何とお似合いのカップルなのでしょうか!
『天界最兇のひとつがい』と呼ばせていただきます。
(続く)
-
- board3 - No.328
スーパー軍師への対抗札?
- 投稿者:makiya
- 2001年01月17日(水) 18時12分
はじめまして。
よくこのホームページをのぞかせてもらいますが、大変興味深い、というか、よくぞここまで、と感心して読ませていただいてます。特に(こう書かないと対象者が多すぎますので)冒険ライダーさんの多方面に渡る造詣の深さには圧倒されるばかりです。
ですが、最初に断っておきますが、ぼくは現在進行形で田中芳樹氏のファンです。例え現在がどうあれ、人生の聖書に祭り上げている銀英伝を書き上げた作者に対して畏敬の念を持って「氏」をつけさせていただきます。
長い前振りでしたが、別にここで擁護論とか中傷をするつもりはありません。もともと呼びつけにしろという注意書きもなかったのですが、自分のスタンスの明確化というやつです。
ここでは「田中芳樹氏の戦記作品に登場する」スーパー軍師の存在への対抗札として提起してみたいと思います。
スーパー軍師とは、ナルサスやヴェンツェル、リュウ・ウェイといった放っておくと、想定しうる最悪の状況下さえ(読者から見れば)苦労らしい苦労もなく解決する人物たちのことです。はっきり言って、同じ分野(知力)で戦う限りいかなる人物であろうが彼らに抗するのは不可能であり、パワーバランスを粉砕するという意味においてはゴジラやリナ・インバースよりタチが悪いこと請け合いです。
彼らを倒すにはどうすればいいか。現時点で倒されている人物に注目してみると、ヒントがあるような気がします。
ヴェンツェルです。この際、戦術的な問題は横に置きましょう。彼と相打ちにまで持っていったのは、マヴァール戦記の主役(?)カルマ―ンです。スーパー軍師を倒すためには主役をぶつけるしかない!
以上です。
では、おもしろくありませんね。少し理由を。
このサイトでまだ存在が許されている作品には七都市物語、タイタニア、銀英伝などがあります。少なくともぼくが読んだ範囲では、ということですが。これらの作品には共通点があります。それは敵味方にわかれた主役と準主役の存在です。
氏の作品を読むとよく分かるのですが、氏が感情移入するキャラクター(おそらく主役級であろう)は強いんですよね。もちろん作品の構成として、そうでなくても強いキャラクターたちはいますが(印象としてはギーヴやロイエンタールなんかがそうかな?)、感情移入されているキャラクターたちの強さは神懸っています。そしてその最もたる者たちこそがスーパー軍師の面々です。
敗北しらずのヤンや竜堂始なんかも、そういった意味ではこの面々に加えていいでしょう。彼ら両名と氏のシンクロ率の高さは方々で語られていますので。
こうやって見ていくと、氏は自分が感情移入する面々には敗北を与えません。ヴェンツェルは泥沼の相打ち、ヤンはテロと、死にはしていますが、戦闘において一方的な敗死をしたキャラクターはひとりとしていません。語り口を変えれば、感情移入しないキャラクターたちには冷酷なまでの敗北を与えることがあるために、パワーバランスが崩れることにつながるのではないでしょうか。
それゆえ感情移入キャラクターが敵味方にわかれる作品では、どちらに転ぶかわからない(と思わせる)緊張した展開を成功させているように思えます。この意味において、アルスラーンの一方的な勝利の連続も説明がつくのではないかと。
今後の氏の作品が、感情移入キャラクター同士の激突がパターンとなっても、銀英伝クラスの緻密さで以って行えば、批評のパターン化に比べて、あきることなく読めるのでは。というか、激突までの作品展開量と氏の執筆速度を考慮すれば、死ぬまでいけるでしょう。それ以前に既刊シリーズの全部を完結させることが今世紀中に可能なのか、という説の方が有力でしょうが。
もっともこの程度の認識は一般に流布しているようにも思えますが。ここでは蛇足にしかならないかな。
では、ここからオリジナル(のつもり)です。
スーパー軍師への対抗。これには前述したような感情移入キャラクター同士の激突しかないと書きました。ところで氏の強い感情移入キャラクターには軍師タイプのほかにもうひとつありますよね。さすがに現代ものではそうそう軍師を出すわけにはいかないようです。もうひとつのパターンとは、大した特技がなく、不特定多数の異性にはもてないのだが、なぜか可愛い異性の相棒ができる(いる)という、タイプの男性。コーヘイ兄ちゃん、シュウさん、お父さん、大きいお兄ちゃん(すみません、彼らの漢字がわからなかったので。呼称でわかりますか?)がそうです。
なんといっても彼らは一般人よりも責任感が強いくらいしか特技がないのに、一般人なら十回は死にそうなところを五体満足のまま切り抜けていきます。頑丈さがない分だけ、竜堂兄弟などよりもサバイバヴィリティにおいては良い点を与えてももよいでしょう。彼らにはスーパー軍師が与えられた知力の代わりに、あらゆる災難も切り抜ける生存率100%の運があります。これはなかなかの数字といってもいいでしょう。伝記ホラーのバッドエンド確率(なんじゃそりゃ?)と氏の作品数を考えれば、不幸な主役が二、三人いてもおかしくないですよ。ですが、彼らは死にません。スーパー一般人と呼称してもいいくらいです。
ならば、無敗北率100%を誇るスーパー軍師には、生存率100%のスーパー一般人たちをぶつければ、勝てないまでも氏の作品に新たな方向性が生まれてくるに違いない!(断言)
まぁ、これも結局はパターンのひとつに過ぎないんですけどね。
最初はまじめに始まったはずなんですが、どんどんどうでもいい方向になっていったなぁ。最初に「田中芳樹氏の戦記作品に登場する」と限定している時点で、作風へのツッコミにならざるをえなかったと。
はじめましてのくせに、長々と書きました。では
- 親記事No.328スレッドの返信投稿
- board3 - No.329
難しいでしょう
- 投稿者:S.K
- 2001年01月18日(木) 02時19分
> ここでは「田中芳樹氏の戦記作品に登場する」スーパー軍師の存在への対抗札として提起してみたいと思います。
> スーパー軍師とは、ナルサスやヴェンツェル、リュウ・ウェイといった放っておくと、想定しうる最悪の状況下さえ(読者から見れば)苦労らしい苦労もなく解決する人物たちのことです。はっきり言って、同じ分野(知力)で戦う限りいかなる人物であろうが彼らに抗するのは不可能であり、パワーバランスを粉砕するという意味においてはゴジラやリナ・インバースよりタチが悪いこと請け合いです。
> 彼らを倒すにはどうすればいいか。現時点で倒されている人物に注目してみると、ヒントがあるような気がします。
> ヴェンツェルです。この際、戦術的な問題は横に置きましょう。彼と相打ちにまで持っていったのは、マヴァール戦記の主役(?)カルマ―ンです。スーパー軍師を倒すためには主役をぶつけるしかない!
> 以上です。
>
> では、おもしろくありませんね。少し理由を。
> このサイトでまだ存在が許されている作品には七都市物語、タイタニア、銀英伝などがあります。少なくともぼくが読んだ範囲では、ということですが。これらの作品には共通点があります。それは敵味方にわかれた主役と準主役の存在です。
> 氏の作品を読むとよく分かるのですが、氏が感情移入するキャラクター(おそらく主役級であろう)は強いんですよね。もちろん作品の構成として、そうでなくても強いキャラクターたちはいますが(印象としてはギーヴやロイエンタールなんかがそうかな?)、感情移入されているキャラクターたちの強さは神懸っています。そしてその最もたる者たちこそがスーパー軍師の面々です。
> 敗北しらずのヤンや竜堂始なんかも、そういった意味ではこの面々に加えていいでしょう。彼ら両名と氏のシンクロ率の高さは方々で語られていますので。
> こうやって見ていくと、氏は自分が感情移入する面々には敗北を与えません。ヴェンツェルは泥沼の相打ち、ヤンはテロと、死にはしていますが、戦闘において一方的な敗死をしたキャラクターはひとりとしていません。語り口を変えれば、感情移入しないキャラクターたちには冷酷なまでの敗北を与えることがあるために、パワーバランスが崩れることにつながるのではないでしょうか。
> それゆえ感情移入キャラクターが敵味方にわかれる作品では、どちらに転ぶかわからない(と思わせる)緊張した展開を成功させているように思えます。この意味において、アルスラーンの一方的な勝利の連続も説明がつくのではないかと。
> 今後の氏の作品が、感情移入キャラクター同士の激突がパターンとなっても、銀英伝クラスの緻密さで以って行えば、批評のパターン化に比べて、あきることなく読めるのでは。というか、激突までの作品展開量と氏の執筆速度を考慮すれば、死ぬまでいけるでしょう。それ以前に既刊シリーズの全部を完結させることが今世紀中に可能なのか、という説の方が有力でしょうが。
> もっともこの程度の認識は一般に流布しているようにも思えますが。ここでは蛇足にしかならないかな。
>
> では、ここからオリジナル(のつもり)です。
> スーパー軍師への対抗。これには前述したような感情移入キャラクター同士の激突しかないと書きました。ところで氏の強い感情移入キャラクターには軍師タイプのほかにもうひとつありますよね。さすがに現代ものではそうそう軍師を出すわけにはいかないようです。もうひとつのパターンとは、大した特技がなく、不特定多数の異性にはもてないのだが、なぜか可愛い異性の相棒ができる(いる)という、タイプの男性。コーヘイ兄ちゃん、シュウさん、お父さん、大きいお兄ちゃん(すみません、彼らの漢字がわからなかったので。呼称でわかりますか?)がそうです。
> なんといっても彼らは一般人よりも責任感が強いくらいしか特技がないのに、一般人なら十回は死にそうなところを五体満足のまま切り抜けていきます。頑丈さがない分だけ、竜堂兄弟などよりもサバイバヴィリティにおいては良い点を与えてももよいでしょう。彼らにはスーパー軍師が与えられた知力の代わりに、あらゆる災難も切り抜ける生存率100%の運があります。これはなかなかの数字といってもいいでしょう。伝記ホラーのバッドエンド確率(なんじゃそりゃ?)と氏の作品数を考えれば、不幸な主役が二、三人いてもおかしくないですよ。ですが、彼らは死にません。スーパー一般人と呼称してもいいくらいです。
> ならば、無敗北率100%を誇るスーパー軍師には、生存率100%のスーパー一般人たちをぶつければ、勝てないまでも氏の作品に新たな方向性が生まれてくるに違いない!(断言)
makiyaさんはじめまして。
同じ新参者の身の上で恐縮ですが、いい着眼点とは思いますが田中氏には不可
能に近いと思われます。
以下に理由を二つほど
1)スーパー軍師には不幸な王様追尾装置がついている
ヤンが真に嫌悪し恐怖していたのはラインハルトではなくトリューニヒト
でした。
ナルサスの理想の最後の障壁はヒルメスではなくアンドラゴラスの筈でした。
リュウ・ウェイのアクイロニアにおける安息を奪ったのは結果的にはモー
ブリッジJr.ではなくリュウの友人である現元首でした。
にもかかわらず彼らは物語の中の偶然必然の要求で後者に味方し前者を害
している訳です。
アルスラーン戦記読本のヒルメスに対する田中氏のコメントを見る限り、
おそらく田中氏は存在論的に貴種と称される人種が大嫌いなのでしょう。
よってスーパー軍師は全ての存在に優先し時には物語の整合性の垣根さえ
飛び越えて不幸な王様を著者に代わって虐待しなくてはならない訳です。
2)スーパー軍師は常にスーパー一般人の味方である。
makiyaさんも言われる通り田中氏は耕平兄ちゃん、シュウさんといった一
般人を愛していると思われます。
だからこそ1)の逆の理屈で作者の神の手の代行者たるスーパー軍師は常
にスーパー一般人を庇護する様に仕組まれている事がほとんどです。
『マヴァール年代記』のリドワーンなどその好例でしょうし、ヤンやリュ
ウ・ウェイなどは2つのカテゴリーにまたがる究極一般人とさえ言えましょ
う。
もとより田中氏は勧善懲悪ならぬ“自分の理想が自分の嫌悪の対象を駆逐す
る”勧好懲悪の傾向がありますし(銀英伝でさえ物語の悪は全て地球教徒の
仕業で幕が降りましたし)ここ近年はそれが著しいので“活劇の整合性やダ
イナミズムを損なわないためのバランス感覚”を要求するのはやはり困難か
と思われます。
しかしこう考えると『七都市物語』のバランスの美しさって作者の偏愛対象
が後方に下がったまま中断してくれたおかげなんですね。
田中先生、飽きてくれて有難うございました。
makiyaさんも有難うございました。
改めて田中氏を嫌いになった理由が、マヴァール3巻終わり近辺のリドワーンがヘナチン野郎であるが故にカルマーンの苦悩もヴェンツェルのやる気も踏み倒して物語のおいしい所を全部もっていった所から始まった事を思い出させて
いただけました。
それでは、長文レス失礼いたしました。
- 親記事No.315スレッドの返信投稿
- board3 - No.330
Re: 2.田中芳樹は本当に中国を知っているか? について
- 投稿者:Merkatz
- 2001年01月18日(木) 09時49分
> 勘違いや、思い違いで誤った知識で他人に語ってしまうこともあります。
> 「陸機の言葉→孔子の言葉」の間違いは、勘違いや思い違いだったの
> ではないのでしょうか?
> それを、中国好きはうわべだけのインチキとか言われてしまっては
> 田中芳樹も大変だなぁと思いました。
いや、そのとき勘違いで書いたのなら、後から訂正すればよいだけと思います。
例えば、銀英伝1巻39ページ(1991年59刷)には「戦略戦術シュミレーション」と書かれています。
これは正しくは「シミュレーション」です。「シュミ」じゃなく「シミュ」。
ですが、文庫版では該当箇所はしっかりと「シミュレーション」と訂正されていました。
勘違いで陸機→孔子と書いたならば、後の版では書き換えとけばよいだけのことと思いますけど。
ストーリー展開とは直接関係ないことなんですから。
今出ている版で訂正がなされているかどうかは知りませんが、
していないとすれば、不誠実あるいは無知のどちらかだと言われても仕方がないと思います。
- 親記事No.328スレッドの返信投稿
- board3 - No.333
Re: 難しいでしょう
- 投稿者:makiya
- 2001年01月18日(木) 13時51分
> makiyaさんはじめまして。
> 同じ新参者の身の上で恐縮ですが、いい着眼点とは思いますが田中氏には不可
> 能に近いと思われます。
> 以下に理由を二つほど
> 1)スーパー軍師には不幸な王様追尾装置がついている
> ヤンが真に嫌悪し恐怖していたのはラインハルトではなくトリューニヒト
> でした。
> ナルサスの理想の最後の障壁はヒルメスではなくアンドラゴラスの筈でし た。
> リュウ・ウェイのアクイロニアにおける安息を奪ったのは結果的にはモー
> ブリッジJr.ではなくリュウの友人である現元首でした。
> にもかかわらず彼らは物語の中の偶然必然の要求で後者に味方し前者を害
> している訳です。
> アルスラーン戦記読本のヒルメスに対する田中氏のコメントを見る限り、
> おそらく田中氏は存在論的に貴種と称される人種が大嫌いなのでしょう。
> よってスーパー軍師は全ての存在に優先し時には物語の整合性の垣根さえ
> 飛び越えて不幸な王様を著者に代わって虐待しなくてはならない訳です。
>
> 2)スーパー軍師は常にスーパー一般人の味方である。
> makiyaさんも言われる通り田中氏は耕平兄ちゃん、シュウさんといった一
> 般人を愛していると思われます。
> だからこそ1)の逆の理屈で作者の神の手の代行者たるスーパー軍師は常
> にスーパー一般人を庇護する様に仕組まれている事がほとんどです。
> 『マヴァール年代記』のリドワーンなどその好例でしょうし、ヤンやリュ
> ウ・ウェイなどは2つのカテゴリーにまたがる究極一般人とさえ言えましょ
> う。
>
> もとより田中氏は勧善懲悪ならぬ“自分の理想が自分の嫌悪の対象を駆逐す
> る”勧好懲悪の傾向がありますし(銀英伝でさえ物語の悪は全て地球教徒の
> 仕業で幕が降りましたし)ここ近年はそれが著しいので“活劇の整合性やダ
> イナミズムを損なわないためのバランス感覚”を要求するのはやはり困難か
> と思われます。
> しかしこう考えると『七都市物語』のバランスの美しさって作者の偏愛対象
> が後方に下がったまま中断してくれたおかげなんですね。
> 田中先生、飽きてくれて有難うございました。
> makiyaさんも有難うございました。
> 改めて田中氏を嫌いになった理由が、マヴァール3巻終わり近辺のリドワーンがヘナチン野郎であるが故にカルマーンの苦悩もヴェンツェルのやる気も踏み倒して物語のおいしい所を全部もっていった所から始まった事を思い出させて
> いただけました。
> それでは、長文レス失礼いたしました。
レスありがとうございます。
S.K さんのおっしゃる「スーパー軍師は常にスーパー一般人の味方である」という点には自分も気づいておりました。ですが、最初に述べたとおり、ぼくは田中芳樹氏のファンです。ファンといっても相当に性根が悪い方に分類されるでしょうが。ファンでも、氏の現在手がけている作品たちの勧善懲悪もどきの一方的な勝利には物足りない、というのも本音です。
ここからの記述は支離滅裂となってしまうかもしれませんが。
ラインハルトとヤン、(七都市物語りも?)を見ればわかるように、非常に優れた才覚同士は作品の構成上、必然的にぶつかりあいます。必然的に、というのは、不自然な展開なくスムーズに、と言い換えられるかもしれません。それは至極最もな理由です。
そしてもうひとつ、氏の作品のキャラクターたちには苦悩しないという特性があります。例外としては、このサイトで述べられているように、ヴェスターラント事件後のキルヒアイス、銀英伝におけるラインハルト打倒に悩むヤン、くらいでしょうか。それら以外のキャラクターたちは飄々と苦難を乗り越えていきます。これは前回挙げたスーパー軍師のように自分を取り巻く環境自体を変革するキャラクターたち以外でも、スーパー一般人たちですらも開き直りですが悩みません。これは氏が説く、信念の弊害と真っ向から反しながらも、一見してかっこよく魅力的に映ります(主観)。
ここで問題なのが、悩むのは悩んだところで完璧な解決が可能なスーパー軍師ばかりだということです。彼らの前では実に都合よく事態が変わっていきます。一般人の、絶望的な状況に対する足掻きなんてありません。それこそが氏の作風の限界とも言われています。
だが、だからこそ、氏の作品内における神とも言うべきスーパー軍師に対して、スーパー一般人があがいていく姿を読んでみたい! ここでスーパー一般人を推すのは、前回書いたように氏の感情移入キャラクターではないと無残な結果しか待っていないことがわかりきっているからです。スーパー軍師をいきなり嫌いな思想に負けさせろとも、無理なことは言いません。これを書き上げことができれば、氏の作家としての格は間違いなく1つあがることでしょう。
なんだかツッコミが聞こえてきそうですねぇ。「それができるのなら、そもそも田中芳樹はこうならなかったぞ」と。
ですが、まぁ、「スーパー軍師には不幸な王様追尾装置がついている」の指摘は完全に想定外でした。言われてみれば、その通りですね。これだけでもここにカキコした意義はあったと思います。
スーパー軍師対スーパー一般人の対決では、上位の軍師に対する下位の一般人からの反抗としか書きようがないでしょう。そしてそれに、権力の掌握を嫌う氏では、自分の分身に権力の掌握はさせないでしょう。したとしても、文句のない、完璧な権力者としてスーパー軍師を書くでしょうから、一般人に理に適った動機を与えることが難しい。一応書いておきますが、感情移入度から考えれば、名君ラインハルトはスーパー軍師ではないありません。
> スーパー軍師とは、ナルサスやヴェンツェル、リュウ・ウェイといった放っておくと、想定しうる最悪の状況下さえ(読者から見れば)苦労らしい苦労もなく解決する人物たちのことです。
>
これに氏の感情移入度も加えておくべきでした。キャラクター例でわかっていただけるとは思いますが。
無責任な主張なのは承知の上で、この不利な状況を乗り越えた対決を読んでみたいです。自分の思想が真っ二つに分かれて苦悶する氏がみたいんだろう、というツッコミは不可です(笑)。では
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- board3 - No.334
はじめまして。
- 投稿者:さる
- 2001年01月18日(木) 15時59分
はじめまして。
「雁屋哲」で検索して
ttp://club.pep.ne.jp/~yusuke.i/s-kousatu24.html
このページを発見してこちらに参りました、雁屋哲フリークの
「さる」と申します。
当方は雁屋哲関連のネタをHPで展開しているのですが、
なんと申しましょうか、それは田中芳樹批判ではあるものの、
この情熱には本当に恐れ入りました。質、量ともに圧倒されるばかり。
私ごときボンクラからしてみると本当に
「偏差値が高すぎるダップ!(C)カーレンジャー」
見習いたく存じます。
ところで、「美味しんぼ」以外の雁屋哲作品は
ttp://village.infoweb.ne.jp/~ffactory/otoko_ka.html
こちらをどうぞ。雁屋哲という人物を理解する上で、
参考になれば幸いです。