- 親記事No.502スレッドの返信投稿
- board3 - No.512
Re: 追加です。
- 投稿者:てんてんdwp
- 2001年02月03日(土) 09時22分
> ファンとして、賛否はあるにしても、
> 理論的で筋の通った批判だと思います。
> だけど、「本当に中国を知っているのか」の中で
> 「作者が投影されるような主人公だと一緒にいるのは・・・」
> という感じの文がありました。
> あれは、単なる中傷じゃないですか?
> ひどいと思うんですけど。
少なくとも田中芳樹氏の作品で私が気に入ってることの一つに読者に媚びた
作品作りをしてないこと、があります。
世の中の有象無象の作者には読者に媚びることを生きがいとして、作品にも
受けを狙うための人物をがんがん挿入する人もいます。そういう作品が人気
があるというのも問題だとは思うのですが、それが現実です。
田中芳樹氏の作品は読者に媚びるだけのための人物というものがいません。
作品の主人公に付きそう女子中学生という存在が読者に媚びを売るためのも
のだとなおこさんは思いますか?違いますよね。
とすると、このパターンが多いのには何か理由があるからです。その理由に
ついては、田中芳樹氏の趣味の世界としか考えられないですよね。
とすれば、くだんの文章は誹謗中傷とは思えませんし、推測としても私は正
しい評価だと思います。
で、あの文章が、仮にまったくの的外れだったとしても、中傷にはなりませ
んよ。「女子中学生が好き」というのは犯罪ではありませんから(笑)。
「女子中学生を襲う」と書いたなら、これは犯罪ですし、中傷ですな。
あえて言うなら「邪推」にはなるかも知れませんが。
てんてん dance with penguin
- 親記事No.460スレッドの返信投稿
- board3 - No.513
そういう問題じゃありません。
- 投稿者:恵
- 2001年02月03日(土) 09時37分
> > 過去ログにザ・ベスト読んでモノ言いなさいって、何度言えば分かるの。
> 圧縮ファイルは・・・嫌いでしてね。
> 直に聞いてみたいものです
モトラさんがおっしゃってることの意味がわからないのですか?
あなたが質問されていることは、過去に何度か複数の人々によって議論されていることだから、過去ログかザ・ベストを読んで検証されてからご自分の意見を述べて下さい、ということです。(ちなみに、ザ・ベストは圧縮ファイルではなく、トップページから直に行けるコンテンツのことですよ?)
それとね、あなたは極めて自己中心的に振る舞っておられますが、「圧縮ファイルは嫌いだから」=「自分で検索するのが面倒だから」という論法で、既に議論されたことをほじくりかえして人に意見を求めるとはどういう了見ですか?
ここは公開の議論の場ですから、最低限のマナーぐらいは守りましょう。それも嫌だというのなら、こことは違うもっとご自分の趣向に合った掲示板に行かれた方がいいかと思います。
もっとも、マナーを守らない人を歓迎するサイトなんて存在しないとは思いますけどね。
- 親記事No.460スレッドの返信投稿
- board3 - No.514
失礼ですが
- 投稿者:日傘
- 2001年02月03日(土) 14時51分
> で、こっちが内容ですがということは今までの発言及びこのHPを見てみると日傘さん平松さん及びこのHPのおもな人々は田中芳樹氏は今は駄目な時期と考えておられるようですが
> ではいつの頃が田中芳樹氏は良かったのでしょうか?
> 是非聞いてみたいものです。
失礼ですが、設問の意図が読めません。
少なくとも私や平松さんの発言に付けるレスではありませんね。この質問の答えはすでに発言内に述べられているのですから。
> > > ハリウッド製の冒険活劇を彷彿とさせますが、彼の作品群の中では比較的上位に位置するのではないでしょうか。
> >
> > まったく同感です。作中に漂うほどよい緊迫感などは近来の現代物などとは比べ物にならないと思いますね。
そしていつの頃の田中氏が良かったかと問われれば、「白夜の弔鐘、銀英伝などの良質の作品を量産していた頃」としか答えようがありません。
せめて、もう少し熟読してからレスを付けてくれませんか。ここに来られている方のほとんどが一度は田中氏のエンターティナーとしての才能に魅了された人です。そんなことはわざわざ過去ログの解凍などせずとも十分分かるでしょう。
そもそも私には、過去ログを読むことさえ厭うあなたが、少し前に「自分で調べろ」などとのたまったK2さんとは思えませんね。本物ならば、最低限ザ・ベストには目を通しているはずですから。
- 親記事No.406スレッドの返信投稿
- board3 - No.515
確かに
- 投稿者:アズマン
- 2001年02月03日(土) 17時07分
> それから、ジャッカー電撃隊のハートクインは変身後の中身はわかりませ
> んが、設定上は誰がどう見ても女性だと思います(^^;;;
確かに。
> 最終回のほうのスペードエースとハートクインのラブロマンス、リアルタ
> イムで見てましたけど両方とも男だったら凄い深いですね(^^;;;;
> #逆に人気が出たかも知れない(爆)
まさに時代を先取りですね。
今のタイムレンジャーでも「女がシキッテル」「宇宙人メンバー(緑髪)」
などがある位なので将来的には、実現してるかも?
ちなみにビッグワンが出てから番組の雰囲気がシリアスモードから一転
ノー天気モードになってしまったのが子供心にも違和感がありました。
(面白かったけど)
やはり視聴率のテコイレが目的だったのでしょうか?
- 親記事No.460スレッドの返信投稿
- board3 - No.516
Re: 嫌いなどと言わずに
- 投稿者:平松重之
- 2001年02月03日(土) 20時05分
> 圧縮ファイルは・・・嫌いでしてね。
> 直に聞いてみたいものです
この文章から判断するに、K2さんは過去ログには目を通していらっしゃらないみたいですが、今後No.505のような質問や疑問を提起なさるのであれば、皆さんが述べられている通り過去ログとザ・ベストを吟味熟読なさる事をお勧めいたします。読み応えは保証しますよ。折角こういった判断材料を見る事の出来る立場にいらっしゃるのですから、それらに目を通してなお釈然としない点があった上で意見や質問を述べられた方が効率的で有意義だと思いますし、後々相手とのやり取りがこじれずに済むでしょう。大変ではあるでしょうが、実のあるやり取りをお望みなら是非。
さて、いつ頃の田中氏が良かったかと言われましても、自分が言及したのは近来の現代物(創竜伝・薬師寺シリーズなど)のみで、別に今の田中氏の作品全てがまるで駄目などとは自分は書いてはいないんですが?(アルスラーンは楽しみにしていますし、中国物もそれなりに評価しています。早い所タイタニア・灼熱の竜騎兵・七都市物語なども評価したいんですけどねぇ(T_T))これは質問自体がいささか的外れではないかと。
-
- board3 - No.517
銀河英雄伝説2巻187Pから察するに
- 投稿者:のぐ
- 2001年02月04日(日) 03時50分
たいていのSFでは相対性理論は無視されるのですが、
というか無視しないと物語が成り立たない・・・・。
田中芳樹氏はここで、高速に近づくにつれ、質量は増大する
と書かれています。ココから察するにこの世界では相対性理論は無視されていないようです。ということはもう1個有名な部分。
光速に近づけば近づくほど、時間はゆっくりになる。(うろおぼえ)
俗に言う「浦島効果」もかかるんじゃないかなぁ・・・と思いました。
戦いから帰ったヤンを待つのはユリアンの墓(!)なんてことも・・・。
みなさんはどう思われますか?
- 親記事No.517スレッドの返信投稿
- board3 - No.518
Re: 銀河英雄伝説2巻187Pから察するに
- 投稿者:のぐ
- 2001年02月04日(日) 04時10分
> たいていのSFでは相対性理論は無視されるのですが、
> というか無視しないと物語が成り立たない・・・・。
> 田中芳樹氏はここで、高速に近づくにつれ、質量は増大する
漢字間違い。光速ですね↑失礼しました(汗
> と書かれています。ココから察するにこの世界では相対性理論は無視されていないようです。ということはもう1個有名な部分。
> 光速に近づけば近づくほど、時間はゆっくりになる。(うろおぼえ)
> 俗に言う「浦島効果」もかかるんじゃないかなぁ・・・と思いました。
> 戦いから帰ったヤンを待つのはユリアンの墓(!)なんてことも・・・。
> みなさんはどう思われますか?
- 親記事No.492スレッドの返信投稿
- board3 - No.519
どんどん論客としてきてくださいね
- 投稿者:kurua
- 2001年02月04日(日) 05時56分
どんどん論客としてきてくださいね
- 親記事No.517スレッドの返信投稿
- board3 - No.523
Re^2: 銀河英雄伝説2巻187Pから察するに
- 投稿者:S.Inoue
- 2001年02月04日(日) 17時13分
> > たいていのSFでは相対性理論は無視されるのですが、
> > というか無視しないと物語が成り立たない・・・・。
少なくとも宇宙のスカイラークではそうでしたが、それは措いといて、
> > 田中芳樹氏はここで、高速に近づくにつれ、質量は増大する
> 漢字間違い。光速ですね↑失礼しました(汗
> > と書かれています。ココから察するにこの世界では相対性理論は無視され
ていないようです。ということはもう1個有名な部分。
> > 光速に近づけば近づくほど、時間はゆっくりになる。(うろおぼえ)
> > 俗に言う「浦島効果」もかかるんじゃないかなぁ・・・と思いました。
> > 戦いから帰ったヤンを待つのはユリアンの墓(!)なんてことも・・・。
> > みなさんはどう思われますか?
ワープ航法に浦島効果が適用されないのはお約束。
(少なくとも自分に関する限りは光より速くない。亜空間を通って近道をしているだけだ。)
(意味がわからない人は松本零士さんが書いた宇宙戦艦ヤマトの漫画を読むべし。)(但し、意味はわかるが納得がいかない人はどうしましょうか?)
従って、ワープ航法を肯定した時点でOKっすよ!
(ところで、超光速通信ってどんな通信なんでしょうか?)
- 親記事No.517スレッドの返信投稿
- board3 - No.524
Re^3: 銀河英雄伝説2巻187Pから察するに
- 投稿者:てんてんdwp
- 2001年02月05日(月) 00時04分
> > > 光速に近づけば近づくほど、時間はゆっくりになる。(うろおぼえ)
> > > 俗に言う「浦島効果」もかかるんじゃないかなぁ・・・と思いました。
> ワープ航法に浦島効果が適用されないのはお約束。
> (少なくとも自分に関する限りは光より速くない。亜空間を通って近道をしているだけだ。)
> (意味がわからない人は松本零士さんが書いた宇宙戦艦ヤマトの漫画を読むべし。)(但し、意味はわかるが納得がいかない人はどうしましょうか?)
> 従って、ワープ航法を肯定した時点でOKっすよ!
一応、補足。相対性理論の美味しいところ取りするSFってのは取り入れない
SFよりもたちが悪いと感じる今日このごろ。
相対性理論では光速度に近づけば物体は縮み、見えなくなります(数式で示
すと、長さL=L√(1-v^2/c^2)。vが光速度の場合、長さは0になる、つまり見
えない)。また光速度に達した時点で、その物体自身は何も見えない(めく
ら)状態になります(だって光と同じ速度ですから)。ついでに書くと、光
速度で非質量兵器(ようはレーザ)を打っても、それは光速度を越えること
はありえませんから、飛びません(^^;もちろん質量兵器(ミサイル類)もこ
の制限に引っ掛かることは言うまでもありません。
めくらな上(レーダもその原理上使えない)兵器が一切使用不能になります
から、戦闘中は非光速度に落としていると考えるのが妥当でしょう。
#そもそも光速度で移動する敵があった場合、その敵は長さがないので「見
#えない」んですがどうしましょう(笑)。
よって、浦島効果が適用されるほど長時間光速度にいるわけではないと考え
られますから、多少の時間のずれはあるにしても、それほど大きな問題には
ならないはずです。
てんてん dance with penguin
- 親記事No.517スレッドの返信投稿
- board3 - No.525
戦術的に正しいかもしれない銀英伝
- 投稿者:てんてんdwp
- 2001年02月05日(月) 04時33分
自己レス失礼。
これを突き詰めていくとアスターテ会戦で、ラインハルトが「集中陣形」を
取っても勝てることに気づきました(^^;
敵の包囲が完成する前は(実は完成した後でも)戦力の集中によって敵陣突
破を狙うのが常識、という話は前に書きましたが、ここであえてその戦法を
使わずに、敵の包囲が完成するまでひたすら集中陣形を取りつつ勝つ方法、
という反則技があるのです。
「戦術的に見れば包囲殲滅に対しては一点集中で突破を狙うのが常識なのに
密集して防御陣形を取るとは!」という台詞が出せます。
そもそも、ワープは光速度からさらに加速して行うものではなく、まったく
別のワープエンジンとでも呼ぶ代物を使用して、空間転移を行っていると考
えられます。とすれば、停止状態からのワープも可能なわけです。
ワープに制限があるとすればエネルギーのチャージにある程度の時間が必要
なはずですから、まず、全艦隊を密集陣形にします。そして敵の包囲が完了
した時点で一斉に質量兵器、非質量兵器(エネルギー問題があるなら質量兵
器だけでも可)をできるだけ前方放出、同時にワープに突入。位置的に背面
に出ます。密集陣形から放たれた質量・非質量兵器はその密度が高いですか
ら命中率が高いですし、包囲陣形から敵が一斉射撃すれば、ターゲットたる
自分がワープした時点で同士撃ちを起こします。
こうして、包囲殲滅を仕掛けた側は相手の突然のワープによって同士討ち及
び集中砲火によって多大なる損害を受け、しかもワープ直後の無傷の敵の襲
撃を受ける、と。その後は史実(?)のとおりの展開にすれば、一応戦術的
に正しい銀英伝というものが出来上がります。
てんてん dance with penguin
#その後この戦法が使えなくなった理由が必要には、なりますが(^^;;
- 親記事No.517スレッドの返信投稿
- board3 - No.526
Re: 戦術的に正しいかもしれない銀英伝
- 投稿者:てんてんdwp
- 2001年02月05日(月) 10時42分
書くまでもありませんが、一応。これは
銀英伝第一巻45ページのパロディです。
- 親記事No.517スレッドの返信投稿
- board3 - No.527
初めまして。で、ワープに関して(^^;
- 投稿者:KUR
- 2001年02月05日(月) 11時59分
初めまして、KURともうします。
ワープについては、つつけばいろんな話が出てきて
おもしろそうなところですね。
で、思わず横レスしちゃいました。
> 敵の包囲が完成する前は(実は完成した後でも)戦力の集中によって敵陣突
> 破を狙うのが常識、という話は前に書きましたが、ここであえてその戦法を
> 使わずに、敵の包囲が完成するまでひたすら集中陣形を取りつつ勝つ方法、
> という反則技があるのです。
> 「戦術的に見れば包囲殲滅に対しては一点集中で突破を狙うのが常識なのに
> 密集して防御陣形を取るとは!」という台詞が出せます。
>
> そもそも、ワープは光速度からさらに加速して行うものではなく、まったく
> 別のワープエンジンとでも呼ぶ代物を使用して、空間転移を行っていると考
> えられます。とすれば、停止状態からのワープも可能なわけです。
> ワープに制限があるとすればエネルギーのチャージにある程度の時間が必要
> なはずですから、まず、全艦隊を密集陣形にします。そして敵の包囲が完了
> した時点で一斉に質量兵器、非質量兵器(エネルギー問題があるなら質量兵
> 器だけでも可)をできるだけ前方放出、同時にワープに突入。位置的に背面
> に出ます。密集陣形から放たれた質量・非質量兵器はその密度が高いですか
> ら命中率が高いですし、包囲陣形から敵が一斉射撃すれば、ターゲットたる
> 自分がワープした時点で同士撃ちを起こします。
>
> こうして、包囲殲滅を仕掛けた側は相手の突然のワープによって同士討ち及
> び集中砲火によって多大なる損害を受け、しかもワープ直後の無傷の敵の襲
> 撃を受ける、と。その後は史実(?)のとおりの展開にすれば、一応戦術的
> に正しい銀英伝というものが出来上がります。
この点について、一応銀英伝に本文にフォローらしきものはありました。
アムリッツァ会戦の際の描写に「大質量の近辺でのワープは危険を伴う」
というものがあったはずです。
あるいは、これは勝手な予想ですが、ワープ後の座標を厳密に
設定できないと言うことも考えられると思います。
例えば、ワープ後の座標が一万キロ程度の誤差を含んでしまうとなると、
航法目的には十分でも戦術的には使えないでしょう。
ワープといえば、私としては、どっちかというと
イゼルローン回廊の方が気になります。
トゥールハンマーの射程が60万キロから、長くても100万キロ程度であれば、
その区間だけをワープでとばせないのかなあ、と。
それに、イゼルローン回廊の径がどの程度あるのかも気になります。
イゼルローン要塞は恒星アルテナの周囲を巡っているわけで、
ということは、イゼルローン回廊には恒星系を抱えるだけの
広さがあるはずなんです。
細いと強調されているわりには、めちゃくちゃ広大です。
なら、要塞主砲の射程外を悠々と航行できるのではないかと
思ってしまうんですよ。
このへんを、うまくつじつま合わせる説は無いものかと考えてしまいます。
それでは。
- 親記事No.19スレッドの返信投稿
- board3 - No.528
そう言うのも面白いかも
- 投稿者:北村 賢志
- 2001年02月05日(月) 12時53分
>歴史は変わらなかった。オーベルシュタインが偽史をこさえて
>後世の歴史家を騙した」って筋も、それはそれで面白いと思いますが。
歴史上有名な悪役も後世の研究では「言われているほど悪い人物でなかった」
というのは大勢います。
例えば赤穂浪士討ち入りで有名な吉良上野介が浅野内匠之頭に行ったとされる
イジメはあり得ないというのが現在では定説です。
そもそも「勅使の接待」は高家筆頭である吉良の本職です。浅野が恥をかけば
当然、自分の責任問題は避けられません。
つまりイジメの為に自分の地位を危うくすることになるわけで、そんなことを
するかどうか普通に考えれば明らかでしょう。
また吉良は領地に帰る度、領内を視察しては領民に対して
「自分が大任を果たせるのは汗水垂らして働くお前達の御陰である。不満が有れば何でも言うように」
と気さくに声をかけるような人物だったという記録もあります。
まあ今となっては真相は不明ですが、要するに吉良は「一方的な被害者」という
見方も出来るわけです。
(勿論、事実がどうあろうとそれで「忠臣蔵」の価値が下がるわけでもドラマ
で赤穂浪士を美化して描くことが悪いことというわけではありません)
そこで「銀英伝」がローエングラム史観とハイネセン史観の混合とすれば、
ゴールデンバウム王朝の貴族階級が、一方的な悪玉とされてしまうのは当然と
言えるでしょう。
つまりいかにも醜悪で矮小な人物に描かれる「銀英伝」の悪役連中も、実は
「単なる敗者」に過ぎなかったという視点で物語を見てみるのもまた面白い
かもしれません。
-
- board3 - No.529
ザ・ベスト更新です。
- 投稿者:本ページ管理人
- 2001年02月05日(月) 15時01分
ザ・ベスト更新しました。
毎度ですが、冒険風ライダーさん、ありがとうございます。
-
- board3 - No.531
創竜伝と美味しんぼ
- 投稿者:倉本
- 2001年02月06日(火) 06時27分
今、ふっと思ったんですが創竜伝と美味しんぼって似てるとこがありますよね。
共通点を挙げてみましょう。
1、舞台が現代社会がモデルになっている。
2、登場人物がいきなり社会評論をする。
大まかに言ってこの二点が共通してますね。
まあ創竜伝と比べれば美味しんぼは社会評論の数が格段に少ないのですが。
その社会評論の問題点は創竜伝と美味しんぼは共通してますね。
皆さんはどう思いますか。
- 親記事No.531スレッドの返信投稿
- board3 - No.532
Re: 創竜伝と美味しんぼ
- 投稿者:日傘
- 2001年02月06日(火) 06時58分
> 今、ふっと思ったんですが創竜伝と美味しんぼって似てるとこがありますよね。
> 共通点を挙げてみましょう。
>
> 1、舞台が現代社会がモデルになっている。
>
> 2、登場人物がいきなり社会評論をする。
>
> 大まかに言ってこの二点が共通してますね。
> まあ創竜伝と比べれば美味しんぼは社会評論の数が格段に少ないのですが。
> その社会評論の問題点は創竜伝と美味しんぼは共通してますね。
> 皆さんはどう思いますか。
少し前の「支那そば」の呼称を批判していたときは、ちょうどその時に読んでいた呉智英氏の内容と真っ向からぶつかり合っていたので、結構吃驚したものでした。ちょうど戦争論や石原発言が話題になっていたときで、ないようそのものは全然料理に関係ないところが創竜伝そっくりといえるかも。
創竜伝と美味しんぼの共通点がもう一つ。
以前「反創龍伝」のスレッドで議論されていた竜堂兄弟と四人姉妹の対立構造の不明瞭さは、山岡海原の対立にも当てはまります。ただの感情のもつれの結果で、思想的に相対しているわけではない。昔に比べて海原がまるくなったせいもあるのでしょうが。「究極対至高」の対立構造が希薄になってきた今、社会評論でも入れなければネタが尽きるのではないでしょうか?
もっともあの作品、カップラーメン好きとタバコ好きは人間扱いされませんから、私には読むのが辛いです。
- 親記事No.492スレッドの返信投稿
- board3 - No.533
Re: 論客としてきてくださいね
- 投稿者:モトラ
- 2001年02月06日(火) 11時54分
あなた、しつこいです。同じ事を何度も書き込まないでください。
…と言いたいところをぐっとこらえて(言ってるやんけ!^^;)、こちらからも返礼など。
kuruaさん、田中芳樹を撃つ!HPへようこそ。
何か「意見」がございましたら、遠慮無く書き込んでくださいまし。今後は「勧誘員」としてではなく、「論客」としていらっしゃってくださいね。私は(皆さんもおそらく)いつでも大歓迎です。
- 親記事No.19スレッドの返信投稿
- board3 - No.534
ちょっと脱線
- 投稿者:小村損三郎
- 2001年02月06日(火) 14時03分
> 例えば赤穂浪士討ち入りで有名な吉良上野介が浅野内匠之頭に行ったとされる
> イジメはあり得ないというのが現在では定説です。
> そもそも「勅使の接待」は高家筆頭である吉良の本職です。浅野が恥をかけば
> 当然、自分の責任問題は避けられません。
> つまりイジメの為に自分の地位を危うくすることになるわけで、そんなことを
> するかどうか普通に考えれば明らかでしょう。
これについてなんですが、自分はむしろ「熱心すぎる指導」が逆に二人の間に感情的な軋轢を生じさせてしまったのでは、とひそかに思ってます。
なまじ熱が入り過ぎて、面と向かって怒鳴りつけたり口論になったりすることは現代の職場や教育現場でもよくあることですよね。
堀部弥兵衛の手記には
「(吉良が浅野に)品々悪口御座候」
とあり、二人の間には厳然と確執があり、「理由なき刃傷」ではなかったことはたしかだと思われます。
> また吉良は領地に帰る度、領内を視察しては領民に対して
> 「自分が大任を果たせるのは汗水垂らして働くお前達の御陰である。不満が有れば何でも言うように」
> と気さくに声をかけるような人物だったという記録もあります。
先年の大河ドラマ『元禄繚乱』では、殿中勤めと夫婦の不仲からくるストレスに疲れた吉良が、自分を慕う領民とのふれあいの中にだけ安らぎを見出す、という描写がありましたね。
> まあ今となっては真相は不明ですが、要するに吉良は「一方的な被害者」という
> 見方も出来るわけです。
二人の人間性についてですが、近年はむしろ
「吉良は本当は善人で気の毒な被害者」
「浅野はキレてナイフを振り回す中学生のようなバカ」
と見る向きが多いようです。
が、個人的にはこれも「ちょっと待てよ」と言いたくなりますね。
吉良については、決して悪人なわけはないでしょうが、細かいことまでねちねちと指摘する嫌味な老人で、殿中の茶坊主の間等では嫌われ者だったのは事実のようです。(まあ、それでも「傷害事件の被害者」には違いないでしょうが)
内匠頭は、神経質でちょっと女好きなのを除けば真面目でひたむきな若者、という評価もあります。
赤穂浅野家は先代の時代に石高不相応な立派な城を築くために重税を課し、領民から怨まれていたのをなだめるのに腐心していたともいいます。
ただ、やはり瞬間的にキレる一面もあり、吉良との感情的行き違いが重なった末に、ささいな一言がきっかけで短絡的な行動に走ってしまったのかもしれませんね。
> (勿論、事実がどうあろうとそれで「忠臣蔵」の価値が下がるわけでもドラマ
> で赤穂浪士を美化して描くことが悪いことというわけではありません)
上記の風潮とも関連して、最近では左翼を中心に忠臣蔵を否定したり馬鹿にしたりするのが流行のようになっていますが、嘆かわしいことだと思います。
これだけ長い間、人民に愛された物語を「デタラメだ」の一言で切って捨ててしまえる傲慢さというのは何なのでしょうか。
> そこで「銀英伝」がローエングラム史観とハイネセン史観の混合とすれば、
> ゴールデンバウム王朝の貴族階級が、一方的な悪玉とされてしまうのは当然と
> 言えるでしょう。
> つまりいかにも醜悪で矮小な人物に描かれる「銀英伝」の悪役連中も、実は
> 「単なる敗者」に過ぎなかったという視点で物語を見てみるのもまた面白い
> かもしれません。
架空戦記の「反銀英伝」とは違って、
「同じ史実を別の立場・角度から見た獅子帝ラインハルト時代の小説」ってのもたしかに面白いですね。
山岡『家康』と司馬『関ヶ原』『城塞』みたいな感じの(笑)。
- 親記事No.531スレッドの返信投稿
- board3 - No.535
Re^2: 創竜伝と美味しんぼ
- 投稿者:NERO
- 2001年02月06日(火) 14時44分
> もっともあの作品、カップラーメン好きとタバコ好きは人間扱いされませんから、私には読むのが辛いです。
マック使ってない人も人間扱いされません。
- 親記事No.531スレッドの返信投稿
- board3 - No.536
Re^2: 創竜伝と美味しんぼ
- 投稿者:倉本
- 2001年02月07日(水) 00時54分
> 創竜伝と美味しんぼの共通点がもう一つ。
> 以前「反創龍伝」のスレッドで議論されていた竜堂兄弟と四人姉妹の対立構造の不明瞭さは、山岡海原の対立にも当てはまります。ただの感情のもつれの結果で、思想的に相対しているわけではない。昔に比べて海原がまるくなったせいもあるのでしょうが。「究極対至高」の対立構造が希薄になってきた今、社会評論でも入れなければネタが尽きるのではないでしょうか?
まあ、あの二人はそろそろ仲直りしそうですから。
そのつもりで作者が対立構造を曖昧にしてるんでしょう。
絶対手を組むことのない竜堂兄弟と四人姉妹とは別でしょう。
> もっともあの作品、カップラーメン好きとタバコ好きは人間扱いされませんから、私には読むのが辛いです。
そのくせ、日本車やうまい物をたくさんの人に食べてもらいたい料理人は誉めるんですよね。
そういう目で見ればラーメンをたくさんの人にいつでも食べて欲しいカップラーメンに怒ること無いと思うのですが。
どうもあの作者は少数派の味方をしたいが為に理論が破綻してるところがありますね。
全巻に目を通して初めて気づくので普通は気づかないのですが。
なんせあの量ですからね。
その辺も似てますね。
- 親記事No.531スレッドの返信投稿
- board3 - No.537
Re^3: 創竜伝と美味しんぼ
- 投稿者:恵
- 2001年02月07日(水) 01時36分
> > もっともあの作品、カップラーメン好きとタバコ好きは人間扱いされませんから、私には読むのが辛いです。
>
> マック使ってない人も人間扱いされません。
マックってMacintoshの“Mac”のことですか?(マクドナルドの“マック”じゃないですよね?(笑))
じゃあ、私は人間扱いさせてもらえるってことですね♪(愛機はG4なものなので(^o^))
でも、本当にそんなことをあの漫画で描写されているんでしょうか?そもそも、料理のお話とパソコンがどう関係するのか不思議です。
p.s.1巻のワイルドチックな山岡さんが大好きでした!「チリソースとゴマソースを同じ皿で食えってのかッ!」は名言だと思います♪♪
- 親記事No.531スレッドの返信投稿
- board3 - No.538
Re^4: 創竜伝と美味しんぼ
- 投稿者:てんてんdwp
- 2001年02月07日(水) 01時45分
> マックってMacintoshの“Mac”のことですか?(マクドナルドの“マック”じゃないですよね?(笑))
>
> じゃあ、私は人間扱いさせてもらえるってことですね♪(愛機はG4なものなので(^o^))
>
> でも、本当にそんなことをあの漫画で描写されているんでしょうか?そもそも、料理のお話とパソコンがどう関係するのか不思議です。
本当ですよ。何巻か忘れましたが、会社のwebページを立てるとか言い出したときに、
Windows機を使っていた記者に対して罵詈雑言を吐いています。結局落ちは
その担当者
はMAC信者で、Windows機は前担当者が置いていったものという・・・。
でもね。この話、結構笑えないのです。出版印刷、及び医療関係者にはMAC最高といま
だに思っている人が多いんですよ。たしかにMACは素晴らしいマシンですが、現在の水
準から言えば画像処理にしてもCPU処理速度にしてもWindows機も互角以上だと思うんで
すけどね。
#動作の不安定さは同じくらいなので勝負無し(笑)。
・・・一応断っておきますが、私はMACもWinもSolarisもLinuxもFreeBSDも
使っております(^^;;
てんてん dance with penguin
- 親記事No.19スレッドの返信投稿
- board3 - No.539
Re: ちょっと脱線
- 投稿者:てんてんdwp
- 2001年02月07日(水) 02時47分
てんてんdwpです。
忠臣蔵に関しては私的に興味があり、色々と調べたこともありますので脱線
とはわかっていますが、このwebpageの存続にも関わるような(笑)重要な
発言もありましたので、長文で書かせてもらいます(^^;
> これについてなんですが、自分はむしろ「熱心すぎる指導」が逆に二人の間に感情的な軋轢を生じさせてしまったのでは、とひそかに思ってます。
> なまじ熱が入り過ぎて、面と向かって怒鳴りつけたり口論になったりすることは現代の職場や教育現場でもよくあることですよね。
> 堀部弥兵衛の手記には
> 「(吉良が浅野に)品々悪口御座候」
> とあり、二人の間には厳然と確執があり、「理由なき刃傷」ではなかったことはたしかだと思われます。
堀部弥兵衛は当時現場にいませんでした(江戸詰めではない)。
しかも、討ち入りの理由を述べた口上書に「主君内匠頭は殿中においてやむ
を得ない事情があったのだろうか、刃傷に及んでしまった(原文では「当座
遁れがたき儀御座候か」と書いていることからわかるとおり、赤穂浪士の誰
一人として「何故?」かを知らなかったことは明らかです。この口上書を書
いたのが堀部弥兵衛ですよね(^^;;
ついでだから書きますが、「この前の遺恨覚えたるか」という有名な言葉、
実は当時浅野を押さえつけた張本人である「梶川筆記」の写本に記述されて
いるのですが、この写本、2冊あり、一方には書かれていないんです(^^;;;
つまり、写本する際に後で付け加えられた可能性が極めて高い、というのが
現在の定説です。
> 二人の人間性についてですが、近年はむしろ
> 「吉良は本当は善人で気の毒な被害者」
> 「浅野はキレてナイフを振り回す中学生のようなバカ」
> と見る向きが多いようです。
私もそう思います。理由を幾つか。
・浅野は今回が初めての大役ではない
実は浅野は十七才のときに同じような任を行っていたんですよ(^^;;;;
つまりやり方を「知っていた」のです。
・親戚に同じことした人がいる
浅野の叔父、内藤和泉守が、似たような事件を起こし、切腹させられてい
ます。ただし、お家断絶にはなりませんでした。赤穂浪士がお家復興運動
をしたのも「前例に習って」お家断絶はおかしい、という考えから。
・・・そういう家系なんでしょうか?(^^;;;;;
・当日、心身病のための薬を飲んでいる。
浅野は「つかえ」と呼ばれる心身性の病気を持っており、そのための薬を
飲んでいたことがわかっています。そんな奴に責任ある大役やらせるなよ
という突っ込みを入れたくなるのは私だけでしょうか?(^^;;;;;;
> が、個人的にはこれも「ちょっと待てよ」と言いたくなりますね。
> 吉良については、決して悪人なわけはないでしょうが、細かいことまでねちねちと指摘する嫌味な老人で、殿中の茶坊主の間等では嫌われ者だったのは事実のようです。(まあ、それでも「傷害事件の被害者」には違いないでしょうが)
すみませんが、記録がどこにあったか教えてもらえませんか?(^^;;;;;;;
私、その記録知りません。こんだけ調べても見たこともないんです。是非、
教えてください。それが事実だとすると私の考えも変わります。
> 上記の風潮とも関連して、最近では左翼を中心に忠臣蔵を否定したり馬鹿にしたりするのが流行のようになっていますが、嘆かわしいことだと思います。
> これだけ長い間、人民に愛された物語を「デタラメだ」の一言で切って捨ててしまえる傲慢さというのは何なのでしょうか。
その物語が人民に愛されていれば、たとえ事実ではない話でも肯定し、また
悪人ではなかった人の名誉回復の機会も一切許さない、というのはどうかと
思います(^^;;;;;;;;
愛知県の吉良町の住民が、いまだにこの忠臣蔵のせいで言われの無い中傷を
受けているという事実を小村損三郎さんはご存じですか?
「忠臣蔵 元禄十五年の反逆」という井沢元彦氏の本の中で仮名手本忠臣蔵
の真相が将軍暗殺を示唆していたため民衆に受け入れられたという話があり
ます。ま、小説ですが、読んでみてはいかがでしょうか。小説としては面白
くないですけど(爆)
ところで、この「上記の」から「何なのでしょうか」までの文章、「忠臣蔵」
を「田中芳樹氏の作品」と置き換えて読み直してみません?このページに対
する痛烈な批判になりますね(^^;;;;;;;;;
どうしましょう。
てんてん dance with penguin
- 親記事No.531スレッドの返信投稿
- board3 - No.540
Re^5: 創竜伝と美味しんぼ
- 投稿者:恵
- 2001年02月07日(水) 04時51分
> > マックってMacintoshの“Mac”のことですか?(マクドナルドの“マック”じゃないですよね?(笑))
> >
> > じゃあ、私は人間扱いさせてもらえるってことですね♪(愛機はG4なものなので(^o^))
> >
> > でも、本当にそんなことをあの漫画で描写されているんでしょうか?そもそも、料理のお話とパソコンがどう関係するのか不思議です。
>
> 本当ですよ。何巻か忘れましたが、会社のwebページを立てるとか言い出したときに、
> Windows機を使っていた記者に対して罵詈雑言を吐いています。結局落ちは
> その担当者
> はMAC信者で、Windows機は前担当者が置いていったものという・・・。
> でもね。この話、結構笑えないのです。出版印刷、及び医療関係者にはMAC最高といま
> だに思っている人が多いんですよ。たしかにMACは素晴らしいマシンですが、現在の水
> 準から言えば画像処理にしてもCPU処理速度にしてもWindows機も互角以上だと思うんで
> すけどね。
> #動作の不安定さは同じくらいなので勝負無し(笑)。
>
> ・・・一応断っておきますが、私はMACもWinもSolarisもLinuxもFreeBSDも
> 使っております(^^;;
>
てんてんdwpさん、レスありがとうございます。
美味しんぼは、初期の方を読んだことがあるだけなので、Macのエピソードはもちろん知りませんでした(笑)。
ところで、私は職業上(グラフィックデザイナーなので)、普段からMacを使っていますが、出版や印刷の現場ではMacが画像処理等のパフォーマンス面で優れていると思っているから使用されているわけではありませんよ?
理由はズバリ、書体や文字の組版の優位性です。元々、Mac・Windowsを
問わず、パソコンでの印刷原稿の制作(つまり、デザイン作業です)は、「写植」と呼ばれるアナログの時代に比べ、書体の少なさや組版の甘さが指摘され、とても仕事に使えるとは思われないような精度の低さでした。(そもそも、「印刷する」ということ自体が困難だったようです)
それを、システムごと開発して「データからの印刷」というデジタルの時代を切り開いたのは、かの「アドビシステム」でした。まあ、アドビがたまたまMacでそのシステムを造り上げてしまったということから、印刷を前提とした出版や広告業界では瞬く間にMacが広まっていったのです。(アドビはアップルの身内みたいなものですから(^^;;)
私個人としては、Macは画面と操作がシンプルでわかりやすくて好きなのですが、印刷現場の環境さえ整えば、(ぜひWindowsでも書体の数・組版の問題の解決を)あっさりWindows に乗り換えると思いますけど(笑)。
皆様、脱線した話題で申し訳ありませんねぇ(^^;)。