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- board3 - No.398
件の本を読んで拙者が思ったこと
- 投稿者:井上 晋次
- 2001年01月24日(水) 16時18分
拙者は小室 直樹さんの件の本を昔読みました。
そして思ったこと。但しうろ覚え。(捨ててしまったのは拙者の不覚)
中国人は人間の肉を食べるのが好きだ。(多分滅多に食べることができない。)
イギリス人は未開の種族をハンティングするのが好きだ(ハンティングされて滅びた未開の種族がいろいろあるらしい)という話を聞いた中国人はきっぱりと言った。
「食べもしないのに人間を殺すイギリス人って何て野蛮な人種だ!)
拙者はそれを読んで思いました。
「野蛮な行為というものは人間を殺すことであって、人間の死体を食べることではない!」
人間の死体を食材にするという文化ってそんなに野蛮な文化なんでしょうか?
- 親記事No.390スレッドの返信投稿
- board3 - No.399
Re: どこを見ての発言ですか?
- 投稿者:dorai
- 2001年01月25日(木) 08時27分
> > 始めてのぞきましたが、あんま議論してませんね。なんか仲良しこよしの掲示板みたいだ。それが悪くは無いが。
>
> あなたにとっての議論の定義とは、口汚く罵り合うことなのでしょうか?
> どの話題をご覧になっての発言なのか、根拠もよくわからないのですケド、議論することと喧嘩することは違いますよ、根本的にね。
> 賛成できる意見に対して同意することを、「仲良しこよし」とおっしゃっているのでしょうか?
> 物事の表面だけをとらえて下らない感想を書く暇があったら、もっと本質的な意見で議論のテーマを提示してもらいたいものですね。(--)
だって、俺にはそう思えるんだもん。
いまやってる、人食いの話なんて、議論の大前提の田中芳樹の意見が、あいまいなのに断定的に言っているひとがおおいんだから。、いろんな説を持ちよる以前に、チャットじゃ無いんだから、ちゃんと分からないなら分からないと書いて、必要なとこだけ書けば良いんだ。批判するなら批判でかまわないけど、それなら、前提を踏まえないとね。
あと、反対意見に感情論を持ち出すのはやめよう。
レベルに差がありすぎる。みんなが、冒険風ライダーさんなら、俺もこんな事書かないよ。
- 親記事No.390スレッドの返信投稿
- board3 - No.400
Re^2: どこを見ての発言ですか?
- 投稿者:恵
- 2001年01月25日(木) 09時20分
> だって、俺にはそう思えるんだもん。
>
> いまやってる、人食いの話なんて、議論の大前提の田中芳樹の意見が、あいまいなのに断定的に言っているひとがおおいんだから。、いろんな説を持ちよる以前に、チャットじゃ無いんだから、ちゃんと分からないなら分からないと書いて、必要なとこだけ書けば良いんだ。批判するなら批判でかまわないけど、それなら、前提を踏まえないとね。
>
> あと、反対意見に感情論を持ち出すのはやめよう。
>
> レベルに差がありすぎる。みんなが、冒険風ライダーさんなら、俺もこんな事書かないよ。
あなた、何様のつもりですか?
そういうことは、あなたが冒険風ライダーさんと同格くらいの識者でないと言えない発言ですよ。もし「そうだよ」と言えるなら、何らかのテーマでそれを証明できる文章(論理)を提示してください。できないのなら、今後自分がこの掲示板の方々よりワンランク上の存在であるかのような、偉そうな発言はやめてください。
情けないと自分で思いませんか?あなたは自分だけの物差しで勝手に、多くの人を「レベルに差がありすぎる」なんて言い方で貶めてるんですよ?
> だって、俺にはそう思えるんだもん。
それと、こんな幼稚な言い方はやめましょうね。読んでる私の方が恥ずかしくなるくらい、みっともない発言ですから。
- 親記事No.390スレッドの返信投稿
- board3 - No.403
Re^2: どこを見ての発言ですか?
- 投稿者:モトラ
- 2001年01月25日(木) 10時40分
1.「自分にはなぜそう見えるのか」
2.「議論の大前提の田中芳樹の意見が、あいまいなのに断定的に言っているひとはどなたか、その方の意見のどの辺りに問題があるのか」
3.「反対意見に感情論を持ち出す方はどなたか」
4.「あなたの最初の書き込みにあった『なかよしこよしの実例』はどの辺りか」
特に1と2と4は、ログを読み返しても該当する人物が見当たりません。ご指摘願います。
そもそも、こういうつまらぬ茶々を入れるあなたの行為自体が、議論に水を差す結果となっていることに気付いてください。
- 親記事No.352スレッドの返信投稿
- board3 - No.405
時代によって異なるのでは?
- 投稿者:北村 賢志
- 2001年01月25日(木) 13時23分
>人肉を食うのは「人倫を破る行為」として古来から忌避されてきのだ(張巡の>事件そのものですね)、という例を出しています。
中国各地に
「大事な客人(中央から来た役人など)をもてなす料理がないので、家のために自分の身を差し出す家人(主人、妻、親、娘などいろいろ)」
の話が美談(実話と言うよりは「むかし話」でしょうけど)として伝えられているところを見ると単純に「忌避されていた」と言えるかどうかは疑問です。
他にも皇帝が不躾な臣下を殺して他の臣下一同に配ることはよくあったそうで
す(中には明の開祖・朱元章が臣下のもの凄く嫉妬深い妻を殺して細かく切っ
て群臣に下賜したように臣下の妻までその対象になったと記録があります)。
-
- board3 - No.406
「かってに創竜」(かってに改蔵外伝)
- 投稿者:新Q太郎
- 2001年01月25日(木) 17時08分
【注】あらかじめ断っておくが、これは
いくらなんでもバカバカしすぎる。
それゆえ、実はかなり長い間HDの中で
お蔵入りしていたものだが、ついで?なので
放出。もう一度確認するが、なんの役にも立ちませんこれは。
-------------------------------------
【かってに創竜】
ここはとらうま町。海に面してもいないし、ステキな坂もない(笑)、そんな平凡な町だ。
しかし、この町も、腐敗した政治家―と世界的独占企業体「四人姉妹」の支配を受けた場所であることに変わりは無い。
そして、四人姉妹と牛族に支配された日本体制側の、悪の手から逃れる最中の最強の兄弟、竜堂四兄弟もたまたまこの町を訪れていた……。
いきなり現れた警官隊や自衛隊と、その武装車をお約束のようになぎ倒した兄弟が、これは「創竜伝」の原作通りに、形ばかり周辺の住民に同情する(笑)。
「このとらうま町も、国民の税金で養われている警官や自衛隊に破壊されて大変だな」
「権利の上に無関心で眠る人々は、そのうちに代償を払うということでしょうか」
「なんでもいいから、腹へったよー」
「『四人姉妹』はまだ僕たちをあきらめないのかなあ?」
……硝煙弾雨の中を無傷でかいくぐった竜堂兄弟だが、その前に立ちはだかり、じっと彼らを見ている高校生らしい集団があった。それが某高校の「科特部」であることなど知る由もなかったろうが(笑)。
その中でも「冷たい」とも「落ち着いた」ともいい難い目で、かれらを観察し続ける若者がいる。
それが、改造人間(自称)の、「勝 改蔵」であった。
「あのー…、アレですな。お宅ら竜堂四兄弟ですか?」
「な、なんで知ってるんだ?確かにそうだよ」
「『四人姉妹』と闘っている?」
「う、うん」
「ふふん……敵も貴方がたも、救い様がないですな。致命的欠陥がある」
改蔵が、哀れみと軽蔑の混じった目をし、鼻で笑った。そして叫ぶ。
「四人のチームなんて、根本的にだめなんですよ!!」
その唐突すぎる断言に竜堂兄弟はもちろん、羽美や地丹、山田さんらも顔に縦線が入りまくりになったが、改蔵は構わず続ける。
「戦隊ものは5人ですよ!
ブーフーウーだって3匹ですよ!
わーいわーいにこにこぷんもそうですよ!
わんちゃんは101匹大行進ですよ!
それに引き換え、4人組ってのはろくなことにならないんです。
下手をすると、毛沢東が亡くなったら即座に失脚して、全部責任を押し付けられて野垂れ死にですよ!!」
「いや…その四人組と一緒にされても……。」
中国史に造詣の深い始が口を開いたが、雰囲気に飲まれたのか、いつもの毒舌や皮肉はない。
「そういえば、『だんご3兄弟』のとき老舗が大きさ変えるのが面倒で、『だんご4兄弟』といってそのまま売り出し、ものの見事に売れなかったそうよ」
部長が無表情のまま、淡々と付け加える。
「そうでしょう。4人でグループを作るとロクなことがないんです。それは何故か!!キャラが立たないんですよ、最後の一人が!!」
改蔵が、ますます勝手な断定をする。
「3人までは普通、キャラは立つんです」
NO.1:責任感と正義感の強い、頼れるリーダー。
NO.2:皮肉でクールな、かっこいい奴
NO.3:カレー好き。
「あっ、合ってる」「確かに」始、続が思わず頷くが
「なんだよそれぇ!!」と終が叫ぶ。
「じゃあ、キミはカレーが嫌いですか?」
「えっ…いや…好きだけど…」
「ほれ御覧なさい。『創竜伝』もこのキャラだけで回していけるんですよ。それ一人余計に入っているので、とんだ余り物ですよ!!………おや?名前も『余』ですか。生まれた時から余り、余りながら育ち、同人誌でも余る…まさに余り人生!!小学生にして既に『余生』ですよ!!」
余は、涙を流しながら『ぶんぶん』と首を振る。
「ほかにも4人のグループは、こんなに悲惨ですよ!」
-----------【悲惨な4人組の例】---------------
・リーダーは射殺され、そのミュージアムが埼玉に造られてしまう
・川田一人残して、みんなNOAHに移籍
・ダルタニアンだけ出世
・いきなりやってきた「ビッグ1」がリーダーに
・ガッタイダーになるとカッコ悪い
・密室で選んだ総理が大バカ者
----------------------------------------------
「マンガだとヒントの絵があるから分かるけど、これじゃほとんどの人がついてこられないわねえ」
「じゃあやるな!」部長に羽美がツッコむ。
竜堂兄弟は、何がなんだかわからないまま、気分が「ずーん」と沈んでいる。ココロなしか残りの三人が、余を見る目が厳しくなったような気も(笑)。
さらに改蔵は、言葉を続けた。
「おまけに、相手は『四人姉妹』ですとお…笑止!!まことの四人姉妹なら……」
(続く、のかこんなんが???)
- 親記事No.350スレッドの返信投稿
- board3 - No.407
やっと・・・
- 投稿者:のぐ
- 2001年01月26日(金) 07時48分
やっとこのHP全部見終えました・・疲れた・・・。
う~。なんか反感覚えるところはあるけど、反論できないのがくやしいですね(笑)
やっと余裕をもってみれるようになりました。
あと↑と関係ありませんが、僕は詩仙李白が好きです(何
○(あわわ漢字が出ない)前月光を見る、疑うは是地上の霜かと・・・
が一番すきですね。あ、関係なさ過ぎますね。ごめんなさい
- 親記事No.390スレッドの返信投稿
- board3 - No.408
Re: 時代によって異なるのでは?
- 投稿者:恵
- 2001年01月26日(金) 09時48分
> >人肉を食うのは「人倫を破る行為」として古来から忌避されてきのだ(張巡の>事件そのものですね)、という例を出しています。
>
> 中国各地に
> 「大事な客人(中央から来た役人など)をもてなす料理がないので、家のために自分の身を差し出す家人(主人、妻、親、娘などいろいろ)」
> の話が美談(実話と言うよりは「むかし話」でしょうけど)として伝えられているところを見ると単純に「忌避されていた」と言えるかどうかは疑問です。
ご指摘ありがとうございます、北村 賢志さん。m(--)m
なるほど、確かにそうですね。ただ、私も言葉足らずでしたけど、田中氏が「忌避していた」と言いたいのは、おそらく士大夫(知識階級)の人々のことではないでしょうか。でも、北村 賢志さんのご指摘通りだと、どうも士大夫も例外ではないようなので、「人肉を食べる行為が美談になったことはない」とは私がNo.386で述べさせてもらった、
「3:中国愛好家の自分としては、中国の人肉食が常習と思われるのは遺憾である。」
> 他にも皇帝が不躾な臣下を殺して他の臣下一同に配ることはよくあったそうで
> す(中には明の開祖・朱元章が臣下のもの凄く嫉妬深い妻を殺して細かく切っ
> て群臣に下賜したように臣下の妻までその対象になったと記録があります)。
ご指摘ありがとうございます、北村 賢志さん。m(--)m
なるほど、確かにそうですね。ただ、私も言葉足らずでしたけど、田中氏が「忌避していた」と言いたいのは、おそらく士大夫(知識階級)の人々のことではないでしょうか。でも、北村 賢志さんのご指摘通りだと、どうも士大夫も例外ではないようなので、「人肉食はデマだ」や「人肉を食べる行為が美談になったことはない」(ここまで露骨には言ってないとは思いますが)とは、私がNo.386で述べさせてもらった
「3:中国愛好家の自分としては、中国の人肉食が常習と思われるのは遺憾である。」
という感情論が根拠なのかもしれません。
私は中国史の知識の多くを田中作品から得ているので、どうも田中氏の主観的な歴史観に影響されていた部分もあるようです。北村 賢志さんのような詳しい方からご指摘を受けて、あらためてそのことに気づかされました。
やはり、知識は偏りなく多面的に得ないと中立的な意見はできないなぁ、と実感しました。(勉強になりました、北村 賢志さん。ありがとうございますm(--)m)
- 親記事No.406スレッドの返信投稿
- board3 - No.409
Re: 「かってに創竜」(かってに改蔵外伝)
- 投稿者:NNG
- 2001年01月26日(金) 16時36分
> (続く、のかこんなんが???)
是非続けてください! やはり地丹でシメてほしいですし。
天才塾のキャラも出して欲しいです。
-
- board3 - No.410
はじめまして
- 投稿者:これ
- 2001年01月27日(土) 02時41分
はじめまして、掲示板があったので書き込みました。
朝から掲示板を回っているんです。
銀英伝は好きなのでちょっとびっくりしてしまいました。
しかし、一理ありますよね。
次はもっとよく読んでみます。
おじゃましました。
それでは失礼します。
- 親記事No.406スレッドの返信投稿
- board3 - No.411
Re: ネタ解らなくても面白い
- 投稿者:不沈戦艦
- 2001年01月27日(土) 04時28分
わはははははは、元ネタは知らんのですが、それでも無茶苦茶笑えます。
しかし、そんなに4人組は駄目ですかね?庄司卓の「それゆけ!宇宙戦艦ヤ
マモト・ヨーコ」シリーズなんかはどうでしょうか?
- 親記事No.352スレッドの返信投稿
- board3 - No.412
Re: 人食い
- 投稿者:倉本
- 2001年01月27日(土) 05時22分
はじめまして。
倉本ともうします。
人食いの話についてですが、
台湾人の作家の黄文雄さんの『呪われた中国人』、
という本がかなり詳しく書かれていて参考になると思います。
それによると孔子は人肉の塩漬けが大好きだったが、
弟子の子路が殺されて塩漬けにされてからは、
一切口にしなくなったとか。
マルコポーロの東方見聞録が信用されなかったのは、
すごい発展をしている都市の隣の都市で人食いが普通に行われている様子がかかれ、
まるで天国と地獄が同じ国にあるような記述が嘘と見られた理由だとか、
いろいろなことがわかって面白いですよ。
今手元にないんでうろ覚えで書いているんですが、
今度までに探しておくんで、
詳しいことが聞きたかったら書いてください。
- 親記事No.406スレッドの返信投稿
- board3 - No.413
Re: 「かってに創竜」(かってに改蔵外伝)
- 投稿者:のぐ
- 2001年01月27日(土) 09時58分
おもしろいです。続けてください(笑)
すっごいですね。
- 親記事No.406スレッドの返信投稿
- board3 - No.414
更に「悲惨な4人組」
- 投稿者:北村 賢志
- 2001年01月27日(土) 11時16分
>-----------【悲惨な4人組の例】---------------
>・リーダーは射殺され、そのミュージアムが埼玉に造られてしまう
>・川田一人残して、みんなNOAHに移籍
>・ダルタニアンだけ出世
>・いきなりやってきた「ビッグ1」がリーダーに
>・ガッタイダーになるとカッコ悪い
>・密室で選んだ総理が大バカ者
>----------------------------------------------
更に別の例としては
・「究極の戦闘生物」のエサ
・一人が裏切り、残りは新人の女幹部の引き立て役となる
・10万里を歩いて、ようやく目的地についたと思ったらまだ半分だった
何てのがあります。
なお細かいことですが「ビッグ1」ではなく「ビッグワン」です。
- 親記事No.352スレッドの返信投稿
- board3 - No.415
中国愛好家とはどういうことか?
- 投稿者:本ページ管理人
- 2001年01月27日(土) 11時51分
>「3:中国愛好家の自分としては、中国の人肉食が常習と思われるのは遺憾である。」
>「中国は野蛮じゃないんだ、信じて!」
田中芳樹の支那の人肉食否定論の動機というのは、Merkatzさんや恵さんが指摘しているようなところでしょうね。
この場合、実はその動機自体に支那文化に対する差別が発生しています。
1、「人肉食をしてはいけない事だ」という倫理や文化・善悪判断は絶対的普遍的なものだ。
2、支那文化で人肉食が悪でないと、支那文化自体が野蛮な文化になってしまう。
3、従って支那では人肉食は悪であった。
こういう演繹的な論理構成がおそらく彼の動機でしょうが、そもそもこの論理の前提の命題である『「人肉食をしてはいけない事だ」という倫理や文化・善悪判断は絶対的普遍的なもの』という判断そのものが支那文化に対する差別であるため、総体で支那擁護をしているつもりでも、結論は支那差別以外の何者でもないでしょう。
この命題に対する批判・反論は既に常連さん達によってなされていますね。
だいたい、たかが人肉食があったくらいで、支那4000年(主催者側発表)の文化歴史の価値が揺らいでしまうと思っているのでしょうか?
纐纈城奇譚の場合では、張巡の時代と物語の時代も社会的条件も近いのである程度妥当かも知れませんが、たかが一時代の一例を持って、全時代的全社会的な支那の歴史文化全体として語るのは無理がアリアリです。
>特に近代以前に人肉食があったってなくたって別にどうってこともありませんな(新Q太郎さん)
>「文化のハードル」ってことに尽きると思います。(Merkatzさん)
>時代によって異なるのでは?(北村さん)
これら常連さん達の認識と、田中氏の認識のどちらが真に支那を理解しようとしているかってことですね。
追記
それと、もう一つの問題は、現代の価値観を持って、過去の歴史を書き換えようとしているって事なんだよなぁ、この人……
- 親記事No.352スレッドの返信投稿
- board3 - No.417
人肉食は「悪」だったのか?
- 投稿者:北村 賢志
- 2001年01月27日(土) 12時39分
>1、「人肉食をしてはいけない事だ」という倫理や文化・善悪判断は絶対的普遍的なものだ。
田中氏が本当にそう思っているかどうかはひとまずおくとして
「極限の飢餓状態における人肉食」
を除いても人肉食そのものは世界に結構例があります。
例えば一部の未開文化ではその文化に浴する人間は
「自分達は二本足の猛獣である」
と認識しているため、当然の帰結として他の部族の人間は殺して食ってもいい
ことになります。
それは彼らの認識では「共食い」ではなく当然の行為なのです。
(余談ですがそういう文化では自分たちの部族以外の人間と交わるのは「獣姦」
としてタブー視されることも多いようです)
またアフリカの一部部族では生まれついて障害を抱えた子供は
「天からの授かりものであり、親がその子供を食べれば幸せになれる」
という言い伝えがありました(勿論、現代では否定されています)。
これは過酷な環境下において足手まといとなる者を抱えることが即一家全体
の危機に繋がりかねないので、そうやって生き抜くことの出来ない子供を間引
いているわけです。
その環境で暮らしてことのない人間がそれを非難するのは間違いでしょう。
同じようにかっての中国人が人肉食を当たり前としていてもそれは単なる文化
的な差異に過ぎません。
少なくとも歴史上の人肉食をあれこれと是非を論じるのはおかしいでしょう。
- 親記事No.406スレッドの返信投稿
- board3 - No.418
駄レス
- 投稿者:Merkatz
- 2001年01月27日(土) 16時03分
> >-----------【悲惨な4人組の例】---------------
> >・リーダーは射殺され、そのミュージアムが埼玉に造られてしまう
> >・川田一人残して、みんなNOAHに移籍
> >・ダルタニアンだけ出世
> >・いきなりやってきた「ビッグ1」がリーダーに
> >・ガッタイダーになるとカッコ悪い
> >・密室で選んだ総理が大バカ者
> >----------------------------------------------
>
> 更に別の例としては
>
> ・「究極の戦闘生物」のエサ
> ・一人が裏切り、残りは新人の女幹部の引き立て役となる
> ・10万里を歩いて、ようやく目的地についたと思ったらまだ半分だった
>
> 何てのがあります。
>
> なお細かいことですが「ビッグ1」ではなく「ビッグワン」です。
ビッグワンと言えばあの人が演じていましたね~。
ガキの頃、あの人が演じるクールな役に憧れたもんです。
今も好きな色が青なのはそのせい(笑)。
うーむ、お互い年がバレますな(爆)。
- 親記事No.406スレッドの返信投稿
- board3 - No.419
Re: 「かってに創竜」(かってに改蔵外伝)
- 投稿者:倉本
- 2001年01月27日(土) 17時17分
いきなり、つっこんでいいですか。
あのメンバーに茉理ちゃん入れれば、
典型的な五人組だと思うのですが。
ゴレンジャーと同じ。
始=リーダー(アカレンジャー)
続=クールな奴(アオレンジャー)
終=大食いな奴(キレンジャー)
余=ガキ(ミドレンジャー)
茉理=紅一点(モモレンジャー)
- 親記事No.406スレッドの返信投稿
- board3 - No.420
脳裏に浮かぶ
- 投稿者:Total Moled
- 2001年01月27日(土) 18時02分
> 余は、涙を流しながら『ぶんぶん』と首を振る。
なんか画像が頭に浮かんできます・・・
やはり余の顔は下っ端の・・・(余ファンの名誉のため以下略)
-
- board3 - No.421
「かってに創竜」第2回
- 投稿者:新Q太郎
- 2001年01月27日(土) 19時15分
ちなみに元ネタを知らない方のために書いておくと、
少年サンデー連載中の「かってに改蔵」久米田康治の本歌取り。
あらすじを説明……なんてできないけど(笑)、
「引き際を間違えた人」「人気とりしたことありますか?」
「読者サービスとは」「眼鏡っ子」など、(本誌・他誌ひっくるめた)
「漫画」そのものや時事ネタを、辛辣なパロと批評によって展開し
人気を得ている作品です。ラジオの深夜放送(伊集院光など)のノリ
ですね。HP参照。
=====================
「笑止!…『四人姉妹』というなら!!」
改蔵がさらにヒートしつつまた定義する。
「戦場のお父さんから、お手紙が来てますか!?」
みんなずっこけた。
「やっぱ、若草物語ネタか」
山田さんや羽美が、うんざりしたような縦線入りの顔でいう。
「個性も夢も違う4人が、遠く離れたお父さんからの細やかな
心遣いの手紙を読み、家庭を守っていくのですよ!例えば…」
【理想の4姉妹】
メグ、ジョー、ベス、エミリーが集まって、暖炉の前で戦地から送られてきた手紙を開く。ジョーが代表してそれを読み上げる。
・お父さんからの手紙
「今日も、雨が降り続いている。
ベトコンは、どこから来るか分からない。この前も6歳のガキが、行商の籠から手榴弾を投げ付けて、ゲーリーが死んだ。
軍曹は言う。『逃げる奴はベトコンだ、逃げねえ奴は訓練されたベトコンだ』と。俺も昨日、物売りに見えた女のベトコンを射殺した。そいつは妊娠してたらしい。軍曹が『胎児もベトコンだから2人だ』とカウントしていた……」
「そんな若草物語があるかあ!」
竜堂兄弟まで一緒にツッコむ。
「じゃあ、小金持ちの中産階級のボンボンを色香で惑わして僻地で働かせ、しかもその愛を巡って肉親同士でいがみ合い、最後は乱倫の末できちゃった結婚をするのが理想の姉妹ですか?」
「同じ雑誌に連載してたのに、じゃじゃ馬の悪口言っていいのかな…?」
地丹は、別の意味で青くなっている。
「ちなみに、どっちも末っ子の性格が悪すぎて、圧倒的に人気がなかったそうね」部長がまた分析する。
「ふふん、しょせん4人目なんてそんなもん、不要なんですよ。なあ?」
改蔵がギラリと目を光らせ、余を見る。
すっかりびびった余はまたまた頭をぶんぶんと振りつづけた。
「な、何をいう!余は大切な弟……だよな?」
終は虚勢を張ったが、微妙な間があったことも事実だった。
「でも、「細雪」では四女が一番甲斐性があったわよ。男から全財産を絞り尽くす腕も見事だし」
「うれしくなーい!!」
「ちなみにあなたのところのフォー・シスターズ、創竜伝の表題にも表紙にもなってないでしょ?『かしましハウス』(秋月りす)の四姉妹は、毎号毎号飽きないのかというくらいまんがライフの表紙ですよ!他がつまらないことを自ずから暴露するこの迫力、いさぎよさがありますか?所詮そんな器量もないところと、貴方がたは抗争してるんですよ!『君は誰よりも美しい』と自分で言えますか?」
「な、なんだそりゃ」
「とーにかく、君達だめだめ!このぶんだと、シリーズ途中で知らないふりされて、直木賞狙いの中国歴史ものでも着手されるのがお似合いですね」
「そ、それは困る!」
「いやだああああ!!!」
どうやら、一番痛いところを改蔵はついたようだ。
「ど、どうすれば打ちきりを免れますか?」
「うーむ、打ちきりといえば我々も他人ごとではない。ロケットでつきぬけられない程度にコツを教えましょう。即ち……」
(開き直って続く。次最終回)
- 親記事No.19スレッドの返信投稿
- board3 - No.422
反銀英伝 大逆転! リップシュタット戦役(53)
- 投稿者:不沈戦艦
- 2001年01月27日(土) 19時48分
ロイエンタールの指揮するアンネローゼ奪還作戦は、ようやく帝都潜入の段
階になっていた。リッテンハイム侯爵の艦隊が到着したことで、帝都宇宙港の
業務の量が更に膨れ上がり、ついに通関を厳戒レヴェルで行うことが不可能に
なった為である。
「ミッターマイヤー、俺はこれから帝都への潜入を開始する。俺が連れてきた
艦隊は、目立たぬように分散させ、航路の外れにでも隠匿しておく。卿はそう
だな、大神オーディンに、幸運を祈っていてくれ」
ロイエンタールが率いてきた艦隊は一千隻しかないので、広大な宇宙空間に
小部隊ごとに分散させれば、隠すことはそう難しくはない。航路の外れなら尚
更だ。万が一敵に発見された場合の偽装の用意も万全に行っており、ロイエン
タールの救出作戦の支援を行う予定である。
「そうか。卿ならやり遂げてくれると信じている」
ミッターマイヤーはそう言うと、通信スクリーンの中の友の姿に敬礼した。
ロイエンタールも敬礼を返し、通信を切る。それと同時にロイエンタール隊一
千隻はミッターマイヤー艦隊から分離し、行動を開始した。一旦は帝都から離
れる方向へ移動し、その後分散し、潜入用の船を何隻か仕立て、帝都へ入る予
定である。
ノイマン大佐の「ザルツブルグ」がオーディンへ入港してきたのは、リッテ
ンハイム侯がオーディンに到着した2日後のことである。もちろん、「ザルツ
ブルグ」一隻ではなく、シュヴァルツェンベルク少将の旗艦「ウィーン」以下、
九千隻に伴われての入港であった。それとほぼ同時に、若干消耗したキルヒア
イス艦隊二万四千が、ヴァルハラ星系外のミッターマイヤー艦隊と合流してい
る。こちらは集結した艦隊の総数は四万弱といったところだ。
「御父様!!」
艦のハッチが開くと同時に、サビーネは出迎えに来たリッテンハイム侯爵に
抱きついた。そして「御父様、聞いて」と、移動中の待遇についての不満を
次々とぶつける。サビーネのお守り役を命じられたリヒトホーフェン中尉は、
神経性胃炎に罹ってしまったくらいだったが、サビーネとしてはまだまだ不満
が山盛り、といったところのようであった。何しろ、望むものは何でも手に入
るような生活を送ってきたサビーネである。戦闘艦艇の狭い部屋に押し込めら
れて、退屈な二週間を過ごすなどという経験は、我慢の出来るものではなかっ
たようである。リッテンハイム侯は、しばらくの間は娘の不満をにこにこ笑い
ながら聞いていた。さすがに、侯も自分の娘には甘いようだ。
奔流のようなサビーネの不満の羅列も、しばらくすると止んだ。
「御父様、この方は?」
サビーネは侯爵の傍らにいる、淡い色の茶の髪と知性的な光をたたえた灰色
の瞳を持つ、長身の男の存在にようやく気が付き、興味を持ったようだった。
「サビーネ様、初めまして。私はエーリッヒ・フォン・タンネンベルク伯爵と
申します。現在は、お父上、リッテンハイム侯爵閣下のもとで、軍事に関する
助言と運用を行わせていただいているところでして。以後、お見知りおきを」
タンネンベルク伯は型どおりの挨拶を行い、恭しく一礼した。
「この方が、タンネンベルク伯爵さま?」
値踏みするようなサビーネの視線に晒されても、タンネンベルク伯はにっこ
りと微笑んでいる。サビーネにも爽やかな印象を与えたようだ。
「うむ、そうだ。このタンネンベルク伯爵は、なかなか頼りになる男でな。家
柄も申し分ないし、今回上手く帝都を金髪の孺子から奪還できたのも、伯爵の
功績によるところが多い。わしの片腕として働いてもらっているところだ。サ
ビーネよ、それはお前も承知しておいてくれ。何しろ、明日にはお前も、銀河
帝国皇帝となるのだからな」
喜色満面の父親に対し、サビーネはやや不安そうな顔をする。
「それなのですけど、本当にわたくしが皇帝になるのですか?正直言って、困
ってしまいますわ、そう言われましても」
正直なところ、まだ信じられないサビーネである。神聖不可侵たる銀河帝国
皇帝に、自分が女の身でなる、などとは思ってみたこともなかったからだ。
「ぬ、どうして困るのだ?喜ばしいことではないか」
娘の言いたいことがよく解っていないリッテンハイム侯である。
「御父様、わたくしは殿方ではありませんのよ。女の幸せは、殿方とは違うも
のです。皇帝になるから喜べ、と御父様はおっしゃられますけど、わたくしは
あまり嬉しくはありませんわ」
正直に「皇帝になりたいとは思ってなかった」と父に言うサビーネである。
「なーに、不安がることはない。わしが帝国宰相として、全面的にバックアッ
プするし、軍事に関してはこのタンネンベルク伯がカバーする。皇帝とは言っ
ても、お前は苦労する必要はないのだ。宮廷生活のことだけを考えておけばよ
いのでな」
楽観的な見通しを述べるリッテンハイム侯である。
「それに、皇帝などになったりしてしまったら、わたくしの結婚相手はどうな
ってしまうのかしら。神聖不可侵なる銀河帝国皇帝の婿だなんて、余程の方で
ないとつり合いが取れませんことよ?わたくし、つり合いの取れる相手がいな
いからといって、生涯独身で過ごすことになるのは嫌ですわ」
リッテンハイム侯は「まあそう言うな、相手はわしが何とかしてやる」と娘
を宥める。サビーネとしても、父親の要求を断ることができないであろうこと
は解っていた。「好きで皇帝になる訳じゃないのよ」という、父親への意思表
示の為、あれこれ並べていただけである。
「さてさて、これでかなり面白くなってきたな。明日以降、歴史の流れが激変
する事になるのは間違いはあるまい。戦役勃発後、今までの流れは、ローエン
グラム侯にとって、あまりに都合良く行き過ぎたからな・・・・」
その日の公務を全て終え、帝都の私邸にて深夜、グラスを片手にくつろぎな
がら、タンネンベルク伯は一人呟いた。「皇帝の寵姫の弟」と侮られていただ
けのはずの、美の極致のような青年が、あっという間に階位をのし上がったば
かりか、帝国を二つに割った内戦の一方の主役を務めるにまでなっている。姉
の引きという有利な立場にあったとは言え、若年で軍功をあげ続け、二十歳で
元帥にまでなった彼の能力は賞賛に値するものだが、彼の思想が貴族社会とは
相容れないものであることは、タンネンベルク伯としては看過し得ない。タン
ネンベルク伯は、ラインハルトの思想が、「姉を皇帝に奪われたとの思いが、
貴族中心の帝国社会に対し、恨みがましい感情となっており、現在の帝国社会
自体を破壊しようとする衝動につながっている」ということを、正確に読みと
っていた。何しろ、ラインハルトが「皇帝の寵姫の弟」として注目されてから、
今までの貴族社会に対する挙動には「何とか貴族階級の仲間内に入ろう」とす
る努力の跡が、全く見受けられないからだ。いかにブラウンシュヴァイク公ら
が「金髪の孺子」を嫌おうとも、へりくだってなるべく関わりを持とうとする
方策は、いくらでもあったはずである。貴族社会と雖も決して一枚岩ではない。
「皇帝の寵姫の弟」に渡りを付けておいて、皇帝自身への働きかけを行おう、
と考える者がいなかったとも思えないのだ。しかし、かろうじて儀礼的な場に
は出席するものの、それ以外でサロンなどでラインハルトの姿を見た者は、ほ
とんどいないというのが実状である。表面上は儀礼を守っているようには見え
たが、実際のところは彼は貴族なるものを毛嫌いしているな、ということをタ
ンネンベルク伯は見抜いていたのだ。そのような者が、貴族社会の破壊を志し
たとしても、何の不思議があるだろうか。
「彼はかなり甘く見てくれていたのだろうが、数百年間の帝国貴族の歴史は伊
達ではないぞ。未熟な革命家一人で、何とかなるようなものではないのだ。明
日以降、ローエングラム侯には、それをたっぷりと思い知ってもらうとしよう
か」
タンネンベルク伯は不敵な笑みを浮かべると、グラスに残る琥珀色の液体を
喉に一気に流し込み、直ぐに床に着いた。明日も、早くから忙しいのだ。長時
間の夜更かしは体に毒である。早く寝るにこしたことはない。
(以下続く)