- 親記事No.7508スレッドの返信投稿
- board4 - No.7592
Re:『銀英伝』第1巻、P.214
- 投稿者:ろくでん
- 2007年04月29日(日) 14時31分
S.Kさん、ろくでんです。
> 対してアメリカは珊瑚海会戦での失敗を真摯に検討し改めた、
> というんですから日本海軍ミッドウェーで負けて当たり前
> だっとのと違います?
常識的な軍隊なら「相手も同様の事を行っている」
と考えるのが普通です。だから「後知恵だ」と言って
いるのです。
> 細かい航路は航宙艦の方にあればいいんです。
宇宙船コンピューターの記憶容量は少ないので航海
のつど航路局に航路の照会をするのがこの世界ではな
かったですか?アスターテへ向かったラインハルトの
ように帝国各地からの遠征軍を迎え入れるイゼルロー
ンにはそれ相応の航路情報が蓄積されているはずです。
- 親記事No.7508スレッドの返信投稿
- board4 - No.7593
Re:『銀英伝』第1巻、P.214
- 投稿者:ろくでん
- 2007年04月29日(日) 14時33分
えむけいさん、ろくでんです。
> 銀英には直接関係ない話にレスつけるのはアレですが。
ではその件は無しにしましょう。
> ちょっかいかけられる可能性は常に残っているわけです。
「ちょっかいかける」のと一万余隻の大艦隊が
敵の占領下奥深くに位置する最重要補給路を絶つ
というのでは大分差がありますよ。だから「800隻
程度の隠密行動なら分かる」と言っているのです。
> ハード的なものでなく、ソフト的なことなんです。
常識的に考えれば、これは作戦立案の時点で十分
考慮されているでしょう。
> これ、1個師団とかのちゃちな規模の行軍じゃないですよ。
また銀英から話が離れていきますが、(--;このとき
国民党は首都周辺を占領していたのですか?それと、
歩いてきたってことは戦車や野砲といった重火器は持
ってないんですよね。ゲリラ戦を大規模化しただけで
正規戦とは違うのでは?この逸話から受けるイメージ
では国民党はそりゃ驚いたでしょうが、歩兵が携行で
きるだけの弾薬、食糧が尽きた時点で共産軍は撤退し
ていったのではないかと読めるのですが。それともこ
の攻勢で国民党は敗れたのですか?
> なるほど。では「統率の道」とはどういったものなのかを教えて下さいませんか?
「最小の犠牲で最大の効果を出す」即ち、完全殲滅
など目指さず「手堅く各個撃破でいく」ことです。で
なければ「兵力分散の愚」などという言葉は出てこな
いはずです。
- 親記事No.7508スレッドの返信投稿
- board4 - No.7594
Re:なんだかなあ
- 投稿者:蜃気楼
- 2007年04月29日(日) 15時16分
>S.K氏
このたびも丁寧なレスを頂きありがとうございます。
>しかし第十三艦隊がほぼ無傷で生還した
え~とどこの世界のギンエイデンのお話でしょうか?
私の手元にあるデュアル文庫版によれば7割以上を生還させたに過ぎないんですが?
>ヤン・ウェンリーが自分の預かった1万数千隻を生還させた割合
で8万隻の遠征軍に同等の生還率を与えてやれる、『能力』は
ともかくそういう『立場』じゃなかったでしょう?
私がエライエライと言われたのは『立場』に関してではなく『能力』に関してです。
話をすり替えないでください。
> まあ私が熟知している山中にあらかじめ半殺しにしてから3日
食わせずに目潰しを塗りこんだ蜃気楼さんを放置して隠しスピーカーから大事なご家族やご友人に別口に雇った人間にやらせている
嫌がらせや誹謗中傷の実況中継を不定期に行いながら蜃気楼さん
の下山までにストーキングを繰り返しつつ最終的に嬲り殺すと、
ここまでお膳立てが整っていれば鼻歌交じりに上記成功させる
程度の自信なり能力なりは「自分が3食きちんと摂って行う
健康管理能力」程度にありますよ。
なにやら、私に対して嗜虐的な欲望をお持ちのようですが。(汗)
まあ、S.K氏によればヤンはそのような状況でも前述(4倍の兵力を率いたキルヒアイスから無事逃げ仰せミッターマイヤーを後退させ・・・以下略)のごとき活躍を示せるスーパー軍師なのでしょうね。
(それはどこの厨房小説の主人公だ?)
>『帝国は事前の状況分析に基づく打ち合わせでいくらでも
集結時・集結店を設定できる。同盟軍は自艦隊と友軍のダメージ
を勘案しながら半ば場当たりに対処する他はない』
攻撃開始時点でもう帝国の優位に揺らぐ余地のある様には
見えませんけどね。
だから、その戦略的優位をラインハルトが全部戦果拡大のためにつぎ込んだ所為で戦術レベルでの優位はなきに等しいと言ってるんですよ。
> 減量とトレーニングに失敗した中量級ボクサー相手に不意打ちを
仕掛けて怪我のひとつもさせられない幕内力士がいたら、転業を
すすめられますよ。
幸いラインハルト部屋は裏口入門を受け入れていないので
そこまでのドジッ子力士も門下にいなさそうじゃないですか。
問題は「友軍との即時連携」なんですけど?
わかってます?それは別の話ですよ。
そもそも、中量級ボクサーは帝国のほうです。
求められているのは「怪我のひとつもさせること」ではなく一方的にボコボコにすることです。
何でココを言い換えますか?
キルヒアイスが全軍の3割とも13艦隊の4倍とも言われる大兵力を引き抜いているんですから。
少なく見積もって全軍の3割としても、残りの兵力で、キルヒアイスが相手にした第7艦隊以外の7個艦隊を相手にしなくてはいけません。
同盟は20万隻を動員しているとはいえこれは輸送艦込みの数なので、1個艦隊の戦闘艦は1万3千席前後(アスターテ会戦の各艦隊平均値より)と見るのが妥当でしょう。
つまり、アムリッア前哨戦において同盟と帝国の戦力比は1:1.3で同盟側有利だったと見るのが妥当です。
減量とトレーニングに失敗しているとはいえ、
不意打ちにしろ、クルーザー級をボコボコのできるライト級ってどれだけすごいか理解できてます?
以下参考
ライト級 61.23Kg以下
クルーザー級 86.18Kg以下
>「明日食う糧食は不足で補給なんざ来やしねえ」という
状況なら立派に不安材料その二になりますとも。
そうですね。
所詮ただの不安材料です。
命がけで戦争やってるときに気にするようなことではありません。
いや、上のヒトはちゃんと気にしなくてはなりませんけど、下の人間はねえ、
ましてや、その所為で死んだらただの馬鹿です。本末転倒ですから。
> 蜃気楼さんだって定期収入が給料だかお小遣いだか国の
補助金だか知りませんが「来月からなし、かもしれないよ?」
とか支給担当者に言われたら己の未来に思うところがありは
しませんか?
いやあ、鈍感な人間なので、命がかかっている時にはそんなこと気にもしないと思います。(笑)
S.Kさんは少し先のことを考えすぎです。
小遣いとか、国の補助金とかなくなっても明日は何とかなると思いますよ?(完全に人事)
だから、まずは今日を何とかすべきではないでしょうか?
このことがわからない人間は死への恐怖から自殺する馬鹿です。
>「不安の一つや二つでおたついていたら大物はつとまらない」?
命かけて戦争してる時にそんなこと気にしてたら凡人も務まりません。>すくたれもの
>日露戦争の『旅順要塞攻略』とかご存知ですか?
何故に、いきなり日露戦争?(汗)
銀英伝のアニメですらないのですが・・・
そもそも、『従軍者全員に血尿の出るダメージ』とはなんのことでしょうか?
旅順攻防戦が双方にとって多大な犠牲を強いたことは知っています。
でも、何故に血尿なんでしょうか?(苦笑)
- 親記事No.7508スレッドの返信投稿
- board4 - No.7597
Re:『銀英伝』第1巻、P.214
- 投稿者:S.K
- 2007年04月29日(日) 16時50分
> 常識的な軍隊なら「相手も同様の事を行っている」
> と考えるのが普通です。だから「後知恵だ」と言って
> いるのです。
>
実用できて立派に役立った、それは「後知恵」ではなく
「教訓」と言うのです。
> 宇宙船コンピューターの記憶容量は少ないので航海
> のつど航路局に航路の照会をするのがこの世界ではな
> かったですか?アスターテへ向かったラインハルトの
> ように帝国各地からの遠征軍を迎え入れるイゼルロー
> ンにはそれ相応の航路情報が蓄積されているはずです。
ああそれはそうですね、その点は私の思い違いとして反省
いたしましょう。
ただし軍高官であるキルヒアイスはそのイゼルローンに
収められているデータを十分知りうる立場にあり、であれば
「裏をかく」という行為もまた可能なわけですが。
- 親記事No.7508スレッドの返信投稿
- board4 - No.7598
Re:やれやれだぜ
- 投稿者:S.K
- 2007年04月29日(日) 17時00分
> このたびも丁寧なレスを頂きありがとうございます。
何当たり前の事を開陳しているだけですので。
>
> え~とどこの世界のギンエイデンのお話でしょうか?
> 私の手元にあるデュアル文庫版によれば7割以上を生還させたに過ぎないんですが?
>
他の艦隊と比べればたいした生還率じゃないですか。
思考回路がゆとり脳な割りに心のゆとりは大した事のない人
ですね。
ちょっと好奇心で聞きますけど恥ずかしくないです?そーゆー
人生。
> 私がエライエライと言われたのは『立場』に関してではなく『能力』に関してです。
> 話をすり替えないでください。
わあすごいどくかいりょくだ(棒読み)。
『能力」が導き出す『結果』でヤンにもできなかったであろう
偉業を易々とこなす蜃気楼さんにエライエライと賞賛したんですけどねえ。
何、もしかして実はできないから「話のすり替え」とかで
話題そらしてうやむやにしたいんですか?
それならそう正直に話していただければ鬼じゃあるまいし
流して差し上げますとも。
>
> なにやら、私に対して嗜虐的な欲望をお持ちのようですが。(汗)
いやいや頭の悪い蜃気楼さんにここまで言えば「ヤンの打破
すべき苦境とあの段階におけるラインハルトの周到さ」がご理解
いただけるかと懇切丁寧を志しただけです。
> まあ、S.K氏によればヤンはそのような状況でも前述(4倍の兵力を率いたキルヒアイスから無事逃げ仰せミッターマイヤーを後退させ・・・以下略)のごとき活躍を示せるスーパー軍師なのでしょうね。
という訳で今更ヤンをもってさえ小規模な戦術的勝利がせいぜい
な段階に持ってきた以上先の憂いの軽減のためにもラインハルトは
包囲戦術で最大殲滅狙いの手を打ってきますよ、という説明だったんですがねえ。
> (それはどこの厨房小説の主人公だ?)
おや、とりあえず蜃気楼さんの自己評価じゃなかったんですか?
ちなみに私も蜃気楼さんが『厨房』である事に異論はないです。
>
> だから、その戦略的優位をラインハルトが全部戦果拡大のためにつぎ込んだ所為で戦術レベルでの優位はなきに等しいと言ってるんですよ。
>
勝つ為の戦略でしょう?
そして戦果拡大につぎ込んでなお勝ったんだからラインハルトの
最初の着眼点が余裕で大正解だっただけじゃないですか。
> 問題は「友軍との即時連携」なんですけど?
> わかってます?それは別の話ですよ。
もちろんわかっておりますよ、帝国側はラインハルト=キルヒアイスに代表される阿吽の呼吸で8万隻が会戦に臨んでおり、同盟側
は「駄目じゃない?」という疑心暗鬼を秘めつつもなす術もない
ままビュコックにいきなり「いいから最善を尽くして撤退しろ。
アムリッツァ星域で何とか落ち合おう」以上の相互意思疎通を
そのアムリッツァに集結するまでまず図れなかったであろう事は。
>
> そもそも、中量級ボクサーは帝国のほうです。
> 求められているのは「怪我のひとつもさせること」ではなく一方的にボコボコにすることです。
> 何でココを言い換えますか?
>
何故ってアナタ、そりゃ「戦闘意欲と戦略方針と索敵情報が
ズタズタなのは同盟軍の方だから」ですよ。
ついでにノコノコ敵地に出てきて勝手に消耗した敵軍に奇襲
かけましたっていってボコボコにしないのは馬鹿か蜃気楼さん
くらいでしょう。
> キルヒアイスが全軍の3割とも13艦隊の4倍とも言われる大兵力を引き抜いているんですから。
> 少なく見積もって全軍の3割としても、残りの兵力で、キルヒアイスが相手にした第7艦隊以外の7個艦隊を相手にしなくてはいけません。
> 同盟は20万隻を動員しているとはいえこれは輸送艦込みの数なので、1個艦隊の戦闘艦は1万3千席前後(アスターテ会戦の各艦隊平均値より)と見るのが妥当でしょう。
> つまり、アムリッア前哨戦において同盟と帝国の戦力比は1:1.3で同盟側有利だったと見るのが妥当です。
>
『防戦有利』の法則ってやつがありましてね、相手がまともに
戦闘をしてくれても攻撃側は防御側の3倍の戦力がないと必勝
は見込めないそうです。
あまつさえラインハルトはハナからゲリラ戦(ホームグラウンド
戦である事を活用したヒット&ウェイ)も考えているわけですし
『まず最初の侵攻段階で大規模艦隊戦』という状況にならなかった
段階で同盟の有利なぞそれこそ蜃気楼がごとくに消失しています。
> 減量とトレーニングに失敗しているとはいえ、
> 不意打ちにしろ、クルーザー級をボコボコのできるライト級ってどれだけすごいか理解できてます?
まさか『リングの上でお行儀良くファイト』とか想像してませんよね?
落とし穴やスパイクボールを仕掛けて武器を壁越しとか背後から
とか使ってボコれと言っているんですよ。
それだって「ド素人がやれば必ずしも成功しないだろう」という
反論が想定されかつ尤もらしいので同じ格闘家というカテゴリー
で例えてさしあげた訳ですが。
>
> そうですね。
> 所詮ただの不安材料です。
> 命がけで戦争やってるときに気にするようなことではありません。
> いや、上のヒトはちゃんと気にしなくてはなりませんけど、下の人間はねえ、
> ましてや、その所為で死んだらただの馬鹿です。本末転倒ですから。
>
「麻薬を配る」というのが割と簡易な解決策ですな。
「兵の不安による士気低下を軽視する」並の馬鹿の解決法ですが。
「本末転倒」というのはむしる蜃気楼さんの言われる所の無責任で
頭の悪い状況判断の事ではないかなあと前線の兵隊さんに聞いたら
結構賛成してもらえそうな気がするんですが。
> いやあ、鈍感な人間なので、命がかかっている時にはそんなこと気にもしないと思います。(笑)
> S.Kさんは少し先のことを考えすぎです。
> 小遣いとか、国の補助金とかなくなっても明日は何とかなると思いますよ?(完全に人事)
> だから、まずは今日を何とかすべきではないでしょうか?
> このことがわからない人間は死への恐怖から自殺する馬鹿です。
>
『英雄になれる狂戦士』なぞ数百年に一人の逸材です。
蜃気楼さんはその英雄だとして「オフレッサーでも勝利だ生還だ
は無理』というレベルをクリアできる人間は作中多分他にいませんよ。
「小学生ににらまれたら土下座する」程度の兵隊を基準にして
「ミサイル上等」な気分に持っていくのが軍司令部のお勤めで
あり同盟軍はヤン他一部現場指揮官を除いてそれを無視して
いるんだから負けない道理がありません。
ここで「勝つ道理がない」とまで言わないのは億に一つラインハルトが急死して後任が典型的な無能貴族指揮官である可能性も
絶無ではないからです。
> 命かけて戦争してる時にそんなこと気にしてたら凡人も務まりません。>すくたれもの
蛮勇が万能なら世界の覇者は恐竜か巨大肉食哺乳類か生命力と
繁殖力に優れた雑食昆虫のどれかでしょうよ。
このあたりとなら脳容積に大差がないから蜃気楼さん的には
仲良しパラダイスになるでしょうが、生憎現実は霊長の世界です
のであしからず。
>
> >日露戦争の『旅順要塞攻略』とかご存知ですか?
>
> 何故に、いきなり日露戦争?(汗)
> 銀英伝のアニメですらないのですが・・・
>
「大してアニメとか知らない」と仰るので「アニメじゃない
史実の悲惨な激戦」を紹介したんですが。
ひょっとして蜃気楼さんはただ単に何も知らないだけでしたか。
「それは失礼」とか言う所かも知れませんが他人の桁外れな無知
に別段私が侘びる筋合いでもないですよね。
> そもそも、『従軍者全員に血尿の出るダメージ』とはなんのことでしょうか?
> 旅順攻防戦が双方にとって多大な犠牲を強いたことは知っています。
> でも、何故に血尿なんでしょうか?(苦笑)
ああ、蜃気楼さんが極端な身体機能と天性の才能の持ち主でない
事を前提として、不衛生な環境で狂信的な敵ゲリラ兵と半年ばかり
弾の算段に苦心しながら戦ったり、まじめにプロ格闘集団の中で
3年ほど手抜きなしの本気で修行すると多分体で理解できます。
「想像力を逞しくする」のもいい方法なんですが、蜃気楼さんには
向いてないでしょう?
- 親記事No.7508スレッドの返信投稿
- board4 - No.7600
笑わせていただきました
- 投稿者:えむけい
- 2007年04月30日(月) 09時51分
> > 銀英には直接関係ない話にレスつけるのはアレですが。
> ではその件は無しにしましょう。
まあかまいませんが、どうせ引用するなら
------
銀英には直接関係ない話にレスつけるのはアレですが。
技量の差は戦力の一要素でしかないので、これに差があるから日本が勝つのは当然、というのは1をもって10に見せてる詭弁のたぐいになってしまいます。
------
まで引用して欲しかったですね。ここで切るのは臭いものに蓋をしてるとしか思えません。まあ、それがろくでんさんのスタンスなのでしたら言うこともないですけど。
> > ちょっかいかけられる可能性は常に残っているわけです。
> 「ちょっかいかける」のと一万余隻の大艦隊が
> 敵の占領下奥深くに位置する最重要補給路を絶つ
> というのでは大分差がありますよ。だから「800隻
> 程度の隠密行動なら分かる」と言っているのです。
完全封鎖なんかしてないじゃないですか。大艦隊で通商破壊してるだけです。
どうやらろくでんさんは宇宙の中において800隻と1万隻がどれだけ発見時の誤差になるか理解していないようですね。WW2で航行中の船団の被発見率は「船団の大きさに比例しない。ほぼ均等である」というオペレーションリサーチが出ています。つまり、これを銀英に当てはめるなら800隻でやろうと1万隻でやろうとほとんど差は(現実世界の中においての例を元に考えるなら)ないのです。
> > ハード的なものでなく、ソフト的なことなんです。
> 常識的に考えれば、これは作戦立案の時点で十分
> 考慮されているでしょう。
それ、主語は帝国? 同盟? 文章をぶちきられたら判らないんですが。
あと、考慮された結果、同盟側が帝国を上回る点を具体的にお願いします。
> > これ、1個師団とかのちゃちな規模の行軍じゃないですよ。
> また銀英から話が離れていきますが、(--;
とはいえ、先にろくでんさんが
----------
> 常識的ですか?関東軍占領下の満州を八路軍の正規一個
> 師団が横断して行ったような状況だと思いますが。
----------
とレスをつけているからです。貴方のやられている方法をなぞっただけなのですが、それで文句を付けられるのはとても遺憾ですね。で、続きですが
>このとき
> 国民党は首都周辺を占領していたのですか?それと、
> 歩いてきたってことは戦車や野砲といった重火器は持
> ってないんですよね。ゲリラ戦を大規模化しただけで
> 正規戦とは違うのでは?この逸話から受けるイメージ
> では国民党はそりゃ驚いたでしょうが、歩兵が携行で
> きるだけの弾薬、食糧が尽きた時点で共産軍は撤退し
> ていったのではないかと読めるのですが。それともこ
> の攻勢で国民党は敗れたのですか?
中華人民共和国が何時成立し、国民党が台湾に逃げ込んだのがいつかを知っていればまっとうな人間なら想像つくと思いますが……。
この後、国民党軍の展開部隊は司令部を残し完全壊滅しました。降伏と殲滅によって文字通り一兵のこらず。
で、他方面にいた残存部隊と再度決戦があって、これも共産党の勝利。その後は国民党の台湾への脱出です。
歴史の勉強、されたほうがいいですよ?
> > なるほど。では「統率の道」とはどういったものなのかを教えて下さいませんか?
> 「最小の犠牲で最大の効果を出す」即ち、完全殲滅
> など目指さず「手堅く各個撃破でいく」ことです。で
> なければ「兵力分散の愚」などという言葉は出てこな
> いはずです。
最大の効果、って完全壊滅を目指すことですね。自分の言葉わかって仰って下さいな……。
最小の犠牲って言うのも手堅く各個撃破を狙えば、結果的に時間を掛けることになり、より死者数が増えるということにもなりかねません。
一気呵成につぶせるときに叩きのめし、さらに逃げてる連中を徹底的に追討し、その後の憂いをなくす殲滅戦を行う。これが「最小の犠牲で最大の効果を出す」ということです。
各個撃破はあくまでそのための手段に過ぎず、目的ではありません。
ろくでんのんの言ってることは、同盟軍の殲滅を取らずに、各地の部隊の各個撃破を成功させるということのみを追求してるだけという、「手段と目的を違えている」状態なのです。
オーベルシュタインが「兵力分散の愚」と言ったのは、本来は決戦をする気で来ている同盟軍部隊が、占領地の確保のために分散されてしまい、結果帝国の反攻時に有機的に撃退可能な戦力を持たないまま迎えてしまったと言う戦略レベルの話を指しているのであって、さしあたって戦場には(実戦力は圧倒的に差はあるものの、見た目は)同数いることと矛盾はしたりしないのです。
まあ、何にせよろくでんさんのレス見て笑わせていただきました。たのしかったですよ。
いきなりあの切り出しはなかなか出来るものじゃないと思います。
- 親記事No.7508スレッドの返信投稿
- board4 - No.7601
補足( ̄w ̄)y-~~
- 投稿者:えむけい
- 2007年04月30日(月) 10時16分
追記ですが
> 一気呵成につぶせるときに叩きのめし、さらに逃げてる連中を徹底的に追討し、その後の憂いをなくす殲滅戦を行う。これが「最小の犠牲で最大の効果を出す」ということです。
> 各個撃破はあくまでそのための手段に過ぎず、目的ではありません。
この辺のことはクラウゼヴィッツの「戦争論」で書かれていると思いますので、ろくでんさんが自前の理論を展開しようとも、普通はそう解釈されないということは先に言っておきますね。
- 親記事No.7508スレッドの返信投稿
- board4 - No.7602
Re:『銀英伝』第1巻、P.214
- 投稿者:ろくでん
- 2007年04月30日(月) 10時34分
不沈戦艦さん、ろくでんです。
> 話を際限なく拡散させてしまい、収束しないようにしてしまうのは迷惑だとは思いませんか?
すいません。パソ通時代の癖が抜けていま
せんでした。話が広がれば広がるほどニフテ
ィーに金が落ちる仕組みになっていたので知
らず知らずのうちにそういう姿勢が身につい
てしまったようです。
> 大して違いはありはしないのですから。
なるほど、どんなに荒唐無稽でも娯楽作品
として成立していれば問題にしない。という
のがこの掲示板の設立意図だったのですか。
すいません。思い違いをしていました。
- 親記事No.7508スレッドの返信投稿
- board4 - No.7603
傍から見ていましたが。
- 投稿者:清涼銀河
- 2007年04月30日(月) 12時03分
> > 大して違いはありはしないのですから。
> なるほど、どんなに荒唐無稽でも娯楽作品
> として成立していれば問題にしない。という
> のがこの掲示板の設立意図だったのですか。
> すいません。思い違いをしていました。
この言いようはないと思いますが。
様々な方がこのスレッドでも指摘しておられますが、そもそもろくでんさまの提起された問題自体が、荒唐無稽で議題として成立していないのがそれこそ“問題”なんですが。
旭和さまの、
> 前提条件がクリアされていません。
> 戦力分散とは決して文字通りというわけではなく、
> 各戦力が完全にバラバラになっていて、
> 全体の作戦の連携が満足に取れない状態を指します。
という指摘に対して、満足に答えも返せず、
>フォークの抜けた穴がよほど大きかったのでしょうね
などと混ぜっ返しているろくでんさまには、他人を皮肉る資格などありはしませんよ?
せっかくですので、この前提条件の件に関しては、そちらの方にレスさせていただきます。
- 親記事No.7508スレッドの返信投稿
- board4 - No.7604
Re:『銀英伝』第1巻、P.214
- 投稿者:清涼銀河
- 2007年04月30日(月) 12時16分
> 旭和さん、ろくでんです。
>
> > 前提条件がクリアされていません。
> > 戦力分散とは決して文字通りというわけではなく、
> > 各戦力が完全にバラバラになっていて、
> > 全体の作戦の連携が満足に取れない状態を指します。
> アスターテと違って第10、第13艦隊間、
> そしてイゼルローン総司令部とも通信は
> 可能でした。その点では帝国艦隊と違い
> はないと思います。そうすると総司令部
> の指揮能力が問題となるわけで、フォー
> クの抜けた穴がよほど大きかったのでし
> ょうね(ア・バオア・クーでギレン総帥を
> 失ったジオン軍のように)。
第10、第13艦隊間、そしてイゼルローン総司令部との通信が可能だったから、どうだとおっしゃるんでしょうか。
まさか本気で、その点では帝国艦隊と違いはない、と考えていらっしゃるのではないでしょうね?
帝国側は、分散した艦隊間での通信が保たれ、ラインハルトの指揮の下、各々が作戦に従って、有機的に連携した行動を行う力がありました。
そもそも、同盟の補給の限界点を見切って、各艦隊が一斉に攻勢に出ることが出来たのが、連携した作戦行動が可能だったという証です。
翻って、同盟軍側はどうでしたか?
通信こそ可能だったものの、各艦隊の間での連携した作戦行動など不可能な状態で、それぞれが孤立していました。
結果、帝国領侵攻作戦の初戦で、戦力を残しつつ逃れえたのはわずかに三艦隊しかありませんでした。
どこをどうひっくり返せば、この二つの戦力の間をイコールで結ぶ事が出来るんですか?
- 親記事No.7508スレッドの返信投稿
- board4 - No.7605
Re:『銀英伝』第1巻、P.214
- 投稿者:不沈戦艦
- 2007年04月30日(月) 13時24分
> なるほど、どんなに荒唐無稽でも娯楽作品
>として成立していれば問題にしない。という
>のがこの掲示板の設立意図だったのですか。
>すいません。思い違いをしていました。
「掲示板の設立意図」ではなく、「作品を語るのに、その作品内で『事実』として扱われていることを、無視や否定したところで意味がない」と言っているんです。
もうかなり経ちましたが、「移動要塞論争」というものがこの掲示板でありました(この件に関心があるのなら、ザ・ベストに収録されているttp://tanautsu.la.coocan.jp/g-kousatu03_a.htmlを参照して下さい)。古参常連の一人である冒険風ライダー氏が、「ガイエスブルグ移動要塞が存在する」「両端を帝国軍に封鎖されている状態でのイゼルローン籠城戦が、50年でも可能と平然と言っているヤン一党たち」という「作中事実」から、「イゼルローンも移動要塞に改造した上で、ヤン一党はそれによるゲリラ戦を帝国領内で敢行すべきだった。それをやろうともしなかったヤンも、シャフトの提案をイゼルローン攻撃に役立てる程度の活用しかしなかったラインハルトも、銀英伝世界における移動要塞の価値を全く分かっていなかった(ヤンとラインハルトは認識不足)」という主張を行ったものです。その中で、「(事実上)無限の自給自足能力があるイゼルローン要塞」ということを前提にして「イゼルローンを移動要塞にすれば、際限なくゲリラ戦が可能」と結論づけたのに対し、「既存の科学技術から考えれば、無限の補給能力などある筈がなく、そんなことは不可能だ!」と噛みついて来る人がかなり多かったんですよ。この反論、全く意味がないんですが(「作中事実」として「事実上無限の自給自足能力」と設定されているからです)、それでも「意味がない反論でしかない」ということが理解できず、「既存の科学技術」をタテに取って挑んで来る人が何人も出てきて、いい加減うんざりしたものです。
ろくでんさんは、それと同じことをやってはいませんか?
-
- board4 - No.7607
過去ログ更新のお知らせ
- 投稿者:冒険風ライダー
- 2007年04月30日(月) 14時08分
HP「過去ログ資料館」に、
「田中芳樹を撃つ!」4代目掲示板の投稿7251~7600番
「場外乱闘掲示板」の投稿637~711番
までをアップデート致しました。
過去ログをまとめて閲覧したい方は下記URLからどうぞ。
ttp://www.h6.dion.ne.jp/~weblog/
- 親記事No.7508スレッドの返信投稿
- board4 - No.7608
Re:好都合ほざいてんじゃねえ
- 投稿者:S.K
- 2007年04月30日(月) 17時08分
> なるほど、どんなに荒唐無稽でも娯楽作品
> として成立していれば問題にしない。という
> のがこの掲示板の設立意図だったのですか。
> すいません。思い違いをしていました。
拙稿7569
>> 嫌いな作品だからと言って読み飛ばした挙句にデタラメで
>>誹謗するというのは方向性は違えど田中先生を上回る卑劣な
>>電波っぷりだと思います。
これにどう答えるつもりなんですか電波で頭の悪い卑怯者の
ろくでんさんは。
それとも上記がろくでん評の客観的最終回答としてよろしいか?
なら別段これ以上お笑いもヨタもほざかなくて宜しい、というか
遠慮しなさい煩いから。
論旨と主張ある反論は歓迎しますよ?
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- board4 - No.7609
更新のお知らせ
- 投稿者:
- 2007年05月01日(火) 07時24分
・ザ・ベスト
以上を更新いたしました。
冒険風ライダーさんのご協力に感謝します。
- 親記事No.7508スレッドの返信投稿
- board4 - No.7610
Re:やれやれだぜ
- 投稿者:蜃気楼
- 2007年05月01日(火) 12時31分
>他の艦隊と比べればたいした生還率じゃないですか。
そうですよ。それを否定したこともないし否定する気もありません。
でも、無傷には程遠いですね。
貴方は”無傷”と言ったんですよ?
おぼえてます?
見苦しい問題のすり替えですね、ああ、貴方の一般的傾向でしたね。
それにしても全軍の2割以上を喪失しても”無傷”とはすごいですね。
現代では”全滅”一歩手前の状況ですよ?
心にゆとりのある上に思考回路がゆとり脳な方はさすがに違いますね。
>『防戦有利』の法則
それ、防御側が陣地に立てこもっている場合の話ですから。(笑)
艦隊戦には基本的に関係ありません。
でないと、アスターテでラインハルトは実質6倍の敵を打ち破ったことになりますよ。(汗)
法則ってのは常に有効と言うわけではないのでそこのところよく考えて使いましょう。
そもそも『防戦有利』の法則でいうなら、帝国側が”攻撃”だということわかっています?
> あまつさえラインハルトはハナからゲリラ戦(ホームグラウンド
戦である事を活用したヒット&ウェイ)も考えているわけですし
それは初耳です。漫画版かアニメ版の話ですか?
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- board4 - No.7611
Re:『銀英伝』第1巻、P.214 まとめてみると
- 投稿者:えむけい
- 2007年05月01日(火) 12時55分
拡散しているようなのでここいらでまとめをしてみます。
当初合った話は
> > 遅まきながら兵力分散の愚に気づいたと見えます
> 兵力分散はラインハルトも同じだろ?いくら補給
> 不足で衰弱しているとはいえ、同盟が動員した八個
> 艦隊各艦隊に対して、バカ正直に配下の九個艦隊を
> 一個艦隊ずつぶつけてどうする?先鋒の第5、第10、
> 第13艦隊に対して三個艦隊ずつ割り振った方が効率
> がよかろうに。
でありました。
これについては「3倍の戦力を集中してまず同盟の3個艦隊を叩いて以後を迎えるより、全戦線での一斉攻撃の方がより大きな戦果を出せるので、集中策はこのケースではgoodな作戦とは言えない」というところに落ち着いたようです。