- 親記事No.6814スレッドの返信投稿
- board4 - No.6846
Re:戦略もクソも無いですが
- 投稿者:不沈戦艦
- 2006年03月18日(土) 18時25分
> 久々にここの掲示板に動きがあって嬉しく思います。
>
> さて、私はヒルメス王子がザッハーク復活時の肉体となる、と勝手に予想していたんですが。
>
> 蛇王の力がどの程度のものかは不明ですが、ミスルの国力にヒルメスの知略、蛇王の力が合わさればパルス打倒も可能になる・・・んでしょうか?
>
そうじゃなくて、アンドラゴラスなのでは?死体奪って行きましたから。
「蛇王と化した父と戦い、勝って乗り越える」ということにするんでしょうね。
前回は「ルシタニア王の横槍」で父子対決は回避されましたけど、今度は
姿は父でも中身は蛇王という訳ですから、いくらアルスラーンでも躊躇なく
戦うでしょう。
- 親記事No.6814スレッドの返信投稿
- board4 - No.6847
Re:戦略もクソも無いですが
- 投稿者:ROM
- 2006年03月19日(日) 01時17分
今原作が手元に無くて確認できないのですが、アンドラゴラスは尊師の復活用だったと記憶していたんですが。
そう言われてみると、尊師はトュラーンの誰それの肉体を使用していたような気もします。
- 親記事No.6814スレッドの返信投稿
- board4 - No.6848
お題を……
- 投稿者:イージーライダー
- 2006年03月19日(日) 13時30分
出したまま、放置してしまいスミマセン。
なるほど、なるほど……みなさん、やはりお好きなんですね(笑)
遅ればせながら参加させていただきます。
どなたかがおっしゃっていましたが、暗殺……身もふたもない言い方ですが、“アルスラーン王朝”を窮地に追い込むには、やはり本人を暗殺するのが、一番の早道でしょうね。
おそらく文中にもあったでしょうが、かろうじて王位継承にこぎつけたものの、彼には正当な後継者がいない。いやでも、跡目をめぐって国内は紛糾するでしょうから。
それから、隣国をたきつけるというのも、アリでしょうね。たしかに国土が広いというのは、連係が難しくなるきらいはあるでしょうが、逆に言うと各敵国同士の利害が重ならないともいえます。
広大なパルスの土地全部を欲するのは、現支配者のなかにはいないでしょう。現実的には、領地の一部割譲や通商の権利といったところが狙いでしょうから。
少なくとも二カ国をなんとか動かせば、後は勝手にその他の国も動き出すんじゃないかな。
まあ、どうやってと言われると具体案はないんですけどね。
- 親記事No.6814スレッドの返信投稿
- board4 - No.6849
Re:アルスラーンを討つ!
- 投稿者:たかし
- 2006年03月20日(月) 12時05分
今更ながら参加させて頂きます。
私がヒルメスならナルサスをおびき寄せてブルハーンと二人がかりで殺します。
その後、他国と呼応して攻め込めばパルスは滅ぼせるかと。
……言うほど簡単に出来るとは思えませんが。
他国と連携しても強固な信頼関係がない限り、ナルサスに逆手に取られるのが目に見えてますしね。
確かにパルスは強すぎます。
もっともこれくらいでないと蛇王の軍勢に対抗出来ないのかも知れませんね。
-
- board4 - No.6854
同盟の国力
- 投稿者:珍迷怪
- 2006年03月29日(水) 12時35分
はじめまして、珍迷怪と申します。
ウィキペディアにリンクが貼ってあったので覗いてみたんですが……、すごいコンテンツ量ですね!
読み終わるのに2週間近くかかりました…。おかげでここん所寝不足です。
管理人さん、どうしてくれるんですか。(笑)
……えー、冗談はともかくとして、『ザ・ベスト』や『考察シリーズ』で皆様が論じておられましたが、銀英伝の同盟の国力の疲弊…、確かにナゾですねぇ……。
イゼルローン攻撃の損害だけでは説明が付かないし……。
……ポク、ポク、ポク、 !! チーーーン!
こんな考え方はどうでしょう?
『本編ではサッパリ描写されていないが、実は帝国軍は同盟領内で大規模、かつ恒常的な通商破壊戦を実施していた。』
というのは?
- 親記事No.6827スレッドの返信投稿
- board4 - No.6856
お返事ありがとうございます。
- 投稿者:こまい
- 2006年04月03日(月) 15時26分
>「銀英伝ではまったが、のデタラメさで醒めた」という人が多いと思いますよ。最近の若い人はどうなんでしょうか?
私の周りでは、創竜伝の文庫から入った友達が多かったみたいです。
(絵がかわいかったから。)
お返事ありがとうございました。
これからもこのサイトを楽しみに読んでいこうと思ってます。
それではまた。
-
- board4 - No.6882
このところ
- 投稿者:花作卯八
- 2006年04月24日(月) 07時19分
ホームページにずっとアクセスできないみたいですが、もしかして閉鎖ですか?
それとも単なるサーバーの不調かな?
前者なら寂しいなあ。
-
- board4 - No.6883
銀英伝は三国志のパクリ
- 投稿者:考察
- 2006年04月25日(火) 14時29分
前々から思ってたんだけど、帝国、同盟、フェザーンって魏呉蜀の三国の模倣。漢の最盛期に4000万だった中国の人口が三国の時代が終わって晋の国に統一された時、700万くらいになったらしいんだけど、銀英伝序章には帝国の最盛期に3000億だった疲弊して400億になったとある。
漢の皇帝を傀儡にして実権を握った曹操とゴールデンバウム皇帝を傀儡にしたラインハルトはあまりにも似ている。
人材が豊富だった魏に比べ呉蜀は暗君が君主となり国が乱れる。トリューニヒトやルビンスキーがそれに該当するかどうかはさて置き、同盟はヤンの軍以外に人がいないように見える。フェザーンに限ってはよく国として成り立ってるなと思うほど人が見えてこない。
ヤンは孔明でユリアンは差し詰めキョウイってとこか
この作品が三国志の影響下にあるのは間違いないと思われるのだが…
-
- board4 - No.6888
サイト移転について【重要】
- 投稿者:本ページ管理人
- 2006年04月27日(木) 17時38分
ここしばらくサイトにアクセスしづらい不具合が発生していたため、サーバ運営会社の方に善処を依頼しておりましたが、このたびサーバ運営会社より匙を投げる旨の報告を受けました(下記参照)。
そのため、メインコンテンツのサイトを別サーバに移動することになりました(URLが変更になります)。
新URL
ttp://tanautsu.la.coocan.jp/
皆様にはご迷惑とお手数をおかけし恐縮ですが、事情をご理解のほど、何卒よろしくお願いいたします。
※下記サーバ運営会社の説明では今月いっぱいとなっておりますが、事実上、最早つながらない状態になっています。
☆☆☆────────────────────────────☆
☆☆ 「100円ホスティング」サポートデスクからのご連絡
☆──────────────────────────────☆
お客様各位
この度は、長期間に渡りご迷惑をお掛けいたしまして誠に申し訳ございませんで
した。
念のため4月5日以降に解約申請をなされたお客様にもこのメールは送信されてお
ります。
4月5日に管理パネルのバージョンアップ等を行い、本日までサーバーを安定さ
せる事に全力を傾けて参りましたが、旧URLとMAILアドレスを使ったアッ
プグレードに失敗いたしました。2週間経とうとしておりますが改善の見込みが
立ちません。
最善を尽くしましたが、サービスを提供してゆくことが非常に困難であると判断
したため今月末日を持ちまして100円ホスティングの閉鎖及びサービスを停止
いたします。
長い間ご利用いただきまして誠に残念ではございますがご了承ください。
尚、XOOPSホスティングと専用サーバーに関しましては特殊なパネルは使っ
ておりませんので受け入れ先を検討しております。価格的な交渉が完了いたしま
したならご案内申し上げます。別途ご連絡申し上げますので暫くお待ちください。
このようなご報告をしなければならなくなりましたことを深くお詫び申し上げま
す。
誠に申し訳ございませんでした。
※カード決済に関しましては、4月18日にサービスの停止が決定いたしました
ので4月19日以降の決済は一切行われません。カード会社様からの請求に関し
ましてはお客様と各カード会社様との取引内容により違います。
100円ホスティング:サポートデスク
--
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- board4 - No.6898
パエッタは有能?
- 投稿者:葵
- 2006年06月04日(日) 18時35分
ttp://www.geocities.jp/adm_paetta/index.html
ここのサイトの管理人はパエッタを有能といってはばかりませんが、皆様はどう思われますか?
私には、彼は有能とは思えないのですが。
特にアスターテ会戦でも敗北がそれを証明しています。
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- board4 - No.6918
ドヴィリエの最後について
- 投稿者:四誌
- 2006年06月14日(水) 15時50分
初めて書き込みます。四誌と申します。
原作小説は熟読しました。(徳間ノベルズ)
OVAをはじめて見たとき、疑問に思ったので書き込みました。
このサイトで既出かもしれませんが、地球教大司教ドヴィリエの最後に納得がいきません。つまり彼が危険を冒してまで自ら皇帝暗殺を実行した事が納得できないのです。OAVにて、彼が地球教徒になったのは。信仰なのではなく、自らの野心(自らの栄達でしょう)の為に教団を利用したこと。さらに総大主教が死んでも、替え玉を用意して他の信者には秘密にしていた狡猾さからして、わざわざリスクを犯して、皇帝を襲撃するとは思えません。
物語を完結する為に半ば強引に死んでもらった感がぬぐえません。
もっともルビンスキーの死や地球教の最後もかなりあっさりしていると思います。構想上、詳細に描ききれなかった(時間やページ数などで)のだと思います。
-
- board4 - No.6920
はじめまして
- 投稿者:piro
- 2006年06月15日(木) 07時08分
はじめまして、piroと申します。
こちらのHPの存在は以前から知ってはいたのですが、
今日、はじめて全部読ませていただきました。
大変感銘を受けたので、書き込みさせていただきます。
私が田中芳樹作品をはじめて読んだのは小学生のときで、
当時無知で影響を受けやすかった私はすっかり
田中思想に染まってしまいました。
しかし、高校生のときから違和感を覚え始め、
現在はほとんど読んでいない状況です。
こちらのHPは、私の感じていた違和感をはっきりと
言葉に表していて、感動してしまいました。
彼がどのような政治思想を持とうが勝手ですが、
それを多くの人が読んでいる小説に反映させ、
物語の筋道を捻じ曲げてしまっていいものではないと
私も思います。私は田中氏のファンでしたから、
彼の小説が歪曲され、おかしな方向に進んでいくのが
とても悲しいのです。田中氏はエッセイストではなく
小説家なのだから、その小説を責任を持って
筋道立てて書いていくべきでしょう。
彼ほど多くの読者を抱えているのですからなおさらです。
私のように悲しんでいるファン(元ファン)も
多かろうと思います。
長くなりましたが、これからも応援しています。
どうぞよしなに。
- 親記事No.6918スレッドの返信投稿
- board4 - No.6926
Re:ドヴィリエの最後について
- 投稿者:盗塁王赤星
- 2006年06月19日(月) 06時55分
> 物語を完結する為に半ば強引に死んでもらった感がぬぐえません。
そのとおりだと思います。
ドヴィリエってヤン暗殺という大金星を挙げながら、結局ケレンが過ぎてなんにも出来なかった変なキャラクターですよね。
おっしゃるようにルビンスキーも、さらにはオーベルシュタインも、なんか歳末売り尽くしセール的にばたばたと死んでいって、最初に10巻を読んだときは「風呂敷畳むのに苦労してるなあ」と感じたものでした。
もっとも畳む気すらない最近の田中氏に比べれば随分良心的だったと思いますけど(笑)。
-
- board4 - No.6929
初めて送らせてもらいます
- 投稿者:柊堂風都
- 2006年06月22日(木) 15時04分
創竜伝が批判対象小説というのを初めて知りました。人づてで聞いた事はあるけど・・・
最初に読んだのが中学1年の時だったから、とても内容が難しく思えました。読んでいくうちにその面白さに夢中になり、好きな小説のひとつです。
成長するにしたがい、成人して改めて創竜伝を読んでみると、確かに批判してしまうう内容ではあると感じた。けど、創竜伝の世界が好きな僕としては批判するくらいなら読まなければいいのではないか?おもいますよ。それに、政治家や警察が腐敗してるじゃないか!
- 親記事No.6918スレッドの返信投稿
- board4 - No.6932
Re:ドヴィリエの最後について
- 投稿者:ケイ
- 2006年06月23日(金) 12時43分
> 初めて書き込みます。四誌と申します。
>
> 原作小説は熟読しました。(徳間ノベルズ)
> OVAをはじめて見たとき、疑問に思ったので書き込みました。
>
> このサイトで既出かもしれませんが、地球教大司教ドヴィリエの最後に納得がいきません。つまり彼が危険を冒してまで自ら皇帝暗殺を実行した事が納得できないのです。OAVにて、彼が地球教徒になったのは。信仰なのではなく、自らの野心(自らの栄達でしょう)の為に教団を利用したこと。さらに総大主教が死んでも、替え玉を用意して他の信者には秘密にしていた狡猾さからして、わざわざリスクを犯して、皇帝を襲撃するとは思えません。
> 物語を完結する為に半ば強引に死んでもらった感がぬぐえません。
> もっともルビンスキーの死や地球教の最後もかなりあっさりしていると思います。構想上、詳細に描ききれなかった(時間やページ数などで)のだと思います。
確かにそれまでの己は表に出ないスタイルのドヴィリエにしては
お粗末だったと思いますね~。
個人的には本人は実戦に出たくなかったが策謀ことごとく失敗or裏目に出てるケースもあるし、残存信者を抑えきれるだけの力が無く嫌々前線に出ざるを得なくなったと考えたりしました。
- 親記事No.6918スレッドの返信投稿
- board4 - No.6938
Re:ドヴィリエの最後について
- 投稿者:S.K
- 2006年06月24日(土) 13時00分
> 初めて書き込みます。四誌と申します。
>
> 原作小説は熟読しました。(徳間ノベルズ)
> OVAをはじめて見たとき、疑問に思ったので書き込みました。
>
> このサイトで既出かもしれませんが、地球教大司教ドヴィリエの最後に納得がいきません。つまり彼が危険を冒してまで自ら皇帝暗殺を実行した事が納得できないのです。
キュンメル事件で銀河統一帝国を成立させつつあるラインハルトに正面から公敵扱いされて艦隊や憲兵隊に掃討されまくる展開が6巻以降でしたから、正直『人材が払底した』と言われても多分に事実かと思われます。
心身の病人や麻薬中毒者までテロ活動に使用していた状況では、皇帝
暗殺でさえドヴィリエ以外に実働指揮官がいなくてもそこそこ不思議もないのではないでしょうか。
『詰め込んだ所為で説得力に欠ける出来』という評価は多分正しいでしょう。
でも盗塁王赤星さんもおっしゃってましたが『勢いが大事な事象もあ
り完遂したのは立派』というのも確かです。
>OAVにて、彼が地球教徒になったのは。信仰なのではなく、自らの野心(自らの栄達でしょう)の為に教団を利用したこと。さらに総大主教が死んでも、替え玉を用意して他の信者には秘密にしていた狡猾さからして、わざわざリスクを犯して、皇帝を襲撃するとは思えません。
> 物語を完結する為に半ば強引に死んでもらった感がぬぐえません。
> もっともルビンスキーの死や地球教の最後もかなりあっさりしていると思います。構想上、詳細に描ききれなかった(時間やページ数などで)のだと思います。
この掲示板で一番顕著な例に挙がったのは9巻の『ロイエンタール成り行きで叛乱(しかも未練がましい)』でしょうか。
ルビンスキーあたりも『頭が病気の老犯罪者』で終わってしまって
拍子抜けしたおぼえがあります。
- 親記事No.6918スレッドの返信投稿
- board4 - No.6940
Re:オーベルシュタインの最後について
- 投稿者:不沈戦艦
- 2006年06月24日(土) 13時52分
> > 物語を完結する為に半ば強引に死んでもらった感がぬぐえません。
>
> そのとおりだと思います。
> ドヴィリエってヤン暗殺という大金星を挙げながら、結局ケレンが過ぎてなんにも出来なかった変なキャラクターですよね。
>
> おっしゃるようにルビンスキーも、さらにはオーベルシュタインも、なんか歳末売り尽くしセール的にばたばたと死んでいって、最初に10巻を読んだときは「風呂敷畳むのに苦労してるなあ」と感じたものでした。
個人的には、オーベルシュタインの死は違和感ありまくりでしたね。「えっ!何でこのキャラを、唐突にここで殺さないといけないの?!」と、本気で思いましたもん。どっちにしたって銀英伝は10巻でおしまいで、ラインハルトは死んでもローエングラム王朝は生き残るという展開になるんですから、どんづまりの最後の局面でオーベルシュタインを死なせなければならない理由は特にないでしょう。未だに、この「オーベルシュタインの死」は、意味がないと思っているくらいですよ。
- 親記事No.6918スレッドの返信投稿
- board4 - No.6944
Re:オーベルシュタインの最後について
- 投稿者:盗塁王赤星
- 2006年06月26日(月) 06時54分
『オーベルシュタインはなぜ死なねばならなかったか』
これは考えてみるとちょっと面白いですね。
銀英伝が全12巻で、田中芳樹が収束部をもっと余裕をもって書くことができたとしても、小説的因果の帰結としてドヴィリエやルビンスキーは死なねばならなかったことは確実です。
一方オーベルシュタインはどうか?
これは小説の展開の問題というより、田中氏の思想の問題のような気がするのですね。
田中氏はオーベルシュタインというキャラクターについて、その役割を大久保利通やKGB初代長官ジェルジンスキーに擬して、歴史上必要になることもあるといいつつも、「『国家にとって必要悪』と言ってしまえるほど僕は国家というものを信じていない」と述べています。(徳間デュアル文庫版、「回天編・下」巻末インタビュー)
つまり本質的に田中氏はオーベルシュタインという人物の政治的な役割をあまり認めていない、というより好きになれないのでしょう。(キャラクターとして、ではなく)
ところが、もしラインハルトの死後、オーベルシュタインが生き残ったとすると、下手をすると「銀河英雄伝説」という小説の最後の勝者はオーベルシュタインであった、ということになりかねない。
容易に予想できる展開として彼は術数を用いて皇后の政治的影響力を排除、幼帝を利用してより効率的で、公平無私で、冷酷非情な帝国を築き上げるでしょう。
バーラト星系自治政府は討伐されるか内部崩壊に導かれるか…もともと皇帝の義侠心と自尊心によってのみその存立が許されているような脆弱な政府ですから、オーベルシュタイン主導の帝国にとってその崩壊は容易いことでしょう。
かくて宇宙ははた迷惑な英雄たちのくびきから解き放たれ、平和な黄金時代を迎えることとなった…『伝説が終わり、歴史が始まる』(笑)。
まあオーベルシュタインには人望がありませんから、そんな展開にはならず逆に皇帝忠誠派から排除されるという可能性も大きいのですが、ただオーベルシュタインの場合、その政治思想がわりとはっきりしていてわかりやすいためにその後の展開が予想しやすいのですね。
ヒルダの…というよりラインハルトの政治思想というのは結局はっきりしなかったわけですから。
しかし田中氏としてはロマンあふれる天才たちがさんざん戦った挙句勝ち残ったのは「超現実主義」のオーベルシュタインであった、などという帰結は認められないものだったのでしょう。私だって嫌だ(笑)。
というわけで、オーベルシュタインはその活躍の舞台が銀河『英雄』伝説であったために夭折しなくてはならなかった、というところじゃないでしょうか。合掌
-
- board4 - No.6945
面白いです
- 投稿者:石
- 2006年06月27日(火) 05時14分
HPを拝見させていただきました
私は銀河英雄伝説しか読んでません
この小説は内容も面白く読んだし 歴史上の逸話などを推察するのも楽しかった
しかし創竜伝などには腐臭を感じてしまい途中から読んでいません
単純に理由を言えば
1.悪役の思考が単純すぎて面白くない
2.悪乗りしすぎな表現が嫌い
でした
毒も目的があって適量処方すれば薬にもなるのですが....残念です
- 親記事No.6945スレッドの返信投稿
- board4 - No.6946
どうしちゃったんでしょうね
- 投稿者:石
- 2006年06月27日(火) 08時54分
投稿も一通り流してよんで見ました
正直な感想「ど....どうしちゃったのよ」です
たぶん 皆様は継続して見ているからそうは思わないのでしようけれど
途中で腐臭を感じて読むのを止めた私にとっては
本当に同じ作者なのかと疑いたくなります
歴史の逸話を物語のスパイスとするだけなら面白いでしょう
全てが架空の中に現実の出来事がタイミング良く入ると面白いものです
ヤンの叛乱予測など井上成っぽくて好きです
しかし現代の動きや歴史の表面だけを見て 小説内で批判するのは如何なものかねぇ
かなり考察して相当の時間をかけてもまだ足りない事を 軽く話題にしてしまう
そんな姿勢であれば 今後も読む気にはなりませんね
- 親記事No.6918スレッドの返信投稿
- board4 - No.6948
Re:オーベルシュタインの最後について
- 投稿者:ナヴァロン
- 2006年07月01日(土) 09時13分
初めての投稿になります。
> 『オーベルシュタインはなぜ死なねばならなかったか』
> これは小説の展開の問題というより、田中氏の思想の問題のような気がするのですね。
思想性もあるかもしれませんが、あの状況でオーベルシュタインが存命していると新生銀河帝国が崩壊しちゃいそうなのが読者に容易に想像できてしまっうからじゃないでしょうか。
> 容易に予想できる展開として彼は術数を用いて皇后の政治的影響力を排除、幼帝を利用してより効率的で、公平無私で、冷酷非情な帝国を築き上げるでしょう。
> まあオーベルシュタインには人望がありませんから、そんな展開にはならず逆に皇帝忠誠派から排除されるという可能性も大きいのですが、
人望のないオーベルシュタインが幼帝を盾に専横を極めたら、間違い無く諸侯が反乱起こすと思います。そして再び動乱の時代に (笑)
もともとラインハルト軍団はトップのカリスマで維持されていた集団ですから、ラインハルトが死んだらバラバラになりそうなことはバーミリオン海戦でのヤン構想からも明らかです。その後、子供が生まれはしましたが、能力主義で成り上がってきたメンバーなので息子が無能だったらどうなることか…。
ヴォルフが宰相になったラストは、秀吉死後に前田利家政権になったような状況ですかね。利家の場合は秀吉の後を追うようにすぐ亡くなり、家康が成り代わった訳ですけど。ロイエンタールを殺したのは、そういう展開を予想させたくなかったからなのかな。
> しかし田中氏としてはロマンあふれる天才たちがさんざん戦った挙句勝ち残ったのは「超現実主義」のオーベルシュタインであった、などという帰結は認められないものだったのでしょう。私だって嫌だ(笑)。
三国志の勝利者は司馬懿、源平は頼朝(北条氏か ?)、戦国時代も秀忠が勝利者ですからねぇ(家康は大坂の陣後、すぐ没)。現実にロマンがない分、創作物はロマン重視で構わないかと。
- 親記事No.6918スレッドの返信投稿
- board4 - No.6950
Re:オーベルシュタインの最後について
- 投稿者:S.K
- 2006年07月02日(日) 05時34分
> > 『オーベルシュタインはなぜ死なねばならなかったか』
> > これは小説の展開の問題というより、田中氏の思想の問題のような気がするのですね。
>
> 思想性もあるかもしれませんが、あの状況でオーベルシュタインが存命していると新生銀河帝国が崩壊しちゃいそうなのが読者に容易に想像できてしまっうからじゃないでしょうか。
>
キャラクター描写の側面もあるのではと思いますね。
他人がどう思っていようと当人的にはラインハルトの部下である事で
人生をやりつくしたと考えたとか。
『公の人』である事は疑いないでしょうがゴールデンバウム王朝が憎い
と断言したりフェルナー相手にミッターマイヤーの高潔さを評価してみ
せたり『私』が絶無な人間でもなかったでしょうから。
> しかし田中氏としてはロマンあふれる天才たちがさんざん戦った挙句勝ち残ったのは「超現実主義」のオーベルシュタインであった、などという帰結は認められないものだったのでしょう。私だって嫌だ(笑)。
>
ファンも多いんですけどねえ参謀長閣下(笑)。
-
- board4 - No.6952
創竜伝と同レベルの電波
- 投稿者:ガマ
- 2006年07月08日(土) 00時35分
「選挙を待たずに与野党逆転」
「アジア外交の失敗は靖国参拝が原因」
「アラブの原油をパイプラインで中国や北朝鮮に輸送」
「拉致被害者……返してくれるかな?」
「脱アメリカ――!!」
ttp://samuraimoon.blog67.fc2.com/blog-category-7.html
週刊誌に連載されているので、創竜伝と同レベルの電波が毎週コンスタントに楽しめます。
-
- board4 - No.6957
このサイトちらっと見たけど
- 投稿者:たけ
- 2006年07月11日(火) 10時07分
やっぱどこでもそうだけどファンになるほど完璧を求めちゃうのかな。
冒険風ライダーて人が一番考察してるみたいだけど銀英伝のくだり
とか見てたら何を求めてるのかわからなくなるほど矛盾を探すこと
に熱中してるしw
角をためて牛を殺す、てことわざを教えてあげたい
- 親記事No.6957スレッドの返信投稿
- board4 - No.6960
どうせなら
- 投稿者:不沈戦艦
- 2006年07月17日(月) 12時49分
> やっぱどこでもそうだけどファンになるほど完璧を求めちゃうのかな。
> 冒険風ライダーて人が一番考察してるみたいだけど銀英伝のくだり
> とか見てたら何を求めてるのかわからなくなるほど矛盾を探すこと
> に熱中してるしw
> 角をためて牛を殺す、てことわざを教えてあげたい
どうせなら、ちらっとではなく、ちゃんと読んでくださいね。「ちらっと見て書き逃げ」じゃ、あまり意味はないでしょう。
それと、煽りをしたいだけなら、ここではなく2chラノベ板の田中芳樹スレにでも行けばいいでしょう。
- 親記事No.6918スレッドの返信投稿
- board4 - No.6961
Re:オーベルシュタインの最後について
- 投稿者:不沈戦艦
- 2006年07月17日(月) 12時56分
> > > 『オーベルシュタインはなぜ死なねばならなかったか』
> > > これは小説の展開の問題というより、田中氏の思想の問題のような気がするのですね。
> >
> > 思想性もあるかもしれませんが、あの状況でオーベルシュタインが存命していると新生銀河帝国が崩壊しちゃいそうなのが読者に容易に想像できてしまっうからじゃないでしょうか。
> >
>
> キャラクター描写の側面もあるのではと思いますね。
> 他人がどう思っていようと当人的にはラインハルトの部下である事で
> 人生をやりつくしたと考えたとか。
> 『公の人』である事は疑いないでしょうがゴールデンバウム王朝が憎い
> と断言したりフェルナー相手にミッターマイヤーの高潔さを評価してみ
> せたり『私』が絶無な人間でもなかったでしょうから。
「オーベルシュタイン生き残り」で「新銀河帝国崩壊」って、どんなシチュエーションになるんですかね?人望がないということで生き残った重臣全員に反対派に回られてしまい、自分が理想とする政策が行えないような状況になってしまった場合、オーベルシュタインならあっさり見切りをつけて引退してしまうのではないかと。オーベルシュタインの人生を賭けた目的は「ゴールデンバウム王朝の滅亡」であって、「新帝国の建設」ではないですからね。
> > しかし田中氏としてはロマンあふれる天才たちがさんざん戦った挙句勝ち残ったのは「超現実主義」のオーベルシュタインであった、などという帰結は認められないものだったのでしょう。私だって嫌だ(笑)。
> >
> ファンも多いんですけどねえ参謀長閣下(笑)。
「作者が嫌っている」っつーだけですか。それもあまりに気の毒な気が。
- 親記事No.6918スレッドの返信投稿
- board4 - No.6966
Re:オーベルシュタインの最後について
- 投稿者:四誌
- 2006年07月29日(土) 13時39分
オーベルシュタインの死の必然性について結構議論されてますね。劇中オーベルシュタインが言ったように「光には影がしたがう」、彼の存在はラインハルトのアンチテーゼだと思うのです。ラインハルトの行動はドラマスティックですが、多数の人間を死地に追い込んでいる事実に変わりはありません。オーベルシュタインの言動はラインハルトの言動のツッコミであったのだと。作者の注釈でもあったとおもいます。別の角度で見るとこうなるのだと。その意味で光が消えれば影は無くなるのは自然だと思います。
- 親記事No.6918スレッドの返信投稿
- board4 - No.6967
Re:オーベルシュタインの最後について
- 投稿者:S.K
- 2006年07月29日(土) 18時54分
> 彼の存在はラインハルトのアンチテーゼだと思うのです。
「アンチテーゼ」と言うよりは「現実性」だと思います。
>ラインハルトの行動はドラマスティックですが、多数の人間を死地に追い込んでいる事実に変わりはありません。オーベルシュタインの言動はラインハルトの言動のツッコミであったのだと。作者の注釈でもあったとおもいます。別の角度で見るとこうなるのだと。
ラインハルトに知らなかったと言わせない事で、ラインハルトを無責任
と断罪される事から救っている側面もあるでしょう。
-
- board4 - No.6971
まずは自分を振り返るべきでは?
- 投稿者:落選さん
- 2006年08月06日(日) 23時40分
>けど、創竜伝の世界が好きな僕としては批判するくらいなら読まなければいいのではないか?おもいますよ。
これに関しては既出なので割愛しますが、
>政治家や警察が腐敗してるじゃないか!
具体的な例(勿論その例が一般的でないといけません)や根拠を示さないと、ただのイメージで物をいってるのと変わりなく、何の説得力を持ちません。
成人されているなら分かりますよね。
- 親記事No.6929スレッドの返信投稿
- board4 - No.6974
Re:初めて送らせてもらいます
- 投稿者:不沈戦艦
- 2006年08月12日(土) 18時02分
> 創竜伝が批判対象小説というのを初めて知りました。人づてで聞いた事はあるけど・・・
> 最初に読んだのが中学1年の時だったから、とても内容が難しく思えました。読んでいくうちにその面白さに夢中になり、好きな小説のひとつです。
> 成長するにしたがい、成人して改めて創竜伝を読んでみると、確かに批判してしまうう内容ではあると感じた。けど、創竜伝の世界が好きな僕としては批判するくらいなら読まなければいいのではないか?おもいますよ。それに、政治家や警察が腐敗してるじゃないか!
>
>創竜伝の世界が好きな僕としては批判するくらいなら読まなければいい
ここでは散々言われていることですが、このような方には、
「それだったら、あなたも批判するくらいなら、このHPを読まなければいいでしょ。『批判するくらいなら読まなければいい』と言っている本人が、自らその主張を踏みにじってどうするつもりですか?」
でお話は終わりになってしまうんですよ。
>政治家や警察が腐敗
具体的な指摘がなければ、単なる誹謗中傷ですね。「成人してから」とおっしゃる割には、中学高校レベルからの進歩があまりないように見受けられますねぇ。
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- board4 - No.6986
あの・・・・
- 投稿者:TIN
- 2006年08月22日(火) 03時28分
不沈さんも、相手を煽るような発言はやめたほうがよいかと。
客観的に見ると、ただの言い合いにしかみえないし、無駄に争いを拡大させる危険を増大させているだけに思えます。
- 親記事No.6957スレッドの返信投稿
- board4 - No.6987
Re:どうせなら
- 投稿者:TIN
- 2006年08月22日(火) 03時33分
煽りに見えるかもしれませんが、これ意見も的を射てますよ。
客観的に見たところ、議論という名で包んだ「喧嘩」も多いですし、不必要に相手を煽る発言が非常に目立ちます。
ここが少し閉鎖的になのは、それが理由だと思います。これでは、新しい人が入ってこれないですよ。
- 親記事No.6957スレッドの返信投稿
- board4 - No.6990
Re:どうせなら
- 投稿者:S.K
- 2006年08月23日(水) 11時23分
> 煽りに見えるかもしれませんが、これ意見も的を射てますよ。
> 客観的に見たところ、議論という名で包んだ「喧嘩」も多いですし、不必要に相手を煽る発言が非常に目立ちます。
ドリトル先生じゃないんですから躾や尻クセの悪いイキモノは蹴るしかないでしょう。
> ここが少し閉鎖的になのは、それが理由だと思います。これでは、新しい人が入ってこれないですよ。
新しいというだけで昆虫以下の馬鹿と対話したい人がそんなに多いんでしょうか?
- 親記事No.6957スレッドの返信投稿
- board4 - No.6993
Re:どうせなら
- 投稿者:平松重之
- 2006年08月23日(水) 16時18分
初めまして。横からですが意見を少々。
<不沈さんも、相手を煽るような発言はやめたほうがよいかと。
客観的に見ると、ただの言い合いにしかみえないし、無駄に争いを拡大させる危険を増大させているだけに思えます。>
< 煽りに見えるかもしれませんが、これ意見も的を射てますよ。
客観的に見たところ、議論という名で包んだ「喧嘩」も多いですし、不必要に相手を煽る発言が非常に目立ちます。>
個人的な意見としては、上記の文章はどうも抽象的で具体性を欠いているように見えます。これでは相手や第三者の共感や理解は得がたいのではないかと。
また、「不必要に相手を煽る発言」についてですが、ここの管理人さんは、掲示板上での罵倒や論調などの取り扱いについては下記のコンテンツで述べておられます。まずは掲示板管理者のスタンスを把握なさった方がよろしいのでは?
ttp://tanautsu.la.coocan.jp/the-best00_01_12_a.html
TINさんには不沈戦艦さんの文章が「不必要に相手を煽る発言」にお見えになられるのかもしれませんが、少なくともここの管理人さんは許容なさっておられますよ(広告目的の書き込みは定期的に削除されていますが、それでも不沈戦艦さんへの書き込みに対してはノータッチです)。
まあ、とりあえずはTINさんもたけさんも柊堂風都さんもトップページにあるFAQを熟読なさるのがよろしいかと。抱いていらっしゃる疑問などに対する一定の回答は得られると思いますので。
<ここが少し閉鎖的になのは、それが理由だと思います。これでは、新しい人が入ってこれないですよ。>
「新しい人が入ってこれない」事については、かつて(おそらくは現在も)管理人さんも懸念なさっておられます↓
ttp://tanautsu.la.coocan.jp/the-best00_01_12_b.html
確かにこれに関しては管理人さんのみならず、タナウツ常連諸氏(自分も一応その一人?)も留意すべき事項だと思います。
同時に、新規参加を希望する方々にも相応の用意と心構えが必要なのではないかと思います。少なくとも「FAQなどを閲覧しタナウツのスタンスなどをある程度は把握する」位の事はなさるべきではないかと。