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投稿ログ393 (No.7112 - No.7154)

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board4 - No.7112

Re:創竜伝3 考察8

投稿者:S.K
2006年10月27日(金) 17時10分

> はじめましてです。
 はじめまして。

> 少なくとも90式は(正面装甲は)計算上120mm砲を7発たえられるように設計してあり、「兵器として本末転倒」な兵器ではないです。

 あれは「自衛隊」「エアコン」という単語で色眼鏡スイッチの入った
田中先生の脳内90式で現実の90式は引き合いに出されて可哀想、という
結論だったかと考えております。

board4 - No.7113

妄想?現実?

投稿者:三毛招き
2006年10月28日(土) 11時02分

確かに「創竜伝に出てきた戦車は架空の戦車でありそのことを批判すべきでない」という意見もあるようです。
しかし田中先生はそのあとに
<もう一歩、踏みこんで考えれば、こんな戦車を発注する自衛隊も、生産する兵器産業のほうも、真剣に戦争する気はなく、巨額の軍事予算を仲よく分配して共存共栄しているというわけではあるが。>
と続けています。
これは架空の戦車であれば自分の妄想を根拠に自衛隊と軍需産業を批判していることになり、とてもではありませんが、批評として正しい道を踏み外しています。
また、もしあれが本当の90式だったならば田中先生は十分な考察も資料も無く90式を無能と決め付けたことになり、創作に関わるものとして風上にも置けないと思います。

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board4 - No.7114

Re:創竜伝3 考察8

投稿者:三毛招き
2006年10月28日(土) 11時05分

確かに「創竜伝に出てきた戦車は架空の戦車でありそのことを批判すべきでない」という意見もあるようです。
しかし田中先生はそのあとに
<もう一歩、踏みこんで考えれば、こんな戦車を発注する自衛隊も、生産する兵器産業のほうも、真剣に戦争する気はなく、巨額の軍事予算を仲よく分配して共存共栄しているというわけではあるが。>
と続けています。
これは架空の戦車であれば自分の妄想を根拠に自衛隊と軍需産業を批判していることになり、とてもではありませんが、批評として正しい道を踏み外しています。
また、もしあれが本当の90式だったならば田中先生は十分な考察も資料も無く90式を無能と決め付けたことになり、創作に関わるものとして風上にも置けないと思います。

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board4 - No.7115

すいません、間違えました。

投稿者:三毛招き
2006年10月28日(土) 11時07分

創竜伝3 考察8
にたいする変身のつもり抱きました。

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board4 - No.7116

Re:妄想?現実?

投稿者:S.K
2006年10月28日(土) 16時29分

> 確かに「創竜伝に出てきた戦車は架空の戦車でありそのことを批判すべきでない」という意見もあるようです。

 一応確認しておきますが7112がその上記意見と思った訳では
ないでしょうね?
 あれは
「もし何かのフィクションに『田中芳樹という名前の頭髪の薄い
SF作家が卑劣な変態性欲者として登場するの知ったら田中先生
は笑って『フィクションはしょうがない』では済ませないだろう」
という内容なのですけれど?
後主張の是非はともかく見当違いのレスは「言いたい事だけ言って
他人の話は聞こえない」みたいに見えますが如何でしょう。

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board4 - No.7117

Re:妄想?現実?

投稿者:三毛招き
2006年10月28日(土) 17時11分

>  一応確認しておきますが7112がその上記意見と思った訳では
> ないでしょうね?
>  あれは
> 「もし何かのフィクションに『田中芳樹という名前の頭髪の薄い
> SF作家が卑劣な変態性欲者として登場するの知ったら田中先生
> は笑って『フィクションはしょうがない』では済ませないだろう」
> という内容なのですけれど?

いえ、もちろん違いますよ。(上文章皮肉が利いてていいですね)
ただ、そういう意見が一部ではあるようなので挙げたまでです。

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board4 - No.7118

Re:妄想?現実?

投稿者:S.K
2006年10月29日(日) 04時43分

> いえ、もちろん違いますよ。(上文章皮肉が利いてていいですね)
> ただ、そういう意見が一部ではあるようなので挙げたまでです。

 理解しました、恐縮です。

board4 - No.7119

創竜伝での失敗

投稿者:たかし
2006年11月02日(木) 13時29分

創竜伝での現実社会に対する非難めいた文の多さに辟易してます。
銀河英雄伝説やアルスラーン戦記でも似たような事は書かれてましたよね。
それがあまり気にならなかったのは、ただ非難するだけでなく教訓として扱われてたからではないかと思うんです。
創竜伝では非難の垂れ流し状態ですけど。
それが創竜伝での失敗ではないかと。

皆さんはどう思われますか?

board4 - No.7120

はじめまして、ろくでんです。

投稿者:ろくでん
2006年11月03日(金) 02時11分

はじめまして、02年ごろから@niftyのアニメフォーラム「田中芳樹会議室」で、フォーラム閉鎖後はWebフォーラムの「思い出酒場」で『銀英伝』批判を繰り返し、今年の夏にとうとう酒場から放り出されたろくでんという者です。しばらくネット上をうろうろしていたのですが、ついにここにたどり着きました。私は田中作品は『銀英伝』だけでお腹いっぱいになってしまい、他の作品にまで手を出す気になれないのですが、日本人の軍事音痴に付け込んで歪んだ政治思想を広めんかのような田中氏の姿勢には反論せずにはいられませんでした。こちらのコンテンツは大変読みごたえがあり、ここ数日寝不足がきついです。『銀河英雄伝説』の話題にしかついて行けませんがどうかお見知りおきを願います。
@niftyのフォーラム>フォーラム・サークル>エンターテインメント>アニメフォーラム>「思い出酒場」はセミオープンの掲示板ですので@niftyの会員でなくとも閲覧可能です。「銀河英雄伝説」、もしくは「ろくでん」で検索していただければ私のスタンスをご理解いただけるかと存じます。Webフォーラムも今年度末で閉鎖されることとなっておりますのでご関心のあるお方はお早めに。以上を持ちまして簡単ではございますが自己紹介とさせていただきます。

board4 - No.7121

アスターテ星域会戦

投稿者:ろくでん
2006年11月03日(金) 02時14分

アスターテ星域会戦においてラインハルトがいかに同盟軍の機先を制しようと、自軍の損害が全くの0ということはありえないだろうと思い「ランチェスターのN二乗の法則」をこの戦いに適用してみました。結果、

(20000^2-12000^2)^0.5=16000
(16000^2-13000^2)^0.5= 9327

ということで同盟第4、第6艦隊との戦闘が終わった時点でラインハルトの艦隊は1万を割り込み、艦艇1万5千を擁する第2艦隊には本来太刀打ちできないはずと言う結果になってしまいました。

アスターテ星域会戦のところを読み返してみると、なんとラインハルトでさえ会敵予想時刻の6時間前にキルヒアイスに「一杯飲まないか」などと言い出す始末で、ラインハルトでこれでは他の帝国軍人の規律の乱れはいったいどれほどのものだったのか見当もつきません(それとも惑星連邦の宇宙艦のように酔わないワインを飲んだのかな?)。

board4 - No.7122

はばたくガイエ

投稿者:ろくでん
2006年11月03日(金) 05時20分

「銀英伝考察3」、興味深く拝見させていただきました。恥ずかしながら補給の問題については全く気がつきませんでした。私が「はばたくガイエ」で気になったのはラインハルトが先にケンプとミュラーを送り、後にロイエンタールとミッターマイヤーに出征を指示している点です。これは用兵学の最も戒めるところ「兵力の逐次投入」以外の何物でもないでしょう。これが戦争の天才のすることでしょうか?兵を起こすのであれば動員可能な艦隊を全て投入するなり、超イゼルローン要塞を建造してから送り込むなりするべきでしょう。
もう一点、ロイエンタールの「大艦巨砲主義の復活にすぎない」発言。撃墜王のケンプが言うのならともかく、宇宙戦艦乗りのロイエンタールが口にするのは矛盾していませんか?人格が劣るからといって(当のロイエンタールもあまり優れた人格者とも思えませんが)その業績まで否定するのは人間としての器が小さいと言わざるを得ません。そこがラインハルトとの格の違いなのでしょうね。

board4 - No.7123

怠け根性

投稿者:ろくでん
2006年11月03日(金) 05時22分

ヤンが本気で民主共和制を擁護するのであれば引退して年金生活などといわず、ラインハルトの「自分の部下にならないか」との話に乗って配下となり、ラインハルトに共和制の利点を事あるごとに説いて聞かせるという手もあったのではないでしょうか?

board4 - No.7124

首飾り破壊作戦

投稿者:ろくでん
2006年11月03日(金) 05時48分

ヤンがアルテミスの首飾りを破壊するのに使った惑星間ラムジェットエンジンの出力を計算してみました。相対論は難しいのでニュートン力学で計算しています。

バーラト星系の星図がありませんので太陽系をモデルに選んでみました。仮に冥王星から氷塊を切り出したとすると、地球までの距離が約60億km、これを亜光速(秒速30万km)まで等加速度運動させるとすると、加速度は約750Gとなります。10億トンの氷塊を750Gで加速させるには7.5*10^12Nの推力が必要となり、これで60億km加速すると仕事量が4.5*10^25J。加速時間4万秒で仕事量を割ると出力約1.1*10^21W、これはトールハンマーの出力の100万倍にもなります。ニュートン力学でさえこれですから相対論で計算すればまた数桁数値が違ってくるはずですが、この手を使えば首飾りだけでなくイゼルローンすらも消滅させることができそうですね。1立方キロの氷塊は月面上でさえ自重で崩壊することでしょう。750Gもかけたらエンジンだけすっぽ抜けて飛んでいくのがオチのような。そもそもこのような巨大なシステム、クーデターが発生してから発注しても間に合いませんよね。だとすると民生品の転用でしょうが、同盟の技術者は何の目的があってこんなばかげた装置を製造したのでしょう?

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board4 - No.7126

Re:エンジンはそこらに転がってたんかい?

投稿者:ろくでん
2006年11月03日(金) 10時39分

umaさまはじめましてろくでんです。

> それ以前に建造を許してしまうぐらいですからリンチの入ってた捕虜収容所以上の放置プレイっぷりですが。

無茶な話ですね。船の建造で先ず必要なのがエンジンの調達です。戦艦や空母のような大型艦の建造では船体より先にエンジンの製造予算が要求されます。惑星間エンジンならハイネセンらの手の届くところに転がっていたという真に信じられない事態なのですが。

余談ですが米アイオワ級戦艦5、6番艦はエンジンの製造が終わってから肝心の戦艦の建造が中止されてしまい、戦後20年近くが過ぎてからサクラメント級高速戦闘支援艦にエンジンだけが流用されてしまいました。従がってイリノイ、ケンタッキー、両艦の登場する『エヴァン下痢オン』世界にはサクラメント級は存在できないことになります。

board4 - No.7128

『銀河英雄伝説』第2巻、P.40

投稿者:ろくでん
2006年11月04日(土) 02時17分

「そう、これこそが現実なのだ。」
嘘ついちゃいけない。欧州戦史上、貴族がパーティーを楽しんでいる間、死線を彷徨っているのは高給に釣られて志願してきた傭兵です。金さえもらえれば非武装の民間人相手でも平気で銃口を向ける連中、当然の報いです。徴兵制が普及するころには貴族の間には「Noblesse oblige」の精神が浸透して、兵士以上に勇猛果敢な戦いをして見せたものです。

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board4 - No.7131

Re:エンジンはそこらに転がってたんかい?

投稿者:不沈戦艦
2006年11月08日(水) 14時13分

> umaさまはじめましてろくでんです。
>
> > それ以前に建造を許してしまうぐらいですからリンチの入ってた捕虜収容所以上の放置プレイっぷりですが。
>
> 無茶な話ですね。船の建造で先ず必要なのがエンジンの調達です。戦艦や空母のような大型艦の建造では船体より先にエンジンの製造予算が要求されます。惑星間エンジンならハイネセンらの手の届くところに転がっていたという真に信じられない事態なのですが。
>

 この場合は戦艦や空母どころではなく、イオン・ファゼカス号のサイズはイゼルローン要塞より大きい訳で、これが「可」であるということは(銀英伝世界では実現している)、銀英伝世界の「宇宙船用エンジン」は、「無」からでも知識と材料(どこにあったんだろ?)さえあれば、簡単に建造できるという結論にならざるを得ないですねぇ。その後の、80隻の恒星間用宇宙船の建造も問題はなかったようですし。

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board4 - No.7132

Re:はばたくガイエ

投稿者:不沈戦艦
2006年11月08日(水) 14時23分

> 「銀英伝考察3」、興味深く拝見させていただきました。恥ずかしながら補給の問題については全く気がつきませんでした。私が「はばたくガイエ」で気になったのはラインハルトが先にケンプとミュラーを送り、後にロイエンタールとミッターマイヤーに出征を指示している点です。これは用兵学の最も戒めるところ「兵力の逐次投入」以外の何物でもないでしょう。これが戦争の天才のすることでしょうか?兵を起こすのであれば動員可能な艦隊を全て投入するなり、超イゼルローン要塞を建造してから送り込むなりするべきでしょう。
> もう一点、ロイエンタールの「大艦巨砲主義の復活にすぎない」発言。撃墜王のケンプが言うのならともかく、宇宙戦艦乗りのロイエンタールが口にするのは矛盾していませんか?人格が劣るからといって(当のロイエンタールもあまり優れた人格者とも思えませんが)その業績まで否定するのは人間としての器が小さいと言わざるを得ません。そこがラインハルトとの格の違いなのでしょうね。


>超イゼルローン要塞を建造してから

 金と時間がかかり過ぎるので実際問題として無理でしょうね。それより、「適当な大きさの小惑星にエンジンを取り付けて移動させ、イゼルローン要塞に衝突させる」方が、よっぽど現実的かつ簡単な「イゼルローン攻略方法」ではないかと。


>兵力の逐次投入

 つまり、ラインハルトとしては、「真面目にやる気がなかった」ということなのでは。「シャフトの移動要塞案で攻略できればいいし、できなくても別に構わん」という程度の。いくら「戦争の天才」であっても、真面目にやる気がないのなら、テキトーなことをすることもあるでしょう。


>大艦巨砲主義

 艦載戦闘艇の存在意義が何なのか、何だかよく分からない世界ですからね。運が良ければ巡航艦くらいは撃破できるようですが、装甲の厚い戦艦に通用する訳でもなさそうですし。大艦巨砲の最たるものとして、一撃で千隻以上吹っ飛ばしてしまうような「要塞砲」があるんですから、それの否定発言はおかしいですねぇ。まあ、このあたりも田中芳樹の設定がいい加減だからとしか言えないんでしょうけど。

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board4 - No.7133

Re:怠け根性

投稿者:不沈戦艦
2006年11月08日(水) 14時27分

> ヤンが本気で民主共和制を擁護するのであれば引退して年金生活などといわず、ラインハルトの「自分の部下にならないか」との話に乗って配下となり、ラインハルトに共和制の利点を事あるごとに説いて聞かせるという手もあったのではないでしょうか?


 前にも出た話ですけど、「第二次長征一万光年(何なら十万光年でも百万光年でも、大マゼラン・小マゼランでもいいしアンドロメダ星雲まででも)」を実施し、仲間内だけでラインハルトの手の届かないところに逃げてしまうという手もあるでしょう。そちらの方が「銀英伝世界」では現実的な「民主主義の保存方法」ではないかと。

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board4 - No.7134

Re:はじめまして、ろくでんです。

投稿者:不沈戦艦
2006年11月08日(水) 14時30分

> はじめまして、02年ごろから@niftyのアニメフォーラム「田中芳樹会議室」で、フォーラム閉鎖後はWebフォーラムの「思い出酒場」で『銀英伝』批判を繰り返し、今年の夏にとうとう酒場から放り出されたろくでんという者です。しばらくネット上をうろうろしていたのですが、ついにここにたどり着きました。私は田中作品は『銀英伝』だけでお腹いっぱいになってしまい、他の作品にまで手を出す気になれないのですが、日本人の軍事音痴に付け込んで歪んだ政治思想を広めんかのような田中氏の姿勢には反論せずにはいられませんでした。こちらのコンテンツは大変読みごたえがあり、ここ数日寝不足がきついです。『銀河英雄伝説』の話題にしかついて行けませんがどうかお見知りおきを願います。
> @niftyのフォーラム>フォーラム・サークル>エンターテインメント>アニメフォーラム>「思い出酒場」はセミオープンの掲示板ですので@niftyの会員でなくとも閲覧可能です。「銀河英雄伝説」、もしくは「ろくでん」で検索していただければ私のスタンスをご理解いただけるかと存じます。Webフォーラムも今年度末で閉鎖されることとなっておりますのでご関心のあるお方はお早めに。以上を持ちまして簡単ではございますが自己紹介とさせていただきます。


 まあまあ落ち着いて、あまり「とんがらず」に行きましょうよ。もちろん、批判もありますけどこのサイトの常連さんたちの傾向は「銀英伝は『物語』としては評価する部分が多い」なものですから。ま、あまりに絶望的な創竜伝を読んでしまっているので、そういう感想になる訳ですが。

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board4 - No.7135

Re:艦載機の効用

投稿者:ろくでん
2006年11月08日(水) 15時20分

不沈戦艦様、おはこんばんちはろくでんでえす。

>よっぽど現実的かつ簡単な「イゼルローン攻略方法」ではないと。
これに関しては全くおっしゃるとおりです。

> >大艦巨砲主義
>
>  艦載戦闘艇の存在意義が何なのか、何だかよく分からない世界ですからね。
『銀英伝』世界でも戦艦より母艦のほうが有利な気がします。戦艦はワープドライブといった戦略機動力や乗員の居住空間、食料、弾薬といった補給物資を抱えたまま戦術機動を行わなくてはなりません。これに対しワルキューレやスパルタニアンはこれらの機能を母艦に託すことで、より純粋な戦闘システムとして機能することができるはずです。どちらが有利か自明のことでしょう。小型艇で戦艦が撃破できないのであれば、WWII時の空母戦闘のように戦闘機で制宙権を確保した後、大型の対艦攻撃機で攻撃をかければよいように思われます。

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board4 - No.7136

Re:首飾り破壊作戦

投稿者:uma
2006年11月08日(水) 15時31分

ラムジェットの用途ねえ。惑星改造とか人口惑星建設とか用の金属小惑星やら氷小惑星やらの移動用かな?
とりあえずGはさらに遠くの散乱ディスクやらオールト雲から切り出すか、あとは重力慣性制御技術次第か?

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board4 - No.7137

Re:エンジンはそこらに転がってたんかい?

投稿者:uma
2006年11月08日(水) 15時38分

7124に関連するけど資源用小惑星を移動するためのエンジンですかねえ。宇宙では巨大な岩塊や氷塊が行き交ってるのかも。
一方、地表からは重力制御で大質量がどんどん打ち上げられているだろう。この二つを合わせたのかな?

そんな状況で重力制御で飛び立つ岩塊や氷塊にひっついて脱出する可能性を考慮してなかったのは思えば迂闊な話ではあります。そんな大雑把な方法、実効性無しと忘れられてたのか、アルタイル第七惑星の管理者が経費節減とかモリブデンとアンチモニーの上がりとかばかり考えていたのか。

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board4 - No.7138

Re:はばたくガイエ

投稿者:ろくでん
2006年11月08日(水) 15時42分

追加レスです。

>  金と時間がかかり過ぎるので実際問題として無理でしょうね。
これはイゼルローン回廊という両国の戦闘の最前線で建造したのに無理があったのではないでしょうか?帝国領奥深くの邪魔の入らないところで建造して、ワープで移動させればイゼルローンほどの負担にはならないのでは?

board4 - No.7140

銀河英雄伝説第10巻、P.147

投稿者:ろくでん
2006年11月09日(木) 10時25分

>ミッターマイヤーとしては再反論する余地を失って、沈黙するしかなかった。
疾風ウォルフの作戦ミスですね。自ら望んで玉座に座った以上、ラインハルトには国家、国民の未来に対する責任があります。いたずらに玉体を危険にさらすのは無責任です。

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board4 - No.7141

Re:カイザー戦いを楽しむ

投稿者:ろくでん
2006年11月09日(木) 10時29分

>  つまり、ラインハルトとしては、「真面目にやる気がなかった」ということなのでは。
それで死んだ将兵はたまったもんじゃありませんね。道楽で戦争するのと少女をかどわかすのとどっちが高尚な行為だと認識しているのでしょう?ラインハルトが兵を動かすことで発生した婦女暴行も少なくないのでは?

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board4 - No.7142

Re:こういうのもありました

投稿者:不沈戦艦
2006年11月09日(木) 13時34分

> >  つまり、ラインハルトとしては、「真面目にやる気がなかった」ということなのでは。
> それで死んだ将兵はたまったもんじゃありませんね。道楽で戦争するのと少女をかどわかすのとどっちが高尚な行為だと認識しているのでしょう?ラインハルトが兵を動かすことで発生した婦女暴行も少なくないのでは?
>


 もっと先の話ですが、反対する周囲に「フロイライン、私は戦いたいのだ」と宣言して、イゼルローンに追いつめられたヤンとの一戦をあくまで望み、しかも途中で病気で倒れた結果「夢枕でキルヒアイスが諫めに来た」と、自分で望んだ戦いをそのまま続ければ勝てるにもかかわらず、中途で打ち切ってしまう。「回廊の戦い」が起こったのは、ラインハルトの「一度でいいから、ヤンに戦術的に勝ちたい」って願望だけが理由ですからね。しかも膨大な犠牲(ファーレンハイトやシュタインメッツも戦死)を出しつつ、ようやく勝ちかけたら勝手に止めてしまう訳ですし。

 とまあ、作中記述から十分「道楽で戦争する困った人」であると言えますよ、ラインハルト・フォン・ローエングラムという人物は。それで「高尚」ってのも、おかしな話でしょう。


>兵を動かすことで発生した婦女暴行も少なくないのでは?

 それよりも、「必要のない戦争で味方の兵士を大量に殺してしまった」ことは、用兵家としては落第なのでは。

board4 - No.7143

えっちエッチ

投稿者:えっちエッチ
2006年11月09日(木) 13時35分

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board4 - No.7144

Re:銀河英雄伝説第10巻、P.147

投稿者:不沈戦艦
2006年11月09日(木) 13時41分

> >ミッターマイヤーとしては再反論する余地を失って、沈黙するしかなかった。
> 疾風ウォルフの作戦ミスですね。自ら望んで玉座に座った以上、ラインハルトには国家、国民の未来に対する責任があります。いたずらに玉体を危険にさらすのは無責任です。
>

 いや、ラインハルトははっきりと「無責任」でしょう?「自分を背中から撃って全てが手に入ると思っているのなら、実行してみればいいのだ」と広言しているんですから。つまり、

>国家、国民の未来に対する責任

 なんざ、ほとんど感じていないのでは。「子供を作って跡継ぎとし、王朝を安定させる」責任も、全く持っていない(ヒルダとの間に跡継ぎが出来たのは、奇跡のような偶然によるものですしねぇ)ようですし。こういう主君は、早死にしたのが正解なんじゃないでしょうか。世の中が安定して長生きした場合、平和に退屈してロクでもないことを始めるのではないかと。

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board4 - No.7145

Re:艦載機の効用

投稿者:不沈戦艦
2006年11月09日(木) 13時46分

>小型艇で戦艦が撃破できないのであれば、WWII時の空母戦闘のように戦闘機で制宙権を確保した後、大型の対艦攻撃機で攻撃をかければよいように思われます。

 これなんですけど、小説でもアニメでも、その手の「大型対艦攻撃機」って、帝国も同盟も全然出てこなかったですよね。出てくるのは「戦闘機」ばかりで。だもんで「艦載戦闘艇の意味がよく分からない」ということになってしまう訳です。第二次大戦レベルなら、戦艦同士の戦いでも「制空権を取れば一方的に上空からの弾着観測ができる」というメリットがありますけど、銀英伝世界にはそんなものはないですし。

 というか、この場合は「対艦攻撃機が出てこない理由」でも考えてみましょうか。例えばですけど、攻撃機サイズで運べる弾頭程度では、戦艦を撃破するのが難しいとか、無理に載せると機動力が甚だしく低下してしまって、簡単に対空砲火で撃墜されてしまうとかですかねぇ。

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board4 - No.7147

Re:こういうのもありました

投稿者:幽霊船
2006年11月09日(木) 18時04分

作中の平民兵士にはラインハルトがハイネセンに上陸した折に涙を流すほどの感動を示した者もいました。
ゴールデンバウム貴族の暴政に耐えてきた彼ら平民にとってラインハルトは降って湧いた神の子です。
彼は公平で、さらに奢侈や淫蕩に耽らず、人生の多くを戦陣や役所で過ごしました。
その清冽な生き様に深く傾倒し、或いは崇拝する者も多かったのでしょう。
彼の抜けている部分に死の間際に気づく者もいたでしょうが、それを恨むのは筋違いです。
ラインハルトという身体だけ大きくなった少年を見誤っているのです。
戦死した兵士は哀れですが、他人を無制限に信仰したことによる不幸は受容するしかありません。

ラインハルトは冒険主義的で感情的で軍人としても皇帝としても不完全なのは確かです。
彼は陣頭に自ら立つことで、彼の国民が彼の為に死地に付き合うのも当然の義務と解釈したのでしょう。
自分に厳しくする者が他人にもそれを要求するのは無理からぬことです。
でなければ貴族も平民も彼の唾棄する種類の人間と同じです。

少なくともローエングラム朝において兵士は前王朝と比べれば愛国心に溢れた人間でした。
貴族の矮小な自尊心を満たす為に使い捨てられる哀れな家畜ではないのです。
あの時代に於いて奇跡的なレベルでマシな皇帝の為に共に戦い彼の為に死ぬことに喜びを感じない者はそもそも軍人に向いていません。
自分の適性を見極められない者にそれ相応の報いがあるのもまた自然の摂理です。

また現代ではともかくあの時代においてはラインハルトの国民は彼の慈悲と寛大によって与えられた権利に報いる義務があるでしょう。
我々が当然だと思っている権利は我々の時代と政体だから当然なのです。
あの作品のあの当時の人間としてはラインハルトは不完全でも十分すぎるほど高尚で高潔です。
同盟も帝国も民度が低すぎて彼とキルヒアイス以上の傑作は生まれ得ないと言うべきでしょうか。
彼らが馬鹿だと仰るのは判りますが、馬鹿だから駄目だと言うのは納得できません。

不沈戦艦氏の見識の広さと深さには感銘を受けることが多々ありますが、
作品への接し方には疑問の念を禁じえないのですが。

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board4 - No.7148

銀河英雄伝説第V巻、P.239

投稿者:ろくでん
2006年11月10日(金) 03時18分

不沈戦艦さま、ろくでんです。

>ラインハルト「自分の望むところのものを自由にする力だけが必要だった」
アンネローゼとキルヒアイス以外の人間がどうなろうと知ったこっちゃない。自分は自分の好きなことができればただそれだけでいい。こりゃ、トリューニヒトよりこいつの方がよほど恐ろしいぞ。玉座につけたのも10億皆殺しの脅しが功を奏しただけだし。

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board4 - No.7151

Re:エンジンはそこらに転がってたんかい?

投稿者:ろくでん
2006年11月10日(金) 11時03分

umaさま、ろくでんです。

> 一方、地表からは重力制御で大質量がどんどん打ち上げられているだろう。
それでエルファシルからヤン中尉率いる宇宙船団が次々飛び立っていっても不自然に思う帝国軍人はいなかったんですね。

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board4 - No.7152

ド根性ハイネセン

投稿者:ろくでん
2006年11月10日(金) 11時24分

umaさま、ろくでんです。

> 「無」からでも知識と材料(どこにあったんだろ?)
知識も相当の高等教育が必要ですよね、宇宙船建造に関する知識なんて奴隷にとって何の役にも立たないもの誰が教え込んだんだろう?強制労働でへとへとの奴隷たちが夜毎自学自習していたんでしょうか?

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board4 - No.7153

Re:こういうのもありました

投稿者:不沈戦艦
2006年11月10日(金) 15時31分

> 作中の平民兵士にはラインハルトがハイネセンに上陸した折に涙を流すほどの感動を示した者もいました。
> ゴールデンバウム貴族の暴政に耐えてきた彼ら平民にとってラインハルトは降って湧いた神の子です。
> 彼は公平で、さらに奢侈や淫蕩に耽らず、人生の多くを戦陣や役所で過ごしました。
> その清冽な生き様に深く傾倒し、或いは崇拝する者も多かったのでしょう。
> 彼の抜けている部分に死の間際に気づく者もいたでしょうが、それを恨むのは筋違いです。
> ラインハルトという身体だけ大きくなった少年を見誤っているのです。
> 戦死した兵士は哀れですが、他人を無制限に信仰したことによる不幸は受容するしかありません。
>
> ラインハルトは冒険主義的で感情的で軍人としても皇帝としても不完全なのは確かです。
> 彼は陣頭に自ら立つことで、彼の国民が彼の為に死地に付き合うのも当然の義務と解釈したのでしょう。
> 自分に厳しくする者が他人にもそれを要求するのは無理からぬことです。
> でなければ貴族も平民も彼の唾棄する種類の人間と同じです。
>
> 少なくともローエングラム朝において兵士は前王朝と比べれば愛国心に溢れた人間でした。
> 貴族の矮小な自尊心を満たす為に使い捨てられる哀れな家畜ではないのです。
> あの時代に於いて奇跡的なレベルでマシな皇帝の為に共に戦い彼の為に死ぬことに喜びを感じない者はそもそも軍人に向いていません。
> 自分の適性を見極められない者にそれ相応の報いがあるのもまた自然の摂理です。
>
> また現代ではともかくあの時代においてはラインハルトの国民は彼の慈悲と寛大によって与えられた権利に報いる義務があるでしょう。
> 我々が当然だと思っている権利は我々の時代と政体だから当然なのです。
> あの作品のあの当時の人間としてはラインハルトは不完全でも十分すぎるほど高尚で高潔です。
> 同盟も帝国も民度が低すぎて彼とキルヒアイス以上の傑作は生まれ得ないと言うべきでしょうか。
> 彼らが馬鹿だと仰るのは判りますが、馬鹿だから駄目だと言うのは納得できません。
>
> 不沈戦艦氏の見識の広さと深さには感銘を受けることが多々ありますが、
> 作品への接し方には疑問の念を禁じえないのですが。



> 彼らが馬鹿だと仰るのは判りますが、馬鹿だから駄目だと言うのは納得できません。


 えーと、一体コレ、拙稿のどの部分が「馬鹿だから駄目」と言っているということになるのでしょうか?


 ラインハルトは「ヤンに勝ちたいから戦う」と言い張って必要のない戦争を始めた→その結果として、有力な提督二人を含む大勢の犠牲者を味方に出した→それなのに、病臥したら唐突に戦闘を止めてしまった→これでは用兵家としては落第だし、道楽で戦争する困った人である


 こういう主張は確かにしましたが、「馬鹿」だの「駄目」だの、書いた覚えは全くないんですがね。それに、作中から判断すべき事実関係について、何か誤りでもありましたか?


>作中の平民兵士にはラインハルトがハイネセンに上陸した折に涙を流すほどの感動を示した者もいました。
>ゴールデンバウム貴族の暴政に耐えてきた彼ら平民にとってラインハルトは降って湧いた神の子です。

 別に、こういう部分の否定をした覚えもありませんし。

 あなたが仰りたいことは、つまりはこういうことですか?

「銀英伝世界のラインハルトは、ゴールデンバウム王朝やら大貴族たちに比べて、遙かに立派な君主になっているのだから、その業績を批判することは許されないのだ」

「銀英伝に対する批判」を見たくないのなら、「田中芳樹を撃つ!」などという名前の、批判サイトなんぞは最初から見ない方がよろしいのではないでしょうか?


>ラインハルトは冒険主義的で感情的で軍人としても皇帝としても不完全なのは確かです。

 こういうことを書いているのですから、私の主張の論旨が全く理解できていないとも思えないんですがね。

>彼は陣頭に自ら立つことで、彼の国民が彼の為に死地に付き合うのも当然の義務と解釈したのでしょう。

 まあ、これは問題ないにしても、

>自分に厳しくする者が他人にもそれを要求するのは無理からぬことです。

 そのはずのラインハルトが「ヤンに戦術的に勝ちたいから」という理由で、「回廊の戦い」を挑むのは、「自分に厳しくする者が・・・」という前提条件を裏切ってはいませんか?「回廊の戦い」は、「帝国の国民やら人類社会全体の為」の戦いじゃないんですよ。単に、「ヤンに戦術的に勝ちたい」という、ラインハルトの自己満足(名誉欲)というだけのものです。イゼルローンに籠もったヤンたちは、自分たちから出戦する訳にはいかない(そんな戦力はない)んですから、回廊の両側を艦隊で封鎖(何なら要塞を持ってきてもいい)してしまえば、手も足も出せずに「イゼルローンだけの平和」に甘んじるしかなくなるんですから。

「自らの精神の満足の為には、味方を大量に殺しても構わない」なんてことをやる人間と、「ゴールデンバウム王朝の大貴族たち」の間に、何か違いがありますか。「同じ穴の狢」ではないですかね。私はあなたとは違って、「批判してはならない聖域」なんてものを、田中芳樹作品中に大事に持っておこうなんてつもりは全くありません。「高尚で高潔」と作者によって設定されているはずのラインハルトが「作中で実際にやっていること」が「否定されているはずの大貴族なみの低俗かつ愚劣なこと」であるなら、遠慮なく批判しますよ。それの何が問題なのでしょうかね。

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board4 - No.7154

Re:銀河英雄伝説第V巻、P.239

投稿者:不沈戦艦
2006年11月10日(金) 15時47分

> アンネローゼとキルヒアイス以外の人間がどうなろうと知ったこっちゃない。自分は自分の好きなことができればただそれだけでいい。こりゃ、トリューニヒトよりこいつの方がよほど恐ろしいぞ。玉座につけたのも10億皆殺しの脅しが功を奏しただけだし。


 というか、「キルヒアイスが殺されてしまい、アンネローゼが離れて行った後」のラインハルトは、厭世的な度合いがかなり強くなっていますよね。「ケンプ使い捨て」でも、屁とも思っていないようですし。実際、作中でそのあたりからロイエンタールがラインハルトに疑念を持つ(キルヒアイス以外の部下は、死のうが何しようがどうでもいいと思っているのではないか)ようになっていますし。

>自分は自分の好きなことができればただそれだけでいい

 それはちょっと極端な気もしますが、「アンネローゼとキルヒアイス以外のこと」については、「自分の心情を込めてやるべきこと」と認識しておらず、「仕事に対する義務感」程度のことでやっているんじゃないですかね。

>トリューニヒトよりこいつの方がよほど恐ろしいぞ

 とは言っても、10巻の最後で病気で死んでしまう訳ですから、大したことはないですよ。「ローエングラム王朝伝説の初代皇帝」として、銀英伝世界の歴史に名を残すくらいのもので。それに、その後ローエングラム王朝が延々と続いたかどうかも分からない(王朝は直ぐに滅んで、秦の始皇帝みたいな扱いになっているかも知れないですし)ですし。

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