- 親記事No.4266スレッドの返信投稿
- board4 - No.4283
Re:これって蒸し返しですか?
- 投稿者:不沈戦艦
- 2003年06月22日(日) 14時44分
> でこの問題のやっかいなところは、名将がどの程度感情的になるか、という程度論だということです。
>
> 極論を言えば
> 「ロイエンタールはそこまで馬鹿か?そんなはずはないだろう」っていう考えと「人間として理解できる」っていう解釈の違いは、うめることは不可能です。
> それは、前者の人が「これまでの彼の知識・言動から見て反乱は考えられない」といっても、「時として名将も愚かしくなく場合もある」と抗弁してしまえば、これまでの作品展開からの推測は意味をなさなくなるからです。つまり共通理解の作りようがない。
>
ま、この件に関しては、この結論で決着していますから、これ以上私から付け加えることはありません。
> ただ、私はロイエンタールの反乱という展開は作品としての盛り上がりに必要だったと思いますし、そのように作品を作る以上、ラインハルトもロイエンタールもお互い悪くないけど、でも戦っちゃった。っていう展開にしなくてはならず、両者有能で理解力があって柔軟な思考の持ち主という設定なので、そういう展開に持っていくのはやはり無理があると思いました。
もちろん、田中芳樹は最初から「ロイエンタール元帥の反乱事件」を作中で発生させるつもりでキャラクター造形をしているのでしょうから、反乱事件が起こること自体は構わないんですけど、どうせやるなら「他者の底の浅い陰謀に流されて、ズルズルと反乱することになってしまった」なんてやりようより、「ロイエンタールの断固たる意志による、主体的・計画的な反乱事件」とした方が、「名将の反乱事件」としては説得力があるのではないか、と私は考えている訳です。
そういうことですね。
-
- board4 - No.4284
ちょこちょこ読んで感じたんですが
- 投稿者:望
- 2003年06月22日(日) 15時26分
はじめまして
読んでない板もいっぱいあるのですが、感じたことです
1、みなさん田中氏を好きなんだな、と言うことです。
好きでなければ欠点を指摘などしないでしょうし、その前に読もうともしないでしょう。嫌いだからと言う理由だけで欠点を指摘するのならば、それはただの誹謗、中傷になってしまうと思います。私は欠点というのは良くなって欲しいという気持ちから指摘するものだと考えています。
2、1でのことからこのサイトがとても有意義であると思っているわけですが、やはりこれはオカシイだろ?と思うような意見が多くありました。小説である以上、快く受け入れる人もいれば、おもしろくないと感じる人もいるわけです。例え前者が少なく後者が多くても、その作品を頭からダメな小説と決めてしまったら、おもしろいと感じた人を否定することにもなるのではないでしょうか?良くない点を指摘する程度で良いとおもうのですが…
3、最近の中国ものに対するフォローです。
間違いが多いなどの理由から叩かれてしまっているようですが、一般の読者には、間違いなどあまり気にならないのではないでしょうか?演義というもの事体、史実を元にしたフィクションですし、地方ごとでバラバラだった話をまとめただけのものです。編約としているのには問題があるかもしれませんが、間違い云々を問うこと事体おかしいです。誤った引用などもありますが、それはしょうがないでしょう。出来れば訂正してほしいですが。自分も間違えっているくせに、他人に指摘するのはおかしいといった意見(ニュアンスは違いますが)もありましたが、そんなこと言ってうあなたはどうなんだ、というところですね。また、おもしろいかどうかは別としても、これにより、日本ではメジャーでなかった中国歴史小説に興味を持った人もいるでしょう。
4、田中氏の思想についてですが、それについてどうこう言うのはどうでしょう?確かに思いこみや極端な考え方もありますが、それはだれにでも(作家、評論家、学者でさえ)あることです。それを、そのまま受け入れるのも、逆に受け入れるのも読者の自由です。確かに田中氏は権力者かもしれませんが、だとしたら、有名人などもみんなそうですね。人の思想の材料になるわけですから。思想なんていうのは、様々な環境から育てられるわけで、田中氏の作品もその一つに過ぎませんよね。
長々と読みづらい文になりました。すいません。レスして下さるなら、新規ツリー用ではしないでくださいね。マナーですから。
- 親記事No.4266スレッドの返信投稿
- board4 - No.4285
それなりにいちおー
- 投稿者:庵
- 2003年06月22日(日) 21時02分
過去ログをさらっとですが、読み直しました。
それでですが、
いちおーの私も理由を言っておきます。反対意見への論破のつもりはありませんが、討論の場の結論に基づいてしまうとどうも私は逆切れ中坊っぽくなるような気がするので(笑)。それにやっぱりクーデターなり叛乱なり起こす際に協賛者がいたほうがやっぱいいかなと思いますいしね(笑)。
ですので、掲示板のことも踏まえる部分もあろうかと思います。
まず前提として(このエピソードだけではありませんが)、ロイエンタールの叛乱について考えるのに、9巻の状況だけを考えるわけにはいかないことです。これは論争のところでも幾人かの人が触れられてますよね。
さて。
それでですが、
ラインハルトの知己を得て、彼の野望を知り、忠誠を誓ったことによって、早い栄達と新時代の道を歩みつつあったロイエンタールに大きな事件が訪れます。
それは第二巻の後半です。リヒテンラーデ公一派粛清直後のラインハルトとの会話とともに、重要なのが多くの人に慕われた好漢ジークフリード・キルヒアイスの死です。
これは何もロイエンタールだけに影響を与えたわけではありませんが、ここで指摘したいのは、キルヒアイスの死にオーベルシュタインがかなり影響を及ぼした事実です。
他者から見れば、決して断ち切れぬと思った主君ラインハルトと無二の親友キルヒアイスとの関係に亀裂を与えたオーベルシュタインという人間に、(この件だけが原因ではないにしても)程度の差こそあれ誰もが嫌悪、薄気味悪さ、畏怖といった感情を抱くのはごく当然でしょう。
これは推測というより空想ですが、よりドラマチックに言えば、ロイエンタールはこの三者の関係(ラインハルト、キルヒアイス、オーベルシュタイン)とその後の影響を誰よりも敏感(もしくは過敏)に感じ取っていたのかもしれません。回廊の戦いで、皇帝がキルヒアイスが夢に出てきたと言いましたが、記述にあったヒルダが感じた臣下の感性の揺らぎが、あの場で最も大きかったのがロイエンタールというのは面白いかもしれませんね。
ま、それはともかく。
さらにロイエンタールという人間にはもう一つの伏線、もしくは見逃せない要素があります。
野心家、梟雄としての面です。
これはラインハルトとの邂逅、粛清報告の際のラインハルトとの言葉によって漠然としながらも形となり、時間の経過とともにより具体化していきました。
オーベルシュタインへの嫌悪・敵意については度々の言動で容易にわかります。そして、どなたかが指摘していましたが、謀略家としてのいささか過大な評価です。ヤンの暗殺後の言葉でもそれはわかりますが、果たしてこれはロイエンタールだけの突出した認識と言えたでしょうか?
「ヤン・ウェンリー暗殺を仕組んだのは、冷徹犀利な軍務尚書オーベルシュタイン元帥」
証拠がないまま本気で信じる人は少ないでしょうが、「奴ならやりかねない」と思うのは普通の感情だと思います。
話しが前後しますが、一回目の謀叛疑惑についても俎上に載せないわけにはいきません。
この時は、ミュラー提督の尋問、続いて、皇帝による尋問とロイエンタール自身による弁明によって、ただの言いがかりとして解けました。
そして、締めくくりとしてロイエンタールは、皇帝によって新領土総督なる重職を与えられたわけです。
ここで大事なのは次の三つだと思います。
第一に、ロイエンタールにとってこれは全くの言いがかりであり、証拠とされるものはあまりに薄弱で、彼は事実としても潔白であった。
第二に、皇帝ラインハルトのロイエンタールへの信頼は(あるいは未だ)強固なもので、一部の側近による怪しげな蠢動によって揺らぐものではなかった。
第三に、恐らく最も重要だと思いますが、これがオーベルシュタイン(・ラングラインによる)、初めての(公になった、自陣営での)政敵排除行為であったことです。これまでロイエンタールとオーベルシュタインは、個人間では嫌い合い、意見は度々激しく対立しましたが、権限に基づいて一方が一方を排除しようということはありませんでした。
弾劾書に司法尚書の名があったことで、見落としがちですが、オーベルシュタインの敵意を見せ付けられたわけです。
どれほど本気かは不明ですが、オーベルシュタインの行いが冗談といって易々と撤回する程度とは思えないでしょう。
そして、いよいよロイエンタールは正式に新領土総督となるわけですが、本編にもあったように、当時のロイエンタールが実質的に「宇宙第二の実力者」であり、この表現が誇張ではないことは誰もが認められると思います。
はっきりと明示はされておりませんが、あのキルヒアイスさえ死に追いやった、「NO.2有害論」を、オーベルシュタインは撤回していたでしょうか? そして、ロイエンタールはそれを忘れていたでしょうか? キルヒアイスの存在を危険視する事に躊躇いがなかったオーベルシュタインが、皇帝の親愛の情が故人に比べてあからさまに見劣りするロイエンタールを危険視することに躊躇いなどあるわけがありません。
事実、ロイエンタールは、
トリューニヒトが赴任してくると、一連の経緯からオーベルシュタインによる何らかの悪意の兆しあるいは種では?と疑っています。
ついでに言えば、ロイエンタールは非凡な洞察力を持ち合わせている上に、楽観主義者でもお人よしでもありません。さらに、彼は(自身の裡では)潔白ではないとの自覚がありました。
これにラングの策動が加わり、
皇帝の病臥と、オーベルシュタイン・ラングの専横の噂がロイエンタールの耳に届きます。
これも二つの要点があります。
一つは、ラングの策謀による噂が、ロイエンタールのみに限定してピンポイントかつダイレクトに届けられているわけではないことです。
二つは、皇帝の病臥を知っており、尚且つ皇帝が衰えていくことに深刻に絡み合った憂慮と(恐らく)期待の感情がロイエンタールにあったことです。
ここで思い出してほしいのは、
新領土総督は、他の閣僚と同じく皇帝にのみ責任を負うとされていることと、
(嫌疑の際に見られたように)皇帝とロイエンタールの関係が個人的なつながりによって維持されていることです。
ラングの策動による噂はその土台を崩すものではないでしょうか?
総督就任直後にあった警戒感を上塗りするように、ロイエンタールが敵意や危機意識を抱いたのは自然と言え、その真偽ほどを確かめるために皇帝に招請状を送ります。
この時点での彼の認識は、噂は事実であろうということであり、肝心の関心は、それがどの程度であるか? ということだと思います。
即ち、自分が統帥本部総長として傍にいた頃より皇帝の意思力に若干の低下が見られるだけなのか、あるいは文字通りただの木偶人形に成り下がったか。応じたとして、との展開で彼は故事に基づいた警戒意識を持っていますが、これは被害妄想でしょうか? 専制国家に仕える巨大な武勲と武力を持った重臣、そして、訪れた平和とそれによって影響力を拡大する文官や君主の側近グループ、彼らによる重臣の排除や粛清。ゴールデンバウム王朝でも数多に起こっていたであろうことが、どうして、ローエングラム王朝でないと断言できましょうか?
そして、『ウルヴァシー事件』が起こります。
ロイエンタール管轄下の新領土ウルヴァシーにて、『事件』が起こり、
皇帝が行方不明になった。
ここでこれをお読みの方にお尋ねしたいのですが、
ロイエンタールの立場からして、これはどのような事態から発生したと考えられるでしょうか?
可能性としては、以下があると思います。
A.同盟軍の残党及びイゼルローン政府の関係勢力による策謀・テロ
B.帝国内の叛乱勢力による策謀・テロ
C.地球教徒による策謀・テロ
D.自身を貶めるための陰謀
E.事故などその他
この辺りが妥当なところではないでしょうか?
この中で、A、C、Eはウルヴァシーの地理、軍事基地という性格上容易に排除されると思います。
Cは真実なのに、排除とされることは意外でしょうか?
ですが、キュンメル男爵事件後、ワーレンによる本拠壊滅、ケスラーによる弾圧によって地球教は打撃を受けています。
その後、ヤン・ウェンリー暗殺を除けば際立った活動をしていないのです。
おまけにグリルパルツァーが、その証拠となるべきものを秘匿し続けていました。
ロイエンタールに与えられた時間と、それによって知り得た事象を積み上げただけでは、地球教徒によって行われたという正解に辿り着くのはまずもって不可能だと思います。
ところで、討論の場で、影武者や皇帝の不在でブリュンヒルトのみの出立の可能性についてまで推察を進めて論じられていましたが、これは実現する可能性についてではなく、もっと単純に違う面から考察する必要があります。即ち、ロイエンタールが何を知り得ることができたかということです。
結論から言えば、ロイエンタールは何も知り得ませんでした。
彼自身の生が終わるまでです。
皇帝の健康状態、君主としての力量が今尚、力強く精彩を放っていたか、あるいは衰えてオーベルシュタインの傀儡と成り果てているか、その他、ブリュンヒルトには影武者がやってきたか? あるいはブリュンヒルトしか来ていないのか? これらは何も確認できていないのです。後者二つについては、通信手段で可能と思われるかもしれませんが、そもそもそれでは意味がないからこそ、ロイエンタールは皇帝に直接目通りするために招請状を送ったはずではありませんか。
皇帝の乗るブリュンヒルトが行方不明の期間、帝国政府も総督府も皇帝の安否も、何が起こったかもわからない状態で、互いに悪意と猜疑は当然の積み重なっていきます。
その間、ルッツの死という国家の重臣を死においやった失点もはっきりつきました。
このウルヴァシーの事件が、ただの偶発的な独立した出来事と考えるのはあまりに楽観的というのに異論はないと思います。
何者かの悪意、陰謀だと普通は考えませんか?
そして、ロイエンタールであれば……思考の軌跡がどこに辿り着くかは本編の通りです。
ベルゲングリューンの進言について、受け入れるか否かは判断と個性の分かれ目だと思います。
前提として、ロイエンタールには高い矜持があり、それを裏付ける自他共に認める才覚と強烈な自負心がありました。
オーベルシュタインやラングに頭を下げることは当然ながら彼にしてみれば耐えられません。
何故、皇帝ではなく彼らに対してなのか? についてですが、
繰り返しますが、ロイエンタールは例の噂を信じており、その真偽を確かめる機会を失っているのです。
さらに、これが彼に向けられた悪意による陰謀であれば、許しを請うだけで終わりとなるでしょうか?
嫌悪・軽蔑する人間に命乞いをして最後を迎える。
その可能性が多少とはいえない確率である時、彼のような野心と才覚と自負心を自覚する者がそれを選べるでしょうか?
「一時的な予備役編入が妥当」とは、少なくとも皇帝の無事、地球教徒によるテロ、皇帝の英邁さが損なわれていない、ことを知っているという条件があって初めて言えることです。三度、繰り返しますが、ロイエンタールはそれを知ることができなかったのです。
ゴールデンルーヴェを旗艦に持っていったのも、ラインハルトがそれに相応しい人物であるかをついぞ確認することができなかった証明の一つと言えないでしょうか。だから、自分こそは、との感情があったはずです。
彼のもう一つの一面、梟雄の部分がさらに彼を一定の方向へ導きます。
果たして、これを逃して以降も、あくまで乱世の武人として傲然と覇を唱える機会が訪れると考えられたでしょうか?
陰謀に屈して悲運の人に仕立て上げられるより、
あくまで自負心に基づいて剣を選んだ。
となりましょうか。
言うまでもないことですが、成功するか否か、それが世間大多数に支持・賛同を得られるかどうかは別次元の問題であります。
長々とした上に話しが前後して読みにくくなったとすみませんが、
以上が私の結論であり見解です。
駄文・長文に付き合ってくださってどうもです。
- 親記事No.4261スレッドの返信投稿
- board4 - No.4286
他の獣神将は...
- 投稿者:A.Na
- 2003年06月23日(月) 16時28分
まず。
>決戦!! 獣神VS竜王
というタイトルを見て。
てっきり獣神ライガー(アニメの方。さすがに覆面レスラーとは考えませんでした。^^;)対竜堂兄弟
かと思った(笑)。
冗談はさておき。
ガイバーの原作では、疑似ブラックホール(以下疑似B・Hと略)はギガンティック・ダークに破られていますが、
竜堂兄弟が同様の方法で疑似B・Hを破るのは難しいかもしれません。
ガイバー(ギガンティック)のセンサーは、疑似B・H中心部の状況を捉えることができましたが、同様の真似が
竜種に可能かということと、ギガ・スマッシャークラスの打撃を疑似B・H中心部に与えることができるかどうか、
がポイントですね。
あるいは、青竜王に限り、獣神将と同じ手段で疑似B・Hを中和する能力があるかもしれませんが、これは何とも
言えませんね。
とりあえず、獣神将で確実に竜堂兄弟に勝てる存在はアルカンフェルだけでしょう。
と言うより、アルカンフェルなら、竜堂兄弟が竜身で4体がかりで相手しても負けないでしょう。
何しろ、地球を破壊する大きさの巨大隕石を破壊するほどの攻撃力と、ガイバーのメガ・スマッシャーを反射する
防御力を持っていますから(はっきり言ってデタラメな強さです)。多分、11巻に出てきた銀月王も彼の敵では
無いでしょう。
まだ、12人(正確には13人)の獣神将の内、戦闘力が判明しているのは半分くらいですが、アルカンフェル、
ギュオー(イマカラム)の他に竜堂兄弟に致命傷を与えうる能力を持った獣神将というと、リ・エンツイだけですね。
彼の技『絶空斬』なら、竜身でも切断することが可能でしょうし、幾ら竜王でも胴体もしくは首を切られて生きて
いられるとは思えません。
問題は、絶空斬を仕掛けるには、竜王に接近しなければならないことと、技を仕掛けてから切断されるまでに若干
のタイムラグがあるため、他の獣神将がおとりにならないと技にかかってくれないでしょう。
結論として、リ・エンツイと竜王の一対一ではまず竜王の勝ちでしょうね。
- 親記事No.4261スレッドの返信投稿
- board4 - No.4287
Re:他の獣神将は...
- 投稿者:カン
- 2003年06月24日(火) 16時25分
A.Naさま、はじめまして、カンと申します。
私の作品は楽しんでいただけましたか?
タイトルからしますと他の獣神将についても書け、ということですか?
いえ、むしろ望む所在ですが。
竜堂兄弟と4対4で戦うネタもありますし。
ただ、これが不沈戦艦さまのおっしゃる「どうしようもない程脱線」
でなければですが。
不沈戦艦さまへ、はじめまして。貴兄の「反銀英伝 大逆転!リップシュタット戦役」とても楽しく読ませていただきました。
今回は大目に見てもらえたようです。ありがとうございます。
4対4の対戦はセーフでしょうか?
管理人さまへ、いつも楽しませてもらっております。
ガイバーと創竜伝のクロスオーバー、4対4の対戦は「どうしようもない程脱線」となるのでしょうか?
- 親記事No.4269スレッドの返信投稿
- board4 - No.4288
Re:田中芳樹の解説が……
- 投稿者:樹里
- 2003年06月25日(水) 10時28分
こんちわ。はじめてこのページにやってきました。たまたま気になる投稿があったので書き込んどきます。
> 田中芳樹ってこんな形で人様の作品に解説を書く人なのですか?
解説だけでなく、けっこう色々な本にちょこちょこ書いてるみたいですよ。
> 田中芳樹が解説した他の方の作品などもこんな感じなのでしょうか?
私はそれを見ていないですのでわかりかねます。
> でも、こういうのはありなのでしょうか……。
ありだとおもいますよ。私は武田泰淳の『十三妹』で見ましたが、かなり的確な解説だと感じました。
中国系の本にちょこちょこ書いてるみたいですから興味があったら探してみるのもよいでしょう。
-
- board4 - No.4289
在宅のお仕事しませんか?
- 投稿者:Akira Suzuki
- 2003年06月25日(水) 14時58分
完全在宅制のお仕事です。
真剣にやれば必ず結果が着いてきます。
サポート体制も完璧です。
とにかくホームページを見て下さい。
ttp://www.travailathome.net/akira/
-
- board4 - No.4290
ヒトラーと田中芳樹
- 投稿者:Yume-
- 2003年06月27日(金) 10時26分
管理人さんが、ヒトラーと田中芳樹が同じみたいなこを言ってました
ヒトラーが権力を利用しユダヤ人を迫害したのと、竜堂兄弟が誇大妄想
の極悪人に制裁くわえるのを一緒にするのは、あきらかにおかしいと思いますが?
-
- board4 - No.4291
13巻を読んでみました
- 投稿者:れん
- 2003年06月27日(金) 12時38分
はじめまして、今日、初めてここに来たれんといいます。
私は、田中さんの本は創竜伝しか読んでません。
酷評(笑)されてますけど、私は単純に面白いと思います。
確かに、政治家や事件のことなど、物語の中には「あ、これは!」って、現実に思い当たることが多々あります。
最悪にデフォルメされた政治家も沢山いますが、なんというか、若い人が、この妙にリアリティーがある空想物語を読むことで、少しは政治に興味が湧くのではないかと思うのです。
私は、30歳で主婦ですが、この物語と出会ったのは、多分高校か中学生の頃でした。 ですから、当時の政治家や事件のことなど、ほとんど興味がなく、本当に物語の中だけの話だと思ったのです。
ですから、その頃よりも多少、世界の動きが分かるようになった今では、現代の政治家や世界情勢をパロディーした空想ファンタジーとして読んでます。
実際、今の政治家は(否、ひょっとしたら昔から)、最下層の国民のことを考えてないですよ。 今の日本をガンバって作り上げた老人の微々たる年金から、税金を持っていったり、不況でがんばるサラリーマンを、更にむち打つように課税したり・・・。
田中さんでなくても皮肉りたくなりますよ。
私は凡人ですので、皆さんのようにいろいろな意見をここにお出しできませんが、私が創竜伝を読むわけは、キャラクターも大好きなのですけど、田中さんの皮肉に「そうそう、あたしもそう思ってたのよ!」って、本をめくりながら声を上げれる歓びなのです。
わかりやすいストーリー、単純なキャラクター・・・沢山の本を読んでいる方々には「つまらない」の物語でも、それを求めている人達もいるんだと思います。(というか、私がそうです)
複雑怪奇な物語って、私は疲れちゃうんですよね。
私にとって、創竜伝て、ご老人の「水戸黄門」みたいなものかも。
駄文を長々と失礼しました。
無学者の戯言でございました・・・。
- 親記事No.4291スレッドの返信投稿
- board4 - No.4292
Re:13巻を読んでみました
- 投稿者:杜甫
- 2003年06月30日(月) 00時07分
なるほど。そうなんでしょうねー。
ストレス解消のために読み捨てにされる娯楽小説。
ただまぁ、ここに来られる人たちは田中芳樹の小説に「もう少しマシなもの」
を求めておられたようです。求めて、裏切られたのが酷評につながっている。
銀河英雄伝説あたりから入ったファンとしては、思いつきを書きなぐって
いるとしか思えない創竜伝の構成の破綻とかご都合主義がハナについてしょう
がないのですよ。違う小説に同じものを求めてはイカンのかもしれませんがー。
> はじめまして、今日、初めてここに来たれんといいます。
>
> 私は、田中さんの本は創竜伝しか読んでません。
> 酷評(笑)されてますけど、私は単純に面白いと思います。
> 確かに、政治家や事件のことなど、物語の中には「あ、これは!」って、現実に思い当たることが多々あります。
> 最悪にデフォルメされた政治家も沢山いますが、なんというか、若い人が、この妙にリアリティーがある空想物語を読むことで、少しは政治に興味が湧くのではないかと思うのです。
>
> 私は、30歳で主婦ですが、この物語と出会ったのは、多分高校か中学生の頃でした。 ですから、当時の政治家や事件のことなど、ほとんど興味がなく、本当に物語の中だけの話だと思ったのです。
> ですから、その頃よりも多少、世界の動きが分かるようになった今では、現代の政治家や世界情勢をパロディーした空想ファンタジーとして読んでます。
>
> 実際、今の政治家は(否、ひょっとしたら昔から)、最下層の国民のことを考えてないですよ。 今の日本をガンバって作り上げた老人の微々たる年金から、税金を持っていったり、不況でがんばるサラリーマンを、更にむち打つように課税したり・・・。
> 田中さんでなくても皮肉りたくなりますよ。
>
> 私は凡人ですので、皆さんのようにいろいろな意見をここにお出しできませんが、私が創竜伝を読むわけは、キャラクターも大好きなのですけど、田中さんの皮肉に「そうそう、あたしもそう思ってたのよ!」って、本をめくりながら声を上げれる歓びなのです。
>
> わかりやすいストーリー、単純なキャラクター・・・沢山の本を読んでいる方々には「つまらない」の物語でも、それを求めている人達もいるんだと思います。(というか、私がそうです)
> 複雑怪奇な物語って、私は疲れちゃうんですよね。
> 私にとって、創竜伝て、ご老人の「水戸黄門」みたいなものかも。
>
> 駄文を長々と失礼しました。
> 無学者の戯言でございました・・・。
- 親記事No.4291スレッドの返信投稿
- board4 - No.4293
Re:13巻を読んでみました
- 投稿者:れん
- 2003年06月30日(月) 02時08分
こんにちわ。 レス、ありがとうございます。
> なるほど。そうなんでしょうねー。
> ストレス解消のために読み捨てにされる娯楽小説。
ははは・・・。 そうですね。 やはり、創竜伝は娯楽小説でしょうね。 読み捨て、というかは分かりかねますが。
少なくとも私は、創竜伝が出る限り購入はするでしょうね。
私にっては、大変面白いものですので。
あと、お気を悪くされるかもしれませんが、上記のような書き方はあまりいい気のするものではありません。
> ただまぁ、ここに来られる人たちは田中芳樹の小説に「もう少しマシなもの」
> を求めておられたようです。求めて、裏切られたのが酷評につながっている。
>
> 銀河英雄伝説あたりから入ったファンとしては、思いつきを書きなぐって
> いるとしか思えない創竜伝の構成の破綻とかご都合主義がハナについてしょう
> がないのですよ。違う小説に同じものを求めてはイカンのかもしれませんがー。
そうですね。 やはり、同じ作家が書いても、やはり善し悪しというものがあるのだと思います。 それに、作品自体の世界が全く違うので、比較しない方がよろしいかと思われます。
そうかぁ、そんなに銀英伝は素晴らしい作品なのですか。 読んでみようかな・・・と思うときもありますが、なにぶん、あの単行本の量ですからねぇ(笑)
- 親記事No.4290スレッドの返信投稿
- board4 - No.4294
Re:ヒトラーと田中芳樹
- 投稿者:俗説が正しいことはあまりない
- 2003年06月30日(月) 04時24分
弁護でも擁護でもありませんが、ヒトラーとユダヤの双方について学んで見るのも面白いと思いますよ。
選民思想という点では同根ですし。
ヒトラー=絶対悪、ユダヤ=可哀相な人たちと言う如何にもな俗説は歴史的流れの前には軽く吹き飛ぶこと請け合いです。
ホロコーストを容認するものではありませんが、何事も原因と理由があって始まるということです。
- 親記事No.4291スレッドの返信投稿
- board4 - No.4295
Re:13巻を読んでみました
- 投稿者:杜甫
- 2003年07月01日(火) 03時16分
れんさん、どうも失礼しました。
> あと、お気を悪くされるかもしれませんが、上記のような書き方はあまりいい気のするものではありません。
確かに失礼でしたね。正直な気持ちが出ていただけ、というのは言い訳にはならないし(笑)。
> > ただまぁ、ここに来られる人たちは田中芳樹の小説に「もう少しマシなもの」
> > を求めておられたようです。求めて、裏切られたのが酷評につながっている。
> >
> > 銀河英雄伝説あたりから入ったファンとしては、思いつきを書きなぐって
> > いるとしか思えない創竜伝の構成の破綻とかご都合主義がハナについてしょう
> > がないのですよ。違う小説に同じものを求めてはイカンのかもしれませんがー。
> そうですね。 やはり、同じ作家が書いても、やはり善し悪しというものがあるのだと思います。 それに、作品自体の世界が全く違うので、比較しない方がよろしいかと思われます。
善し悪しというよりは、違う趣向の作品ということなんでしょうけどね。
でも創竜伝を「銀英伝」流にマジ読みすると、政治観とか歴史観の浅薄さが頭に来るのですよ。
読み方が間違っとる、というご意見もありましょうが…
> そうかぁ、そんなに銀英伝は素晴らしい作品なのですか。 読んでみようかな・・・と思うときもありますが、なにぶん、あの単行本の量ですからねぇ(笑)
とりあえず第一巻をお読みください。
当初はシリーズになることを予定されていなかった作品ですのでそれなりに完結してますし、銀英伝のエッセンスはすべて含まれていますから。
もし読まれたら、そちらの感想を聞かせていただけると嬉しいです。では。
- 親記事No.4291スレッドの返信投稿
- board4 - No.4297
Re:13巻を読んでみました
- 投稿者:誤解されているようですが
- 2003年07月01日(火) 04時32分
先に断っておきますが、皮肉をいうつもりもなければ、嫌味で書くわけでもありません。あしからず。
> 実際、今の政治家は(否、ひょっとしたら昔から)、最下層の国民のことを考えてないですよ。 今の日本をガンバって作り上げた老人の微々たる年金から、税金を持っていったり、不況でがんばるサラリーマンを、更にむち打つように課税したり・・・。
> 田中さんでなくても皮肉りたくなりますよ。
政治家というのは1人残らず全員仕事に対して不真面目だという特別な職業なのでしょうか。
どんな職業だって真面目な人もいれば不真面目な人もいると思いますが、それを国民のとこなど考えて無いというのは…。
もちろん全面指示などしていないし、一部の議員のように日本を売って、そのキックバックで懐を肥やすようなのもいるのも事実ですが。
クウェートのように税金の無い国もありますが、ほとんどの国は税金があります。不況だろうが不況でなかろうが、です。もちろんその使い道には多いに疑問をもつこともありますが、先立つものがなければ何もできないのも事実ですよね。
不況だからといって何もしなければ事態は好転どころか良くて変わらず、悪いとただ悪化するのを見てるだけになると思いますが。
田中氏が皮肉を言うこと事態が悪いといってるのではなく、その内容が見当違いで無茶苦茶だとここの人は言ってるわけです。
- 親記事No.4291スレッドの返信投稿
- board4 - No.4298
Re:13巻を読んでみました
- 投稿者:TAC
- 2003年07月01日(火) 06時12分
> そうかぁ、そんなに銀英伝は素晴らしい作品なのですか。 読んでみようかな・・・と思うときもありますが、なにぶん、あの単行本の量ですからねぇ(笑)
個人的には、徳間文庫から出ている短編群をお奨めします。
「白夜の弔鐘」「流星航路」「戦場の夜想曲」あたり。
「アップフェルラント物語」「ウェディングドレスに紅い薔薇」
それに「カルパチア奇想曲」あたりも良いですねぇ……。
これらの初期作品群は、文庫一冊で完結しているのでお手軽です。
個人的に田中芳樹は長編を書いてはいけない人なんじゃないかという気が。
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- board4 - No.4299
Re:13巻を読んでみました
- 投稿者:れん
- 2003年07月01日(火) 09時30分
> でも創竜伝を「銀英伝」流にマジ読みすると、政治観とか歴史観の浅薄さが頭に来るのですよ。
> 読み方が間違っとる、というご意見もありましょうが…
それは、杜甫さんの自由な読み方なのでよろしいかと思います。
私が高校の頃、空前の(?)銀英伝ブームでして、私はその波に乗り遅れた(笑)クチです。 というか、私の嫌いなクラスメートが好きだったので、読まなかったという幼稚な理由ではございましたが。
しかし、銀英伝・・・。 うちの主人が1stガンダムが好きで、いろいろ一緒に観たり、読んだりするのですが、すでにガンダムのあの世界でいっぱいいっぱいなんですけど、大丈夫でしょうか・・・私に銀英伝・・・。(--;;
> とりあえず第一巻をお読みください。
> 当初はシリーズになることを予定されていなかった作品ですのでそれなりに完結してますし、銀英伝のエッセンスはすべて含まれていますから。
> もし読まれたら、そちらの感想を聞かせていただけると嬉しいです。では。
ご丁寧にありがとうございます。
そうですね、近々読んでみます。 妊娠して仕事も辞めれば、あのシリーズに手を出すやも知れません。
皆さんが、こんなに好きな作品なので、期待大ですね。
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- board4 - No.4300
Re:13巻を読んでみました
- 投稿者:れん
- 2003年07月01日(火) 09時43分
> 個人的には、徳間文庫から出ている短編群をお奨めします。
> 「白夜の弔鐘」「流星航路」「戦場の夜想曲」あたり。
> 「アップフェルラント物語」「ウェディングドレスに紅い薔薇」
> それに「カルパチア奇想曲」あたりも良いですねぇ……。
> これらの初期作品群は、文庫一冊で完結しているのでお手軽です。
こんにちは。 レス、ありがとうございます。
こう、いろいろ本のタイトルを上げていただきますと
私、田中さんの小説、けっこう読んでました(笑)
忘れてました・・。
「アップフェルラント物語」「ウェディングドレスに紅い薔薇」
「カルパチア奇想曲」の3冊は読んでました。 後、夏休みの話・・・とある青年がお金を貯めて、旅をする・・・みたいなの、ありませんでしたっけ? あと「薬師寺涼子」シリーズの一番初めのも。・・・すいません、うろ覚えばかりで・・・(--;;
涼子シリーズは、1冊読んで私に合わないのでその後は買いませんでした。ハハハ・・・。
> 個人的に田中芳樹は長編を書いてはいけない人なんじゃないかという気が。
長編は、どうしても中だるみができてしまいますもんね。
「書いてはいけない人」かどうかはわかりませんが、銀英伝なり、創竜伝なり、ものすごく多くのファンがいるのは事実ですよね。
読み手の「ハマるか、ハマらないか」っていうのが基本でしょうから、TACさんは、きっと短編の方がハマったんでしょうね。
色んな作品、教えていただいてありがとうございました。
探して読んでみます。