4代目掲示板過去ログ

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投稿ログ242 (No.3897 - No.3924)

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board4 - No.3897

Re:Re3877:アスターテ会戦(作られた英雄たち)

投稿者:SAI
2003年03月26日(水) 15時08分

私前にそういう態度続けるなら無視するといいましたね。
あなた続けてますね。反論してもいいけど疲れますしね。
私自称賢い人間を相手にするのいやなんです。


では今後一切のレスを返すのをやめます。ではご機嫌よう。

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board4 - No.3898

Re:疑問

投稿者:るか
2003年03月27日(木) 01時06分

> > 追伸
> > 出来れば「将軍」ではなく「提督」にして下さい。
>
> 一応、銀英伝では、一万から二万隻の一個艦隊を基準として、艦隊が定義されているように思います。そうすると、提督と呼びうる艦隊司令官は、アスターテ会戦では、帝国側では、ラインハルト一人ではないか、と思うのです。もちろん、メルカッツやシュターデン等の将官も、数千隻規模の艦隊を率いているのでしょうが。
> つまり、将軍としている理由は、対象としている人物が中将だとか少将だとかいった将だから、この表現は少なくとも間違いがない、と考えるためです。
> 別に、是が非でも将軍でないと駄目だ、とか主張するつもりはありませんが。
>

陸軍司令官が将軍で海軍司令官が提督ではないのですか?
わたしの勘違いならそれでいいんですけど・・・

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board4 - No.3899

Re:疑問

投稿者:???
2003年03月27日(木) 01時44分

> > > 追伸
> > > 出来れば「将軍」ではなく「提督」にして下さい。
> >
> > 一応、銀英伝では、一万から二万隻の一個艦隊を基準として、艦隊が定義されているように思います。そうすると、提督と呼びうる艦隊司令官は、アスターテ会戦では、帝国側では、ラインハルト一人ではないか、と思うのです。もちろん、メルカッツやシュターデン等の将官も、数千隻規模の艦隊を率いているのでしょうが。
> > つまり、将軍としている理由は、対象としている人物が中将だとか少将だとかいった将だから、この表現は少なくとも間違いがない、と考えるためです。
> > 別に、是が非でも将軍でないと駄目だ、とか主張するつもりはありませんが。
> >
>
> 陸軍司令官が将軍で海軍司令官が提督ではないのですか?
> わたしの勘違いならそれでいいんですけど・・・
>

goo 国語辞典より

しょうぐん しやう― 【将軍】
(1)一軍を統率・指揮する長。特に、陸軍の将官。
(2)一軍を統率して出征する臨時の職。また、その人。
  征西将軍・鎮東将軍など。
(3)「征夷(せいい)大将軍」の略称。「鎌倉―実朝」

ていとく 【提督】
(1)艦隊の総司令官。また、海軍の将官。
(2)中国の官名。武官の最高位。清代では総督の下で一省の軍政を
  つかさどり、緑営を指揮した。提督軍務総兵官。
(3)全体を統括しとりしまること。「雷王は十二万人を―し/経国美
  談(竜渓)」

とあります。

board4 - No.3900

このサイトと出会って

投稿者:muu
2003年03月27日(木) 06時29分

初めて書き込ませてもらいます。

私は創竜伝しか読んでいないのですが、文庫版の挿し絵に惹かれて購入しました。当時小学生だった上、歴史小説もほとんど知らなかったため「・・・大人向けの小説ってこんな感じなのか?」程度に思っていたのですが、このサイトの皆さんのご意見はとても参考になりました。自分は創竜伝が受けるのは、「かっこいい男の子が悪い奴らに狙われるけど凄い力を使って倒していく」というまさに子供向けストーリーだからだと思います。(自分もそれに引っかかったのですが)

稚拙な文章ですいません。

board4 - No.3901

静かだな

投稿者:観察者
2003年03月29日(土) 19時16分

批判と討論が存在意義であるサイトが、その討論に疲れた時。
・・・それは一時的にか、それとも永遠にか休息する時が来たと言う事であろうか。

俯瞰して思われるのは、大雑把に二派に別れて行われた討論が、ただ噛み合わなかっただけではなく、互いに互いを絶滅せんとする、言葉による戦争のごとき様相を呈していた事だ。
(戦争とは、わが意思達成を敵に強制する暴力行為(ゲバルト)である:クラウゼヴィッツ)

討論を通して合意が形成される事はなく、互いの意見が変更される事もなく、ただ異なった意見が開陳され、そして異なったままに終わった。

どんなに正しい意見であれ、論であれ、異論を持つ人間が存在するのは避けがたい。
そもそも他人が自分と違う目で世界を眺めているのは自明の事なのだから。

異論が花壇に生えた雑草なのか、実はそれ自体が、あまり綺麗でなくても花なのかを決めるのは、花壇を見る人が決める事でしょう。
そういう時、論者たち自身にはそういう判断が出来なくなる傾向があると言うのは、よく知られている事です。

趣味に合わず、多少綺麗でないからとて、全ての雑草を抜き尽くそうとすれば、残るのは不毛の砂漠だけでしょう。
そうやって興亡を繰り返すのも、ほかならぬ田中芳樹作品を語るサイトとしてはふさわしいのかも知れませんが・・・。

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board4 - No.3902

Re:静かだな

投稿者:八木あつし
2003年03月30日(日) 16時07分

共産趣味者でもある私の感じていることを言えば、もうすぐ内ゲバが起こるかな?でした。先日火が消えた「移動要塞論争」は、まるで左翼党派が今後の路線・理論を巡り組織が紛糾、分裂していくかのごとき激しさを感じました。個人攻撃も多かったですし。
指導者の統制力がなくなれば、すぐさま組織分裂→内ゲバに突入、もしくは組織解体ですね。
過去ログを読んで感じていましたが、新たな論客が次々と掲示板に登場しているものの、以前からいた論客が次々と脱落しています。まぁ大体半年から1年のサイクルで主な論客が交代しています。これが論戦掲示板の宿命なのでしょうか。ということは、新たな論客が登場しなければ、いずれ消え去っていくのか・・・。

もはや、我らが偉大なる領導者・田中芳樹の新刊(過去作品再販を除く)を期待するしかない。それも創竜伝を。そうすれば反芳樹の旗の下、再出発が出来そうだが。

board4 - No.3903

銀河英雄伝説 in イラク

投稿者:イッチー
2003年03月30日(日) 18時09分

 おひさしぶりです。みなさま、イッチーでございます。長い間、私生活が忙しく、書き込み出来ませんでしたが、今日は、みなさまのご意見をうかがいたく、参上いたしました。
 というのも、現在、米英他連合軍によるイラク攻撃が続いていますが、解放軍気取りで乗り込んだものの、民衆から支持されない軍隊、敵の焦土作戦、伸びきった補給線など、イラクに侵攻した連合軍の姿はどうみても、銀英伝世界における帝国領侵攻作戦時の同盟軍の姿とダブって仕方ありません。ブッシュやラムズフェルドの演説はフォークのセリフとだぶって仕方ありませんし・・・。
 そうすると、イラク軍は帝国軍でしょうか?某掲示板では、イラク軍を貴族連合軍になぞらえ、今度のイラク戦争を同盟軍と貴族連合軍との幻の戦いと言う人が多いのですが、私はなかなかどうして、フセインはブラウンシュヴァイク公以上の戦略家であると思われます。
 今度のイラク戦争が帝国領侵攻作戦に例えられるという考えをみなさまはどう思いますか?また、田中先生は今度のイラク戦争についてどのようなコメントをされておられるでしょうか?

board4 - No.3904

作者の倫理批判について

投稿者:1ファン
2003年03月31日(月) 05時52分

正直、あきれるばかりでした。作家自身も遅筆なのは自ら公言しているし、遅筆ながらも少しずつ筆はすすめているではないですか?
本人も体調を崩して入院したりして、いろいろある中で執筆活動をしているわけですよね?筆の早さは各作家ごとに大きく異なるわけですし、誰を基準にするかでも見方はかなり異なる気がします。
作品の中の登場人物の性格や発言も、それこそ作家本人が登場しているわけでもないのですから、一つ一つの事例を作品のなかから引用して批判することのナンセンスさは…。
たとえば、創竜伝のなかでも、竜堂始も小早川なつこ嬢もその他の登場人物のすべては、田中氏の作り出したもので、正反対に位置するように見えても、それらの要素は彼の持つ一面であったり、今まで知り得た人格をデフォルメしたものでしょう。
田中氏がもっとも嫌う思考のありかたとして、「自分の持つ価値観、見方、情報がすべてで、その他の価値観などは認めない。もしくはその他の価値観があるなんて想像できない。」というものがあげられると思います。つまり、作家の作品の中で断言的に書かれている思想であったとしても、常にそれとは逆の価値観や立場があるかもしれないよ?という意識はすべての作品に共通して流れている精神だとおもいます。
あえて田中氏が完全否定している思想があるとすれば、思考の選択肢を与えない環境や政治体制だけでは?
いやなら読まなければいいわけで、読まない自由も買わない自由も皆さんには与えられているはずですが。
作家本人は、例えここの文章を読んでもあえて反論もしないでしょう。
「ああ、そういう考え方の人もいるだろうねぇ。」
と思うだけでしょう。

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board4 - No.3905

Re:銀河英雄伝説 in イラク

投稿者:TAC
2003年03月31日(月) 07時30分

アメリカはそんなに愚かではありませんよ。
イラクが勝利出来る可能性は、1%だってありはしません。
日本マスコミは連合軍苦戦と報じてますが、全然順調です。

開戦から僅か十日、地上軍投入から僅か一週間。
それで地上軍は正面兵力比10:1の状況で数百キロを踏破。
既にバクダッドを地上軍特科部隊の射程内に捕らえています。

ぱっと見、連合軍の作戦が停滞しているように見えますが、
前進速度が予定より早すぎたため、タイムテーブルに合わせてるだけです。
前進しすぎると補給が間に合わなくなるので、後続を待っている状況。
本来ならバクダッド制圧は開戦から2週間~3週間目の予定でしたから。

焦土作戦+補給の遅滞のコンボでも、糧食が一日一食です。
戦闘糧食は栄養価が極端に高いので、前進しなければ一日一食でも飢えません。
本気で物資が不足したら、空輸すれば良いだけ。制空権を確保してますから。

イラク軍は貴族連合軍ほどの戦力なんて持っていませんよ。
だから正面決戦を避けて不正規戦に走っているんです。
でも不正規戦では負けないものの勝てない訳で……。

今のアメリカの状況が同盟の状況と似ているのは確かです。
ブッシュ・ジュニア大統領がトリューニヒト議長。
ラムズフェルド国防長官がロボス元帥。
ラムズフェルドのブレーンがフォーク准将。
パウエル国務長官がシトレ元帥。
フランクス大将がヤン中将。
でもアメリカは同盟ほど硬直していませんし、
パウエル―フランクスはシトレ―ヤンよりも政治力が大きいです。
まあ、同盟とは物量が違うのでフォーク准将が指揮しても負けませんけど。

むしろイラク情勢で重要なのは連合軍の動きではなくて、
トルコ、イラン、イスラエル等、周辺各国の動きでしょう。
トルコ軍が国境を越えたというのは真実か否か。

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board4 - No.3907

Re:作者の倫理批判について

投稿者:ROM
2003年03月31日(月) 09時28分

> 正直、あきれるばかりでした。作家自身も遅筆なのは自ら公言しているし、遅筆ながらも少しずつ筆はすすめているではないですか?
> 本人も体調を崩して入院したりして、いろいろある中で執筆活動をしているわけですよね?筆の早さは各作家ごとに大きく異なるわけですし、誰を基準にするかでも見方はかなり異なる気がします。
> 作品の中の登場人物の性格や発言も、それこそ作家本人が登場しているわけでもないのですから、一つ一つの事例を作品のなかから引用して批判することのナンセンスさは…。
> たとえば、創竜伝のなかでも、竜堂始も小早川なつこ嬢もその他の登場人物のすべては、田中氏の作り出したもので、正反対に位置するように見えても、それらの要素は彼の持つ一面であったり、今まで知り得た人格をデフォルメしたものでしょう。
> 田中氏がもっとも嫌う思考のありかたとして、「自分の持つ価値観、見方、情報がすべてで、その他の価値観などは認めない。もしくはその他の価値観があるなんて想像できない。」というものがあげられると思います。つまり、作家の作品の中で断言的に書かれている思想であったとしても、常にそれとは逆の価値観や立場があるかもしれないよ?という意識はすべての作品に共通して流れている精神だとおもいます。
> あえて田中氏が完全否定している思想があるとすれば、思考の選択肢を与えない環境や政治体制だけでは?
> いやなら読まなければいいわけで、読まない自由も買わない自由も皆さんには与えられているはずですが。
> 作家本人は、例えここの文章を読んでもあえて反論もしないでしょう。
> 「ああ、そういう考え方の人もいるだろうねぇ。」
> と思うだけでしょう。

あなたの論理で言うなら、「田中芳樹の思想を批判する自由」も認められてしかるべきではないでしょうか?
嫌なら読まなければよい、まことにその通りの話で、あなたも嫌ならこのサイトを読むべきではないですね。
私は田中芳樹小説のファンですが、ファンであってもこのサイトは充分楽しく読んでおりますし、一種のカウンターバランスを取る意味で重要な意味を持っていると思いますよ。
たまに議論が白熱し過ぎて個人中傷めいたことが行われるのは、読んでいて悲しくなりますけども、それは議論の流れに身を置いていない人間が言うべきことではないのかもしれません。
ともかく、あなたのこのサイトに対する否定の論旨こそ、あなたや私が愛する田中芳樹の思想ともっともかけ離れていると思うのですが、いかがでしょうか。

board4 - No.3908

帝国の国家形態についての独り言

投稿者:中原
2003年03月31日(月) 11時30分

ここには初めて書き込みします。

「宇宙時代になんで貴族がいるのか?」について前々から思ってたのですが、銀河帝国は我々の知っているいかなる国家形態とも異なる国家形態を持っているのではないでしょうか?
具体的には

「帝国貴族とは化け物のように巨大で、惑星ならびにそこに住む人々の生活・経済・政治のすべてを支配する超巨大財閥(日本経団連よりも巨大な企業複合体)のオーナーであり、銀河帝国とはこれら超巨大財閥の連合体である」

と考えることはできないでしょうか?(これはもう誰か提唱しているのかな?)

そして、銀河連邦から銀河帝国への移行は、巨大企業体が台頭して銀河連邦を乗っ取り、封建領主化していった過程ではないでしょうか?(つまり、巨大企業体が自らが開発した惑星に存在する市場を独占していったということ)

みなさんはもし、日本経団連よりも巨大な1個の企業複合体が政治と経済と人々の生活のすべてを支配する世界があるとしたら、その世界の経済と人間の生活はどのようになると思いますか?(私は今存在する資本主義国とも社会主義国とも違ったのものになるんじゃないかと考えています。)

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board4 - No.3909

Re:お止めなさいって

投稿者:不沈戦艦
2003年03月31日(月) 15時45分

> 共産趣味者でもある私の感じていることを言えば、もうすぐ内ゲバが起こるかな?でした。先日火が消えた「移動要塞論争」は、まるで左翼党派が今後の路線・理論を巡り組織が紛糾、分裂していくかのごとき激しさを感じました。個人攻撃も多かったですし。
> 指導者の統制力がなくなれば、すぐさま組織分裂→内ゲバに突入、もしくは組織解体ですね。
> 過去ログを読んで感じていましたが、新たな論客が次々と掲示板に登場しているものの、以前からいた論客が次々と脱落しています。まぁ大体半年から1年のサイクルで主な論客が交代しています。これが論戦掲示板の宿命なのでしょうか。ということは、新たな論客が登場しなければ、いずれ消え去っていくのか・・・。
>
> もはや、我らが偉大なる領導者・田中芳樹の新刊(過去作品再販を除く)を期待するしかない。それも創竜伝を。そうすれば反芳樹の旗の下、再出発が出来そうだが。


 議論は出尽くして沈静化しているのに、煽りなんか入れなくてもいいでしょ。お止めなさいよ、二人とも。

 それに何か勘違いしているようですけど、この「田中芳樹を撃つ!」は「組織」なんぞではありませんよ。同好の士が、意見を交換する場所でしかないんですから。何故分裂やら内ゲバやら、訳の解らんことを言い出すのでしょうかね。

 激しいやり合いが終わった後に、中立ぶって論評するかのような態度を取るのは、さも自分が偉くなったような気がして気分がいいのかも知れませんけど、そんなことをやったところで何の意味もありますまい。

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board4 - No.3910

Re:銀河英雄伝説 in イラク

投稿者:イッチー
2003年03月31日(月) 16時45分

TACさま、レスありがとうございます。
 連合軍とイラク軍の戦力比を銀英伝に例えれば、アラブ全体が貴族連合軍で、サウジアラビアがブラウンシュヴァイク公・エジプトまたはシリアがリッテンハイム候といったところでしょうか。イラクはさしずめ、フレーゲル男爵で、今度のイラク戦争は同盟軍が帝国貴族の一私領を攻めているという規模でしょうか。
 戦力的にイラクがアメリカを破るのは無理。しかし、イラクにしては負けなければいいわけで、ゲリラ戦その他で、連合軍の死傷者を増やし、世界的に厭戦感情を盛り上げて、中途半端な形(フセイン政権の存続またはクサイへの政権移譲でお茶を濁す)で停戦に持ち込みたいところでしょう。
 銀英伝に例えれば、同盟軍に攻撃されたフレーゲル男爵は領民にゲリラ戦法を強い、領民の被害を逆に同盟領に放送することで、同盟内の反戦派をけしかけ、「銀河帝国の栄光のために徹底抗戦せよ!」と呼びかけ、他の帝国貴族をも巻き込もうとしている・・・といったところでしょうか。

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board4 - No.3911

Re:帝国の国家形態についての独り言

投稿者:イッチー
2003年03月31日(月) 17時19分

 中原さん、初めまして。
 銀河連邦から銀河帝国への移行については、「反銀英伝・設定検証編2-C銀英伝世界における各国の国力分析(3)」で検証されています。私はそこの涼さんの検証がもっとも説得力があるように思われます。
 中原さんが考えられた世界観で描かれているのアニメとして、私は昨年10月から今年3月までフジテレビで放送されていた「Kiddy Grade」が頭に浮かびました。このアニメでは、人口10万人に満たない純粋な地球人が全銀河の政治・経済・軍事を支配しています。純粋な地球人は「ノーブルズ」と呼ばれ、ノーブルズのみによって構成されているノーブルズ評議会が銀河の政治を取り仕切っています。ノーブルズは大企業体のオーナーでもあり、300年の長きにわたって銀河を支配しているので、資本家でありながら半ば貴族化しています。
 ノーブルズ以外の人間は「庶民」と呼ばれ、官僚や軍人にはなれるようですが、政治家にはなれないようです。惑星アウレーのように、開拓時代にノーブルズが開拓民に対して、水や食料を提供し、代わりに子々孫々に至るまでノーブルズに対して労働力を提供するという「契約」が結ばれたところでは、庶民は基本的人権が一切、認められず、奴隷同然の扱いを受けています。
 貴族的なノーブルズの描写やノーブルズが地球を崇拝しているような描写があるところは、銀英伝の影響があるように思いました。ノーブルズ支配を崩そうとする男の声が若本規夫(ロイエンタール)さんで、その盟友が森功至(ミッターマイヤー)さんというのも銀英伝を意識しているとしか思えなかったです。(笑)

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board4 - No.3912

Re:帝国の国家形態についての独り言

投稿者:SAI
2003年03月31日(月) 23時37分

>
> みなさんはもし、日本経団連よりも巨大な1個の企業複合体が政治と経済と人々の生活のすべてを支配する世界があるとしたら、その世界の経済と人間の生活はどのようになると思いますか?(私は今存在する資本主義国とも社会主義国とも違ったのものになるんじゃないかと考えています。)

はじめまして。中原さんのおっっしゃる世界は実は共産主義国家
というと思います(笑)。マルクスの思想を乱暴に要約すれば、国家が
資本家になって経済と人々の生活のすべてを支配すればいいです
から。

「帝国貴族とは化け物のように巨大で、惑星ならびにそこに住む人々の生活・経済・政治のすべてを支配する超巨大財閥(日本経団連よりも巨大な企業複合体)のオーナーであり、銀河帝国とはこれら超巨大財閥の連合体である」

と考えてもいいと思います。ようはなんと呼ぶかだけの違いです。
呼び方は変われど、太古から現在まで貴族もいれば、司祭もいいるし、
王もいる。なにせ、かの民主主義の総本山であると自負してる
アメリカにもブッシュ家だ、ケネディ家だと王家があるんですから。

社会科学では常識ですが、日の下に新しきものはないんです。
どんな新しい思想も、実はかつてあったものの焼き直しです。

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board4 - No.3913

Re:作者の倫理批判について

投稿者:1ファン
2003年04月01日(火) 06時34分

> あなたの論理で言うなら、「田中芳樹の思想を批判する自由」も認められてしかるべきではないでしょうか?
まさにその通りです。しかし、たとえば議論と口論が異なるように、議論の対象としたり、批判することと、想像に基づく誹謗中傷にもなりかねない発言を重ねることは似て否なるもののように思います。
もちろん、かきこみをされているすべてがそうであるとは思いません。それぞれに作品などへの愛情を持って批判している意見が大半だとは思っています。
但し、けっしてそうはとれない意見があることも事実で、それが管理人氏によるものが多いように感じたので、こういう書きこみをさせて頂いたのです。
> 嫌なら読まなければよい、まことにその通りの話で、あなたも嫌ならこのサイトを読むべきではないですね。
読むべきではないといわれるその論理もまた一方的のように思いますが、そこまでふれると論点がずれるので、置いておきましょう。
サイトを否定しているととられるのは私の書き方が悪かったのだと思います。否定しているわけではありません。ただ、批判しているだけでしょう?まず、作者個人の倫理否定ありきで進行したがっている方がいらっしゃるように思えたので。
それとも、本当は否定しているわけではなく、管理人氏のディベートの課題としてそのような姿勢で書きこみされているのでしたら、私の読み込みかたが不足していたかもしれません。
どう思われますか?

親記事No.3904スレッドの返信投稿
board4 - No.3914

Re:作者の倫理批判について

投稿者:ROM
2003年04月01日(火) 10時30分

1ファンさん、レスありがとうございます。

> まさにその通りです。しかし、たとえば議論と口論が異なるように、議論の対象としたり、批判することと、想像に基づく誹謗中傷にもなりかねない発言を重ねることは似て否なるもののように思います。
> もちろん、かきこみをされているすべてがそうであるとは思いません。それぞれに作品などへの愛情を持って批判している意見が大半だとは思っています。
> 但し、けっしてそうはとれない意見があることも事実で、それが管理人氏によるものが多いように感じたので、こういう書きこみをさせて頂いたのです。

なるほど、管理人さんに向けてのお言葉だったのですか。
一般論的に仰っているように受け止めてしまったので、ROMの立場でありながらしゃしゃり出てきたのですが、ならば私の行動は差し出がましいものだったようですね。
そのお答えは管理人さんが行われるのがもっとも相応しいでしょうから、私がこれ以上申し上げるべきことはなさそうです。
ただ個人的意見を述べると、純粋に田中芳樹作品に対する「想像に基づく誹謗中傷になりかねない発言」は、このサイトにはあまり見られないような気がいたしますが。
議論の過程でそういった傾向がたまに見られるのは、私も悲しいとは思うのですが。

> サイトを否定しているととられるのは私の書き方が悪かったのだと思います。否定しているわけではありません。ただ、批判しているだけでしょう?まず、作者個人の倫理否定ありきで進行したがっている方がいらっしゃるように思えたので。

こちらも私の誤読だったようですね。
「このサイトを読むべきではない」という極論を申し上げたことをお詫びいたします。

> それとも、本当は否定しているわけではなく、管理人氏のディベートの課題としてそのような姿勢で書きこみされているのでしたら、私の読み込みかたが不足していたかもしれません。
> どう思われますか?

さて、管理人さんの正確な意図は私には窺い知ることができませんので、こちらもお答えはいたしかねます。
これまた個人的見解でよろしいのであればお答えしますが、私には「作者個人の倫理否定ありきで進行したがっている方がいらっしゃる」とは思えませんし、また、たとえそういう方がいたとしてもそれはそれで別によいのではないか、とも考えます。
私は、田中芳樹とその作品を批判したり否定したりする場所がweb上に存在するのは、ファンとしても望ましいことだと思いますし、そういう場所に如何なるスタンスを持った人が集まってきたとしても、それはwebで公開されている限り当然のことかと考えます。
そしてもちろん、このサイトには、行き過ぎた批判に対する自浄作用が機能しており、闇雲な批判は他の方々から逆に批判を受ける結果になっている、と私は見ているのですが。

常連の皆さまを差し置いて、一介のROMがこのサイトのあり方について論じるのもいささか気恥ずかしいものがありますね。
そろそろ再びROMに徹するか、あるいはきちんとしたハンドルを名乗るべきなのかもしれません。

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board4 - No.3916

Re:お止めなさいって

投稿者:八木あつし
2003年04月01日(火) 15時00分

そうですね。少し勘違いをしていました。その点は、謝罪します。
もっとも全員が大小何かしらの勘違いをした結果、差異が大きくなったとも言えますが。

親記事No.3904スレッドの返信投稿
board4 - No.3917

Re:作者の倫理批判について

投稿者:1ファン
2003年04月02日(水) 05時05分

ROMさんこそ、レスありがとうございます。

> ただ個人的意見を述べると、純粋に田中芳樹作品に対する「想像に基づく誹謗中傷になりかねない発言」は、このサイトにはあまり見られないような気がいたしますが。

そうですね。こればかりは読む側の受け取り方次第で大きく変わるのでなんともいえません。私にはそういった文面にみえたので…。

>議論の過程でそういった傾向がたまに見られるのは、私も悲しいとは思うのですが。

ROMさんのように感じる方や、たまに反論をしている方などのように、擁護でも攻撃でもなく、思慮ある立場を保ち、発言する方がいらっしゃるならばそういった一方的な展開にはならずにすむのかもしれませんね。私は、あくまでも議論の範囲での進行を望むだけですから。

> 「このサイトを読むべきではない」という極論を申し上げたことをお詫びいたします。

いえいえ、お気になさらずに。最初にそのような書き方をしたのは私の方ですから。

> 私は、田中芳樹とその作品を批判したり否定したりする場所がweb上に存在するのは、ファンとしても望ましいことだと思いますし、そういう場所に如何なるスタンスを持った人が集まってきたとしても、それはwebで公開されている限り当然のことかと考えます。
> そしてもちろん、このサイトには、行き過ぎた批判に対する自浄作用が機能しており、闇雲な批判は他の方々から逆に批判を受ける結果になっている、と私は見ているのですが。

そうですね。これはほぼ同意見です。ただ、私が気になったのは以前も述べたように『行き過ぎた批判』や『闇雲な批判』が管理人氏によって行われたいるような気がしたからです。もちろん、このようなサイトを立上げ、管理されている方ですから辛口の愛情だと思いたいところです。
ROMさんのように反論・意見のある方も多いと思いますが、まあ、こういう見方、考え方の人間もいるということを知っていただければそれで良いです。長くなるので、そろそろ打ちきりましょうか。
お邪魔しました。

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board4 - No.3919

なんですかね

投稿者:本ページ管理人
2003年04月02日(水) 15時50分

>「自分の持つ価値観、見方、情報がすべてで、その他の価値観などは認めない。もしくはその他の価値観があるなんて想像できない。」

>彼は自分の考えを小説に注いでいるはずです、その人の作品を否定するのは、その作者の考えを否定することになります、それは思想を否定することになります。

>サイトを否定しているととられるのは私の書き方が悪かったのだと思います。否定しているわけではありません。ただ、批判しているだけでしょう?まず、作者個人の倫理否定ありきで進行したがっている方がいらっしゃるように思えたので。

>ただ、私が気になったのは以前も述べたように『行き過ぎた批判』や『闇雲な批判』が管理人氏によって行われたいるような気がしたからです。

なんか最近いろいろとえらい言われようですが。
いつどこで誰が異論の存在価値の否定やら弾圧などをしましたか?
手前味噌で恥ずかしい限りですが、この掲示板の自由度は議論掲示板の中では屈指のものだと自負しております。事実として、管理人削除は宣伝か誹謗中傷くらいしかしていません。

他人様の批判をするなら実例の一つも挙げて欲しいものですが。
言葉は発言者と受取側で際がありますから、もしも異論・批判に理があれば率直に謝罪・反省するのにやぶさかではないですよ。


>過去ログを読んで感じていましたが、新たな論客が次々と掲示板に登場しているものの、以前からいた論客が次々と脱落しています。まぁ大体半年から1年のサイクルで主な論客が交代しています。これが論戦掲示板の宿命なのでしょうか。ということは、新たな論客が登場しなければ、いずれ消え去っていくのか・・・。

>もはや、我らが偉大なる領導者・田中芳樹の新刊(過去作品再販を除く)を期待するしかない。それも創竜伝を。そうすれば反芳樹の旗の下、再出発が出来そうだが。


何度も繰り返し言っていますが、宿命で消え去っていくしかないんなら、とっとと消え去ってしまえばいいんですよ。本来は。
無理に反芳樹の旗に集結する必要などはありません。むしろ、そういう「反対のための反対」だけが存在理由という、最大に無様な状態だけは避けたいと思っています。

board4 - No.3920

それにしても

投稿者:本ページ管理人
2003年04月02日(水) 16時03分

たかが(ちょっと徹底的な)論争ごときで内ゲバやら価値観の否定とはちゃんちゃらおかしいですな。
世の中には棒で殴られたり刃物で刺されたり銃口を向けられたりしても自説を唱える人がいるというのに。
日本は平和ですね。

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board4 - No.3921

Re:それにしても

投稿者:八木あつし
2003年04月02日(水) 16時37分

> たかが(ちょっと徹底的な)論争ごときで内ゲバやら価値観の否定とはちゃんちゃらおかしいですな。
> 世の中には棒で殴られたり刃物で刺されたり銃口を向けられたりしても自説を唱える人がいるというのに。
> 日本は平和ですね。

日本はデフレ不況ですが平和です。全くもってありがたいことです。
まぁあれは私の価値観であり、少し過剰な表現になりました。管理人氏がご不快になられたのなら、その点は謝罪します。

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board4 - No.3922

Re:それにしても

投稿者:IK
2003年04月02日(水) 23時09分

> たかが(ちょっと徹底的な)論争ごときで内ゲバやら価値観の否定とはちゃんちゃらおかしいですな。
> 世の中には棒で殴られたり刃物で刺されたり銃口を向けられたりしても自説を唱える人がいるというのに。
> 日本は平和ですね。

終わった頃にのこのこ出てきて、後出しじゃんけんのように罵声を浴びせるのもちゃんちゃらおかしいですね。

親記事No.3908スレッドの返信投稿
board4 - No.3923

Re:帝国の国家形態についての独り言

投稿者:中原
2003年04月03日(木) 08時26分

> はじめまして。中原さんのおっっしゃる世界は実は共産主義国家
> というと思います(笑)。マルクスの思想を乱暴に要約すれば、国家が
> 資本家になって経済と人々の生活のすべてを支配すればいいです
> から。


レスありがとうございます。「共産主義国は国家全体が一個の企業のようだった」というのは私も前から思っていました。ただ、この銀英伝世界の共産主義国家がわれわれの世界の共産主義国家と違うのは「私有財産が否定されず、厳格な計画経済も行われていない」ということでしょう。
彼らは京セラやソニーのような持ち株会社方式をやっているのだろうか?
もし「銀英伝の大貴族は企業複合体のオーナー」とすると、中小貴族はさしずめ「複合体に属する大企業のオーナー」になるでしょう。帝国の人間は能力次第で中小ビジネス貴族にはなれるが、中小ビジネス貴族と大ビジネス貴族の間には超えがたい一線があるため、リップシュタット戦役の際は中小ビジネス貴族の多くがローエングラム公を支持した(もしくは中小ビジネス貴族の支持と支援があったからこそローエングラム公は反乱に踏み切れた)という裏設定も考えられるのではないでしょうか?

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board4 - No.3924

Re:帝国の国家形態についての独り言

投稿者:中原
2003年04月03日(木) 08時44分

>  中原さん、初めまして。
>  銀河連邦から銀河帝国への移行については、「反銀英伝・設定検証編2-C銀英伝世界における各国の国力分析(3)」で検証されています。私はそこの涼さんの検証がもっとも説得力があるように思われます。
>  中原さんが考えられた世界観で描かれているのアニメとして、私は昨年10月から今年3月までフジテレビで放送されていた「Kiddy Grade」が頭に浮かびました。このアニメでは、人口10万人に満たない純粋な地球人が全銀河の政治・経済・軍事を支配しています。純粋な地球人は「ノーブルズ」と呼ばれ、ノーブルズのみによって構成されているノーブルズ評議会が銀河の政治を取り仕切っています。ノーブルズは大企業体のオーナーでもあり、300年の長きにわたって銀河を支配しているので、資本家でありながら半ば貴族化しています。
>  ノーブルズ以外の人間は「庶民」と呼ばれ、官僚や軍人にはなれるようですが、政治家にはなれないようです。惑星アウレーのように、開拓時代にノーブルズが開拓民に対して、水や食料を提供し、代わりに子々孫々に至るまでノーブルズに対して労働力を提供するという「契約」が結ばれたところでは、庶民は基本的人権が一切、認められず、奴隷同然の扱いを受けています。
>  貴族的なノーブルズの描写やノーブルズが地球を崇拝しているような描写があるところは、銀英伝の影響があるように思いました。ノーブルズ支配を崩そうとする男の声が若本規夫(ロイエンタール)さんで、その盟友が森功至(ミッターマイヤー)さんというのも銀英伝を意識しているとしか思えなかったです。(笑)
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銀英伝の世界では貴族への非課税が「ルドルフ以来の国是」であるのに加え、貴族の封土がほとんど独立国家のようになっているところをみると、銀河帝国の中央政府の力は銀河連邦の時代に比べて(ルドルフ大帝の頃でさえも)大きく弱体化しているといえると思います。
 ルドルフは貴族に特権を与えたのではなく、既に貴族同然の力(財力でも軍事力でも)を持っていた巨大資本達に「支持と引き換えに特権を認めざるを得なかった」のではないでしょうか?

最後に。Kiddy Gradeのノーブルズ達は10万人の枠内で民主政治をやっているのですか?

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