4代目掲示板過去ログ

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投稿ログ267 (No.4301 - No.4313)

親記事No.4291スレッドの返信投稿
board4 - No.4301

〆ます。 ありがとうございました。

投稿者:れん
2003年07月01日(火) 10時35分

こんにちは。レス、ありがとうございます。
私も、もう少し、考えを述べさせて下さい。
ちなみにこれは、田中さんの思想を支援するものでなく、私の考えであり、貴方様のお考えを否定するものではございません。

> 政治家というのは1人残らず全員仕事に対して不真面目だという特別な職業なのでしょうか。
> どんな職業だって真面目な人もいれば不真面目な人もいると思いますが、それを国民のとこなど考えて無いというのは…。
> もちろん全面指示などしていないし、一部の議員のように日本を売って、そのキックバックで懐を肥やすようなのもいるのも事実ですが。

もちろんですよ。 いい人もいれば、悪い人も居ます。
政治家も一般人も然りです。
ただ、政治家ではなく、政治屋と、多くの国民から言われているのも事実です。 例えば、今年のボーナス。

官僚は、普通でも平均2500万円の給料をもらいます。
その上、ボーナスですね。 役職ごとに金額は違いますが、この不況の日本において、普通のサラリーマンが当たり前のようにボーナスカットや全くもらえないということも当たり前なのに、何故彼らが数百万円ももらえるのでしょう?
そもそも、ボーナスというのは、黒字を社員に還元することですよね。 日本の事を思うなら、受け取らなければいい・・・というのも極端ですが、せめて半分はカットでもいいのではないでしょうか。

こんな話もあります。
各党の政治資金が、日本国民全員、赤ちゃんから老人まで、1人、250円取られます。 約300億円として、これを各党で分けるわけです。 これに対して日本共産党が「国民の血税を運用資金にあてるのは、政治献金違反にあたる」として受け取りを拒否。
その拒否されたお金は、他の党で分けてしまったそうです。
 その上、彼らはまだ政治献金を欲しがり、合法に企業からの政治献金を集められる手段を作ってしまいました。

長いので割愛しますが、どうして、そんなにお金がいるんでしょう? どうせ企業から政治献金を受け取るなら、あの300億円でもっと色んな事ができたでしょうね。

どうしても現在、悪い方の政治家が目立って仕方がないのです。
誠に、残念なことですが。

ちなみに、私が政治家や国に対して猜疑心を持ったのは、私が阪神大震災の被災者であり、その時に、国のあまりに遅い対応、あまりに国民やを無視する様を見、体験してきたからです。

> 田中氏が皮肉を言うこと事態が悪いといってるのではなく、その内容が見当違いで無茶苦茶だとここの人は言ってるわけです。

なるほど、そうなのですね。
物書きである以上、主義、主張は持たなければならないので、それを不快や疑問におもう読者もいることでしょう。

小説というメディアも、大きな影響力があるとは思いますが、雑誌記者のように変に気を使っては面白くないでしょうし、新聞記者が書くような内容なら、それこそ見当違いでしょう。

私の中で、田中芳樹は「小説家」の部類なので、「あぁ、わかる!」とは思っても、それが全てとは思いません。
 また、私は司馬遼太郎なども読みますが、あれも史実を元にした「小説」として読んでますので、歴史とは切り離しています。

憤慨されるかもしれませんが「小説」というのは「娯楽」であると私は考えます。 それを読んで、泣くも笑うも怒るも考えるも、それは全て、日常における非日常を楽しむ「娯楽」なのではないでしょうか? だから、私は皆さんがものすごく熱くなっているのを見て、羨ましくもあり、解らなくもあります。 (だったら来るなですね・・・。)

 私は、田中さんはすごいなぁと、改めて思います。
小説以外で、ここまで熱く読者をさせるなんて。

長々と書いてしまってごめんなさい。
どうも上手く、自分の言いたいことが書けなくて切ないです。
読んで下さって、ありがとうございました。

親記事No.4291スレッドの返信投稿
board4 - No.4302

Re:〆ます。 ありがとうございました。

投稿者:蜃気楼
2003年07月01日(火) 12時53分

> 官僚は、普通でも平均2500万円の給料をもらいます。
> その上、ボーナスですね。 役職ごとに金額は違いますが、この不況の日本において、普通のサラリーマンが当たり前のようにボーナスカットや全くもらえないということも当たり前なのに、何故彼らが数百万円ももらえるのでしょう?
> そもそも、ボーナスというのは、黒字を社員に還元することですよね。 日本の事を思うなら、受け取らなければいい・・・というのも極端ですが、せめて半分はカットでもいいのではないでしょうか。

 2500万円というのは「事務次官」の年収に相当しますが?
 国家公務員は好況だったり、国の財政が大幅に黒字だったりしてもボーナスが増えるわけじゃないので、不況だからボーナスを半分にしろというのはひどい話だと思います。

 問題は彼らが「権限」にふさわしいしごとをしてないことなので、個人的には「責任」と「給料」を増やすべきだと思います。
  あと、天下りは禁止すべきなんですけど官僚にも人権というものがある所為でできないのが残念です。

親記事No.4291スレッドの返信投稿
board4 - No.4303

Re:〆ます。 ありがとうございました。

投稿者:もう終わったのかな?
2003年07月01日(火) 14時41分

でも一応書きます。

> ただ、政治家ではなく、政治屋と、多くの国民から言われているのも事実です。
これはソースになる統計でも無いとなんとも。意地が悪い書き方ですけどね。すいません。

> 例えば、今年のボーナス。
> 官僚は、普通でも平均2500万円の給料をもらいます。
> その上、ボーナスですね。 役職ごとに金額は違いますが、この不況の日本において、普通のサラリーマンが当たり前のようにボーナスカットや全くもらえないということも当たり前なのに、何故彼らが数百万円ももらえるのでしょう?
> そもそも、ボーナスというのは、黒字を社員に還元することですよね。 日本の事を思うなら、受け取らなければいい・・・というのも極端ですが、せめて半分はカットでもいいのではないでしょうか。
給料、ボーナスは貰う側が決めることではないので…。
それに政治家は公務員です。公務員は今でこそ人気ですが(政治家はまた別ですが)、
バブルのときは給料が少ないとバカにされ、景気の悪い今はやっかまれ、
いったいどうすりゃいいのでしょうかw

> 長いので割愛しますが、どうして、そんなにお金がいるんでしょう?
> どうせ企業から政治献金を受け取るなら、あの300億円でもっと色んな事ができたでしょうね。
この辺は既得権を失いたくないからでしょうね。システムに問題があるのは同意します。

> どうしても現在、悪い方の政治家が目立って仕方がないのです。
> 誠に、残念なことですが。
これはマスコミのせいも大きいと思います。
スキャンダルは大々的に報じたり、むりやり事実を捻じ曲げたり、ミスリードするような報道をしたり
(例えば森前首相の神の国発言、石原都知事の三国人発言、小泉首相の靖国参拝など)
して、ネガティブキャンペーンはやっても、功績についてはほとんど報じないですよね、特に大手マスコミは。
台湾の大地震のときに小池百合子議員がすぐに台湾に連絡して、仮設住宅が必要か?いくつ必要か?と災害救助のために動いているんですが、報じたりしてないと思います。記憶違いでなければ。

> ちなみに、私が政治家や国に対して猜疑心を持ったのは、私が阪神大震災の被災者であり、その時に、国のあまりに遅い対応、あまりに国民やを無視する様を見、体験してきたからです。
あれは自衛隊(及び在日米軍)は準備ができていたのに、村山富一の自衛隊は認めないだのなんだのと狂った左翼思想のせいで、瓦礫の下で救助を待っている約2000人を見殺しにしたというもので、自衛隊に出動命令を出さなかった(シビリアンコントロールの原則に乗っ取り、自衛隊は自分の判断で出動できない)村山富一が悪いのであって、それを政治家全体、国全体というのも乱暴だと思いますが。
普通の首相なら即、自衛隊を出動させると思います。

> 小説というメディアも、大きな影響力があるとは思いますが、雑誌記者のように変に気を使っては面白くないでしょうし、新聞記者が書くような内容なら、それこそ見当違いでしょう。
>
> 私の中で、田中芳樹は「小説家」の部類なので、「あぁ、わかる!」とは思っても、それが全てとは思いません。
>  また、私は司馬遼太郎なども読みますが、あれも史実を元にした「小説」として読んでますので、歴史とは切り離しています。
>
> 憤慨されるかもしれませんが「小説」というのは「娯楽」であると私は考えます。 それを読んで、泣くも笑うも怒るも考えるも、それは全て、日常における非日常を楽しむ「娯楽」なのではないでしょうか? だから、私は皆さんがものすごく熱くなっているのを見て、羨ましくもあり、解らなくもあります。 (だったら来るなですね・・・。)
あなたの言いたい事はもちろん分かります、というか、分かってます。
ただ創竜伝や薬師寺涼子のシリーズって、現存する人がモデルになってるキャラクターも多数います。
田中氏の気に入らない人(ようするに左以外)はえらく醜悪に書いたり、ソースがあるのか分からない日本(アメリカもですね)叩き文、
そのくせ好きな国(中国・イギリス)の悪いところには一切言及しないばかりか、かえって褒め称えたりする行為は、人としてどうか。
また、あなたのような大人の方なら、見当違いの日本叩きや、無茶な中国賛美も苦笑いぐらいで無視できるんでしょうけど、読者の年齢層を考えると「間に受ける」ような人もいるだろうなあと考えたりします。

まあ誤解を恐れずにいうなら、話が面白くないからそういう歪んだ思想が鼻につくんですよ。
銀英伝なら多少の事は面白いからOKだったんですけどね。

親記事No.4291スレッドの返信投稿
board4 - No.4304

Re:〆ます。 ありがとうございました。

投稿者:杜甫
2003年07月01日(火) 23時47分

れんさん、どうもです。

> ちなみに、私が政治家や国に対して猜疑心を持ったのは、私が阪神大震災の被災者であり、その時に、国のあまりに遅い対応、あまりに国民やを無視する様を見、体験してきたからです。

れんさんの体験に基づくそのお気持ちは実に真っ当なものであると思います。
この国の機能不全は本当にひどい。
ただ、「政治家の貪欲」「官僚の無能・腐敗」に対して斜に構えて皮肉を言うだけでは、結局自分が損するんですよ。
政府も官僚ももとをただせば私らの持ち物。
「ちゃあんと働かんかぁ!」とシバキ上げることは必要ですが、「こやつらバカよね、みっともないよね」と物陰で
陰口をきくだけでは、バカで腐った官僚や政治家の跋扈が止められない。

このサイトの人たちは、創竜伝における田中氏の「社会評論」を、そういう「物陰の陰口」に近いものとして不快に
感じているわけです。そういう姿勢がまず気にくわない上に、事実誤認まで多いのでなおさらです。

決してれんさんを攻撃するのではありませんが、「官僚の年収2500万円」というのは典型的な田中芳樹的事実誤認
です。そりゃ、退官直前の偉いさんの給料ですがな。霞ヶ関の若い官僚たちの中には、残業残業に追いまくられて、
「時給換算するとマクドナルド以下」となる連中も、実際にいますよ。
(ただ「残業」の中味が実にくだらん理由であったりするので、労働時間が長いことをもって彼らを免罪する気は
まったくありませんが)

まぁお暇な折りに銀英伝でもお読みください。老後の楽しみでもいいんですけど(笑)。

親記事No.4291スレッドの返信投稿
board4 - No.4305

しめられた後ですが・・・

投稿者:もね
2003年07月02日(水) 01時07分

こないだのニュースステーションご覧になった方いらっしゃいますか?
森元首相の発言のことです。少子化を前提、ということでしたが、結婚もしない、子供も作らないで、遊んでいる独身女性を将来国が面倒見るのはおかしいというような事をおっしゃってました。
…女ひとりで子供作るわけじゃないのに。同じように遊んでる独身男性はいいのかよ、と思わずTVに突っ込みを入れてしまいました。
子供が欲しくても出来ない人だっているのに・・・。実際、私の友人にも体が弱くて子供を産めない、相手に悪いからと独身でいると決めてる人もいます。
もうちょっと気を使って発言して欲しかったなぁ・・・。
こんなことを言っちゃう人も、総理だったんですよねぇ。
あのくらいの年齢の男性にとっては、女が家庭に入らないのが目障りなんでしょうか。田嶋先生ではないけれど、女は穴と袋な存在なんでしょうか(すごい例えだけど(^^;)
該当年齢だから気になるだけかなぁ。
将来貰えるかどうか分からない年金も、納税の義務も果たしてるぞー!(笑)

こいうことを平気で公言する政治家がいる限り、田中先生の思想は広く受け入れるでしょう。 わかりやすいですもん。
10羽ひとからげに見られるのは、組織に入っていたらしょうがないですね。 個人的に、政治家と話すことないし、見る時って言えば選挙でうるさいときだけだし。

もっと、透明な政府ならいいのになと思います。
しかし、自民党、もうダメなんでないですかw

親記事No.4291スレッドの返信投稿
board4 - No.4306

Re:〆ます。 ありがとうございました。

投稿者:もね
2003年07月02日(水) 02時58分

>  問題は彼らが「権限」にふさわしいしごとをしてないことなので、個人的には「責任」と「給料」を増やすべきだと思います。
>   あと、天下りは禁止すべきなんですけど官僚にも人権というものがある所為でできないのが残念です。

天下りは人権で守られるものなんでしょうか?
あと、給料は増やさなくても、政治献金を企業から取り立ててますからいいですよ。 私の叔父は、政治学者でいろいろ話を聞きますが、これじゃ日本はダメだって思います。

親記事No.4291スレッドの返信投稿
board4 - No.4307

Re:〆ます。 ありがとうございました。

投稿者:杜甫
2003年07月02日(水) 03時22分

> >  問題は彼らが「権限」にふさわしいしごとをしてないことなので、個人的には「責任」と「給料」を増やすべきだと思います。
> >   あと、天下りは禁止すべきなんですけど官僚にも人権というものがある所為でできないのが残念です。
>
> 天下りは人権で守られるものなんでしょうか?
> あと、給料は増やさなくても、政治献金を企業から取り立ててますからいいですよ。 私の叔父は、政治学者でいろいろ話を聞きますが、これじゃ日本はダメだって思います。

ちょっと補足します。蜃気楼さんが「人権」ということで言っておられるのは、「職業選択の自由」のことです。
私も「天下り」は禁止すべきだと思いますが、関連業界に就職することを全面的に禁止すると、出身省庁の影響力をカサに企業に寄生するのではない、本当の実力で企業に招かれる
人材も、就職ができないということになります。まともな人が、損をすることになる。
また、人材の調達に支障をきたすことが考えられます。
例えば、金融庁のお仕事のプロを採用しようとすると、当然、その方は金融業界の方ということになりますが、金融庁を退職したら金融関係の仕事に就けないということになると、
絶対金融庁には就職しないですよね。そうすると、国民にとって大事な仕事ができる人材が確保できなくなってしまいます。
「コネはだめだけど実力ならいい」ということなのですが、実際はかなり微妙なので、退官後一定の年限を経過するまではダメということになっていて、残念ながら尻抜けです。
「退職OBの働きかけ」をあっせん利得罪にするくらいのことしないとダメなんでしょうね。

あと、これも重箱の隅で恐縮ですが、政治献金が入るところは政党でして…。どう頑張っても政治家までで、官僚のところまでは来ませんが。
こういう点については、国家公務員倫理法という厳しい法律ができておりまして、霞ヶ関からウラガネ、袖の下のたぐいは相当に駆除されていますよ。(絶無とは言わないけど)
もう少し詳しく叔父様にお聞きになることをお勧めします。(ちなみに「このままじゃ日本はダメ」というご意見には100%同感です。)

親記事No.4291スレッドの返信投稿
board4 - No.4308

Re:しめられた後ですが・・・

投稿者:先生…
2003年07月02日(水) 09時08分

そのニュースステーションで放送された森前首相の発言は見て無いので知りませんが、マスコミは自身の都合の良いところだけカットして放送するので鵜呑みにはできません。
特に朝日系列は左系の人間にとって有利なようにミスリードするので信用がおけません。
例えば支那事変と発言したことを「支那は差別用語」と反森キャンペーンをしたり(支那は差別用語ではありません。中国自体が否定しています)、神の国発言をいかにも大事であるかのように報道したり(神道の集会でのいわゆるリップサービスのようなもの。詳しくは検索してみると分かるでしょう)と、枚挙に暇がありません。
森前首相が口がかるいし、隙が多いのは事実ですが。

> こいうことを平気で公言する政治家がいる限り、田中先生の思想は広く受け入れるでしょう。 わかりやすいですもん。
政治家がどうあれ田中氏の思想と関係無いと思いますが。田中氏が正論を言ってるなら別ですが。
それにわかりやすいと書いておられますが、思春期ぐらいの人間には国や学校などの組織に内容はどうあれ文句を言うのが気持ち良く思えるのでしょう。
失礼ですが、20歳ぐらいを超えた分別のある人間なら田中氏の言っていることなんかバカバカしくてまともに取り合う気なんて無くなると思います。

PS 田中氏が自身の小説の中で「先生」と敬称をつけて良いのは教師と医者だけだと書いてますので、やはりファンならそれを尊重して田中「先生」だの田嶋「先生」だのと呼ぶべきではないと思います。

親記事No.4291スレッドの返信投稿
board4 - No.4309

Re:しめられた後ですが・・・

投稿者:TAC
2003年07月02日(水) 12時47分

森喜朗前首相は、緒方貞子元国連人権高等弁務官と同等の評価を受けているんですが。
アフリカの母、緒方貞子。アフリカの父、森喜朗。
エイズ撲滅とか難民支援とか教育や水プログラムとか。
派手さはないですが著しく重要な分野で大きな貢献をしています。
その事を何故日本人が知らないかといえば、マスコミが報道しないから。

NHKとテレビ東京以外のニュースは信じてはいけません。
まあNHKとテレビ東京のニュースだって鵜呑みにしてはいけませんが。
テレビ朝日のニュースステーションとTBSのNEWS23は、
特に信じてはいけないニュースの筆頭です。
何しろ深夜のバラエティの方が情報の質は高かったりしますから。


分かりやすい思想というのはそのほぼ全てがファシズムです。
楽な方へ楽な方へ、分かりやすい方へ分かりやすい方へと行くと、
ほぼ確実にファシズムへと行き着くというのは、忘れてはいけません。
解が単純であっても、その解を求める方程式は複雑極まりないんです。

親記事No.4291スレッドの返信投稿
board4 - No.4310

Re:しめられた後ですが・・・

投稿者:P・P
2003年07月04日(金) 07時32分

 初めまして。田中芳樹先生のファンのりんりんと申します。

> PS 田中氏が自身の小説の中で「先生」と敬称をつけて良いのは教師と医者だけだと書いてますので、やはりファンならそれを尊重して田中「先生」だの田嶋「先生」だのと呼ぶべきではないと思います。

 これは私にはあまりに著者の意見に流されすぎであると思います。
著者の意見がどうであれ、自分の尊敬する人物を慣例として用いられている「先生」とよぶのは、個人の勝手であり、押し付けられるべきでは無い様に思うのです。

> そのニュースステーションで放送された森前首相の発言は見て無いので知りませんが、マスコミは自身の都合の良いところだけカットして放送するので鵜呑みにはできません。
> 特に朝日系列は左系の人間にとって有利なようにミスリードするので信用がおけません。

 確かに、マスコミは大衆に受ける話題を情報として流すと思います。ですが、それはただ一人一人が、信用すべき情報だけを選別して、考察材料、及び、行動発起の原因にすれば良いだけでしょう。雑多に混ざった石と金銀の判別もつけられないような大人は恐らく、いらっしゃらないでしょうから。

> 失礼ですが、20歳ぐらいを超えた分別のある人間なら田中氏の言っていることなんかバカバカしくてまともに取り合う気なんて無くなると思います。

 私は、二十歳になってもいませんし、自分に分別があるとは思いませんので確固たる自信はありませんが、田中先生の意見(小説の中で、例えばヤン・ウェンリーなり竜堂始なりによって語られる言葉)が全て一見の価値も無いものであるとは思いません。現代社会において政治への関心の無い若者が増えていますが、やや誇大な表現であるにしろ、このような人々に政治に対する関心を芽生えさせる事が出来るなら、それだけでも十分に価値があると思うのです。
 乱文乱筆、お許し頂ければ幸いです。        by;りんりん

board4 - No.4311

在宅のお仕事しませんか?

投稿者:Akira Suzuki
2003年07月04日(金) 09時05分

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   完全在宅制のお仕事です

真剣にやれば必ず結果が着いてきます

   サポート体制も完璧です

とにかくホームページを見て下さい

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ttp://www.travailathome.net/akira/

親記事No.4284スレッドの返信投稿
board4 - No.4312

なぜ今まで誰もレスをしなかったか分かりますか?

投稿者:ななえ
2003年07月05日(土) 17時02分

 はじめまして、望さん。
 私はななえと申します。
 遅ればせながらレスをつけさせていただきますね。


> 1、みなさん田中氏を好きなんだな、と言うことです。
> 好きでなければ欠点を指摘などしないでしょうし、その前に読もうともしないでしょう。嫌いだからと言う理由だけで欠点を指摘するのならば、それはただの誹謗、中傷になってしまうと思います。私は欠点というのは良くなって欲しいという気持ちから指摘するものだと考えています。

 上記の「欠点というのは良くなって欲しいという気持ちから指摘するもの」という望さんのご意見には積極的に賛同します。
 が。
 嫌いだからという理由だけで欠点を指摘するのならば、それはただの誹謗中傷になってしまう」という箇所については「異議あり」と私は言いたいのです。

 『ただの誹謗中傷』とは『ロクな根拠や出典あるいは説得力のある理由も明示せずに悪し様に罵っているだけの行為』

というのが、このサイトも含めた普遍的な認識であり,「嫌いだから/好きだから」といった事柄から「誹謗中傷である/誹謗中傷ではない」というのは違います。
 (「なぜ違うのか」の詳細は後述に申し上げます)


> 2、1でのことからこのサイトがとても有意義であると思っているわけですが、やはりこれはオカシイだろ?と思うような意見が多くありました。小説である以上、快く受け入れる人もいれば、おもしろくないと感じる人もいるわけです。例え前者が少なく後者が多くても、その作品を頭からダメな小説と決めてしまったら、おもしろいと感じた人を否定することにもなるのではないでしょうか?良くない点を指摘する程度で良いとおもうのですが…

 上記のご意見を拝読して私が気になったのは以下の3点です。

 第一には「望さんは何を根拠におっしゃってるのか」というものです。
 望さんがおっしゃる「やはりこれはオカシイだろ?と思うような意見が多くあり」とは、「誰のどのような意見を指して」らっしゃるのでしょうか?
 多くある意見の1つないしは2つで構いませんから『具体例の明示』をお願いします。

 第二には「望さんは作品を頭からダメと決め付けてしまう行為が、おもしろいと感じた人を否定する行為につながる、となぜお考えなのか」ということです。
 つまり私には「作品をダメと決め付けてしまう行為」が「おもしろいと感じた人を否定する行為」に至るプロセスがさっぱり分からないのです。
 と、いうわけで、お手数をかけて申し訳ありませんが『上記のプロセスについての説明』もお願いします。

 第三には「望さんは『初めて当サイトを閲覧される方へ(最初にお読みください)』と断り書きがあるFAQをキチンとお読みになってらっしゃるか」です。
 望さんの2番のご意見に対する答えはFAQの8番のAが相当すると私は思うのですけどね。
 (以下FAQの8番のAより抜粋)
 『作品の「良い悪い・出来不出来」と、「面白い・つまらない」は別の判断基準で考えていいと思います。
 「出来・不出来」は理論的な問題、「面白い・つまらない」は感覚的な問題で、必ずしも一致するものでもありませんから』

 それから上記よりもさらに詳細に書いてあるログもありますので、それもご紹介します。
 (以下掲示板1342番の、あけみさんの「物語世界の構成をブチ壊し」についてより抜粋)
 『「物語世界の構成をブチ壊し」というのは、「出来/不出来」と「良質/悪質」に関わる問題であって、「面白い/つまらない」や「好き/嫌い」とはまた別の問題です。
 「出来/不出来」は理論的な事柄であり、「良質/悪質」はそのまま品質を問うもので、「面白い/つまらない」はfullさんもおっしゃっているように非常に主観的なもので感覚的な問題ですし、「好き/嫌い」は感情的なものです。
 つまり、「物語世界の構成をブチ壊し」というのは、理論的な観点からと品質的にどうかについての話なワケです。
 という事で、「出来/不出来」と「良質/悪質」と「面白い/つまらない」と「好き/嫌い」は各々切り離して考えてはいただけませんでしょうか。
 ゴチャマゼにするとワケが分からなくなるだけですから』

 ここからは、上記のあけみさんの文章を前提にして話をさせていただきます。
 さきほど私は
 <「嫌いだから/好きだから」といった事柄から「誹謗中傷である/誹謗中傷ではない」というのは違います。>
と申しました。
 そして
 <『ただの誹謗中傷=ロクな根拠や出典あるいは説得力のある理由も明示せずに悪し様に罵っているだけの行為』>
とも言いました。
 『根拠や出典あるいは理由の明示せよ』とは『理に適うことを証明せよ』という意味であり、理論の提示は自分自身以外の他者、特に全く見も知らぬ人間に理解して納得してもらいたいのであれば必要不可欠なものでもあります。
 なぜなら、理論・理由・道理といった『理』は他者への伝達を容易に行えますが、自分の感情といった『情』は『理』を抜きにして他者に伝えるのは難しいからです。
 例えて言うなら、望さんのお友達が何かにすごく怒っているとしましょう。
 そして、なぜお友達が怒っているのかを望さんが「理解」するためには、筋道の通った説得力のある「理由」を言ってもらわなければ、お友達の怒りを望さんが納得する事ができない、あるいは納得するのに時間がかかってしまいますでしょ?
 「好きだから、良くなって欲しいから欠点の指摘をする」だけでは感情的な事柄しか含まれていませんよね。
 『欠点の指摘、あるいは批判を行う動機が「好きだから」「良くなって欲しいから」という感情からくるものである事』

 『欠点の指摘、あるいは批判が真っ当なものであると他者が評価する事』
とは全然違う話です。
 理論の提示もなく、好きだから良くなって欲しいから欠点の指摘をするという感情的な話だけでは、私も含めた「他者が真っ当な意見、あるいは批判であると評価する」には不十分なのです。
 さらに私は「望さんは何を根拠におっしゃってるのか」とも申しました。
 つまり上記の事情から、私は根拠という理論も明示せずに他者をいいように批判する望さんの行為を「真っ当な批判とは評価していない」のです。
 ご自分のご意見は真っ当なものであると証明するためにも、ぜひ根拠を教えてくださいませ。

 そして「作品をダメな小説と決め付けてしまう行為が、面白いと感じた人を否定する行為に至るプロセスが分からない」と私がいうのは「ダメな小説」といった理論的な観点の話が、なぜ「面白いと感じた人の否定」という感覚的な事柄についての結論になるのかが私には理解できないのです。
 私が前提にしているあけみさんの主張には、とても重要なことが含まれています。
 重要なこととは
 『どのような種類・性質・観点の話なのかをよく見極めて分類せよ。そして種類・性質・観点の違う話をゴチャマゼにするな』
というものです。
 なぜ種類・性質・観点の違う話をゴチャマゼにしてはならないのか、の理由をあけみさんはこう言っています。
 『ややこしくなって収拾がつかなくなる結果を招くだけだからだ』
 望さんのご意見は種類・性質・観点の違う話をゴチャマゼにしてややこしくしている、ようにしか私には見えないのです。
 と、いうわけで「どのようなプロセスを経て、作品を頭からダメと決め付ける行為が面白いと感じた人を否定する行為に至るのか」も教えてください。


> 3、最近の中国ものに対するフォローです。
> 間違いが多いなどの理由から叩かれてしまっているようですが、一般の読者には、間違いなどあまり気にならないのではないでしょうか?演義というもの事体、史実を元にしたフィクションですし、地方ごとでバラバラだった話をまとめただけのものです。編約としているのには問題があるかもしれませんが、間違い云々を問うこと事体おかしいです。誤った引用などもありますが、それはしょうがないでしょう。出来れば訂正してほしいですが。自分も間違えっているくせに、他人に指摘するのはおかしいといった意見(ニュアンスは違いますが)もありましたが、そんなこと言ってうあなたはどうなんだ、というところですね。また、おもしろいかどうかは別としても、これにより、日本ではメジャーでなかった中国歴史小説に興味を持った人もいるでしょう。

 望さんは2番で「小説である以上、快く受け入れる人もいれば、面白くないと感じる人もいるわけです。例え前者が少なく後者が多くても」とおっしゃっていましたよね。
 このご意見に基づいて今度は私がこう申し上げます。
 「間違いなどあまり気にならない人もいれば、間違いが気になる人もいるわけです。たとえ前者が多く後者が少なくても」と。
 ぜひ望さんのご感想をうかがいたいものです。


> 4、田中氏の思想についてですが、それについてどうこう言うのはどうでしょう?確かに思いこみや極端な考え方もありますが、それはだれにでも(作家、評論家、学者でさえ)あることです。それを、そのまま受け入れるのも、逆に受け入れるのも読者の自由です。確かに田中氏は権力者かもしれませんが、だとしたら、有名人などもみんなそうですね。人の思想の材料になるわけですから。思想なんていうのは、様々な環境から育てられるわけで、田中氏の作品もその一つに過ぎませんよね。

 この4番のご意見に対してはFAQの9番のAが回答になると思いますので、全文をそのまま書き込みます。
 『これは田中芳樹自身が自ら認めていることですが、発言には責任が伴わなければなりません。田中芳樹の現代物小説等に書かれている評論は明らかにノンフィクションを指向しており、しかもそのようなルール破りの評論が分不相応なまでに多大な影響力を読者に与えている事実が存在する以上、フィクション小説中にノンフィクション評論を挿入するイレギュラーな手法に対する批判とは別に、イレギュラーな評論の内容、及びその評論内容の根幹を支えている田中芳樹の個人的な思想傾向や主義主張までに踏み込んだ批判もまた、田中芳樹に自らの言論の責任を取らせるために必要不可欠な事なのです。そもそも、作家に対する批判・批評というのは、その作品自体はむろんのこと、その作家が公刊している作品に対する作家の姿勢・態度もまた対象となるのは当然のことでしょう。作家とは執筆を生業としているのですから、作品の公刊に当たっては、その作品のジャンルの如何にかかわらず、また作品中のストーリー・テーマ・評論を問わず、それらに対する批判・指摘・反論といった様々な反動をも全部引き受けるくらいの覚悟と責任が必要です。
 もし田中芳樹が自分で展開している作中の評論に自信を持っており、自らの主張の正当性を万人に訴えたいのであれば、「批判されることそれ自体」に大してではなく、批判者の批判の「内容」に対してこそ、それなりの反論なり釈明なりを行うべきなのです。それこそが自らの作品と、それを支持するファンに対する「作家としての責任」というものでしょう。
 自分の意見に対する批判をアイデンティティの侵害と定義し、アイデンティティを侵害されるのが嫌だと言うのであれば、そもそも自分の個人的な思想傾向や主義主張など最初から発表しなければ良いのです』

 それでは、最後にもう一度、件名の質問をします。
 なぜ今まで誰もレスをしなかったか分かりますか?

 こちらこそ長文失礼をしました。

親記事No.4291スレッドの返信投稿
board4 - No.4313

Re:しめられた後ですが・・・

投稿者:肉
2003年07月06日(日) 08時26分

今まで投稿者名とサブジェクトを間違えてた…ハズカシイ。

>  これは私にはあまりに著者の意見に流されすぎであると思います。
> 著者の意見がどうであれ、自分の尊敬する人物を慣例として用いられている「先生」とよぶのは、個人の勝手であり、押し付けられるべきでは無い様に思うのです。

すいません、これは上手く伝わらなかったようで、皮肉のつもりで書きました。
誰に対しての皮肉かという訳ではなく、田中氏自ら「先生」と呼ぶべきではない対象に自分が入ってるわけで、それなのに「先生」と呼ばれたらどういう反応を示すのか、という私自身のシニカルな感情です。だから本分ではなく、追伸で書いた訳ですが。
(個人的には田中氏はともかく、ルサンチマンのふりして逆差別を推進しようとするフェミファシスト(田嶋陽子の罪の中でそんなものは一部ですが)に「先生」なんて口がさけても言えませんが)

>  確かに、マスコミは大衆に受ける話題を情報として流すと思います。ですが、それはただ一人一人が、信用すべき情報だけを選別して、考察材料、及び、行動発起の原因にすれば良いだけでしょう。雑多に混ざった石と金銀の判別もつけられないような大人は恐らく、いらっしゃらないでしょうから。

だと良いんですけどね。現実は全くそうではありません。
極端な例ですが、一方的な情報を受ける事しかできなかった慣れの果ては北朝鮮を見れば分かると思います。

>  私は、二十歳になってもいませんし、自分に分別があるとは思いませんので確固たる自信はありませんが、田中先生の意見(小説の中で、例えばヤン・ウェンリーなり竜堂始なりによって語られる言葉)が全て一見の価値も無いものであるとは思いません。現代社会において政治への関心の無い若者が増えていますが、やや誇大な表現であるにしろ、このような人々に政治に対する関心を芽生えさせる事が出来るなら、それだけでも十分に価値があると思うのです。

田中氏も読者の政治意識を高めようと思って書いているとは思いませんが、結果そうなれば確かに良いことでしょう。
しかしながら創竜伝の社会批判は、嘘、ミスリード、間違いが多く、左系論者のプロパガンダかと思うほどです。
最大の問題は(最新刊の13巻が顕著ですが)見当違いの社会批評を喧伝したいのか、嫌いな政治家を悪く言いたいのか、そればかりが目について、肝心のストーリーが面白くない、進まない事です。

(関係ありませんが「現代社会において政治への関心の無い若者が増えていますが」と書いておられますが、これは一体何を根拠におっしゃられているのでしょうか。確かな証拠があればお出しいただきたい。確かに私も明確にこれは違うという証拠を出せませんが、この間の統一地方選挙の選挙速報でも似たようなことを言ってる人がいましたが個人的には今まで通りあまり政治に関心の無い層と、ネットの普及により政治に限らないですが、世の中の事について関心が高まった層と二極化しているように感じます。)

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