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- board4 - No.8570
サイト更新のお知らせ2010.11.01
- 投稿者:冒険風ライダー(管理人)
- 2010年10月31日(日) 15時01分
サイトの更新を行いました。
更新内容は以下の通りです。
田中芳樹を撃つ! | タナウツネット
・ らいとすたっふブログリンク集にブログ記事へのリンクを追加。
・ 田中芳樹を撃つ!ザ・ベストおよび考察シリーズの更新。
・ 荒らし展示会「言論の墓場」に新規投稿追加収録。
・ リンク登録検索エンジンに新規リンク37件追加
奇説珍説博物館 | トンデモミュージアム
山本弘トンデモ資料展2010年度版
・ 新規コンテンツ「毎年恒例行事の911陰謀論論争」を追加
・ 新規コンテンツ「アイドルマスター2問題 久々に出た『創作のプロ』」を追加
唐沢俊一P&G博覧会2010年度版
・ 新規コンテンツ「アルファベット誤配列の世界唐沢遺産」を追加
・ 新規コンテンツ「唐沢俊一の蔵書数検証 コロコロ変わる冊数設定」を追加
岡田斗司夫サスペンス劇場
・ 新規コンテンツ「岡田斗司夫発言集 オタク第一世代の教養」を追加
- 親記事No.8499スレッドの返信投稿
- board4 - No.8571
Re:Re8501:IFのレス
- 投稿者:S.K
- 2010年11月01日(月) 08時58分
> > ロイエンタールがアンネローゼと政略結婚する、というシナリオも十二分に発生しそうですね。
>
> この場合、ロイエンタールはエルフリーデをどうするでしょうか?
>
> 1 側室にする。
> 2 金を与えて追い出す。
> 3 闇に葬る。
> 4 その他。
>
4 その他。
具体的には「撃退はするが手をつけない(抱かない)」が
最も順当かと。
そもそも皇婿殿下を十七の小娘が暗殺しようという事自体
論外ですし、アンネローゼが妻君である身で他の女に手を
つけるなど、ラインハルト崇拝者のビッテンフェルトや
キルヒアイスの良き補佐であり理解者・戦友であったルッツ、
ワーレンの激昂を招いて一応アンネローゼ女帝の元纏った帝国
に亀裂を入れるだけの愚行であり、親友といえど良識と社会的
責任を鑑みてミッターマイヤーですら庇えない事態になるだけ
です。
> 史実では(トクマノベルス7p41)「金を与えて追い出せ」とミッターマイヤーは言っていましたが。
あれは「まだしも元帥の不品行であるに留まる」事態だった
から有益な助言であったのです。
「帝国を四分五裂させかねない愚挙」をフォローしきれる対処
ではありません。
-
- board4 - No.8572
ヴェスターラント虐殺における司令官と参謀
- 投稿者:銑鉄
- 2010年11月04日(木) 14時29分
ヴェスターラント虐殺黙認を原因として暗殺未遂事件が起きた際、オーベルシュタインは責任の所在とテロの標的は自分だと発言していますが、これはおかしくないでしょうか?
オーベルシュタインは、どれほど階級が高かろうが一介の参謀に過ぎません。決断した責任は司令官たるラインハルトにのみある筈です。であるのにオーベルシュタインが責任の所在は自分にある等と言うのは司令官たるラインハルトは自分の操り人形に過ぎないと言っているも同然の事です。
ラインハルトは上記の台詞をオーベルシュタインが言った際には、「卿は私が卿の操り人形であったとでも言うのか!!卿は参謀として進言したのみだ。その意見を採用したのは私であり、その結果起きたことも全て私の責任だ!!」と激高すべき、いや激高しなければならなかったと思います。
- 親記事No.8572スレッドの返信投稿
- board4 - No.8573
Re8572:オーベルシュタインの「進言者としての責任」
- 投稿者:冒険風ライダー(管理人)
- 2010年11月05日(金) 13時37分
その時のオーベルシュタインの発言ってこんなものでしたよね↓
銀英伝9巻 P43下段
<「皇帝をお怨みするにはあたらぬ。ヴェスターラントに対する熱核攻撃を黙認するよう、皇帝に進言したのは私だ。卿は皇帝ではなく、私をねらうべきであったな。妨害するものもすくなく、ことは成就したであろうに」>
これって、オーベルシュタインは別に皇帝の責任を自分で肩代わりしているのではなく、自身の「ラインハルトにヴェスターラント黙殺を直接進言した者としての責任」を提示しているだけなのでは?
最終的な決定権は皇帝にあるにしても、オーベルシュタインの進言者としての責任も決して無視できるものではありませんし、その後にヴェスターラント黙殺の正当性をテロリスト相手に長々と説いているわけですから、別に自分と皇帝を含めた「罪の責任」を「なかったこと」にしているわけではないでしょう。
守りの厚い皇帝ではなく、周囲から嫌われ守りも薄い自分を狙えば簡単に復讐(の一部)を果たせただろうに、というオーベルシュタインなりの皮肉もあったと思いますが、オーベルシュタインの発言自体は特に矛盾したものではないのでは?
- 親記事No.8572スレッドの返信投稿
- board4 - No.8574
Re:ヴェスターラント虐殺における司令官と参謀
- 投稿者:ダイス
- 2010年11月06日(土) 07時38分
>決断した責任は司令官たるラインハルトにのみある筈です。
確かに明確に阻止命令を出さず、結果としてヴェスターラントへの核攻撃を黙認した責任自体はラインハルトに帰結するものではあります。
しかし、ラインハルト自身が積極的に決断したと言うよりはむしろ黙認に近いですし、ブラウンシュバイク公の非道を政治宣伝の道具として使うよう進言し、ラインハルトに黙認するよう促したのはオーベルシュタインです。
ラインハルト自身、ギリギリまで阻止艦隊を派遣するかどうか迷っていましたし。
その意味ではオーベルシュタインもヴェスターラント虐殺の責任の一端を担っていると思うのですが。
ですから、テロリストに対してオーベルシュタインがラインハルトに核攻撃を黙認するよう促したのは自分であり、復讐の対象として自分を狙うべきであったと言ったのは、ラインハルトには一切の責任がなく、自分が全ての責任を負うという意味ではなく、進言した者としての責任は自分にある。ヴェスターラント虐殺の恨みを晴らすなら警備の厚いラインハルトより、自分を狙った方が確実だっただろう、と単純に事実を述べているに過ぎないと思います。
- 親記事No.8572スレッドの返信投稿
- board4 - No.8575
ラインハルトとオーベルシュタインのメンタル差
- 投稿者:S.K
- 2010年11月06日(土) 09時37分
> ヴェスターラント虐殺黙認を原因として暗殺未遂事件が起きた際、オーベルシュタインは責任の所在とテロの標的は自分だと発言していますが、これはおかしくないでしょうか?
> オーベルシュタインは、どれほど階級が高かろうが一介の参謀に過ぎません。決断した責任は司令官たるラインハルトにのみある筈です。であるのにオーベルシュタインが責任の所在は自分にある等と言うのは司令官たるラインハルトは自分の操り人形に過ぎないと言っているも同然の事です。
既に管理人さんとダイスさんさんが仰っておられるように
オーベルシュタインの発言は「ヴェスターラントの惨劇の
責任は私『にも』ある」と言っているだけで誰を免罪して
いるわけでもないでしょう。
むしろ逆に「自分たちで起こした戦いを、『お願い』で
救ってもらえなかったからといって他者を詰り自身の非力
と浅慮を免罪する卿は一体何様であるのか。皇帝にせよ
私にせよブラウンシュバイク公ですら少なくとも自らの為
自ら戦う事はしていたのだぞ」と暗殺犯のヴェスターラント
出身の男の『罪』を糾弾していたのではないかと思います。
> ラインハルトは上記の台詞をオーベルシュタインが言った際には、「卿は私が卿の操り人形であったとでも言うのか!!卿は参謀として進言したのみだ。その意見を採用したのは私であり、その結果起きたことも全て私の責任だ!!」と激高すべき、いや激高しなければならなかったと思います。
「正当に無情な正論を遂行できる」オーベルシュタインと
「人道的見地から無情な正論に対し思い悩まずにいられない」
ラインハルトの純粋な精神的強度の差ですね。
ヒルダが「覇王の魂に純粋で繊細な少年の心が同居している」
と形容するところのラインハルトは「いやいやヴェスターラント
を見殺しにした事をキルヒアイスに嘆かれて八つ当たりをし、
その果てに親友たる彼の死因を作り、最愛の姉の心を自ら傷つけ
自分から遠ざけてしまったのは何もかも自分のせいだ」まで
確実に認識していますし、それを口にするというのは精神的自殺
に近いものになるでしょう。
ここは暗殺未遂犯の処遇で「彼を殺すな」と言えただけでも
誉めるべき所です。
- 親記事No.8572スレッドの返信投稿
- board4 - No.8576
Re:Re8572:オーベルシュタインの「進言者としての責任」
- 投稿者:銑鉄
- 2010年11月07日(日) 12時50分
個人的な考えなのですが、参謀は進言した内容に責任を取るものではない職であると思っています。参謀は司令官の構想に基づき作戦案を立案、提示する事が職務であり、極端に言ってしまえば、司令官の入力した内容に対し、それぞれが最良と思う回答を返す有機コンピュータみたいなものの筈です。
- 親記事No.8572スレッドの返信投稿
- board4 - No.8577
公的責任と感情論
- 投稿者:S.K
- 2010年11月08日(月) 10時27分
> 個人的な考えなのですが、参謀は進言した内容に責任を取るものではない職であると思っています。参謀は司令官の構想に基づき作戦案を立案、提示する事が職務であり、極端に言ってしまえば、司令官の入力した内容に対し、それぞれが最良と思う回答を返す有機コンピュータみたいなものの筈です。
そういう見解でしたらあの時のオーベルシュタインの発言を
意訳しましょう。
「ヴェスターラント核攻撃の怒りのやり場というだけなら、
進言者であり守りも薄い私オーベルシュタインを狙って
おけば成功の確率も高く少しは卿の気晴らしにもなったろう。
責任を問うのであれば、当時公爵であられた陛下のローエン
グラム軍は自軍の将兵と大局的見地からの帝国に対し責任が
あったのであり、私の提言である『ヴェスターラント核攻撃
看過』は『ゴールデンバウム王朝門閥貴族軍と帝国臣民の人心
との致命的な乖離』と『半年早い門閥貴族軍の瓦解とそれによる
帝国臣民推定約一千万人の犠牲の回避』という有効な成果を
挙げたのだ。従ってこの件について公的にとるべき責任は
採択者たる陛下にも提言者たる私にも全くない」
そして心理的動揺によってラインハルトがこの点を言及できない
のであれば、代わってその点を犯人と、それ以上にその場の将兵と
民衆に告知し通達するのはローエングラム王朝臣下たるオーベル
シュタインの立派な『職責』です。
あくまでラインハルトが言及すべきと筋論を持ち出すなら
「敵の敵が味方でなかったから何だと言うのか。ヴェスターラント
領民の都合で起こした叛乱はヴェスターラント領民の力量と責任に
おいて収拾するべきだろう。『勝手に勝って生き残ってくれた』
からといってローエングラム軍としては『恩に着せるでも襲撃
するでも援助しなかった事を謝罪するでもなく』という意味で
『全く構わなかった』のだから」と言われて当然という事に
なります。
- 親記事No.8572スレッドの返信投稿
- board4 - No.8578
Re8576:司令官と参謀、それぞれにある「責任」
- 投稿者:冒険風ライダー(管理人)
- 2010年11月08日(月) 11時04分
「司令官の構想に基づき作戦案を立案、提示する事が職務」ならば、参謀はすくなくともその「職務」に対しては当然責任を取らなければならないのでは?
当然、自分が良かれと思って司令官に進言した内容については、それが正当なものであると証明する責任と義務が参謀には発生します。
参謀の「司令官に進言する責任」と、司令官の「参謀の意見を採用し実行する責任」は、別に対立するものでも何でもありません。
別に司令官と参謀の関係だけでなく、一般企業における上司と部下の関係についても同じことが言えますし、それが何故「進言した内容に責任を取るものではない職である」ということになるのでしょうか?
- 親記事No.8572スレッドの返信投稿
- board4 - No.8580
Re:Re8572:オーベルシュタインの「進言者としての責任」
- 投稿者:ダイス
- 2010年11月08日(月) 17時16分
>参謀は進言した内容に責任を取るものではない職であると思っています。参謀は司令官の構想に基づき作戦案を立案、提示する事が職務であり、
であれば、自らの職務に対しては当然に責任が発生するでしょう。
『私は最良と思って作戦を立てた。採用したのは司令官だから、成功しようが失敗しようが後は知らない』では、無責任にもほどがある、というものです。
あなたの論理では「作戦の成功・失敗の全ての責任は司令官にあるのだから、参謀はどんなに愚劣な作戦を立てても、司令官が採用しさえすればその責任を問われることはない」ということになってしまいますが。
同盟側で言えば、イゼルローンを橋頭堡として、帝国領に遠征するという作戦をアンドリュー・フォークが立案していますが、あれがどれだけ愚劣で無謀な作戦であったか、誰もが知っています。まあ、責任を問われる前に本人が病院送りになっちゃいましたけど、あのまま軍にいれば、作戦参謀として無謀で愚劣な作戦を立てた何らかの責任は問われたでしょう。
勿論、その作戦を用いるかどうかの判断、それによって生じた結果に対する責任は司令官に帰結しますが、それは司令官がその作戦を用いるように作戦を立案・提示し、進言した参謀の責任を免除することにはならないと思います。
管理人様へ。
書き足したい内容があったので、一度投稿を削除させて頂きました。申し訳ありません。
- 親記事No.8499スレッドの返信投稿
- board4 - No.8581
Re:Re8501:IFのレス
- 投稿者:しせい
- 2010年11月26日(金) 11時18分
> > > ロイエンタールがアンネローゼと政略結婚する、というシナリオも十二分に発生しそうですね。
> >
> > この場合、ロイエンタールはエルフリーデをどうするでしょうか?
> >
> > 1 側室にする。
> > 2 金を与えて追い出す。
> > 3 闇に葬る。
> > 4 その他。
> >
>
> 4 その他。
> 具体的には「撃退はするが手をつけない(抱かない)」が
> 最も順当かと。
> そもそも皇婿殿下を十七の小娘が暗殺しようという事自体
> 論外ですし、アンネローゼが妻君である身で他の女に手を
> つけるなど、ラインハルト崇拝者のビッテンフェルトや
> キルヒアイスの良き補佐であり理解者・戦友であったルッツ、
> ワーレンの激昂を招いて一応アンネローゼ女帝の元纏った帝国
> に亀裂を入れるだけの愚行であり、親友といえど良識と社会的
> 責任を鑑みてミッターマイヤーですら庇えない事態になるだけ
> です。
>
> > 史実では(トクマノベルス7p41)「金を与えて追い出せ」とミッターマイヤーは言っていましたが。
>
> あれは「まだしも元帥の不品行であるに留まる」事態だった
> から有益な助言であったのです。
> 「帝国を四分五裂させかねない愚挙」をフォローしきれる対処
> ではありません。
1。
ロイエンタールがエルフリーデをものにしたのは、おそくても7月10日ごろです。
キュンメル事件は7月6日です。
つまり、エルフリーデに襲われたとき、ロイエンタールは「皇婿殿下」では無いでしょう。
7月にエルフリーデをものにして、8月(以降)にアンネローゼとの政略結婚の話が出てくる。
そこで、ロイエンタールはエルフリーデをどうする?という意味だったのです。
2。
>「撃退はするが手をつけない(抱かない)」
ロイエンタールがエルフリーデに襲われたのはいつなのかはっきりしません。
7月6日以降なら、ロイエンタールが「アンネローゼと政略結婚する」可能性に気づいて「撃退はするが手をつけない(抱かない)」でしょう。
5日以前なら「アンネローゼと政略結婚する」ことなど考えもしないから、ものにしてしまうでしょう。
ちなみにキュンメル事件当時、ロイエンタールは要塞を視察中(トクマノベルス6p99)でした。
3。
エルフリーデを側室にする、というのは無理だとわかりました。
確かにそんな事をしたら、みんなの怒りをかうことになりますね。
- 親記事No.8499スレッドの返信投稿
- board4 - No.8582
Re8581:IFのレス
- 投稿者:S.K
- 2010年11月28日(日) 14時04分
> > > > ロイエンタールがアンネローゼと政略結婚する、というシナリオも十二分に発生しそうですね。
> > >
> > > この場合、ロイエンタールはエルフリーデをどうするでしょうか?
> > >
> > > 1 側室にする。
> > > 2 金を与えて追い出す。
> > > 3 闇に葬る。
> > > 4 その他。
> > >
> 1。
> ロイエンタールがエルフリーデをものにしたのは、おそくても7月10日ごろです。
> キュンメル事件は7月6日です。
> つまり、エルフリーデに襲われたとき、ロイエンタールは「皇婿殿下」では無いでしょう。
>
「アンネローゼ即位後も統治」のシナリオなら
「アンネローゼ女帝に帝国を支えうる補佐をつけよう」
とは誰しも考えるでしょうし、そうなれば史実の3日の差が
より長くより難関になるだけで、そもその事態で
「ロイエンタールが漁色の隙をつかれて暗殺されかける」
などという事象が起こる事自体論外といえましょう。
> 7月にエルフリーデをものにして、8月(以降)にアンネローゼとの政略結婚の話が出てくる。
> そこで、ロイエンタールはエルフリーデをどうする?という意味だったのです。
>
そういう話であれば「才能も野心もあるのに好機を
逃し、昇り詰めて宰相で諦めざるを得ない」境遇に
ロイエンタールを叩き落した、という事でエルフリーデの
復讐自体はある程度叶うかも知れませんね。
帝国はミッターマイヤーが国務尚書として取りまとめ
軍は残りの元帥・上級大将達の合議でしばらくやっていく
という形にならざるを得なくなりますか。
その段階でエルフリーデがどう扱われるかは、
ロイエンタールが囲い物なり伴侶なりそれなりに折り合いを
つけて扱うか、負の感情剥き出しに最大級の屈辱を与えて
放逐するかはちょっと判じかねますし、いずれあまり
「ラインハルト亡き帝国の未来」から「ロイエンタール登極」
の可能性を排除した以上の意味や影響は以降持たないでしょう。
> 2。
> >「撃退はするが手をつけない(抱かない)」
> ロイエンタールがエルフリーデに襲われたのはいつなのかはっきりしません。
> 7月6日以降なら、ロイエンタールが「アンネローゼと政略結婚する」可能性に気づいて「撃退はするが手をつけない(抱かない)」でしょう。
> 5日以前なら「アンネローゼと政略結婚する」ことなど考えもしないから、ものにしてしまうでしょう。
> ちなみにキュンメル事件当時、ロイエンタールは要塞を視察中(トクマノベルス6p99)でした。
>
要塞視察となれば前後1ヶ月、ラグナロック侵攻後処理の期間を
考えるとやっぱりエルフリーデがラインハルト暗殺前に
ロイエンタールに接近して暗殺を試みるというのはかなり厳しい
のではありませんか?
-
- board4 - No.8583
サイト更新のお知らせ2010.12.01
- 投稿者:冒険風ライダー(管理人)
- 2010年11月30日(火) 15時00分
サイトの更新を行いました。
更新内容は以下の通りです。
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-
- board4 - No.8584
サイト更新のお知らせ2011.01.31
- 投稿者:冒険風ライダー(管理人)
- 2011年01月31日(月) 10時58分
サイトの更新を行いました。
更新内容は以下の通りです。
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- board4 - No.8585
帝国と同盟の戦力比
- 投稿者:村田銃
- 2011年01月31日(月) 13時01分
ルビンスキーの目算だと同盟はフェザーンの援護があれば帝国に対し消耗前なら圧倒までは至らないが帝国を越えるとなっていますが、増税らしい増税無しに破綻寸前の旧同盟領を健全化させヤン一派征伐の為の大動員を掛けた余裕からと始めからフェザーンを入れたぐらいでどうにかなるような格差ではないと、思います。
新朝が立つ前の軍拡前の帝国正面戦力(諸侯軍除く)ならフェザーンと組めば上回れるかもしれませんが、経済力を入れたら覆せない差が始めから付いている気がします。
- 親記事No.8552スレッドの返信投稿
- board4 - No.8586
Re:もしヤンが政治家になっていたら?
- 投稿者:村田銃
- 2011年01月31日(月) 13時59分
時期にもよりますが、ヤンは戦略、戦術家であって政略、政治家ではない。ヤンを政治の場で活かすとしたら、小細工抜きにヤンの意見を聞くしかない専制政権でもない限り無理だと思います。
それに清濁を併せ呑む器量に欠けるヤンが海千山千の腹の中が真っ黒な政略家共とまともに付き合えるとは思えません。鮮やかな政界入りは果たしたけど、その後はさっぱりになる気がします。
変化があるとしたらラグナロック以後に金髪に良い印象をもたれているヤンが議長に据えられてからになると思います。同盟のヤンへの協力体制が出来てからならヤンは充分にその手腕を揮う事が出来そうです(帝国からいかにして支援を引き出すかが一番の課題)。
- 親記事No.8585スレッドの返信投稿
- board4 - No.8587
Re:帝国と同盟の戦力比
- 投稿者:S.K
- 2011年01月31日(月) 23時52分
> ルビンスキーの目算だと同盟はフェザーンの援護があれば帝国に対し消耗前なら圧倒までは至らないが帝国を越えるとなっていますが、増税らしい増税無しに破綻寸前の旧同盟領を健全化させヤン一派征伐の為の大動員を掛けた余裕からと始めからフェザーンを入れたぐらいでどうにかなるような格差ではないと、思います。
内実はともかくとして、一応「負ければ民主主義は消滅する」
前提で総力戦体制の同盟の軍備は、仰る通り貴族私軍を除く
帝国正規軍に数量的には匹敵しており、ここにフェザーンの
経済力と技術力を足せば総力戦体制の社会的な無理の解消が
可能であり、ルビンスキーの計算も甘い所はあるとして間違い
とは言えないと考えられます。
> 新朝が立つ前の軍拡前の帝国正面戦力(諸侯軍除く)ならフェザーンと組めば上回れるかもしれませんが、経済力を入れたら覆せない差が始めから付いている気がします。
この時代帝国・同盟諸共にフェザーンに相当額の借金があり、
同盟のそれを一時棚上げして帝国への金利、取立てを厳しく
していくなら、経済力だけでも彼我の差は逆転する可能性が
高いのではないでしょうか。
ただし「同盟は万難を排してフェザーンの安全と利益を確保し
フェザーンは代償として『帝国打倒』の期限まで同盟の国益を
自らの利益に万時優先させる」という程の堅い協約を結び
運命共同体になる決意がフェザーン・同盟の双方にあるならば、
の話ではありますが。
- 親記事No.8552スレッドの返信投稿
- board4 - No.8588
Re:もしヤンが政治家になっていたら?
- 投稿者:S.K
- 2011年02月01日(火) 00時23分
> 時期にもよりますが、ヤンは戦略、戦術家であって政略、政治家ではない。
「絶対できないか、命賭けるか」と聞かれたら「まんざら無理
でもないんじゃないですか、しかるべき妨害(暗殺)の可能性
を排除できさえすれば」と答える方が妥当ではないですか。
>ヤンを政治の場で活かすとしたら、小細工抜きにヤンの意見を聞くしかない専制政権でもない限り無理だと思います。
ヤンにも社会理念はあって、その理念に基づくなら「ヤンを
信じて尻を叩いてやる気を励起する支持者」と「ごく当たり前
の義務を公正無私に要求してくる官僚体制」があれば、それに
逆らうとか裏切るヤンというのはちょっと考えにくいですね。
> それに清濁を併せ呑む器量に欠けるヤンが海千山千の腹の中が真っ黒な政略家共とまともに付き合えるとは思えません。鮮やかな政界入りは果たしたけど、その後はさっぱりになる気がします。
ヤンは「殺人鬼」ではありませんが「軍人」という社会的立場
に奉職している以上「効率的な敵排除」を忌避しません。
もしヤンが「政治家」という立場を自己選択したなら
「面従背反」の一つもできない方が、その人間性として不自然
です。
> 変化があるとしたらラグナロック以後に金髪に良い印象をもたれているヤンが議長に据えられてからになると思います。同盟のヤンへの協力体制が出来てからならヤンは充分にその手腕を揮う事が出来そうです(帝国からいかにして支援を引き出すかが一番の課題)。
いや、それは一番ないでしょう。
「民主共和制の理念を尊び専制の危険性を何より危惧する」のが
ヤン・ウェンリーという人間の根幹である以上「最善の専制への
貢献」よりは「ごく稚拙かつ貧弱な民主共和制の復権と保護、
育成」を選択するでしょうから。
- 親記事No.8552スレッドの返信投稿
- board4 - No.8589
Re:もしヤンが政治家になっていたら?
- 投稿者:村田銃
- 2011年02月01日(火) 09時12分
> 「絶対できないか、命賭けるか」と聞かれたら「まんざら無理
> でもないんじゃないですか、しかるべき妨害(暗殺)の可能性
> を排除できさえすれば」と答える方が妥当ではないですか。
>
> >ヤンを政治の場で活かすとしたら、小細工抜きにヤンの意見を聞くしかない専制政権でもない限り無理だと思います。
>
> ヤンにも社会理念はあって、その理念に基づくなら「ヤンを
> 信じて尻を叩いてやる気を励起する支持者」と「ごく当たり前
> の義務を公正無私に要求してくる官僚体制」があれば、それに
> 逆らうとか裏切るヤンというのはちょっと考えにくいですね。
>
> ヤンは「殺人鬼」ではありませんが「軍人」という社会的立場
> に奉職している以上「効率的な敵排除」を忌避しません。
> もしヤンが「政治家」という立場を自己選択したなら
> 「面従背反」の一つもできない方が、その人間性として不自然
> です。
>
人物の好き嫌いが激しく、潔癖なところがありますからオーベルシュタインみたいなブレーンが付かないと良識的な一政治家で終わり大成出来ないと思います。シェーコップが尻を叩けば、それなりに伸びそうですが、尻を叩いて貰えるぐらい交友が深くなっていないと、たぶん良識的な一政治家以上にはなれないでしょう。
ヤン単独(単独じゃなくても?)では有効だと解っていてもトリューニヒトと折り合いをつけ相互利用の関係を結べないと思います。
> いや、それは一番ないでしょう。
> 「民主共和制の理念を尊び専制の危険性を何より危惧する」のが
> ヤン・ウェンリーという人間の根幹である以上「最善の専制への
> 貢献」よりは「ごく稚拙かつ貧弱な民主共和制の復権と保護、
> 育成」を選択するでしょうから。
そう言われてみるとヤンなら一旦隠遁して、民主主義を残す為に原作のイゼルローン引き篭もりルートを選びそう。
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- board4 - No.8590
Re:帝国と同盟の戦力比
- 投稿者:村田銃
- 2011年02月01日(火) 09時30分
> 内実はともかくとして、一応「負ければ民主主義は消滅する」
> 前提で総力戦体制の同盟の軍備は、仰る通り貴族私軍を除く
> 帝国正規軍に数量的には匹敵しており、ここにフェザーンの
> 経済力と技術力を足せば総力戦体制の社会的な無理の解消が
> 可能であり、ルビンスキーの計算も甘い所はあるとして間違い
> とは言えないと考えられます。
>
元帥杖を乱発する事で何とか大動員を掛け同盟征伐に漕ぎ着け成功寸前まで行った皇帝がいます。フェザーンが経済力を武器にした硬軟混ぜた交渉で貴族世論を操り大動員を掛けられない状態を維持する事を前提にして、影から同盟を支援したと考えると間違いとは言えませんね。
> > 新朝が立つ前の軍拡前の帝国正面戦力(諸侯軍除く)ならフェザーンと組めば上回れるかもしれませんが、経済力を入れたら覆せない差が始めから付いている気がします。
>
> この時代帝国・同盟諸共にフェザーンに相当額の借金があり、
> 同盟のそれを一時棚上げして帝国への金利、取立てを厳しく
> していくなら、経済力だけでも彼我の差は逆転する可能性が
> 高いのではないでしょうか。
>
問題はフェザーンは「帝国」の自治領であり、帝国に対し面と向かった敵対行動を取れば適当な罪状で取り潰される可能性があります。フェザーンが同盟に降れば帝国は借金を全て踏み倒すでしょうし、自国の安全の為フェザーン回廊の閉塞に出ると思います。フェザーン回廊を閉じられればフェザーンの旨みはなくなり唯一の武器である経済力が使えなくなると思います。
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- board4 - No.8591
Re:もしヤンが政治家になっていたら?
- 投稿者:S.K
- 2011年02月01日(火) 11時06分
> 人物の好き嫌いが激しく、潔癖なところがありますからオーベルシュタインみたいなブレーンが付かないと良識的な一政治家で終わり大成出来ないと思います。シェーコップが尻を叩けば、それなりに伸びそうですが、尻を叩いて貰えるぐらい交友が深くなっていないと、たぶん良識的な一政治家以上にはなれないでしょう。
No.8554でも少々触れておりますが「政治家ヤン・ウェンリー」
は確かに大した逸材というわけではないと思いますよ。
ただし、5巻のアイランズ国防委員長のごとく「非常の人」
としては結構な才幹を発揮できないかという期待はありますが。
> ヤン単独(単独じゃなくても?)では有効だと解っていてもトリューニヒトと折り合いをつけ相互利用の関係を結べないと思います。
「政治家ヤン・ウェンリー」にとってのトリューニヒトは「敵」
以外の何者でもないので存分に政略を廻らし戦って構わない
でしょう。
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- board4 - No.8592
Re:帝国と同盟の戦力比
- 投稿者:S.K
- 2011年02月01日(火) 11時38分
> 問題はフェザーンは「帝国」の自治領であり、帝国に対し面と向かった敵対行動を取れば適当な罪状で取り潰される可能性があります。
ルビンスキーの国力比分析はラインハルトの覇道が本格化する
前の話であり、故に「『フェザーンの中立は不可侵である』と
いつ誰が決めたのだ」という当たり前でありながら慣例を打破
する画期的発想に衰退した帝国帝室や門閥貴族が気付く可能性を
計算しないのも仕方ないかとは思われます。
>フェザーンが同盟に降れば帝国は借金を全て踏み倒すでしょうし、自国の安全の為フェザーン回廊の閉塞に出ると思います。フェザーン回廊を閉じられればフェザーンの旨みはなくなり唯一の武器である経済力が使えなくなると思います。
しかし「金を貸した」事実は厳然として残るのであり、
「フェザーン借款の帝国内における無効化」というのは事実上
現在帝国内を流通している信用経済の無効化という事になります。
「フェザーンの保証があるなら」で交わしていた物流や経済、
財産保証がいきなり全て消失するのは貴族・平民を問わず
帝国全体に大打撃となるでしょう。
- 親記事No.8552スレッドの返信投稿
- board4 - No.8593
Re:もしヤンが政治家になっていたら?
- 投稿者:村田銃
- 2011年02月01日(火) 15時33分
> 「政治家ヤン・ウェンリー」にとってのトリューニヒトは「敵」
> 以外の何者でもないので存分に政略を廻らし戦って構わない
> でしょう。
>
自分の利益の為なら何でも出来、おまけに頭も切れるあの傷付かない男と政略合戦って…政治家ヤン終了のお知らせ。ヤンもあの男と政略、謀略合戦で勝てないことぐらい解っていそうなので、なるべく係わり合いにならないようにするのが精一杯でしょう。
建設的に考えれば、同盟利益とトリューニヒトの利益を一致させ、同盟の為に奴を働かせればかなりの成果を上げられそう。
ヤンは戦略、戦術家としては超一流ですが、政治家だと非常事態でも動じないだけで平時とそんなに変わる事は無いと思います。
政治家の助言者としてなら政治家をやる以上に活躍できると思います。ただし、ヤンの助言を聞き理解できる人物限定です。
ヤンの助言をきちんと理解し、聞く事が出来そうな政治家
1.トリューニヒト
2.非常時のアイランズ
3.ホアン
理解し、助言された事を実行できるとなると
1.トリューニヒト
2.非常時のアイランズ
ヤンが自身の潔癖、嫌悪を抑えられていれば、同盟は何とかなったのではないだろうか。