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投稿ログ464 (No.8594 - No.8610)

親記事No.8552スレッドの返信投稿
board4 - No.8594

Re:もしヤンが政治家になっていたら?

投稿者:S.K
2011年02月01日(火) 15時56分

> 自分の利益の為なら何でも出来、おまけに頭も切れるあの傷付かない男と政略合戦って…政治家ヤン終了のお知らせ。

 そこまで悲観しなくても良いでしょう、ヤンが『理想』に
縛られるならトリューニヒトは『世間体』から逃れる事は
できませんから、政治家として試合放棄するまで。

>ヤンもあの男と政略、謀略合戦で勝てないことぐらい解っていそうなので、なるべく係わり合いにならないようにするのが精一杯でしょう。
> 建設的に考えれば、同盟利益とトリューニヒトの利益を一致させ、同盟の為に奴を働かせればかなりの成果を上げられそう。
> ヤンは戦略、戦術家としては超一流ですが、政治家だと非常事態でも動じないだけで平時とそんなに変わる事は無いと思います。

「敵」というのは「利用する」という選択肢もありますので
それは妥当なご意見だと思います。
> 政治家の助言者としてなら政治家をやる以上に活躍できると思います。ただし、ヤンの助言を聞き理解できる人物限定です。
>
> ヤンの助言をきちんと理解し、聞く事が出来そうな政治家
> 1.トリューニヒト
> 2.非常時のアイランズ
> 3.ホアン
> 理解し、助言された事を実行できるとなると
> 1.トリューニヒト
> 2.非常時のアイランズ
> ヤンが自身の潔癖、嫌悪を抑えられていれば、同盟は何とかなったのではないだろうか。

 これも過去に出た話ですが「地球教の陰謀」という要素を
除外できていれば、ヤンの潔癖も無意識下でもう少し穏健に
収まらなかったろうかという期待は確かにありますね。

親記事No.8585スレッドの返信投稿
board4 - No.8595

Re:帝国と同盟の戦力比

投稿者:村田銃
2011年02月01日(火) 15時56分

>  ルビンスキーの国力比分析はラインハルトの覇道が本格化する
> 前の話であり、故に「『フェザーンの中立は不可侵である』と
> いつ誰が決めたのだ」という当たり前でありながら慣例を打破
> する画期的発想に衰退した帝国帝室や門閥貴族が気付く可能性を
> 計算しないのも仕方ないかとは思われます。

ラインハルトは焦土戦術、内戦での戦術核で領民を見捨てた事がアキレス腱としてありますから、フェザーンが本気でネガティブキャンペーンに出れば支持基盤である庶民層の動揺を煽る事が出来ます。
フェザーンには新政権のラインハルトには無い帝国、同盟双方に通商を介したネットワークが有り情報戦術、宣伝戦争になればフェザーンに一日の長があり歴史の無いラインハルト派閥に勝ち目はありません。ラインハルトにしてみれば楽に素早く統一する為の下準備が弱点になり旧政権以上にフェザーン対応は慎重にならざる得なかったと思います。
弱みが無ければガイエスブルクを使ったイゼルローン攻略なんかせず、フェザーン回廊からガイエスブルクを同盟領に送り込み移動拠点としての強みを活かしたほぼ無期限の同盟領内の通商破壊に従事させていたでしょう。
フェザーンは臣下の関係がはっきりしていて、取り潰すにも大義名分が幾らでも作れる旧政権の方が厄介だったと思います。

>  しかし「金を貸した」事実は厳然として残るのであり、
> 「フェザーン借款の帝国内における無効化」というのは事実上
> 現在帝国内を流通している信用経済の無効化という事になります。
> 「フェザーンの保証があるなら」で交わしていた物流や経済、
> 財産保証がいきなり全て消失するのは貴族・平民を問わず
> 帝国全体に大打撃となるでしょう。

ラインハルト政権への移行や帝国内戦で不良債権が大量発生して帝国経済が一時的に麻痺したとか、ラインハルト政権がその対応に追われたとかの描写が無い事を考えると、そこまで強い影響が出るかなとは思います。精々大貴族と皇帝周辺に限られ大した混乱は起きないのではないでしょうか。起きたとしてもフェザーンと関係の深かった諸侯の幾らかが没落する程度で済むと思います。

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board4 - No.8596

Re:ラインハルトとオーベルシュタインのメンタル差

投稿者:村田銃
2011年02月01日(火) 16時24分

> >  ラインハルトは上記の台詞をオーベルシュタインが言った際には、「卿は私が卿の操り人形であったとでも言うのか!!卿は参謀として進言したのみだ。その意見を採用したのは私であり、その結果起きたことも全て私の責任だ!!」と激高すべき、いや激高しなければならなかったと思います。
>
アンネローゼ輿入れで精神の成長が止まったラインハルトには無理な注文ですね。
目の所為で幼少の内から自分の価値を主観的に付ける事が出来ず正論、無情で心を鎧わなければならなかったオーベルシュタインと、キルヒアイスに守られるままに甘え心が鍛えられなかったラインハルトの対比だと思います。

オーベルシュタイン=義眼のハンディを抱え、援助が期待できない状況で万難を排しつつ成り上かった叩き上げ。障害と貴族の肩書きが出世から程遠い閑職を引き寄せ、現場に居続ける事にかなり苦労していそう。障害を理由に閑職に飛ばそうとするライバル達や障害を理由に見下す上司、同僚、部下との水面下での争いや不条理も相当経験しているかもしれない。
ラインハルト=基盤は姉が作り、滅私で守ってくれる親友、貴族の扱いに慣れた家臣団に傾がれる特権階級のエリート。エリートなりの苦労はあるがスタートラインが違い過ぎ。

親記事No.8585スレッドの返信投稿
board4 - No.8597

Re:帝国と同盟の戦力比

投稿者:S.K
2011年02月02日(水) 09時29分

> ラインハルトは焦土戦術、内戦での戦術核で領民を見捨てた事がアキレス腱としてありますから、フェザーンが本気でネガティブキャンペーンに出れば支持基盤である庶民層の動揺を煽る事が出来ます。

「焦土戦術」は「ゴールデンバウム王朝に帝国防衛を命令された
から」であり「ヴェスターラント虐殺看過」は「社会的に
『より多く』を救う為」「実際ラインハルト軍とリップシュタット
同盟軍の戦略的軍事力比はラインハルト軍が互角以上という事は
なく自らの戦略によらない軍事行動を行う余裕はなかった」と
釈明が可能であり、その釈明は「ラインハルトに都合の良い部分」
であれ「事実」です。

> フェザーンには新政権のラインハルトには無い帝国、同盟双方に通商を介したネットワークが有り情報戦術、宣伝戦争になればフェザーンに一日の長があり歴史の無いラインハルト派閥に勝ち目はありません。

 故にラインハルトは廉潔に振る舞い、謀略の担当者として
オーベルシュタインを登用する訳です。
 弱みがない上に謀略スキルの強化を図っている訳ですから
フェザーンとしてはラインハルトには慎重かつ入念に対策を講じる
べきでした。

> 弱みが無ければガイエスブルクを使ったイゼルローン攻略なんかせず、フェザーン回廊からガイエスブルクを同盟領に送り込み移動拠点としての強みを活かしたほぼ無期限の同盟領内の通商破壊に従事させていたでしょう。
> フェザーンは臣下の関係がはっきりしていて、取り潰すにも大義名分が幾らでも作れる旧政権の方が厄介だったと思います。

「要塞対移動要塞」は正に「フェザーンを取り潰す『合理的な』
大義名分」がなかった為に発生し得た会戦であり、『理不尽な』
フェザーン取り潰しをゴールデンバウム王朝やその元で繁栄する
門閥貴族が図った所で、ラインハルトが持っていない借金や醜聞
といった弱味や政敵・同盟に便宜を図るなどの謀略で痛撃を
くらって撤退するのがオチでしょう。

> ラインハルト政権への移行や帝国内戦で不良債権が大量発生して帝国経済が一時的に麻痺したとか、ラインハルト政権がその対応に追われたとかの描写が無い事を考えると、そこまで強い影響が出るかなとは思います。

 いえフェザーンに対する『借り』を抜いてもリップシュタット
同盟軍の総資産は帝国の公的軍事・行政の担当者と敵対して
互角以上の戦闘行為を行うに十分な物でしたから。
 つまりラインハルトは帝国内にあって国家としての帝国以上の
資産を押収した訳で、これではいかな格差是正や社会改革を行って
も金に困る道理がありません。

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board4 - No.8598

Re:帝国と同盟の戦力比

投稿者:村田銃
2011年02月02日(水) 10時52分

> 「焦土戦術」は「ゴールデンバウム王朝に帝国防衛を命令された
> から」であり「ヴェスターラント虐殺看過」は「社会的に
> 『より多く』を救う為」「実際ラインハルト軍とリップシュタット
> 同盟軍の戦略的軍事力比はラインハルト軍が互角以上という事は
> なく自らの戦略によらない軍事行動を行う余裕はなかった」と
> 釈明が可能であり、その釈明は「ラインハルトに都合の良い部分」
> であれ「事実」です。
暗殺事件の際、ラインハルトがオーベルシュタインに俺はお前の傀儡か、最終判断を下したのもヴェスターラント虐殺を見逃した全責任は己に有ると激高出来なかった事を考えると、ラインハルトにはそんな釈明は出来ないのではないでしょうか。
自身の焦土戦術、虐殺見逃しで多くの領民が苦しんだと面と向かって言われると自身の罪にうろたえ立ち直るまでに相当な時間が掛かると思います。この二点はラインハルトを首魁に抱いているからこその弱点になります。叩き上げやある程度の図太さがある連中ならその釈明が出来たと思いますけど、皇妃の弟君として大切に育てられた箱入り息子の繊細な少年(ラインハルト)にはその釈明は無理だと思います。

>  故にラインハルトは廉潔に振る舞い、謀略の担当者として
> オーベルシュタインを登用する訳です。
>  弱みがない上に謀略スキルの強化を図っている訳ですから
> フェザーンとしてはラインハルトには慎重かつ入念に対策を講じる
> べきでした。
>
> > 弱みが無ければガイエスブルクを使ったイゼルローン攻略なんかせず、フェザーン回廊からガイエスブルクを同盟領に送り込み移動拠点としての強みを活かしたほぼ無期限の同盟領内の通商破壊に従事させていたでしょう。
> > フェザーンは臣下の関係がはっきりしていて、取り潰すにも大義名分が幾らでも作れる旧政権の方が厄介だったと思います。
>
> 「要塞対移動要塞」は正に「フェザーンを取り潰す『合理的な』
> 大義名分」がなかった為に発生し得た会戦であり、『理不尽な』
> フェザーン取り潰しをゴールデンバウム王朝やその元で繁栄する
> 門閥貴族が図った所で、ラインハルトが持っていない借金や醜聞
> といった弱味や政敵・同盟に便宜を図るなどの謀略で痛撃を
> くらって撤退するのがオチでしょう。
宗主である帝国を裏切り叛徒の犬に成り下がったで充分な気がします。醜聞が広まったとしても叛徒の戯言で切って捨て(貴族間下手に騒ぎたて薮蛇になる事を恐れ叛徒の離間で終わらせる)、元から幻滅している庶民はああやっぱりで終ると思います。

>  いえフェザーンに対する『借り』を抜いてもリップシュタット
> 同盟軍の総資産は帝国の公的軍事・行政の担当者と敵対して
> 互角以上の戦闘行為を行うに十分な物でしたから。
>  つまりラインハルトは帝国内にあって国家としての帝国以上の
> 資産を押収した訳で、これではいかな格差是正や社会改革を行って
> も金に困る道理がありません。

金蔵が空だからこそ借りるのであり、そんな膨大な資産が有るならフェザーンから借りたりしないと思います

親記事No.8585スレッドの返信投稿
board4 - No.8599

Re:帝国と同盟の戦力比

投稿者:S.K
2011年02月03日(木) 10時29分

> 暗殺事件の際、ラインハルトがオーベルシュタインに俺はお前の傀儡か、最終判断を下したのもヴェスターラント虐殺を見逃した全責任は己に有ると激高出来なかった事を考えると、ラインハルトにはそんな釈明は出来ないのではないでしょうか。

 オーベルシュタインが言えればそれで良いのです。
「ラインハルトの」帝国ではありますが「ラインハルト一人で運営
する」帝国である必要はありません。

> 自身の焦土戦術、虐殺見逃しで多くの領民が苦しんだと面と向かって言われると自身の罪にうろたえ立ち直るまでに相当な時間が掛かると思います。

「焦土戦術」の方は苦しんでいないと思いますよ、渋るキルヒアイス
に「勝つためだ」となだめている位ですし、同盟の占領地維持力と
士気崩壊の限界点を見定めた上で全惑星同時に開放・物資供給も
やっているんですから。
「虐殺看過」については上記の通り、ラインハルト個人がいくら
「悪かった」と苦しもうと「ローエングラム王朝の公的責任」に
抵触しなければそれは「問題ない」事にされてしまいますので。

> 宗主である帝国を裏切り叛徒の犬に成り下がったで充分な気がします。醜聞が広まったとしても叛徒の戯言で切って捨て(貴族間下手に騒ぎたて薮蛇になる事を恐れ叛徒の離間で終わらせる)、元から幻滅している庶民はああやっぱりで終ると思います。

衰退した旧王朝がそも謀略でフェザーンを出し抜こうと考える
事自体が無謀です。
 同盟との講和が成立しフェザーンの存在価値が単なる回廊内
交易地に成り下がろうとした時、皇帝すら謀殺した位ですから
「フェザーン改易」を言い出した皇族なり貴族が逆に「叛逆罪」
でもでっち上げられて終わりでしょう。
 ラインハルトの時は「『銀河帝国正当政府』の処理に協力
しましょうか?」と貸しを作るつもりで「では有難くフェザーン
回廊の通行権と進駐権、同盟領の全航路データをお借りしよう」
と身包み根こそぎ剥されたという話で。

> 金蔵が空だからこそ借りるのであり、そんな膨大な資産が有るならフェザーンから借りたりしないと思います

「権勢を誇る為に一時的に大金が必要」という場合もあり、そも
門閥貴族には帝国国庫に収める以外の独自の課税権があり
ヴェスターラントの叛逆もこれの限界以上の徴収で起こっています。
 あと借金には「資産として残る物」と「蕩尽され消費される物」
があり、後者も結構な割合だったでしょうが基本的には贅を誇る
財として前者が多数を占めたと思われます。
 そして先の独自課税権もそうですが、基本借金は「返せる収入と
信頼」に応じて行われるものであり、幾許フェザーンの賄賂的要素
があっても「無価値」な相手に「投資」は行われません。
 ラインハルトはリップシュタット戦役直後にフェザーンをどう
こうする意図はなく、故に敗北した門閥貴族の「財」から「正規の
返済額」を「正規の回数」行う契約を履行するなら、門閥貴族の
「私財」「税収」はラインハルトの裁量で運用する事が出来る物で
あり、やはりそれは「傾いた帝国を建て直し民生に活力を与える
に足る」金額が残るでしょう。

親記事No.8585スレッドの返信投稿
board4 - No.8600

横レス失礼します。

投稿者:たかし
2011年02月04日(金) 12時59分

面白そうなので参加させて下さい。

<ラインハルトは焦土戦術、内戦での戦術核で領民を見捨てた事がアキレス腱としてありますから、フェザーンが本気でネガティブキャンペーンに出れば支持基盤である庶民層の動揺を煽る事が出来ます。>

これは非常に怪しいですね。
物資を取り上げられた領民達、取り上げた一般兵全員の口を封じる事なんてできっこありません。
少なくとも焦土戦術に関しては「同盟を称する外敵」を撃退する為に実践された事だと知られていると思います。
次に核攻撃を黙認していた点ですが、普通に噂になってましたよね。
キルヒアイスが咎めて兵士が「偶然、核攻撃を行う瞬間を撮影できたとでも?」と反論したという記述があったと思います。
つまり、公然の秘密的な扱いだったのでしょう。
ヴェスターラントの生き残りが暗殺に失敗し、「ラインハルトの悪行」を絶叫していました。
それでも人気が衰えるような描写は一切ありません。
ルビンスキーが死に間際経済攻撃を行いましたが、ラインハルトの悪評を流すような事はしませんでした。
つまり、焦土作戦、核攻撃の黙認という「事実」はラインハルトの支持基盤を揺るがすには至らないと判断していたのでしょう。


<暗殺事件の際、ラインハルトがオーベルシュタインに俺はお前の傀儡か、最終判断を下したのもヴェスターラント虐殺を見逃した全責任は己に有ると激高出来なかった事を考えると、ラインハルトにはそんな釈明は出来ないのではないでしょうか。>

ラインハルトがやらなくてもオーべシュタインがやりますよ。
と言うか実際にやってましたよね。
「ヴェスターラントを見殺しにした事によって数ヶ月は内乱が早く終わり、無駄に血を流さずにすんだ」と。
切り捨てられる方は怒って当然ですが、切り捨てられた存在によって助かった兵士・市民達は果たして怒りますかね?
「あいつらを見殺しにした事によってお前達を助けたのだ」と言われたのと同じですよ。
村田さんが仰るようにラインハルトの心には繊細な部分があり、だからヴェスターラントに生き残りがいたという事実に衝撃を受けてとっさに反応できなかったんでしょうね。
でも、それ故にオーベルシュタインに存在価値があるわけで、ラインハルトが登用した理由ですよ。

<そんな膨大な資産があるならフェザーンから借りたりしないと思います>

それはそうですが、莫大な資産を持ってるのは門閥貴族であって
帝国の財政自体は火の車ではなかったでしょうか。
内乱の時も門閥貴族達を討伐し財産を押収すれば一気に借金を返せるので、そういう意味では敵になる貴族が多いほどありがたいといった記述があったと思います。

親記事No.8585スレッドの返信投稿
board4 - No.8601

Re:帝国と同盟の戦力比

投稿者:村田銃
2011年02月04日(金) 15時52分

原作でそうなっている以上、ラインハルトの良心がかなり痛む以上の内容にはなりませんね。そうなるとラインハルト派閥が真に恐れるとしたらフェザーンの債権、経済爆弾になりますね。
あの頃のラインハルト派閥の懸案は占領と自壊のどっちが早いかわからない同盟ではなく、フェザーンの動向。フェザーンの早期掌握は人類圏統一の為の急務。
下策とも取れるガイエスブルクのイゼルローン攻略もあの時点で出せる精一杯の作戦だった事になる。フェザーン回廊の同盟側出口を握る事でフェザーンを孤立させる為にイゼルローン攻略は必要だったとか。フェザーンさえ握れれば統一はなったような感じになるし、ガイエスブルクを質量弾に見立ててイゼルローンにぶつけてでも回廊を取る意味があった。

board4 - No.8602

サイト更新のお知らせ2011.02.28

投稿者:冒険風ライダー(管理人)
2011年02月28日(月) 11時00分

 サイトの更新を行いました。
 更新内容は以下の通りです。

田中芳樹を撃つ! | タナウツネット
・ 田中芳樹を撃つ!ザ・ベストの更新
・ リンク登録検索エンジンに新規リンク48件追加


奇説珍説博物館 | トンデモミュージアム
山本弘トンデモ資料展2010年度版
・ コンテンツ「非実在青少年規制再び イベント大好きな山本弘」に過去ログCおよび関連リンクを追加

山本弘トンデモ資料展2011年度版
・ コンテンツ「山本弘の小遣い稼ぎ ASIOSの存在意義」過去ログBに新規投稿追加収録

唐沢俊一P&G博覧会2011年度版
・ 新規コンテンツ「『スクール革命!』再出演 台本を読むだけの芸人」を追加
・ 新規コンテンツ「『クイック・ジャパン』の唐沢俊一インタビュー騒動」を追加

board4 - No.8603

もし同盟の高等弁務官がレンネンカンプでなければ

投稿者:さくらもち
2011年03月29日(火) 10時03分

バーラトの和約後、レンネンカンプではなく、たとえばロイエンタールが高等弁務官として着任していたらどうなっていたでしょうか。
オーベルシュタインの手回しあるいは同盟政府の危機感によって、ヤンの逮捕はおそらく実行されたでしょう。その後のレベロの拉致、ヤンの暗殺未遂、シェーンコップらによるヤンの救出、ヤンとレベロの取引が原作どおりに進んだとすると、その後の展開はどうなるのか。

そもそも、高等弁務官を人質にして、反対に提示する要求が脱出と元部下たちの安全の保証では割に合わないと思います。目的がそれだけならば、レベロでもよかったはずです。帝国と帝国軍を敵に回すリスクをとってまで弁務官を人質にするからには、ヤンの当初の目的は脱出以外にあったためではないでしょうか。たとえば帝国との直接交渉。同盟との関係修復を望むならば、さらに上位の帝国との交渉が最善と考え、人質というよりはネゴシエイターとしての役割を期待して高等弁務官をとらえたのではないでしょうか。

ところがレンネンカンプは自殺。ヤンは同盟からの脱出には成功したものの同盟も帝国も敵に回したまま、なまじ武力だけはある状況に陥っています。結果的にヤンの同盟脱出は同盟の解体を早める結果となりました。

ここで、到底自殺なんぞしそうにもないロイエンタールが本当に高等弁務官になればどうなっていたのか、皆さんの意見を伺いたいです。

親記事No.8603スレッドの返信投稿
board4 - No.8604

Re8603:レンネンカンプが捕縛された理由

投稿者:冒険風ライダー(管理人)
2011年03月29日(火) 13時59分

<バーラトの和約後、レンネンカンプではなく、たとえばロイエンタールが高等弁務官として着任していたらどうなっていたでしょうか。
オーベルシュタインの手回しあるいは同盟政府の危機感によって、ヤンの逮捕はおそらく実行されたでしょう。その後のレベロの拉致、ヤンの暗殺未遂、シェーンコップらによるヤンの救出、ヤンとレベロの取引が原作どおりに進んだとすると、その後の展開はどうなるのか。>


 いや、そもそもロイエンタールであれば、あれだけ毛嫌いしているオーベルシュタインの、それも全く必要性のない謀略や煽動にうかうか乗るとは考えられないでしょう。
 あの逮捕劇自体、レンネンカンプが自らの出世欲をオーベルシュタインに煽られて暴走したのが発端だったのですし、ロイエンタールにはそんなことをしなければならない理由自体がありません。
 ヤンを逮捕するにしても、ある程度の証拠固めを行ってからということになりそうですから、まずは同盟の艦艇多数を強奪した所属不明(実際はメルカッツの)艦隊の捜索を重点的に行う、ということになるのではないでしょうか。


<そもそも、高等弁務官を人質にして、反対に提示する要求が脱出と元部下たちの安全の保証では割に合わないと思います。目的がそれだけならば、レベロでもよかったはずです。帝国と帝国軍を敵に回すリスクをとってまで弁務官を人質にするからには、ヤンの当初の目的は脱出以外にあったためではないでしょうか。たとえば帝国との直接交渉。同盟との関係修復を望むならば、さらに上位の帝国との交渉が最善と考え、人質というよりはネゴシエイターとしての役割を期待して高等弁務官をとらえたのではないでしょうか。>

 人質を盾にして逃げる、という選択を行うのであればレベロでは駄目です。
 レベロを人質にしたところで、帝国側にレベロの身の安全を保証しなければならない義務はありませんし、場合によってはレベロもろともヤン一派を皆殺しにして全ての責任を「死人に口なし」とばかりにヤン一派に擦り付ける、という選択肢を取ることも可能です。
 そもそもレベロがいなくなれば、それは同盟の統治機能が事実上マヒ状態になることを意味しますから、これ幸いと帝国側がヤン一派の討伐と同盟の実質的な支配に張り切って乗り出す危険性すらあります。
 実際、レベロが拉致されたことを知ったレンネンカンプは、ヤンを処断し同盟の内政自治権を蚕食する絶好の好機とばかりに「バーラトの和約」を無視した軍事活動を展開しています。
 そうでなくてもレンネンカンプは個人的な私怨からヤンを殺したがっていたのですし。
 ヤン一派にとって、レンネンカンプ擁する帝国軍は最初から敵だったのであり、敵に回すリスクは最初から折り込み済みとして考えざるをえなかったのです。
 レンネンカンプの捕縛は、普通に「盾」としての人質という役割以上のものはなかったでしょうね。

親記事No.8603スレッドの返信投稿
board4 - No.8605

Re:もし同盟の高等弁務官がレンネンカンプでなければ

投稿者:たかし
2011年04月01日(金) 12時41分

<バーラトの和約後、レンネンカンプではなく、たとえばロイエンタールが高等弁務官として着任していたらどうなっていたでしょうか。
オーベルシュタインの手回しあるいは同盟政府の危機感によって、ヤンの逮捕はおそらく実行されたでしょう。>


まず、ここは違うと思います。
ロイエンタールにはオーベルシュタインの扇動は通じないでしょう。
ガイエスブルグによる侵攻を「無名の帥」と断じてますし、レンネンカンプの事を「視野の狭い戦争屋」と皮肉る程度には視野の広さも持っています。
ヤンを監視する事も同盟側を威圧する事もなく、ヤンは隠遁生活を楽しめてたと思います。

< そもそも、高等弁務官を人質にして、反対に提示する要求が脱出と元部下たちの安全の保証では割に合わないと思います。目的がそれだけならば、レベロでもよかったはずです。帝国と帝国軍を敵に回すリスクをとってまで弁務官を人質にするからには、ヤンの当初の目的は脱出以外にあったためではないでしょうか。たとえば帝国との直接交渉。同盟との関係修復を望むならば、さらに上位の帝国との交渉が最善と考え、人質というよりはネゴシエイターとしての役割を期待して高等弁務官をとらえたのではないでしょうか。>

レベロでは帝国軍相手の人質にはならないでしょう。
全員まとめて殺して適当に理由をでっち上げ、更に帝国にとって都合のいい人間を元首に据えて終わりです。
事実を知っていても「同盟を存続させたいなら従え」と言われたら拒めないでしょうね。

< ここで、到底自殺なんぞしそうにもないロイエンタールが本当に高等弁務官になればどうなっていたのか、皆さんの意見を伺いたいです。>

全く同じ状況ならロイエンタールでも自殺したんじゃないでしょうか。
方向性は違う気がしますが、ロイエンタールも誇り高いですから。
でも上で書いた理由でロイエンタールが高等弁務官だったらそもそも問題は起こらなかったでしょうね。

board4 - No.8606

サイト更新のお知らせ2011.04.02

投稿者:冒険風ライダー(管理人)
2011年04月01日(金) 15時01分

 サイトの更新を行いました。
 更新内容は以下の通りです。

田中芳樹を撃つ! | タナウツネット
・ 田中芳樹を撃つ!Facebook商館開設。
・ らいとすたっふブログリンク集にブログ記事へのリンクを追加
・ リンク登録検索エンジンに新規リンク22件追加


奇説珍説博物館 | トンデモミュージアム
・ フィクション的妄論ブログ開設

山本弘トンデモ資料展2011年度版
・ 新規コンテンツ「柳田理科雄を罵倒したあの年の思い出」を追加
・ 新規コンテンツ「東日本大震災で小躍りする正義の『死者』山本弘」を追加

唐沢俊一P&G博覧会2011年度版
・ 新規コンテンツ「『半径3mの解体新書』出演 何も語らぬカラシュン」を追加

唐沢俊一著書&連載コラム批評集
・ 新規コンテンツ「『ブンカザツロン』検証 唐沢俊一のオタク文化論」を追加

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board4 - No.8607

Re:もし同盟の高等弁務官がレンネンカンプでなければ

投稿者:S.K
2011年04月02日(土) 13時47分

> バーラトの和約後、レンネンカンプではなく、たとえばロイエンタールが高等弁務官として着任していたらどうなっていたでしょうか。

6巻時点の高等弁務官という役職は「敗戦国への賠償取立人
兼反抗掣肘者」という立場に留まるものであり、同盟滅亡後
の「『新領土』管轄者」までの重要性がない限り、帝国軍三役
であるオーベルシュタイン、ミッターマイヤー、ロイエンタール
の赴任というのは妥当性かつ現実性を欠く人事と言っていい
でしょう。
 では、この3人とレンネンカンプを除いた他の提督はと言えば

> オーベルシュタインの手回しあるいは同盟政府の危機感によって、ヤンの逮捕はおそらく実行されたでしょう。

 レンネンカンプ以外にオーベルシュタインの使嗾の乗る程度の
器量でかつヤンに不倶戴天なまでのこじれた感情を抱きそうな
高等弁務官相当の帝国軍将帥というのは、いないのではない
でしょうか。
 最大問題のありそうな線が「執務そっちのけで日々ヤンに
戦術シミュレーションを挑んでは連敗を重ね深夜に絶叫する
ビッテンフェルト」か「意思疎通不全でレベロを本当に消化器
系疾病で政界引退まで追い詰めてしまうアイゼナッハ」くらい
の所でしょう。

> その後のレベロの拉致、ヤンの暗殺未遂、シェーンコップらによるヤンの救出、ヤンとレベロの取引が原作どおりに進んだとすると、その後の展開はどうなるのか。

 であれば、ヤンが思い描いた十ヵ年計画を平穏の内に遂行
できるか、でなければ当座その必要もない程平穏な推移を
経て、地球教勢力の存在を切っ掛けに両者共闘・共存の道が
開けるという非常にめでたい展開も有り得るでしょう。

> そもそも、高等弁務官を人質にして、反対に提示する要求が脱出と元部下たちの安全の保証では割に合わないと思います。

 史実の時点でヤン達に必要かつ入手可能な最善の未来という
のがその程度というのは妥当な判断です。
 欲を言えば「『見逃すから全部なかった事にして日常業務に
精勤してくれ』とレンネンカンプとレベロに言い含める」と
いきたかったでしょうが、流石にこれは有り得ないでしょう?

> 目的がそれだけならば、レベロでもよかったはずです。

 管理人さんやたかしさんが仰っておられますが、レベロでは
「敵性勢力の内紛として治安維持の名目で両者処断」されて
終わりです。


> 帝国と帝国軍を敵に回すリスクをとってまで弁務官を人質にするからには、ヤンの当初の目的は脱出以外にあったためではないでしょうか。たとえば帝国との直接交渉。同盟との関係修復を望むならば、さらに上位の帝国との交渉が最善と考え、人質というよりはネゴシエイターとしての役割を期待して高等弁務官をとらえたのではないでしょうか。

 流石にミスター・レンネンは「そこまでの逸材」ではないです。

> ところがレンネンカンプは自殺。ヤンは同盟からの脱出には成功したものの同盟も帝国も敵に回したまま、なまじ武力だけはある状況に陥っています。結果的にヤンの同盟脱出は同盟の解体を早める結果となりました。

 実際オーベルシュタインはレンネンカンプが外した場合と最終的
な成果として正に仰る通りの結果を狙って謀略をめぐらせたので
あり、ヤンが全知ならぬ存在である以上は極めて順当な結果としか
言えません。

board4 - No.8608

ふと浮かんだ

投稿者:たかし
2011年04月16日(土) 04時43分

果たして意味があるのか? 不毛ではないのか?
とは思っているのですが、気になったので。

アルスラーンの十六翼将で接近戦での強さ順はどうなんでしょうね。
最強がダリューン、その次がクバートかキシュワード、そして一番弱いのはエラムだと思うのです。
イスファーンとギーヴ、ジャスワンドは同じくらいな描写があり、ジムサも吹き矢ありならザラーヴァンドを倒してる訳ですが。

ぶっちゃけ、ナルサスやファランギースがどれくらいの位置にいるのかなぁと。

board4 - No.8609

口先だけ?

投稿者:水瀬あきら
2011年04月23日(土) 01時36分

 田中氏は、2003年にEXノベルスから再刊された『タイタニア1』の「作者あいさつ」にて、「一巻から三巻まで順次刊行、その後に新作続巻となりますが、正直すこし時間がかかるかと思います」と、あたかも新作を書くことを匂わせるコメントを発表してました(結局、EXノベルスでは書かれなかった)。
 その後、アニメ版DVD『タイタニア1』に封入されていた小冊子の、田中氏のインタビューでは「アニメ化が決まってから、10年ぶりくらいに以前の『タイタニア』を読み返した~」というような、コメントがありました。

 ということは、やはり、EXノベルスの時は続きは書くつもりはなかったということなんでしょうねぇ(汗)。正直、ガッカリです(さすがに、新作を書く前には以前のを読み返すと思うので)。

 予定では『髑髏城』⇒『薬師寺涼子』⇒『タイタニア4』らしいですが、ここらへんで田中氏には大ハッスルしていただきたいものです! 『髑髏城』も、最初に「いずれ書く予定です」というコメントを拝見させていただいたのは2002年ごろでしたので(苦笑)。

 2010年は『銀英伝』出版以来初めての「新作ゼロ」という、さみしい年でしたが(泣)『髑髏城』もGW頃には脱稿できるらしいので(社長さんのツイートより・もちろん『今年の』GWですよね?・笑)何事も無ければ、今年中には読めそうですね! なんだかんだ言っても、田中氏の作品は好きなので楽しみではあります♪

 そして『タイタニア4』……今度は、口先だけでなく、本当に書いていただきたいです! ちゃんと田中氏本人に!!

 では、一ファンのつぶやきでした。長文失礼しました。

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board4 - No.8610

Re:仮想ランキングとしては

投稿者:S.K
2011年04月24日(日) 05時25分

> アルスラーンの十六翼将で接近戦での強さ順はどうなんでしょうね。
> 最強がダリューン

 まあこれは鉄板でしょうね。

> その次が

 これについては「正道の戦士としてはキシュワード、
トゥース、イスファーン、ザラーヴァンドの旧パルス軍
正規指揮官組と人間的に根が正方向のファランギース、
メルレイン、ジャスワンドで、生還を第一義とした
殺し合い前提の戦闘ならクバート、ナルサス、ギーヴ、
ジムサのやや正道を外れた志向の戦士が微妙に有利と
いう感じでしょうか(ちなみにこの二集団内では接近戦
限定でメルレイン、ジャスワンドが一段落ちに見える程度で
それほどの差はつかないでしょうね)。

> そして一番弱いのはエラムだと思うのです。

 エラム、アルフリード、ドン・リカルド、グラーゼは
上記十二人との比較は少々厳しい、というあたりでしょう。
 と言ってドン・リカルドあたりは正規戦士組の一角を
担える素養が今後の修練と試練如何であるでしょうし、
他三人は別に剣の武勇をもって十六翼将に任ぜられた人材では
ありませんからね(エラムは将来的な参謀役、グラーゼは
パルスの海運における経済的発展の担い手、アルフリードは
情報収集と生還能力、弓矢による狙撃や牽制に長けた密偵方)。

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