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投稿ログ19 (No.380 - No.400)

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board2 - No.380

Re: 10巻刊行記念?実写版アルスラーン戦記

投稿者:くらり
1999年12月06日(月) 10時17分

アルスラーン・・・・小原裕貴(漢字自信なし)が私的には良いと思いますねぇ。王子だし(笑)。
そしてナルサスは稲垣吾郎……が後数年、年をとったら。
ジャスワントは頷きました。
しかし、異世界モノで日本人キャストってのはやっぱり笑えます(苦笑)。

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board2 - No.381

Re: だといいけどね…

投稿者:匿名希望
1999年12月06日(月) 14時14分

> 種明かしは最初からしていますね。ただ「暴力をふるわせるための理屈付けとして思想を使用」するにしても、当人が理屈として正当に思わないものを使いますかね。

「種明かし」についてエンターテイメントに徹するという部分では確かにそのとおりです。

ただ、他の点、

・徹底した市場主義
・エンターテイメントの手段としての暴力描写重視
・その実現のための思想使用

については言及してないように読めますけど、どうでしょうか?

 後者については、
 もちろん田中氏が己の思想の破綻に
気付いていない可能性もありえます。

でも、気付いてないと思いますか?

 うまく説明できなくてごめんなさい。m(_ _)m
また後日にでも。

>  あんまり受け流してはないですね・・・。この辺などは当人の思想なのでしょうね。管理人さんの本論5で引用しているところなどをみると、エンターテイメント性とは無縁です(それにしても、上のお言葉・・・いや、ここではふれないでおこう)。

 見解が180度違いました。私はこれが典型的な受け流しと理解しました。
 もし、田中氏が学校教育と向き合ってその改革を指向していたら、こんなことは言わないと思うんですよ。少なくとも代案を語るでしょうし、そもそも小説を手段にはしないはずです。
 自分の理想の教育論を体系化して書籍として出版するもよし、著書で得た印税で学校法人を買収するもよし、予備校や塾を開くのもいいでしょう。
一教師としてどこかの高校で教鞭をふるうのもいいかもしれません。

 といってもこの対談自体が本音で言っているように思えませんが。
氏の対談は大抵そうですけどね。(笑)

 で、本音はこんなとこかなというのが前回の”仮定”です。


>  だったらいいんですけどねぇ。創竜伝文庫版10巻のあとがきを見ると・・・。
>  タイタニアも、灼熱の竜騎兵も、良心が咎めてるんですかね(なんの?)。

 主人公がいかに上手に暴力をふるうかというちょっと低俗なテーマで書いているという一文芸愛好家としての良心です。

「こんなの書いて食ってていいのだろうか?
 たとえ売れなくても…
 大多数の読者がつまらないと言っても…
 本当に好きな物をやった方が。」

と思っても不思議ではありません。

> > 奪おうとしているのは佐藤大輔氏を挙げます。
>
>  これ、どういう意味で使ったのでしょう。

 軽いオマージュでアンチテーゼを提示し
田中氏のシェアを奪おうとしているという意味です。
 佐藤氏の作品もよく見れば思想的な矛盾が
ありますけどね。

board2 - No.382

新刊「少女と恋愛する方法」発売中!

投稿者:下板書房
1999年12月06日(月) 17時36分

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board2 - No.383

小林よしのりと田中芳樹

投稿者:質問
1999年12月06日(月) 21時40分

小林よしのり氏と田中芳樹氏が比べられて
ますが、小林よしのり氏が著作権をたてに
自分への批判本を封殺しようとした、デタラメ
な裁判で敗れました。
田中芳樹氏が自作において、恥知らずな評論を
展開していて、ここに集われる人々は立腹され
ていて、ごもっともなことですが、「公」を
訴える小林氏がまったく、「公」を無私して
デタラメなのが白日のもとにさらされました。
ここにこられる方は、小林氏を高く評価され
てるようですが、この小林氏の田中芳樹もびっくりな、ダブルスタンダードの卑劣さについてはどうお考えでしょうか?小林氏のデタラメぶりは、目利きのひとには「SPA!」時代からしられてましたが。どうやら、小林信者の人は
この問題を法律的に論じる人々を「サヨク」と
罵られてるようなので。

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board2 - No.384

Re: 小林よしのりと田中芳樹

投稿者:孔北融海
1999年12月07日(火) 10時38分

>「公」を
>訴える小林氏がまったく、「公」を無私して
>デタラメなのが白日のもとにさらされました。

 何故? 小林氏が上杉氏を訴えることによってなにか公共の利益が損なわれたのでしょうか?

>どうやら、小林信者の人は
>この問題を法律的に論じる人々を「サヨク」と
>罵られてるようなので。

 どこでそのようなことが行われているかは知りませんが、それはよろしくないことですね。
 そのような輩は相手にしないことです。

 しかし、少なくとも「法律的に論じる人々」の中にあなたは含まれませんね。
 そういうわけで私はあなたを「荒らし」と呼ぶことに決めました。

 因みに、私は福田和也ファンです。法律には詳しくないので、本来この件に関してはどうでもいいと思っています。

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board2 - No.385

Re: 10巻刊行記念?実写版アルスラーン戦記

投稿者:小村損三郎
1999年12月07日(火) 11時29分

平成の一軍人さんは書きました

>  小生意気さという点で、なんつーか、アルフリードには今井絵里子を押しますね。TVドラマでも、はしたないシーンは見事にはまっていましたから、適していると思います。拙者は。

SPEEDについてはよく知らないので、ジャニーズ同様容貌だけで決めました(^^;)。

>  伊武雅刀も出して欲しいですね。万騎長クラスで。

う~ん、そう言われても他の万騎長の名前は殆ど忘れちゃったんだよなー(^^;;)。
あ、1人覚えてるのがたしか1巻でダリューンに斬られたカーラーン。
という訳で伊武サンはカーラーンということで(笑)。
たしかハルキ君最後の監督作、のはずだった『天と地と』でも裏切る役だったし…。

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board2 - No.386

Re: 10巻刊行記念?実写版アルスラーン戦記

投稿者:小村損三郎
1999年12月07日(火) 11時31分

くらりさんは書きました
> アルスラーン・・・・小原裕貴(漢字自信なし)が私的には良いと思いますねぇ。王子だし(笑)。

スミマセン、この人名前は聞いたことあるんですが顔が分りませぬ…。

> しかし、異世界モノで日本人キャストってのはやっぱり笑えます(苦笑)。

まあ、「舞台版」ってことで(笑)。

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board2 - No.387

Re: 小林よしのりと田中芳樹

投稿者:小村損三郎
1999年12月07日(火) 11時41分

質問さんは書きました
> 小林よしのり氏と田中芳樹氏が比べられて
> ますが、

この掲示板で小林よしのりの名前がよく出るのは、“評価してる”、というよりは“比較対象として面白いから”、ではないでしょうか。
私も書き込みでよく両者を比較してますが、かと言って小林よしのりの本を全部読んでる、とか彼の主張・運動を熱烈に支持してる、とかいう訳ではありませんので。
『国民の歴史』も買ってませんし(非国民だな(笑))。

>小林よしのり氏が著作権をたてに
> 自分への批判本を封殺しようとした、デタラメ> な裁判で敗れました。
> 田中芳樹氏が自作において、恥知らずな評論を
> 展開していて、ここに集われる人々は立腹され
> ていて、ごもっともなことですが、「公」を
> 訴える小林氏がまったく、「公」を無私して
> デタラメなのが白日のもとにさらされました。
> ここにこられる方は、小林氏を高く評価され
> てるようですが、この小林氏の田中芳樹もびっくりな、ダブルスタンダードの卑劣さについてはどうお考えでしょうか?

あのー、「批判本を封殺しようとした」って、件の『脱・ゴー宣』以外にも小林よしのり批判本は山ほどあるんですけど(^^;)。
その中で小林氏が上杉氏の本を訴えたのは
「絵を盗用された」のが理由であって、それ以上でもそれ以下でもないと思いますが。

というわけで、この裁判自体興味ありません。

大体、この問題がどうして田中芳樹のダブルスタンダードと同次元のハナシになるのか貴方のリクツの方がサッパリわかりません。

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board2 - No.388

Re: 小林よしのりと田中芳樹

投稿者:不沈戦艦
1999年12月07日(火) 13時53分

質問さんは書きました
> 小林よしのり氏と田中芳樹氏が比べられて
> ますが、小林よしのり氏が著作権をたてに
> 自分への批判本を封殺しようとした、デタラメ
> な裁判で敗れました。
> 田中芳樹氏が自作において、恥知らずな評論を
> 展開していて、ここに集われる人々は立腹され
> ていて、ごもっともなことですが、「公」を
> 訴える小林氏がまったく、「公」を無私して
> デタラメなのが白日のもとにさらされました。
> ここにこられる方は、小林氏を高く評価され
> てるようですが、この小林氏の田中芳樹もびっくりな、ダブルスタンダードの卑劣さについてはどうお考えでしょうか?小林氏のデタラメぶりは、目利きのひとには「SPA!」時代からしられてましたが。どうやら、小林信者の人は
> この問題を法律的に論じる人々を「サヨク」と
> 罵られてるようなので。


 えー、こんにちは。最近ご無沙汰する事が多いですが、「不沈戦艦」です。アングラ板にハンドル騙り投稿があったりして、迷惑した事もありましたが。

 さて、前にちゃちゃちゃクラブのボードに書いたものですが、ここに転載しておきます。


>上杉氏支持者が喜ぶべき話ではなく、小林氏支持者が悔しがるべき話でもない

>--------------------------------------------------------------------------------
>投稿番号:8498 (1999/08/22 02:32)
>投稿者:不沈戦艦(小室直樹ファン)
>mail:battleship01@mail.goo.ne.jp
>
>--------------------------------------------------------------------------------
>
>内容
>>おおせのとおり、「だから、どうした?」ですね。
>>訴訟結果は問題ではないですね。
>>***
>>訴訟結果以前に、提訴の時点で、小林よしのり氏
>>は本質的な敗北をされていると思います。
>>たとえ、小林よしのり氏が勝訴されたとしても、
>>内容で論破すべきものを卑怯な手段にたよって論
>>争相手の反論を封じようとしたということは、決
>>定的な自らの敗北宣言に等しいのではありません
>>か?
>>***
>>従軍慰安婦強制連行肯定派が、もし、自称・元・
>>従軍慰安婦が泣いて証言しているから、異論を差
>>し挟むことは「セカンド・レイプ」で許されない
>>として、小林氏の漫画の発行差し止めを求めたら
>>卑怯な反論封じとなるのと同じなのではありませ
>>んか?
>-------------- 以上 浅見真規さん(投稿番号:8369)より引用 --------------
>
> こんにちは。
>
> 小林よしのり氏が裁判を起こした理由は「自分が描いたマンガのコマが
>断りなく勝手に引用されている。これは引用権の乱用ではないか?」とい
>うだけの話ですよね。内容に対する文句はゴー宣でやっている訳ですから、
>そこは裁判の争点ではないでしょう。コマの引用無し(文のみ)で、「脱
>ゴーマニズム宣言」を出していたら、ゴー宣でボロクソに言うだけで裁判
>を起こすことはなかったと思いますが。
>
> 結局、上杉氏が勝つとしたら、裁判所が「マンガのコマも他の著書で作
>者に断りなく引用してよい」と判断したというだけの話でしょう。以後判
>例は継承されるでしょうから、謎本の作者が喜ぶだけの結果、という事に
>なるのでしょうな。今まではコマの引用は基本的に無しだった謎本で、好
>きなだけ出来るのですから。それに対して「引用権の乱用」で裁判を起こ
>しても負ける事は解りきっている(脱ゴー宣裁判がそうなったら)のです
>から。
>
>「脱ゴー宣の内容がゴー宣より正しいと裁判所が判断した」という話では
>ないので、上杉氏を支持する人たちが喜ぶような話ではないと思いますが。
>逆に小林よしのり支持派が悔しがるような話とも思えません。



 えー、これはまだ判決が出る前に書いたものですが、「質問」氏は「浅見真規」氏と同じ間違いを言っておられる。「小林よしのりは悪人」と思い込みたい人の共通の心情で、物事を客観的に見られなくなっているようですね。

 実際、「戦争論妄想論」などの小林批判本や雑誌への投稿は数多く出ています(「世界」やら「週金」やら「論座」やら)が、小林よしのりが裁判を起こしたのは、「脱ゴー宣」に関してだけです。争っている点も、小林側から見れば、「内容が気にくわない。ワシに対する批判は許さん」ではなく、「ワシの描いたマンガのコマを勝手に引用するな」です。そうですね、脱ゴー宣にゴー宣からのコマの引用が全くなかったら、この裁判行われていないんですよ。質問氏が、裁判で争っている内容を理解していない方が不思議だと思います。

 一審判決では、確かに小林が負けて「引用可」と裁判所のお墨付きが出ていますが、それは「小林よしのりより上杉聰の言説の方が正しい」と認定した訳ではなく、「マンガのコマの引用は、著作者に断らずにやってもよろしい」と判断した、というだけの話です。さすがに小林は悔しかったようで、上告したようですけどね。

 と、いうような訳で、質問氏の

>小林よしのり氏が著作権をたてに
> 自分への批判本を封殺しようとした、デタラメ
> な裁判で敗れました。

 この発言は、言っている事自体がデタラメだ、という事になります。もうちょっと考えてから発言した方がいいと思いますよ。みっともないです。事実を追いかけるより、思いこみを優先したい、というのはね。ヒトラーやゲッペルスじゃあるまいし、「嘘を繰り返せば本当に思えてくる」、ばかりとは限りませんので。


>ここにこられる方は、小林氏を高く評価されてるよう

>どうやら、小林信者の人は
> この問題を法律的に論じる人々を「サヨク」と
> 罵られてるようなので。

 貴方ひょっとしてアングラ系からいらしたのかしら?「田中芳樹を撃つ!」は小林ファンクラブじゃないですよ。小林よしのりは田中芳樹に対する比較対象として面白い事例もあるから話には出しますが、小林信者などここにはいないと思いますけど。「小林ファンクラブだ!」と言いたいのなら、日本ちゃちゃちゃクラブにでも殴り込んだらいかがでしょう。ちゃちゃちゃは明確にそう宣言していますからね。こういう難癖をつけて来る人が知らんとは思いませんが、参考までにURLを書いておきましょか。

ttp://www.nc4.gr.jp/

 まあ、程度に問題があるプロパガンダをやっても、ここでは関心してくれる人はあまりいないと思いますよ。アングラ板ではないので。質問氏は、ホームグラウンドにお帰りになられた方がいいでしょう。貴方にここは合っていないと思いますわ。

board2 - No.389

水戸黄門

投稿者:NNG
1999年12月07日(火) 15時02分

最近初めて水戸黄門を真面目に見て気付いたんですが、水戸黄門が印籠を出すタイミングは、悪代官とかの悪事をあばいて、悪代官けしかけた手下を「懲らしめた」後なんですね。

すぐに印籠を出さないのはエンターテイメントのため?竜堂兄弟も膝なんて砕かず、そこそこでやめておけば、エンターテイメントとして許容されたんでしょうか?

親記事No.383スレッドの返信投稿
board2 - No.390

Re: 小林よしのりと田中芳樹

投稿者:ドロ改
1999年12月07日(火) 15時18分

>質問さんへ
不沈戦艦さんも言ってますが、ここは別に小林よしのりサイトじゃないですよ。現に私はあの人大嫌いだし。(多分不沈戦艦さんが田中芳樹の小市民的左翼言動を毛嫌いするのと根は同じ)
あの裁判に関して言えば、批判(評論)対象を出来る限り詳細に引用するのは、言わば礼儀ですから、(脚本だけ引用して映画を批評しても、それは「映画」の批評には成らないでしょうし)それを止めさせようとする彼の態度は、確かに「反対意見の封殺」と取られて仕方ない面もあると思います。彼にしてみれば、「人のふんどしで相撲取りやがって」って事なんでしょうが。ま、常識的な判決が出ましたね。でも、こんな事は同でもよろし。ここは田中芳樹サイトなんですから、ここで小林よしのりや、そのファンにに喧嘩売るのはお門違いですよ。
それに、別に彼の言う「公」と関係してるとは思えないんですけど、どの辺が「公を無視」してるんですか?彼の漫画は「公的な資産と言って良い名作」だから、それを叩き台にして文化を発展させる手段である、批評・批判に対し攻撃を加えたのは「公」の利益を損なう、って事でしょうか?(笑)著作権ってのは、あくまでも私的な利益を守る為に振るう物ですよ?

親記事No.383スレッドの返信投稿
board2 - No.391

Re: 小林よしのりと田中芳樹

投稿者:本ページ管理人
1999年12月07日(火) 16時52分

はじめに言っておきますが、私はあの裁判に関して小林よしのりに反対です。ドロ改さんが触れられているように、健全な評論のために出来るだけ詳細な引用が出来る環境が用意されるべきだと思います(量より質の引用のためにも)。
 例の裁判のレポートの回も、「こんなちまちました自分の私情的反論がゴー宣の芸じゃないだろ」という感じに思いましたしね。

 というわけで、小林氏に関して、私は異論反論も多いです。ですが、著作権の裁判の勝訴なのに、なぜか内容を論破した喜びを語っていた批判本側は、異論以前に私にはちょっと理解不能です。


 それにしても、著作権裁判で小林氏に批判的(法律的に論じる?)だと「サヨク」と呼ばれるらしいですが、私もサヨクなのかな? どういうわけだか「小林信者」ってよくアングラ板には評されるんですが(笑)

親記事No.389スレッドの返信投稿
board2 - No.392

竜堂兄弟を見て…

投稿者:本ページ管理人
1999年12月07日(火) 16時57分

NNGさんは書きました
> 最近初めて水戸黄門を真面目に見て気付いたんですが、水戸黄門が印籠を出すタイミングは、悪代官とかの悪事をあばいて、悪代官けしかけた手下を「懲らしめた」後なんですね。
>
> すぐに印籠を出さないのはエンターテイメントのため?竜堂兄弟も膝なんて砕かず、そこそこでやめておけば、エンターテイメントとして許容されたんでしょうか?

 この兄弟を見て、「降りかかる火の粉を払っているだけ」と見る人はいないでしょう。
 彼らのデンで行けば、肩がぶつかったという「被害」だけで、相手をボコにするのも、「降りかかる火の粉を払っているだけ」な訳で、こんなチンピラヤクザみたいなところが不快感の原因ではないかと。

親記事No.383スレッドの返信投稿
board2 - No.393

とりあえずはこのスレッドなどをお読みください

投稿者:本ページ管理人
1999年12月07日(火) 17時03分

ttp://neweb.netvillage.ne.jp/cgi-bin/cafe/contents?board=ishiiusk&no=293&read=232:392:50::10&update=5945&boardPassword=&type=toplist&sort=reverse&frame=on&expand=293

なお疑問がありましたら、どうぞ。

親記事No.348スレッドの返信投稿
board2 - No.394

見ましたよ、実物

投稿者:石井由助
1999年12月07日(火) 17時05分

帯のコピー
「アルスラーンが還ってきた」

俺的流行語大賞決定(笑)

board2 - No.395

DVD買えるサイト

投稿者:Alpha
1999年12月07日(火) 17時10分

 DVDの通信販売のサイトです。
 日本語で買えるサイトってあるようでないでしょ。
ttp://takashima.grabit.net/dvd/
です。
 必見です!

親記事No.389スレッドの返信投稿
board2 - No.398

Re: 創竜伝の設定など(長文注意!)

投稿者:仕立て屋
1999年12月08日(水) 10時13分

NNGさんは書きました
> 最近初めて水戸黄門を真面目に見て気付いたんですが、水戸黄門が印籠を出すタイミングは、悪代官とかの悪事をあばいて、悪代官けしかけた手下を「懲らしめた」後なんですね。
>
> すぐに印籠を出さないのはエンターテイメントのため?竜堂兄弟も膝なんて砕かず、そこそこでやめておけば、エンターテイメントとして許容されたんでしょうか?

毎度、仕立て屋です。

はじめまして仕立て屋と申します。

これは二重基準と言われるかもしれませんが、水戸黄門
の場合、いわゆる「おやくそく」と考えればよろしいか
と思います。つまり、作品の「意図」が何処にあるか考
えた場合、その設定に無理がなければ、それはO.Kだと
いうことです。水戸黄門の場合、葵の御紋を翳したとき
に、悪代官どもが、その威光に平伏さなければ「お話」
として成立しませんが、だからといって、初っ端から御
紋を出して悪代官どもが観念してしまい、殺陣のシーン
が無ければ、これまた「お話」として成立しません。そ
こに懲らしめというものが存在しなければ観客は納得し
ないのですから、作品の「意図」を考える上で、この設
定は ”無理がない
”と言えます。こうしたことは、どの勧善懲悪モノに
も共通することで、ウルトラマンがいきなりスペシウム
光線を出したら「お話」にならないのと同じことです。
それに水戸黄門の場合、角さん、助さんの懲悪方法は素
手や峰打ちですし、模写がリアルでない分だけ凄惨さも
なく安心して見ていられます。まあ、くの一は真剣で殺
ってますけど、彼女は忍ですし、その仕事の性格を考え
れば、許容の範囲でしょう。逆に、忍が峰打ちなんかし
ていたら必然性がなく不釣合いです。
 また、竜堂兄弟とやられ機動隊員との力量差は、角さ
ん、助さんとやられ敵役のそれと比較にならないくらい
大きく、彼らほどの超人性の持ち主ならば、相手の膝を
蹴り砕くようなシュートぶりを発揮せずとも対象を無力
化させるに苦労しないでしょう。竜堂兄弟の戦闘目的が
身に降りかかる火の粉を払うことならば、膝なんか狙う
より頭たたいて昏倒させたほうがスマートですし、より
効率的で、技術的にも容易です。懲悪モノにおける設定
の必然性に話を戻せば、水戸のご老公一行には悪代官ら
を「懲悪」する必要性を作品上認められますが、竜堂兄
弟には機動隊員を「懲悪」する必要性を認められません。
機動隊員個々人は職務を遂行しているだけで悪でないの
ですから。しかし、筆者が機動隊員それ自体に悪の属性
を与えている場合は、話は別ですけれどね(これが真相
か?)。もちろん、「御前」など悪玉を懲悪の対象にす
る場合、その必要性は認められるかもしれませんが。

 そもそも「身に降りかかる火の粉を払う」のが竜堂兄
弟の身上ならば、竜堂兄弟が「懲悪」する必要性って一
体何?って感じです。水戸のご老公一行やウルトラマン
には、悪を打ち倒し公正と平和を守る、という使命があ
ります。しかし、「身に降りかかる火の粉を払う」とい
う限界からか、竜堂兄弟には良くも悪くも「懲悪」する
ための積極的な理念がありません。あるとすれば、個人
的な憂さ晴らしぐらいか。おそらく、田中センセの中途
半端な相対化主義趣味が、竜堂兄弟に完全正義を標榜さ
せることを避けさせ、創竜伝における「 超人的な”一
般市民 ”である竜堂兄弟 VS 一般市民も内包する悪
の組織」という設定と相俟って、彼らの行動理念に確固
たる正当性を付与しづらくさせているのではないでしょ
うか。もし、個人対悪の組織という図式でやるならば、
悪の組織はその構成要員の個々にいたるまで悪でなけれ
ば、懲悪の対象足り得ません。従って、創竜伝の場合の
ように悪の組織に機動隊員のような一般市民まで含まれ
ている場合は懲悪の対象足り得りえず、主人公が懲悪の
正当性を発揮しづらくなってしまいます。組織の個々に
いたるまで悪であるような典型的な敵役を考えてみれば
分かりやすいのですが、一般市民が洗脳されて悪に利用
されている場合、ヒーローは決して、洗脳された一般市
民に危害を加えたりしませんよね。なぜなら、ヒーロー
にとって倒すべき相手はあくまで敵の親玉であって一般
市民ではないからです。ヒーロー自身も自覚しています。
だからこそ、ヒーローの正当性が確保されるわけです。
一方、竜堂兄弟は「身に降りかかる火の粉を振り払う」
という理由から平気で一般市民である機動隊員をぶちの
めしてしまいます。もし、竜堂兄弟が正義を標榜し、悪
を打ち倒す義務と責任を自覚しておれば、一般市民であ
る機動隊員に過剰な暴力を振るったりすることはあり得
ないでしょう。こうした竜堂兄弟の理不尽さの問題は
「身に降りかかる火の粉を振り払う」という理念性に乏
しい自己保存本能をその暴力の判断基準としているとこ
ろに起因しています。本来ならば、こうした自己保存の
ための実力行使と、その妥当性のチェックは両輪を為し
ていなければなりません。正当防衛に妥当性の検討が常
に付随しているのと同様です。でなければ、ナチスのよ
うに歯止めが無くなってしまいます。竜堂兄弟が機動隊
員の膝を蹴り砕く際に感じる気持ち悪さは、彼らが自ら
の暴力に対する妥当性の検討も行わず、またそのことに
無自覚であり、ともすれば誇りにすらしているフシが見
受けられるところに有ると考えます。しかし一方で、い
ちいち自らの暴力の妥当性を吟味したり、読み手に考え
させたりするような設定では、読み手はカタルシスを得
られにくいとも言えます。やはり、創竜伝のように個人
対悪の組織(もしくは軍団、怪獣なども含む)の図式で
は、個人はあくまで正義であり、悪の組織はあくまで悪
でなければ、勧善懲悪の図式は成り立ちにくいと考えま
す。この図式であれば、正義のヒーローが少々無茶して
も、お約束ということで許されます。っていうか許した
い。ウルトラマンがビルをぶっ壊して、ひょっとして中
の市民が数百人死んでいるかもしれませんが、許したい。
実際、創竜伝の舞台設定(体制が悪で人民、市民が善で
あるなどという時代錯誤な設定)は、一見して勧善懲悪
の図式成立の要件を満たしているように見えますが、現
実の世界(平凡な一般市民も例外無く善にもなれば悪に
もなりうる)と極端な遊離を引き起こしており、キャラ
の性格設定も正義の標榜に対する疑念と否定の意識を隠
さず自己保存のみを行動原理にしていることから、上の
ような分かりやすい勧善懲悪の図式にはまりにくくさせ
ています。つまり、創竜伝の設定は、話は勧善懲悪モノ
の単純さを有している一方で、肝心な舞台設定と構成キ
ャラの作りが勧善懲悪の成立を阻害しているという中途
半端なものになってしまっているのです。まあ、途中か
ら敵役がはっきりし、勧善懲悪の図式の成立用件を満た
してきてはいるのですが、如何せん、竜堂兄弟のキャラ
設定に難ありです。
 因みにもし、善悪の相対化をやりたければ、やはり組
織対組織(国家対国家など)の図式で設定するしかあり
ませんね。これならば、組織の中にただの一般市民が属
していようと、組織の成立理念の対立という図式で相対
化が成り立ちます。大の為には小が犠牲になるという必
要悪も成り立ちますし。良い例が銀英伝でしょうか。


ところで水戸黄門ですが、フィルム撮り
からビデオ撮りに変わり、画面がセットっぽく映ってし
まうせいか、なんだか舞台を見ているようで、ちゃっち
い印象を受けます。個人的に残念です。

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board2 - No.399

Re: 小林よしのりと田中芳樹

投稿者:不沈戦艦
1999年12月08日(水) 13時59分

本ページ管理人さんは書きました
> はじめに言っておきますが、私はあの裁判に関して小林よしのりに反対です。ドロ改さんが触れられているように、健全な評論のために出来るだけ詳細な引用が出来る環境が用意されるべきだと思います(量より質の引用のためにも)。
>  例の裁判のレポートの回も、「こんなちまちました自分の私情的反論がゴー宣の芸じゃないだろ」という感じに思いましたしね。
>
>  というわけで、小林氏に関して、私は異論反論も多いです。ですが、著作権の裁判の勝訴なのに、なぜか内容を論破した喜びを語っていた批判本側は、異論以前に私にはちょっと理解不能です。
>
>
>  それにしても、著作権裁判で小林氏に批判的(法律的に論じる?)だと「サヨク」と呼ばれるらしいですが、私もサヨクなのかな? どういうわけだか「小林信者」ってよくアングラ板には評されるんですが(笑)



そうですね。右派でも「著作権の解釈については、小林の方が間違っている」と言う人は結構います。呉智英ファンは大体そうですが。私はそもそも、「他人のふんどしで相撲を取っている」としか思えない「謎本」の類が好きではないもので、それに好きにマンガのコマを引用しても良くなった、という事があまり好ましい事だとは思っていません。もっとも、小林がゴー宣で「ワシは全てのクリエイターの為に、著作権の戦いをやっている」とか宣伝していたのは、「おいおい、そりゃアンタが自分の絵を使われて、腹を立てたってだけでしょ。そんなとこ良い子ぶろうとしても駄目だよ」とは思いましたけどね。


>著作権の裁判の勝訴なのに、なぜか内容を論破した喜びを語っていた批判本側は、異論以前に私にはちょっと理解不能です。

 私もこれは同じ意見です。「質問」氏も同じように勘違いしているようですが。と、言うより、どちらかと言うと「そんな事は百も承知で」「小林のゴー宣の内容が間違っている」と宣伝したいが為に、裁判の結果を利用しようとしているのではないかと思いますけど。



>ドロ改さんへ

>(脚本だけ引用して映画を批評しても、それは「映画」の批評には成らないでしょうし)それを
>止めさせようとする彼の態度は、確かに「反対意見の封殺」と取られて仕方ない面もあると思
>います

 ちょっと違いませんか?判決の論理からすると、「映画の批評については、画面を好きに何枚でも引用してよろしい」となる筈です。何だったら、ビデオにして動画を使ってもいい筈です。映画の批評なら、文章で内容を記せばいいのではないかと思いますけど。普通映画の画面を引用しまくって批評していましたっけ?あまり見た記憶がないのですが。それに「反対意見の封殺」まで行ってしまうのは、論理が飛躍しすぎていると思います。小林批判本など、いくらでもあるのですから。

親記事No.389スレッドの返信投稿
board2 - No.400

Re: 創竜伝の設定など(長文注意!)

投稿者:NNG
1999年12月08日(水) 14時26分

ありがとうございました。
感想と言うか、竜堂兄弟に一言。
「『自制』と『自省』は共和学院の校訓じゃなかったんだっけ、始さん?」

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