2代目掲示板過去ログ

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投稿ログ37 (No.679 - No.698)

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board2 - No.679

それでは

投稿者:はむぞう
2000年03月03日(金) 00時53分

> お涼の新刊が出た時はすぐにあれほど書きこみがあったのに、アルスラーンだと全然、ではさすがに公平さを欠くような気がするのですが・・・。

こんにちは。かつてはアルスラーン大好きだったはむぞうです。
私の場合、「だった」と過去形になる原因が10巻でした。
これが出るまでは創竜伝など嫌いな作品もあるものの完全にはファンを止めきれなかった私でしたが、徹底的に吹っ切ることができたきっかけになりました。だから、このページは議論が面白いのでROMし続けてはいたのですが、もう書き込みはしないつもりでいました。しかし言われてみれば確かに公平さを欠くように見えるので、最後のつもりで書きます。

私が最初に読み終えた感想は、「あれだけ待たせておいて何なんだこれは!」です。とにかく内容が薄いと感じました。思わず1冊あたりの文字数を数えたくらいです。実際に別に9巻と比べて減っているということはありませんでしたが。

内容が薄いと思った理由は2つあります。

1、いろんなエピソードを入れすぎ。
随分と大勢の人がバラバラに登場し、しかも別々の話が始まっている上に、1つとして一段落つくところまで進んでいない。たくさんのプロローグを一気に読まされたような気がした。おかげで中途半端で散漫な印象を受けた。今まではもう少し絞り込んで、一区切りつくところまで進んでいたはず。というよりこの巻は長大なプロローグなのか?

2、うんちく話的な余談が多すぎ。
架空世界が舞台なのだから、世界設定を把握するために必要なのはわかるが、目障りに感じるくらいに多いように見える。実際には必要最低限なのかもしれないが、それならもっと上手に処理して欲しかった。

また、これ以外に「何だこれは!」と思ったものがあります。
まず名前が間違えられている。これは田中氏自身のミスというより、出版社側の校正時のミスかもしれないけど、読んでいるほうは面食らってしまいました。それとトドメを刺してくれたのが「あとがき」。あの内容は一体何を考えているのかと思いました。さんざん待たせておいて、「生産力の低さで定評の…(中略)…今後とも何とぞ気長におつきあいくださいますよう」というのはジョークのつもりかもしれませんが、とてもじゃないけど笑えませんでした。

以上の理由から、私の心の中ではアルスラーンは過去の物となりました。そして今後、田中氏の作品は2度と読まないだろうと思います。これが私の10巻の感想であり批判です。理路整然とした意見ではなく、「私はこう感じた」というあいまいな話で失礼しました。

しかし身近なところで聞いたりしても、田中氏のファンであるほど評判が悪いように見受けられました。逆にアンチ系の人のほうが「思ったより良かった」と言っています。これは多分、読み始めるときの期待の度合いによるのでしょうけど。

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board2 - No.680

私の場合は

投稿者:本ページ管理人
2000年03月03日(金) 11時20分

>かなり前の話になりますが、どなたか(すいません、名前は覚えていません)が、アルスラーンの10巻に関しての批評があまりない、と言うような趣旨のことを書いておられたのですが、あれから随分経ちますが、結局アルスラーン10巻についてはこのまま終わってしまうのでしょうか?
>お涼の新刊が出た時はすぐにあれほど書きこみがあったのに、アルスラーンだと全然、ではさすがに公平さを欠くような気がするのですが・・・。
>実は、密かにどんなことを批評が出るのか楽しみにしていたので。

 この間薬師寺シリーズを古本で買って読後に思ったんですが、「ああ、新刊で買って印税くれてやらんで良かった…」。
 前にも書いたかも知れませんが、アルスラーンは、あとがきを読んだ時点で新刊を買う気がなくなりました。このあたりはNo.679ではむぞうさんが触れられているのと同感です。
 そういうわけで、図書館に置かれるか、古本屋に並ぶまで、私が読むことはないでしょうから、私が感想を述べるのはかなりランダムになると思います。


 …多分、印税払わないで文句ばかり垂れられるのは作家からすると小憎たらしいでしょうけど。

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board2 - No.681

Re: らいとすたっふフォーラム&創竜伝12巻

投稿者:本ページ管理人
2000年03月03日(金) 11時29分

 うーむ、やはり見てみたかったですな>らいとすたっふフォーラム


> 只、時節柄次巻は警察の不祥事ネタが大半を占めるような気がしますね。
> 正直な話、この件に関してはどれだけボロクソに書かれても仕方ないでしょう。
> 反論&弁護の余地絶無。

 警察ものに関してはいまや薬師寺シリーズの方がふさわしいような気もしますが…
 それにしても、あまりに稚拙でしたね、警察。ただ、おそらく田中芳樹がしそうな警察批判とは方向性が違うように思えます。


> しかし次回のネタ予想なんて、俺はひょっとして創竜伝ファンになってしまったんだろうか(^^;;)。
> なんだかんだ言いつつ全巻新刊で買ってるしなー(爆)。
> ま、けなし代、ってことで(爆死)。

 ちょっと話がずれるかも知れないですが、もし、アメリカの大統領選でマケイン氏が大統領になった場合、「お前が戦場に行け」理論は決定的に破綻しますね(ブッシュ(父)氏の時に既に破綻していたけど、今度はもっと判りやすいですね)。
 というか、エアフォースワンやインディペンデンス・デイでのアメリカ人が求めるヒーロー像を見れば、それ以前に判りそうなモノですけど(問題点は充分あるのですが、それは田中理論と別のところですよね)

board2 - No.682

どうもホームページのサーバの調子が悪いようです

投稿者:本ページ管理人
2000年03月03日(金) 11時31分

 私のホームページに何か問題があるのかと思って調べてみましたが、どうやらpep.ne.jpドメインのサーバがアクセスできないようです。
 申し訳ありませんが、少々お待ち下さい。

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board2 - No.683

Re: 671 誰かやってよ!

投稿者:速水右近
2000年03月03日(金) 14時28分

 無茶苦茶に強行軍のおバカンスをとっていたもので……。

ますみさんは書きました。
>
>  速水右近さん
>  同性4兄弟の性格のことを少し話してらしたので(笑)
>  私、四姉妹なんです。私は終君なんですが(笑)でも、けっこう性格違いますよ。一番上はいかにも「長女」って感じで私達姉妹のリーダー的存在だし、二番目は割と情にほだされやすいお人好しタイプ、三番目の私は姉妹の中では何故か知識系の部分を担当しているし、妹はいかにも「妹」で甘えるところと我を通すところをよく分かっていると思います。ただ、創竜伝のように揃いも揃ってねじまがった性格っていうのはやっぱり「創竜伝ならでは」でしょうね(笑)たぶん、年少期の教育のおかげなんでしょう。
>
>
 バカな書き込みにレスを下さって、有難うございます。きっとますみさんの御両親の教育がよろしかったんでしょうね。

 やっぱり、竜堂家の幼児教育を考えるべきですよ、絶対(笑)。そこに、田中芳樹の教育理念の間違いが隠されているはずなんですから。
 といっても、パロディでさえ私は考える気がしないですけど……。

board2 - No.684

『別冊宝島』の

投稿者:速水右近
2000年03月03日(金) 14時40分

最新号『日本文学云々』というのを立ち読みしましたが、いやぁありましたよ、田中芳樹論。小林よしりんとの比較なんて、ここの常連さんみたいな切り口でしたね。
 よろしければ、皆さんお読み下さい。

追記 個人的には最近の『別冊宝島』には、全然魅力が感じられない。一時期の、人を人とも思わぬ強引さがないんだよなぁ。
 ともかく同号で一番驚いたのが、奥付にあった担当編集者の名前。どうお読みするかわからないが、あの伝説の雑誌『宝島30』の初代編集長氏なのですよ!
 同誌がメジャーになったのは、二代目編集長U氏(現メディアワークス)の手腕と、オウム事件なんかが多発したためですが。噂では、同誌の面々はみんな移籍したって聞いていたので……なにか、懐かしくなっちゃいましたね。

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board2 - No.685

Re678:過去ログ・ザ・ベストについて

投稿者:冒険風ライダー
2000年03月03日(金) 16時28分

<特に冒険風ライダー氏の「考察」シリーズは、そろそろ最初の回からワンコーナーとしてライダー氏なりに編集し、一つにまとめるべきではないか。まあそれで、もうHP一つ分くらいの分量ありますけどね(笑)。>

 あのシリーズはあと少しで完結予定なので、その時に自分で投稿した全ての批評をまとめようかと考えているところです。
 過去ログ・ザ・ベストに収録するとなると、やはり掲示板の形をそのままにして収録した方がよいと思いますので、私はページのHTMLソースを使って編集しようと考えていますが。
 しかしやはり分量が非常に多くなりそうですな(笑)。私の批評って全部まとめたら2~3Mぐらいにはなるんじゃないですかね? 今までのものだけでも400字詰め原稿用紙500枚以上の分量はゆうにありますし。私は一応全過去ログを保存しているので編集には困らないのですが、送るのが大変そうです。
 どこかにデータを圧縮するソフトをダウンロードできる所ってありませんかね? 解凍ソフトはあるのですけど、圧縮はね~(--;;)。

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board2 - No.686

あくまで噂(東スポ的に読みましょう)!

投稿者:宣和堂
2000年03月03日(金) 17時00分

ども、半年ぶりの書き込みになります。宣和堂であります。
石井様、その節はご迷惑おかけいたしました。

で、石井様曰く…
>うーむ、やはり見てみたかったですな>らいとすたっふフォーラム

 自分も見てみたかったなぁ…。自分もニフティーのID持ってないしなぁ…。でも、ココの主催者の安達某と言う人物、とあるファンサイトで書き込んだときに、レスをくれたのですが、非常に印象悪かったです。
 まあ、中国モノに関しては、田中センセも相当突っ込みどころのある人で…でも、めげずにがんばってくださいネと言う書き込みがあったので、自分もそうだそうだ、専門家(中国史の関係者と中国文学の関係者)にも評判悪いぞ!と書き込んだところ、安達某氏がやってきて、小説家と専門家では目指すところが違うかなんか頓珍漢な書き込みされたあげく、田中はめげてませんだか訳の分からない言葉で返答されました。
 それまでは和やかに進んでいたスレッドも急に暗雲が立ちこめ、史学科に在籍する学生まで安達某に肩入れする始末…。ちょっと自分の掲示板で意見を求めてしまうほど、衝撃的でしたね。まあ、あの雰囲気から察するにあらかじめ私の家頁をよく知っていて、快く思ってなかったようですね(田中芳樹ガイドブックでも自分の頁参照したような箇所があったし…)。
 その後、掲示板自体、いったん閉鎖したのでログはもう残ってないですが…。そのあと、その頁の別の掲示板で銀英伝のアニメのスタッフと悶着起こして(コレも傍目にはひどい話でした。銀英伝の声優とメカ…というよく分からない本、らいとすたっふ側がアニメスタッフの確認を受けないで作っちゃったみたいですね…。戦艦のデーターとかアニメの設定とは違うようです。しかも、安達某がそれを知ったのが出版直前…。アニメ側のお偉い様には話は通したモノの、この事実を公言はしなかったようです。まあ、コレに関してはさすがに謝ってましたが、多分反省してないでしょうね)、最近は「ROMに徹する」とか言って尻尾巻いちゃいました。

 どうも、田中芳樹本人に関する話では、印象がよかったと言う話をよく聞きます。中国モノに関する限りは指摘を真摯に受け入れる態度はあるようには聞いてます(だから恥ずかしくて『隋唐演義』の再版はなやらないようです)。まあ、ココでよく議論になるようなことについてはよく分かりません。ただ、世間に出てるのが、ああいう文章(たとえば『チャイナイリュージョン』の対談とか…)では、誤解されるのも仕方ないと思うんですけど…。

 ただ、ファンサイトの方に聞いても、“らいとすたっふ”はかなり頭をひねるような御仁がいるらしく、ちょっと…鼻つまみなのかなぁ…(風説なので信じないように)。
 風の噂では、矢追系の(最初はこう思ってた)ファンサイト家頁に「著作権侵害のおそれがある、法的措置も辞さない」と言うメールがやってきたとも言います(あくまで噂、信じないように)。結局、閉鎖に追い込まれたとか…。なら、自分の所にも、この頁にも来てイイと思いますが…。少なくとも自分の所にはそんなメールは来てないですね。運命の文章は相当引用してますが…(表紙の画像については他の関係者からOK貰ってる)。
 と、いずれも自分が人から聞いた話なので、どれほど信憑性があるのかは分かりませんが、“らいとすたっふ”はかなりやばいようです。田中芳樹よりも相当質が悪い印象があります。まあ、論理的思考の出来る人たちではないと自分は思っていますが…どうでしょうね…。なんか著作権についてメールしようとしてたんですが、コレはやめました。小うるさいこといわれて、削除されそうですし…。
 まさか本当にああいう狂信的な人達がいるとは思いませんでした。都合のいい事実しか見ない人は多いのだなぁ…と実感します。少なくとも、田中芳樹はそういうものの見方を否定してたはずなんだけど…。

 最後に…宣和堂は田中芳樹のファンです。ただ、こういう読み方しかできないんですね。安達某には「可哀想」呼ばわりされましたが…。自分は“けなし代”は払うべきだと思うので、中国モノ以外でもアルスラーンとかは買ってます。あまりに出来が悪いんで摩天楼シリーズは買ってないですけど…。中国モノに関しては、自分も知らないような時代を調べるイイきっかけになりますから、純粋に面白いですね。他の作家の小説読んでもこうは調べないですから、知的好奇心がくすぐられます。これだけ穴が多い文章も珍しいんで、一読して多分事実と異なる点がすぐ分かる…。

 …久しぶりなのに大きな文章の上、内容的にもダークなモノを書き込んだことを、お詫びしいたします。
ではでは

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board2 - No.687

Re: 圧縮ソフトありますよ

投稿者:Mt.狩
2000年03月03日(金) 18時55分

冒険風ライダーさんへ

圧縮ソフトなら
vector(ttp://www.vector.co.jp/)
Windows95/98用ソフト > ユーティリティ > アーカイブユーティリティ
の中にいろんな物がありますよ。

ただし別個に以下のファイルが必要な物もあります。
■必要なファイル(DLL)

LZH形式の書庫ファイルの操作用には UNLHA32.DLL
ZIP形式の書庫ファイルを解凍用には UNZIP32.DLL
ARJ形式の書庫ファイルを操作用には UNARJ32.DLL
ISH形式の書庫ファイルを操作用には ISH32.DLL
TAR形式の書庫ファイルを操作用には TAR32.DLL
CAB形式の書庫ファイルを操作用には CAB32.DLL
ZIP形式の書庫ファイルを圧縮用には IZIP32J.DLL
ZIP版自己解凍書庫を作成する為には、SFX32GUI.DAT
※ ファイル名 ZIPS3XXX.LZH
RAR形式の書庫ファイルを操作用には UNRAR.DLL
                と UNRAR32.DLL

が必要です。以上のいずれかが存在すれば、
存在するDLLに応じた書庫の操作が行なえます。

※ 上記必要な DLL は,
ttp://www.csdinc.co.jp/archiver/
(統合アーカイバプロジェクト)
から手に入れる事もできます。

入手後は Windows の System フォルダ
(NT4.0では System32) へコピーしてください。

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board2 - No.688

Re: Re678:過去ログ・ザ・ベストについて

投稿者:本ページ管理人
2000年03月04日(土) 02時38分

 たしかに、あれだけのモノになると大変な容量になりそうですね(笑)
 まあ、HTMLは構造上圧縮が非常に効きやすいので、LHAやZIPでも充分にまとまるとは思いますが、もし問題があれば、CABやRERのような高圧縮形式で送って頂いても結構です。
 あと、もし冒険風ライダーさんがICQを使える環境にあれば、そちらの方で送って頂いても結構です。その場合はメールを下されば対応します。

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board2 - No.689

Re: まだなのですか?

投稿者:小村損三郎
2000年03月04日(土) 05時49分

> 実は、密かにどんなことを批評が出るのか楽しみにしていたので。

いや、つまらなかったわけじゃないんですけど。
なんちゅうか、「ごく普通のファンタジーもの」「軽い時代小説」以上でも以下でもないっていう感じの内容で、ことさらに大上段な批評をするような性質の物じゃないと思ったもんで。
(繰り返しますが、つまらなかったというわけではありません。)

あと、前巻からあまりに間が開きすぎていてお話忘れてますから脈絡が良くわからん…。
(既刊分は実家に置いてあるはずですが、発掘作業が必要なので確認してないんす。)
ザンデが同棲してた女に殺されたのは辛うじて思い出したんですが、
「なぜヒルメスがトゥラーン人と一緒に海上を漂流しているのだろう?」
とか(笑)。

別の掲示板では
「今度出た巻から第2部のスタートだと思ってた」
なんて人もいたなあ(笑)。

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board2 - No.690

Re: それでは

投稿者:小村損三郎
2000年03月04日(土) 05時55分

>
> 1、いろんなエピソードを入れすぎ。
> 随分と大勢の人がバラバラに登場し、しかも別々の話が始まっている上に、1つとして一段落つくところまで進んでいない。たくさんのプロローグを一気に読まされたような気がした。おかげで中途半端で散漫な印象を受けた。

でも、お蔭でやっとイスファーンとザラーヴァントとトゥースの区別がつくようになってきました(爆)。

>今まではもう少し絞り込んで、一区切りつくところまで進んでいたはず。というよりこの巻は長大なプロローグなのか?

これはその通りでしょう。

> 2、うんちく話的な余談が多すぎ。
> 架空世界が舞台なのだから、世界設定を把握するために必要なのはわかるが、目障りに感じるくらいに多いように見える。実際には必要最低限なのかもしれないが、それならもっと上手に処理して欲しかった。

これもたしかに感じました。
なんかくどい位に詳細なんですよね。
設定マニアにはこういうのが面白いかもしれないけど。
でも、意地悪い見方をすれば、巻末の参考文献に書かれてることをまんま引き写してきただけなんじゃないか、という邪推もできます。
兵器のスペックを羅列して行数稼ぎをする架空戦記作家を思い出しちゃった。


> また、これ以外に「何だこれは!」と思ったものがあります。
> まず名前が間違えられている。これは田中氏自身のミスというより、出版社側の校正時のミスかもしれないけど、読んでいるほうは面食らってしまいました。

この本に限らず最近こういうの妙に多いんです。(佐藤大輔のとかが酷い)
ちょっと前までは考えられなかった。
相次ぐ医療ミスとかロケット打ち上げの失敗等を引き合いに出すまでもなく、こんな細かい所にもかつての日本では考えられなかったようなタガのゆるみ、プロ意識や仕事への責任感の欠如(というか消失)の急速な進行ぶりが表出してるように思えて暗澹たる気持ちになります。(ちょっと大袈裟か?)
リストラで校閲っていう部署自体が無くなっちゃったのかな?

>それとトドメを刺してくれたのが「あとがき」。あの内容は一体何を考えているのかと思いました。さんざん待たせておいて、「生産力の低さで定評の…(中略)…今後とも何とぞ気長におつきあいくださいますよう」というのはジョークのつもりかもしれませんが、とてもじゃないけど笑えませんでした。
>

読んでいる間はそこそこ面白かったんですが、読み終えてみると全ての要素があまりに中途半端な所で切れてしまっている。
この先また7年開いたらさすがに見離されるでしょうね。

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board2 - No.691

Re687/688:お礼と編集について

投稿者:冒険風ライダー
2000年03月04日(土) 15時40分

>Mt.狩さん
 どうもどうも、圧縮ソフトについての情報ありがとうございます(^^)。
 今までは産経新聞のHPでダウンロードできる解凍専用のソフトを使用していたので、解凍はできても圧縮ができなかったのですよ。今までは特にデータ圧縮の必要性もなかったのでそれで良かったのですが。
 いつか自分でHPを作成する際には、ここと同じような過去ログ保存形式を取りたいと考えていたので、ちょうど良かったですね。もっとも、いつ作成する事になるのかは自分でも分からないのですが(--;;)。

>管理人さん
 過去ログの編集については前の投稿でも言った通り、創竜伝の批評が完結次第、本格的に開始しようと考えております。「私の創竜伝考察シリーズ」の最終構成を考えた結果、あと6つないし7つで完結するという見通しが立ちましたので、それまでお待ちいただきたく思います。できるだけペースは上げるつもりですので。
 あれ以外にも、アルスラーン戦記の議論や銀英伝の議論など、私なりにまとめたいものがありますし、ファン論争などはかなり膨大な量のログがありますので、本格的にやらないとまとめようがないですね。まあそれ以前に管理人さんのHPの容量がもつのかという問題もあるかもしれませんけど。
 編集したログを送る際には事前にメールで御連絡いたします。

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board2 - No.692

設定マニア?

投稿者:坊主
2000年03月05日(日) 16時17分

> 設定マニアにはこういうのが面白いかもしれないけど。

 我ながら些細な揚げ足取りのような気がするのですが、つっこませてください。

 「設定マニア」と他人事のように流しておいでですが、そもそもここのようなHP自体、設定マニア的な部分を持たない人には意味や面白さがわからないと思うのです。銀英伝のifや、アトロパテネの野に馬が入りきらないとかいう事を考えてみる行為自体、設定マニアの楽しみ方なのですから。

 設定マニアの人達自身が「ああ、設定マニア向けの話作りしてるなあ」って冷めてる構図って、なんか面白いと思ったので。

board2 - No.693

やっと半分・・・

投稿者:masa
2000年03月06日(月) 03時48分

こんにちは、みなさん。はじめて書き込みします。
今までこのような掲示板があることも知らず、たまたま一週間ほど前にこの掲示板を見つけました。今、過去logを1~から読みつづけているところです。
やっと1100番台のところまで読み終えました。(^^;
最後まで過去logを読み終えて書きこみをしようと考えていたのですが、先は長いし、取あえずこの辺で一度書きこむことをお許し下さい。

創竜伝に関しては、当時、私も巻を重ねるにつれ感じた違和感や不快感、それを分析・考察するとこうなるのか。などと過去logを拝見しながら一人うなずいておりました。
当時私が感じた感想はまた次の機会に、全logを読み終えてからにしたいと思います。
ただ私の場合創竜伝は勉強になった部分もいくつかあります。もうずいぶん前に読んだのでうろ覚えなのですが、そのうちのいくつかをここで挙げます。

① 中国人の名前の呼び方。
「諸葛亮孔明」などと中国では呼ばない、「諸葛亮」もしくは「諸葛孔明」と呼ぶのが正しい。
これは知らなかった! これを読んで以来、「劉備玄徳」や「関羽雲長」と言ってた自分が急に恥ずかしくなった。

② 血のつながり。
確か、「豊臣秀頼」と「徳川秀忠」の関係だったような・・・。
歴史上の人物の血縁関係を夫側からではなく妻のほうから見てみると、意外な閨閥関係が見えてくる。
こういう見方には感心した覚えがある。

③ 反三国志
確かアメリカ、中華街での話。この本を見つけた始が妙に感動してた
後ほど本屋でこの「反三国志」が出版されてるのを見つけ、私も妙に感動して思わず購入してしまった。これも田中芳樹の功績か???

あといくつかあったような気がしますが結構忘れちゃってますね。
乱文乱調失礼しました。

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board2 - No.694

Re: 設定マニア?

投稿者:小村損三郎
2000年03月06日(月) 13時39分

坊主さんは書きました
> > 設定マニアにはこういうのが面白いかもしれないけど。
>
>  「設定マニア」と他人事のように流しておいでですが、そもそもここのようなHP自体、設定マニア的な部分を持たない人には意味や面白さがわからないと思うのです。銀英伝のifや、アトロパテネの野に馬が入りきらないとかいう事を考えてみる行為自体、設定マニアの楽しみ方なのですから。

厳しいツッコミだな。
こりゃ1本とられたわい(笑)。

>  設定マニアの人達自身が「ああ、設定マニア向けの話作りしてるなあ」って冷めてる構図って、なんか面白いと思ったので。

「設定マニア」という言葉は別にマイナスの意味で使ったわけではないんですけどね。

「設定マニア向けの話作りしてるなあ」
と言うよりは
「設定の解説に力を入れるのに比して話作りが少々おざなりだなあ」
と感じたわけですハイ。
この2つが有機的に結合してないので、

>銀英伝のifや、アトロパテネの野に馬が入りきらないとかいう事を考えてみる

ような遊びをする気にならないんですよね。

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board2 - No.695

Re: あくまで噂(東スポ的に読みましょう)!

投稿者:小村損三郎
2000年03月06日(月) 14時00分

宣和堂さんは書きました
>でも、ココの主催者の安達某と言う人物、とあるファンサイトで書き込んだときに、レスをくれたのですが、非常に印象悪かったです。

う~ん、そんなことがあったとは知らなかった・・・(^^;)。

>  どうも、田中芳樹本人に関する話では、印象がよかったと言う話をよく聞きます。中国モノに関する限りは指摘を真摯に受け入れる態度はあるようには聞いてます(だから恥ずかしくて『隋唐演義』の再版はなやらないようです)。まあ、ココでよく議論になるようなことについてはよく分かりません。ただ、世間に出てるのが、ああいう文章(たとえば『チャイナイリュージョン』の対談とか…)では、誤解されるのも仕方ないと思うんですけど…。

まあ、ご本人の映像を見る限りでは(生で見たことは無い)とっても温和で性格の良さそうな人、ではありますね(^^;;)。

>  と、いずれも自分が人から聞いた話なので、どれほど信憑性があるのかは分かりませんが、“らいとすたっふ”はかなりやばいようです。田中芳樹よりも相当質が悪い印象があります。まあ、論理的思考の出来る人たちではないと自分は思っていますが…どうでしょうね…。なんか著作権についてメールしようとしてたんですが、コレはやめました。小うるさいこといわれて、削除されそうですし…。
>  まさか本当にああいう狂信的な人達がいるとは思いませんでした。都合のいい事実しか見ない人は多いのだなぁ…と実感します。少なくとも、田中芳樹はそういうものの見方を否定してたはずなんだけど…。

うるる・・・。
まあ、あれだけメディアミックス展開をしていれば版権管理の為のスタッフが必要になってくるのも分かるんですがね。
ところで、『八八艦隊物語』の外伝や設定本なんかを執筆してる方々もらいとすたっふのメンバーなんでしょうか。

>  最後に…宣和堂は田中芳樹のファンです。ただ、こういう読み方しかできないんですね。安達某には「可哀想」呼ばわりされましたが…。
自分は“けなし代”は払うべきだと思うので、中国モノ以外でもアルスラーンとかは買ってます。あまりに出来が悪いんで摩天楼シリーズは買ってないですけど…。中国モノに関しては、自分も知らないような時代を調べるイイきっかけになりますから、純粋に面白いですね。他の作家の小説読んでもこうは調べないですから、知的好奇心がくすぐられます。これだけ穴が多い文章も珍しいんで、一読して多分事実と異なる点がすぐ分かる…。
>

『茶王一代記』(読んでないけど)ではストーリーの大元になるお茶の設定が間違っているそうで・・・。

ところで、関係ないけど中国中央電視台製作のドラマ『水滸伝』のビデオをレンタルで見ました。(『楊志刀を売る』あたりまで)
本編の出来もそこそこ良かったけど、何と言っても素晴しすぎるのがエンディングの唄!!
完全に『Gガンダム』のノリ(笑)。

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board2 - No.696

Re: やっと半分・・・

投稿者:小村損三郎
2000年03月06日(月) 14時15分

masaさんは書きました
> ただ私の場合創竜伝は勉強になった部分もいくつかあります。もうずいぶん前に読んだのでうろ覚えなのですが、そのうちのいくつかをここで挙げます。
>
> ① 中国人の名前の呼び方。
> 「諸葛亮孔明」などと中国では呼ばない、「諸葛亮」もしくは「諸葛孔明」と呼ぶのが正しい。
> これは知らなかった! これを読んで以来、「劉備玄徳」や「関羽雲長」と言ってた自分が急に恥ずかしくなった。

私が小学生の頃初めて読んだ岩波少年文庫の『三国志』(専門の学者の人が訳している)ではちゃんと「劉玄徳」「関雲長」と書いてありました。
横山『三国志』では「劉備玄徳」「関羽雲長」でしたから、こっちが定着してしまったようです。
もっとも横山『三国志』でもなぜか諸葛亮は「諸葛孔明」のことが多いんですけど(吉川『三国志』はどうだったか忘れた)。
私もどっちが正しいかまでは気にしてませんでした。

> ② 血のつながり。
> 確か、「豊臣秀頼」と「徳川秀忠」の関係だったような・・・。
> 歴史上の人物の血縁関係を夫側からではなく妻のほうから見てみると、意外な閨閥関係が見えてくる。
> こういう見方には感心した覚えがある。

秀忠ではなく家光ですね。
これは私も長いこと気づきませんでしたが、気づかせてくれたのは創竜伝ではありません(笑)。
大河ドラマの『春日局』で子役の家光が局に向かって
「秀頼殿はわが従兄弟」
と言うシーンがあり、
「あ、そう言やあそうだなあ。」
とびっくりしました。
実は田中芳樹もこれで気づいたのかも(笑)。

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board2 - No.697

そう言えば

投稿者:北村賢志
2000年03月07日(火) 12時26分

小村損三郎さんは書きました
> 横山『三国志』では「劉備玄徳」「関羽雲長」でしたから、こっちが
>定着してしまったようです。
> もっとも横山『三国志』でもなぜか諸葛亮は「諸葛孔明」のことが多
>いんですけど(吉川『三国志』はどうだったか忘れた)。

横山「水滸伝」はもっと凄まじいですよ。
生辰鋼強奪時に公孫勝と劉唐がごちゃ混ぜになっているし、銅鞭の呼延灼は本当に鞭を使ってしまうし、燕青はザコキャラ扱いされ、ラストはハッピーエンドになるというとんでもなさです。
結構、漫画になっている「水滸伝」ですが、内容が内容のためか日本人向けに「三国志」以上に脚色されているので、漫画から原作に入るとショックをうける人間も多いそうです。

>これは私も長いこと気づきませんでした

私の場合、気づかせてくれたのは「影武者徳川家康」でした。

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board2 - No.698

Re: やっと半分・・・

投稿者:宣和堂
2000年03月07日(火) 14時25分

masaさま曰く

> ① 中国人の名前の呼び方。

 コレに関してはやはり、吉川英治に依るところが多いですよ。思いっきり“趙雲子龍”って連呼してますし…。劉備はお茶買いに行っちゃうし…この時代に北京近辺にお茶なんぞあるか!商品化なんて以ての外だ!って誰も言いませんねぇ…。前から自分はそう言ってるんですが…。

小村損太郎様曰く
>実は田中芳樹もこれで気づいたのかも(笑)。
 自分はお市ファンだったので、コレには早くから常識だと思っていたました。いくら田中芳樹でもそんなことは…。多分司馬遼太郎でも読んだんでしょう。


北村賢志様曰く

>横山「水滸伝」はもっと凄まじいですよ。
 某サイトでも一清道人(公孫勝)を僧侶に描いたのはどうかなぁ…と言う話がでてましたが、他にもありましたか…。でも、この程度なら脚色でいいんじゃないかなぁ…。別に劉備がお茶買いに行かなきゃ…(こだわってます)。

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