2代目掲示板過去ログ

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投稿ログ50 (No.874 - No.893)

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board2 - No.874

残念な事々

投稿者:小村損三郎
2000年05月11日(木) 14時20分

孔北融海さんは書きました
>  この掲示板の主旨とは直接は関係ないかも知れませんが、OVA版『銀河英雄伝説』のオーベルシュタイン役・塩沢兼人さんが、5月10日0:54脳挫傷により亡くなられたそうです。

突然のことで本当に驚きました。
自宅の階段で転倒されたそうです。
この人の声には独特の個性があり、「塩沢さんでなくては」というキャラが結構あったんですよね。
二枚目役も多かったのですが、個人的にはむしろオーベルシュタインやマ・クベのような役の方が塩沢氏の真骨頂だったという気がします。
最近の若手は没個性な人が多いだけに、惜しい方を亡くしました。
心からご冥福をお祈りします。

残念ついでにもう1つ、これこそこの掲示板の趣旨とは関係ないんですが、大原寂光院の焼失はあまりにもショックでした。
『平家物語』のラストを飾る名場面の舞台だけに・・・。
警察は放火と断定したそうですが、一体何者が、何の目的でこんな蛮行に及んだのでせうか(怒)。
軽々しい推測は禁物ですが、もしや何か政治的・思想的な背景があっての所業なのでしょうか。
だとしたら文字どおり
「狂信者には普遍的な価値というものが理解できない」(by田中芳樹)
ということでしょう。

とにかく、京都府警は汚名返上の為にも絶対に犯人を検挙すべし!

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board2 - No.875

Re: 残念な事々

投稿者:本ページ管理人
2000年05月11日(木) 15時27分

小村損三郎さんは書きました
> 孔北融海さんは書きました
> >  この掲示板の主旨とは直接は関係ないかも知れませんが、OVA版『銀河英雄伝説』のオーベルシュタイン役・塩沢兼人さんが、5月10日0:54脳挫傷により亡くなられたそうです。

 田中作品で言うと、アル戦のナルサス役もそうでした。
 まだまだ若かっただけに残念です。心からご冥福をお祈りします。


> 残念ついでにもう1つ、これこそこの掲示板の趣旨とは関係ないんですが、大原寂光院の焼失はあまりにもショックでした。
> 『平家物語』のラストを飾る名場面の舞台だけに・・・。
> 警察は放火と断定したそうですが、一体何者が、何の目的でこんな蛮行に及んだのでせうか(怒)。
> 軽々しい推測は禁物ですが、もしや何か政治的・思想的な背景があっての所業なのでしょうか。
> だとしたら文字どおり
> 「狂信者には普遍的な価値というものが理解できない」(by田中芳樹)
> ということでしょう。
>
> とにかく、京都府警は汚名返上の為にも絶対に犯人を検挙すべし!

 不謹慎かも知れませんが、私は「金閣寺」をまず想起しました。
 もちろん、実際はどうだか全然判らないんですけどね。

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board2 - No.876

Re873:夫婦別姓問題その他

投稿者:冒険風ライダー
2000年05月11日(木) 16時28分

<>それらを同列に並べて「アジア的伝統への回帰」などと無邪気にはしゃいでいるサマは理解に苦しみますね。それともまさか「昔のアジアでは男女平等思想が存在していた」などという、いつぞやのタワゴトをまた主張したいのですか?
 というのは、別にそれを喜んではしゃいでるわけではないので、少々的外れな批判だと思えますし、>


 これはあの社会評論の結論が曖昧で、夫婦別姓の何にそんなに喜んでいたのかがよく分からなかったのと(彼らが夫婦別姓を肯定的に考える理由が明記されていない)、以前に主張していた「昔の中国は男女平等思想があったんだぞー」とか何とか言っていた社会評論の蒸し返しではないかと考えて(「私の創竜伝考察27」参照)、こういう文章にしたのですよ。
 現代の夫婦別姓も「男女平等思想」と「個人主義」から出発していますし、アレと絡めればこういう主張をしているのではないかと考えたのですが。まさか民主主義と個人主義を尊重しているはずの竜堂兄弟が、それらと対立している前近代的な差別型夫婦別姓制度に支えられている家族制度を崇拝するとも思えなかったので。


<>単純に考えてみてください。自分の姓と親の姓が違う事が子供に与える心理的影響というものを
>いくら理論的に同じ家族である事を説明されても「ではなぜ姓が別々なの?」と質問されれば返答に窮するしかないでしょう。
 というのも、あまりにも感情的で説得力が弱いのではないでしょうか。
 もっとも、どうして小説の中にこんなものが入っているのかという大前提がありますけれど。>


 これは親から生まれた子供の視点から考えてみたものです。
 子供が親と姓が違う事を初めて知るであろう年齢は、いくら遅くても小学校低学年あたりです。そのあたりの年齢だと、子供はまだ難しい理屈でものを考える事ができません。その結果、夫婦別姓や子供と親との姓の違いが子供に心理的な疎外感や孤立感を与えるのではないか、そしてそれを「個人主義」だの「男女平等」だのといった「理屈」で説明して納得させていくことができるのか、という問題を表現したつもりだったのです(兄弟の姓まで別々の場合はさらに深刻です)。まあ少し表現力が不足していたのかもしれませんが。
 もちろん大人になっていけばそういったことも「理屈では」理解できるようになるでしょうけど、子供の時に受けた心理的影響というものは後々まで残るものです。それがただでさえ異常進行している昨今の家族破壊にさらに拍車をかけていくのではないかという危機感が、どうも竜堂兄弟(=田中芳樹)には欠けているようにしか思えないのですけど。
 もっとも、前近代的な夫婦別姓制度で家族制度を復活させていく、とでも田中芳樹が考えているのであれば話は別ですけど(これも賛成はしませんが)。


>谷沢永一氏

 あの評論に加えてさらに笑ってしまう事に、何と創竜伝10巻の中に谷沢永一氏をモデルにしたとしか思えないような描写があるんですよね。私はアノ描写を見た瞬間に「ああ、あの評論で非難されているのはあの人の事か」と確信しましたもの(笑)。
 それはこれの事です↓

P61下段~P62上段
<「大阪共同銀行は、暴力団谷沢組のダミー会社に五〇〇億円を貸したけど、バブル崩壊で返してもらえない、ということになっておりやす。それを全額、国民の税金でもって補填することになったわけでやすが、事実はちょっと違いますんで」
「どうちがうんだ?」
「じつは谷沢組に貸して返してもらえない金額は三〇〇億円だけなんで。それを五〇〇億円ということにして、差額の二〇〇億円は関係者で裏金として分配することに……」
「関係者というのはどんな奴らだ」
「大阪共同銀行の幹部たちが五〇億円、谷沢組に口止め料五〇億円、大蔵大臣の政治資金団体が五〇億円、それに大蔵省の高級官僚が天下る財団に五〇億円。まあ公平に分配したというわけで」>


 谷沢永一氏の職業は「関西大学名誉教授」ですからね。共通項がありすぎる(笑)。
 それにしても、あそこまで当てこすりを言われて、よくもまあ谷沢永一氏が怒らなかったものですね(笑)。反撃されていたら田中芳樹は一瞬で終わっていただろうと思いますけど。

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board2 - No.877

答えをどうもです

投稿者:風柳人
2000年05月12日(金) 15時08分

 小林損三郎さんへ、丁寧な解説どうもありがとうございます。
 特に最後の部分は面白いですね。
 ところで私はあなたの書きこみ、837)「東郷平八郎と劉永福」
 の感想を述べたいと思っていました。
 それは一言で言えば「良くぞ書いてくれました」です。
 私も、東郷平八郎を「単なる局地戦の指揮官」の部分を読んだ時には
 「こんな言いぐさあるか!」というのが正直な感想です。確かに、日
 本海海戦は日露戦争の中の出来事ではあると思いますが、単なる局地
 戦の範疇に収まる出来事ではないと思います。
  それではトラファルガーの海戦は大英帝国とフランス帝国の戦争の
 中の一海戦となるのか?
  また、ゲティスバークの戦いは南北戦争の中の一局地戦なのか?
 そうではないでしょう。これらの出来事は「単なる・・」などという
 表現で済まされるものではないと思います。
  日本海海戦は日露戦争の勝敗を決定付けた、そして歴史的大事件で
 ある事は間違いないと思います。そして東郷平八郎を日本を救った英 雄としても何ら不思議はないでしょう。
  とにかく、日本海海戦も東郷平八郎も「単なる・・」などという
 枠に収まるものではないのです。

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board2 - No.878

Re: 大ショック・・・

投稿者:Merkatz
2000年05月13日(土) 01時18分

また一人、銀英伝の声優が逝ってしまわれました。(T T)
確かこれで3人目でしたよね?
(死亡順にリヒテンラーデ=宮内幸平、ヤン=富山敬、オーベルシュタイン=塩沢兼人)
最近は演技力のない声優が増えているだけに、
貴重なベテランの逝去は本当に残念です。
塩沢さんのご冥福をお祈りします。

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board2 - No.879

劉永福

投稿者:宣和堂
2000年05月13日(土) 07時40分

 ちなみに劉永福はフランス軍を破ってベトナムから凱旋した後、
臺灣総督として台北に赴任していますが、その赴任中に日清戦争の
敗戦後の下関条約により臺灣は日本に割譲されました。
 臺灣住民は日本割譲に抵抗してアジア初の(?)共和国である
“臺灣共和国”を発足させて、劉永福を首領に据えますが、
彼はそんな臺灣住民を後目に日本軍との抗戦を嫌い福建省に
単身逃げ帰ってます(臺灣共和国自身も短命政権として終わっている)。
 臺灣史を調べてから黒旗軍のコトを知ったので、自分にとっては
いかに戦が強かろうが、劉永福は臺灣住民を見捨てた卑怯者に
すぎません。総督たる責任を全うせずに、単身、日本軍と交渉はおろか
接触することもなく逃げた将軍です。
 このような人物を称揚する田中芳樹の気も知れないんですが…。
まあ、臺灣でも劉永福の銅像があったから、臺灣でもある程度は
功績があったのかなぁ?
 ちなみに、劉永福は李蓮杰の≪武状元 黄飛鴻≫
(邦題『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明』)
の冒頭に登場し、いずこかに旅立つのを黄飛鴻が見送っています。
 アジア民族の民族意識の高揚と言う面では、東郷平八郎の方が
劉永福よりも遙かに意義のある戦勝をモノにしたことは明白ですしね…。
 黒旗軍も局地戦でしか活躍してないでしょ…。日本軍に勝ったというならまだしも…

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board2 - No.880

ザ・ベストに編集してくれ

投稿者:新Q太郎
2000年05月13日(土) 15時47分

というわけで、「東郷平八郎と劉永福」スレッドを”ザ・ベスト”に編集してくださることを希望。
もしくは、「軍事英雄と歴史的意義」という大テーマも可。

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board2 - No.881

ご冥福をお祈りします

投稿者:新Q太郎
2000年05月13日(土) 15時55分

> 塩沢さんのご冥福をお祈りします。

銀英伝ではオーベルシュタイン役ですが、エリア88の風間真役も
そうでしたね。

個人的に一番好きなのは、マぬケと2枚目を同時にこなした
「究極超人あ~る」ことR・28号。

「人質など、皇帝陛下がお喜びになるわけが…」

「戦争をすると、おなかがすくじゃないですか」

「すかた~~ん!」

「義眼がとれちゃったじゃないですか」

・・・・・・合掌。

board2 - No.882

初めまして

投稿者:平松重之
2000年05月13日(土) 20時52分

 初めて書き込ませて頂きます。
 自分は田中芳樹氏の作品はアニメの銀英伝で初めて知り、それ以来多くの氏の著書を読んでいるのでファンといえばファンですが、この掲示板の過去ログを丸一日半かけて全て読んで、うなずく所が多々ありました。というのも、田中作品には確かに首を傾げたくなる個所が結構あったと自分でも記憶していたからです。例えば『紅塵』ですが、

ノン・ノベル版P174より
「『秦檜の政策によって、南宋は平和と繁栄を手にいれることができた。その功績に比べれば、無実の人間に汚名を着せて殺すぐらい、ささいなことではないか(中略)。』
 ただし、この論法は、秦檜自身でさえ公言したことがない。詭弁にも限界があるということであろう。」

 という所ですが、そんな事公言したら秦檜は破滅してしまうのではないでしょうか。秦檜が「国のためだった」と主張しても、南宋の朝廷は法治国家として秦檜を処断せざるを得ず、良くて官を剥奪されて流刑、下手をすれば処刑されてしまったのでは? 秦檜が上の様な事を公言しなかったのは、詭弁として限界だったからではなく、単に公言したら自分の立場が危うくなるからでしょう。加えて、『マヴァール年代記1』(角川文庫)のP175には、暴君であった父親ボグダーン二世を暗殺したカルマーンの心理描写があります。

「『おれは国と民とのために、実の父親を手にかけたのだ。国と民とのためだ』
 そう大声で叫んでやりたい。
 だが、ひとたび口外したとき、父親殺しの罪は絶対悪となって、彼自身を喰い殺すであろう。わざわざ敵の陣営を、ルセト皇子を擁する一党を、有利にしてやるようなものだ。」

 はて、ここではそう書いているのに、なぜ『紅塵』では「詭弁にも限界」なんて書いているのしょうか?

 また、紅塵P159では、
「(前略)岳飛は和平に対して徹底的に反対をつづけていた。彼は原則論者であったから和平に反対したのだが、鋭敏な感覚で、秦檜が推進する和平案にいかがわしさを感じてもいたのだ(後略)。」

 と書いています。ですが、『銀河英雄伝説外伝2』(トクマノベルズ)P101では、
「(前略)で、ヤン提督はさらに言う。
『戦略には、勘なんかの働く余地はない。思考と計算と、それを現実化させる作業とがあるだけだ(後略)。』」

 と書いてあります。すると、「鋭敏な感覚」(=勘と自分では解釈している)を根拠のとして和平という戦略に反対した岳飛は、ヤンにしてみれば愚劣な軍人という事になってしまうのでは?
 いろいろと書いてしまいましたが、現在でも田中氏は好きな作家の一人である事には変わりありません。なればこそ、これからもこのHP上での皆さんの議論を期待させていただきます。

>Merkatzさんへ
 メインキャラクターではありませんが、確かクロプシュトック侯爵役のあずさ欣平氏も何年か前に亡くなられています。それにしても塩沢氏の突然の逝去は残念としか言いようがありません。遅ればせながらご冥福をお祈りさせていただきます。

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board2 - No.883

編集しています

投稿者:本ページ管理人
2000年05月13日(土) 23時34分

>というわけで、「東郷平八郎と劉永福」スレッドを”ザ・ベスト”に編集してくださることを希望。

 これは私もそう思っていて、既に編集してまとめてあります。
 今週中に、プロバイダ切り替えによるメールアドレスの変更(URLは変更ありません)があるので、それを発表する際に、まとめて上げたいと思います。

 この劉永福ネタ、確か、冒険風ライダーさんの親記事の以前に(随分前)、一度話題になっているんですよね。それを探しているのですが、見つかるかどうか…(汗

 それにしても、このテーマは、戦略と戦術を無視したダブルスタンダードは誰か指摘するだろうな、とは思っていたのですが、ここまで深く洗い出した議論になるとは思いませんでした。掲示板を運営する冥利に尽きますね。


>もしくは、「軍事英雄と歴史的意義」という大テーマも可。

 もし、こちらでまとめるとしたら、新Q太郎さんだったら今回の話題の他にどの話題を挙げますか?
 新Q太郎さん以外の方も、ご意見があれば教えてください。

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board2 - No.884

Re: 劉永福

投稿者:小村損三郎
2000年05月15日(月) 13時29分

宣和堂さんは書きました
>  ちなみに劉永福はフランス軍を破ってベトナムから凱旋した後、
> 臺灣総督として台北に赴任していますが、その赴任中に日清戦争の
> 敗戦後の下関条約により臺灣は日本に割譲されました。
>  臺灣住民は日本割譲に抵抗してアジア初の(?)共和国である
> “臺灣共和国”を発足させて、劉永福を首領に据えますが、
> 彼はそんな臺灣住民を後目に日本軍との抗戦を嫌い福建省に
> 単身逃げ帰ってます(臺灣共和国自身も短命政権として終わっている)。
>  臺灣史を調べてから黒旗軍のコトを知ったので、自分にとっては
> いかに戦が強かろうが、劉永福は臺灣住民を見捨てた卑怯者に
> すぎません。総督たる責任を全うせずに、単身、日本軍と交渉はおろか
> 接触することもなく逃げた将軍です。
>  このような人物を称揚する田中芳樹の気も知れないんですが…。
> まあ、臺灣でも劉永福の銅像があったから、臺灣でもある程度は
> 功績があったのかなぁ?

あ、そうなんですか。
『中国武将列伝』の劉永福の項ではこのように↓書いて(語って)いるんですが。

“それで一八九四年に日清戦争が起こると、彼はそのとき台湾の防衛司令官になっています。そして日清戦争が終わると、台湾は日本に割譲されて日本軍が進駐してくるんですね。それで日本軍が降伏しろというんだけれども、嫌だといって抵抗をつづけるわけです。その後、清朝からもうるさくいわれて、しかたなく台湾から引き上げます。その後ずっと長生きしますが、一九一五年に日本の大隈重信内閣があの悪名高い二十一ヵ条の要求を中国に突きつけます。第一次大戦で欧米列強がアジアにかまっていられない隙をねらったもので、中国は日本の事実上の植民地になってしまえ、というひどい要求です。司馬遼太郎さんは講演の中で、「中国の主権も領土権も何も考えない、泥棒、強盗、ハイジャックのような要求」と評しておられますが、司馬さんのような後世の心ある日本人が胸を痛めずにいられないことを日本政府はやってのけたのです。
そのとき、劉永福はもう七十九歳ですが、非常に怒って、義勇軍をつくって日本軍と戦おうとするんですけども、その計画をたてて、実行に移す前に、まあ、いい歳ですから死んでしまうんです。それで、死ぬときに、自分は同じ中国人と戦ったことはない、やっつけたのは外国人だけだ、といって息を引きとるんですね。
で、この人を思想的にどうとらえるかというと、非常に健全なナショナリズムの代表だったかもしれず、あるいは旧式の排外主義者でしかなかったのかもしれません。でも、とにかく一生をヨーロッパとか日本とか、中国やベトナムを侵害しようとする外国勢力と戦いつづけて、誇り高く死んでいった人ですね。とにかく長生きして一九一七年まで、第一次大戦の最中まで生きてますから。”

↑この記述だと清朝に無理強いされて泣く泣く台湾を離れたような印象ですが、実際の所は彼自身面倒を嫌ってトンズラしたということでしょうか。

別の人が書いたと思われる脚注には
「ベトナムや清朝との関係も終始一貫しなかった」
とありまして、このあたりの事情はこの本だけでははっきりしませんね。

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board2 - No.885

Re: 劉永福

投稿者:宣和堂
2000年05月15日(月) 15時20分

注意! 前の書き込みは調べずに記憶に頼って書いたので、相当嘘を
書いてます。半分は嘘なので、信じないように。

小村損三郎さんは書きました
(略)
> ↑この記述だと清朝に無理強いされて泣く泣く台湾を離れたような印象ですが、実際の所は彼自身面倒を嫌ってトンズラしたということでしょうか。
>
> 別の人が書いたと思われる脚注には
> 「ベトナムや清朝との関係も終始一貫しなかった」
> とありまして、このあたりの事情はこの本だけでははっきりしませんね。

 別の人というのはらいとすたっふの脚注ですね。
まあ、自分も専門外なのでちょっと調べてみました。

 で、『世界大百科事典』日立デジタル平凡社 で劉永福を引くと・・・

“中国,清末の軍人。広東欽州(現,広西チワン(壮)族自治区)の人。傭士の出身で武芸に優れ,1857年(咸豊7)広西で天地会の反乱に参加した。1865‐66年(同治4‐5)ごろ清軍に追われてベトナムに入り,黒旗軍を名のってグエン(阮)朝に公認させた。73年以来,トンキン地方侵略のフランス軍と戦って勇名をはせたが,85年(光緒11)清仏戦争の講和により清軍とともに引き揚げ,清朝の武官となった。日清戦争の際は台湾にあり,日本の占領に黒旗軍を率いて抵抗,民族的英雄と称された。”

 とあってちょっと又イメージが違います。
何にせよ彼が清朝に派遣されてベトナムに行ったわけではないことは
コレで分かりましたが・・・(『水滸伝』風に言うと、ベトナム
引き上げの時に初めて“招安”されたと言うこと)。
 更に『中国の歴史8 近代中国』講談社を見ると、自分もいくつか
勘違いしていたらしく、下関条約時の台湾巡撫は唐景韻任△辰董「
劉永福ではなかったようです。ちなみに戦わずして逃げたのも、
唐景韻里茲Δ任后並耋冖閏膵颪料軼・眦盞ハ院法」
 ココでも細かい間違いしてますが“台湾共和国”ではなくて
“台湾民主国”だったようですね。
 で、台湾割譲に対しては、慈禧太后(西太后)派は割譲賛成、
光緒帝派は割譲反対!と清朝内部でも意見が割れ、下関条約調印前
にすでに日本軍は台湾に対して侵攻しつつあったという状況も
忘れてはいけないようです。
 1928年5月24日に台湾民主国の総統に祭り上げられた唐景韻ヌ
あったのですが、5月29日に日本軍が台北を占領すると、
とっとと大陸に逃げ帰ったようです。まあ、日本軍と台湾の兵力
を計算して、条約のことなども考えて、台湾を放棄したようです。
また、台湾の実力者達も下関条約で台湾割譲の項があるとの
情報を聞くと却って日本軍に協力するモノもなかにはいたようです。
 台湾の実力者は、だいたいこの二派に分かれて、抗日を考えなく
なったようです。後に残るのは、その他の台湾住民と劉永福です。
 で、劉永福と黒旗軍の登場があるわけだけど、実は彼は

“劉永福の台湾内部の守備隊があったが、この軍団は決して主導的に動かず、彰化の防衛戦を行っただけで瓦解し、大陸に逃れた。反仏戦争の英雄も、清朝の官僚機構に編入されてからは、民族的英雄とはほど遠い存在になっていたのである。”(上掲書p141)

 と言った調子で、イイ所なしで徒に日を稼いだあげくに、
決して清朝から何か言われたわけではなく、ただ単に日本軍にまけて
敗走してたみたいですね・・・。ドリーマーズビューは恐ろしい・・・。
 台湾の最期を見届けずに敗走しているのですから、ある程度
“台湾を見捨てた”と言う表現も合っていたのかも知れません。

 おまけに日本軍は台湾の占領に手こずりはしますが、
相手は劉永福ではなくて民軍・・・つまり台湾の義勇兵(?)
だったようです。
 で、≪中国人名大詞典 歴史人物巻≫上海辞書出版 によると、
台南で日本軍に破れるや日本軍の包囲を突き破って厦門に
帰っているようです。
 その終わりも清末の1911年の辛亥革命で独立した広東の
民団総長(国民軍将軍?)に推薦されながら辞退し、その6年後の
1917年に亡くなってます。
 1914年の対華21ヶ条要求も時代的にはあうモノの、この時、
1837年生まれの劉永福は77才のはずなんだけど・・・。
数えでも合わないような・・・?

 まあ、いずれにしてもこの時代の主人公は李鴻章であり、北洋軍閥
であり西太后(慈禧太后)であり光緒帝であることは間違いないです
(『珍妃の井戸』あたりの時代です)。
それだけに彼に関する資料も少ないのではないでしょうか?
この辺は専門外なのであまり分かりませんが・・・。

 あと、行為はどうあれ劉永福は民衆に人気のあった将軍であった
コトは間違いないと思います。ある程度神格化もされてますし・・・。
 香港返還前夜に公開された黄飛鴻映画に劉永福が出てきて黄飛鴻に
後事を託すこと自体何か示唆的ですよねぇ・・・。
 劉永福とやら・・・と揶揄されるようなことはないかと・・・。
まあ、最低限資料に当たらないと批評ではなく妄想、イチャモン
思いつきの類になりかねませんから・・・。
 コレは田中芳樹に限らず万人に当てはまるコトだと思います。

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board2 - No.886

文字化け

投稿者:宣和堂
2000年05月15日(月) 15時36分

済みません!文字化けしてますね。
台湾巡撫の名前は唐景山/松です。漢字って難しいなぁ・・・。

board2 - No.887

良心的「田中芳樹」忌避者の皆さまへ

投稿者:優馬
2000年05月16日(火) 08時41分

優馬と申します。
昔っからの銀英伝のファンで、「創竜伝」が面白くないのは一体どういうわけなんだろ、といぶかしみつつ最近はすっかり買わなくなっておりました。
漠然とした疑問に形のくっきりした回答をいただいて、精神的便通があった感じです。また、非生産的な罵詈雑言になっていない「良心的忌避者」のスタンスがいいですね。
特に「反銀英伝」は最高!
もう続かないのですか。
私は、ヤンの積極的政治関与があった世界では、見かねたフレデリカ・ヤン夫人が救国の女性首相になるっていう可能性はあるんではないかと。よほど、亭主より良い政治感覚を持っていそうなんですが。「引退したい」「何をおっしゃってるの、救国の英雄さん」というようなヤンのボヤキとフレデリカのおどしすかしのやりとりというのは、読んでみたいなあ。

board2 - No.888

メールアドレス変更のお知らせ

投稿者:本ページ管理人(石井由助)
2000年05月16日(火) 11時17分

 このたびプロバイダ変更に伴い、メールアドレスが変更になりました。
 しばらくは以前のメールアドレスも使用できますが、新しいメールアドレスに切り替えていただくようお願いします。

 新しいメールアドレスは、この書き込みに使用されているものがそうですが、ニセモノ対策としてトップページに公開しておきましたので、そちらもあわせてご覧下さい。
 劉永福についてのログをまとめたものも上げてありますので、よろしければどうぞ。

board2 - No.889

消えたあのひと

投稿者:本ページ管理人
2000年05月16日(火) 11時22分

 今年も他人様の財布が気になる長者番付の季節がやってきました。

参考
ttp://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/99choja/sakka.html

 ついに20位圏内から消えましたね。田中御大。
 まあ、ロクに書いていないのに居残り続ける去年などが異常だったのですが。

 大変下衆な勘繰りであることを承知で言いますと、最近何かと活動を再開し始めているのはこれが原因なんだろーかという気もします。
 ともあれ、良い方向に作用してくれることを期待するのみです。

board2 - No.890

らいとすたっふと創竜伝

投稿者:優馬
2000年05月16日(火) 18時17分

友人のまた友人から聞いた話ですが。
らいとすたっふの人たちも
「創竜伝は、田中さんの『愚痴たれ小説』だから」と言って(あきらめて?)おられるそうです。
田中氏の(個人的な)欲求不満のはけ口ということらしいです。
そりゃあ、そうだよね。
でも、「愚痴たれ小説」はやっぱりクズだと思う。
私は、クズを買う人たちの方がオカシイのだと思います。

board2 - No.891

神の国

投稿者:優馬
2000年05月17日(水) 06時47分

たびたびどうも、優馬です。
すっかりこのサイトが気に入ってしまいました。
さて、森首相の「神の国」発言。「創竜伝」がもし執筆中ならば、こんな感じになりますでしょうか。

「『日本は神の国』と首相発言」という見出しの踊る新聞を置いて、始は溜め息をついた。その首相は、前任者の急病で急遽登板したばかりの政権党のタカ派の人物だった。
「兄さん、浮かない顔ですね。」と続。
「どうして、こう夜郎自大な政治家ばかりがこの国では偉くなるのかねえ。」
「ああ、凡人宰相が倒れた後をついだ『たなぼた』の人ですか。前首相が意識不明になったのをいいことに、官房長官が『すべてよろしく』とか言われたと言い張って、政権党の顔役が談合して勝手に決めた首相でしょ。」
「知ってる!鰯の漬け物を棺桶の上に置いて匂いをごまかすんだ!」と終が口を出す。
「終君、それは始皇帝が死んだときの話です。『冷めたピザ』さんを始皇帝と一緒にしては、兵馬俑が怒って地底から飛び出して来ますよ。」
「うへっ、学校、行かなくちゃ!」次兄の一喝に食パンをくわえたまま終は部屋を飛び出していった。
「ねぇ、日本って『神の国』なの?」と余が尋ねた。
「どんな国の国民も自分の国が一番、だと思いたがるのは自然なことなんだ、余君。しかし、他人を見下して自分だけが尊いと決めつけるのは、精神の貧困さの現れと言わなければならない。まして、世界有数の金持ち国家と自慢するのなら、それなりの風格というものがあってしかるべきなのだ。」

 ・・・「本物」はもう少し毒々しくなるような気がしますが。

 それにしても、森首相の「神の国」発言。内容のどうのこうの以前に、政治的センスが悪すぎます。こんなこと言えば、創価学会が腹を立てるに決まってるわけで、大事な大事な政治的「相棒」の公明党が、間に挟まれて非常に困った立場になるということに思いが至らないんですね、この人は。小渕さんは「気配り」があった分、まだ首相の器。自民党の選挙責任者であり「自公保」の推進役である野中幹事長の大渋面が目に浮かびます。結局、森善朗という人は自分のイデオロギーの方が民意や政治的配慮に優先しちゃう人なんですね。そういう意味で、冷戦下の「55年体制」の「右翼のシッポ」を引きずっている。少年の凶悪犯罪に対して「便所掃除させればいい」とか言っていたらしいし、頭の中、カビが生えています。
 「神の国」発言を非難する民主党にしたって、この凶悪少年犯罪続発のご時世に「少年法改正反対!」という議員さんを沢山抱えていて、「左翼のシッポ」をズルズル引きずっている。どちらも「旧体制の発想」から抜け切れていないという点ではまるで同じ。右左逆の鏡像みたいなもんです。
 どっちにしても、発想が現実とズレてしまっていますから、今の日本の問題に適切に対応できないという点でも同じです。

 でも、無党派層が投票に行かないと、こういう「有尾人」たちの思う壺です。日本がちっとも良くならない。野中幹事長の選挙戦略は「ひたすら投票率を上げないこと」だそうです。自民党は、今や土建の「組織政党」になり果てたようで、投票率が上がると必ず負ける。

 不愉快でも総体的にマシな候補に入れましょう。あと、原則としては若い人の方がマシですよね。選挙はもうすぐ。

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board2 - No.892

Re: 神の国

投稿者:本ページ管理人
2000年05月17日(水) 14時04分

>優馬さん
 こんにちは。
 やはり、創竜伝に出てきそうな一件だと思ったのは私だけではなかったか(笑)
 しかし、創竜伝の首相と比べるのは失礼すぎるでしょうけど、どうも器が感じられない人のような気がします。首相職を拝命するときの答弁の俗っぽさがどうにも…
 とはいうものの、全体の内容を無視して些末な言葉尻を捕らえて騒ぐ糾弾側のほうがくだらなく、「辞任」を云々する進退問題に発展するほどの問題か!? と思わせられるのもいつものことですね。こんなアホなこと(本当にアホなことだ)で国会が大騒ぎしている暇があったら、もっとしなきゃいけないことはいくらでもあるでしょうに。
 ちなみに、小渕氏の場合は、外相時代に官僚や政府の反対を押し切って地雷禁止条約に署名しており(良くも悪くも)凡人の訳がなかったのですが、何故かマスコミが氏を凡人扱いするネガティブキャンペーンを張ったおかげで、かえって(これも良くも悪くも)「予想外」な行動力があったように思います。


 それにしてもニュースステーションのこの問題の取り上げ方は笑えた。
 アナウンサーの上山千穂が街頭インタビューでバカそうなガキに例の発言を見せ、「さあ、これのおかしいところはドコかな~? おかしいトコだよ~」
 …ってねェ、誘導尋問するならもう少し巧妙にせいよ(笑) どっちもどっちで何がなんだかです。


 余談ですが、今回の言葉にもし問題があるとするのなら、政治的タームである「天皇中心」が問題視されるべきのはずですが、言葉にインパクトがあるせいか「神の国」とばかり言われていますね。
 こちらの方がインパクトがあると言うことは、近代がGODを神と訳してしまった間違いということで、実は国語的問題のように思えます。

親記事No.891スレッドの返信投稿
board2 - No.893

Re: 神の国

投稿者:小村損三郎
2000年05月17日(水) 14時55分

優馬さんは書きました
>らいとすたっふの人たちも
>「創竜伝は、田中さんの『愚痴たれ小説』だから」と言って(あきらめて?)おられるそうです。

らいとすたっふでもそうなんですか。
大体、あの横山信義氏と同じ事務所ってのがよく分からんです(^^;;)。

> たびたびどうも、優馬です。
> すっかりこのサイトが気に入ってしまいました。
> さて、森首相の「神の国」発言。「創竜伝」がもし執筆中ならば、こんな感じになりますでしょうか。

12巻は現在鋭意執筆中だそうです。
ひょっとしてこのサイトが立ち上がってから初めての新刊なのかな?
でも、10・11巻の様子からして、又拍子抜けするほど社会評論が少ない可能性も考えられますが。

>
> 「『日本は神の国』と首相発言」という見出しの踊る新聞を置いて、始は溜め息をついた。その首相は、前任者の急病で急遽登板したばかりの政権党のタカ派の人物だった。
> 「兄さん、浮かない顔ですね。」と続。
> 「どうして、こう夜郎自大な政治家ばかりがこの国では偉くなるのかねえ。」
> 「ああ、凡人宰相が倒れた後をついだ『たなぼた』の人ですか。前首相が意識不明になったのをいいことに、官房長官が『すべてよろしく』とか言われたと言い張って、政権党の顔役が談合して勝手に決めた首相でしょ。」
> 「知ってる!鰯の漬け物を棺桶の上に置いて匂いをごまかすんだ!」と終が口を出す。
> 「終君、それは始皇帝が死んだときの話です。『冷めたピザ』さんを始皇帝と一緒にしては、兵馬俑が怒って地底から飛び出して来ますよ。」
> 「うへっ、学校、行かなくちゃ!」次兄の一喝に食パンをくわえたまま終は部屋を飛び出していった。
> 「ねぇ、日本って『神の国』なの?」と余が尋ねた。
> 「どんな国の国民も自分の国が一番、だと思いたがるのは自然なことなんだ、余君。しかし、他人を見下して自分だけが尊いと決めつけるのは、精神の貧困さの現れと言わなければならない。まして、世界有数の金持ち国家と自慢するのなら、それなりの風格というものがあってしかるべきなのだ。」
>
>  ・・・「本物」はもう少し毒々しくなるような気がしますが。
>
>  それにしても、森首相の「神の国」発言。内容のどうのこうの以前に、政治的センスが悪すぎます。こんなこと言えば、創価学会が腹を立てるに決まってるわけで、大事な大事な政治的「相棒」の公明党が、間に挟まれて非常に困った立場になるということに思いが至らないんですね、この人は。小渕さんは「気配り」があった分、まだ首相の器。自民党の選挙責任者であり「自公保」の推進役である野中幹事長の大渋面が目に浮かびます。

全くあのオッサンは何とかならんのでしょうか(--;)。
とにかく、あのガタイにも関わらず全身にどーしよーもない
“小物感”
が漂っていますね、あの人は。
ルックスは『デンジマン』に出てきたバンリキ魔王(←知ってる?)にソックリだし(笑)。

こうしてみると温顔の小渕さんの方がはるかに底の深さを感じさせるように思えるのはなんともはや・・・。
誰だこんなのを首相にしたのは(怒)。


>結局、森善朗という人は自分のイデオロギーの方が民意や政治的配慮に優先しちゃう人なんですね。そういう意味で、冷戦下の「55年体制」の「右翼のシッポ」を引きずっている。少年の凶悪犯罪に対して「便所掃除させればいい」とか言っていたらしいし、頭の中、カビが生えています。

カビが生えてるというより、悪い意味でコドモっぽい人なんでしょう。
「神の国」発言にしてもたいして深い意図があっての発言ではなくて、
要するに電車の中吊り広告なんかによくある

“神々の国 出雲路をゆく” (byJR西日本)

みたいな意味で言ったつもりだったんでしょうね。

しかし、それがもたらすであろう波紋と内外の勢力に利用される可能性にこれっぽっちも思い至らないんですから、やはり宰相としては全くの不適格者と言わざるをえません。
宮内庁の職員もハッキリ
「迷惑だ」
と言ってるそうですし。


でも、その一方で昨日今日の朝日新聞もスゴイことになってるような(笑)。
asahi.comの見出しの半分以上が森発言ネタで埋められていたり、便乗してか
「オランダで日本の戦争犯罪への抗議デモに協力する日本人留学生」
を持ち上げる記事を写真入りでかましてくれたり。
まるで10年以上前の紙面を見ているようだ(笑)。
「神の国」騒動を奇貨としてしゃにむに大反攻に転じたのでしょうか。
“バルジ大作戦”みたく(爆)。

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