2代目掲示板過去ログ

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投稿ログ34 (No.615 - No.644)

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board2 - No.615

Re: Re608:では解答しますか

投稿者:織田
2000年02月14日(月) 10時47分

私個人につけられたレスではないが、一言言わせていただく。

この「田中芳樹を撃つ!」というHPは、甘やかすことが決して相手の為にならないということを十二分に知った上での、田中芳樹への「体罰」だと思っている。体罰には相手を想う愛がなくてはならない。でなければ、唯の暴力である。管理人氏は田中芳樹を叩き潰すためにこのHPを作ったのではなく、堕落し大きな子供と化した田中芳樹とそれを甘やかすファンを、今より少しでもましなレベルに引き上げようとしているのだろう。

私は前回と今回、二度ほど冒険風ライダー氏に意見した。前回は作中のキャラクターに対して手酷くこき下ろすもの、今回は万一の田中芳樹の行動への対応策に対してである。冒険風ライダー氏の行動は何らかの建設的な意図、主に田中信者への啓蒙に基づくものだと思っていたため、前回も今回も、それでは信者に対して効果が無いし、この掲示板を見ている一般人には嫌悪感を覚えさすだけだと忠告したつもりである。

が、どうやら私は勘違いしていたらしい。冒険風ライダー氏は、「報復」を考えていたようだ。何とも低レベルな「仕返し」が彼の意図するところだとは、思っていなかった。


>仮に田中芳樹がこのような対応をしたとしても私は一向に構わないと思っていますよ。その愚劣な対応も田中芳樹批判のために使用させていただきますので(笑)。

>これほどまでに作家を直接攻撃できる絶好の材料はめったにないでしょう。

>むしろ私としては望むところですよ。


そう考えると、これらの発言にも納得がいく。信者への啓蒙でもなく、作家の更正でもなく、作家とファンに対する報復が目的ならば。

ならばよい。私が彼に執拗に意見したのは、彼の行為が何ら建設的な結果をもたらさないであろう事を指摘したかったからだ。「殴られたら殴り返す」事が目的なら、私には何も言うことは無い。

なお、例え仮定の話でも「こうなればこうする」という意思表明をしたからには、それに対する批判には真っ向から立ち向かうのが、誠意ある態度だと思っている。少なくても、論理的に意見した相手に対して「ヒステリックな対応」と書く人間の人格は疑わしい。

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board2 - No.616

気付いてない。

投稿者:冒険風ライダー2号
2000年02月14日(月) 15時55分

 ダメですってば、全面肯定だけにしてくれなきゃ。人格批判なんてもってのほかです。提示した意見が「万に一つの仮定の話」だからどうのと言っている冒険風ライダーくんが、田中芳樹の書いた「万に一つも起こりえない架空の話」に大まじめに反論している。なんて事実は絶対に言っちゃダメですよ。可哀想だからね。

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board2 - No.617

Re: オカルトGメン

投稿者:本ページ管理人
2000年02月14日(月) 22時20分

NNGさんは書きました
> 設定で1つ。
> GS美神にはオカルトGメンっていう組織がありますよね。
> これに相当する組織が薬師寺涼子に存在しないのが納得できません。
> あれだけ怪物が出てきているならあってしかるべきだと
> 思うのですが。


 多分、田中氏は極楽大作戦ぽい作品を書いてみたかっただけなので、そのあたりは何も考えずに極楽を踏襲しているだけだと思います。
 極楽は、現実世界とパラレルだけど霊や妖怪が当たり前の世界というのを自然に処理していますよね。
 そういう背後の部分を考えずに表面だけ真似るとヘッタクソな同人誌みたいな涼子が出来上がるのでしょう。

 まあ、それでも妖怪がオカルトを否定し馬鹿にするという、分裂症のような状況の創竜伝に比べればマシですけど。

 つくづく現代伝奇ものの才能がない人ですね。

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board2 - No.619

余談ですが…

投稿者:本ページ管理人
2000年02月14日(月) 22時26分

>  まあ、それでも妖怪がオカルトを否定し馬鹿にするという、分裂症のような状況の創竜伝に比べればマシですけど。

 もし本気で竜の化身やら仙界の住人がオカルト否定をするのなら、おそらくは人間が人間を否定した「寄生獣」の広川みたいな雰囲気が漂うような気がします。
 それはそれで読んでみたい気がしますし、実はとんでもなく深いテーマではないでしょうかねぇ…
 本当に余談でした。

board2 - No.620

管理人さんにお尋ねします

投稿者:お尋ねします
2000年02月16日(水) 14時45分

初めまして
過去ログ読ませていただきました。
ちょっと疑問に思ったことがあるので質問します。
小説の歴史、史実と現実のものとは違っていい
(まぎわらしいのは確かですが)
小説の登場人物と田中芳樹の考え方は違う
(小説の中にはいろんな人がいろんな立場で暮らしている 一貫性がないのも当然である。)
これをふまえた上でこの掲示板は成り立っているのでしょうか
それとも意識しないままされているのでしょうか
アドレスなしですいません。でもパソコン持ってないんですよ。アドレスの取得の仕方も知らないし・・・

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board2 - No.622

お答えします

投稿者:本ページ管理人
2000年02月16日(水) 18時03分

はじめまして。

> 小説の歴史、史実と現実のものとは違っていい
> (まぎわらしいのは確かですが)

 はい。違ってはいいですが、混同してはいけないでしょうね。読者も作者も。

> 小説の登場人物と田中芳樹の考え方は違う
> (小説の中にはいろんな人がいろんな立場で暮らしている 一貫性がないのも当然である。)

 その通りで、基本的には別人格でしょう。が、キャラクターが作者の考え方の影響を強く受けていたり、代弁していることもあることも良くあることです。これは、文脈から判断できるでしょう。

> これをふまえた上でこの掲示板は成り立っているのでしょうか
> それとも意識しないままされているのでしょうか

 納得していただけたでしょうか?

> アドレスなしですいません。でもパソコン持ってないんですよ。アドレスの取得の仕方も知らないし・・・

 メールアドレスは必須ではありませんので、結構ですよ。

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board2 - No.623

ありがとうございました

投稿者:お尋ねします
2000年02月17日(木) 10時23分

お答えいただきありがとうございました。
十分納得しました。
私もこの掲示板を見るまで区別があいまいだったものですから
それで思ったんですけど、この掲示板には小説と現実の垣根がどこにあるか考えさせるという効果があるのではないでしょうか。
掲示板の目的とは、ずれるけど一部のFAN(小説の中の考え方がそのまま現実社会にも通じると信じている方)にとってはとても大切なことですね。

board2 - No.624

国語の教科書、自由な表現の実例

投稿者:モトラ
2000年02月17日(木) 17時13分

はじめまして。
タイトルページの「自己崩壊する田中芳樹の思想」を読んで
思い出したことがあったので。

小学校3、4年のころ、カエルの鳴き声を「ケロケロ」ではなく
「ケルルン・クック」と表現した詩が掲載されていました。
先生が「自分らしい表現を試してみましょう」と言っていたのも
覚えています。「びるる」が検定を通らなかったのは(それが
事実だとすれば)表現が独り善がりに過ぎて、逆立ちしても川の
せせらぎには聞こえないからだったのでは。

最近はあまり新刊を追う気力もなくなったなぁ。

親記事No.606スレッドの返信投稿
board2 - No.625

zenshoさん&Re: ???

投稿者:匿名希望
2000年02月18日(金) 10時04分

 管理人様それにzenshoさん、昨晩気付きました。これは私の

No. 435
市場重視との間。
匿名希望 1999/12/20

への質問ではないでしょうか。スレッド表示になっていなかったので気付きませんでした。昨晩たまたま右フレームでつながっていたので「あっ、なるほど」と思った次第です。黙殺していたわけではありませんよ。違っていたらお間抜けですがあっているとして。

>確かな実証ある上での反論を期待しています。

 確かな実証は無理です(田中氏本人が本音を語らなければ不可能でしよう)。こうではないかという意見提示とそれに対する議論ならば出来ると思います。それでかまわなければ、お答えできますがよろしいでしょうか?

お返事をお待ちしております。

board2 - No.627

調伏

投稿者:NNG
2000年02月18日(金) 14時27分

創竜伝5巻でタイトルの調伏って言葉出てきますよね?
俺が持っているのはこれに「ちょうふく」とルビが振ってあるのですが
他のはどうなっているんでしょう?
もちろん正しくは「ちょうぶく」です。「じょうぶく」ともいいますが
これは誰のミスなんでしょうか?田中芳樹?それとも印刷所?
もし田中芳樹が気付いていないのであれば普段言っている、
「国語辞典くらい開いてみなさい」が本人に跳ね返るのですが。
なにか知っている方はいませんでしょうか?
ちなみにこのツッコミを入れたのは某戦国武将が転生する小説を読んだ
妹です。

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board2 - No.628

Re: 613 攻めの小説、守りの小説

投稿者:速水右近
2000年02月18日(金) 18時40分

>  「キオスク文学」というジャンルの需要がある以上、そのジャンルの制限の中で、まともなものが出せるよう精一杯の努力をするのがプロというものではないでしょうか? 必要なのは仕事の中身であり、「小説かキオスク文学か」という入れ物ではないと考えます。

 おっしゃる通りです。
 思うに田中芳樹という作家は、『銀英伝』時代は「一般受けしないが、固定読者も作りたくない」作風だったような気がしますが、ある程度のファンが付くと、「守り」に入ったのような気がするのです。無論、これは西村某や志茂田某にも言えることですが(☆)
「キオスク文学」=ノベルズというのはまず「読者を安心させること」が売りなので、作風も保守的な傾向が好まれています。ハーレクインや「超訳もの」もそうですね(★)。
 たしかに「ノベルズだから手を抜いても許される」訳ではありませんが、「守り」に甘んじているクリエイターに、何を言っても聞く耳を持たないのかも知れない気もしますが……。
 やはり創造的な仕事とは、常に「攻め」の姿勢を保つべきでしょう。
ですから(現在の)ノベルズという「入れ物」と「作家の姿勢」とは、関係するのではないでしょうかね? もちろん本当は、そうであってはいけないというのは、重々承知ですが。

☆ あまり知られていませんが、もともとの西村某は社会はミステリでデビューしました。また志茂田某に関しては……某宗教団体絡みの問題があるので書けませんけど。
★ 関東地区にお住まいの方は、「FROM●」をよくチェックされるといいでしょう。某出版社が、「アルバイト募集 職種翻訳 一枚一〇〇〇円から」と、広告を出していますから(笑)。
 なお「大学生限定」ですので、念のため。

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board2 - No.629

Re: 613 マウントポジションの恐怖

投稿者:速水右近
2000年02月18日(金) 19時00分

本ページ管理人さんは書きました
>  今号の格闘技通信で、作家の夢枕獏氏が1/2ページの詫び広告を出していました。
>  文面には、私は格闘技がまったく理解できていないとかいてあり、特に元大道塾の市原氏に対し自分の文章で勝手な使い方をしてしまい申し訳なかった、と言うようなことが書いてありました。
>  小説家(作家)として「現実の」格闘家に詫び文を書いているあたりが興味深いですね。
>
>  そこに、今回の謝罪騒動です。
>  ちゃんと謝罪をする、というのは人間としては立派な態度でしょう。しかし、「評論家」ではなく「作家」として「現実の」人間に対して謝罪をしたということは、作家としての敗北宣言ではないでしょうか。
>
 真相は小説が問題ではなく、エッセイや雑誌インタビューらしいですよ。それを市原氏が読んで、心証を悪くしたとか。
『餓狼伝』はですねー、一巻で終わってりゃ名作だったのに。むしろ、惜しい気がしますけど。

 さて以前、某柔術家(おそらく管理人氏も知っている人物)に「マウント・ポジション」をしてもらったことがあります。ライトコンタクトで顔面に入れてもらって、そのあとこちらが「エビ」や「カメ」になって……数行割愛……腕十字やスリーパーを散々決められました(笑)。
 でも「マウント」を取られてはじめてわかったのは、恐怖以上に屈辱感のほうが強いですね。あれを返せるのは、技術よりも精神の強さだと思いましたよ。

 ちなみに獏氏は個人的にも存じ上げておりますが、裏も表もないいい人です。

親記事No.611スレッドの返信投稿
board2 - No.630

追伸

投稿者:速水右近
2000年02月18日(金) 19時07分

本ページ管理人さんは書きました
>  元大道塾の市原氏
>
 まだ、正式には辞めていない(実家に帰って、練習には参加していないだけ)という話もあります。

親記事No.606スレッドの返信投稿
board2 - No.631

Re: zenshoさんの投稿は誰宛?

投稿者:heinkel
2000年02月18日(金) 20時55分

匿名希望さんは書きました
>  管理人様それにzenshoさん、昨晩気付きました。これは私の
>
> No. 435
> 市場重視との間。
> 匿名希望 1999/12/20
>
> への質問ではないでしょうか。

 私はNo. 606の投稿は、

No. 532
ノベルズの存在意義&RE間ね。
匿名希望 2000/1/22

 へのレスかと思いました。

 いずれにしても管理人さんへの批判では無いような気がしたんですけど、とりあえずご本人に説明していただかないことにはしょうがないですね。
 No. 532について付け加えるならば、私が論旨に賛成といったのは、田中作品をエンターテイメントとして楽しんでいる読者を責めるのは酷だ、という意味の部分であって、それで田中氏や作品が免罪されるとは思っておりません。
 …って、違ってたらこれもお間抜けで余計なことですね。

親記事No.426スレッドの返信投稿
board2 - No.632

Re: 矛盾点のない小説ってあるの?

投稿者:heinkel
2000年02月18日(金) 21時06分

遅ればせながら、レスです。

> ええ、田中氏の執筆方針(戦略)に大幅な変更があったから代表的なこの二つの作品に差異が生じたのだろうか。もしそうであるならば、その原因の究明と対策を論ずることも可能かと考えたもので。まぁ、私は違うと思い(田中氏はずっと市場重視主義と仮定しました。)そう書いたんですが。そうか、お二人にも同意されてしまったか。(^^;)ということはそっち方面からのアプローチは望み薄ですかね。

 これは、同意したのではなくて、仮定に乗った上で話しただけのことで、仮定を肯定したわけではありません。当人の市場重視度の割合の仮定は、どこまでいっても仮定の話なので、はっきりとは否定も肯定も出来ません。

> いやぁ、実はですね。途中で横槍を入れては失礼だと思ったので終わるのを待ってたんですよ。なにがって、その…

 うっ、すまんです(^^;;

> 限定公開しようかどうか迷っていたものの内容は田中氏の想定した購買層(読者像)というやつです。作品中に感情移入するであろう登場人物の設定から導いてみた想定でした。機械的に一項ずつ挙げていったつもりだったのですが、気付いたら田中氏ファンに対する人格攻撃に取られかねない内容になってしまいました。(^^;)具体的な内容は一つだけでご勘弁を。登場人物から才能部分を取り払えばだいたいわかるかと思います。書き込まないで各自でのご想像をお願いします。

> 1. 文系、読書好き。

 うーん…私がよく、自分の持っていない田中作品を借りていた人は、理系で、田中作品以外は漫画しか読まないんですけど(^^;
 まあ、「田中氏の想定した」読者層だからかまわないのですけど「文系、読書好き」ならば、ものの本を読んでむしろ田中批判者となって、このサイトに集うような気もするんですけど(笑)…これは想像ではなくて希望ですね(^^;;
 それはともかく、「創竜伝」あたりは、むしろ作者自身が感情移入できるようなキャラづくりで、そんな田中氏の「学生気分」に読者も感応した、そういうアプローチも可でしょう。

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board2 - No.633

”伝記”ではなく、”伝説”な理由

投稿者:匿名希望
2000年02月19日(土) 01時19分

>  これは、同意したのではなくて、

 ごめんなさい。確かにこれは私の書き方が悪かったです。

えぇと、つまり、戦略方針にこの2つの作品に差異はないのではないかと言う話なんです。戦略方針というのは、田中氏が何を意図し作品を執筆し、発表しているのかということです。

 具体例を挙げると、例えば小林多喜二のプロレタリア文学は”労働者への啓蒙”。スウィフトのガリバー旅行記は”子供のためのファンタジー”ではなく、”当時の英国社会への風刺”を意図して書かれたように評価されています。

 もちろん、この二つの作品にも本来の隠された意図があるのではという反論も成り立ちますが、一般読者の了知する範囲ではこれで十分ではないでしょうか。作者に隠れた意図があったにせよ、作品を鑑賞し影響を受けるのは一般の読者だからです。隠れた意図について論ずるのはそれが明白であったり容易に証明可能であるか、あるいは発表されてからにしたいと思います。ってしつこく書くのは太宰治の「走れメロス」のせいです。だまされたよなぁ。(^^;)

 さて、戻りまして田中氏は何を読者に伝えたいと考え作品を執筆、発表しているのでしょうか?「銀河英雄伝説」執筆には何らかの意図があるのでしょうか?それは「創竜伝」と異なるものなのでしょうか?
 そう考えたときに私の意見は”両者の本質は一緒”エンターテイメントなのです。
 ただ、繰り返しになりますが私はエンターテイメントを重視したノベルズ(内容)、思想的ホニャララ本、快楽小説(呼称が増えましたなぁ。)は存在意義があるという考えです。「銀河英雄伝説」はその類の中でも相当出来が良い方だと思っています。

「創竜伝」はNo589で管理人さんがご指摘の通りエンターテイメントを重視したからとか、矛盾点があるからではなく、批判されてしかるべき部分が多いのではないかと。

ちなみにその原因としては

> 思うに田中芳樹という作家は、『銀英伝』時代は「一般受けしないが、固定読者も作りたくない」作風だったような気がしますが、ある程度のファンが付くと、「守り」に入ったのような気がするのです。

このへんの速水さんの分析はさすがだと思うので引用させていただきました。戦術的にこのような変遷があったからと思われます。

>うーん…私がよく、自分の持っていない田中作品を借りていた人は、理系で、田中作品以外は漫画しか読まないんですけど(^^;
まあ、「田中氏の想定した」読者層だからかまわないのですけど「文系、読書好き」ならば、ものの本を読んでむしろ田中批判者となって、このサイトに集うような気もするんですけど(笑)…これは想像ではなくて希望ですね(^^;;

 えぇ、まぁ私も吉祥寺で女子高生喰いまくりの茶髪学生ロッカーが「アルスラーン戦記」の大ファンという実例を知って意外な感にとらわれたときもありました、ですが基本的には…ってごめんなさい。この話題はちょっと危険だとおもうので、やめましょう。お願いします。m(_ _)m

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board2 - No.634

あっ、本当だ!

投稿者:本ページ管理人
2000年02月19日(土) 05時09分

> 創竜伝5巻でタイトルの調伏って言葉出てきますよね?
> 俺が持っているのはこれに「ちょうふく」とルビが振ってあるのですが
> 他のはどうなっているんでしょう?
> もちろん正しくは「ちょうぶく」です。「じょうぶく」ともいいますが

手元の本で確かめてみました(第六刷)。本当ですね。こうなってます。

> これは誰のミスなんでしょうか?田中芳樹?それとも印刷所?
> もし田中芳樹が気付いていないのであれば普段言っている、
> 「国語辞典くらい開いてみなさい」が本人に跳ね返るのですが。
> なにか知っている方はいませんでしょうか?

 おそらく本人のミスではないでしょうか?
「おい、みんな来てくれ。不信心者が正体をあらわした。みんなで調伏するぞ」
 チョウフクとかいう怪しげな単語の意味は…(後略)
(五巻P44)

 ルビだけでなくしっかりと本文でもこう書いてますから。

 こりゃいいこと教えてもらいました。

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board2 - No.635

尚のこと問題

投稿者:本ページ管理人
2000年02月19日(土) 05時16分

>  真相は小説が問題ではなく、エッセイや雑誌インタビューらしいですよ。それを市原氏が読んで、心証を悪くしたとか。

 だったら、「格闘技評論家」とでもいうべき肩書きで謝るべきであって、「作家」として謝ったのはなおのこと問題だと思います。
 作家としての職分ってのはそんなに勘違いしやすいモノなんでしょうかねぇ……


>  さて以前、某柔術家(おそらく管理人氏も知っている人物)に「マウント・ポジション」をしてもらったことがあります。ライトコンタクトで顔面に入れてもらって、そのあとこちらが「エビ」や「カメ」になって……数行割愛……腕十字やスリーパーを散々決められました(笑)。

ちょっとうらやましいかも(^^;)


>  ちなみに獏氏は個人的にも存じ上げておりますが、裏も表もないいい人です。

 みたいですね。そういう話は良く聞きます。
 氏も既存作品が未完結なのにシリーズの頭数を増やしていく悪弊の持ち主ですが、「いい人」で断れないから増えていくのだとか。
 田中氏も「いい人」なのかもしれませんね。
 ただ、プロとしてこの種の「いい人」であることが褒められるべきか、というのは別のことかも知れません。

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board2 - No.636

Re: 気付いてない。

投稿者:(あくまで元祖、本家の)速水右近(笑)
2000年02月20日(日) 00時05分

冒険風ライダー2号さんは書きました
>  ダメですってば、全面肯定だけにしてくれなきゃ。

 あくまで推測ですが、おそらく2号氏は、何かの機会で、冒険風ライダー氏を批判したかったのではないのでしょうか。それで「ちょうどいい」とばかりに、小生とのやりとりに便乗したような気がするのですが……。
 ともかく、内容よりも、ネームをなんとかして下さいよ。自ら「2号」と名乗るということは、「1号=本家の冒険風ライダー氏」には勝てないと言っているようなものですから。
 それに時代は、「クウガ」なんですよ(笑)。

冒険ライダー氏へ

 すいませんね、変なのを出しちゃったみたいで(少々責任を感じている)。

親記事No.611スレッドの返信投稿
board2 - No.637

Re: 尚のこと問題

投稿者:速水右近
2000年02月20日(日) 00時22分

本ページ管理人さんは書きました
> >  真相は小説が問題ではなく、エッセイや雑誌インタビューらしいですよ。それを市原氏が読んで、心証を悪くしたとか。
>
>  だったら、「格闘技評論家」とでもいうべき肩書きで謝るべきであって、「作家」として謝ったのはなおのこと問題だと思います。
>  作家としての職分ってのはそんなに勘違いしやすいモノなんでしょうかねぇ……
>
「作家」という肩書きでインタビューに答えたなら、やはり「作家」として謝罪すべきではないでしょうか。
 それこそ石原・“ジェット”・慎太郎氏が、「政治家」として暴言を吐いたとしたら、「政治家」として謝罪すべきであって、「作家」として謝罪すべき問題ではないのですから。また氏の「小説」について、問題があるわけでもないのですし……。
 このあたりは、素直に解釈してもいいのではありませんか?

>
> >  ちなみに獏氏は個人的にも存じ上げておりますが、裏も表もないいい人です。
>
>  みたいですね。そういう話は良く聞きます。
>  氏も既存作品が未完結なのにシリーズの頭数を増やしていく悪弊の持ち主ですが、「いい人」で断れないから増えていくのだとか。
>  田中氏も「いい人」なのかもしれませんね。
>  ただ、プロとしてこの種の「いい人」であることが褒められるべきか、というのは別のことかも知れません。

 そうですね。最初は「テキサスの暴れ馬」(自信がない)と呼ばれていたジョー・ディートンが、いつの間にかラッシャー木村と“抗争”を開始して、愛称が「いい奴」に変更されていましたから。「いい奴」のプロレスラーなんて、全然強そうじゃない!
 同様に、この種の作家は編集者やファンにとっては「いい人」でも、それが全読者にとっていいかというのは、また別問題ですからね。
 しかしこの件に関しては、また別項で。

追伸 獏氏より「いい作家」は、●池●行氏だと聞きますが。

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board2 - No.638

作家という仕事

投稿者:本ページ管理人
2000年02月20日(日) 07時16分

> >  だったら、「格闘技評論家」とでもいうべき肩書きで謝るべきであって、「作家」として謝ったのはなおのこと問題だと思います。
> >  作家としての職分ってのはそんなに勘違いしやすいモノなんでしょうかねぇ……
> >
> 「作家」という肩書きでインタビューに答えたなら、やはり「作家」として謝罪すべきではないでしょうか。
>  それこそ石原・“ジェット”・慎太郎氏が、「政治家」として暴言を吐いたとしたら、「政治家」として謝罪すべきであって、「作家」として謝罪すべき問題ではないのですから。また氏の「小説」について、問題があるわけでもないのですし……。
>  このあたりは、素直に解釈してもいいのではありませんか?

 いや、その前段階の問題で、作家がいつから「現実の」格闘技シーンや格闘家について語れる職業になったのか、と言うことを言いたいのです。
 語弊を恐れずに言えば、「作家」というのはフィクションを売ってナンボの商売ではないですか。
 インタビューは作家の仕事の本分では無いのですから(アルバイトみたいなモノでしょ)、そんなものにまで「作家」としてしゃしゃりでることはなく、また、しゃしゃり出てはいけないと思います。
石原氏は実際に政治家ですし、政治家としての覚悟もあるでしょう。もし、石原氏が都知事としての失策をやらかした場合、「作家」名目で謝っているようなものだと思います。

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board2 - No.639

Re: 調伏

投稿者:くらり
2000年02月20日(日) 07時25分

> ちなみにこのツッコミを入れたのは某戦国武将が転生する小説を読ん だ妹です。

こんなところでツッコミをいれてもなぁ……とは思いつつも。(「調伏」の読み方の話じゃなくて)
もし「某戦国武将が転生する小説」がアレだとしたら……。
正しくは転生じゃないです。似て非なるものなんです。そこんとこ、微妙。
一応、私、その小説大好きなので、間違われるのはやだなあ(ファン心理ですね/苦笑)と、訂正まがいをば。
アレじゃなかったらすいません。

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board2 - No.640

Re: 正攻法とおわび

投稿者:NNG
2000年02月20日(日) 14時36分

 この件ですが、先ずは正攻法で行ってはどうでしょう?
俺は文庫から創竜伝を読み始めたのですが、挿絵で竜の指が4本しか
ないことに気付いて、CLAMP宛で間違いを指摘しました。
俺のほうに反応はありませんでしたが、それからの挿絵は、ほぼ5本指
で描かれるようになりました。(時々4本の時もありますが)
 この様に、先ずは田中芳樹に調伏の読み方が間違っていることを
指摘しませんか?それで創竜伝の座談会ででも間違いがあったことを
認めるか、次からの版でチョウブクと訂正するか見極めては
どうでしょう?

>くらりさん
 え~っと、タカヤさんとかナオエとか武田信玄やファイアが蜃気楼
だったりするアレです。妹に勧められてずいぶん前に1部を1度
読んだだけなので間違えてしまいました。すみません。

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board2 - No.641

販売戦略か…(愚痴モード)

投稿者:heinkel
2000年02月20日(日) 17時39分

> 「創竜伝」はNo589で管理人さんがご指摘の通りエンターテイメントを重視したからとか、矛盾点があるからではなく、批判されてしかるべき部分が多いのではないかと。

 どうも匿名希望さんは、わかっていて質問しているようでアレですね(笑)
 私も、エロ本読んだら云々なんて例えを書こうかと思いましたけど、下品すぎるのでやめました。
 寿司屋に行ったらラーメン食わされてしかも不味い、そんなパターンの創竜伝以外の例は、前に出されてましたけど「美味しんぼ」ですかね。
 私が思い出すのは、ある航空専門誌(どれか忘れた)のコラムでよせばいいのにページの半分以上を費やして、自由主義史観やら小林よしのり氏への論以下の罵倒を繰り広げていた方のことです。しかもその関係で来たと思われる匿名の嫌がらせ手紙をことさら紹介するところなんぞ、まるで誰かのよう。飛行機の話はどうなったんだよ!ってつっこみ以前に、ちんけな嫌がらせに対して公のメディアで騒ぐその根性にげんなりです。
 あ、いやちょっとずれた話ですね。忘れてください。

 それにしてもあの手の方法論も、そろそろ限界だろうと思ってましたけど…売れてますね。「涼子」。少なくとも同時期に出た他の固定ファン獲得系(?)ノベルズ作家らや、もうちょっと一般的な直木賞受賞作家の新作よりは売れています。
 匿名希望さんには、読者層の想定があるようなので、「なぜ売れるのか」の分析もできませんか?人任せで何ですけど、わたしにゃあ、もうわかりません…。
 片手間の、パクリの、漢字ストレス解消小説でベストセラー取れれば万々歳だね。

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board2 - No.642

Re: 638 構造的な問題では?

投稿者:速水右近
2000年02月20日(日) 19時04分

本ページ管理人さんは書きました
>
>  作家がいつから「現実の」格闘技シーンや格闘家について語れる職業になったのか、と言うことを言いたいのです。
>  語弊を恐れずに言えば、「作家」というのはフィクションを売ってナンボの商売ではないですか。
>  インタビューは作家の仕事の本分では無いのですから(アルバイトみたいなモノでしょ)、そんなものにまで「作家」としてしゃしゃりでることはなく、また、しゃしゃり出てはいけないと思います。
> 石原氏は実際に政治家ですし、政治家としての覚悟もあるでしょう。もし、石原氏が都知事としての失策をやらかした場合、「作家」名目で謝っているようなものだと思います。
>
 うーん。しかし作家って、ある程度お調子者じゃなけりャできない商売(とくに流行作家なんて)ですしね。
 獏氏よりも、なにか事件が起こったらすぐコメントを出す(しかも、芸術的なまでに的中率が低い!)推理小説家の●林久●氏なんか、どうなるんでしょう?
 それこそコメント以前に、そういう作家に注文する編集者の感性がわかりませんよ、私にゃ。

 まぁインタビューに答えるのは本人の自覚が問題ですが、なにかあると軽々しくコメントを取りに行ったり、そのくせ(売れっ子になればなるほど)チェックの甘いマスコミ側にも責任があるんでしょうけど。
 この辺の問題は、筒井康隆氏の書籍にも触れられていたはずです。
 ともかく獏氏の場合、「作家」という自分だけではなく、関係した編集者などの罪まで被って謝罪した部分もあるので、よしとすべきではありませんか?

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board2 - No.643

Re: 正攻法とおわび

投稿者:くらり
2000年02月21日(月) 10時46分

やっぱりアレでしたね。正しくは「換生」。こちらこそ、がっつくような感じですいません。そもそも、男性の方でアレを一部全部読んだと云うことだけでも、ある種の尊敬に値するような(笑)。

そういえば、銀英伝の文庫の6巻あたりで、誤植があったなぁ……。ある行に空白がひとマスあって、次のページあたりの同じ箇所に、そこに入る文字が代わりに入っていて、意味不明になっていたという。そりゃさすがに印刷所のミスでしょうけど。

うちの学校の図書館の前に貼ってある、日本図書館協会みたいなところで発行している図書館新聞に、読書奨励みたいな内容があって、本が数冊紹介されてあったんですけど、そこに創竜伝、紹介されてました。紹介って言うか、表紙の写真だけだったんですけど。文庫版ので。ああいうので紹介されたら、みんな読んじゃうよなぁ……。
私が創竜伝読んだきっかけは、学研のマ○コーチについてくる雑誌での紹介だったし。書かれた紹介って、影響力、高いですよね……。CLAMPの絵も、天野氏の絵も。ファンはそれだけで買う。

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board2 - No.644

チョウフクちょっと質問です

投稿者:しおみ
2000年02月21日(月) 11時55分

手元に現物がないので、ちょっと質問を。

>  おそらく本人のミスではないでしょうか?
> 「おい、みんな来てくれ。不信心者が正体をあらわした。みんなで調伏するぞ」
>  チョウフクとかいう怪しげな単語の意味は…(後略)
> (五巻P44)
>
>  ルビだけでなくしっかりと本文でもこう書いてますから。

「おい、みんな来てくれ。不信心者が正体をあらわした。みんなで調伏するぞ」
は誰の台詞ですか? もしかして、竜堂兄弟の敵対者の台詞ではありませんか?

正しい「調伏(チョウブク)」の意味・読みも知らないエセ宗教者を揶揄する
表現として、地の文の「チョウフクとかいう怪しげな単語の意味は…」が続いて
いるのではないかと感じたんですが、いかがでしょうか(特に「怪しげな単語」
に注目)。
そういう意図の表現ならば、当然、田中芳樹は正しい読みを知っていることに
なるんですが。

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