4代目掲示板過去ログ

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投稿ログ85 (No.1537 - No.1564)

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board4 - No.1537

Re:はじめまして

投稿者:Mills
2002年02月26日(火) 15時36分

いえ、私も随分偉そうな物言いをしたなぁと反省する部分があるので、そんなに恐縮されなくても大丈夫です(^^ゞ<

れに、かあかさんのような方が率直に意見を述べることにより、こちらの掲示板に(中傷的表現は控えようという)自浄作用がはたらくという一面もあるかと思います。<

去ログを読んで行けば、そういう場面は時折見られますよ。

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board4 - No.1538

Re:O石E司氏のパロディ

投稿者:速水右近
2002年02月28日(木) 15時24分

> ・そぉーかぁー。O石E司も、ついにパロディに走るようになったのかぁー。
>
>  日米のステルス艦「ゆきかぜ」Vs「ルー・ゲーリッグ」の戦いで、艦長の名前が、アメリカがジミー・カーク、日本が湖醍鎮(こだいまもる)ですから、こりゃ「スタートレック」VS「宇宙戦艦ヤマト」以外の何でもないですわな。湖醍の上官に、技術者肌の真田弘彦一佐(「お約束」の「こんなこともあろうかと」あり)も出てくるそうですし。また、おしまいの方に出てくる量子コンピューター(日本側)の製作者が、まるっきりエヴァンゲリオンの赤木リツコ博士のようです。

確認してきました。悲しかった、が正直な感想ですね。
作家サイドからは、「陰々滅々とした世界だから、バランスを取るためにやった」と言えますが、それにしては稚拙ですよ。こういう遊びは、本来、気付いた人だけクスリとできるものでよかったのですがねぇ。

この程度で楽しめるという読者を持つのは羨ましい部分もありますが、裏を返せば、この種の読者は小説に、「作家がなにを描きたいか」などは求めていないということです。彼らにとって、作家なんか「飽きたらポイ」の存在ですよ。
O石E司ほど「戦略が云々」と書いていたら、こんな読者を相手にすることこそ、彼自身の「作家としての戦略=今後、なにを書いていくか」の意味がここで問われると思うのですが。

追伸 せめて「カーク」艦長にするなら、愛称に「ダグ」ぐらい入れて欲しかったものです。なぜって? 「ルー・ゲーリック」の伝記映画の主演が、「カーク・ダグラス」だったのです(出身地がニュー・ヨークなら最高! ゲーリックはヤンキースでしたからね)。
さらに通読はしていませんが、「ルー・ゲーリック」の最後は「コンピューター・ウィルス」による無力化なのでしょうかね。これも史実のゲーリックの死因が、「菌=筋、無力=萎縮症」だったからですけど。
パロディ、パロディとはしゃぎ騒ぐ読者が多いのですが、所詮、彼らが反応できるのは、80年代以降の「サブカル」についてだけでしょう?

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board4 - No.1539

つれづれレス

投稿者:本ページ管理人
2002年02月28日(木) 17時09分

こんにちは。
なかなか書き込めずにいて、すみません。。

>現在よりも、生活が安定していたのは確実。適度の読者も
>ついて、一定の量はこなす中堅作家になっていたでしょう。
>しかぁーし。きっと芳樹ちゃんみたいに、テクだけで引き
>伸ばす作家になる可能性も充分あった、ということですな。
>そして確実なのは、飽きた読者から『○○○○を撃つ!』
>というホームページが出来ていた(超猛爆!)。これは
>冗談ではなく、ここのHPに書かれていることは理解でき
>なかったでしょうね。まず確実に、「芳樹ちゃん擁護」を
>していたと思います。

作品の完成度と売り物としての一般性と言うことを考えれば、速水さんのおっしゃっていることは一つのカタチなんですよね。例えば、ノベルスの作家等は、その延長線上に良心と実力があれば良いんですよ。
問題は、売れているのをいい事に自分の心地よい妄想世界を延々展開しているだけになりがち、ということなんですけれど。


そういえば、ちょっと話は変わるんですが、最近作家がオフィシャルなサイトを持つ例が増えてますね。
BBSなどがあると、作家とファンが直で交流できたりするわけで、昔からすると夢ようなことが現実になっているわけです。…が、どうもそれが良い方向に働いているのを見たことがないですね。折角、生の意見がぶつけられる場なのに、最終的には信仰告白と異端審問の場になってしまうという…
作家と読者の間には厳然な線があって良いように思えます。

#くれぐれもお身体にお気をつけ下さい。
お元気になられたら格闘技の話でもしましょう。

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board4 - No.1540

らいとすたっふ

投稿者:本ページ管理人
2002年02月28日(木) 17時15分

こんにちは。
教えていただいたらいとすたっふのメールアドレスですが、出典等はありますか?
おそらく十中八九間違いはないと思いますが、確実に確認しておきたいものですから。
よろしくおねがいします。


> 管理人さん、はじめまして。
>
> 横レス失礼します。
> 手紙出されたのって三年前の一回だけですよね?
> その後、この掲示板も広く認知されるようになったと思うのですが、一回出したきりにするのではなく、あらためて連絡をとってみてはいかがでしょうか。
> 出版社経由ではなく、田中芳樹先生のマネージメントをしているらいとすたっふ(

)に直接連絡をすれば何かしらのリアクションが期待できると思うのです。
> 御手数だとは思いますが、普段ROMしている者としても、田中芳樹先生サイドがこのサイトにどういう見解を示すかは興味があるところです。この掲示板の議論をより活発にするためにも、一度メールを出してみてはどうでしょう。

board4 - No.1541

教科書

投稿者:ドミニオン
2002年02月28日(木) 17時44分

銀英伝世界ではどんな教科書が出回っているんだろうか?
同盟はきっと民主主義が如何に素晴らしいのかとルドルフへの悪口に終始しているのだろう。帝国は同盟の事など辺境のけしからん反乱軍とでも記述しているのだろうが。
となると、バーラトや新帝国の教科書にはなんと書いてあるのだろう?
ラインハルトは両教科書で何ページも割くような扱いであることは疑いありません。

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board4 - No.1542

Re:似たもの同士、を会わせてみたい

投稿者:新Q太郎
2002年02月28日(木) 19時45分

> > 同じ人間が書いているので同じようなキャラクターが居るのは当然です。
> > そこで田中氏の作品でこの二人(以上)を会わせてみたいて何かありませんか

わたしはかつて、それを可能にするばかりではなく田中氏の続編遅延の解決、メディアミックスによる売り上げ増加をもかねたアイデアを提案したのですが・・・

「提案:中断作品を解決する方法 」
ttp://tanautsu.wnj11.jp/coffee_a.html

なぜかまだ、田中事務所からアイデア料が振り込まれていない。
らいとすたっふの皆様、はやめによろしくお願いします。

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board4 - No.1543

Re:教科書

投稿者:やっち
2002年02月28日(木) 20時31分

> 銀英伝世界ではどんな教科書が出回っているんだろうか?
> 同盟はきっと民主主義が如何に素晴らしいのかとルドルフへの悪口に終始しているのだろう。帝国は同盟の事など辺境のけしからん反乱軍とでも記述しているのだろうが。
> となると、バーラトや新帝国の教科書にはなんと書いてあるのだろう?
> ラインハルトは両教科書で何ページも割くような扱いであることは疑いありません。

逆にヤンは数行で終わるでしょうね。

ちなみにラインハルトの次にページを割かれるのはフロイラインこと「マリーンドルフ皇后」に、一票!

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board4 - No.1544

人間だもの……

投稿者:速水右近
2002年03月01日(金) 02時40分

> こんにちは。
> なかなか書き込めずにいて、すみません。。
>
どーもです。
>
> 作品の完成度と売り物としての一般性と言うことを考えれば、速水さんのおっしゃっていることは一つのカタチなんですよね。例えば、ノベルスの作家等は、その延長線上に良心と実力があれば良いんですよ。
> 問題は、売れているのをいい事に自分の心地よい妄想世界を延々展開しているだけになりがち、ということなんですけれど。

以前ここで見かけたことだと思いますけど、ノベルズ作家の扱いは「イヌ・ネコ級」ですよ。しかし作家と編集者の内面には、ブンガクや(本格派の)ミステリーや歴史(作家であり、担当者になれなかったこと)への劣等感があるようですね。
そんな劣等感を昇華するために、「オレはこれだけ売れた」という商業主義に走ってしまう。さらに売れるから、作家と読者に都合のよい世界の構築が出来ると、みています。

> そういえば、ちょっと話は変わるんですが、最近作家がオフィシャルなサイトを持つ例が増えてますね。
> BBSなどがあると、作家とファンが直で交流できたりするわけで、昔からすると夢ようなことが現実になっているわけです。…が、どうもそれが良い方向に働いているのを見たことがないですね。折角、生の意見がぶつけられる場なのに、最終的には信仰告白と異端審問の場になってしまうという…
> 作家と読者の間には厳然な線があって良いように思えます。

「厳然な線」が崩壊したのは、八〇年代後半からでしょう。
前記した「作家セミナー」(書き手と読み手のボーダーレス化)であり、「読書離れ」、「出版社の乱立」などが理由にあると思います。
そしてバブル崩壊とともに「加速し過ぎた出版ラッシュ」、「郊外書店の閉鎖による書籍の逆流」、そして「さらなる読書離れ」が起こった。
出版界全体を含む問題だと思います(この辺り、もう少し調べられたら、ここに発表させて下さいな)。

「作家のオフィシャルサイト」の原型は、荒巻義雄の「作品読者参加」だと思いますが、それ以前に、アメリカでもあったということです。体のいいことを言いながら、あれは「読者囲い込み」戦略に過ぎないのですがね。
作家も読者も、所詮は人間。都合の悪いことには「目を閉じたい」という心理はわからんでもないのですが。しかし「自分たちの都合」で作品が動けば、それは立派に「作品への冒涜」なのですけど……。
それがわからんほど、いまの作家や読者の質的低下が進んでいるということですか。

> #くれぐれもお身体にお気をつけ下さい。
> お元気になられたら格闘技の話でもしましょう。

ひとこと エンセン、復帰なんかすんな!

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board4 - No.1545

Re:教科書

投稿者:匿名希望
2002年03月01日(金) 03時45分

> > 銀英伝世界ではどんな教科書が出回っているんだろうか?
> > 同盟はきっと民主主義が如何に素晴らしいのかとルドルフへの悪口に終始しているのだろう。帝国は同盟の事など辺境のけしからん反乱軍とでも記述しているのだろうが。
> > となると、バーラトや新帝国の教科書にはなんと書いてあるのだろう?
> > ラインハルトは両教科書で何ページも割くような扱いであることは疑いありません。
>
> 逆にヤンは数行で終わるでしょうね。
>
> ちなみにラインハルトの次にページを割かれるのはフロイラインこと「マリーンドルフ皇后」に、一票!

なら、トリュメニヒトやオーベルシュタインはどうなるんだろう?
実務者レベルでは、かなり重要な立場の人たちですから

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board4 - No.1546

Re:教科書

投稿者:ドミニオン
2002年03月01日(金) 12時06分

> > > 銀英伝世界ではどんな教科書が出回っているんだろうか?
> > > 同盟はきっと民主主義が如何に素晴らしいのかとルドルフへの悪口に終始しているのだろう。帝国は同盟の事など辺境のけしからん反乱軍とでも記述しているのだろうが。
> > > となると、バーラトや新帝国の教科書にはなんと書いてあるのだろう?
> > > ラインハルトは両教科書で何ページも割くような扱いであることは疑いありません。
> >
> > 逆にヤンは数行で終わるでしょうね。
> >
> > ちなみにラインハルトの次にページを割かれるのはフロイラインこと「マリーンドルフ皇后」に、一票!
>
> なら、トリュメニヒトやオーベルシュタインはどうなるんだろう?
> 実務者レベルでは、かなり重要な立場の人たちですから

オーベルシュタインはともかく、トリューニヒトは悪意に溢れた記述が書かれまくるでしょうね。現にトリューニヒトを高く評価したキャラは一人としていませんし。

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board4 - No.1547

Re:らいとすたっふ

投稿者:ROM
2002年03月02日(土) 00時03分

らいとすたっふの公式サイトに載っています。
ttp://www.wrightstaff.co.jp/

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board4 - No.1548

Re:教科書

投稿者:匿名希望
2002年03月02日(土) 02時50分

> > > > 銀英伝世界ではどんな教科書が出回っているんだろうか?
> > > > 同盟はきっと民主主義が如何に素晴らしいのかとルドルフへの悪口に終始しているのだろう。帝国は同盟の事など辺境のけしからん反乱軍とでも記述しているのだろうが。
> > > > となると、バーラトや新帝国の教科書にはなんと書いてあるのだろう?
> > > > ラインハルトは両教科書で何ページも割くような扱いであることは疑いありません。
> > >
> > > 逆にヤンは数行で終わるでしょうね。
> > >
> > > ちなみにラインハルトの次にページを割かれるのはフロイラインこと「マリーンドルフ皇后」に、一票!
> >
> > なら、トリュメニヒトやオーベルシュタインはどうなるんだろう?
> > 実務者レベルでは、かなり重要な立場の人たちですから
>
> オーベルシュタインはともかく、トリューニヒトは悪意に溢れた記述が書かれまくるでしょうね。現にトリューニヒトを高く評価したキャラは一人としていませんし。
でも、トリュメニヒトって、ある意味憧れるキャラですよ

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board4 - No.1549

Re:教科書

投稿者:ドミニオン
2002年03月02日(土) 05時22分

> > > > > 銀英伝世界ではどんな教科書が出回っているんだろうか?
> > > > > 同盟はきっと民主主義が如何に素晴らしいのかとルドルフへの悪口に終始しているのだろう。帝国は同盟の事など辺境のけしからん反乱軍とでも記述しているのだろうが。
> > > > > となると、バーラトや新帝国の教科書にはなんと書いてあるのだろう?
> > > > > ラインハルトは両教科書で何ページも割くような扱いであることは疑いありません。
> > > >
> > > > 逆にヤンは数行で終わるでしょうね。
> > > >
> > > > ちなみにラインハルトの次にページを割かれるのはフロイラインこと「マリーンドルフ皇后」に、一票!
> > >
> > > なら、トリュメニヒトやオーベルシュタインはどうなるんだろう?
> > > 実務者レベルでは、かなり重要な立場の人たちですから
> >
> > オーベルシュタインはともかく、トリューニヒトは悪意に溢れた記述が書かれまくるでしょうね。現にトリューニヒトを高く評価したキャラは一人としていませんし。
> でも、トリュメニヒトって、ある意味憧れるキャラですよ

あと、ローエングラム朝発足時の各尚書も表か何かで名前が出ているでしょうね。
そうそう、誰か銀英伝の歴史教科書のまがいものでも書く気ありませんか?

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board4 - No.1550

Re:似たもの同士、を会わせてみたい

投稿者:佐々木公彦
2002年03月03日(日) 16時53分

> 僕はドラゴシュが、全編、暴れ回る作品が読みたいです(1巻だけなんてもったいないよ、このキャラ)。
>
> あ、主旨が違った。
> なんか中国ものの短編集に「虚無的じゃないロイエンタール」で揚素がかっこよく書かれていました(一応、ロイエンタールとヴァンツェルといって良いかな)。
> こういう梟雄的なキャラクターを万人に受け入れられる形で書くことに関して言えば、田中芳樹は相変わらずうまいです。

ドラゴシュが暴れまくる話はちょっと読みたくないような。
でも読んでみたいような、どうせならドラゴシュ大帝の話とか(笑)

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board4 - No.1551

Re:同盟の女の扱いはひどい

投稿者:かあか
2002年03月04日(月) 02時23分

はじめまして、かあかと申します。
横レス失礼いたします。

> 帝国の、女帝がなかなか認められず、高官に女性がいないという状況は
> 帝国を古い体質の象徴として表現されていることから理解できますが、それに対抗して生まれたアメリカ的な「新しい国家」としての同盟の女性の扱いには「こりゃどうだろう」と思わざるをえません。特に以下の点にひっかかりました。
>
> ・軍の高官に女性がいない。
> ・あっさり結婚退職したジェシカ・エドワーズ(出産退職ですらない。結婚でやめるつもりなら教師なんて職業えらぶな)
> ・ヤンも同じ年金生活者なのにフレデリカにだけ家事をさせてる。

私は、同盟という国は、理想的な国家として書かれているのではなく、
帝国同様に問題の多い国として書かれている、と思うので、
女性の扱いが酷いことに、違和感は覚えないのですが、
むしろ「後世の歴史家」の視点か何かで、当時同盟が抱えていた
問題点の一つとして指摘されていないことが、問題なのでは。

あと、ヤン夫妻に関しては、フレデリカは「ヤンのために家事を
してあげたい」と思っていたと思うのですけど。
それに、ヤンとフレデリカが並んでキッチンに立ったところで、
効率は上がるどころか、下がる一方だと。
なので、あれで良いのではないでしょうか?

以上、私の意見です。おかしかったら、つっこんでください。

board4 - No.1552

基本的なことですが

投稿者:速水右近
2002年03月05日(火) 05時29分

芳樹ちゃんって、大学出て、すぐ作家になったのでしたっけ?
ちょっと気になったので、質問します。

ところでこのHPの冒頭に「田中芳樹の基礎知識」みたいなことを入れておいてくれると、色々な意味で助かりますな。
何年生まれで御尊父の職業から家族構成。学歴、職歴、そして現在の家族に至るまで……。プライバシー侵害にならない程度=本人が明らかにしていることを限度に、まとめられないものでしょうかね。

親記事No.1512スレッドの返信投稿
board4 - No.1553

Re:同盟の女の扱いはひどい

投稿者:五条
2002年03月06日(水) 00時45分

> はじめまして、かあかと申します。

はじめまして。

> 私は、同盟という国は、理想的な国家として書かれているのではなく、
> 帝国同様に問題の多い国として書かれている、と思うので、
> 女性の扱いが酷いことに、違和感は覚えないのですが、
> むしろ「後世の歴史家」の視点か何かで、当時同盟が抱えていた
> 問題点の一つとして指摘されていないことが、問題なのでは。

たしかに帝国と同様に、同盟は問題の多い国です。
しかし、封建国家としての問題を抱える帝国と、腐敗した民主国家としての問題を抱える同盟とは、問題の質が違ってくるのでは?
また、同盟は長引く戦争による人的資源の枯渇が深刻な社会問題になっています。
ここ数十年の家電の進歩は、家事にかかる苦労を大幅に軽減させました。千年以上未来の世界なのだから、家事にかかる苦労は相当減っているはず。
それなのに、人口の半分を占める貴重な人材である女性を家事に専念させる意味はあるんでしょうか?
そこのところの設定の詰めが甘いような。

> あと、ヤン夫妻に関しては、フレデリカは「ヤンのために家事を
> してあげたい」と思っていたと思うのですけど。
> それに、ヤンとフレデリカが並んでキッチンに立ったところで、
> 効率は上がるどころか、下がる一方だと。
> なので、あれで良いのではないでしょうか?

効率は下がりますよね、間違いなく(^^;
ただ、あれだけ苦労してる奥さん見てるんだから、手伝おうというそぶりくらいは見せてもいいじゃん!とは思いますね。
結局わたしはそんな夫婦しか書けない田中芳樹を問題にしてるわけで。
彼が好きなのは、家事に堪能な女性で、そうでない女性は必死に家事を頑張ろうといういじらしさを見せてほしい!!といいう思いが、作品からひしひしと伝わってくるんですよ。

親記事No.1552スレッドの返信投稿
board4 - No.1554

Re:基本的なことですが

投稿者:やっち
2002年03月07日(木) 01時17分

> 芳樹ちゃんって、大学出て、すぐ作家になったのでしたっけ?
> ちょっと気になったので、質問します。
>
> ところでこのHPの冒頭に「田中芳樹の基礎知識」みたいなことを入れておいてくれると、色々な意味で助かりますな。
> 何年生まれで御尊父の職業から家族構成。学歴、職歴、そして現在の家族に至るまで……。プライバシー侵害にならない程度=本人が明らかにしていることを限度に、まとめられないものでしょうかね。

僕も細かいことは知らないのですが、確かデビューして10年(?)くらい不遇の時代があったと思います(違っていたら誰か訂正して!)。
計算すると20代でデビュー、30代で銀英伝発表だったと思います。

職歴はないはずです。
幸田露伴を研究していた「学者さんの卵」だったと思います。
大学で研究しながら今はなき「幻影城」でSF小説を発表していて、本人曰く「修行所みたいなことろだった」とのこと(原稿料でなかったらしい)。
いわゆる「李家豊」時代です。
その後、徳間に移籍(っていうか、幻影城が潰れたらしい)、やはり李家豊で発表し「やっと作家になったと思った」と言うことです(原稿料でたらしい)。
冒険小説に興味があったのか、「白夜の弔鐘」を発表したのもこのころだったかな?
「あの」北上次郎氏がこの作品を評論したことがあり「作品的には評価は低いが一気に読ませる筆力は見事。得意な素材を得たら、大化けする可能性がある」と書いてあるのを見て仰天したことがあります。
その後、筆名を「田中芳樹」に変え、銀英伝を書き始めます。
変えた理由は「中国人に間違われる(笑)からとか」
この頃から「中国好き」だったのね。

中国文学の翻訳に異常な情熱を燃やすのは「学者さん」だった頃の名残かもしれませんね。
まぁ、少しずれた事、書いてしまいましたが、これをたたき台にもっと詳しい方に田中芳樹プロフィールを作ってもらいましょ!
GO! GO!

board4 - No.1555

ラングの人格って

投稿者:Hana
2002年03月07日(木) 03時53分

初めて書き込みさせていただきます。
CATVでアニメ版がやってるのを見てサーチしてたどり着いたんですが、一日で読みきれない(やめられない)、内容の濃いサイトだと思います。
アニメ版しか知らないのでこのサイトの常連の方々から見たら問題外の質問かもしれませんが、どなたも書き込まれていない、かつどうしても気になることなのです。
ラングなるひどく下卑た性格の人物がでてきますが、この人の処刑後のハナシにあった慈善団体に寄付うんぬんっていうのがどうしても「ゲシュタポの隊員が家庭ではよき隣人、夫、父であった」ていう「ナチの下っ端観」のパクリのように思えて仕方ないんですが。どうしても「いかにも」とってつけた設定にしか見えないんですが原作ではどうなっているんでしょうか。

board4 - No.1556

創竜伝が発禁になるかも...?

投稿者:Mills
2002年03月07日(木) 08時58分

今あちこちのサイトで話題に上っている「青少年有害社会環境対策基本法」の法案なのですが(URL参照)、これ、簡単に言えば「青少年にとって有害と思われるモノ(漫画、小説、インターネット等、対象はなんでもアリのようです)を地方自治体レベルで規制していこう」という、児童ポルノ法が更にパワーアップしたような法案です。
しかも規制団体は「市民の通報」により動くとのことで、日本は密告王国になってしまうのですね。もし可決したら。

で、コレが可決されたら、田中芳樹氏の作品も規制対象となりかねません。創竜伝あたりが特にマズイでしょう。
「なんだ、日本の政治をこのようにコケにしおって! こんなものを青少年が読むのは不健全だ!(ってあんまり筋は通ってないですが)」
とか言い出しそうな人は、政治家やその後援会あたりに沢山いそうです。「市民の通報」が殺到するかも。

田中氏ご自身も嬉しそうに「発禁になったりして?」とか言っていたことが、いよいよ現実になるかもしれないわけです。

私はこの法案に大反対ですので、是が非でも否決されることを願っておりますけどね。別に田中氏のためではなく。

親記事No.1552スレッドの返信投稿
board4 - No.1557

田中芳樹情報

投稿者:本ページ管理人
2002年03月07日(木) 09時32分

おおむねはやっちさんが書かれているとおりですね。
ただ、地方紙や雑誌などのインタビューというのが結構多く、それらを集めるのは個人レベルでは相当むずかしいと思われます。
というわけで、このスレッドに情報を持ち寄るのはどうでしょうか?

#もちろん、「プライバシー侵害にならない程度」というのは最優先事項と言うことにします。

親記事No.1556スレッドの返信投稿
board4 - No.1558

どうですかね?

投稿者:本ページ管理人
2002年03月07日(木) 09時53分

> で、コレが可決されたら、田中芳樹氏の作品も規制対象となりかねません。創竜伝あたりが特にマズイでしょう。
> 「なんだ、日本の政治をこのようにコケにしおって! こんなものを青少年が読むのは不健全だ!(ってあんまり筋は通ってないですが)」
> とか言い出しそうな人は、政治家やその後援会あたりに沢山いそうです。「市民の通報」が殺到するかも。

こういうたわけた事を言うバカ右翼がいるというのは確かですが、その絶対数は少数でしょう。
ことに、日本の政治家がこういう事を言うことは、現状では政治生命をかける事になるのではないかと思います。

むしろ現状では、やたら露出したがる「市民」とやらの属性は左巻きなのが事実でしょう。
ことあるごとに比較対象にするのもどうかとは思うのですが、小林よしのりの戦争論の方がよっぽど発禁になる率は高いはずです(台湾論は台湾でですが一時発禁・焚書になりましたし)

まぁ、仮に右巻きの「市民」が多数いて、その抗議が殺到したとします。それでも、創竜伝ごときが「青少年が読むのは不健全」なら、朝日新聞も赤旗もとっくに発禁になるはずなんで、こと田中作品に関してはあんまり気にしなくて良いでしょう。

> 私はこの法案に大反対ですので、是が非でも否決されることを願っておりますけどね。別に田中氏のためではなく。

私も、(田中作品が発禁になるとは微塵にも思いませんが)こんなバカげた法律は否決されるべきだと思います。

親記事No.1556スレッドの返信投稿
board4 - No.1559

Re:創竜伝が発禁になるかも...?

投稿者:TotalMoled
2002年03月07日(木) 13時16分

その種の規制を牛耳るのは大体田中氏の著書みたいなのを絶賛する性質なのでおそらく規制はされないでしょう。むしろこういうのに抵抗する連中が田中氏の新作で批判されるでしょう。

board4 - No.1560

怖い想像

投稿者:
2002年03月07日(木) 17時33分

どうも、私の事を皆さんお忘れでしょうが、久しぶりに書きます。
槍です。

最近ちょっと怖い想像をしてしまいました。
私が待っている田中作品は『タイタニア』、『七都市物語』、『竜騎兵』などですが、それらがでたとしてそれがもし『クラン』(こういう題名だったよな)のように原案という形になってしまったら・・・・・・。

多分ないと思いますが、ちょっと心配になってしまいました。
本当に杞憂であってほしいです。

親記事No.1555スレッドの返信投稿
board4 - No.1561

Re:ラングの人格って

投稿者:やっち
2002年03月07日(木) 19時19分

> 初めて書き込みさせていただきます。
> CATVでアニメ版がやってるのを見てサーチしてたどり着いたんですが、一日で読みきれない(やめられない)、内容の濃いサイトだと思います。
> アニメ版しか知らないのでこのサイトの常連の方々から見たら問題外の質問かもしれませんが、どなたも書き込まれていない、かつどうしても気になることなのです。
> ラングなるひどく下卑た性格の人物がでてきますが、この人の処刑後のハナシにあった慈善団体に寄付うんぬんっていうのがどうしても「ゲシュタポの隊員が家庭ではよき隣人、夫、父であった」ていう「ナチの下っ端観」のパクリのように思えて仕方ないんですが。どうしても「いかにも」とってつけた設定にしか見えないんですが原作ではどうなっているんでしょうか。

そう言う風な作品です。
銀英伝でその手の話をし始めたらきりがありません。
銀英伝とは「そういう」お話なのです。
主人公のラインハルトもヤンも、過去の名将や名君の逸話を無数に使われています(もし銀英伝をお読みになるなら、その前に吉川英治氏の「三国志」を読むことをお薦めします。ここからの故事も無数に使われています)。
この作品は基本的に
「何だよ! 過去の話を使ってるだけでオリジナリティなんてないじゃないか!」
と読まず、
「お! この故事、こんな風に使ってきたか!」
と読むのが歴史好きの正しい読み方でしょう。

ちなみに作者曰く「ラングとトリューニヒトは同レベルの悪党」だそうです。

え?

親記事No.1555スレッドの返信投稿
board4 - No.1562

Re:ラングの人格って

投稿者:Hana
2002年03月07日(木) 20時30分

Hanaです。

> そう言う風な作品です。
> 銀英伝でその手の話をし始めたらきりがありません。
> 銀英伝とは「そういう」お話なのです。
はい。そういう話だと思います。

> 主人公のラインハルトもヤンも、過去の名将や名君の逸話を無数に使われています(もし銀英伝をお読みになるなら、その前に吉川英治氏の「三国志」を読むことをお薦めします。ここからの故事も無数に使われています)。
そうか!どこかでみたなと思ってた光景は吉川三国志だったか。ありがとうございます。

> この作品は基本的に
> 「何だよ! 過去の話を使ってるだけでオリジナリティなんてないじゃないか!」
> と読まず、
> 「お! この故事、こんな風に使ってきたか!」
> と読むのが歴史好きの正しい読み方でしょう。
たしかに(笑)
いや、人名から戦闘から、格言まで楽しく読ませていただきました。←2巻途中まで読んじゃいました。3巻売ってなかったぁ
ちなみに中学時代に初めて読んだ田中本のアルスラーンで三顧の礼で軍師を迎えるっての読んでパクリじゃーと怒り、それ以来田中本は避けてたんですが、いま銀英伝読んでも楽しめるし成長して心に余裕ができたんだろうか。
そういえば帝都建設総監(だっけ)て、やっぱりシュペーアですよね。もし生きてたら、いやぜひ生きて皇母や老ミっちゃんとやりあってほしいものです。このままいくと新帝国って間違いなく3、40年後には軍縮に抵抗する武官と文官とのあらそいになりそうで。理解ある建国の忠臣たちが死んだあとではこの争いって収拾つかなさそう。

> ちなみに作者曰く「ラングとトリューニヒトは同レベルの悪党」だそうです。
>
> え?
えぇーー
トリ助って「善」だと思ってた。よりによってラングと同レベル・・・

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board4 - No.1563

やっち殿、管理人殿

投稿者:速水右近
2002年03月07日(木) 21時36分

御丁寧な返信、有り難うございます。
いや、少しだけ時間ができて、久しぶりに自作に取りかかったところ、ふと、この疑問が頭をよぎったのです。

同じ小説を書く者として、彼の作品(というか、最近の小説全般)に出てくる人間関係(の描写)って、どこかわざとらしいというか、リアリティがないように感じられたのですよ。作家自身が体験していない、「ヴァーチャルな人付き合い」を描いたとでもいうのでしょうかね。
ですから彼の作品に驚喜できる読者は、自分でそれほど人生経験をしていないモラトリアム世代か、あるいは現実の人付き合いからの逃避行動として読んでいるのではないか、と思いまして。
彼らからは「面白ければ、なんでもいいじゃないか」と言い返されそうですし、それもまた一つの正論なのですが、あの程度の作品で楽しめるというのは、それだけ読者の人生が「つまらない」ことでもあるんですが…ね。

しかし、芳樹ちゃん的なもののほうが売れるのは間違いないのですが、
ワタクシとしては、「面白い人生」を送ってきた人に「面白い」と評価されるような作品を書きたいものですよ、やっぱり。

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board4 - No.1564

Re:やっち殿、管理人殿

投稿者:匿名希望
2002年03月07日(木) 22時01分

> 御丁寧な返信、有り難うございます。
> いや、少しだけ時間ができて、久しぶりに自作に取りかかったところ、ふと、この疑問が頭をよぎったのです。
>
> 同じ小説を書く者として、彼の作品(というか、最近の小説全般)に出てくる人間関係(の描写)って、どこかわざとらしいというか、リアリティがないように感じられたのですよ。作家自身が体験していない、「ヴァーチャルな人付き合い」を描いたとでもいうのでしょうかね。
> ですから彼の作品に驚喜できる読者は、自分でそれほど人生経験をしていないモラトリアム世代か、あるいは現実の人付き合いからの逃避行動として読んでいるのではないか、と思いまして。
> 彼らからは「面白ければ、なんでもいいじゃないか」と言い返されそうですし、それもまた一つの正論なのですが、あの程度の作品で楽しめるというのは、それだけ読者の人生が「つまらない」ことでもあるんですが…ね。
>
> しかし、芳樹ちゃん的なもののほうが売れるのは間違いないのですが、
> ワタクシとしては、「面白い人生」を送ってきた人に「面白い」と評価されるような作品を書きたいものですよ、やっぱり。

田中氏の作品に出てくる人物は、どことなく芝居かかった感じの台詞回しだと思うのは自分だけでしょうか?
逆に、それが作品の味になるのかな、なんて思ったりもしたりするし・・・

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