- 親記事No.2080スレッドの返信投稿
- board4 - No.2129
Re:田中芳樹と松岡圭祐の類似性 その2
- 投稿者:朝日新聞キラー
- 2002年06月21日(金) 01時54分
田中芳樹のファンの人に話を聞くと「銀英伝」を書いていたころの田中芳樹は好きだけど、「創竜伝」を書いている田中芳樹は好きじゃないという台詞をよく聞きます。松岡圭祐と比べてみれば「催眠」を書いていたころの松岡圭祐は好きだけども「千里眼シリーズ」を書いている松岡圭祐は好きじゃない。というふうになりますね。
愛国主義者の俺は愛国心の欠如した「銀英伝」も「創竜伝」と同様に嫌いですが、それでも「創竜伝」の、あのデタラメな社会評論が無いだけ「銀英伝」の方が数倍まともな小説だと評価しています。松岡圭祐の「催眠」も「千里眼シリーズ」の、あのデタラメな社会評論が無いだけ数倍まともな小説です。田中芳樹と松岡圭祐の作品は、やっぱり似てますね。
田中芳樹のファンの人が「銀英伝」という傑作SF小説を書いた田中芳樹と「創竜伝」という、反日小説を書いた田中芳樹は俺の心の中では別人という名言を言ったことを聞いたことがあります。この名言に松岡圭祐をならっていえば「催眠」という傑作ミステリーを書いた松岡圭祐と「千里眼シリーズ」という、反日小説を書いた松岡圭祐は俺の心の中では別人です。
- 親記事No.2047スレッドの返信投稿
- board4 - No.2130
Re:幻のバーラト星系動乱
- 投稿者:イッチー
- 2002年06月21日(金) 04時34分
むつのかみさま
> とりあえず気になった所が一点あります。
> グリルパルツァーをロイの監視に使うとのことですが、
> 彼はロイの部下に居ないと思います。
> ロイが弁務官になった場合、レンネンカンプは艦隊司令官のままです、
> となると、グリルパルツァーはレンネンカンプ艦隊勤務のままです。
> 原作の記述を見ても弁務官の軍人の部下はせいぜい佐官ですので、
> 文官である弁務官に大将クラスの部下はつかないと思います。
>
> 仮にガンダルヴァで混乱が起こった場合、調査は帝国本土から派遣されるか、
> 同盟が存続しているので、面子を立てて同盟との合同調査になるのではないでしょうか。
>
>
グリルパルツァーに関しては、ご指摘の件、自覚しております。少し、強引過ぎました。(苦笑)
調査に関しては、言われてみたら、確かにそうです。ガンダルヴァ星系は帝国領に編入されているし、そのうえフェザーンに近いため、何か事件が起これば、フェザーン駐在の将官クラスの軍人を調査にあたらせるでしょうね。ということは、やはり、反乱も何も起きないまま、まったりと帝国・同盟は平和共存の道を歩むという結果になりそうですね。(私はこういう結果は結構好き)
- 親記事No.2047スレッドの返信投稿
- board4 - No.2131
Re:幻のバーラト星系動乱
- 投稿者:イッチー
- 2002年06月21日(金) 05時06分
> 「バーラトの和約」ですが本当にそれほどきつかったのでしょうか。
> 仮にそれほど厳しくなかったとしたら、同盟がロイに荷担する必然性が無くなり、
> 勝機の激減したロイが反乱に踏み切る理由が無くなります。
> そこで、同盟にとって最大の重荷であろう安全保障税について考えます。
> これさえ重荷でないのなら和約を維持し続け、国内の立て直しを計り第二のフェザーンを目指したほうが有利でしょう。
> 安全保障税は1兆5千億マルクです。
> この1帝国マルクですが、軍曹の1ヶ月の給料が2840マルクと言う記述があります。
> 大雑把ですが現在日本の曹クラスの給料は18万円前後でした。
> 物価差は良く分かりませんが、これを当てはめると1帝国マルクは63円前後と仮定できます。
> 1帝国マルクは63円と仮定すると安全保障税は日本円で94.5兆円になります。
> 同盟の人口は120億人、大体日本の100倍です。
> 日本の国家予算を100倍すると8500兆円、歳入だけにしても5000兆円です。
> これでいくと、安全保証税は国家予算の2%前後になります。
> これなら黙って払ったほうが絶対に得だと思います。
>
> 正直これは強引な仮設とは思いますが、
> 同盟がロイエンタールの反乱に乗らない以上、優秀な軍人であるロイは反乱は起こさないと思います。
まさに同盟を第二のフェザーンにしないために導入されたのが、安全保障税だったのですが、それほど負担ではなかったとは・・・。案外、弁務官事務所の経費を肩代わりさせようということだったのかもしれません。
ところで、安全保障税にかかわらず、同盟経済の再建は相当大変です。1つは、旧フェザーン政府がダミー会社を通じて、同盟の利権を買い占めていること。もうひとつは、同盟政府の国債を旧フェザーン政府が大量に買い込んでいることです。フェザーンが帝国に占領されたあと、これらは帝国政府に引き継がれるでしょうから、同盟経済は帝国政府に牛耳られたままでしょう。同盟が債務棒引きと旧フェザーン資本の国有化を実現しない限り、同盟の再建はあり得ません。このことに誰も触れない、同盟の政治家って・・・。
- 親記事No.2047スレッドの返信投稿
- board4 - No.2132
Re:パエッタ像
- 投稿者:倉本
- 2002年06月21日(金) 06時12分
> これなんですけど、私には本編のパエッタと外伝のパエッタがまったく一致しないんです。外伝のOVAのパエッタ像は結構ひどいものだなと思います。「我が征くは星々の大海」を見るまでに抱いていたパエッタ像は「頭がちがちの頑固親父だけど、ある程度の良識を持ち合わせた軍人」でしたが、「我が征くは星々の大海」のパエッタは「権力欲に取り付かれた化物」としか感じませんでした。ある意味、粉々に打ち砕いてくれたOVAでした。あと、パエッタに限らずホーランド提督はひどすぎます・・・いくらなんでも。
私の地域の地方ローカルのTVK(神奈川テレビ)の深夜で銀英伝のアニメを放送しているので見ているんですけど。
キャラのイメージが思っていたのとは違いまくって困りました。
誰が誰だか解からないんですよ。
特に酷かったのはフレデリカさんですね。
私のイメージだと大人の女性だと思っていたんですけど。
中高生くらいにしか見えない。
三十にもなるのにそんな子どもに手を出したのかヤン。
おいおい犯罪だぞっていう感じでした。
- 親記事No.2047スレッドの返信投稿
- board4 - No.2133
Re:残念です(マルチレス)
- 投稿者:Merkatz
- 2002年06月21日(金) 06時19分
はあ、宅間守と私が同列に見えるとは、管理人さんの目も随分曇られたものだと思います。
キチガイを装って免責されようとした人間と、
自分の罪が分かっているからキチガイ扱いという論者としては致命的な評価も甘んじて受けますといっている自分と、
どこが同じなんですかね?
さらにいえば無差別ですらないんですが。
>自分がキチガイだと自認する方はこの掲示板に来ないでください。
まあ当然でしょうな。
最悪こういう結論は出るだろうと予期していましたから、
別に非難も驚きもしません。
>最後にお一つ。mnkさんの丁寧な議論の進められ方は、あのように一方的なあらぬ嫌疑をかけられる対象になりうるものとは、
>とても思えませんでした。
>もう少し早く介入できればよかった…、と今では少し後悔もしています。
いえ、無駄ですよ。
丁寧か丁寧でないかが問題ではなく、いや、まさにその点も疑念の一つだったのですから。
もう去るからすべて公表しますが、私が言う某人とはS.Kです。
奴はかつて宿茶の毒掲示板というところで、私に絡んできたのです。
あの文体の人だからさぞや常識をわきまえた人間かと思いきや、
本質は下衆以外の何者でもない。
>それが出来る様になるまでは鉄格子付きの病室で拘束衣着て転がっていなさいな、
>その方が世の為人の為ですから。
とか、
>おまけで残りカスの善意の「お勧め」。
>『ドグマチール』処方する所からは転院した方がいいですよ。
> 面白いんで検索してみたらあの薬は副腎だったかどこかに副作用で障害が起きる可能性があるそうですから。
> では、今回の投稿ではどうか食事は噴き出さずに喉に詰めてしまって下さい。
とかいう物言いが平然と出来るお人ですからな。
で、論破された悔しさか、こちらに現れては当て付けのような投稿を繰り返す。
今回で言えばさもROMを装って、論敵の冒険風ライダー氏を持ち上げるとかね。
で、似たようなコンセプトでmnkさんが私に反論してきた。
丁寧な語りのくせに読解力が無いところなんかS.Kそっくりだと。
S.Kめ、遠くから爆弾投げるだけでは飽き足らず、
騙りもやりだしたのかと。
もちろん、IPも違うしただの偶然の可能性も高い。
ただ、別場所でIPによる特定が不可能の騙りが、すさまじい荒らしをしていた。
その別場所というのはS.KのROM範囲で、ひょっとしたらこの騒動を参考にしているんじゃないか。
そういう疑念を持つと何もかも怪しく思えてしまう。
なぜS.Kが投稿している間はmnkさんは沈黙し、
mnkさんが投稿始めるとS.Kが沈黙するのか。
S.K本人が騙らなくても、仲間に代理投稿させているかもしれない。
まあそうやっていくらでも怪しく思えてしまう。
だから一度S.Kは牽制しておく必要があると思ったわけです。
ああ、別にこれは「だから自分は免責される」と言っているんではないですよ。
最後だから、裏事情を説明しているだけです。
自分自身でも、S.Kを意識しすぎる余り、mnkさんが完全に無実だった場合、
どう収めるかを熟慮せずやったことは拙かったと思っています。
最後にmnkさんへ。
無実だった場合は済まないなと思っていますよ。
でも謝ったくらいでOKなくらい軽い事なんですか?
「俺は今からお前を殴るぜ」と宣言されて殴られてから、
「殴ってゴメンナサイ」と謝られたら、
あなたこの人間を誠意があると思いますか?
私ならこう思いますね。
悪いと思っているのなら最初から殴るなと。
私は宣言してからあなたを殴りつけたわけですから、
今更謝ったところでどうなります?
そんな謝罪はmnkさんを馬鹿にしているだけだと私は思いますね。
だから私はそんな謝罪はしたくないんですよ。
あなたと私と双方の尊厳を傷つけ、うわべを偽る事にしかならないんですから。
だから私はキチガイ扱いで無視してくださって結構と言ったんです。
そうすれば私が一方的に傷付くだけで、あなたは狂犬に噛まれて不運だったねと同情を買う。
そう考えたんですが、あなたがあくまで安っぽい偽善を求めつづけたのは残念でした。
・おまけ
S.Kよ、文句があるなら私の掲示板へどうぞ。
宿茶は残念ながらサービス停止中なのでね。
- 親記事No.1726スレッドの返信投稿
- board4 - No.2134
言いっぱなしになるのは心苦しいが
- 投稿者:Merkatz
- 2002年06月21日(金) 07時04分
最後にこれだけは反論しておきます。
>私は、ルールの信憑性は? と訊ねたのは、きちんとした議論の方法としてああいうやり方は、フェアなやり口じゃなかったからです。
>その内容がどうこう言うのとは、また別の問題でして。
それを言うなら冒険風ライダー氏こそ当てはまるでしょう。
相手を一方的にでっち上げ呼ばわりして、
きちんとした議論の方法を取ってなかったではないですか。
だからこそ、私はでっち上げ呼ばわりの部分を打ち消す事のみに専念し、
議論そのものに影響を与える事はしなかったのです。
もしあそこで私が確実な証拠として出していれば、
それはでっち上げ発言の打消しを超えて、
冒険風ライダー氏の説の論破にまでなってしまうでしょう。
>私は十分な根拠があって、相手の説をでっち上げと結論づけるのは別に構わないと思います。
で、何度も繰り返しますが、私はでっち上げという発言そのものを決め付け(でっち上げ)だと言っているのであって、
相手の説をでっち上げと結論しているのではありません。
その違いが分かりませんか?
>某大家とか、ルールとか言うのは、言わば権威付けです。権威と言うのは、強力なものです。
だからそれは冒険風ライダー氏の説の論破を目論んだ場合の話であって、
私の意図はそこにはなく、でっち上げ発言が決め付け(でっち上げ)だと言っている事がなぜ理解できないのですか?
あなたがご自身の認識のずれを理解できない限り、永久にこの議論は終わりませんよ。
ところでダブスタだという批判は認めるのですか?
これだけでっち上げはけしからんと言いながら、
冒険風ライダー氏のでっち上げ発言は一切シカトを決め込むのですから、
あなたが冒険風ライダー氏の説を支持したいがために、
捻じ曲げた議論をしていると見られてもよろしいのですか?
>私の本旨(普遍的常識と変わりうる常識は別)自体は、別にあの議論の流れに反するものではありません。
いえ、結局のところあなたが議論の流れや論点を全く理解しておらず、
自己解釈を正しいと振りかざしている事に変わりはありません。
信じられない事に恵さんまで勘違いなさっている。
あそこではねだみずきさんと冒険風ライダー氏が争点としていたのは、
SF小説での解釈に本文以外のものを持ち込むのは妥当か否かということですよ。
つまり、本文記述以外の一切を認めない、すべて本文記述で解釈できるとするのが冒険風ライダー氏。
小説には全ての設定が書かれている訳ではないから、本文記述から推測できない事も生じる。その場合は作者と読者の間で共有されうる常識から読み取っても差し支えないとするのがはねだみずきさん。
はねだみずきさんは本文から解釈するな、常識で全て解釈しろなんてことは一言も言っていません。
それをきっちり理解できている人なら、
>そういうわけで、変わってしまう常識をもとに話を進めるのは問題かと。
という発言は絶対にでてくるはずがないのです。
もう一度、議論を初めから読み直してください。
(あとはZeroさんが私の言い足りなかった部分をうまく補ってくれています)
どうもmnkさんは他者の論旨を都合の良いように解釈して、
自分の考えと同じだと錯覚しているように思えます。
重ねて言いますが、もう一度熟読玩味なさるべきです。
>それでもそういう風に考えた張本人が、「人間の目は二つで口が一つで・・・」なんて、
>どの角度から見てもSF風未来技術関連とは思えない例を使っているのは、変な話です。
ついでに言っておきますが、
生物学という科学常識を取り上げたのですから、
私はいささかも自分の論旨から外れてはいません。
また科学技術を「SF風未来技術関連」と限定した覚えもありません。
こういうところが「他者の論旨を都合の良いように解釈」していると指摘する所以です。
- 親記事No.2008スレッドの返信投稿
- board4 - No.2135
Re:捕捉 SFにおける「ボーダー・ライン」について
- 投稿者:Merkatz
- 2002年06月21日(金) 07時20分
結構重大なテーマだと思ったのに、反応してくれたのが速水さんだけとは。
速水さんのおっしゃることは非常に理解できます。
SFに限らず、創作と向き合う場合、
速水さんの言う「ボーダー・ライン」を意識して楽しむ方がずっと良いと思うんです。
例えばシャーロッキアン絡みで言えば、ホームズに「まだらの紐」という作品があるのですが、
これが有名な設定破綻の話でして、
毒蛇をミルクと笛で調教して密室殺人を行うというストーリーなんですね。
ところが蛇は耳が音が聞こえない。
作者のコナン・ドイルはインドで蛇使いが笛で操るのを見て、
そのように書いたのでしょうが、
あれは実は足で地面を叩いたりテーブルを揺らしたりして操っており、
笛は小道具なのです。
したがって「まだらの紐」は完全に設定が破綻しているストーリーなのです。
じゃあファンはどのように向き合っているか。
矛盾を矛盾と認めた上で、やっぱり作品そのものの面白さを楽しんでいるんです。
そういうことを考えたとき、設定矛盾をとことんまで突き詰めて作品を崩壊させる事が、
果たして良い態度なのか。
ましてやそれをもってキャラクターが馬鹿だの何だの言い立てるのは、
私は非常に違和感を感じる。
いや、はっきり言って作品尊重どころか侮辱にしか見えないんですね。
まあ色々考えさせられる問題だと思います。
-
- board4 - No.2136
さようなら
- 投稿者:Merkatz
- 2002年06月21日(金) 07時27分
ではこれにて「田中芳樹を撃つ! 掲示板」における私の活動を終えたいと思います。
管理人さんをはじめ、常連さんやその他色々な方には長い間お世話になりました。
最後に立つ鳥後を濁す形になってしまった事は深くお詫びいたします。
それではごきげんよう。
- 親記事No.2047スレッドの返信投稿
- board4 - No.2137
ヤンの発言の余地はあったと思います
- 投稿者:佐々木公彦
- 2002年06月21日(金) 11時08分
> 以前、別のスレで考察したように同盟の政治は議院内閣制であると思います。ならば、トリューニヒトが行方不明になった時点で議長代行者はトリューニヒト政権総辞職・新内閣成立の手続きを直ちにとるのが普通です。(小渕首相が死亡したときの対応を思い出しましょう)ですから、私はトリューニヒトが半年間も議長から解任されずにいるのは不自然と思ったのですが・・・。
やはり議院内閣制の可能性が高いですよね。
そうするとトリューニヒトの前の議長が辞任したときトリューニヒトが代行をつとめるのって変ですよね。
新内閣の発足までは議長で居続けるはすなのに。
> ヤンはラインハルトの脅威を同盟軍上層部に具申しておくべきでした。そうすれば、敵の司令官がラインハルトであるとわかった時点で同盟軍も少しはアスターテで戦術を練り直し、ヤンにも意見が求められる余地が出来たと思いますが・・・。
会戦の前に3艦隊首脳部による作戦打ち合わせがあったはずであり、第二艦隊ナンバー3のヤン准将にも作戦を提案する権利と義務があったはずなのにその場で言わず開戦直前で言ったのは給料分の働きに足りないのではないでしょうか。
また、ラインハルトが総司令官であることは同盟側は知っていたはずで宇。
ラインハルトの実績は最高司令官としてではなかったので、同盟もあまり驚異と感じなかったのではないでしょうか。
- 親記事No.2080スレッドの返信投稿
- board4 - No.2138
「創竜伝」のようなデタラメな社会評論
- 投稿者:朝日新聞キラー
- 2002年06月21日(金) 13時07分
田中芳樹が「創竜伝」でデタラメな社会評論を書いたように松岡圭祐も「千里眼シリーズ」でデタラメな社会評論を書いています。小学館文庫の「千里眼 メフィストの逆襲」で蒲生刑事という人に愛国心の欠如したことを言わしています。
>「日本人ってのはな、運命に従順なんだよ。この人が総理大臣ですっていわれれば、受け入れるしかないし、税金をこれに使いますっていわれればぶつぶつ文句いいながらも従うし、片道ぶんしか燃料がない飛行機に乗って特攻しろといわれりゃそうする。きのうまで鬼畜米英だったのが、きょうからはアメリカと仲良くしましょうといわれればそうしちまう。真珠湾攻撃の映画がヒットしてのって日本だけらしいぜ。どうなってやがるんだるな、この国は」
いや、どうなってしまっているのでしょう松岡圭祐という小説家は?こんなひどい社会評論、読んだの田中芳樹の「創竜伝」以来です。「片道ぶんしか燃料のない飛行機に乗って特攻しろといわれりゃそうする。」の文章は歴史事実と違います。神坂次郎氏の「特攻隊員の命の声が聞こえる」というPHP文庫から出ている本から引用します。
>特攻に出る場合、「片道燃料」しか積んでいなかったという人があります。どうせ死ぬのだから、帰り半分は必要ないから、片道でいいだろうと。
>とんでもない嘘です。
>整備兵は、自分の手掛けた飛行機にはものすごく愛着を持っているんですよ。若い搭乗員がその飛行機に乗って、帰らぬフラントに旅出つんですよ。どんな旧式の飛行機でも、ガタがきている飛行機でも、完璧に整備しようと出撃の前夜は、その特攻機の翼の下で眠るというほど努力し、燃料も満タンにします。
>それがにんげんの情です。実際、彼らは「せめて新品の飛行機で行かせてやりたい」という思いで心の中で泣きながら、ボロ飛行機の整備に格闘していたのです。
ちゃんと特攻隊の本を読んで勉強しないから、「片道燃料」というデタラメを書いてしまうんです。松岡圭祐は特攻隊を誹謗中傷したのだから特攻隊の遺族の方に謝罪するべきです。
- 親記事No.1726スレッドの返信投稿
- board4 - No.2139
Re:ミラー・エイジ
- 投稿者:Zero
- 2002年06月21日(金) 15時45分
ルールの話
>私は、ルールの信憑性は? と訊ねたのは、きちんとした議論の方法としてああいうやり方は、フェアなやり口じゃなかったからです。
>その内容がどうこう言うのとは、また別の問題でして。
<<中略>>
>というわけです。
>また、出した条件自体もまっとうなものですし、ルールの内容そのものとか、どっちの説に立つのかは置いていて、誰かが一度、信憑性を質しておく理由も必要も十分あったと思います。
なるほど。
引用内容について「ソースがないモノは認めない」という事でなく、
「内容評価」と「ソース」を個別に扱っていただけという事ですね。
ちなみに僕は「ソース」の存在が「内容」に影響する場合はソースに
言及しますが、「ソースに関わらず内容評価は出来る」場合は特に
言及しません。今回は後者と判断して、特に言及しませんでした。
この辺りは、考え方の違いでしょうけど。
「常識の変遷」の話
百年千年単位で「常識」というモノはなかなか測ることが難しいと思います。
つまり「現在の常識が未来で適用できるかもしれない」し、
「出来ないかもしれない」訳です。
記載されてない以上、どちらとも取れる余地は含まれていると思うのです。
それを見通すことが出来ないのは仕方のないことで、「問題」という
訳ではないのでは?
また、作品検討時の「設定の読み取り方」ですが、「作品の記述から読み
取れる設定」が最重要視されることは勿論ですが、それは「作品の内容
に相反しない」事も大前提だと思うのです。
「移動要塞論」はmnkさんの言われる「作品の記述から読み取れる事実」
でしょうが、一方で作品内で「それを採用しなかった事実」がありますよね。
これは重視しないのだろうか?という事です。
更に言うなら、個別に成立する「作品の記述から読み取れる事実」項目が、
複数同時に成立する保証は無いとも思ってます。
#ここは意外に重要ではないでしょうか?
ちなみに、僕は「作品の記述から読み取れる事実より、確定している
訳でない常識の方が証明力あり」と解釈を固定させている考えを支持
する訳ではありません。
「作品の記述から読み取れる未記述部分の解釈」も「(変遷する
かもしれない)常識による解釈」も作品の解釈方法としては等価
だと思っています。只、両者が相反する場合、作品に「より沿った」
側を採用すると思います。
今回の「移動要塞論」では、上記理由から後者を採用しました。
一応念の為に言うと、明らかな記述ミス(例えば昇格したという
記述設定があるのに以前の官位で呼ぶ等)は、勿論笑い飛ばしますよ。
昇格したという記述がない状況で、ある場面から格上げされた階級で
呼ばれていた場合、「昇格した記述がないのにおかしい」ではなく
「書いてないけど昇格したんだろう」といったスタンスでいるという事です。
そういえば、「エリアル」の賞味期限の話は同意です。
創竜伝もそうですが、作者の考えの変化や時代の変化を無意識
に採用した事による設定破綻の可能性もさることながら、
「読者としての作品への興味の維持」が困難です。
#要するに「待ちくたびれて、飽きた~」というヤツです。(^^;
-
- board4 - No.2140
重要なお知らせ
- 投稿者:本ページ管理人
- 2002年06月21日(金) 15時46分
レンタルサーバの都合により、ドメイン変更となりました。
新URLは
ttp://tanautsu.duu.jp/index.html
です。よろしくお願いします。
- 親記事No.2140スレッドの返信投稿
- board4 - No.2141
追記
- 投稿者:本ページ管理人
- 2002年06月21日(金) 15時52分
移転に伴い、コンテンツの追加とカウンタの再設置を行いました。
いつもながら、冒険風ライダーさんのコンテンツ編集の協力に感謝します。
- 親記事No.2136スレッドの返信投稿
- board4 - No.2142
とりあえず、「お疲れさま」
- 投稿者:速水右近
- 2002年06月21日(金) 16時05分
> ではこれにて「田中芳樹を撃つ! 掲示板」における私の活動を終えたいと思います。
> 管理人さんをはじめ、常連さんやその他色々な方には長い間お世話になりました。
> 最後に立つ鳥後を濁す形になってしまった事は深くお詫びいたします。
> それではごきげんよう。
註 公的な場所ではありますが、私信調で書きます。
違和感は持たれる方もいらっしゃるでしょうが、お許し下さい。
「○○○イ」系の病院で、立派に向精神薬をもらっている速水です。
本来なら、ここで「爆」のギミックが使えるのでしょうが……。
「我は問う」を一読して、「こりゃ、いかん。ちゃんと意見を書かないと、まずいな」と直感しました。
貴兄とは何度もやり合った仲(?)ですし、文章から、かなり落ち込んでいるのが読みとれたからです。
しかし返答しなければ、恐らく一生、SFに限らず、創作物を楽しめないだろうし……。
あれに対するレスは辛かったですぞ。なぜなら小生も、自問自答を繰り返していた部分ですから。
それになにより、自分の作品を守るためではなく、他人の(しかも田中芳樹の)ために書かなければならない。場合によっては「創作姿勢のあり方」という地雷を、小生が踏みかねないのですし。なぜなら、
「んじゃ、おめー(の作品)はどうなんだよ」
と第三者から突っ込まれたら、こちらもフリーズしか、応対の手はないんですからね。
それでも書いたのは、小生なりの「プロ意識」からですよ。よく将棋や囲碁の中継を見ていると、解説者が、
「ここは(勝負に)負けても、(プロなら)進まないと」
と言っているシーンに突き当たります。
あそこで引けば、貴兄どころか、自分のプロ意識にも悔いが残りかねないと思ったから、書けるだけのことを書いただけです。
ともかくSF作品における「矛盾点の指摘」。それに伴う「作品尊重」と「作品批判」の齟齬という問題は、永久に解決しないのかも知れませんな。
なぜなら問題を突き詰めていくと、今度は読者=受けて側が、「作品であり、その対比である現実とどう向き合っているか」という問題に突き当たるのですからね。
それこそ現実逃避の一手段でもある、「たかがSF」ごときで、そんな地雷なんか、誰も踏みたくもないですから。
この問題に関してはもう少し貴兄とはやりたかったものですが、御本人が継続する意思を持たれないのですから、やむを得ないでしょう。
とりあえず、今言えるのは、「お疲れさま」だけですか。
いろいろな意味での「疲れ」をとってから、田中芳樹に限らず、もう一度、SFに向き合って下さい。
で、帰って来たくなったら、またここに来る……。
語調はきついですが、ここの管理人さんも常連さんもいい人ばかりですから、きっと貴兄を許してくれるでしょう。
では機会がありましたら、またどこかでお会いしましょう!
追伸 本当ならもう少し隠す予定だったのですが、小生も「田中芳樹を撃つ」に書き込めるのは、あと一ヶ月ぐらいでしょう。
理由はその時に発表しますが、本当にそれ以後に書くと、ひじょーに立場的にまずくなるためです。
- 親記事No.2047スレッドの返信投稿
- board4 - No.2143
Re:パエッタ像
- 投稿者:H2
- 2002年06月21日(金) 16時26分
> 私の地域の地方ローカルのTVK(神奈川テレビ)の深夜で銀英伝のアニメを放送しているので見ているんですけど。
> キャラのイメージが思っていたのとは違いまくって困りました。
> 誰が誰だか解からないんですよ。
> 特に酷かったのはフレデリカさんですね。
> 私のイメージだと大人の女性だと思っていたんですけど。
> 中高生くらいにしか見えない。
> 三十にもなるのにそんな子どもに手を出したのかヤン。
> おいおい犯罪だぞっていう感じでした。
私が最初に見たのはアニメの方が先だったので、特に違和感は感じませんでした。本編と外伝の格差はすさまじすぎます。パエッタといいホーランドといい、ムーアといいこんな狂人扱いされるほどの人物とは思えないのですが。外伝を見ていると同盟の人事は異常としか言いようがありません。
-
- board4 - No.2144
きっと
- 投稿者:駆け出し
- 2002年06月21日(金) 16時30分
こんばんは。駆け出しです。
>重力状態で液体をこぼすと、無数の球体となって浮遊し、始末に負えません。特に顔の近くでそれをやると呼吸のときに吸い込み、窒息の危険があります。
星野之宣さんの漫画に、そんなシーンがありました。無重力状態の宇宙船内で、大量の水滴を吸わされ殺害されてしまう、というものが。
私が思うに、田中氏は、銀英伝を書いたとき、SFとかスペースオペラを書こうという意図はなかったのではないでしょうか。
本当は歴史ものが書きたかった。それも、魏晋南北あたりの話が。
しかし、当時の田中氏は作家としては無名の存在であり、歴史小説はキャリアを積んだ作家が書くものという業界の前提があって、書かせてもらえなかったのでしょう。まして、題材が魏晋南北では知名度も低すぎますし。
そこで、一見、華やかそうな、未来の宇宙が舞台の物語にしたのだと思います。
ですから、科学考証的なことは二の次、三の次になってしまうのも仕方ないことでしょう。
いっそ、銀英伝の舞台を、古代の中国にしてしまえばよかったのかもしれません。
とくに夏王朝以前であれば、史実として認定されていないことだらけなので、いくらでも書きようがあったはずですから。
あとは田中氏が幻影城社からデビューしたというのも、関係あるかもしれませんね。
オール讀み物新人賞や歴史文学賞から出ていれば、銀英伝もずいぶんちがった話になっていたと思います。
- 親記事No.2047スレッドの返信投稿
- board4 - No.2145
Re:ヤンの発言の余地はあったと思います
- 投稿者:イッチー
- 2002年06月22日(土) 08時07分
> やはり議院内閣制の可能性が高いですよね。
> そうするとトリューニヒトの前の議長が辞任したときトリューニヒトが代行をつとめるのって変ですよね。
> 新内閣の発足までは議長で居続けるはすなのに。
暫定政権首班というのは、議長代行という意味ではなく、総選挙までのつなぎの議長という意味ではないでしょうか?サンフォードは総選挙での与党の劣勢をはねかえすために帝国領侵攻をおこなってものの見事に失敗しました。その結果、来るべき総選挙で与党が大敗するのは目に見えています。そこで、与党内部で国民的人気の高いトリューニヒトを暫定的に議長とし、総選挙で勝てば、トリューニヒト続投、負ければ、別の議長をたてるという了解が与党内であったのではないでしょうか。ですから、トリューニヒトとしてもなんとか自分の政権を存続させようと帝国との捕虜交換に応じたりしたのでしょう。
ですが、ここで疑問が2つ。
1、サンフォードは戦果があがれば、与党の劣勢をはねかえせると考えていましたが、イゼルローン要塞奪取という大戦果があったばかりなのに、与党の人気があがっていないのはどういうことでしょう?普通だったら、「多少の戦果では、与党の劣勢ははねのけられない」と考えるのが普通では。
2、帝国領侵攻作戦の大失敗があった後では、トリューニヒトが議長になったぐらいでは、与党の劣勢をはねのけられず、反戦派の地すべり的勝利になるのが普通ではないでしょうか。逆に、トリューニヒトが議長になったぐらいで与党が勝てるくらいなら、帝国領侵攻などおこなわず、サンフォードが辞任すればすむ話だったのでは?
普通考えられるシナリオでは、
帝国領侵攻作戦失敗→厭戦感情の高まり→総選挙で反戦派の勝利・与党大敗→トリューニヒト辞任。与党と反戦派の連立政権(首班・レベロあたり)となるのが普通ではないでしょうか。
まあ、それでも(というか、それならばさらに)救国軍事会議のクーデターは発生するでしょうが。(苦笑)
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> また、ラインハルトが総司令官であることは同盟側は知っていたはずで宇。
> ラインハルトの実績は最高司令官としてではなかったので、同盟もあまり驚異と感じなかったのではないでしょうか。
今度の総司令官がラインハルトだとわかっているのならば、それまでの戦績をもとに戦法などを分析しておくのが普通なのではないでしょうか?それとも、同盟はラインハルトが皇帝の姉に対する寵愛をきっかけに出世したということまで知っていて、大したことないと判断したのでしょうか?(笑)
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