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投稿ログ124 (No.2170 - No.2193)

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board4 - No.2170

同盟は第二のフェザーンたりえるか?

投稿者:イッチー
2002年06月23日(日) 18時14分

むつのかみさまへ
ロイエンタールに関しては全く異議ないのですが、同盟経済については少し疑問に思った箇所があるので、少し反論を・・・

> 経済に付いては専門外なモノで詳しくは分かりませんが、
> 軍に使われていた膨大な予算と、マンパワーが浮くわけで
> 経済復興はそう難しくはないと判断しています。
>
> 極端な例ですが、戦前の日本は国家予算の50%以上が軍事費に使われていた例があります。
> 敗戦スパイラル?に陥った国家は、過去の遺産を食いつぶして軍に使っていくものですから、旧日本とそう変わらないのでは?
>
> 経済について長いスパンで見れば、帝国のほうが悪化していく可能性があると考えています。
> 和約によって同盟は軍備を制限されている事により、
> 軍事に使う予算を大幅に削減が可能です。
> 一方帝国は仮想敵が無いにもかかわらず、
> 軍備の維持をしなければなりません。
> また安全保証税はそう大きな収入では無さです。
>
> これは冷戦時のアメリカと日本の関係のように思えます。
> 思いやり予算(安全保証税)をとって日本(同盟)を守るアメリカ(帝国)の図式です。
> 自国の都合で相手の軍備を制限すると言う図式も同じですね。
> 同盟もバブル崩壊?さえおこさなければ第二フェザーンとして経済発展も可能でしょう

バーラトの和約後の同盟が経済発展する可能性があったというのは少し疑問です。確かに、安全保障税の負担は大したことないかもしれませんが、それより問題なのは、別のスレでも書きましたが、旧フェザーン政府が購入した同盟国債(いわゆる対外債務)と旧フェザーン政府がダミー会社を通じて獲得した同盟領内のさまざまな利権です。帝国のフェザーン占領に伴って、これらは帝国政府に受け継がれたとものと思われます。すなわち、バーラトの和約後の同盟は帝国に対して膨大な債務を抱えた上に、国内の利権も帝国に握られた形になっているのです。これはもう冷戦体制下におけるアメリカと日本の関係というより、アメリカと南米の衛星国との関係に近いもので、mnkさんが指摘されていたように、同盟は半植民地状態です。これでは100年かかっても経済発展は起こらないでしょう。ここから、同盟が脱するには、帝国に対して独立運動でも起こして帝国を屈服させ、債務と帝国の利権を帳消しにするしかありません。果たして、ヤン宇宙艦隊司令官は「奴隷状態でも平和でありさえすれば良い」と思うでしょうか?(思いそうだ・・・苦笑)
皮肉かもしれませんが、同盟が消滅したことで旧同盟領ははじめて経済発展する好機をつかんだといえます。なぜなら、同盟政府が崩壊したことで対外債務が消滅したからです。帝国政府が握っている旧同盟領の利権も同盟の脅威がなくなったことで、そのうち民間に払い下げられるでしょうから、旧同盟の企業が取り戻すチャンスがあります。同盟軍は解体されますから、軍事費は帝国政府が代わりに負ってくれて、軍事費の重圧からも逃れます。
ただし、バーラト自治区の経済はかなり混乱しそうです。なぜなら、一つの経済単位として成立していた同盟から首都周辺だけを切り取ったのですから、経済の成り立ちようがありません。例えるなら、オーストリア・ハンガリー帝国が崩壊した直後のオーストリア共和国です。オーストリアは一国だけでは経済がなりたたず、ナチス・ドイツによる併合の道を選びました。バーラト自治区でも帝国領編入を求める政治勢力が必ず出現してくるでしょう。(ちなみに現在のオーストリアが成り立っているのは、連合国がドイツとの再合邦を禁止したのとナチス時代にヒトラーが故郷を発展させるために重工業を誘致したため)バーラト自治区に期待できる産業は旧同盟の名所旧跡を売り物にした観光業ぐらいでしょうか。

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board4 - No.2172

Re:同盟は第二のフェザーンたりえるか?

投稿者:むつのかみ
2002年06月23日(日) 19時44分

同盟が存続したより、同盟が崩壊したほうが旧同盟領に経済発展すると言うのは、全くそのとおりだと思います。
この点については完全に同意します。

意見の異なる和約後の同盟経済についてですが、
前提として、私は同盟の状態が太平洋戦争末期の日本のような状態にあると考えています。
つまり、国家予算の50%以上が軍事費に費やされ、過去の経済的遺産を食いつぶしている状態と想定しています。
ですからこの軍事費に食われていた50%以上の予算を債務償還に振り向ければ、経済再建は可能と判断しました。
たしかに今後数十年間は債務返済に費やされるでしょうが、
百年単位で見た場合経済再建は可能なのではと考えました。


この意見の相違は同盟の軍事費が国家予算でどれだけの割合を占めていたか、
この解釈の違いによるのではないでしょうか。

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board4 - No.2173

Re:きっと

投稿者:やまそ
2002年06月23日(日) 20時44分

作品内で相対性理論を扱ったのだから、物理に対して突っ込みが来るのは当然かなと思いますよ。
だけど、科学は銀英伝世界だって肯定できるんです。「観測された事象は全て正しくない」が20世紀初頭からの科学の常識だから。
田中芳樹に知識はあったか?それは一般的な現代日本人と同程度でしょうね。つまりいいとこ17,8世紀の認識ってことですね。
でもね、だから物理は知らなくていいのかと言ったらそれはどうでしょう?
知っている事と知らない事ではどちらが非難され、どちらが称揚されますか?勉強している事と勉強していない事では?調べている事と調べていない事ではどうですか?
あれは何も学んじゃいないけど、それはいいんだと、それは有益な弁護なんでしょうかね?
歴史物に物理はないですか?矢が飛ぶのも物理なら、振り下ろした戟が頭蓋を砕くのも物理でしょう。
歴史に技術はないですか?鍛造するのも技術、生産するのも技術でしょう。
勉強しなくていいですか?した方が深みが出ますし、より価値ある作品になると私は思いますけれど。

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board4 - No.2174

情報ソースの話,

投稿者:Zero
2002年06月23日(日) 22時35分

あの、「内容が良ければソースを問わない」とは言ってません。
「ソースが必要かどうかを(自分で)判断する」と申し上げています。
勿論、その判断が間違いであれば、それは批判に値すると思います。
#それっぽい嘘にソースを求めずに「不要」と判断した場合、それが
 間違いであったと分かった時は、批判を受容するということです。
只、今回の場合、「そのSF大家の某氏のソース」があったとしても、
その意見を採用するかどうかは別ではないですか?
だから僕はソースに言及しないという姿勢をとったのです。
これは「A氏がB氏をバカってどこかのWEBで書いてたよ」という、
そのソースの存在の確認が、そのまま結論になるというモノとは
別次元の話だからです。


あまりこの問題を蒸し返したくもないのですが・・・
Merkatzさんのmnkさんへの評価はあくまでMerkatzさんの主観の話
であって、「ソースの有無とその内容評価」とは話が違います。
#まぁ、証拠(ソース)が無い状況で、客観的に誤った「判断」を
 していると思われるので、それは批判に値した、とでもいえば、
 上記にも符合するのでしょうが。


僕の言っている「考え方の違い」というのは、あくまで
僕は「議論上、ソースの必要な事と、そうでない事があると考える」。
それは、「必ずソースを確認したい」という人と、その部分で。
という事です。



> 「移動要塞論」に関しては、私はNo.2029の1前提に考えてますんで、作品との整合性は考慮してません。
>
> それに、あんまり作品の整合性に拘ると、批評(矛盾探し)はできなくなるんでは。
> どんな矛盾だって、元がフィクションである以上、その気になれば説明つけてしまえるでしょうし、

mnkさんの「移動要塞論」は様々な前提条件を「クリアしている」と
規定しているのですね。それはそれで、いちif論で良いのでは?
設定前提条件の違いが、「正史」との不整合の理由になりますから。

作品の批評(矛盾探し)に無理にこだわる必要も無いと思うのですが・・・
僕は、冒険風ライダーさんの論が、まさに設定レベルで「その気になって
説明つけて」しまって、「正史」と「持論」との間に無理に矛盾を作って、
「正史」側を批判していると感じました。


「トラクエ」の用例は、主旨が分からないのですが、「はした金~」
が『記述』で、「実は勇者は乱暴者~」が『補完』だとするなら、
『記述』と矛盾して、『補完』を採用するのに無理のない『別記述』
が必要なのではないですか?
少なくとも多くの人との共有が目的なら。

コンセプト云々よりも情報が少な過ぎるので、判断が難しいですが、
もし、「期待する勇者に対して支援が少ないのは何でだ?」という
反論が来たら「自力で生き抜いていけない者に他人を救えるはずがない
という理由で、敢えてそういう条件で送り出した」とか返答するかも。

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board4 - No.2175

訂正

投稿者:速水右近
2002年06月23日(日) 23時31分

田山花袋→坪内逍遙、内田魯庵

でした。慎んで訂正します。

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board4 - No.2176

誰もが「腐る」可能性はあります

投稿者:速水右近
2002年06月23日(日) 23時55分

> (中略)「腐れ魚」の話題はこの辺にいたしましょう。
>  次はもっと美味しい新鮮なネタで御一緒に楽しみたいと願っております。
>
いらぬ誤解を受けたという意味で、S.K氏も被害者であることは否定するつもりはありませんし、その意味において、Merkatz氏は何らかのペナルティを受けるべきでしょう。
しかし不思議なのですが、本来、こうした被害者の人ほど、第二、第三の被害者が出ぬよう、気を配るはずです。
今回はMerkatz氏が出ていって表面的な決着を見ましたが、今度は小生や別の常連さんが、悪し様に罵られるかも知れません。あるいはmnk氏やS.K氏が神経衰弱状態となって、このHPから出ていくことになるやも知れないのですから。
それを防ぐためにも小生は何らかのルール構築をすべきであると提議し、優馬氏もそれに賛同してくれたのですが、何故このような主旨に、mnk氏やS.K氏は乗り気ではないのでしょう。
小生の提案、どこか間違えているのでしょうか?

美味しいネタ、新鮮なネタも、保存を間違えれば、すぐに腐ってしまうのです。

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board4 - No.2178

情報ソース&作品の読み取り方の話

投稿者:mnk
2002年06月24日(月) 11時38分

証拠の取り扱い方法

> あの、「内容が良ければソースを問わない」とは言ってません。
> 「ソースが必要かどうかを(自分で)判断する」と申し上げています。
> 勿論、その判断が間違いであれば、それは批判に値すると思います。

やはり怖いですね。
特に、必要かどうか“自分”で判断するというあたりが。
自分で判断する、ということは、常に相手の主観と対立する可能性を持っています。

議論中、ひとつの物事をめぐって、「証拠不十分で不採用」という意見と、「別に証拠がなくても成り立つから採用」という意見がぶつかったらどうするつもりでしょう。

不採用という意見の人がいたら、すぐに「ソースは不要」という意見を取り下げるのですか?
もうそうでしたら、最初からソース重視ということにしておいた方が面倒がありません。

それとも「自分はいらないと思うからいらないんだ」みたいな主張をしますか?
そんなこと言っても、ソースは必要だと考えた人は簡単には納得しないでしょう。
そこで、自分の捉え方の正しさを証明するための議論を続けるのですか。しかし、そもそも物の取り方が違う人に対して、どうやって相手の主観の間違いと自分の主観が正しさを証明すると言うのでしょう。
自分の判断が間違っていたら批判は受容する、ともおっしゃいますが、だいたい主観のからむことの関しては、どんな条件が揃えば「自分の判断が間違っていた」と納得するのでしょう。
そんな議論は不毛です。証拠が本当に存在するかどうか調べる方がよほどわかりやすい。
証拠が存在するかどうかは、あくまで客観的なことであり、人それぞれの考え方にまで踏み込まないので、変にこじれる危険も少ないでしょう。

だいたい、論文の書き方習うとき、最初の最初に言われることは「参考文献・参考資料・出典は明確に記すように」です。
どんなに自分で納得していても論文にはならない、相手を説得できるだけの客観的な証拠を揃えていなきゃならない、ということです。

口頭での議論なら限度があるでしょうが、こうした文字ベースでの議論では、この論文の方法は有効だと思います。



作品の読み取り方の話

どうもこんがらかって来たんで、一度私が考えていること書かせていただきます。

矛盾探しって言うのは、作品の楽しみ方の1ジャンルです。
矛盾探しで楽しんでいるときに、「その取り方は作品の趣旨に反する」「作品の内容に相反する」などと、別視点から否定にかかるのは野暮だなぁ、と思います。
まして、その矛盾が成り立つかどうかまだ検討している最中に、反論として作品の趣旨などを持ち出すのは、反則同然です。
(ドラクエの例はこの辺の指摘です。)

矛盾探しをやっている間は、作品擁護だの批判だの言うジャンルは持ち出さずに、あくまで矛盾探しという土俵の上で議論して欲しいと思います。
矛盾論(=ひとつのif論)が確定した後に、その論を持って作品批判派が「こんな矛盾があるこの作品は駄目だ!」などと言い出して初めて、「作品の趣旨に反する」「作品の内容に相反する」と、作品擁護に乗り出せばいいと思います。
(この段階になってから「そんな矛盾論(=ひとつのif論)はそもそも成り立たない」などと、話を蒸し返すのはまたジャンル違いと思います)


作品擁護の段階に入って、「作品の内容に相反する」という主張を始めるにしても、「作品の記述から読み取れる未記述部分の解釈」と「(変遷するかもしれない)常識による解釈」と等価値にしてしまうのは、せっかく矛盾探して来た人たちが報われないなぁ、と思います。
「その辺は作者は執筆当時の常識を念頭に書いたのだろうけど、確かにそんな風に読み取れる記述(矛盾)をしているのに、それに作者が思い至らなかったのはミスだ」と認めていいと思います。


まとめれば、矛盾探しをしている段階で、その反論として「常識」を持ち出すのは反則、作品擁護の段階でそれに反する記述があるのに「常識」を持ち出してミスも認めないのも報われない、というところです。

作者がその場面を書くのに前提としただろう常識とは反する記述ミスの存在を認めた上で、その常識の一般普及率と、件の記述ミスの重大さ・気づきやすさを比較考慮し、その記述ミスが作品に及ぼす瑕疵の大きさを決定するのに用いる。
「常識」の出番はこれくらいに限定しないと、作品の矛盾探し・作者の記述ミス探しという楽しみ方が阻害されてしまいますし、そこまで限定したとしても、作品擁護するにはそんなにデメリットはないと思います。

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board4 - No.2179

日見寄りはいけませんか?

投稿者:mnk
2002年06月24日(月) 11時59分

> それを防ぐためにも小生は何らかのルール構築をすべきであると提議し、優馬氏もそれに賛同してくれたのですが、何故このような主旨に、mnk氏やS.K氏は乗り気ではないのでしょう。

ルールがあった方がいいとは思います。が、積極的に乗り気かと言われると、それもちょっと……。
と言うのも、速水右近さんはそのルール設定関わることはできないと言われてますし、かと言って、私みたいな新参者が真っ先に賛成して、そのままいきなりルール設定みたいな重要な議論深く関わることになるのも困るし……、本格的に議論が進むようなら、今回の件の被害者として1意見を寄せる程度にしておこう、などと考えてます。


それに、犯罪被害者の全てが、再発防止のために積極的に活動する、というのも誤解では。
そういう人は確かに目立ちますが、「あの件では傷ついたし疲れた。さっさと関係を切って早く忘れてしまいたい」と考える人も決して少なくないと思います……。私もそうです。
こちらに来たとたん、あんなひどい目に合って、そのダメージから回復もしないうちに、再発防止策のために力を尽くすべきだ、と言われるのでは、どんなに面白い議論が繰り返されている場だとしても、立ち去ってしまいたくなります。

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board4 - No.2180

同盟の軍事予算

投稿者:mnk
2002年06月24日(月) 12時17分

> この意見の相違は同盟の軍事費が国家予算でどれだけの割合を占めていたか、
> この解釈の違いによるのではないでしょうか。

この辺は確か明確な記述があったと思います。
確か20~30%くらいだったような気がしますが……。
どなたか覚えてらっしゃいません?

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board4 - No.2181

ロイエンタールは馬鹿だった?

投稿者:mnk
2002年06月24日(月) 12時28分

うーん、完全納得ではありませんが、もともともしも論である同盟存続状態でのロイエンタールの反乱発生可能性の検討を続ける意味が見出せなくなってきましたので、これ以上はやめておきます。

ただ、よろしければ、9巻の反乱で、ロイエンタール側に勝機があったという根拠をお聞かせして欲しいです。
私は書きましたように、あれでもやっぱり100%負けただろう、と思って、ロイエンタールってキャラには「あんなに賢いキャラだったのに、なんて馬鹿な死に方させられたんだろう」って印象持ってます。その認識が変わるような論があれば、ぜひお聞きしたいのです。

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board4 - No.2182

拙い言い様ではありました

投稿者:S.K
2002年06月24日(月) 13時07分

 先に申し上げておきますと「腐れ魚」というのは「不快な冤罪の話題」の事で特定個人のことではないですよ。
 状況からして「非常に誤解を招き易い表現」だったのは確かなのでこの点は皆さんに謝罪します、申し訳ありませんでした。
「場を荒らしたくないので、うすうす発言者の意図に気づきつつ静観していた」人間の使う修辞として大変拙かった事を認めます。
 なお、「件の人」の私への申し様についてのみは全く言うべき事はありません。 先に申し上げておきますと「腐れ魚」というのは「不快な冤罪の話題」の事で特定個人のことではないですよ。
 状況からして「非常に誤解を招き易い表現」だったのは確かなのでこの点は皆さんに謝罪します、申し訳ありませんでした。
「場を荒らしたくないので、うすうす発言者の意図に気づきつつ静観していた」人間の使う修辞として大変拙かった事を認めます。
 なお、「件の人」の私への申し様についてのみは全く言うべき事はありません。
 私は「アレ」に「好きに言え。真に受ける人間がいるならそれはそれで宜しかろう」と言い、それに忠実に従っているだけの話でしょうからその点文句を言う理由はないです。

  先に申し上げておきますと「腐れ魚」というのは「不快な冤罪の話題」の事で特定個人のことではないですよ。
 状況からして「非常に誤解を招き易い表現」だったのは確かなのでこの点は皆さんに謝罪します、申し訳ありませんでした。
「場を荒らしたくないので、うすうす発言者の意図に気づきつつ静観していた」人間の使う修辞として大変拙かった事を認めます。
 なお、「件の人」の私への申し様についてのみは全く言うべき事はありません。
 私は「アレ」に「好きに言え。真に受ける人間がいるならそれはそれで宜しかろう」と言い、それに忠実に従っているだけの話でしょうからその点文句を言う理由はないです。

>ROM Aさん
 重ねてご不快はお詫びしましょう。
 私への評価も否定いたしません。
 その上で後段の啖呵があるならどうぞ。
 こちらとてROM上がり、「ROMの怖さが判ってない」のが誰かの追求も一興でしょう。
>太郎さん
 私は不快な目に遭われた方のケアがしたかっただけです。
「人に濡れ衣を着せた相手がそのまま頬かむりして、旧知の友人に惜しまれて去る」構図は心楽しくなかろうなと思い、おせっかいの解説を入れた次第です。
「この掲示板の趣旨に関係ない」のはごもっともですが、発端の「牽制球」がそもそも関係なかったのである程度見逃していただけると助かります。
 ただ、一連の濡れ衣、牽制球は看過なさっておられた様ですが、その上で杜撰とはいえ私の「配慮」にのみ仰りたい事が何かおありなら承りましょう。

>優馬さん
>速水右近さん
 そう言う事で「誤解されても仕方の無い表現」についてはお詫びします。
 その上で、私は去り行くご友人を偲ぶお2人(平松さんもですが)の心情を擁護したつもりでした。
 まあ「いらないお世話」というのはあるでしょうから、そうであれば重ねて失礼をお詫びいたします。

>モトラさん
>宿茶を見ていたROMさん
 ご好意感謝いたします。
 ただまあ、上記の通り私はお2人のご厚情に値しないロクデナシですので、あまり御気使いなさいませんよう。

>管理人様
>他参加者の皆様
>ROMの皆様
「荒らしたくない」でヘタレを決め込んだ馬鹿野郎(私)が結果的に不用意な一言でいらない悶着を引き起こし、かつまだ一部の方々には「不手際は詫びるが、誤解に基づいてまだネジを巻きたければ付き合ってやる」などと息巻いた事を申し訳なく思います。
 そういう事で「一部の方々」、“私の共犯者の荒らし野郎”になる覚悟はおありですか?
 できましたら今度こそ締めにしたいのですけれど。

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board4 - No.2183

Re:拙い言い様ではありました

投稿者:太郎
2002年06月24日(月) 14時58分

> >太郎さん
>  私は不快な目に遭われた方のケアがしたかっただけです。
> 「人に濡れ衣を着せた相手がそのまま頬かむりして、旧知の友人に惜しまれて去る」構図は心楽しくなかろうなと思い、おせっかいの解説を入れた次第です。
> 「この掲示板の趣旨に関係ない」のはごもっともですが、発端の「牽制球」がそもそも関係なかったのである程度見逃していただけると助かります。
>  ただ、一連の濡れ衣、牽制球は看過なさっておられた様ですが、その上で杜撰とはいえ私の「配慮」にのみ仰りたい事が何かおありなら承りましょう。

私がS.Kさんの書き込みについてのみ言及したのはS.Kさんが今後もここに書き込むであろう人だと思ったからです。
ここを去る人に今後気を付けてくれるようお願いしてもしょうがないですから。
別にMerkatzさんを擁護する気など毛頭ありません。
来るものは拒まず去るものは追わず、されどそこにいる以上は最低限のルールは守って欲しいなと思ったものですから、差し出がましいようですが、前回の書き込みになっただけです。

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board4 - No.2184

Re:きっと

投稿者:駆け出し
2002年06月24日(月) 15時21分

優馬さんへ。

お久しぶりです。ご丁寧な、ご挨拶、いたみいります。

> まったくそのとおりだと思います。だいたい、SFをちゃんと指向していたら「銀河英雄伝説」なんて、とんでもなくベタなタイトル、付けないと思います。

そうですね(笑)。原題はたしか「銀河のチェスゲーム」でしたっけ?
これからしても、SFとかスペースオペラの匂いはうすいように思います。

>あまりのクサいタイトルに、書店で手に取ったとき思わず「引いた」のを今でも良く覚えていますもんね~。

しかも、最初は1すらついていなかったんですよね。続刊の予定がまったくなくて。

> 私は、銀英伝が「科学的に正しくない」ということは、何ら作品の価値を損なわないと思っています。

同感です!

>「宇宙戦艦ヤマト」の宇宙に重力があり、下手をすると大気まであったって、あの作品の価値が減殺されないのと同じです。

空いっぱいに見えるほどとなりの惑星が近くにあっても、重力干渉などが起きていないとか。

>それはそういうものとしてそのまま楽しむべきものであり、エンターテインメントとしてそのへんの「いい加減さ」についての一定の理解が共有されていれば問題ないと思います。(つまり、銀英伝を物理の教科書に使う、というような非常識をしなければ、OKです。)

はい。まったく、そのとおりだと思います。

例としては適切ではないかもしれませんが、『もののけ姫』を観て、
「あんなでっかいイノシシやヤマイヌなんかいるわけないよ」
とか、
「動物が人語を解し、駆使するなんて、生物学的におかしい」
とか言う人いませんから。

> まぁ「宇宙に重力があるかどうか」というのは、その作品が「SF」であるか「スペースオペラ」であるかというメルクマールになるんで、気を付けていると面白いです。

そうなんですか。まったく知りませんでした。お恥ずかしいかぎりです。

> 今どういう作品を書かれているのかお尋ねしたいのですが、業務秘密でしょうし、

いえ、そのような大それたものではありませんが、

>本掲示板とも関係ないのでしょうから、遠慮します。

たしかにおっしゃるとおりですね。上梓のあかつきには、お知らせいたします。

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board4 - No.2185

Re:きっと

投稿者:テム太郎
2002年06月24日(月) 15時55分

横レス失礼します。ほとんどROMしているテム太郎と申します。

> >「宇宙戦艦ヤマト」の宇宙に重力があり、下手をすると大気まであったって、あの作品の価値が減殺されないのと同じです。
>
> 空いっぱいに見えるほどとなりの惑星が近くにあっても、重力干渉などが起きていないとか。

この辺りは私も結構笑えて好きですね。
実際は波動砲撃っても敵に当たるどころかヤマトが真後ろに飛んでいくだけなんですが、そこはそれとして楽しまないといけませんよね。この辺はお二人と感想はまったく同じです。

科学的な矛盾点を見つけて笑い飛ばすということは私は別にいいと思うんですが・・・。と学会も最初の趣旨はそういうものでしたよねえ。最近はそれを「批判」としかしてませんが・・・。

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board4 - No.2186

Re:きっと

投稿者:優馬
2002年06月24日(月) 16時11分

テム太郎さん、コメントありがとうございます。

> 実際は波動砲撃っても敵に当たるどころかヤマトが真後ろに飛んでいくだけなんですが、

あ! そうなんですね。宇宙空間には摩擦もないし、船体を固定するものは何もないから、波動砲は「船首エンジン」でしかありえませんね。

なるほど~。ウン十年「ヤマト」のファンしていて気づかなかったです。むちゃくちゃ笑えました。ありがとうございました。

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board4 - No.2187

Re:同盟の軍事予算

投稿者:イッチー
2002年06月24日(月) 17時22分

>
> > この意見の相違は同盟の軍事費が国家予算でどれだけの割合を占めていたか、
> > この解釈の違いによるのではないでしょうか。
>
> この辺は確か明確な記述があったと思います。
> 確か20~30%くらいだったような気がしますが……。
> どなたか覚えてらっしゃいません?

調べてみたら1巻第8章Ⅱに次のような記述がありました。「当初の予定だけでも、必要経費は2000億ディナール、これは今年度国家予算の5.4%、軍事予算の1割以上に相当する」この記述から逆算すると、同盟の国家予算は約3兆7037億ディナールで、国家予算の50%前後が軍事予算に当てられていることがわかります。また、3巻のケッセルリンクがヘンスローにヤンの査問を持ちかける場面で償還期限のきた国債が5000億ディナールあるというセリフがあることから、同盟はフェザーンに対して国家予算の13.5%に相当する未払い対外債務を抱えていることがわかります。そのほかにも同盟国民に購入してもらった国債もあるでしょうから、大雑把に見積もって最低同盟は国家予算の約20%を国債償還にあてないといけないでしょう。仮に軍縮が実行されたとしても、長い戦争で従軍したり人の軍人恩給や戦死した軍人の遺族への年金や一時金は急には減らないこと、広大な同盟領の治安維持のために最低限の軍隊は必要なことを考えれば、国家予算の15~20%はバーラトの和約後も軍事費にあてなくてはいけないでしょう。仮に15%まで軍事費を削減したとしても、浮いた35%のうち20%は国債の償還に消えてしまいますから、経済復興に振り向けられる予算は限られてくるのではないでしょうか。そうでなくても、戦争孤児のための対策費など戦後処理の予算も膨大なものとなるでしょうし・・・。
>
>

親記事No.2144スレッドの返信投稿
board4 - No.2188

Re:きっと

投稿者:やまそ
2002年06月24日(月) 17時37分

まさか・・・空想科学読本を信じている?
冗談だと言ってほしいが・・・。
波動砲の原理は不明だし、質量が減衰していく仮の粒子のエネルギー変換原理も不明だが、反動の相殺は可能であるし、粒子ビームを放つ事で後退することは有り得ないはずですが?
レーザーを放ったら反動で後退するとは、いや、まあ、不確定原理に従えば否定は出来ないが・・・人類の保有する観測事実に照らし合わせると新解釈ですね。プランク定数*運動量で反動が生じるのか・・・。未知の世界だ、ただちに世界に提唱することをお奨めします。いや、全くの革命的新発見かも。質量減衰粒子の変換効率と解放量が計算できるなら、後は発見するだけですからね。
ABL構想にも警鐘を鳴らさないと。撃つと下がるなんてこれまでの実験データには無かったですから。空中での安定性には気をつけないと。

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board4 - No.2189

Re:ちょいと誤解が……

投稿者:平松重之
2002年06月24日(月) 17時49分

<速水右近さん、平松重之さんはMerkatzさんが戻って来られることを希望しておいでですが……。>

<厳密に書けば、「戻ってくる余地を奪う権利は、管理人氏以外ない」というところでしょうか。それこそ第三者である小生が、「二度と来るな」なんか、書けた立場ではないではありませんか。
確認したわけではありませんが、平松氏もおそらくそうだと思いますぞ。>


 速水さんのご意見に概ね同意致しますが、付け加えるなら「和解が成立する可能性を否定したくない」という思いもあります。無論それが甘過ぎる考えである事は前にも書いた通り承知していますが、もし和解が成立する機会があった場合には、関係諸氏には出来る限りの襟度は示して頂きたいと思っています(mnkさんや他の方々に「節を曲げてMerkatzさんを受け入れろ」と申し上げている訳ではありません。念の為)。

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board4 - No.2190

Re:ロイエンタールは馬鹿だった?

投稿者:イッチー
2002年06月24日(月) 17時56分

ロイエンタール反乱は果たして妥当なものだったのか。考察シリーズの田中芳樹作品擁護録にあるロイエンタール反乱の可否を論じた部分をお読みください。

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board4 - No.2191

レス二発

投稿者:速水右近
2002年06月24日(月) 18時13分

mnk氏 この場合、「日和見」という言葉を用いるには、妥当ではないかと。
「まだ精神的なショックが取り戻されていないので、少々の時間的猶予が欲しい」のほうが、適切ではありませんか?
なるほど。それはそれで了解。

もう一点。これは解釈の相違ですが、(小生の『持ち込み体験記 激闘編』のように)直接的なダメージ(今回の貴兄以上の精神的ショック+一千万円強の金銭的損害)を受けていない分、「犯罪被害者」と同格に置くのは如何なものでしょう。
それだけのダメージを受ければ、逆に軽々しいことは書けなくなるものです(体験者は語る)。

S.K氏 以後、発言にはお気を付けられるよう。
無論、蛇足でしょうが、小生や他の人以上に、なかに入ってくれた管理人氏の顔に泥を塗ることにもならないのですから。

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board4 - No.2192

Re:きっと

投稿者:駆け出し
2002年06月24日(月) 18時39分

波動砲ひとつとつても、そんなに色々なことが考えられるんですね。

といっても、私はやまそさんのお書きになっていることの、実は半分も理解できないんですけど。

粒子のエネルギー変換原理? 不確定原理? プランク定数*運動量? 質量減衰粒子の変換効率と解放量?

いやはや、まったくのだるま状態で、手も足も出ません。

それで、ヴジュアル的な話でも。

何話目かは忘れましたが、波動砲を撃ったとき、その反動で、ヤマトが後退するというシーンがありましたね。

たしか、人工太陽をぶつけられそうになったときです。
180度回頭のあと波動砲を発射しようとするのですが、人工太陽がヤマトを飲み込む時間のほうが、わずかに早い。しかし、波動砲を撃ったことによって、船体が後退して、すんでのところで難をのがれる、というような内容だったかと。

仮にこの描写が正しいならば、つまり、波動砲は重さを持たない粒子ビームではなく、一定の重さのあるものだということですよね。
じゃあ、何?といわれると、言葉に窮してしまいますけど。
「大砲」
とかしか答えられません。

当時の作画スタッフがそこまで考えていたかは、怪しいと思いますが。

board4 - No.2193

ミスの分類(私案)

投稿者:速水右近
2002年06月25日(火) 01時06分

今週末からドタバタして、四、五日は書けないもので……。

ミスの分類について、私案を述べます。
無論、これをすべてにするのではなく、皆さんの忌憚のない意見で、たたき台として検討して貰いたいのですが。
まず「XY軸分類」で、ミスは四通りに区分できます。

・意図的なもので、かつ、許されるもの
・意図的なもので、かつ、許されないもの
・無意識のうちのもので、かつ、許されるもの
・無意識のうちのもので、かつ、許されないもの

もっとも小説、とくにSFである以上、「適度なミス」は必要悪的な存在であることは言うまでもありません。
ですからミスそのものを否定するのではなく、むしろミスのシチュエーションのほうを検討すべきでしょう。

しかし上記の分類では、かなり読者個人の主観によって、左右される要素がありえます。
そのため、もう少し、厳密な線引きが必要でしょう。

レベル1 小説を展開するために必要不可欠であると思われるミス

レベル2 小説を展開するために、さほど重要だとは思われないミス。もしくは社会通念や科学から、若干、逸脱したミス

レベル3 小説世界を破壊しかねないミス。並びに表現技法、作家としてのプロ意識に問題があると思われるミス。
もしくは社会通念や科学から大幅に逸脱するか、読者に不快感を与えるミス

レベル4 レベル3の要素を、二つ以上、重複したミス

それこそサッカー的な表現では、

レベル1=インプレー、続行(読者も、笑って許容する)
レベル2=ファール。中断して、リスタート(読者同士で解釈の相違があり、検討を要する)
レベル3=イエローカード(プロ作家として、問題あり)
レベル4=レッドカード(プロ作家として大いに問題があり、抗議しても許される)

とでも、なるのでしょうか?
上記はあくまで私案ですが、これからは何らかの分類をした後、批判と「読者相互の解釈の相違を知りつつ、小説のなかで遊ぶ」必要があるのやも知れません。

……ともかく、この問題。小生不在中、どなたかに仕切って欲しいぐらいです。

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