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投稿ログ169 (No.3016 - No.3032)

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board4 - No.3016

世界の戦車ランキング

投稿者:とおりすがりのミリオタさん
2002年10月09日(水) 09時42分

とりあえず国際的評価を参照すべきでしょう。

まずアーマーマガジン
ttp://knox-www.army.mil/center/ocoa/ArmorMag/ja99/4clem99.pdf
この雑誌の性格はアドレスを削って調べてみてください。日本の所謂
ファンジンとは別のものだとわかるはずです。
翻訳は、
ttp://isweb21.infoseek.co.jp/diary/angrif/tkrankf.htm

ドイツのラインメタル社でも同じ記事を引用しています。
ttp://www.rheinmetall-detec.de/en/index.php?fid=101001&nid=5&query=&page=40

さらに新しい評価。
2001年のランキング
ttp://www.forecast1.com/press/press1.htm
2002年のランキング
ttp://www.forecast1.com/press/press70.htm

1位から3位まではすべて共通しています。
2002年にメルカヴァ4が、4位に入った事を除いて。

これが世界の常識なのでしょう。

board4 - No.3017

こっれて社会評論のネタになるかな

投稿者:
2002年10月09日(水) 12時18分

どうも久しぶりにカキコします。
槍です。
現在こんなことが起きてます。


 福岡市内の小学校のほぼ半数の六十九校が本年度から使っている六年生の通知表に、「国を愛する心情や日本人としての自覚」を三段階で評価する項目が新たに盛り込まれていることが八日、分かった。国の学習指導要領を踏まえたものだが、全国の政令市でも異例の措置で、福岡県内の市民団体が「人権教育上、重大な問題」として同県弁護士会に人権救済を申し立てている。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021009-00000026-nnp-kyu

これって田中さんの社会評論のネタになるかも。

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board4 - No.3018

Re3005/3009:一応の目途

投稿者:冒険風ライダー
2002年10月09日(水) 12時58分

>ケスラセラさん
<しかし田中芳樹にとっては戦車が縦横無尽に走れるだの、値段がどうだのとはそれほど大きな意味を持っていないのではないかと思います。憲法で非戦を高らかに謳い上げている日本が一両11億か9億か知りませんがそのような膨大なお金をかけて作っているという事実に対して皮肉を言っているだけでしょう。確かにプロの作家としてその皮肉にも事実の裏づけを持ってしろという主張も理解できますが。>

 その「皮肉」とやらを言うだけのために、ストーリーとの整合性を全く考慮せずに非現実的な空論を述べないでくれ、というのが私の主張内容なのですけどね。創竜伝3巻で90式戦車を縦横無尽に走らせるストーリーを展開しておきながら、創竜伝6巻でその90式戦車を「道路が走れない欠陥戦車」などと評価することが、どれほどまでにストーリーの整合性を破壊するかということなど、いちいち考えるまでもなく理解できる話ではないかと思うのですけど。
 ストーリーの流れから言っても無用の長物でしかない「趣味の」評論を挿入するだけのために、仮にもプロの作家が作品中でこんな設定破綻を作ってしまって良いと思うのですか?



>吉良国 育生さん
<冒険風ライダー様ほどの聡明なお方が、なぜこのような奇妙な考え方を頭から信じてしまうのでしょうか、なぜ先進的な工業国の作る戦車が他国より十年も遅れていると信じられるのでしょうか、なぜ開発に十年の開きが有るのならその分進んでいると考えないのでしょうか、なぜどこかおかしいと思わないのでしょうか。>

 簡単な話ですよ。自衛隊の兵器は、開発着手から制式採用に至るまでの期間が、諸々の事情であまりにも長すぎるからです。
 基本的に日本の兵器開発は外国の兵器を参考にして作られることが多いので、その時点ですでに自衛隊の兵器開発は後手に回ってしまう上、兵器開発に充分な予算が下りないために、テストに必要な量産試作品を充分に造ることが難しく、運用・耐久テストが満足に行えないといったことが往々にしてあります。このような開発環境で万全の兵器を製作しようとすれば、必然的に他国の兵器開発よりもはるかに時間がかかることになります。
 戦車の件で言うと、M1A1エイブラムスと90式戦車は、ほぼ同じ時期に両者共開発が開始されているにもかかわらず、M1A1が8年ほどで実用化(1973~1981)したのに対して、90式戦車は15年近くもかかってやっと制式採用(1970年代半ば~1990)されています。つまり、スタートラインがほとんど同じであるにもかかわらず、制式採用に至るまでの時間が倍近くも違っているわけです。
 こんな形で開発が10年開いたところで、10年分の技術進歩が生じると思いますか?


<「90式戦車はモダンで洗練されている、火器管制装置はレオポルド2A5やM1A2より優れている。ベトロニクス(車載電子機器)も有名な仏のルクレルクやレオポルド2A5およびM1A2より優れている」
 これはアメリカの軍人向け業界誌「アーマーマガジン」の99年7、8月号から抜粋したものです。冒険風ライダー様が紀伊国屋などで手に入れられた本に書いてあることと全く反対の事が書かれています、冒険風ライダー様はどちらを信じますでしょうか。>


 いつのまにか私が90式戦車の兵器性能の欠陥を指摘していることにされてしまっては困りますね。私は90式戦車のカタログ性能(120ミリ砲とか)や、90式戦車は量産効果が期待できないから値段も高くなることについては言及していましたし、「法律上の問題で」道路を走ることも橋を渡ることもできないことは主張しましたけど、兵器個別の性能に言及した覚えなどどこにもないのですがね。
 旧式化云々というのはもっと一般的な意味で言っているのですよ。下で言及していますけど↓


<90式が採用以来、改良を受けていないのは事実です(火器管制のソフトの書き換えなどは行っています、これにどれほどの価値があるのかはお分かりいただけると思います)、しかし旧式化というのはど言う事でしょうか、具体的にどこがどう旧式化していると書かれてありましたでしょうか、私にはどこが旧式化したのかさっぱりわかりません、いったいどこを改良しろと言っているのでしょうか。>

 自分でこんな主旨のことを言っていませんでしたか? 「なぜ開発に十年の開きが有るのならその分進んでいると考えないのでしょうか」って。まさにそれが答えですよ。日進月歩で技術が進化し、しかも他国が積極的に兵器改良に務めているこのご時世に、10年以上も前に採用した兵器の改良を全く行わないこと自体が問題なのです。兵器自体に欠陥がなくとも、新技術の出現などで、それまで何の欠陥もなく活躍していた物が「旧式化している」とか「時代に対応していない」とか言われるようになるのは、兵器に限らず製品全般に当てはまる話でしょう。私はそういう意味で「10年以上も近代化改良がなされていない90式戦車は旧式化している」と述べたのですがね。
 他の国が装甲の強化とか情報伝達手段(GPSや車両間通信システムなど)の向上とかいった「兵器の近代化」を積極的に推進しているというのに、日本だけ既存の兵器性能にあぐらをかいて何もしていなかったら、日進月歩の兵器競争から完全に取り残されてしまうでしょう。第2次世界大戦時だって、大戦当初に無敵を誇った兵器が、新たに出現した新型兵器のために完全に駆逐されてしまった事例がたくさんあるではありませんか。それと同じものであると考えてもらえば結構ですよ。


<その事については特に異論はありませんが、私は日本はすでに軍事大国だと思います(田中氏が述べているのとは少しニュアンスが違いますが)。>

 あなたの「日本はすでに軍事大国論」には全く興味ありませんし、私が指摘する田中芳樹の問題点に関して特に異論はないと言うのであれば、議論の争点が全く存在しなくなるわけですから、この議論はこれでお終いということでよろしいですね。
 それに、田中芳樹が例の社会評論を展開していた当時(1990年)、あなたが持ち出してきた3.5世代戦車群は世界のどこにも存在しなかったのですから、それらの兵器性能&価格と90式戦車のそれとを比較する手法はあまりにも後付け過ぎるやり方で、時世的に見ても極めて不適切であると言わざるをえません(しかもそれが「田中芳樹擁護論」であると言うのであればなおさらです)。あの評論で90式戦車の比較対照を持ってくるのであれば「1990年当時に主流だった他国の主力戦車」にするべきでしょう。批判対象たる田中芳樹自身がそうしているのですし、私もそれに基づいて批判を展開しているのですから。
 そもそも、あなたの兵器関連の主張内容自体、田中芳樹が評論中で問題にしているテーマと大きくズレてきていますから、この件に関して議論すればするほど、田中芳樹関連の話題からどんどん離れていくことは明白です。
 よって、非常に一方的な通告で申し訳ありませんが、この件に関しては私はこの投稿をもって撤退させていただきます。


<創竜伝の考察22番№2031において、冒険風ライダー様は海軍のヘリ空母に陸軍のヘリが搭載されているのはおかしいと書きました、ですがあれはホントに陸軍のヘリだったのでしょうか。
 軍事に詳しい者なら、ヘリ空母とは強襲揚陸艦かヘリコプター搭載揚陸母艦の事だと分かります、なぜなら市販の本にそのように書かれてある物がかなり有るからです、あれが揚陸艦なら搭載されているのは海兵隊のヘリです、彼らは攻撃ヘリも運用していますので何の問題もありません。
 それなのに冒険風ライダー様ご自分の中途半端な知識で搭載しているヘリを陸軍のヘリと決めつけ批判しています。>


 ただ、上の件に関しては、私の間違いを指摘してくれたことに素直に感謝すると共に、私も自らの誤りを認め、訂正・謝罪を行うことにします。確かにこの件に関しては結果として私の調査・検証不足だと言われても弁解のしようもありませんしね。
 田中芳樹およびファンの皆さん、申し訳ありませんでしたm(__)m。

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board4 - No.3019

Re:Re3005/3009:一応の目途

投稿者:とおりすがりのミリオタさん
2002年10月09日(水) 14時52分

>冒険風ライダー氏
とりあえず私が下で引用したサイトを見てください。
90式の世界での評価がわかるはずです。すべて第3位にランクされています。この評価は信用できませんか?

>10年以上も前に採用した兵器の改良を全く行わないこと自体が問題なのです。

と言うのは根本的な誤りです。
90式自体公表されているだけでもA型とB型があります。これは正式に公表されている事実です。
90式A
ttp://jda-clearing.jda.go.jp/kunrei/i_fd/iz1990d9003.html
90式B
ttp://jda-clearing.jda.go.jp/kunrei/i_fd/iz1993d9003b.html
さらに、A型には前期型と後期型があるようです。

>テストに必要な量産試作品を充分に造ることが難しく、運用・耐久テストが満足に行えないといったことが往々にしてあります。

この部分も間違いでしょうね。私も以前はそう思っていたのですが、事実は異なるようです。つまり有意な試験を行えれば十分であってそれは、試作品の数には依存しないようです。

>戦車の件で言うと、エイブラムスと90式戦車は、ほぼ同じ時期に両者共開発が開始

そもそも比較するのなら無印のM1と比較すべきでしょう。いきなり
M1A1と比較する理由が不明です。

>他の国が装甲の強化とか情報伝達手段(GPSや車両間通信システムなど)の向上とかいった「兵器の近代化」を積極的に推進しているというのに

この部分も間違いでしょうね。まず情報関連ですけど、現実にはカタログに書かれた理想論以上ではないようです。つまり実施しようにも必要な帯域がまったく足らないようです。兵器を輸出するためのカタログスペックを真に受けるのは危険ですよ。
それから、装甲関連。90式に採用されているセラミックを使った復号装甲を製造できるのはドイツぐらいのものでしょう。フランスのルクレルクの装甲があのような形態になったのは、おおきなセラミックの装甲を作る技術がないためだと言われています。

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board4 - No.3020

Re:「世間の常識」と「ミリヲタの常識」

投稿者:やまそ
2002年10月09日(水) 15時48分

全く関係ないが、兵器の評価について一つ。
陸自の戦車兵曰く「74式は4人乗り。防御作戦の際は隠蔽するのに一人が待機、一人が警戒、二人が偽装を行なった。90式は3人乗り。一人が待機、一人が警戒、そして偽装が一人。つまり防御作戦の準備に倍の時間がかかるようになった。にも関わらず歩兵による偽装の直協体制は確立されていない。つまるところ、戦闘力は向上したが作戦力は低下したと言える。マニアも含めてスペックだけ見て大喜びする連中は実際の作戦力をちーっとも見ない」
加えて曰く「複合装甲は車体正面の右側だけ。戦闘教本には交戦の際は敵に右側を向けろとあった。そりゃまあ、出来るだけそうするが、早々都合良く行かないのが戦争ってものではないのかね」
兵器の性能以前に考え方の問題かなと思うが、如何。
スペック表通りの性能が出るなら駄作はねーわなと、そういう風に考える事はできないかね。

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board4 - No.3021

Re:Re3005/3009:一応の目途

投稿者:つまるところ・・・
2002年10月09日(水) 17時53分

冒険風ライダー師、前の「移動要塞」の時と同じで、自己の無謬性に
1000ページのキレツ大百科が発行される前に、ヤン・ウェンリー式脱出術を発動したってことじゃ?

最後にちょっと照れ隠しっぽく地歩を失った事を認めておられますが。

正直、現代テクノロジーについて、当該技術に実際に通じてない者が
実効性のある判断を下すのは難しい。
ってかリスクを孕んでるでしょ、プロの判断でも。
(精緻なリサーチに複数の人間が別々の観点から斬り込むようにするのはリスクヘッジのため)
論考を精緻にまとめ上げるのは論理能力と国語力の問題だけど、ことが
テクノロジーに関わる場合、ロジックだけじゃなくて物理法則が関わる
以上、「常識」のみによる判断は通じない。
資料に現れる数字や事実の意味をテクノロジーの文脈で読み取る訓練
(現場百回でやっと身につく類の)がなければ、所詮素人判断の域を
出ない訳で、師は議論の範囲や撤退時期の判断力も、その舌鋒と同様で
あったと云うところですかな。

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board4 - No.3022

Re:Re3005/3009:一応の目途

投稿者:倉本
2002年10月10日(木) 02時01分

ところでずっと前から疑問だったんですけど。
創竜伝3巻の戦車って本当に実在の90式戦車と同じものなんでしょうか。
創竜伝3巻が出たのは89年だから90式はまだ採用されていないはずなんですが。

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board4 - No.3023

Re:Re3005/3009:一応の目途

投稿者:吉良国 育生
2002年10月10日(木) 06時52分

 田中氏が間違っているからといって、冒険風ライダー様が正しいわけでもないでしょう。

 私は、田中氏に軍事知識がないのはこの国の環境からいって仕方ないと考えています(その所為で田中氏が恥をかいたとしても私の知ったことではありません)。
 しかし、本ページ管理人様は知ったかぶったことは書かなければ良いと言い、冒険風ライダー様はそれに同意し、人を批判するならそれなりの労を払えと言いました。
 では、あなた方は田中氏を批判する為に充分な労を払ったと言えるのでしょうか。
 私にはとてもそうは見えませんでした、あなた方も田中氏と同じく知ったかぶって書いているのではないでしょうか。
 特に冒険風ライダー様の創竜伝の考察22番№2031、いろいろと田中氏の兵器描写を批判していますが(もう細かい事は言いませんが、ここにはまだ間違いがありますよ)、あの参考資料はなんですか、ゲームソフト一本が冒険風ライダー様の言う労ですか、あまりにも酷いのではないでしょうか。
 私が言いたいのはそれだけです。

 とおりすがりのミリオタさん様、やまそ様、私もまだまだですね、大変参考になります有難うございました。

親記事No.2978スレッドの返信投稿
board4 - No.3024

Re:続・続・経済学的に正しい銀英伝

投稿者:准提督
2002年10月10日(木) 07時46分

補足です。

まずはSAIさま、参考資料の提供まことに有難うございます。いい勉強になります。今早速見ているところですが、ちょっと時間が掛かりそうです。

1.「元々の同盟市民」は社会保障に寄生できるか
>彼(鉄骨運びをしていたにーちゃん)は亡命者のやる仕事には決してつきません。本当になければ社会保障で遊んで生きる事になります。
というSAIさまの見解ですが、これはないでしょう。なにしろ拡張期ですから、この640年周辺は。遊んで暮らしている労働人口なんぞ絶対許しませんよ、産業資本家が。一人でも多く労働者が欲しい。工期に間に合わせるためなら「元々の同盟市民」だろうと猫だろうと使える者は何でも使え、です。そして立法府もこの資本家の声は無視しないでしょう。この点はSAIさまもおっしゃるとおり既存の権力体制は産業資本家と必然的に癒着しておりますから。
従って640年の時点で「元々の同盟市民」を遊ばせる立法は成立しないと考えます。

2.司法府の審査能力
1951年、マッカーシズムの華やかなりし頃、合衆国連邦最高裁判所は政府転覆を企てた共産党員11人に対し有罪判決をくだした。ただし、この時「あくまで不法行為のあったときにのみ刑罰は下されるのであって、共産党員であるがために罰せられる事はない」と判示。連邦政府、議会、そして世論の共産党狩りを封じた。
1954年、合衆国連邦最高裁判所は「公立学校は黒人・白人共学を受け容れなければならない」と判示。公民権運動のはしりとなった。
2002年の諸問題については目下勉強中ですので明確な形での論述は出来ませんが、これについてはまだ司法が最終的な判決を出していません。従って、立法における審査が機能していないことの証明にはなるかもしれませんが、少なくとも今はまだ司法が機能していないと決め付ける材料にはならないのではないかと思います。


関係ないのですが、どうもこれは台湾(同盟)、香港(フェザーン)、中国(帝国)に似ているかもしれませんね。台湾では少数の外省人(元々の同盟市民)が多数の本省人(亡命者)を差別していましたが、結局外省人独裁を維持し切れなかった。

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board4 - No.3025

Re:人口論議よりはるかに重大

投稿者:SAI
2002年10月10日(木) 08時45分

なんとも難しい問題ばかりですね。


>SAIさんはチャーチルが「ない」と言った代替案が「ある」と言われているのではないでしょうか?それはどういうものでしょうか?

いまだ来らぬ時代を事前に予測するのは非常に難しいです。正直いってだめなことは解り、違うものを発見せねばならないことまではわかりますが、Kenさんが欲しい答えは解らないとしか答えられません。もう一度神様が地上に降りたって政治をやってくれればいいかもしれませんね。
まあ、そういう危険な冗談はさておき、その力を自分や取り巻きのために使うのではなく、公益の実現のために使う人間は極少数だという現実がある以上、その少数の人間に王をやってもらうしかないのでは。
つまり政治的には王制、ただし経済的には極端な格差が生じないようにする、これが現時点での私の答えですね。間違っているといわれてもこれは反論しません。こればかりは次の時代にならねばわかりませんので。

>「年収200万の人々の中に、少数の年収1億の人がいる社会と、全員が年収50万の社会とどちらがよいか?」
両方最悪だと答えます。間違ってるものを二つ比べても仕方がないです。間違っている点が違いますが。前者だと、極少数は王侯貴族のような生活をして、大多数はそれを見ているだけ、犯罪は横行し、その中には社会を破壊してやろうと考えるテロリストだって存在する。失業率は慢性的に高く、いつ失業するかわからないし税金も年々高くなる。生活は今日よりも明日、明日よりもあさってと着実に苦しくなって行く。
それでも後者よりは当分は良い生活を送れる。
後者は当然の事ながら貧しくまた働いても見返りがないため、労働意欲がわかず、低能率な仕事ぶりでしかない。よって経済は発展しない。
科学技術も進まず、それこそ産業革命以前とさして変わらぬ生活であるだが犯罪や失業は存在せず安定しているため未来を心配する必要はない。
でKenさんはどちらの間違いの世界に住みたいですか?
なお正しいのは一番下が400万ぐらいで、一番上が1600万、で大多くが800万から1000万ぐらいもらっている社会です。
繁栄していた50、60年代のアメリカ、70年代80年代のドイツ
日本はそういう社会でした。
なお、皆さんが嫌いな北朝鮮は後者の構造ではありません。前者と同じ構造です。前者の考え方は北朝鮮に近づく愚行です。ではなぜアメリカと北朝鮮の経済規模が違うかといえば過去の蓄積が違うからです。

>もしもSAIさんが大統領だったら、300万とも500万ともいわれる不法移民をどのように扱われますか?

一番難しい問題ですね。もし現実に大統領だったなら、8年ぐらいなら大丈夫、次のやつがなんとかするさと考えて、やる気があるようなポーズだけ見せて実はなにもやらないで任期満了したいですね。
なにせ不法移民の問題はいままでアメリカがやってきたことすべての罪の現れであり、これを解決するには外交から内政まですべてを変える必要があるからです。この問題を解決しようとすれば、今アメリカを支配している連中を敵に回しケネディのように殺されるでしょうから。
アメリカ国民上から下まですべてがこのままではだめだ、なんとかせねばならないと思うか、でなければ戦争か何かで反対派を一掃した状況でなければ不可能なぐらいラディカルな政策をやらねば解決はできません。だから現実になったら上記のような態度をとると思います。つまりなにもやらず見てみぬふりをする。

>「交わる」という言葉の意味

婚姻関係を結んだり、同じ地区に住んだりすることです。例外がいるのが知っておりますが、この場合は大多数がなにをやるかです。
今でも黒人が引っ越してくれば回りの白人は次々と引っ越していなくなり、地価は下がり、貧しい黒人たちしかすまなくなる、このような現象が起こっている以上人種同士は交わらなかったといえるのでは?

>今回のような事件で百万ドルの賠償をせよというような場合、払うのはまずもって白人、受け取るのは黒人というケースしか日本にいるためか私は知りません。

豊かな白人は常に与える側、貧しい黒人は常に与えられる側にいる。
黒人を絶対に与える側には入れないようにしているのは差別では?
なお、白人社会と黒人社会との間にある、絶望的なまでの富の格差は
それこそ数百万ドルぽっちではありませんよ。しかもその格差は年々開いています。高額の賠償金は黒人の不満を黙らせるための麻薬みたいなものです。

>どういう方法がよいとSAIさんは思われますか?黒人にあらかじめ議席を割り当てることでしょうか
どうすればよいでしょうね?あらかじめ議席を割り当てるわけにはいかないでしょう。ヒスパニックはどうするんだとか、それこそ収拾がつかなくなると思います。それでも割り当てたとしても、部下も回りもすべて白人という構造が変わらねば黒人上院議員もお飾りと代わらないでしょう。かといって、その構造を変えれば今度は白人がだまっていない。
本当にどうすればいいんでしょうね?解りません。

准提督さんのほうはまた今度。

親記事No.3012スレッドの返信投稿
board4 - No.3026

Re:定期的にこういう人来るね

投稿者:てんてんdwp
2002年10月10日(木) 08時45分

>何でまた、恥かくだけの、こんな書き込みをやらにゃ気が済まん人が、ちょいちょい出るのか不思議ですわ。「自分の言っていることが、そのまま自分に降りかかるのは、かなりみっともない」ということを、冷静にお考えになってみたらどうでしょうか。

単純に想像力の欠落があるからでしょうね。つまり
・「田中芳樹を撃つ」というタイトルでおおよその内容を想像できない
・自分が書いた内容が自己矛盾していると想像できない
・その結果、自分が恥を掻くことも想像できない

親記事No.3017スレッドの返信投稿
board4 - No.3027

Re:こっれて社会評論のネタになるかな

投稿者:KUR
2002年10月10日(木) 10時37分

> これって田中さんの社会評論のネタになるかも。

ほぼ確実ではないかと……

ただ、これに関しては私も首をかしげるところではあります。
愛国心というのは、こう自然にわきあがるから価値があるもので、
それに点数をつけるのはどうかと言う気はしますね。

通信簿の点数欲しさに割り切って「愛国」を演じる子供とかあらわれたら切ないですよ。
国を愛するってのはそういうもんじゃないんだ、と。

親記事No.2993スレッドの返信投稿
board4 - No.3028

Re:Re3005/3009:一応の目途

投稿者:きよきよ
2002年10月10日(木) 10時59分

いつも、ナルホドと思いながら掲示板を見ているきよきよです。

この戦車の性能についての話題、特に90式についてですが、
”最終的には実戦による戦闘証明が必要である。”
としか言うことが出来ないと思います。
日本が戦争状態に突入し陸戦が行われれば、90式の真の姿が
分かるでしょう。

こんなものでどうでしょうか?

以上

親記事No.2993スレッドの返信投稿
board4 - No.3029

実戦による証明

投稿者:とおりすがりのミリオタさん
2002年10月10日(木) 12時15分

>実戦による戦闘証明

いわゆるコンバットプローブンのことだと思いますがこれはこれで議論の余地があります。

まず、コンバットプローブンとはどういう意味でしょか。
もしそれが設計時の想定どうりの性能が発揮されるかどうか、と言う意味であれば実戦を経験する必要がないでしょう。開発の際の試験や実験
、さらに訓練の際の運用を通じて性能を証明する事が出来るでしょう。

あるいは、コンバットプローブンとは設計時の想定にはない状況で運用される事をいうのでしょうか。もしそうだとすると、世界の現用兵器のほとんどはコンバットプローブンではないと言う事になります。設計時の想定内で運用された湾岸戦争時の多国籍軍の戦車もコンバットプローブンである、とは言えないわけです。

ちなみに戦車に関して言えばコンバットプローブンな最新の戦車は、湾岸戦争時のイラクのT-72(モンキーモデルですが)だと言われています。設計時の想定を超える環境で使われたのが間違いないからです。

board4 - No.3030

管理人さんへ質問

投稿者:無気力なひと
2002年10月10日(木) 12時42分

 ひとつ無意味な仮定の質問をさせてください。
タナ撃つの方々が田中芳樹に要求しているのは 初期の田中作品の作風。
そして、今の田中作品を中期とします。
たぶんありえない話ですが、
もし、タナ撃つの活動により 田中芳樹が初期の作風を取り戻し活動を始めたとします。
これを後期とします。
この時点で タナ撃つは公約どおり閉鎖しますよね。
しかし、中期田中作品が一番いいと考えている人々は当然ながら不満を感じます。
(今のあなた方の様に)
それで、彼らの中には田中芳樹に もとの作風(中期)にもどってほしくて
後期田中作品および現在の田中芳樹の思想を批判するサイトを立ち上げて
それが一定の支持を集めるほどの能力を持っているとしましょう。
そのサイトをなんらかの理由で発見した場合、あなた方はどういう対処を行うのか
昔を懐かしんで支援するのか、田中芳樹にまた変節されてはかなわんと攻撃するのか
ぜひ、教えて欲しいです。

 また、タナ撃つの目標は プロ野球にたとえるなら
長島名誉監督や王監督にいますぐ現役復帰し若い時の記録を塗り替えろと
主張しているようもので、あまり現実的ではないと思います。
まだ、なぜ、彼らはあのような偉大なことをできたのか、また、こうしておけばもっと記録を伸ばすことが
できたのにと語り合うほうが有意義ですよね。
さらに、現役の選手達に対して彼らの記録を乗り越えることを応援することも。
そして、このようなことはいまのタナ撃つの掲示板の主要なテーマですよね。(反銀英伝など)
つまり、管理人さんの掲げている目標はもはや現実でもないし、
タナ撃つの常連の方々にとっても すでに どうでもいいことになっているような気がしてなりません。

 ちなみに私にとっては田中芳樹は過去の人で、
彼の現在の作品にはまったくといっていいほど興味はありません。

親記事No.2944スレッドの返信投稿
board4 - No.3031

Re:銀英伝版「平家物語」&「フランダースの犬」

投稿者:ソルジャー大佐
2002年10月10日(木) 15時01分

八木様、レス有り難う御座います。

小官のたわいもない思いつきに、お付き合い頂き恐縮でございます。

> リップシュタット戦役でキルヒアイスが死に、アンネローゼはラインハルトではなくエルウィン・ヨーゼフと共にいるようになった。ラインハルトは、姉が自分を捨てゴールデンバウム家の皇帝を取るのか、と苦悩するのだった。

そう言えば、精神病理の専門書では、新たに生まれた弟・妹に両親の愛情や関心が移ったことにより情緒不安定になる長男・長女の症例を紹介していますが、ラインハルトの超強度のシスコンもこの症例に該当するようですな。
(しかし、二十歳過ぎになっても乳離れ・・・じゃなかった、姉離れ出来ないヤツが銀河帝国皇帝とは・・・(^^;;;;)

> その時1つの報告が入る。何とフェザーンが皇帝誘拐を企画していたのだ。ラインハルトは、もはや目障りでしかない皇帝を自分の視界から消しアンネローゼから引き離すべく、そして同盟侵攻の大義名分を得るためにもその行動を黙認にした。
> その結果(2つに分岐)
> 1・新無憂宮でたまたま皇帝に添い寝をしていたアンネローゼまで皇帝を一緒に連れさらわれた。
> 2・皇帝誘拐事件が起こり、アンネローゼはラインハルトのもとに皇帝を早急に救うように嘆願に行く。その時、ラインハルトのくせからアンネローゼは弟が裏で誘拐事件に関わったことを感じとった。幼い皇帝を自らの野望の為、誘拐事件を起こしてまで利用する弟をアンネローゼは糾弾した。
>
> 1・2どちらが起きてもラインハルトの脆弱な精神には、鋭い一撃があびせられた。
> 1の場合・安易な同盟侵攻を行えばアンネローゼの身に危険が及ぶ可能性が高い。

アンネローゼ誘拐&人質は、不沈戦艦様の超大作「大逆転! リップシュタット戦役」と同じネタになりますね(笑) やはり、アンネローゼはオーベルシュタイン(or地球教徒)の差し向けた刺客に暗殺されるのか?

> 2の場合・皇帝誘拐の黙認を知ったアンネローゼが自分に向ける視線が痛い。
> そしてどちらの場合もアンネローゼの存在が、ゴールデンバウム王朝よりになっているため、皇帝が死んだ場合、また帝位を簒奪した場合に姉との絆が切れる可能性が非常に高い。

まず間違いなく、疑う余地もなくラインハルトはアンネローゼから「勘当」を申し渡されることでしょう(笑)
(アンネローゼにしてみれば「ラインハルト、わたしは貴方をそのように育てた覚えはありませんよ!」ということになります。)

> シスコン・ラインハルトにとって、キルヒアイスとの絆を失った今、アンネローゼとの絆まで失うことが出来るのか?

おそらく、ラインハルト本人の意思とは関わりなく、地球教とオーベルシュタインの陰謀合戦の結果、生死はともかく、アンネローゼとの絆は破綻を迎えることでしょう。

> う~ん、結局エルウィン・ヨーゼフ2世はどんな性格になっても誘拐される運命のようです。むしろ純心な分、どのような死に方になるのかが問題になってきそうです。(⌒~⌒ι)

既にお気づきのことと思いますが、最初に小官が投稿したときの「星の大海にも都はありましょう・・・(涙)」の台詞は、平家物語・壇ノ浦での二位の尼(平時子)の言葉と「我が征くは星の大海」(を当てこすって)から引用しています。
当初の想定ではエルウィン・ヨーゼフⅡ世の母方の祖母バイロイト男爵夫人(仮名、銀英伝版二位の尼)にこの台詞を言わしめるつもりでしたが、こうなってくるとアンネローゼが言う羽目になるかも・・・
(やっぱ、「悲劇的美談」になってしまいますな・・・)

> キルヒアイス、アンネローゼという精神の枷を乗り越えたとき、ラインハルトは真の成長を果たし偉大な皇帝になるのか。それとも精神のバランスが崩れた欠陥皇帝になるのか。やはり興味はつきないです。

ラインハルトには、銀河の覇権を握ってから病没するまで、あまり時間が残されていませんから、「死」を目前にしてどこまで「人生」を悟り得るか、小官としましても大いに関心のあるところです。

それでは、
今回の追加投稿はここ迄にいたしとう御座いまする<(_ _)>

親記事No.3017スレッドの返信投稿
board4 - No.3032

Re:こっれて社会評論のネタになるかな

投稿者:IK
2002年10月10日(木) 15時13分

> > これって田中さんの社会評論のネタになるかも。
>
> ほぼ確実ではないかと……
>
> ただ、これに関しては私も首をかしげるところではあります。
> 愛国心というのは、こう自然にわきあがるから価値があるもので、
> それに点数をつけるのはどうかと言う気はしますね。
>
> 通信簿の点数欲しさに割り切って「愛国」を演じる子供とかあらわれたら切ないですよ。
> 国を愛するってのはそういうもんじゃないんだ、と。

へえ、左翼の強い福岡でねえ…。時代が変わったっていうことでしょうか。
これは点数っていうか、評価になってるんでしょうか。
単にその子の性格・傾向を把握しているだけなのでは?
私もかつて福岡市で小学生やってましたけど、「積極的・消極的」「真面目・落ち着きがない」とかっていう性格分析の欄はありました。考えたらその方がすごい話かも。
もしただの性格分析の一環でこういうことをしているならば、これだけを取り上げて非難する理由がわかないですね。
地域、共同体、ひいては国家に責任をもつということ自体はいいことだと思うんですけど。

だから内申点みたいな評価になってるのか、それともただの性格分析なのかっていう違いは重要だと思います。
もちろん愛国心をもたない子を排斥するのは間違ってますが、それは大人しい子を「明るくないからダメ!」っていうのがおかしいのと同じ意味で語られるべきだとは思います。
でも多分、もし田中さんがこれを取り上げたら、右翼の暴走みたいに書くような気がしますよ。

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