初代掲示板過去ログ

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投稿ログ6 (No.157 - No.188)

board1 - No.157

RESなど

投稿者:本ページ管理人
1998年11月19日(木) 00時42分

>「ぴるる」については、私も他の人の本で読んだ記憶があります。教育関係者の間では有名な話のかもしれません。
>類型的な(パクリ?)文章で批判するのがどうとかいったことも、単にその文章に共感できたから同じような論旨になるのかもしれません。

 この例ではありませんが、大新聞のコラム欄がよく同じ類の批判をしていますね(朝日新聞どころか産経新聞まで)。それくらい、「個性を尊重しよう」という論旨が、それこそ、ある意味では文部省の検定以上に体制的になっているような気がするのです。否、今回新しく文部省が発表した学習指導要領を見ても、そう感じます。
 それにしても、言うは易し行うは難し。田中芳樹からは軍国主義的ファシズム集団の如く言われ、小林よしのりからは反日的左翼売国奴の如く罵られ、文部省で働いている官僚の方は本当に大変だと思います。


>あくまでも、僕は「小説」として氏の小説を割り切って楽しむことにしているので、このようなことを言っていますが、僕と意見が違うからといって管理人さんを攻撃するようなつもりはありません。先にも述べたように、このような批判は必要です。これからもどんどん「撃って」下さい。批判に気を悪くしたからといってその批判の存在が認められないというのであれば、それこそ創竜伝の悪役(ということになっている全体主義者)と同じです。

 ありがとうございます。ファンの方にこのように言っていただくと非常に心強いです。

board1 - No.158

はじめまして

投稿者:宇井葦由     
1998年11月19日(木) 00時47分

(=本ページ管理人より=どうしても掲示板に繋がらない為にメールでご意見をいただいたので転載します)

私は創竜伝の10巻目まで田中芳樹ファンでした。しかし10巻目で南京大虐殺について触れられているところで気がつきました。
”数は問題じゃない” =数が問題だっちゅーの!
”実際に現場に行け” =香港のコンビ二だってまともにつりが返ってこねえんだぞ!
11巻目は買いましたが、もうこれ以上田中芳樹氏の本を読むつもりはありません
ちなみに私の最近のアタリは平井和正です

board1 - No.159

しかし…

投稿者:本ページ管理人
1998年11月19日(木) 00時50分

本当に繋がらなぇなぁ、シリウス。
こんなんだと移転するぞ。

board1 - No.160

浅識氏へ、まとめ

投稿者:不沈戦艦
1998年11月19日(木) 03時50分

 先ずはお礼申し上げておきます。最初はお互い多少感情的になっていた部分もありましたが、途中からは逆の立場からの冷静な論争になって、大変有意義だったと思います。誰かが反論する事を期待して書いたものでは無かったのですが、結果的には良い論争になったようです。

①民主主義を体現している人物に共産主義のエピソード
 私は作者が共産主義に共感する部分があると思った。浅識氏は単にエピソードとして面白いから採用したと思った。実際のところは作者の胸の内だから、誰にも解らない。こんなところでしょうか。

②華やかな宮廷は
 私はルイ王朝をイメージしていると思った。浅識氏もそれにはあまり異存がある訳ではない。ただ、一部分だけで全体を見るのはいかが、という事。従属物なのだから。まあ、私も一部を全体に拡張して解釈し、「だから田中芳樹は悪」と言うつもりはありません。前にも書いた通り、無意識でチョコチョコ出ちゃったんじゃないかな?というだけの話です。また、世襲であるかどうかというのは、私はかなり重要な要素だと思ったのですが、浅識氏はそうは思わない。解釈の違いということでした。

③ローエングラム王朝=中国?
 これに関しては、浅識氏の言う事に一理あります。ナポレオンのエピソードやルイ14世のエピソードは寡聞にして知りませんでした。ご教示ありがとうございます。私は皇帝親政の独裁国家、という事で中国のつもりかな?と思ったんですが、違う要素もかなりあると理解しました。

④善い、悪いの作者の価値判断は
 まあこれは何とも言えませんね。私にも解りません。あくまで私の印象ですから、証明するのは困難です。「創竜伝への道も見えてくる」件に関しては、一応拙文の論旨はそこなので、ご理解いただけて良かったと思います。

 最後の、作者に手紙を出す件に関しては、膨大な量(どれくらい来るのかは知りませんが、人気はあるのだから多いのでしょう)のファンレターに埋まってしまうのではないかな?とも思っておりますので、今のところ出す気はありません。浅識氏へのレスは、以上で締めたいと思いますがよろしいでしょうか。

board1 - No.161

へんなのいるね

投稿者:魏衆愚
1998年11月19日(木) 04時34分

お~い

情報シリーズふたりで何盛り上がってるんだ?

他人からはまったく理解できん


それとも、もしかして一人でシコシコかいてるの?

board1 - No.162

不沈戦艦さん×浅識さん論争の感想 

投稿者:本ページ管理人
1998年11月19日(木) 08時19分

 一観客の立場からお二人の論争を興味深く読ませていただいてました。
 まさに掲示板を作った冥利に尽きるというもので、お二人には感謝したいと思います。

 さて、いよいよまとめに入ったようなので、今更、しかも横から失礼ですが、私の感想を述べさせてもらいたいと思います。


>①民主主義を体現している人物に共産主義のエピソード
> 私は作者が共産主義に共感する部分があると思った。浅識氏は単にエピソードとして面白いから採用したと思った。

 私は、不沈戦艦さん浅識さん双方とも的を得ていると思います。まず、共産主義が民主主義の原理主義的(しかも相当な過激派)思想であることがありますね。ゆえに、かつて、戦後民主主義の影響をダイレクトに受けた団塊の世代が全共闘に走ったように、田中氏が毛沢東(中共)に共感があったとしても別段不思議ではないような気がします。
 同時に、もしそのような影響があったとして(はっきり言って仮定ですね)、田中氏が意識してそのようなことを書いているとは思えません。おそらく、エピソードとしての採用でしょうね。

>②華やかな宮廷は
>③ローエングラム王朝=中国?

 銀英伝に不沈戦艦さんのようなツッコミをしてしまうと、際限なく解釈が広がってしまう気がします。
>これは単にアスターテ会戦の各個撃破の材をナポレオンから取った
と浅識さんも仰っていますが、銀英伝の戦闘シーンなどはあざといくらいにモデルが存在しますからね。私は、結構、この、ごった煮テイストが好きなのですが。
 ちなみに(全然余談ですが)、憂国騎士団というのは、ハヤカワの外国物のデスマーチャント(死の商人)シリーズに「憂国騎士団の陰謀」という作品があり、それから名前を取ったようです。中身は、銀英伝の憂国騎士団とは関係なかった気がします(途中で読むのを止めた<というような作品でした)。こういうこともあるのでは?

>④善い、悪いの作者の価値判断は

 ただ、ヤンやヤンファミリーを見ると、民主政体に対する懐疑があっても民主主義には共感しているようですからね(これなどは創竜伝に繋がっていると思う。つまり、今の政治は嫌いだけど、将来現れるかも知れない理想の民主政治には憧れている)。最終的には易姓革命よりも民主主義を選んだのではないでしょうか。


>最後の、作者に手紙を出す件
 これに関しては私にも関わってくると思うのですが、とりあえず公開していくことでアピールしていきたいと思います。このページはリンクもオフで知らせることも全然OKですので、知らせたい方はお知らせして構いません。

board1 - No.163

ミニ田中芳樹たち

投稿者:小村損三郎
1998年11月19日(木) 12時55分

「タイラー」シリーズ等で一時人気のあった吉岡平氏は設定、キャラクターの配置、果ては作品を途中でブン投げる所(妖世紀水滸伝・・・108人揃った所で切るなんて、アンタは金聖嘆か!)まで「ミニ田中芳樹」と言える位に田中氏の作品を模倣していましたが、唯一妙な社会批判の部分だけは真似なかったのは賢明でした。まあ、自分はその器でないと自覚していたからでしょうが。

片や、明らかに悪い影響を受けてるのが架空戦記作家の横山信義氏。
明らかに朝日新聞とおぼしき「某大新聞」や市民団体の連中が醜悪でヒステリックな言動をする辺りや、作中で彼らをこれでもかとばかりにこきおろしている所等はどう見ても田中作品の影響(もしくは対抗)でしょう。
架空世界で現実の新聞や団体の批判をしてどうする!って感じです。
反面、痛快に思う時もあるんですが、これは創竜伝に痛快さを覚えるファンと同じ心理ですね(^^;)
佐藤大輔氏みたいに皮肉程度で抑えておくのが丁度良いかもしれません。

board1 - No.165

RE.163 おもしろ~い

投稿者:本ページ管理人
1998年11月19日(木) 14時43分

>「タイラー」シリーズ等で一時人気のあった吉岡平氏は設定、キャラクターの配置、果ては作品を途中でブン投げる所(妖世紀水滸伝・・・108人揃った所で切るなんて、アンタは金聖嘆か!)まで「ミニ田中芳樹」と言える位に田中氏の作品を模倣していましたが

 ノベルス界での田中芳樹の影響力は絶大ですからね。このような意味での「ミニ田中芳樹」は若手として至る所にいると思いますよ(特にファンタジアやスニーカー文庫系)

 アレな話で申し訳ないですが、某フランス書院の某ナポレオン文庫で龍門主樹という作家が書いている「―愛戦士マリア―BLACKミッション1999」という本は、エロ小説のくせに田中芳樹の悪い部分を真似した「ミニ田中芳樹」で読んでて笑えます。アレに使おうとして買った人は可哀想に(と思えるほどエロシーンがなくて説教ばっかり^_^;)


>片や、明らかに悪い影響を受けてるのが架空戦記作家の横山信義氏。
>明らかに朝日新聞とおぼしき「某大新聞」や市民団体の連中が醜悪でヒステリックな言動をする辺りや、作中で彼らをこれでもかとばかりにこきおろしている所等はどう見ても田中作品の影響(もしくは対抗)でしょう。

 な、なんて楽しそうな… いろいろ居そうですね。こういう人々。

board1 - No.166

小ネタ・田中芳樹の毛沢東評価

投稿者:新Q太郎
1998年11月19日(木) 17時50分

いやあこの掲示板、本当につながらないっすね。
「シリウス」だから地球に対抗して、陰謀を企てているせいかしら(笑)。

ところで古い書き込みにも幾つか見られたけど、田中氏は毛沢東に対して見方が甘いんじゃないか?という点について一言。

まず、1巻か?「中国は文革時代でも、個人名を都市につけなかった。さすが文字の国」と竜堂始に言わせてましたな。文革中、そこら中で仏像を壊しまくったり「偉大な太陽、偉大な舵取り・・・」などの敬称をつけて毛を呼んだりしたことは知っている筈なのにねえ。
第一、確かにヨーロッパなどでは王や為政者の
名を都市や建物に付けることが多く、中国その他は少ない。
が、それは文化の違いというものだろう。中国では古来、皇帝の名前に用いられている字を畏れ多いということで公文書から削ったし、日本でも神聖な「名」(いみな)を避ける慣習はずっと続いたため、為政者の名前をそのまま(神号、謚などは除く)付けた土地はほぼないはずだ。
だからと言って、別に日本が文字の国であったというわけではない。「名前」というものに対する態度や感じ方が国や民族によって異なっているのは当然で、それを一律に引き比べるのがお門違いというものじゃい。(それに文中では、個人名を都市に付けるのを社会主義の特徴のように言っていたが、それは幾らなんでも社会主義がかわいそうなんじゃないか?)
------------------
余談に入り過ぎた。もうちょっと重要な話。
何巻だったか、中国人政治犯が「毛沢東の評価は、今後50年くらいしないと解らない」といった科白を述べていた。・・・個人的には異論があるが、まあ完全に的外れであるとは言い切れないかもしれない。
ところが。
他の個所で湾岸戦争のアメリカ将軍とおぼしき人物を、「何万人もの人を殺した男」といった感じで描写しているのである。・・・毛沢東は50年かけて評価し、シュワルツコフは2ー3年で評価しちゃうのかい、おい。

おまけに「ウエディング・ドレスに赤いバラ」という吸血鬼ものでは、いわゆるドラキュラのモデルとなったルーマニア貴族に対し一部の歴史家が「国の防衛には功績があった」という評価をしているのを皮肉り、「そういう目的のためなら人を殺してもいいと思ってる人たちだけが、そういう評価をできるのだろう(大意)」と書いている。
確かに、ある意味立派な意見ではある。・・・ただ、そんな見方を毛沢東にしたらどうなるのかなあ、と思った次第。

*正確な引用を期すためには読み返すのが筋だが、手元にないので記憶だけで書いた。大筋では間違っていないはずだが、間違いや「正確にはこうだ」という個所はご指摘賜りたい。

ちょっと小手調べというか、枝葉の部分にだけこだわってしまったが、後でもう少し大きな問題点を書いてみたいと思います。
というわけで以後も場所をお借りしますのでよろしく。

board1 - No.167

管理人殿(創竜伝について)

投稿者:岡田
1998年11月19日(木) 18時00分

以下に書く事はあくまでも岡田の感想です
管理人さんは田中芳樹の創竜伝を批判するにあたって
一つ大事なことを見落とされてはいないでしょうか?
創竜伝って元々大掛かりな「ギャグ」「パロディ」ですよね?
「ギャグ」や「パロディ」に対して本気で怒ったり、
真面目に矛盾点を指摘しても、外してるだけのような気がする。

board1 - No.168

とりあえず、すみません

投稿者:本ページ管理人
1998年11月19日(木) 18時27分

>いやあこの掲示板、本当につながらないっすね。
>「シリウス」だから地球に対抗して、陰謀を企てているせいかしら(笑)。

本当にこれは申し訳ないです。合併して名前が変わるそうだから、そうなったら落ち着くのでしょうか(とゆーか、落ち着いて欲しい)


>第一、確かにヨーロッパなどでは王や為政者の
>名を都市や建物に付けることが多く、中国その他は少ない。
>が、それは文化の違いというものだろう。中国では古来、皇帝の名前に用いられている字を畏れ多いということで公文書から削ったし、日本でも神聖な「名」(いみな)を避ける慣習はずっと続いたため、為政者の名前をそのまま(神号、謚などは除く)付けた土地はほぼないはずだ。
>だからと言って、別に日本が文字の国であったというわけではない。「名前」というものに対する態度や感じ方が国や民族によって異なっているのは当然で、それを一律に引き比べるのがお門違いというものじゃい。

 鋭いですね。これは思想が右翼だ左翼だという以前の問題ですからね。


>それに文中では、個人名を都市に付けるのを社会主義の特徴のように言っていたが、それは幾らなんでも社会主義がかわいそうなんじゃないか?

というか、創竜伝では根本的に社会主義というものが判っていないんじゃないか? と思える記述をしているので、次の本文でそのへんのあたりを書いてみたいと思います。


>「ウエディング・ドレスに赤いバラ」という吸血鬼ものでは、いわゆるドラキュラのモデルとなったルーマニア貴族に対し一部の歴史家が「国の防衛には功績があった」という評価をしているのを皮肉り、「そういう目的のためなら人を殺してもいいと思ってる人たちだけが、そういう評価をできるのだろう(大意)」と書いている。

 ヴラド公のことですね。この人は、創竜伝でもヒトラーの先駆者だとかまるで悪の代名詞扱い。日本人はヴラドの子孫だそうで。

board1 - No.169

岡田さんへ(創竜伝について)

投稿者:本ページ管理人
1998年11月19日(木) 18時33分

「ギャグ」や「パロディ」だったら「小説」だったら全て許されるでしょうか? 「ギャグ」「パロディ」「小説」と「評論」の線引きはどこで行われているのでしょうか? というようなことを掲示板でも述べているので、ご面倒でも過去ログをご参照ください。

board1 - No.171

田中芳樹の思想

投稿者:カエルサル
1998年11月19日(木) 19時19分

要するに田中氏は「日本民族は優秀だと勘違いしている劣等民族で天帝の御加護を受けた世界一優れた中華民族に迷惑をかけても日本人のくせに井の中の蛙でイイ気になって反省もしない。キリスト教圏は世界征服をねらう傲慢な植民地主義征服者。日本腐りキッテドーショーもない。まじめに働いても大企業に搾取されるだけ。政治に関心を持ってもなんの意味もない。日本人は豚で馬鹿だからドーデモ良いとして野蛮な劣等民族に苦しめられた偉大な中国人や韓国人にどうぞ受け取ってクダセイ、靴の裏でも舐めマサア、と身の程をわきまえて金を差し出しそのために日本が損のしても良い。いや、日本はくそみてイな国だからちょっとずつでも日本が滅ぶように努力しなければいけない。それが下等なな日本人の義務だ。」トカ言う考えを洗脳しようとしてるのカモ。それで最近「まじめに勉強するのはダサイ。会社人間になりたくないじゃん。政治や経済なんてどうでもイイじゃん。日本がどうなろうと毎日たのしけりゃあ。いざとなったらアメリカ逃げるよ(笑)」とか言ってるヤツ増えたのかも。田中芳樹はフリーターの影の支配者?

board1 - No.178

いや~最高!

投稿者:仕立て屋
1998年11月19日(木) 20時13分

いつも楽しく拝見させていただいてます。
管理人さんの165の文章の中にナポレオン文庫のくだりがありますが、ひとこと言いたいです。”なんでそんなん知ってんねん!”いや~、や・り・ま・す・な~。今度、本屋でチェックしとこっと(←チェックするんかい!)。
 あと、ミニ田中芳樹といえば、伏見健二も政治批評臭さはないですけど、言い回しが似ています。っていうか、確かに最近、特にファンタジー系でミニ田中芳樹が増殖してますよねぇ。でも、私自身、ファンタジーをこのんでよんでますけど、、。最近の私のお気に入りに佐藤大輔、洋物でR.ジョーダンの”時の車輪”シリーズなどが、結構はまってます。そういえば、時の車輪の後書きに田中芳樹が文章を寄せていたっけ。”これは、典型的な道中ものファンタジーでそれ系の好きな人には文句なくお勧めできる、云々”と書いていたとおもいます。私個人の読後の感想では確かに素晴らしく、お勧めできますが田中芳樹の言い方が、なんか偉そうな言い回しでした。(おいおい、R.ジョーダンは全米ではベストセラー作家やぞぉ、君、何並んだつもりで偉そうなことぶっこいてんねん)まあ、暇な人はチェックしてみてください。
 最後になりますが、管理人さんにはこのようNな楽しい場を提供していただいて、大変感謝しております。これからも、ちょくちょく見に来させていただきますのでお体に気を付けてがんばってください。

board1 - No.179

RE:171

投稿者:やぶにらみ
1998年11月20日(金) 00時44分

カエルサル様。

前半部分はともかく(?)、後半部分はちょっと納得いかないですね。田中芳樹はむしろ「この日本をなんとかしろー」と叫んでいるわけで、日本を滅ぼそうとは思ってはいないでしょう。むしろ田中マニアには受け売りで世直し論をぶつ迷惑者の方が多いんじゃないかと。
その点は小林よしのりマニアともだぶるな。カエルサルさんの文章の、日本と中国を入れ替えると「小林よしのりの思想」の、ある種の要約にはなりますしね。いや私も、二人の論争は見てみたいです。

board1 - No.180

当掲示板の田中芳樹ファン

投稿者:やぶにらみ
1998年11月20日(金) 00時47分

なんだか、田中芳樹ファンに限って、管理人氏の批判に対して「小説だからいいじゃない」的発言をしているのは興味深いですね。もっと、真剣な反論を期待しているのですが。て言うか、ファンが「たかが小説」と見下してしまって良いのかな。全然弁護になってないんですけれど。

board1 - No.182

魏衆愚さんへ

投稿者:情報買い
1998年11月20日(金) 02時35分

>魏衆愚さんへ
私がそのとき書き込んだ理由は偶然その名の人を見掛けたので
その情報の存在を公開するためのものでした。
あなたは他人だから実状がよく分からないのは、当然です。
私も、他人ですし、情報屋さんも<書き込みからすると>
そのようです。そのことはここにきている誰もがそう思っています。
つまり、あなたのことを「何をいまさら言っているんだ。当たり前じゃないか。そんなに実状を知りたいのなら自分で調べてろよ。
そいつらの居ているところ書き込んでいるんだし。へんなのはおまえだよ」
と思っていらっしゃるでしょう皆さんが。むしろへんなのはあなただという認識をしていますよ、おそらく。
別に田中氏の事実を究明するなら現場にいけ<そこのページが現場とはわからないですが>というのを支持するつもりはありませんが、決してそれはまったく無意味ではないでしょう、情報操作やうそがあるのなら不自然な個所が出てくるでしょうし。本人に問いただせばそのときの相手の態度等で向こうの性格がある程度わかるでしょうし。ですから、魏衆愚さん知りたいのなら自分で調べられるのをお勧めいたします。納得するまで。

board1 - No.183

あんた何言ってるかわからない(苦笑)

投稿者:魏衆愚
1998年11月20日(金) 03時41分

おいおい、何言ってるか全然わからねえよ。
何一人で盛り上がってんだ?
みんな、あんたが一人でわめいてる事が理解できないから関わり合いになろうとしないんだよ。何で、そんな得体の知れない事をわざわざ調べなきゃいかんのよ?

もしかして、いじめに遭ったのってあんた?

board1 - No.184

ベル氏へ

投稿者:不沈戦艦
1998年11月20日(金) 03時51分

 ちょっと他で忙しかったので遅れました。ご免なさい。

(1)先ずは、田中芳樹が「偏った価値観で小説を書いている」と公言しないのはおかしい、と私が考えたことに対して、あなたは「そんな断りはいらない」と言う訳ですね。まあ、偏った云々は私の印象なので、それはいいでしょう。でも、創竜伝は小説と言い切れますかね?また、言いたい事があるなら後書きで言えばいいでしょう。はっきり言って、小説に作者本人の後書きって必要不可欠のものでしょうか?創竜伝の後書きは結構長かったように思えましたが。文部省に対してキャラクターの言葉としてケチをつけていた事もありましたよね。後書きに関しては、田中芳樹だけに言えることではありませんが(荒巻義雄などもかなり長い後書きを書いてます)。少なくとも、創竜伝は世の中に対する批判じみた事を書きまくっているのだから、自分がよってたつ立場を説明してもいいと思いますが。

(2)田中芳樹が読者に偏った思考を刷り込もうとしているのでは、というのは私の印象です。と、言うのは創竜伝は十代くらいの読者が多かった(少なくとも最初の頃は。今はどうだか知りません)ですよね。自分の事を思い出してみても、十代の頃、色々な知識を持っていたとは到底言えません。そういう若い読者が、創竜伝に書いている世の中に対する批判を事実だと受け取ったとしても不思議はないじゃありませんか。言ってみれば田中芳樹教に染まってしまう訳です。そういう効果を狙って、創竜伝のようなものを書くのはいいことでしょうか。別に小説を読む場合には豊富な知識が必要だなどとは思いませんが、世の中の事がよく解っていない連中に、「中国=善、日本・欧米=悪」のような一元的な価値観を刷り込もうとするのはやめて欲しいと思っています。創竜伝を読んで政財界には右翼軍国主義者ばかりしかいないなどと誤解している中高生はいませんでしたか?

(3)多元的な価値観がある、という事には私も異論はありませんよ。民主主義である以上、良心の自由は当然の事です。悪魔崇拝でも認めなければならないのがその本質です。ただし、社会や公共の利益に損害を与えなければ、ですけど。田中芳樹の考え方を刷り込まれると、現在の日本社会を破壊する方向が正しいと思いこまないかな、と心配はしますが。実際に実行したりしなければ特に問題はありません。

board1 - No.185

Re

投稿者:浅識
1998年11月20日(金) 08時04分

#不沈戦艦さんへ

 不沈戦艦さん、不躾な書き出しに始まる批判に応じてくださっただけでなく、最後はうまい具合にまとめていただき感謝いたします。「結果的には良い論争になったようです」というのは同感です。



#管理人さんへ

147>私はこのようなアンチのページで、田中芳樹派の立場から冷静な議論をされる浅識さんに敬意を払っています。

 ありがとうございます。
 内容への賛否は置くとして、わたしもファンサイトに対して、あえて、「宣戦布告」した石井さんには敬意を払っております。
 もっとも、わたしなんかよりも、黙ってこのページを見ていられる「田中芳樹派」の方々のほうがよほど冷静だとは思いますけどね。

 ただ、「アンチのページで」という点はそんなに気にはなりませんけど。
 ファンサイトのBBSなら肯定意見だけで完結させることもできるでしょうけど、アンチのサイトのBBSが批判一色で塗り固められてますと、それこそ「本人のいないところで悪口を言って鬱憤晴らし」のような状態になりかねないのではないでしょうか。
 少なくとも、わざわざ、ファンの諸氏に対して「宣戦布告」がなされている以上、ファンの立場に立って反論する側が、ただ感情的な反応を示すだけ、というのでは管理人さんとしても興ざめなのではないか、とはROMしていた頃から勝手に思っておりました。


162>まさに掲示板を作った冥利に尽きるというもので、お二人には感謝したいと思います。

 わたしとしましても、議論の場を提供してくださったことに感謝いたしますm(__)m

board1 - No.186

えっと・・・・

投稿者:べっち
1998年11月20日(金) 11時43分

なーんとなくな反論。

「緒言」篇
>作者の主張は、キャラクターに語らせるとか、テーマとして伏流にして流すと
>か、そういうテクニックこそが小説であり、物語だからで
>ある。また、逆にエッセイの視点から見たときにもヤバさがある。
テクニックこそが小説ですか・・・。
誰が決めたんですか?小説なんていくらでも表現方法があるんじゃないですか?
一概に、何とかこそ小説である・・・おかしいですよ、やはり。
エッセイみたい?作者の評論を小説内に入れるのももしかすると、ウン千年後には主流になっているかも知れませんよ。
小説を型に填めちゃあいけませんな(笑)

「1」篇
<正しいもの>
>進歩派(野党・左翼)、少数者、非国民、非権力者、自由、民主主義
<いけないもの>
>保守派(与党・右翼)、多数者、愛国者、権力者、管理、全体主義
ふむふむ~、確かにそうとれますね。でも、創竜伝内では権力者がそれこそ弾劾されてもおかしくないことをやっていますが・・・
いかがなモンでしょうか?あ、かいてありますね(笑)
で、日本に当てはめてみる。
取り敢えず、日本の官僚でそんなことを言う人がいますか?いるんだったら神棚にまつりたいくらいだなあ(笑)
架空と現実を取り違えてはいけないと思います。
トンでもない権力者という仮定を、竜堂始等が扱き下ろすわけですが、仮定を扱き下ろしているわけであって
現実を扱き下ろしているワケじゃあないでしょうに。

「2」篇
> というわけで、これから分かる事実は二つある。まず、
>田中芳樹の中国好きはうわべだけのインチキであること。
>そして、田中芳樹は論語はおろか孔子解説本すらも読んだ
>こともないということ!
この辺は詳しくないです(汗)
でも、まあ前例を二つだけ上げただけで、がたがた言うのはなんだか・・・
まあ、見たところ田中芳樹としては致命的なミスですが・・・・(爆)
うを!なんだか反論になってない。勉強しましょ(激汗)

「3」篇
>彼は、こんな取るに足らない、くだらない社会評論をするために、自分自身が作
>り上げた作品世界の因果律を、整合性を、自らぶっ壊したのである。
因果律ねえ・・・成る程。
で、どうなんですか?因果律ぶっ壊れたからどうしましたか?
創竜伝がいっそう味気なくなったんですか?
>小説の世界観が完全に破綻してしまっている。
「完全」に破綻したと取るためには、どういった解釈が必要なのでしょうか??
まあ、「3」の結論は「整合性がないから、どうなのか」という一文がないからよく分かりませんけどね。

「4」篇
>なにしろ、あくまでも対象は架空の人物で、責任なんかに躊躇せず、
>好き勝手に書けるのだから。
そうですよ。架空の人物なので、架空の人物だから好き勝手言ってるわけですよね。
好き勝って言っているのに鉄槌を下すののどこがいけないのでしょうか?
そう言えば、そんなことをいつぞやの文庫版巻末対談で言ってたなあ・・・記憶あやふや(^^;

「5」篇
> 要は彼はこういいたいのであろう。
>「文部省は子供の個性を圧殺して、画一化することを企んでいる。自由な感性や表現性を抑圧し、小川の流れに
>『さらさら』以外認めない文部省は、軍国主義的ファシスト集団である」
うぁ~!なぜだぁ!!何故いきなり軍国主義的ファシスト集団に結びつくんだぁぁぁ!!
と、雄叫びをあげたところで(笑)ちょいと・・・
認めないから軍国主義的だと、田中芳樹はいつ言ったんですか??
うーん、行間に見えざる文字で書いてあったのでしょうか?(田中芳樹風に・笑)
ちょっと短絡的思考過ぎですなあ・・・(^^ゞ<
もし、文部省が「人と違う表現をしなければいけない」<
と言いだしたら、田中芳樹はどのような反応をするのだろうか。<
れこそ骨折り損の考えですよ。言う訳ないぢゃないですか!!(笑)<

くなってすみません~☆(汗)

board1 - No.187

雑記(<ヲイ)

投稿者:べっち
1998年11月20日(金) 11時44分

雑記と書いたら結構アカンかも(笑)
不沈戦艦さん×浅識さんの論争を見て、とても感銘を受けました。
スゴイです!

それと、作者に知らせる、知らせないは形式的に管理人さんがやるべきではと思いますが。
ネットに繋げない状況かも知れないので、「撃つ!」の内容や「掲示板ログ」をプリントアウトして同封すればなお良いと思います。
・・・・・・思ってるだけですけどね。
知らせても無駄と仰る方もいるようですが、やってみるのとやってみないの差にはものすごいものがありますよ(謎)

また、真ん中寄せ(笑)によって、前よりも多少見やすくなりましたが・・・レスがつけにくくなって・・・(^^;
スタイルシートとか使ったらどうですか?
段落ごとに一行開けたり、強調文字使ったりすれば、さらに見やすくなると思いますがいかがなものでしょうか??

board1 - No.188

RE.仕立屋さん

投稿者:本ページ管理人
1998年11月20日(金) 14時14分

>管理人さんの165の文章の中にナポレオン文庫のくだりがありますが、ひとこと言いたいです。”なんでそんなん知ってんねん!”いや~、や・り・ま・す・な~

うひひひひ( ( ( ( ( ( ^ _ ^ ; )


>。私個人の読後の感想では確かに素晴らしく、お勧めできますが田中芳樹の言い方が、なんか偉そうな言い回しでした

というか、副業は本業をしっかりやった合間にやってくれよ…


>最後になりますが、管理人さんにはこのようNな楽しい場を提供していただいて、大変感謝しております。これからも、ちょくちょく見に来させていただきますのでお体に気を付けてがんばってください。

ありがとうございます。

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