初代掲示板過去ログ

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投稿ログ11 (No.266 - No.291)

board1 - No.266

Re>「お前が戦場へ行け」論

投稿者:小村損三郎
1998年11月27日(金) 23時42分

新Q太郎さん、こんにちは
たいへん興味深い命題なので面白く読ませていただきました。
私自身、小林よしのり氏の主張等を聞く度に,
その一部には賛同しつつも、片方でヤンやジェシカの言葉が脳裏をよぎるのも事実ですからね。(こりゃ完全なマインドコントロール症状だな(^^;))
あ、小林氏自身がどうこうということじゃありませんよ。あの人は銃弾の飛んでくる戦場にこそ行ったことはないけど自分の人生そのものを戦場にしてる人ですからね。
「権力側」「体制側」に寝返ったとされる小林氏がありとあらゆる批判・罵声・攻撃・中傷にさらされ、「反権力」「被支配側」を自任する
田中氏が「自分は絶対に傷つかない所で他者を攻撃し」、良識ある善意の作家として賞賛と尊敬と名誉だけを享受する。
やはり戦後日本の奇妙な「ねじれ」を体現した二人、という気がしますね。

>「創竜伝」韓国で出版
たしか韓国は人口の何割かがキリスト教徒だったと思ったが・・・いいのか?

board1 - No.267

言葉遊びぱぁと2

投稿者:べっち
1998年11月28日(土) 07時31分

>ほつまさん
>個人的には、ポータルサイトによる「選別」は、あまり良くないと思います。
>アクセス数が多い(=関心が高い)ページは、内容を問わずにリンクすべし。
>まあ、どう考えるかはYahoo!の自由ですが。

そうですね。Yahoo!も所詮は人間が運営するんですしね。
でも・・・内容を問わずにだったら、とんでもないアダルトやUGコンテンツとかにも
Yahoo!からリンクってことになりかねませんね。それはコワイ(笑)

>うーんと、たぶん作中で始くんあたりが散々言っていると思いますが、
>言論の自由はとても大切です。
>憲法第21条はシンプルで、言論の自由に一切の制限をつけていません。
>「公共の福祉に反さない限り」とかついてないんですよね。
>まったくもって気高き理想です。おお!世界の誇り!民族の誉れ!
そうですねえ。暗記しろと政経の先生から言われたのを、すっかり忘れていました(自爆)
前の発言の延長線ですが、マスコミが官僚とかを批判するのは、自分たちに不利なことを
官僚や政治が働こうとしているわけであって、それを阻止するために批判している・・・
と考えることも可能ではと思います。

>日本国憲法第21条
>集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
>ttp://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM
・・・このサイト、政治経済の勉強に使わせていただきました(苦笑)
でも、go.jpじゃないんですね~。

>ぼくは、憲法を金科玉条として崇め奉る「戦後民主主義バカ」です。
>どのくらいバカかというと、始くんと一、ニを争うぐらいバカ。
>だから、憲法を原理主義的に解釈するのが大好きです。
>するとあら不思議。
>『創竜伝』の悪口も全然OKという結論にたどりつきませんか。
・・・・あはは、成る程。(笑)
憲法には、確かにそんな風に書いていますね。
あ、私は憲法擁護派なんです。第9条なんて、全宇宙に誇れると思いません?
まあ、自衛隊で有名無実していると言われたら、それまでですが。

>不特定さん(笑)
管理人さんが言ってらっしゃるのですが、
>もし、これで創竜伝のファンの方が不愉快になったとしたら、田中氏がこき下ろしている相手のファンや関係者
>も、同じような思いをしていると想像してください。
田中芳樹氏に批判されている立場の方が苦笑(失笑?)していると思いますよ。
カリカチュアされても無視している私たちのために、反論してくださって有り難うございますと。
まあ、想像ですけど。

ところで・・・
「宣戦布告します」の書き込みが削除されてましたけど・・・
書き込まれたページの管理人さんが消したのかなあ?それだったら感情面で十分分かりますが、
管理人さん自ら消したのであれば、首尾一貫していないという批判が成立する余地がありますね(笑)

またまたところで・・・
このページの位置づけって何なのでしょう?
田中芳樹ファンを救済するサイトなのか、戦争ごっこを仕掛けるサイトなのか、
どっちなのかまだいまいち分かりませんね。
救済だったら、そんなモノ押しつけだ!と反感をそそられるでしょうに。
事実、ココにいますし(爆笑中)

board1 - No.268

>No. 267

投稿者:本ページ管理人
1998年11月28日(土) 09時27分

>田中芳樹氏に批判されている立場の方が苦笑(失笑?)していると思いますよ。
>カリカチュアされても無視している私たちのために、反論してくださって有り難うございますと。
>まあ、想像ですけど。

あっはっは。


>ところで・・・
>「宣戦布告します」の書き込みが削除されてましたけど・・・
>書き込まれたページの管理人さんが消したのかなあ?それだったら感情面で十分分かりますが、
>管理人さん自ら消したのであれば、首尾一貫していないという批判が成立する余地がありますね(笑)

 別に私は消してませんよ。だいたい、アレを自分から消すような事態になったら、このページをたたんでますから。


>またまたところで・・・
>このページの位置づけって何なのでしょう?
>田中芳樹ファンを救済するサイトなのか、戦争ごっこを仕掛けるサイトなのか、
>どっちなのかまだいまいち分かりませんね。
>救済だったら、そんなモノ押しつけだ!と反感をそそられるでしょうに。
>事実、ココにいますし(爆笑中)

 人それぞれに受け取り方が違って当然では?

board1 - No.270

268のれすですぢゃ~

投稿者:べっち
1998年11月28日(土) 09時57分

>人それぞれに受け取り方が違って当然では?

全て、そうですよね。それ故批判がうまれる。
しかし、わざわざファンサイトに対して宣戦布告なんぞする
意味が分かりませんね。それに、この書き込みだと責任回避の匂いもします(笑)
いつだったかの管理人さんのレスで、
救済するサイトでしょ?という問いかけに対して、そうですと答えてらっしゃったと思います。
ファンサイトに対して宣戦布告しといて、救済するなんぞ、
そらちっとばかしおかしいんじゃないかい、と?(笑)
それと、宣戦布告する相手が違う、と言うことについては
どう思ってらっしゃいますか?
批判なりするのであれば、出版社に抗議すればいいでしょう。筋違いもいいところです。

今からでも遅くないと思いますよ。是非、自分の主張に誤りがないと思うのであれば、、田中芳樹先生宛にこのページの
内容を送るべきです。陰口批判も雲散するでしょうに。

それに・・・管理人さん作のフィクション小説を読んだときの反応が楽しみだと思うのは私だけでは無いはずです(笑)

board1 - No.271

早々のレスありがとうございます。

投稿者:小走 洋文
1998年11月28日(土) 15時25分

モリリンさん、カエルサルさん、管理者さん、その他のみなさん、私のようなものの意見にまともに取り合って下さったこと、感謝いたします。
そうですね、きらいなら読むなとか言いながら私のしていることは矛盾していますね。私がこのページを拝見し、評価している点は、管理者の意見の中に、乱暴な言葉や汚い言葉が見えない点です。あるものから人が受ける印象は、十人十色、千差万別、いろんな人が色々と考えているでしょうから、反対意見等が出るのは当然でしょう。きっと私はこれからも、このページを拝見させていただくことが有ると思います。
私には、この掲示板の存在や皆さんの意見、発言を否定するつもりはまったくございません。
そのように受け取られた方がいらっしゃるのでしたら改めてここで言っておきます。
今回、いただいたレスの中で、反論をしようと思うものはございません。すべて、「なるほど」と思わされたものばかり、という意味ですが。自分は正論を言っているような気になっていても、たしかに自己矛盾を引き起こしてましたね。以後、気をつけます。
願わくば、この掲示板が、よそのページの掲示板のように「ケンカの場」にならず、ちゃんとした意見の交換場所というスタンスを保持していけますように。
管理人さん、「~非常に礼儀正しいものです」の言葉、ありがとうございます。

board1 - No.272

言い忘れました

投稿者:小走 洋文
1998年11月28日(土) 15時34分

言い忘れました。
私は、このページの管理者の意図するところは
作家・田中芳樹を「撃つ」ものであって、氏の作品の読者を「撃つ」ためのものではないと信じております。
「お前、田中芳樹なんか読んでるの?バカじゃない?」って言われてもイヤでしょうし、同じように「お前、田中芳樹のよさが解らないの?バカじゃない?」っていわれるのもイヤでしょう?

board1 - No.273

お招き有り難う御座います

投稿者:アッキー
1998年11月28日(土) 16時34分

 石井由助さんのお招きに甘えて、参上させて頂きましたアッキーです。以前もこのページはちょくちょく覗かせていただいておりましたが、書き込みをする機会は逸しておりました。
 私は田中芳樹は高校生の頃既に愛想を着かしておりまして、もはや五年間以上ご無沙汰の人間であり、書き込みをさせて頂く資格があるかは非常に疑問ですが、私から軽く田中芳樹評をさせていただきます。
 彼の小説は(特に創竜伝)は見境のない、思考停止したサヨクのアジに満ちており、国家権力=悪、政治家は醜悪、(大)金持ちは悪い奴等などが露骨なシチュエーションで繰り返されれ、そのデモナイゼーションは見ているだに気分が悪くなって行くものでした。まさに、自分が正義の立場にいる独善思考に陥り、客観的に自己を見えなくなるサヨク型人間の典型例でしょう。
 しかしここら辺は皆さんが十分論じていらっしゃるので割愛します。
 そこで提示板で挙げられていない、田中芳樹批判点を申し上げさせて頂きます。
 彼の小説を読んでいて強く感じるのが、いわゆる”現代文明、科学”への批判です。かつてSF小説というものは、科学技術、理論の発展を夢想しその応用、また実現化したときのセンスオブワンダーを楽しむいうのが主な主題でした。
 しかし、SFは日本においては安保共闘の時に変質してしまいました。公害問題、管理社会の問題化により、科学はその元凶と見なされ”科学は人間の尊厳、自主性を抹殺するものだ”の視点からSFは書かれるようになってしまったのです。安部公房らはその小説に、科学技術のセンスオブワンダーなど書かず(科学を知らないから書きようも無かったのですが)ひたすら未来社会において(勿論、その未来社会とは彼らが考える未来の日本でした。)、人間がその、自主性を奪われ管理される様子を書きました。彼らはそれによって現代文明に警告を与えていたつもりだったのです。だがそれらの多くは単なる時代の変遷による変化を、彼らが古い価値観で悪と決めつけ、その責任を”科学文明”になすりつけたものでした。現在の日本では”科学万能主義”という言葉は単に言葉通りの意味ではなく、”科学技術でしかものを見ず、人の心の作用を考えない視野の狭い人”を表す言葉となってしまいました。今現在も日本人がもつ、科学と言う言葉にふと抱くネガティブなイメージは彼らに起因すると言って過言ではありません。
 田中芳樹はまさに、亡びてもなお今でも日本人の心の中に負のイメージを残し続けている(インチキ)SF作家達の末裔、生きた化石といえるでしょう。お時間のある方は阿部公房の履歴を調べてみてください、(田中芳樹と同様)科学等とは全くかかわりの無い人間とお分かり頂けると思います。
 銀英伝はまあ、科学の無知は目立つものそれほど主張には頭に来るものはありません、もっともこれが”日本の代表的なSF”として海外に紹介されていると考えると顔から火が出るおもいですが・・・。アルスラーンはこれも、露骨な残酷描写に目をつぶればまあいいとしましょう。で・・・問題はやはり創竜伝でしょう。
これが私のさきにあげた、”サヨクのSF”と相通ずることが大いにあることが解って頂けたら幸いです。田中芳樹の小説は一言で言わせて頂ければ”女子”の読み物といえるでしょう。
 ただし、この場合の女子の意味は性別の意味ではなく、”感情の生き物”と言う意味です。世の中の世相を深く考えず、すぐに感情で妄言を掃き続ける田中芳樹の小説にある態度はまさに、女子の読み物であるといえるでしょう。
 かれが、小説の美少年キャラクターばかりを登場させ女性ファンを多く獲得しているのは非常に意味深ですね。(私は男尊女卑主義者ではありませんが。)
 最後に、正直このページを覗く機会は少ないかもしれなせんが、暫くして私がこのページを覗いたとき多少なりとも反響があれば幸いです。

board1 - No.276

更新しました

投稿者:本ページ管理人
1998年11月28日(土) 23時16分

7.トンデモ本の世界
アップしました。

>アッキーさん

 あんなご無礼な勧誘で来ていただき、有り難うございます。

 というわけで、今回はアッキーさんの書き込みに少々触発されています。


 それにしても、例え相手が小説だろうと容赦なくマナ板にのせている「と学会」なんだから、田中芳樹もとりあげればいいのにねぇ。

board1 - No.277

女子の小説

投稿者:カエルサル
1998年11月28日(土) 23時25分

確かに。感情的なのは俺もだけど。(汗)続ファンで読んでるのもいるし。管理人さん>いきなり失礼だけどなんだか最近手抜きしてない?

board1 - No.278

SFについて

投稿者:vladimir
1998年11月29日(日) 11時56分

はじめまして、vladimirです。
本来ここに書く内容では無いよう
な気もしますが、読んでいてあま
りに気になったので。
アッキーさんの書き込みについ
てそれはもおかしいんじゃないか
と感じる個所があります。
SF小説についてのところで特に。

>かつてSF小説というものは、
>科学技術、理論の発展を夢想
>し、その応用、また実現した時
>のセンスワンダーを楽しむとい
>うのが主題でした。

もちろんそういった面もあります、
それがSF独自の魅力となってい
る事は私も認めます。でもそれ
だけでしょうか?それが主題なの
でしょうか?
SFというジャンルにおいて名作
と呼ばれる作品には管理社会や
テクノロジーの弊害をあつかった
ものが数多くあります。
SFにおいては昔も今もは別にバ
ラ色の未来ばかり書かれてきた
訳ではありません。また単純に
時代による変遷の変化を悪とき
めつけその責任を科学になすり
つけようとしてきた訳でもありま
せん。
SFは、人と科学の関係について
もっとも自覚的なジャンルと言え
るのではと私は思います。
少なくとも、単純に肯定したり否
定したりするようなそんな硬直し
たものでは無い。
日本SFが公害問題や管理社会
を扱ったのは、人と科学の関係
について自覚的だったからこそ
です。そういったテーマが書かれ
はじめていた頃、科学万能の未
来像に酔いしれていた一般の人
々はほとんどこれを相手にしてき
ませんでした。
その後、現実にそういった問題が
表面化してきてはじめて騒ぎ出し
たのです。
ですから、SFが科学万能主義に
ネガティブなイメージを植え付けた
訳ではありません。
ネガティブなイメージができたのは
実際に科学万能主義的な考え方
により、様々なネガティブな事が
起きてきたからです。
科学に悪も善もありません。
それを扱う人のあり方が問題な
のでしょう。
科学万能主義というのは、沢山の
問題がある考え方なのです。
それ自体私には科学的な態度と
は思えません。
日本SFがアッキーさんの言う通
りのものばかり書いてきたと仮定
して、科学万能主義にネガティブ
なイメージはできなかったのでし
ょうか?
まともな感覚の持ち主は必ずNo
と答えるでしょう。
日本SFは、科学に安直にネガテ
ィブなイメージを植え付けてきた
のではありません。それどころか、
良質な日本SFは人が科学とどうい
った関係を結ぶかが問題なんだ
よとずっと言いつづけてきたように
思います。

アッキーさんの書き込みをSFを
よく知らない人がよんで、SFにつ
いて誤解してしまうのでは、と思い
ついながながと書いてしまいまし
た。
みなさんはどうお考えでしょうか?

あと安部公房について別に書くつ
もりでいます。

board1 - No.279

安部公房について

投稿者:vladimir
1998年11月29日(日) 13時04分

すみません、下の読みにくいですね、どうも勝手がわからなくて。
ほんとごめんなさい。
えー、安部公房についてですが、この人の作品についてここまで単
純な反応を示した人ははじめてみました。
安部公房を読み返してもう一度考えてみましょう、と言ってそれで
終わりにしたいのですが、それだと批判する根拠が書かれていない
と責められそうなんでちょっと書きます。
科学の知識が無いまま未来社会を舞台に小説を書き、現代文明に
警告を与えた気になっていたSF作家だとはちょっとひどい。
彼の小説においてSFな設定が、
多くみられるのは、彼が効果的に自分の書きたいものを書くための
小道具としてSF的なものを多用したからであり、いわゆる科学万能主義批判をテーマにして小説を書いてきた訳ではありません。
彼は、日本にはめずらしい、ベケット、カフカの系譜につらなる作家
であって、彼について語るのは非常に難しいのですが、それぐらいは
凡庸な私にもわかります。
読むのはたやすいんですけどね。
安部公房の書く小説にはよく古典的な人間像から逸脱した、非常
に奇妙な感覚、感性をもった人達
が登場し奇妙な行動をします。
読み手によっては拒絶感を感じるぐらいの。
しかしそれをもって単純に現代
文明否定ととるのはどうでしょう。
彼の小説においてその奇妙な人は決してネガティブには描かれていません。
どころか安部公房は彼らに対し時に露骨なほどポジティブな描写をします。まるでこうなればいいなあと
思っているような感じで。
彼は古典的な人間像とは違った人間像(かなり過激な)を提示してきます。
あまり書くとだんだん私見の方に走っていて客観性が無くなっていきそうですね。ですが、安部公房という作家はもっとレベルの高い作家ですよと私は言いたい。安直な現代文明否定作家というレッテルは貼
らないでもらいたい、というかそう考えるほうが間違ってるのではって
思います。
安部公房の科学についての知識及び現代文明についての考察については「死に急ぐ鯨」を読んでみて下さい。
純文学作家に対してこう思うはおかしいのかもかもしれませんが、実に
科学的な態度だと思います、ええ。

board1 - No.280

つけたし

投稿者:vladimir
1998年11月29日(日) 13時08分

すみません、「死に急ぐ鯨たち」です。まだ読みにくいですね、ごめ
んなさい。なんかあやまってばっかり。

board1 - No.281

「7」読みました

投稿者:はんべ
1998年11月29日(日) 15時36分

私も8巻を読んだとき「あ、旗の細工の事知らないんだ」と思いました。で、これを読んだときに
「月には空気が無い」 →「写真での月には空気がある」
→「つまりあの写真は月以外の場所(地球上)で撮られたものだ」
→「NASAは、こうした一目で分かる矛盾した情報を公開している」
とNASAへの批判と解釈したんで、管理人さんのようには思わなかったです(^^;
でも「このNASAの話が、物語と何の関係があるんだ?」という認識は同じでした。それだけです。

私はこのページの事を

田中芳樹の書いていることを何も疑わずにいる人に、アンチテーゼ(逆説・・・で訳あってるかな?)を見せるところ

という風に思ってます。だから「そんなに嫌なら見るな」とか「批判する意味があるのか」などという意見は
正直、「なんだかなぁ」と思ってますが・・・・。

告白。私、文章理解度がかなり低いそうです(wだから、意味の取り違いなんかは結構あるんで、
そこのところは指摘してもらえるとありがたいです(^^;でわでわ~。

board1 - No.282

マルチレス

投稿者:本ページ管理人
1998年11月29日(日) 17時39分

>べっちさん

>救済するサイトでしょ?という問いかけに対して、そうですと答えてらっしゃったと思います。
>ファンサイトに対して宣戦布告しといて、救済するなんぞ、
>そらちっとばかしおかしいんじゃないかい、と?(笑)

 まあ、>表現を選ばなければ ということで、そのものズバリではないのですが、確かにそのような面もあるということですね。良くも悪くも共感も反発もすべてをひっくるめて、届かない言葉を羅列しているつもりはありませんから。
 ただ、田中芳樹ファンを洗脳しようとか、そういうのはないです(整体師やMASAYAじゃあるまいし(^_^;))


>それと、宣戦布告する相手が違う、と言うことについては
>どう思ってらっしゃいますか?
>批判なりするのであれば、出版社に抗議すればいいでしょう。筋違いもいいところです。

 救済はしないと思うけど、論争は惹起したいですね。それこそ、陰口では終わらせたくありませんから。だから、正直に(あえて言葉を選ばずに)言うと、田中芳樹ファンの方は論敵になります。もちろん、論敵としての敬意を払うことにはやぶさかではありません。
 そういう意味では、掲示板の議論をこそ見てもらいたいというのが現在の見解ですね。


>今からでも遅くないと思いますよ。是非、自分の主張に誤りがないと思うのであれば、、田中芳樹先生宛にこのページの
>内容を送るべきです。陰口批判も雲散するでしょうに。

 今日送ります。


>それに・・・管理人さん作のフィクション小説を読んだときの反応が楽しみだと思うのは私だけでは無いはずです(笑)

 これは、私も見たい(^◇^)


>小走 洋文さん

>作家・田中芳樹を「撃つ」ものであって、氏の作品の読者を「撃つ」ためのものではないと信じております

 そうですね。私も、小説家中先生の読者を「撃った」ようなことはしたくないと思っています。


>この掲示板が、よそのページの掲示板のように「ケンカの場」にならず、ちゃんとした意見の交換場所というスタンスを保持していけますように。

 ありがとうございます。また、よろしければ来てくださいね。


>vladimirさん

>安部公房について

 無学者は、こういうとき発言が出来なくて悲しいです。ごめんなさい。


>はんべさん

>「月には空気が無い」 →「写真での月には空気がある」
>→「つまりあの写真は月以外の場所(地球上)で撮られたものだ」
>→「NASAは、こうした一目で分かる矛盾した情報を公開している」
>とNASAへの批判と解釈したんで、管理人さんのようには思わなかったです(^^;

 ご意見有り難うございます。こういう解釈も結構ありそうですよね~。


>カエルサルさん

>管理人さん>いきなり失礼だけどなんだか最近手抜きしてない?

 すみません。誰か僕に時間(1日36時間くらい)と金と彼女をください_(._.)_。

board1 - No.283

ベトナム反戦運動?

投稿者:不沈戦艦
1998年11月30日(月) 04時03分

 銀英伝のジェシカ・エドワーズの反戦運動。ベトナム反戦運動から取ってきたものだ、という意見を読みましたが、だとすると田中芳樹の「戦争」に対する認識は無茶苦茶ですな。なるほど、ベトナム戦争はアメリカ人にとっては現実感の薄いものでした。「なぜ、自分たちの夫や息子が、ベトナムなどというどこにあるかも解らないような地の果てに行って死ななければならないのか?」という問いかけに有効に答えられる者はいませんでした。実際、アメリカが南ベトナムを見捨てた後、アメリカの安全が脅かされた訳ではありません。しかし、銀英伝の自由惑星同盟はどうでしょう。ジェシカたちの主張が通って(民主主義の国だから、あり得ない話でもない)同盟が軍縮に踏み切ったらどうなります?チャンスとばかりに帝国軍が侵入してきて、ほとんど戦わずして降伏、という事態に陥るでしょう。そう、自由惑星同盟は、ベトナム戦争当時のアメリカではないのです。北ベトナムは、いくら張り切っても米本土まで攻め込む力は無かったし、目的もアメリカをベトナムから追い出して、南ベトナムを北ベトナムに併合する事だけでした。銀英伝の世界では、自由惑星同盟は、銀河帝国の軍事的圧力に常に曝されています。少しでも油断したらすぐに征服されてしまう、この状況下で反戦運動を行う神経は異常ではないでしょうか。作中の反戦運動家たちは、何を根拠に同盟の安全が確保されていると考えているんだろうか。田中芳樹は、自分であのような世界を拵えておきながら、何でこんなに矛盾した存在を出すんでしょうね。こういうところ、「日本人」だと思いますよ。「日本人は安全と水はタダだと思っている(イザヤ・ベンダソン=山本七平)」。そのままですね。クリスチアン大佐(ちょっと暴力的過ぎますが)をはじめとする軍人たちの反戦運動に対する苛立ちの方が、よっぽど理解できますよ。「こんなことをしていたら、同盟が滅ぶ」って考えるのが普通でしょう。銀英伝を英訳してアメリカ人にでも見せたら、ここのくだりは笑われるんじゃないかと思いますが。

board1 - No.285

お知らせ

投稿者:本ページ管理人
1998年11月30日(月) 07時02分

本日、東京都文京区音羽2-12-21
      講談社 文芸図書第三出版部
               田中芳樹様

宛に当ホームページの案内状を送付しました。

board1 - No.286

ちなみにこのような文面です

投稿者:本ページ管理人
1998年11月30日(月) 10時55分

平成10年11月30日

   田中芳樹 様
   「田中芳樹を撃つ!」管理人                             石井 由助

   「田中芳樹を撃つ!」ホームページのご挨拶

拝啓 時下ますますご隆昌の段、お喜び申し上げます。
 さて、このたび、田中芳樹作品の批評ページ「田中芳樹を撃つ!」(ttp://club.pep.ne.jp/~yusuke.i/index.htm)を開設いたしました。私の田中作品への懐疑を中心として、掲示板ではファンと批判派が毎日のように議論を交わしているページです。
 つきましては、本ホームページのコンテンツをごく一部ですが同封させていただきます。
 ご多忙中とは存じますが、ぜひ一度当ホームページをご覧くださいますようご案内申し上げます。
 また、その旨ご承知おきくださいますようお願い申し上げます。
 まずは、ご挨拶かたがたご案内申し上げます。
敬 具


「田中芳樹を撃つ!」 ttp://club.pep.ne.jp/~yusuke.i/index.htm
管理人 石井由助   E-mail yusuke-ishii@po.teleway.ne.jp
(以下、住所、電話番号など)

board1 - No.288

ベトナム反戦運動…だよなぁ やっぱり

投稿者:本ページ管理人
1998年11月30日(月) 17時03分

不沈戦艦さんの指摘は、非常に鋭いものだと思います。まるで、空想科学読本の軍事版のような趣ですね。
 同盟のモデルは当然アメリカですが、その置かれている状況は、民主主義国としては、むしろ旧西ドイツや韓国に近いものであると思います。

>銀英伝を英訳してアメリカ人にでも見せたら、ここのくだりは笑われるんじゃないかと思いますが。

いや、むしろ韓国語訳をして韓国人に読ませてみたいですね。創竜伝が韓国語化されているということは、銀英伝もされているのでしょうか。
 とりあえず、脅威というものをリアルに捉えている(捉えざるを得ない)韓国人が、日本人と同じような受け取り方をするのか否か、単純に興味がありますね。

 でも、銀英伝はアニメ化されているから、他国に知られている可能性はずっと高いのかも

board1 - No.289

↓ただ

投稿者:本ページ管理人
1998年11月30日(月) 17時38分

「反戦=軍縮」なのか、という議論は残りますね。

board1 - No.290

田中芳樹の反応や如何に?

投稿者:カエルサル
1998年11月30日(月) 20時40分

下の管理人さんや不沈戦艦不沈戦艦さんの書き込みおもしろく見させてもらいました。いや、お二人とも鋭いですね。前にも書き込みましたけど、田中氏の戦略眼や戦争認識レベルは”中国幻想小説”の域をでてないのではないんじゃあと思います。”中国通”を自認してるんだから「孫子」ぐらい読んだのかよ?ッテ感じです。安能務の方がおもしれーんだよ。しかし、ずれているのは田中氏の時代感覚そのものです。何故ならば彼の頭の中身は70年代のままだからです。まず、悪名高い機動隊。今では遙か昔の感じですが学生運動が激しかったそうですね。ゲバ棒を振るう大学生。警棒を振り回す凶悪なツラをした機動隊員。今では日本で目にすることができない光景。今の高校生や大学生が政治デモするなんて共産党が政権とったり、小渕総理が暗殺されるより確率が低いでしょう。間違ってもおきない。やれ人権じゃやれ暴力じゃクレームがつきマクリでしょう。ところが創竜伝の中では不思議と彼らが”活躍”します。日本ほど人権国はないのに、韓国の戦闘警察やインドネシアの治安部隊はさぞかし民主的なのでしょうね。ワールドカップでフーリガンがでてきたら彼らに助けてもらいたいぐらい凶悪な機動隊員。もしかすると、田中氏は学生運動して機動隊にしこたま殴られたのカモ。次にメディア感覚。国民新聞とやらが活躍してますが創竜伝の中には毎日膨大な数が発行される書籍や雑誌メディア、インターネットは眼中にないのか?情報操作するのに政治家の皆さんさぞかし大変でしょうね。あと、ケイタイやPHSもないし、キャラの言葉つかいも古典的に古い。はやりのファッションばかり追いかける若者を批判して「おっくれってるー」とかいうのは戦争にいかなければ非国民と言うのと同じとかほざいてるけど普通「ダッサー」とか言うんじゃないの?創竜伝では冷戦構造が崩壊したばかりでアメリカ軍や自衛隊の”軍国主義”ばかりが書かれてるけど、何年も前からの北朝鮮やインド、パキスタンの軍拡は批評の対象にならないの?なのに消費税とか日本やアメリカの批判なら時事の合わせたのがでるのはどういう訳か?ほんとに同じ世界に住んでるのか。氏は家に閉じこもって新聞しか読んでないのか?批判と小説が融合した結果の”怪奇現象”何だろうか。駄文を読んでくれた人。長くてすみません。

board1 - No.291

>田中芳樹の反応や如何に?

投稿者:本ページ管理人
1998年11月30日(月) 21時18分

 まあ、あの遅筆ぶりですからねぇ。
 小説が遅いというのに、こんなのの返事が速かったらアレだし、小説くらい遅くても(6年とか)困るし、う~む。

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