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- board1 - No.327
関係ないけど
- 投稿者:石井由助
- 1998年12月04日(金) 19時28分
>また現実の保守政治家に、武道の有段者(かなりの達人)が多いことも何がしか影響あるのでしょう(「柔道」金丸、竹下、山崎拓、「剣道」橋龍、宇野など)。だけどなぁ・・・創竜伝にもあったが「ポスターで子供を抱く独裁者が多い」のは「子供を抱くような奴が独裁者になり易いから」ではなく
>「独裁者が、自分の本性を隠すためにプラスイメージの子供を利用したがるから」でしょう。武道と政治家の関係もこれと同じだと思うが・・・
武道の世界が政治家をはじめとする名声や権威に弱いのは、確かに恥部だと思う。橋龍はホントに強いらしいけど、三塚とか小渕なんてホントに強いのか?(確か合気道の高段者)
政治家とか有名人(もちろん、全てではないが)の武道何段というのは、得てして「名誉何段」というものだ。
ホントかウソか判らないが、三島由紀夫は大して剣がうまくなかったが、武道界が三島の名声に「名誉~段」をいろいろと贈ったせいで、いわゆる「ハク」が付いてしまい、それが三島をあのアクションまで追いつめたという説を聞いたことがある。
最近では、どこかの空手の流派がマイケルジャクソンに名誉の高段を与えていたなぁ。やれやれ。
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- board1 - No.328
小ネタ(1)訂正、女の子受け、佐藤健志
- 投稿者:新Q太郎
- 1998年12月04日(金) 19時28分
前の文章(324)で、
>田中作品全体で武道に肯定的
で、引用を切ったら意味が正反対になっちゃう。
>田中作品全体で武道に肯定的な評価がされていることはほとんど無い
です。失礼しました。
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>「元気でかっこいい男の子を4人以上出せば読者にはウケます(by吉岡平)」
>お好みのタイプをどーぞ。という訳です
*ぜひ「モテモテ王国」のファーザー閣下に「竜の化身がもてるんじゃよ!」と言って作戦を実行して貰いたいもんです(笑)。『竜堂一直線』とか。(ううっ寒い。しかも一部の人しか判らん)
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>以降、彼(佐藤健志)の著作を僕は直接見掛けていません。
「さらば愛しきゴジラよ」の後、「幻滅の時代の夜明け」という評論集を新潮社から出していました。ここには確かエイズ論や、「ゴジラ-キングギドラ」「まあだだよ」批判などが収録されていました。
その後、2-3年ほど前まで東洋経済新報から出ている「論争」という雑誌(うわあマイナー!)でメディア評を、コミックボックス関係で「ガンダム」「もののけ姫」
論などを書いていました。
面白いものもあったけど、基本的にネタ切れ、ジリ貧という感じです。特に「正論」に連載されていた「佐藤家お茶の間鼎談」(両親とも一応文化人なのでこんな企画が)の親子共演は「ゴジラとヤマト・・」を銀英伝とするなら創竜伝にあたる噴飯物で、これで彼を読む気が失せた人多いんです。復活して欲しい気持ちは私もあるのですがね。
田中-佐藤論争とか佐藤-斎藤美奈子(「紅一点論」著者)論争なんてのがあれば面白いかも。
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- board1 - No.330
始くんはなぜアカいのか(転載)
- 投稿者:本ページ管理人
- 1998年12月04日(金) 19時40分
以下の文章は、ほつまさんが亀王先生掲示板bis (討論用)
ttp://www2t.biglobe.ne.jp/~mkimpo/cgi-bin4/minibbs.cgi
に書き込んだログより、私(石井由助)が必要な部分を抄録したものです。
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これは、今、思いついたんですが(^^; やおい趣味の女性に人気のあ
るキャラクターのステロタイプに、「辛辣なセリフを吐く美青年」「危
険な薫りのする美青年」ってのがありますよね。政治批評を題材に使っ
たら、辛辣で危険にみえるキャラクターを簡単に演出できるから、その
辺りを計算して、田中さんはキャラクターを設定したんだと思います。
「美青年」が辛辣な口調で「悪党」を論破して、そこに読者はカタル
シスを感じる…と。こむつかしい言葉だと読者がわかんないから、単純
で明快で陰影のない社会批判。
「美青年」の話す内容は、ほんとは「右」でも「左」でもどちらでも
良いけど、東京裁判史観にキミたちは毒されているとか、従軍慰安婦の
強制連行はなかったとか、憲法9条はいらねえんじゃないかとか、徴兵
制度はあった方が良いんじゃないかとか、そういう「右」からの言葉は
大多数の読者をいたずらに不安にさせるので使えない。単に、それだけ
の理由で、始くん(『創竜伝』の主人公)は左翼っぽいんだと思います。
(まあ、作者の趣味もあると思いますが)
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- board1 - No.331
やばい ツボ入った
- 投稿者:本ページ管理人
- 1998年12月04日(金) 19時52分
>ぜひ「モテモテ王国」のファーザー閣下に「竜の化身がもてるんじゃよ!」と言って作戦を実行して貰いたいもんです(笑)。『竜堂一直線』とか。(ううっ寒い。しかも一部の人しか判らん)
今笑ってます(^_^;)
確か、銀英伝は、やってましたよね(勘違い?)
いやいや、ぜひともやってもらいたいっす。
そういや、前に深夜枠でやっていた創竜伝、チャンネル適当に変えていたら突然あの始の顔が映ったのだが、それを見て、友人が一言。
「え、何やってるの? それ、稲中?」
まあ、あの顔だと稲中に見えないこともないが…
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- board1 - No.332
小ネタ(2)ゼッフル粒子、「反・銀英伝」
- 投稿者:新Q太郎
- 1998年12月04日(金) 19時53分
>(ゼッフル粒子の散布により)その中で火器を使用すると引火して自分の
>身も危ないので、火器を抑制するようですが。しかし、よく考えてみると
>もし旧日本軍のように「もうこのまま戦っても負けは確実だから、どうせ
>負けるのなら、相手も道づれだ。」という風にみずから粒子に引火させて
>自爆行為をすることが可能で、あまり効果的なものではないような気がします
>「何故ゼッフル粒子を玉砕戦法に使わないんだ」という件については、
>「ガイエスブルグ要塞のワープ」同様ツッコまないのがお約束です(笑)。
やっぱり、皆そう考えていたのか((((^^;)。
そうだよね、マサカリでやられて絶命しかけてる奴にとっちゃ、最後の力を振り絞って光線銃の引き金を引けば「ローゼンリッター」を全滅させられるし、アンスバッハも指輪に光線銃仕込んでたんだから、卿の遺体にはゼッフルを仕込んでおけば・・・。
第2巻で伝説が終わって、歴史が始まったかもしれん(笑)。
まァこれは、本質的な田中批判とは別の話だから、気楽に考えましょうや。例えば初級シャーロキアンは、銀英伝以上に矛盾の多いホームズ物語にツッコミ入れまくりますが、上級になると「その矛盾を、奇麗に説明する裏設定」を考える様になるそうです。
私は例えば、アンスバッハがゼッフルを使わなかったのは「宮殿には金属探知器のような『ゼッフル警報機』があるのでバレてしまう。殉教を厭わない地球教徒がゼッフル玉砕を出来ず、病弱貴族に任せたのも宮殿に運び込む事は不可能で、有る場所に呼び込むしかなかった為だ」と推理しました。ただ、これだとイゼルローン攻略や、白兵戦でやられた連中の玉砕戦法(をしない事)を説明できないのですが(笑)・・・。
これは、掲示板を読んでらっしゃる田中氏肯定派の知恵もお借りしたい。ヒマネタと思ってお付き合いくださいな。
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>仮に私が同盟の指揮を取るとしたら、ヤンのイゼルローン奪取直後に
>フェザーンへの侵攻を行います。それによって同盟はイゼルローン・
>フェザーン両回廊を押さえた上フェザーンからの借款を棒引きにでき、
>フェザーンの経済力も同盟の国力に取り込めます。当然アムリッツァ
>会戦もありません。その後、皇帝が死んで帝国では内戦が発生する訳
>ですから、適宜に介入すれば、簡単に同盟による銀河の統一がなった
>でしょう。
*誰かに是非やってほしいと思っているのは「反銀英伝」です。これも別に、田中思想への批判という意味ではなく「オリジナルと同じ設定、同じ登場人物のみを使って、同盟の勝利(または和平・停戦)を自然に書けるか」というゲームです。例の「反三国志」みたいなもんですが、あれは言うほど自然な筋書じゃ無かったから・・・。
あんなに同人作家がいるんだから、もうあるかな?私は文才もストーリーテリングの才もないから無理だけど。(ただ、昔考えた所、どうしてもその場合ヤンは何らかの形で同盟の『権力』に近づかねばならなかった。ここに於てヤンの『与党精神』の欠如という、大きな思想問題に関わってくるのだがこれは後日)
*そのほか誰かにやってほしいのは、司馬遼太郎の文体で書く「銀英伝」(「街道をゆく・イゼルローン紀行」でも可)や「アルスラーン戦記」、
横山光輝の絵で書かれた「銀英伝」(横山風の宇宙船にのるラインハルトや、あの書き分けによる将軍達の光景を想像せよ!)
下らん話失礼しましたっと♪。
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- board1 - No.333
ゼッフル粒子なんですけど
- 投稿者:極楽とんぼ
- 1998年12月05日(土) 17時47分
初めて書きこまさせていただきます。
SFオンラインの掲示板を見て冷やかしに来て以来皆様の書き込みを楽しく拝見させていただきます。
さて、銀英伝のゼッフル粒子ですが、同様の可燃性ガスや粒子でビーム兵器を使えなくするアイデアは銀英伝以前にもスペースオペラ系では結構あります。
個人的には映画の「クラッシャージョウ」に出てくるもの(名前を失念しましたが***粒子だったと思う)あたりが元ネタだと思います。
そのほかにも銀英伝のSF小物は大体が過去のSFアニメが元ネタで、しかもあまり科学力が高くないものが多いです。まあ、銀英伝の場合はその辺はあまり考えないで読むのがお約束だと思いますし(そもそも慣性と重力が制御可能+ワープできる条件であんな宇宙戦ができるとは思えない)、ヤングアダルト系のSF小説であの程度の科学力のものは腐るほどあるのでまあいいかなとは思いますが・・
(関係ないけど、棺桶の中に銃って、私は続荒野の用心棒が絶対元ネタだと思う)
しかし、創竜伝の何巻かで、4兄弟総変身して宇宙空間でICBM破壊してた時の描写は、さすがに読んできて脳が破壊されそうになりました(笑)。実はそれ以来田中氏の作品は読んでないので90年代の作品は全然知りません(爆)。
まとまりのない書き込みで申し訳ありませんが、今後ともよろしくお願いします。
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- board1 - No.334
野暮ですけど
- 投稿者:本ページ管理人
- 1998年12月05日(土) 18時55分
>初めて書きこまさせていただきます。
こんにちわ。
>そもそも慣性と重力が制御可能+ワープできる条件であんな宇宙戦ができるとは思えない
そうでしょうね。銀英伝の三次元戦闘の理論などは、重力の影響のある、地球上のWW2のものにも劣りますからね。
結局、銀英伝の戦術は、ナポレオンとか古代中国のものだけど、考え方も状況も異なる古代の戦法が現在に通用するわけがないですね。もちろん、それ以上に未来の宇宙での艦隊戦に通用しない。
戦略は、時代を超えて通用する部分もあるが、戦術は無理でしょう。
このへんは、あの絶対的名(迷)作「孔明の艦隊」に通じるものがあるかも。
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- board1 - No.335
>武道に携わるものの端くれとして思うこと あ、そうそう
- 投稿者:石井由助
- 1998年12月05日(土) 19時28分
揚げ足取りみたいな、しかもくだらんハナシで恐縮ですが、雑談として受け取ってください。
創竜伝で、続が使う、硬貨を指ではじいて弾丸として使う技法を、嘉義少林拳の秘術「指弾」としているけど、「指弾」というのは、日本少林寺拳法の呼び方で、中国武術では「如意珠」と呼ぶはずなんだけど。
まあ、中国武術は流派が星の数ほどあるから、断言は出来ないですが。
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- board1 - No.336
明日にでも更新します
- 投稿者:本ページ管理人
- 1998年12月05日(土) 20時20分
今、図書館からまだ読んでいない田中芳樹の本を借りてきて、読んでいるところなのですが、興味深いのが、銀英伝以前の作品がメインになった短編集「夜への旅立ち」に収録されている「冬木涼平シリーズ」。
オビやカバーには、この作品が創竜伝の原型というので興味深く読んでみたのですが、これが、創竜伝よりもずっと健全で、ずっと真摯で、ずっと面白い。田中氏が明らかに退化&堕落していることが目に見えて判りましたね。
創竜伝の、あの評論じみた文章は片鱗も見せないし、ストーリーや設定も、ずっと考えられていて、創竜伝のような病的な楽天性がないのがいい感じです(創竜伝の主人公のように絶対無欠ではなく「火に弱い」というウィークポイントがあるのが深みがあって面白いし、敵も超人である主人公に勝てないと見るや、友人や家族を標的にしだしたりして、創竜伝のようにおバカではない。そのおかげで、主人公が立場や日常生活を棄てて放浪せざるを得ないなど、とても創竜伝からは考えられないようなストーリー展開は、のっぺりした創竜伝とはくらべものにならない)。未完というのが、つくづく惜しい。作品を未完では終わらせないという強迫観念はこっちに持ってきて欲しいものです。
あとがきに書いてあるのですが、あとがきの著者南里氏が「冬木シリーズ」の続編を促したところ、「あれはねぇ、主人公が真面目すぎて書きづらいんですよ」と田中氏は未完で終わらせた理由を述べたそうです。
なるほど。「書きやすい」創竜伝がああいうカタチになったのは、そういうことだったんですね。
確かに、この冬木シリーズも思想的には創竜伝と同じですが(まあ、当然)、あの得体の知れない評論が無いだけでここまで印象が違うものかと驚きましたよ。これなら、小説の中のことと、認めることが出来ます。思想の立場は違っても、それなりの敬意は保つことが出来る。こんなページをアップすることもなかったでしょうね。
ということで、小説か?評論か?は、明日にでもアップします。
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- board1 - No.337
冬木涼平シリーズ
- 投稿者:とっちゃんぼうや
- 1998年12月06日(日) 10時17分
いやー、おもしろい。ぼくにとっては冬木涼平シリーズはつまらなくてどうしようもない作品で、やはり初期は初期だなぁ、なんて思っていたくらい。そこんところがずれかも。という意味でおもしろい。
だいたい冬木シリーズってどれもこれも(設定も登場人物の口癖も描写も)手垢のついたものばっかりなのでね~。ぼくは田中はまぎれもなく成長していたと思うのだ。1995年以降はどうだかちとあやしいんだが。どれもこれもなんだかそそられなくて読んでいない。『クラン』とか『東京ナイトメア』とかね。
●ちと余談
ぼくは剣道をやっていたが、師範は全員(5人)荒みきった方々ばっかりだったから、ぼくは武道の精神修養の面なんかホラ話としか感じないし、あの田中の武道嫌いぶりは感情移入したっけ。武道をやっていても君子もいれば小人もいる。徳ある人もいれば荒んだ人もいる。だいたいぼくがそこをやめてからしばらくしたらあそこで学んでいた人間が大半暴力沙汰をおこしてしまって、ウムむべなるかな、と内心つぶやいたおぼえもあるしね。
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- board1 - No.339
>No. 337
- 投稿者:本ページ管理人
- 1998年12月06日(日) 21時25分
>そこんところがずれかも。という意味でおもしろい。
たしかに。このへんについては、いろいろな人の意見や感想を聞いてみたいです。
>だいたい冬木シリーズってどれもこれも(設定も登場人物の口癖も描写も)手垢のついたものばっかりなのでね~。
読んだことがないので判らないのですが、「ウルフガイ」のコピーというやつですか?
まあ、多分オリジナルに敵わない類のコピーそうだから、以降の作品でオリジナリティが確立されただけ>ぼくは田中はまぎれもなく成長していたと思うのだ のかも知れないですね(判ってませんが<m(__)m>)
でも、私は物語に書ける姿勢というか、職業意識に於いて、現在の彼は絶対堕落していると思うのです。
>ぼくは剣道をやっていたが、師範は全員(5人)荒みきった方々
>武道の精神修養の面なんかホラ話としか感じない
たしかにこういうのもありますね。特に、剣道などは競技人口の裾野も広いし、スポーツ化もしているからなおさらかも知れません。
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- board1 - No.340
恐縮ですが・・
- 投稿者:まっは竹踏
- 1998年12月06日(日) 21時42分
はじめまして。創竜伝や銀英伝の話題が多いので恐縮なんですがアルスラーン戦記についてです。
高校生の時はじめて読んで、「自分の周りに、無双の曉勇とか稀代の軍師とか絶世の美女とかが続々と集まってくれたらそりゃ楽しかろうなあー」とおもいつつ、多少?のご都合主義も敢えて無視して七巻まで一気に読みました。
その後も九巻まで読んで、次の巻が出るのを楽しみにしていました。
・・そして六年経ち・・
本屋を見ても、九巻までしか置いてない。
ふざけんなー!!!!、何が「十四巻まで出る予定」だ!!、と怒りをおぼえずにはいられません。
やはりストーリーが破綻して書く気が失せたのでしょうか。
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- board1 - No.341
ドラゴンクエスト2ー邪悪なる竜神々ー
- 投稿者:カエルサル
- 1998年12月06日(日) 23時22分
更新したコンテンツの文を見て改めて お隣りの国でおきた「旅客機行方不明事件」も、いつのまにか「旅客機爆破事件」になり、「美貌の女スパイ事件」になり、「拉致された日本人女性事件」になって、さて肝腎の旅客機と乗客はどうなったのやら、ろくに捜索もされぬままに、いつのまにか人々の記憶は薄れてしまったのだ。何と御しやすいマスコミであり、何と忘れっぽい国民であろう……。(創竜伝3巻) ・・・・・。これって北朝鮮による大韓航空機爆破事件?金賢姫さんのこと?いくら何でもこりゃあちゃうやろ。それとも何か、世界の常識のテロ事件はでっち上げで、自分だけが真実を知ってるってか?田中さんよお?だいたい金正日のスターリンも真っ青の人権弾圧や言論統制はOKで公安警察による日本の人権弾圧は世界一。政治家の腐敗と痴態は、(きっと田中氏は千里眼でも持ってっらしゃるのダロウ)詳細に物語で書いて(小説だといわれればそれまでダガ)、国家規模で美しい処女だけを集めてハーレムを作ったりする(ちょっちうらやましい)金正日は一言も書かないも書かない。というより、ソ連、中国以外の東側の人権弾圧は書いてないな。やっぱ北韓は社会主義だから?どうしても日本、資本主義を悪モンにし、社会主義、中国、朝鮮半島を善にしたノにかな?知らない人が読んで真に受けて馬鹿にされなきゃイイケド。それに、”ろくに捜索もされぬままに”ッテ韓国がしてるダロ。3年間東南アジアに出稼ぎに行ってようやく家族にあえる韓国人労働者300人は日本の政治家のスキャンダルごまかしのために犠牲になり、犯人は北のいうトウリ”真由美”とかいう日本人なのか?アハハハ。エヘヘヘ。・・・・・・。くそムカツク。金正日から金もらってるじゃアねーか?日本の政治家が北から金もらってるって聞いたことあるけど・・・・。韓国の人、真に受けるなよー。 俺も空手やったこと有るけどみんないい人だった。根性悪い人も約一名いたけど師範の人がしっかりしてタカラだと思う。その団体によると思います。田中氏は体育系に恨みと侮りとコンプレックスが有るように思える。
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- board1 - No.342
竜堂4兄弟に勝つ理由
- 投稿者:闘うエンジニア
- 1998年12月07日(月) 03時56分
みなさん,レスありがとうございます.
第2巻を読み始めて,最初の数ページでいきなり挫折してしまった闘うエンジニアです.
さて,管理人さんは“いやいや、残念ながらやっぱり無理でしょう”とおっしゃっておられますが,“私があの竜堂4兄弟と闘ったら,現段階において,1対1なら,まず私が勝つでしょう”と言った,その理由を簡単に書いておきましょう.
まず,その第1の理由は,鎌倉の御前なる親父が,中国の何とか言う村で竜族の娘を殺害できたと言うことです.
つまり,あの竜堂4兄弟も無敵ではないと言うことです.
油断すれば充分勝てる相手であると言うことです.
私に言わせれば,竜堂4兄弟の超能力なんて,「心技体」の所詮は技術レベルのものです.
簡単に言えば,いい武器を持っている程度のものです.
使い方がなってないし,どうしようもありませんね.
勝つためには道具を使う前にやっつけてしまうことです.
ついでにいうと,強力な武器ですから,戦うんだったら,使わせないように(あの4兄弟の場合なら)殺すしかないでしょう.
ただし,何らかの方法で超能力を使わずにできるならそうするでしょうがね.
具体的には,私が闘う場合,何知らぬ顔をして近づき,一気に殺します.
あんな,何にも考えず,ディズニーランドもどきのところに行くような奴らの目をあざむくなんて簡単です.
だいたい,日本には銃刀法というのもあるが,本質的に危険なものは持っているだけで罪なんです.
もし,将来,私がかなり強くなって,あんなの(竜堂4兄弟みたいなの)がでてきて,国の偉い人か何かに何とかしてくれとかいわれたら,おそらく殺すでしょうなあ.
しかしまあ,普通の人の武道家のイメージって,「武道と言うものをやっていて,段とか持っている人」のことを言うのか.
なるほどなあ.
私の認識している「武道家」とは大分違いますね.
私にとっては,武道での段持ちはただの“段を持っている人”ですし,武道やっている人はただの“やっている人”と言う認識でしかありません.
私にとっての武道家とは言い方にもよりますが,最低でも「武道を通して悟りを得ようとする人」のことです.
武の道ですからね.
ということで,段持ちの政治家なんて,私の認識では武道家ではありません.
ちなみに言いますが,私の現在,通っている道場において,私が武道家と呼べるのは私とブラジル人の友人(どちらとも現在6級)だけです.
私の先生も,“指導者資格を持っていて,合気道の型のことをよく知っている合気道のうまい人”ですし,他の人は段を持っていようと“合気道をやっている人”に過ぎません.
武道家ではありません.
しかしまあ(何か愚痴ばっかりだが),竜堂家の家訓であるそうな「恩は2倍にして返せ.仇は10倍にして返せ」って,一体何なんだ?
これも主人公達に言わせているんだから,田中氏の思想に近いんだろうが,中国通らしい田中氏は誰の言葉からこんなことを考えたんだろうか?
私の知る範囲,孔子,孟子,老子,荘子,ついでに墨子や陽明学でもこんなことは言っていないだろうが(ちなみに以上は私がちょっとだけ勉強した中国の思想家達,そう言えば荘子はほとんど名前しか知らんな),一体何なんでしょう?
私が,もしこれをいうなら「恩は万倍にして返せ.仇は忘れろ」と言うのだが,はっきり言って田中氏はアホですね.
少なくとも思想的にはいかれています.
(まあ,いかれているのが誉め言葉の場合もあるが,この場合は逆です)
この前も言いましたが,やっぱり,こんなのを読んで喜んでいる奴は駄目ですね.
本当に,どうにか,ならんものでしょうか?
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- board1 - No.343
色々レス
- 投稿者:不沈戦艦
- 1998年12月07日(月) 03時58分
先ずは北村さんへ。
「新造人間キャシャーン」の話はなかなか面白いですね。これ、結構昔の作品ですよね。まだ左翼的平和主義思想が大手を振って闊歩していた時にこんな話を作るなんてタツノコもやるもんですな。昔、「ソ連が攻めてきたら降伏すればよい。それで平和になる」などのタワ言をほざいていた連中に是非見せてやりたかった気がします。その後ソ連の手先となって「戦争奴隷」として使われるかも知れないし、または気に食わないからといって大量に殺されるかも知れない(ポーランドのカチンの森の虐殺は実際にありました)という事が理解出来ない者が見たら、頭から湯気立てて怒ったかも知れません。ま、たかがアニメと思って気にしなかったか、そもそも知りもしなかったんでしょう(私も人の事言えないけど)。ガンダムWの話も面白かったです。どうもZZガンダムで面白くなくなってしまい、その後は見なかったので全然知りませんでした。
新Q太郎さんへ
「反銀英伝」構想なかなか面白いですね。銀英伝の同人は結構あったと思いましたが、話の流れを変えてしまう作品にはお目にかかった事はありません。その意味で、「同盟軍、フェザーンへ侵攻作戦発動」って銀英伝世界の歴史改変は、筋としては面白そうでしょう?作者の不備をついているだけに。誰か書きませんかね。
管理人さんへ
「小説か?評論か?」楽しく読ませて頂きました。まあ、サンピエトロ大聖堂での話などは事実だったとしたらみっともない話だとは思いますが、そこに対する突っ込みもいいですけど、それと「日本の軍事大国化」を無理矢理つなげる論旨の方が問題だと思いません?その両者に何の関係があるのでしょう?その方が不思議ですよ。だいたい日本の防衛費は半分が人件費だって事を田中芳樹は知っているのかな?「日本の軍事大国化」を本気で心配しているのは朝鮮半島の両国くらいでしょうに。アメリカの方はどう考えても日本に対する牽制だし、中国の方は明らかにポーズと思えますからね。それとも、「泥棒には他人が泥棒に見える」のかも知れませんが。
また、政治家の汚職や疑獄事件を覆い隠すスパイ逮捕や過激派より、ミサイルが飛んできて防衛論議が活発になるかと思ったら、防衛庁とNECの疑惑が出てきてテポドンが不問に近くなる方がよっぽど不気味ですよ。こういったものは多分田中芳樹の目には入らないんでしょうね。仮に今後創竜伝で取り上げるとしても「人工衛星をミサイルと言い立てて軍事力を増大させようとする日本政府の陰謀」とでも書かれそうな気がします。まるっきり「左翼」の論理ですね。「旅客機行方不明事件」がいつのまにか「旅客機爆破事件」にって、アホな事書いたもんです。当時の社会党の言っていることをまともに信じ込んでいたんでしょう。物の考え方にバイアスがかかっていると事実認定も出来なくなるといういい見本です。最後のアメリカ副大統領のくだりは、確か「徴兵逃れ」を「卑怯者」としてかなり追求されたように記憶していますが、その辺は田中芳樹の目には入らないのでしょう。地位や財産があろうとなかろうと、(アメリカの)正義不正義については厳しい、という事が解らないんでしょうね。それにおそらくベトナム戦争については批判的なスタンスを取っているくせに、「ベトナムに従軍しなかった」事を非難しようとは、何様のつもりなのでしょうかな。かえって、彼の立場なら「ベトナム人民の虐殺に寄与しなかった良心の人」とでも誉めてあげればいいのに。
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- board1 - No.344
レスと「8.」の補論
- 投稿者:本ページ管理人
- 1998年12月07日(月) 07時10分
>それと「日本の軍事大国化」を無理矢理つなげる論旨の方が問題だと思いません?
8.で挙げた文章は、よく読むと非常に味わい深い(笑)文章です。するめのように何回でも楽しめます。
>インドネシアの大統領は、日本の防衛庁長官に、「軍事力で勝つような時代ではない」と忠告した。
このインドネシアの大統領って、この間の「民主的」な政変で失脚したあの人でしょう? まあ、非民主的な人の言っていることだって総てが間違っているわけでもないって事?
その一方で、「なぜ日本が昔のことを謝罪し続けるのか理解できない」と発言したマレーシアの首相(マハティール氏だよなぁ)を「平和的なデモを弾圧する反民主的な権力者」という、発言と関係ない一点でもって、その発言の内容を黙殺した田中氏らしくないですね。
>それと「日本の軍事大国化」を無理矢理つなげる論旨の方が問題だと思いません?
このあたりについては、次回の「日本人論」で詳しく取り上げてみたいと思います。
>金正日は一言も書かないも書かない
いちおう書いていますよ。本当に「いちおう」って感じですけど。
>・・そして六年経ち・・
>本屋を見ても、九巻までしか置いてない。
>ふざけんなー!!!!、何が「十四巻まで出る予定」だ!!、と怒りをおぼえずにはいられません。
読者もですけど、角川や担当の編集者がマジで可哀想ですね。田中氏は、他人の痛みが理解できないヴラド型人間なのでしょうか?
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- board1 - No.345
「8.」から
- 投稿者:本ページ管理人
- 1998年12月07日(月) 07時16分
「おれは否定しているんじゃない。批判しているんだ」
「ところが世のなかには、否定と批判の区別もつかない奴らがいるのさ…」
素晴らしい言葉ですよね。このページの座右の銘にしたいと思います(笑)。
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- board1 - No.346
6年か・・・
- 投稿者:小村損三郎
- 1998年12月07日(月) 14時03分
マッハ竹踏さん、こんにちは
>その後も九巻まで読んで、次の巻が出るのを楽しみにしていました。
>・・そして六年経ち・・
>本屋を見ても、九巻までしか置いてない。
>ふざけんなー!!!!、何が「十四巻まで出る予定」だ!!、と怒りをおぼえずにはいられません。
この点はさすがにプロとしての姿勢が問われる所ですね。
田中芳樹ファンでも弁護する人はいないでしょう。売行きが悪くて打切られた訳ではありませんから。
そりゃ出版社に無理矢理書かされたのもあるでしょうが、シリーズ物で完結させているのがたったの2つとはさすがに異常な事態と言わねばなりません。
遅筆と言われてるけど、実は刊行ペース自体から見るととりたてての遅筆というわけではないんですがね。結局生産力に比して戦線を広げすぎた結果各方面で泥沼ににはまってしまっている訳で、なあんだ、自分が「無能・無策」と罵倒している旧日本軍と全く同じじゃん(笑)。
>やはりストーリーが破綻して書く気が失せたのでしょうか。
破綻したから、というわけではないでしょうが、「今書きたいのは中国物だ」というのが本音でしょう。
「タイタニア」、「灼熱の竜騎兵」はもう出ないでしょうね。アルスラーンもかなり危ない。
自らの死期を悟り、肉体の苦痛に耐えながらも大作「私本太平記」を完結させた(かなり端折ったけど)吉川英治の爪の垢でも煎じて呑め!とか。
なお、上記の批判は全て佐藤大輔氏にもあてはまる(爆)。
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- board1 - No.347
はじめまして。‥‥個人的な感想など。
- 投稿者:双樹すずか
- 1998年12月07日(月) 14時46分
はじめまして。双樹すずかと申します。
えっと、田中芳樹関連のHPうろついてて(最近新刊出てないから何か情報ないかなぁ、と‥‥)
ここに辿りついて、それから何回かお邪魔していたのですが、はじめて書き込みさせていただきます。
結構皆さん、いろんなこと考えて小説を読んでらっしゃるんですね。私は頭が悪いので(文章力も無いけど‥‥(汗))あんまり深く考えてませんでしたけど、「ここが矛盾してる」とか筋道立てて指摘されるまでよく分からなかったこともあるかも。(頭の悪さ丸出し‥‥うう)
確かに、最近の「創竜伝」は、政治・日本批判とかに終始しすぎてる気がます。なんか「辛口」とか「スパイスが効いてる」通り越して、そればっかりって言うか、読み終わった時の後味とか読んでるときに嫌な感じがします。
小早川奈津子が出てきてから(確かに彼女のせりふは面白いんですが)さらに彼女の言動によってそれが酷くなってるっていうか‥‥。
田中芳樹作品大好きなんですが、彼の作品の一番の欠点って言うのは、「弱者」「少数派」のつもりで過激・極論述べていて、いつの間にか自分が影響力を持ってるとか、売れてるとか自覚が無いところなんでしょうね、多分。
あと、政治家が竜堂兄弟にやっつけられるのとか、描かれる政治家が往々にして単純で利益のことしか考えてなくて‥‥っていうのは、多分に時代劇的なところがあると思います。
悪代官とその手下をやっつける水戸黄門の図とか(最後に印篭が出てくるお約束に対応して、最後は竜に変身して問題解決、だし)?。
敵役が何故か必ず議論に乗ってくるってのもお約束だし、少しキャラクターが説教臭いのも時代がかった台詞回しも「時代劇」って感じがして、私は結構好きなんですけど(笑)。
戦争の見方に関しては‥私の頭が悪いのと、高校時代の教師が田中芳樹氏の数倍過激だったこともあって、コメントは避けます(笑)。
それに、竜堂兄弟って一応中国人な訳ですし、話の筋からも中国寄りな見方は(被害者としての)仕方ないんじゃないかなぁ、と。
「それを本気にする人もいる」っていわれるのももっともですが、歴史・時代小説の類も主人公サイドの見方で話が進みますから、(三国志演義だって、思いっきり劉備よく描いてますし、どこまでが創作でどこまでが史実なのかわからない所もありますし)ある程度は仕方ないと思うのですが。
田中芳樹作品で中国に興味を持ったせいで多分にひいきしてますが、彼の作品って、どっちかというと文章が女の子向けでしょ?歴史関係の本読んでると「女の癖に」敵発言されてきた者としては、市民権得たみたいで嬉しかったんですけど。
あ、なんだか長くなってしまいましたが、批判ばっかり多く聞かれるようなので1ファンの感想など書きこませていただきました。バカな女の独り言なんで、聞き流してやってくださいませ。
それでは。