初代掲示板過去ログ

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投稿ログ10 (No.249 - No.265)

board1 - No.249

やっぱりあれが本名だったのか

投稿者:小村損三郎
1998年11月26日(木) 13時40分

>>関係ないけど、田中さんの本名「田中美樹」。字面だけなら「亀井静香」に匹敵しますな。

>ダ・ヴィンチでそのことを知ったときは、ちょっとばかしショックでしたね。

実は私田中氏と同じ大学の出身なんですが、OB会名簿でこの名を見た時は驚きました。
卒業年度から見て田中芳樹だろうと思ったのですが、やはりそうだったのか・・・

board1 - No.250

マルチレス

投稿者:ほつま
1998年11月26日(木) 16時31分

べっちさん>しかし・・・・COOL!付くでしょうか(^^;

 ん、これはCoolはつかなくてもいいんですよ。Infoseekで「田中芳樹」だとヒット数が多すぎるんですよね。2500件ぐらいヒットして、ここが表示されたのは3ページ目でした。熱心な探索者でない限り、3ページ目は見ないと思います。
 それに、Infoseekやgooは、一般向けのインターネット本では「マニア向け」と書いてあることがあります。初心者はやっぱりYahoo!です。だから登録されるだけでいいんです。(でも、Cool欲しいよね(笑))

参考?:ttp://www.yahoo.co.jp/Computers_and_Internet/Internet/World_Wide_Web/Page_Design_and_Layout/Access_Up/

Kazさんの意見の感想>

 ぼくはこういう状況(作家のアンチページ)で、マスコミ業界の人間(というか田中芳樹周辺)がどのような対応をとるのか、正確にはわかりません。「商売の邪魔になる」と判断するなら潰しに来るだろうし、「そういう対応の方が損」と考えたら何もしないでしょう。ぼくは後者じゃないかな、と思っているのですが。
 アンチページの存在を、田中芳樹周辺が許容するかどうかはなんとも言えませんが、手紙を出して「試してみる」のはおもしろそうですね(笑)。

補足>

 自分のウェブ言論に対する立場を補足しておくと、ぼくは「好き放題やって、その泥は発言者がぜんぶかぶれば良い」と考えています。インターネットが影響力をもつにつれ“やりすぎたヒト”が訴えられるような事も、今後、増えていくでしょう。でも、それは「ヘマをするやつが悪い」と考えています。(^^;
 「自分の遊び場を守る」ため、適切だと思った行動はどんどんとっておくべきでしょう。

board1 - No.251

Kazさんへ

投稿者:仕立て屋
1998年11月26日(木) 23時06分

 はじめまして、仕立て屋と申します
Kazさんの247の発言について思うことを述べます。
>氏の書く小説中でこういう事を書けば話しが盛り上がるとか、伏線になると思えば風刺や多少の誇張も入れるの当然の成り行きではないで
>しょうか。
>そのような諸事情も含まれる中で、ただ読むだけの側からそのような事を言わる小説家やその関係者は「こっちの苦労も知らずに・・・」と
>苦々しく思うでしょうね。

そりゃ小説はエンターテイメントだから、面白くなきゃうそですが、そのための伏線が確定事実でもないことを持ち出したり(南京事件など)、ステロタイプな政治批判をするのはどうでしょうか?実際に戦地で散った人たちとってはそれこそ、くだらない伏線につかわれて苦々しい思いをしてるでしょうね(死人にくちなしって?アハッ)。

>世の中それほど簡単に割り切れたら楽でいいですね(苦笑)
まず言っておきたい。自分の意見に対して批判されることが即、自分自身の全否定に直結させること自体がばかばかしいとおもいませんか?いやなら、毒のない無菌室にでも入って世に書物を売って広めようなどと思わなければ済むことでしょう?そう言う意味で割り切れる割り切れないなんて言ってること自体、的を射ていないと思います(だから、反論の場が必要だって?それは、あとで、述べます)。

>私が言っているのはこのページの事であり、
>このページ以外の他のページ、特に他の田中芳樹擁護派のページの事などどうでもいいですし、眼中にもありません。

この意見には一理あるが、すべての場に反論意見を出さなければならないとしたら、田中氏もたいへんでしょうねぇ(アングラも含めたら、小説書いてる暇がないって?アハッ)。

>私が言っているのは、このページで行なわれている内容が田中芳樹と言う名前にマイナスイメージを植え付けらる人も入るかもしれないとい
>う点で同じで述べたのであって的外れのようには思われませんが。
>田中氏の了解を取ったんですか?

あのう、もしもし?

>仮に田中氏に元々マイナスイメージが定着していると仮定して、
>それならば、マイナスイメージを強調、助長するかもしれない事を本人に相談もなしにしても構わないとでも?
>勘違いしないでください。私は「批判するな」と言っているのではないんですよ。

>そのためには正式な手続きを踏んでもらいたいと思って問題を投げかけただけなんです。

>この点についても、田中氏が何を発言し書いたからといって、何を言われてもされてもいいという理由にならないでしょう。
>ただ、氏が自らの発言などを無視しての言動をとれば自らの権利を守る代わりに氏の「信用」や「イメージ」は崩壊するでしょうがね。

う~んKazさんのファンとしての(ファンだっけ?)気持ちもわからんではないですが、ちょっと感情的すぎない?Kazさんの考えをまとめると、批判されるのはしかたがないと。ただ、批判されるのなら反論する場がなければ、アンフェアだとおっしゃりたいわけですね?つまり、欠席裁判はけしからんということだと解釈します。
 それでは、相手を批判するにはその相手に逐一了解を得なければならないと?しかし、その相手が、”だめ~~、そんな批判はみとめない~~”って言ったら、批判できないのかなぁ。Kazさんはこう言うでしょう。いや、相手に批判をする了解を得るのではなく、あいてに、INFOすることこそが重要なのだ~、って?
 こういう場があるよって伝えることがそれ程重要なことなのでしょうか(特に、田中氏のように権力といってさしつかえない媒体を持っておられる方に)?まあ、田中氏に知らせるとして、果たして田中氏から何かコミットしてくるのでしょうか。”こんな、掲示板みとめないぞぉ!わしの信用ガタ落ちじゃぁ。訴えちゃる~~”なんていってくることは、まずないでしょうがね(氏の主義に反するしね)。つまり、私が何を言いたいのかといいますと、被批判者がオッケーしようがしまいが、こういった掲示板は依然として存在するわけで、掲示板自体の存在意義に疑問符がつくわけではないということです。それとも、了解がえられないと、それが正しい意見でも非合法のレッテルをはられるのでしょうか?ネット社会においてはこうした自由度の高さが醍醐味なのではないでしょうか?だれそれ公認の掲示板だ(支持する掲示板に限らず)~~なんてつまらない。管理人さんが田中氏にINFOするとおっしゃっているのでそれはそれでかまいませんが、”了解とったか?許可はえたのか?etc...”と”そうでないなら、非合法だ”なんていうのはナンセンスだね。
以上!!ってか

board1 - No.252

この場所について

投稿者:やぶにらみ
1998年11月27日(金) 01時44分

率直な疑問なのですが、このページの存在は、それほど田中芳樹に対して失礼なのでしょうか。

確かに「宣戦布告」などやったようなので、良い印象を持たれていない人も多いでしょう。しかし、内容はとても紳士的で慎重だと、少なくとも私は感じています。

現に、こうして掲示板を設けて広く意見を求めてもいますし、氏の田中批判に納得がいかなければ、書き込めばいいのです。どのみち論議のある事は良いことでしょう。私も疑問に思った点は意見しますし、その都度管理人氏から回答をいただいています。

管理人氏がどう考えて運営しているのかはともかく、田中支持派の人達なら、この場所を「世にはびこる反田中派の意見に反論するサイト」として逆利用することだってできますしね。

単純に、反田中の看板を上げているだけで失礼だという意見もあるかもしれませんが、変に中立を装われるよりも、自身の立場を鮮明にしている方が、私としては、ありがたいのです。


関係無いけど「死人にクチナシ」てのは南京虐殺の犠牲者にこそ使われるべきだよなあ。日本も中国も、政治の材料に使わないでおくれ。

board1 - No.253

>Kazさん

投稿者:本ページ管理人
1998年11月27日(金) 04時11分

>ありがとうございます。
>これでまた問題を投げかける側から気楽な傍観者に戻れます。
>
>とういう訳で当初の目的は達成できたので撤収します。


 ということで、私としても、異論や反論はありますが、とりあえず、これでこの話題は一度完結したいと思います。

 何はともあれ、議論の提起はありがとうございました。

board1 - No.254

雑感(というかウザいこと)

投稿者:本ページ管理人
1998年11月27日(金) 05時03分

>「商売の邪魔になる」と判断するなら潰しに来るだろうし、「そういう対応の方が損」と考えたら何もしないでしょう。ぼくは後者じゃないかな、と思っているのですが。

「帝王」ゲイツ殿だってMSのアンチページやパロディ商品を容認しているのだから(興味すらないだけか?笑)、「民主」自認の田中氏には当然後者であって欲しいですね。

ただ、前者であっても、私はページをたたむつもりはありませんけれども。

> 自分のウェブ言論に対する立場を補足しておくと、ぼくは「好き放題やって、その泥は発言者がぜんぶかぶれば良い」と考えています。インターネットが影響力をもつにつれ“やりすぎたヒト”が訴えられるような事も、今後、増えていくでしょう。でも、それは「ヘマをするやつが悪い」と考えています。(^^;
> 「自分の遊び場を守る」ため、適切だと思った行動はどんどんとっておくべきでしょう。

 全くその通りであって、最後は自分の主体性が信じるべきものだと思います。結局は自己責任というか、覚悟をもつことでしょうね。
 だから、仕立屋さん(おおっ、なんて敬称がしっくりくるHNだ!)が、
>つまり、私が何を言いたいのかといいますと、被批判者がオッケーしようがしまいが、こういった掲示板は依然として存在するわけで、掲示板自体の存在意義に疑問符がつくわけではないということです。
 と述べてくだされたように、自分の意志と責任が許す限り、私はこのページを続けていきたいと思います。


>単純に、反田中の看板を上げているだけで失礼だという意見もあるかもしれませんが、変に中立を装われるよりも、自身の立場を鮮明にしている方が、私としては、ありがたいのです

 私は、完全に公平な批評というのは幻想だと思っています。人間が書いている以上は、偏らざるを得ないでしょう。
 人がわざわざ公平を心がけるのは、自分の論理に説得力を持たせる為です。何故なら、自分の思想が、自分自身にも当てはまる不偏なものである証明になるからです。
 私は、このような実利的な公平は心がけますが、立場的にはあくまでも反田中芳樹であることを明らかにしておきます。


>確かに「宣戦布告」などやったようなので、良い印象を持たれていない人も多いでしょう。しかし、内容はとても紳士的で慎重だと、少なくとも私は感じています。
>
>現に、こうして掲示板を設けて広く意見を求めてもいますし、氏の田中批判に納得がいかなければ、書き込めばいいのです。どのみち論議のある事は良いことでしょう。私も疑問に思った点は意見しますし、その都度管理人氏から回答をいただいています。

ありがとうございます。


>以上!!ってか

どうもッスσ(^◇^;)

board1 - No.255

田中芳樹はなぜあんなに一神教が嫌いなのだろうか

投稿者:不沈戦艦
1998年11月27日(金) 10時10分

 創竜伝でもそうですが、アルスラーン戦記では特にそうですね。ルシタニアの描写は、まるっきり十字軍。昔の欧州のキリスト教国のつもりなのでしょう。イアルダポート(でしたっけ?)神への熱烈な信仰とともに異教徒を殺してまわる姿はそうとしか思えません。それに対し、文明国として描かれているパルスは多神教だったと思いました。創竜伝でも牛種だか蛇種だか達は、欧米キリスト教文明に寄生しています。作中で中国に対しては親愛なる情を示すのに、欧米に対しては毛嫌いしか抱いていないようにしか思えません。でも、おそらく田中芳樹が信奉しているであろう民主主義(少なくとも銀英伝を読んだ限りでは)は、キリスト教文明から出てきたものです。絶対的な権威である「神」の前には人は平等。この思想はキリスト教からしか出てきませんでした。平等思想も人権思想も、みな欧米製のものです。田中芳樹の愛する中国は儒教。科挙に受かった「士」と無知蒙昧なる「民」には絶望的な差があり、間違ったってここから平等思想や人権思想、民主主義などが出てくる訳はありません。むしろ、無知蒙昧なる「民」どもは政治に口を出す権利はない、という考え方です。欧米についてはあれだけ悪し様に書くくせに、民主主義は肯定し、民主主義につながる思想のカケラも出しはしなかった中国には親愛の情を示す。アルスラーン戦記でも、「絹の国」(誰がどう見たって中国でしょ)は遠方の憧れの文明国。この矛盾はいったい何なのでしょうか。それとも、民主主義など全く支持しておらず、絶対君主が統治する帝政の方がいいとでも考えているんでしょうか。どうもイメージと表面だけの理解で書いているような気がしてならないんですが。

board1 - No.256

イスラームはどう思ってるんだろう?

投稿者:カエルサル
1998年11月27日(金) 13時29分

大伴家持引き出して公安馬鹿にしてるけど、今時「非国民」なんて言うヤツいるか?要するに今のアメリカべったりはだめで昔の、中国に臣従していた日本が良いって訳か。大伴家持公や菅原道真公が葬竜伝読んだら怒るだろうよ。昔から有る「売国奴」ッテね。

board1 - No.257

徹夜明けは辛いのう。

投稿者:べっち
1998年11月27日(金) 14時27分

>ほつまさん
> ん、これはCoolはつかなくてもいいんですよ。Infoseekで「田中芳樹」だとヒット数が多すぎるんですよね。
>2500件ぐらいヒットして、ここが表示されたのは3ページ目でした。熱心な探索者でない限り、3ページ目は見ないと思います。
>それに、Infoseekやgooは、一般向けのインターネット本では「マニア向け」と書いてあることがあります。初
>心者はやっぱりYahoo!です。だから登録されるだけでいいんです。(でも、Cool欲しいよね(笑))

infoseekで2500件ですか。凄いなあ。でも・・・根本的な疑問を呈すると、
登録されるでしょうか?「官僚」「政治」「学術」に対する批判ページは、割と登録されてますが、
個人への批判サイトは・・・??ってな感じですよね。
見たところ、個人への批判は、「神々の指紋」に対するものしかなさそうですね。
しかも、これは学術の範疇か・・・(笑)
登録の確率が、一説では3割と聞いたこともあります。まあ、Yahoo!のサーファーがどう感じるかでしょうね。

ぶっちゃけた話、批判なんぞは公共の福祉(うぁ~、憲法が~)に反するから
するんですよね。ぶっちゃけた話で。さて、田中芳樹は公共の福祉に反することをしているでしょうか??
ぶっちゃけた話につき、レス御免(核爆)

>カエルサルさん
>大伴家持引き出して公安馬鹿にしてるけど、今時「非国民」なんて言うヤツいるか?
いませんよね。(笑)
ぢょーくなんですよ。創竜伝そのものが。ジョークと読めば、凄く楽しいし、
真面目に考えすぎちゃうと、腹が立つかも知れませんね。

board1 - No.258

>田中芳樹はなぜあんなに一神教が嫌いなのだろうか

投稿者:本ページ管理人
1998年11月27日(金) 14時40分

>それとも、民主主義など全く支持しておらず、絶対君主が統治する帝政の方がいいとでも考えているんでしょうか。どうもイメージと表面だけの理解で書いているような気がしてならないんですが。

多分、逆ですね。民主主義を信じているけど、中国について観光客的な興味しか持っていないということではないでしょうか。たとえ中国にどんなに詳しいとしても観光客には中国の一部分しか判らないのですよ。観光客は自分のイメージに適合した部分の現実だけを見ていても許されますが、住民は否応なく現実の光も闇も併せ呑まなければならないですからね。


>イスラームはどう思ってるんだろう?

 確か、イランだかイラクだかが毒ガス兵器を使ったのは、唯一神への信仰という絶対的正義があるからだという記述が創竜伝にあったと思います。
 それにしても、正義Vs正義を批判するなら、ユダヤVsイスラム以上の題材はないと思うのに、どうも取り上げられないのは何故でしょう? やっぱり、ユダヤ人には「ヒトラーに虐殺された」という絶対弱者としての経歴があるからかしらん。ナチス批判や差別批判でよくユダヤ人が使われているし、絶対弱者という正義は、正義相対論をも超越する正義って事なのか?
(以上、今回は根拠なしの妄文です)。

board1 - No.259

べっちさんへのレスと、若干の言葉遊び

投稿者:ほつま
1998年11月27日(金) 16時09分

べっちさん>
>でも・・・根本的な疑問を呈すると、登録されるでしょうか?
>「官僚」「政治」「学術」に対する批判ページは、割と登録されてますが、
>個人への批判サイトは・・・??ってな感じですよね。

 個人的には、ポータルサイトによる「選別」は、あまり良くないと思います。
 アクセス数が多い(=関心が高い)ページは、内容を問わずにリンクすべし。
 まあ、どう考えるかはYahoo!の自由ですが。


>ぶっちゃけた話につき、レス御免(核爆)

 #あ、レスします、ごめんなさい。あまりまじめなレスじゃないです。
 #一種の言葉遊びと思ってください。(^^;

 うーんと、たぶん作中で始くんあたりが散々言っていると思いますが、
 言論の自由はとても大切です。
 憲法第21条はシンプルで、言論の自由に一切の制限をつけていません。
 「公共の福祉に反さない限り」とかついてないんですよね。
 まったくもって気高き理想です。おお!世界の誇り!民族の誉れ!

 日本国憲法第21条
  集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
  ttp://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM

 ぼくは、憲法を金科玉条として崇め奉る「戦後民主主義バカ」です。
 どのくらいバカかというと、始くんと一、ニを争うぐらいバカ。
 だから、憲法を原理主義的に解釈するのが大好きです。
 するとあら不思議。
 『創竜伝』の悪口も全然OKという結論にたどりつきませんか。

#世界はそんなに単純じゃない?うん、確かに(笑)。
#ぼくは理想主義者なんです。始くんと同じようにね。

board1 - No.260

初めて拝見いたしました。

投稿者:小走 洋文
1998年11月27日(金) 17時39分

まずはじめに2点前置きいたします。1.私は田中芳樹作品のファンです。2.私の発言は管理者や、他の書き込みをなさっている方に対して攻撃するつもりも、非難するつもりもありません。このページを拝見しての感想と、お考えください。
初めてこのページを拝見し、興味深く読ませていただきました。たしかにおっしゃる通りですね。「創龍伝」の政治的な内容の記述に関しては、ファンである私も気になっておりました。
ただ、一つ私が不思議に思うのは、これだけ非難が多いのに、その、非難をされている方々が、どうして、ここまで氏の作品に対して詳しい知識をお持ちなのかということです。氏の作品は「芥川賞」の候補になるようなものではなく、ただのSFまたはファンタジー小説です。
そんなに気に入らないんなら読まなければいいのではないのですか?別に芥川賞作品は読む必要があるというわけでは有りませんが。
こちらのホームページにかかれている内容には
納得させられる個所も多いですし、よくできたページだとは思います。ただ、一つだけ苦言を言わせてもらえば、人が何を読んで、そこから何を考えようと、その人の責任ではないのでしょうか?その書物に共感できなければ、あるいは、面白いと思わなければ、読まなければいいのであって、わざわざ、非難するようなことではないのではないでしょうか。どう思われるかは解りませんが、私は、創龍伝の中に書かれている、政治思想に共感を覚える部分も有ります。面白いと思っているから、おそらくこれからも購入するでしょう。読みたい人は、何を言われても読む、イヤな人は読まない、これでいいのではないですか?
管理者氏の書かれている内容から、まるで「田中芳樹なんか読んでる奴はバカだ」と言っているような印象を受けます。事実、「中先生」を題材にした小説にそういう言い回しがでてきますね。田中芳樹の作品に意見するのは結構ですが、それを読んでいる読者までバカにするのはいかがなものでしょうか。
脈略もなくダラダラと記載してしまいましたが
もし管理者氏の意図を私が誤解している部分がございましたら、お許しください。

board1 - No.261

「お前が戦場へ行け」論(214続き、長文)

投稿者:新Q太郎
1998年11月27日(金) 19時23分

214の続き、「お前が戦場に行け」という議論」少し重複するし、これの参考にした浅羽通明氏の論文を管理人さんに送ったので、もっと整理されて紹介されることもあるかもしれない。ここでは自分なりの考えも含め、まとめて書きます。

-----------------------

銀英伝で重要なヒロインになるジェシカ・エドワーズがトリューニヒトに「私の婚約者は戦場で死にました。あなたはどこにいるの(自分は戦争に行かないの)?①、要約」と尋ねるシーンがある。これと同じ論理はヤンへの査問委員会
(「主戦派の政治家、官僚、文化人、財界人で『愛国連隊』でもつくり、いざ帝国軍が攻めてきた、というとき、まっさきに敵に突進なさったらいいでしょう。まず、安全な首都から最前線のイゼルローン要塞内にご住居を移されたらいかがです?場所は充分にありますが」③、p154)
など、また創竜伝でも繰り返し繰り返し登場してくる。この議論、確かに単純なだけに素朴で強い説得力を持ち迫ってくる。私とて感情的には「その通り!」と思ってしまう。しかし、その議論は本当に正しいのか。(以上、214を再録)

まずジャブから。権力者や言論人、またその家族が、その主張を自ら実践すべきというご意見は大したものである。・・・さてところで田中氏、創竜伝中で発展途上国に赴きボランティア活動をする人々を称え、「彼らこそ日本の誇り」なんてな事をおっしゃっておられる(どこだったかなあ)。
・・・当然、田中氏は自ら途上国に赴いて、泥にまみれて無償で働いたことがあるのでしょうね(笑)。
「人間の行為の中で、何がもっとも卑劣で恥知らずか。それは権力を持った人間、権力に媚を売る人間が、安全な場所に隠れて(ボランティア)を賛美し、他人には(人道)や(人類愛)を(扇動)して(途上国)へ送り込むことです。」某魔術師の科白を、カッコ内だけ変えてみました(^^:)。

まあこれは無茶な話だ。実際に現地のそこここへ出向くのは田中康夫ちゃんや曽野綾子船舶振興会会長に任せて、田中芳氏は書斎でシリーズの続きを書いてもらい(早く!)その印税を寄付して頂いたほうがよっぽど有益だろう。
それは社長も大臣も基本的には変わらない。彼らは自分の場所でベストを尽くすべきだし(引用は避けるが、始さんが好きな「孟子」にも『為政者も畑を耕すべきか』という論争があったでしょ?)、
それに軍や国家の最高司令官は負けた戦争でも最後まで生き残って、降伏や停戦を自らの権限で決定しない限り、指揮系統を通じた正式な降伏もできず下っ端の敗残兵はひたすら殺されるしかないのだ。知ってるだろう彼もこんなこたあ。


とはいえ、自分や家族の直接的な死を恐れる人々が政治指導者として信頼を得られない、というのは普遍的なものがある。クリントンが徴兵忌避問題で窮地に追い込まれたこともあるし、毛沢東や乃木将軍、ドール、ブッシュ、ネタニヤフやベギンなどは家族に戦死者が出たことや戦場で負傷したことを政治的資産にしている政治家も多い。

ただ、よく見て欲しい。これらの政治家は必ずしも平和主義者ではなかった。むしろ好戦的、と言ってもいい人もいる。そして彼らを批判する人が、戦場を経験していない、と言うことも多かったのだ。こういう場合、戦場帰りの人々がこの言葉を投げつける。
「戦場を本当に知らないくせに・・・」「自分が行ってみろ」田中芳樹の作品なら、ハト派の軍人がタカ派の政治家に投げつける科白だが、実際はその逆のほうが多いのである。(ちょっと違うけど映画「アンタッチャブル」で違法捜査を咎められたコネリーが一言「シカゴへ来てみるんだな」と答えるのを想起されたい)

山本七平(彼こそ『本当に戦場へ行った人』だ)はこういう発想を「生きながら死者の特権を持つ」とし、これこそ帝国陸軍の支配と権力の源泉だとした(「一下級将校の見た帝国陸軍」文春文庫)。キサマ、死ぬ覚悟があるのか、ないならダマットレ!というのが如何に危険であるか。
これは田中氏自身も「スタジアムの虐殺」時の、ジェシカとクリスチアン大佐のやり取り(「死ぬ覚悟があれば、どんな酷いこと、愚かな事をやってもいいの?」)を見る限り気が付いていた筈である。ただ、惜しむらくは田中氏は、クリスチアンの論法とヤンの論法の共通点には気が付かなかったようだ。
(おわり、かな?)

board1 - No.262

小走洋文さん>

投稿者:カエルサル
1998年11月27日(金) 19時29分

反論。  1、田中芳樹氏にだまされて汚染された人が現にいて田中氏に対抗するためページに目的が有る(はず)2,批判するなら少しぐらい読んでないとならない。(ッテいうかちょっと前まで創竜伝信じてた)3,田中芳樹は自分の思想や都合に反するものを悪魔かし、批判対象の組織の構成員(たとえば日本の国民)を侮辱リまっくッてる。4,脈絡のないだらだらの構成のギャグ小説が葬竜伝。 以上

board1 - No.263

同じく小走洋文さんへの反論

投稿者:モリリン
1998年11月27日(金) 20時39分

はじめまして。モリリンといいます。よろしくお願いします。>ALL


>小走さん
小走さんは「イヤなら読むな&わざわざ非難するな」と書かれましたよね。
小走さんの意見は究極的には正しいと思います。しかし、この掲示板での発言として適切であるとは思えません。
この掲示板は「田中芳樹のファンとアンチ田中芳樹が互いに意見を交換しあう場」です(あくまで僕の認識ですけど)。従って、この掲示板で「イヤなら読むな、非難するな」と発言する事は、「アンチは黙ってろ!」と発言する事と等価です。
それはこの掲示板を読んでいるすべてのアンチ田中芳樹派、およびこの掲示板の存在自体に対する攻撃につながりませんか?

それと、もう一点。
小走さんの発言には重大な矛盾が含まれているように思います。
小走さんの「イヤなら読むな、非難するな」という発言を、自分自身に当てはめてみて下さい。
小走さんがこちらのホームページを読んで、気に入らない(または、間違っている)と感じても、わざわざ掲示板で非難する必要は無いという事になりませんか? イヤなら読まなければ良いんだから。
これって、やっぱりおかしいですよね。

おっと、大事な事を忘れてました。
小走さんは、ここのホームページの内容に興味を持っているし、ある程度評価しているからこそ、敢えて苦言を呈しているわけですよね。
その事について、僕は文句を言うつもりはありません。正しいことだと思います。
しかし、小走さんと同じ事がここの管理人さんについても当てはまるんじゃないですか?
管理人さんも、田中芳樹の小説をある程度は評価している(銀英伝とか)からこそ、敢えて苦言を呈しているように思うのですが、どうでしょうか?

以上のような理由で、僕は小走さんの意見がこの掲示板の発言として不適切だと判断しました。
もし小走さんに、この掲示板の存在自体を否定しようという意思が無いのであれば、先ほどの発言を訂正して下さい。そしてその上で、この掲示板での議論に参加していただきたいのですが、どうでしょうか?


それと最後に、小走さんの発言についてもう一つだけ。
>管理者氏の書かれている内容から、まるで「田中芳樹なんか読>んでる奴はバカだ」と言っているような印象を受けます。事実、
>「中先生」を題材にした小説にそういう言い回しがでてきますね。
小走さん、この発言で墓穴掘っちゃいましたよ。管理人さんの思うツボです。

#この続きは、管理人さんに任せます。後はよろしく>管理人さん

board1 - No.264

>初めて拝見いたしました。

投稿者:本ページ管理人
1998年11月27日(金) 20時43分

こんにちは。

>このページを拝見しての感想と、お考えください。
>初めてこのページを拝見し、興味深く読ませていただきました。

ありがとうございます。


>ただ、一つ私が不思議に思うのは、これだけ非難が多いのに、その、非難をされている方々が、どうして、ここまで氏の作品に対して詳しい知識をお持ちなのかということです

これに関してはお互い様と言ったところで、田中氏も随分と嫌いな相手を研究しているようですよ(創竜伝を読んだ限りだと)


>氏の作品は「芥川賞」の候補になるようなものではなく、ただのSFまたはファンタジー小説です。

ですが、凋落が指摘されて久しい純文学の頂点より、とにかく若い人間に売れている創竜伝の方が社会的影響力が大きいと思います。


>まるで「田中芳樹なんか読んでる奴はバカだ」と言っているような印象を受けます。事実、「中先生」を題材にした小説にそういう言い回しがでてきますね。田中芳樹の作品に意見するのは結構ですが、それを読んでいる読者までバカにするのはいかがなものでしょうか。

 これに関しては、フィクションと断った上で、確信犯的に書かせてもらいました。特に、最後の編集者の会話は、創竜伝の俗物役の会話の名詞を変えただけなのですよ。あえて、創竜伝の表現の「えげつなさ」がどのようなものか相対化したいと思い、あのような表現になりました。
 もし、これで創竜伝のファンの方が不愉快になったとしたら、田中氏がこき下ろしている相手のファンや関係者も、同じような思いをしていると想像してください。


その他の疑問には、掲示板の過去ログが答えになると思います。量を考えると少々心苦しいですが、下手をすると私のコンテンツよりも面白いかも知れませんので、是非ご一読をお勧めします。

board1 - No.265

>モリリンさん >>小走さん

投稿者:本ページ管理人
1998年11月27日(金) 20時53分

>はじめまして。モリリンといいます。よろしくお願いします。

 こんにちは。宜しくお願いします。


>もし小走さんに、この掲示板の存在自体を否定しようという意思が無いのであれば、先ほどの発言を訂正して下さい。

 個人的には、私は小走さんの書き込みは非常に礼儀正しいものですし、攻撃とは受け取っておりません。また、管理人としては発言の訂正は要求しません。そのうえで、反論があったらお願いします。
 私の返答と見解は、先程書いた通りですので。


>#この続きは、管理人さんに任せます。後はよろしく>管理人さん

どうでしたか?

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